JPH01267041A - 印刷機におけるインキ厚さ測定装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、印刷機におけるインキ厚さ測定装置。

に係り、特にインキローラに付着したインキの厚さを直
接測定するに好適な印刷機におけるインキ厚さ測定装置
に関するものである。

〔従来の技術〕

印刷においては、版胴に供給されるインキの多小によっ
て印刷された刷本の色調が変る。このため、印刷時には
、刷本の色をチエツクして、インキの供給量を調整して
いる。そして、印刷に供給されるインキの量は、インキ
ローラに付着して引出されるインキの量に比例する。

このため、インキローラに付着したインキの厚さを測定
し、インキの供給量を制御することが試みられている。

その一つは、インキローラと版胴との間に配置側に投光
器と受光器を配置し、測定ローラに付着、１したインキ
を透過した光の強さでインキの厚さを。

測定する。

他の一つは、絵柄面積率計を使用するもので、。

予じめ印刷すべき絵柄の見本を所幅に区分けして１、各
々の幅の中に所要の色がどの位いの割合で入８．。

でいるかを求めておき、印刷中の刷本の同じ色の割合金
求めて見本と比較して、インキの厚さの過。

不足を判断するものである。

〔発明が解決しようとする課題〕

前記インキを透過する光の強さによシインキのｉｌｌ厚
さ金側るものでは、例えば、黒インキの厚さ金側る場合
、黒インキは厚さ５〜６１ｔｍで光の透過量が極端に下
がりインキ厚さの測定が不能になる。。

また、絵柄面積率計を用いるものでは、印刷中の刷本の
中からザンプルを取出し、この刷本の絵柄面積率を求め
るため、インキ厚さを調整するブレードの制御が遅れ、
印刷不良が多くなる。　　。

刷本の絵柄面積率と、供給するインキの厚さの間には一
定の相関関係があるので、インキローラ。

に付着するインキの厚さを直接測定すれは、前記。

の問題点を解決することがアきる。

本発明の目的は、前記の問題点に鑑み、インキローラに
付着するの厚さを直接測定し得るようにした印刷機にお
けるインキ厚さ測定装置を提供するにある。

〔課題を解決するための手段〕

前記の目的を達成するだめの本発明の手段を、実施例に
対応する第１図に基づいて説明する。

同図において、２は１ンキローラ。１ｏ（ｒ；ｔ［触子
で、板はね１１によってインキローラ２に接するように
支持されている。１４は電気マイクロメ。

−・夕で、その作動子１３が接触子１０に結合されてい
る。

〔作　用〕

そして、インキローラ２の回転により、インキロー２２
に付着したインキが、インキローラ２と接触子１００間
に侵入すると、接触子１０は、板はね１１をたわませて
インキの厚さ分だけ変位する。このとき作動子１３も同
時に移動するので、電気７１クロメータ１４で接触子１
０の変位量、１．、す、なわち、１ンキロー、フ２に付
着したインキの厚さ全測定する。

このようにして、インキローラ２に付着したインキの厚
さを直接０３足することができる。

〔実施し！ｌ：）　　、、　　、、　　　　　、、、、
　’ｚ’　　、。

以下、本発明の−に施例を第１図および第寺図城基づい
て説明する。

同図において、１は印刷機の本体ステー。２はインキロ
ーラ。３はインキ並で、本体ステ−１に支持されている
。４はブレードで、インキローラ２と対向するように本
体ステー１に移動可能に支。

持されている。５はモータで、本体ステー１に支。

持され、歯車列６を介して、プレート４の一端に固定さ
れたブツシュ８と嵌合する偏芯Ｉｌ！１ｉＩ７ヲ回転さ
せる。９はインキローラ２とブレード４との間隔。１０
は接触子で、板はね１１を介して本体ステー１に固定さ
れた台１２に支持されている。１４は電気マイクロメー
タで、接触子１０に結合さ。

れる作動子１３を備えている。１７はローラ群で、イン
キローラ２から版胴（図示せず）へインキラ１．。

送る。

このような構成で、インキ壺３内にインキを供給し、モ
ータ５を作動させてブレード４を移動させ間隔９を調整
する。そして、インキローラ２を回転させる。すると、
インキローラ２に付着したインキは、間隔９を通って引
出され、ローラ群１７によって版胴へ運ばれる。このと
き、間隔９がら引出されたインキが、インキロー２２と
接触子１０の間を通るため、接触子１０は、インキの厚
さ分だけインキローラから離れる方向ＶＣ，移動する。

この接触子１０のｉきを電気マイクロメータ１゜４が検
出する。

このように、インキローラに付着して引出されるインキ
の厚さを直接測定することができる。そして、この検出
結果に基づいてモータ５を作動さ。

せ、偏芯軸７を回転させてブレード４を移動させ間隔９
の大きさを調整することにより、インキ厚さの調整を速
やかに行なうことができる。　　　、したがって、印刷
不良の発生’ｃ　ｉＦｋ少にすることができる。　　　
　　　　　　　　　　　　　　　Ｉ１１本発明の他の実
施例を第３図に基づいて説明する。

同図におい′Ｃ，第１図と同じものは、同じ符号を付け
て示しである。１８は接触子で、上記実施例における接
触子１０と板ばね１１が一枚の板ばね材で一体に形成さ
れたものである。

そして、接触子１８の一端は、インキローラ２の半径ｒ
よりｅだけ大きな半径ｒ’（ｒ＋ｅ）の曲面に形成され
ている。また、接触子１８の他の一端は、台１２に固定
されている。

接触子１８をとのような構成にすることにより、インキ
ローラ２に付着し、インキローラ２と接触。

子１８の間を通るインキの移動が円滑になり、より高精
度にインキの厚さを測定することができる。

上述のインキ厚さ測定装置を用いたインキ厚さの自動制
御装置の例を第４図に基づいて説明する。

同図において、５はモータ。２３はインキ厚さ測定装置
。２４は絵柄面積率計。２５は加算器でインキ厚さ測定
＝＋ｔ２３と絵柄面積率計２４に接続されそれぞれの出
力の差を出力する。２６はモ１い一夕５の駆動用の増幅
器で、加算器２５の出力に基づいてモータ５に駆動信号
を与える。

このような構成で、予じめ設定された絵柄面積率計の出
力と、現在インキローラに付着しているインキの厚さを
加算器２５で比較する。そして、：その結果を増幅器２
６に印加して、モータ５全作動させで、インキローラと
ブレードの間隔（ｒｌＡＩ整する。

このような構成とすることにより、印刷開始時にインキ
量の調整を行なうことができるので、印刷不艮を減すこ
とができる。

〔発明の効果〕

以上述べた如く本発明によれば、インキローラ＋ｊ着し
てインキ壺から引出されるインキの厚さを。

直接測定することができる。また、インキ厚さの調整を
速やかに行なうことができるので、印刷不良を減すこと
ができるなどの効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は、印刷機に組込まれたインキ厚さ測定装置の構
成図、第２図は、第１図の■−■断面図、第３図は、本
発明によるインキ厚さ測定装置の接触子の他の実施例を
示す構成図、第４図は、本発明によるインキ厚さ測定装
置を用いたインキ厚さの自動調整装置の構成図である。 ２・・・インキローラ、　　１０．１８・・接触子、１
３・作動子、　　１４・・電気マイクロメータ。 又１

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、インキローラの外周面に接し、かつインキローラに
   付着したインキの厚さにより変位可能に支持された接触
   子と、この接触子に対応して配置され、接触子の変位量
   を検出する検出手段とを設けたことを特徴とする印刷機
   におけるインキ厚さ測定装置。