JP2000025821A - 液体注出容器 - Google Patents

液体注出容器

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JP2000025821A
JP2000025821A JP10200304A JP20030498A JP2000025821A JP 2000025821 A JP2000025821 A JP 2000025821A JP 10200304 A JP10200304 A JP 10200304A JP 20030498 A JP20030498 A JP 20030498A JP 2000025821 A JP2000025821 A JP 2000025821A
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JP
Japan
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liquid
pouring
cylinder
container
dispensing
Prior art date
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Pending
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JP10200304A
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English (en)
Inventor
Noboru Yashima
昇 八島
Kenzo Noma
憲三 野間
Mitsuo Yamanoi
満夫 山野井
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Kao Corp
Original Assignee
Kao Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 成形性に優れ、内容液を注ぐ際に注出筒にタ
レた液を容器本体に回収でき、内溶液を外壁を超えてこ
ぼすことのない注出具を有する液体注出容器を提供する
こと。 【解決手段】 仕切り板21から上向きに突出した注出
筒22と、注出筒22に仕切り板21で結合された外壁
部24とからなり、仕切り板21に液体回収用の開口2
5が形成されている注出具2を具備し、注出筒22の外
周壁面に液体回収用の液体傾斜案内部27が、開口25
に向けて設けられている、液体注出容器1。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、注出に際して生じ
る液タレした液体を効率よく回収できる液体注出容器に
関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来の
注出筒付き注出具は、注ぐ際に垂れた液体が注出筒を伝
わって注出具の底面に溜まる。溜まった液は次回注ぐ際
に注出筒以外の外壁からこぼれ出て、汚いばかりではな
く、液体の種類によっては危険が生じる場合がある。ま
た、従来の一般的な油等の注出筒付き注出具では、液が
外壁からこぼれないように、タレた液用の受け皿はある
ものの、内部に戻すための穴がないため、外壁からタレ
てしまう場合がある。
【0003】そこで、このような液体のタレをなくすた
めに、例えば、実開昭62−143655号公報におい
ては、液注出用の注出筒に、該注出筒をその肉厚方向に
2分する溝が形成されている注出筒キャップが、提案さ
れている。しかし、この提案に係る注出筒キャップは、
成形が困難であり、また、内容物が高粘度の液体である
場合には、該溝により案内することができず、底面に落
ちてしまい、再度注出を行う際に外壁部からタレてしま
うという問題がある。また、実開昭62−130027
号公報においては、タレた液を受け入れる流入口を有
し、一端側が該流入口に連通され且つ他端側が流出口と
された環状の環流管を有し、容器載置状態において流出
口側が流入口より下方に位置するように斜設された液タ
レ防止容器が提案されている。しかし、この提案に係る
液タレ防止容器においても、通常の使用法のように傾け
て注ぐ場合にタレた液が流入口へ入らない場合があり、
液がタレることが完全に押さえられないという問題があ
る。
【0004】本発明の目的は、成形性に優れ、内容液を
注ぐ際に注出筒にタレた液を容器本体に回収でき、内溶
液を外壁を超えてこぼすことのない注出具を有する液体
注出容器を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、仕切り板から
上向きに突出した注出筒と、該注出筒に該仕切り板で結
合された外壁部とからなり、該仕切り板に液体回収用の
開口が形成されている注出具を具備する液体注出容器に
おいて、上記注出筒の外周壁面に液体傾斜案内部が、上
記開口に向けて設けられている液体注出容器を提供する
ことにより、上記目的を達成したものである。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい1実施形
態を図面を参照しつつ更に詳細に説明する。本実施形態
の液体注出容器1の第1の実施形態は、図1に示すよう
に、仕切り板21から上向きに突出した注出筒22と、
注出筒22との間に液体回収空間23を設けて注出筒2
2を囲繞し且つ注出筒22に仕切り板21で結合された
外壁部24とからなり、仕切り板21の最下部に液体回
収用の開口25が設けられており、注出筒22は、その
上端部22aから仕切り板21の開口25に達する軸方
