JPH0126689Y2 - - Google Patents

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JPH0126689Y2
JPH0126689Y2 JP4856183U JP4856183U JPH0126689Y2 JP H0126689 Y2 JPH0126689 Y2 JP H0126689Y2 JP 4856183 U JP4856183 U JP 4856183U JP 4856183 U JP4856183 U JP 4856183U JP H0126689 Y2 JPH0126689 Y2 JP H0126689Y2
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JP
Japan
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pipe
winding bundle
pipe winding
arm
sleeve
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JP4856183U
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JPS59153963U (ja
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  • Unwinding Of Filamentary Materials (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、パイプ巻取り束よりパイプを能率的
に引出せるようにした、分解持ち運びが容易な組
立式パイプ繰出し装置に関する。
製造元より流通過程におかれるパイプは、ドラ
ムに巻取られた状態を単位としており、そのドラ
ムは大きくて重く、人手で運ぶことはきわめて困
難である。このため、山中の作業現場のように運
搬車などを用いて搬入できない場合には、ドラム
より運搬可能な量を巻取り、その巻取つた束の状
態で搬入される。その束は、通常200〜300Kgほど
の重さで、2〜3mぐらいの大きさのものであ
る。一方、搬入されたパイプ巻取り束は、使用に
供されるのであるが、そのままではパイプの引出
しに不便であるのでパイプ繰出し装置が用いられ
る。
従来、そのパイプ繰出し装置としては、第1図
に示したものが知られていた。これは、回転テー
ブル1の外縁部に1対の直立棒2を対向させた枠
を複数個所設け、この枠内にパイプ巻取り束3を
載置するようにしたものである。パイプの引出し
は、その引出し端を引張ると回転テーブルが回転
し、パイプが送り出されて達成される。
しかしながら、この装置には、パイプを引出す
際パイプ引出し部Aとこれに最寄りの外側の直立
棒との位置関係がある決つた状態となるたびに、
パイプが直立棒につかえた状態となつて(第2
図)パイプの引出しがストツプされ、さらにパイ
プを引出すためには、パイプを持上げて直立棒の
外側に外さなければならないという欠点があつ
た。
本考案は上記の欠点を克服したものである。以
下、本考案を図面により説明する。
本考案は、第3図に例示したような、放射状に
配列する複数個のスリーブ5と、第4図に例示し
たような、一端にパイプ巻取り束載置部7を1個
以上有するアーム6とからなつている。上記の実
施例において、各スリーブは台座4上に固着して
おり、台座上のスリーブは、装置を組立てた際、
パイプ巻取り束載置部の群が形成する円周上で各
パイプ巻取り束載置部が一定間隔に位置するよう
に、台座の中央を中心として放射状に配列してい
る。本考案において使用されるスリーブの数は、
パイプ巻取り束載置部の配置がパイプの引出しに
支障が生じないものとなるよう1本のアームの一
端に設けられたパイプ巻取り束載置部の数(1以
上)に応じて適宜決定される。また、スリーブを
放射状に配列し固定するのに、実施例のごとく台
座を用いる必要はなく、例えば各スリーブを放射
状に配例し、その中心側のそれぞれの端部を一体
化することより固定してもよいし、リング状支持
体の外周に各スリーブの一端を、他端が放射状に
派生した状態となるように固定してもよい。ある
いは地面や壁面などを支持体としてこれに直接放
射状に適宜の方法で各スリーブを固定してもよ
い。
前記したように、アーム6の一端に設けられる
パイプ巻取り束載置部の数は1に限定されない
が、該載置部を2以上設ける方法としては、例え
ばアームの一端を分岐させる方法などをあげるこ
とができる。
アーム6の他端は、前記スリーブに挿入され、
取外し可能な状態で保持される。装置を水平状態
で使用する場合には、直線状のアームが用いら
れ、垂直状態で使用する場合には、直角にに曲が
つたアームが用いられる。
パイプ巻取り束載置部7は、回転自在に軸支さ
れた3個のローラ8から構成されており、3個の
ローラは1個のローラの両端部で2個が直立状態
で対向し、溝状のガイドを形成している。
本考案のパイプ繰出し装置は、前記実施例にお
いて台座上の各スリーブにアームを挿入保持さ
せ、パイプ巻取り束載置部を3個以上設けること
により組立てられる(第5図)。この装置を用い
てのパイプの引出しは、パイプ巻取り束載置部に
載置されたパイプ巻取り束の引出し端を任意方向
に引張ればよい。引出し端を引張ると、パイプに
接触するローラが回転し、巻取り束の全体が回転
してパイプが引出される。
本考案によれば、小さい力で能率的にパイプを
引出すことができ、また、本考案の装置は分解組
立が容易であるので簡便に運搬移動することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来装置の斜視図、第2図は従来装置
でパイプがつかえた状態の説明図、第3図は本考
案の構成要素である放射状に配列するスリーブを
例示した斜視図、第4図は本考案の構成要素であ
るパイプ巻取り束載置部を1個有するアームを例
示した斜視図、第5図は本考案の装置を例示した
平面図である。 図中、4は台座、5はスリーブ、6はアーム、
7はパイプ巻取り束載置部、8はローラである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 放射状に配列する複数個のスリーブ5と、該ス
    リーブに挿入され取外し可能に保持されるアーム
    6の一端に、溝状に配置された3個のローラ8が
    構成するパイプ巻取り束載置部7を設けたものと
    からなり、該スリーブに該アームを挿入し保持さ
    せて組立てた、パイプ巻取り束載置部を少なくと
    も3個有するものに載置されたパイプ巻取り束の
    引出し端を引張ると、ローラが回転してパイプが
    引出せるようにした組立式パイプ繰出し装置。
JP4856183U 1983-03-31 1983-03-31 パイプ繰出し装置 Granted JPS59153963U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4856183U JPS59153963U (ja) 1983-03-31 1983-03-31 パイプ繰出し装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP4856183U JPS59153963U (ja) 1983-03-31 1983-03-31 パイプ繰出し装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59153963U JPS59153963U (ja) 1984-10-16
JPH0126689Y2 true JPH0126689Y2 (ja) 1989-08-09

Family

ID=30179088

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4856183U Granted JPS59153963U (ja) 1983-03-31 1983-03-31 パイプ繰出し装置

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JP (1) JPS59153963U (ja)

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Publication number Publication date
JPS59153963U (ja) 1984-10-16

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