JPH01266424A - 暖房器具の急速暖房装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はガスや石油を燃料とし、燃焼を行なう暖房器を
主とし、各分野の燃焼装置に関するものである。

従来の技術 近年、暖房器具の付加機能の一つとし゛Ｃ１運転開始か
ら一定時間、あるいは室温が一定条件を満足する才で通
常運転時の最大燃焼量よりさらに一定燃焼量を増加する
事で急速に暖房を行なう、いわゆる急速暖房が追加され
、室温が低い時の即暖性や冷風感を防止する等、快適性
の向上が得られている。しかしながら、最大燃焼量以上
の燃焼量で燃焼させる事から、器体の異常加熱による安
全性の低下を防止する事が重要視されＣいる。

以下図面を参照しながら、上述した従来の暖房器具の急
速暖房装置の一例について説明する。

第２図は従来の暖房器具の急速暖房装置のブロック図を
示すものである。第２図において、１はコンセントであ
る。２は送風用ファンである。ａはファンモータ駆動部
であり、送風用ファン２を駆動する。４はトランスであ
る。５は整流器であり交流電源を全波整流し”Ｃいる。

６は平滑用コンデンサであり整流器５で得られた直流電
源の平滑化を行なっＣいる。７は抵抗である。８は運転
スイッチであり、器具の入切を行なう。９は判定部であ
り、運転スイッチ８の信号により器具の動作を判定し、
制御する。１０は燃焼制御部であり運転スイッチ８の信
号により、燃焼制御を行なう。

１１はファンモータ制御部であり、ファンモータ駆動部
３に制御信号を出力する。１２は急速暖房判定部であり
、急速暖房を実施するかどうかを決定する。１３は急速
暖房制御部であり、急速暖房判定部１２からの信号によ
り、急速暖房制御を行なう。判定部９は燃焼制御部１０
．ファンモータ制御部１１、急速暖房判定部１２、及び
急速暖房制御部１ａで構成されている。１４は室温検出
部であり、室温を検出し、電圧信号として急速暖房判定
部１２へ送る。１５は点火器である。１６は電磁弁であ
り燃焼制御部１０からの信号で燃料の供給を入切する。

１７は燃焼量調整部であり、急速暖房制御部１３からの
信号で、燃焼量を増加させる。１８はバーナーであり燃
焼を行なう。

以上のように構成された暖房器具の急速暖房装置につい
゛Ｃ１以下図面を参照しながらその動作に一ついて説明
する。

才ずコンセント１を介して得られた商用電源は、トラン
ス４で降圧され、整流器５で全波整流された後、平滑用
コンデンサ６により平滑され、直流となる。前記方法で
得られた直流電源を用いて後記の制御を行なう。運転ス
イッチ８を人とすれば燃焼制御部１０、ファンモータ制
御部１１及び急速暖房判定部１３に信号が送られ、燃焼
制御部１０は、点火器１５、電磁弁１６を動作させバー
ナー１８により燃焼を開始する。また、ファンモータ制
御部１１は、ファンモータ駆動部３を動作させ、送風用
ファン２を駆動させる。急速暖房判定部１２は室温検出
部１４からの信号により、室温が設定値以下であれば急
速暖房実施を、才だ、室温が設定値以上であれば急速暖
房を実施しない信号を出力する。急速暖房制御部１３は
、急速暖房判定部１２からの信号により、燃焼量調整部
１７を制御し、燃焼量の増加あるいは通常燃焼量に調整
する。急速暖房の終了は運転スイッチ８を切とするか、
室温が上昇し、室温検出部１４を介して急速暖房判定部
１２に送られた信号が設定値を越す事により行なわれる
。この様にして室温が低い際の即暖性や冷風感を防ぐ等
の快適性を得ていた。

発明が解決しようとする課題 しかしながら上記のような構成では、運転スイッチ８が
人の時の室温によってのみ急速暖房実施の判定が行なわ
れているため、室内負荷が非常に大きい場合や、運転ス
イッチ８の入切操作のくり返しにより急速暖房運転が長
時間継続され、器体加熱が発生する事により、安全性を
著しく低減するという課題を有していた。

本発明は上記課題に鑑み、急速暖房判定時に燃焼検出信
号により演算した、ファンモータのポストパージ時間に
より、再度急速暖房を実施するかを決める事により急速
暖房時に、器体加熱により安全性が低下する事を防止す
る暖房器具の急速暖房装置を提供するものである。

課題を解決するための手段 上記課題を解決するために本発明の暖房器具の急速暖房
装置は、器具の動作を入切する運転スイッチと、前記運
転スイッチの入切信号を判定し各部を制御する判定部と
、前記判定部からの燃焼制御信号により燃料への供給を
入切する電磁弁及び、燃料への点火を行なう点火器と、
前記電磁弁を介して供給された燃料を、前記判定部から
の急速暖房制御信号により増加させる燃焼量調整部と、
同じく前記判定部からのファンモータ制御信号により動
作するファンモータ駆動部と、前記電磁弁及び前記点火
器が動作時に、前記燃焼量調整部で制御され増加された
燃焼量で燃焼を行なうバーナーと、前記判定部により制
御され、送風を行なうファンモータと、前記バーナーで
の燃焼状態を検出し前記判定部に燃焼検出信号を送る燃
焼検出部とを有し、前記判定部は前記燃焼検出部からの
燃焼信号により、前記ファンモーターのポストパージ時
間を加算し、前記ファンモータ動作時に減算する働らき
を持つポストパージ演算部と、前記運転スイッチの入信
号により動作し、燃焼制御信号を出力する燃焼制御部と
、前記運転スイッチの入信号及び、前記ポストパージ演
算部からのポストパージ信号により前記ファンモータ駆
動部にファンモータ制御信号を出力するファンモータ制
御部と、前記運転スイッチの入信号で、前記ポストパー
ジ演算部のポストパージ時間が設定値に対してどうであ
るかで、急速暖房の合否を判定する急速暖房判定部と、
前記急速暖房判定部からの信号により、前記燃焼量調整
部へ急速暖房制御信号を送る急速暖房制御部とを有する
という構成を備えたものである。