向の切り離し部26が形成されている注出具2を具備す
る。また、注出具2は、容器本体3に嵌合されている。
注出具2には、内容物たる液体を計量可能となされた容
器封止用のキャップ4が着脱自在に螺合されている。ま
た、切り離し部26の幅は、従来の液体注出容器と同様
の範囲内で任意の幅を採用できる。
【0007】而して、本実施形態の液体注出容器1は、
図1〜4に示すように、注出筒22の外周壁面に液体回
収用の液体傾斜案内部27が、開口25に向けて設けら
れている。
【0008】更に詳述すると、液体傾斜案内部27は、
注出筒22のほぼ全周に亘って設けられ、その両端27
eが注出筒22の下方において切り離し部26に達し、
中央部27dが上記注出筒22の上方において切り離し
部26の反対面側に位置するように形成されている。液
体傾斜案内部27は、注出筒22の外周壁面に段27c
を設けて形成されている。これにより、注出筒22の上
方に位置する肉薄部27bと、注出筒22の下方に位置
する肉厚部27aとが形成されている。
【0009】段27cの高さT1 (図4参照)は、0.
5〜5.0mmとするのが、タレた液の回収性及び成形性
の点から好ましい。
【0010】本実施形態の液体注出容器1は、通常の液
体注出容器と同様に製造し使用することができる。そし
て、本実施形態の液体注出容器1によれば、液体傾斜案
内部27が形成されていることにより、内容物を注ぐ際
に注出筒22の壁外面からタレる液を効率的に容器本体
3内に回収できる。このため、次回の使用時に注出具2
の底面にタレた液が残ることがなく、さらには、外周壁
を超えて内溶液がこぼれ出てしまうことがない。また、
成形も容易である。
【0011】次に、本発明の液体注出容器の他の実施形
態について説明する。尚、特に説明しない点について
は、上述した第1の実施形態と同様であり、上述した説
明が適宜適用される。図5に示す第2の実施形態の液体
注出容器1は、段27cが多段となるように設けられて
いる。本形態においては、2つの段27cが設けられ、
2段となされている。図6に示す第3の実施形態の液体
注出容器1は、段27cが注出筒の外周面にリブを設け
て形成されている。図7に示す第4の実施形態の液体注
出容器1は、段27cの上面側に溝が形成されるよう
に、段27cの上面に傾斜が付けられている。具体的に
は、段27cの上面が、外方が上方で内方が下方となる
ように傾斜がつけられており、ほぼ3角形状の溝が形成
されている。
【0012】
【発明の効果】本発明の液体注出容器は、成形性に優
れ、内容物を注ぐ際にタレた液を注出具の底面に止まら
せずに容器本体内に回収でき、該内容物を容器の外方
(外壁外面)にこぼしたりたらしたりすることのないも
のである。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の液体注出容器の第1の実施形
態を示す斜視図である。
【図2】図2は、図1に示す注出具を拡大して示す一部
破断斜視図である。
【図3】図3は、図1に示す注出具の上面図である。
【図4】図4は、図3のX−X断面図である。
【図5】図5は、本発明の液体注出容器の第2の実施形
態を示す要部断面図(注出筒の軸方向断面図であり、図
4のY部相当図)である。
【図6】図6は、本発明の液体注出容器の第3の実施形
態を示す要部断面図(注出筒の軸方向断面図であり、図
4のY部相当図)である。
【図7】図7は、本発明の液体注出容器の第4の実施形
態を示す要部断面図(注出筒の軸方向断面図であり、図
4のY部相当図)である。
【符号の説明】
1 液体注出容器 2 注出具 21 仕切り板 22 注出筒 22a 上端部 23 液体回収空間 24 外壁部 25 開口 26 切り離し部 27 液体傾斜案内部 27a 肉厚部 27b 肉薄部 27c 段 3 容器本体 4 キャップ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山野井 満夫 栃木県芳賀郡市貝町赤羽2606 花王株式会 社研究所内 Fターム(参考) 3E084 AA04 AA12 AB01 BA03 CA01 CB02 DA01 DB12 DB14 EA02 EB02 FA09 FB02 GA01 GB01 KB01 LA17 LB02 LC01 LD01 LF02 LF03

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 仕切り板から上向きに突出した注出筒
    と、該注出筒に該仕切り板で結合された外壁部とからな
    り、該仕切り板に液体回収用の開口が形成されている注
    出具を具備する液体注出容器において、 上記注出筒の外周壁面に液体傾斜案内部が、上記開口に
    向けて設けられている液体注出容器。
  2. 【請求項2】 上記液体傾斜案内部は、上記注出筒のほ
    ぼ全周に亘って設けられ、その両端が上記注出筒の下方
    において上記開口に達し、中央部が上記注出筒の上方に
    おいて上記切り離し部の反対面側に位置するように形成
    されている請求項1記載の液体注出容器。
  3. 【請求項3】 上記液体傾斜案内部は、上記注出筒の外
    周壁面に段を設けて形成されている請求項1記載の液体
    注出容器。
  4. 【請求項4】 上記段は、多段となるように設けられて
    いる請求項3記載の液体注出容器。
  5. 【請求項5】 上記段は、上記注出筒の外周面にリブを
    設けて形成されている請求項3記載の液体注出容器。
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