作　　用 本発明は上記した構成によつ°Ｃ１室温負荷が非常に大
きい場合や、運転スイッチの入切操作のくり返しにより
急速暖房運転が長時間継続され、器体加熱が発生する事
により、安全性を著しく低減する事を防止できる事とな
る。

実施例 以下本発明の実施例の暖房器具の急速暖房装置について
図面を参照しながら説明する。第１図は本発明の実施例
における暖房器具の急速暖房装置のフ゛ロック図を示す
ものである。１９はコンセントである。２０は送風用フ
ァンである。２１はファンモータ駆動部であり、送風用
ファン２０を駆動する。２２はトランスである。２３は
整流器であり、交流電源を全波整流している。２４は平
滑用コンデンサであり、整流器２３で得られた直流電源
の平滑化を行なっている。２５は抵抗である。

２６は運転スイッチであり、器具の入切を行なう。

２７は判定部であり、運転スイッチ２６の信号により、
器具の動作を判定し制御する。２８は燃焼制御部であり
、運転スイッチ２６の信号により燃焼制御を行なう。２
９はファンモータ制御部であり、ファンモータ駆動部２
１に制御信号を出力する。３０はポストパージ演算部で
あり、燃焼時間とファンモータ２０の動作時間により、
ポストパージ時間を決める。３１は急速暖房判定部であ
り、急速暖房を実施するかどうかを判定する。３２は急
速暖房制御部であり、急速暖房判定部３１からの信号に
より、急速暖房制御を行なう。判定部２７は燃焼制御部
２８、ファンモータ制御部２９、ポストパージ演算部ａ
Ｏ１急速暖房判定部３１、急速暖房制御部３２で構成さ
れ”Ｃいる。３３は室温検出部であり、室温を検出し電
圧信号として急速暖房判定部３１へ送る。３４は点火器
である。

３５は電磁弁であり、燃焼制御部２Ｂからの信号で燃料
の供給を入切する。３６は燃焼量調整部であり、急速暖
房制御部３２からの信号で燃焼量を増加させる。３７は
バーナーであり燃焼を行なう。

ａ８は燃焼検出部であり、バーナー３７での燃焼状態を
検出し、ポストパージ演算部３０へ信号を行なう。

以上のように構成された暖房器具の急速暖房装置につい
て、以下図面を参照しながら、その動作に゛ついて説明
する。

まずコンセント１９を介し′Ｃ得られた商用電源は、ト
ランス２２で降圧され、整流器２３で全波整流された後
、平滑用コンデンサ２４により平滑され直流となる。前
記方法で得られた直流電源を用いて、後記の制御を行な
う。運転スイッチ２６を人とすれば、燃焼制御部２８、
ファンモータ制御部２９、急速暖房判定部３１に信号が
送られ、燃焼制御部２８は点火器３４、電磁弁３５を動
作させバーナー３７により燃焼を開始する。またフ７　
ンモー１’　制御部２９は、ファンモータ駆動部２１を
動作させ、送風用ファン２０を駆動させる。

燃焼検出部３８はバーナー３７での燃焼状態を検出し、
燃焼信号をポストパージ演算部３７に送る。

ｔ’ｃフ１ンモータ制御部２９からのファンモータ制御
信号も、ボットパージ演算部３０へ送られる。

ボスドパニジ演算部３０は燃焼信号より加算し、ファン
モータ制御信号によりファンモータ２０が動作時に減算
する。急速暖房判定部３１はポストパージ演算部３０の
値が規格値より小さければ急速暖房を実施し、そうでな
ければ急速暖房を実施しない信号を出力する。急速暖房
制御部３２は、急速暖房判定部３１からの信号により、
燃焼量調整部３６を制御し、燃焼量の増加あるいは通常
燃焼量に調整する。急速暖房の終了は、運転ヌイッチ２
６を切とするか、室温検出部３３からの信号が設定条件
を満足しなくなった場合に行なわれる。

この様にして、急速暖房を実施した後、ポストパージ演
算部３０でのポストパージ時間が一定値より小さくなら
ない間、再度急速暖房を実施しない事により、器体加熱
により安全性が低下する事を防止できる。

発明の効果 以上のように本発明は、器具の動作を入切する運転スイ
ッチと、前記運転ヌイッチの入切信号を判定し各部を制
御する判定部と、前記判定部からの燃焼制御信号により
燃料の供給を入切する電磁弁及び、燃料への点火を行な
う点火器と、前記電磁弁を介して供給された燃料を、前
記判定部からの急速暖房制御信号により増加させる燃焼
量調整部と、同じく前記判定部からのファンモータ制御
信号により動作するファンモータ駆動部と、前記電磁弁
及び前記点火器が動作時に、前記燃焼量調整部で制御さ
れ増加された燃焼量で燃焼を行なうバーナーと、前記判
定部により制御され送風を行なうファンモータと、前記
バーナーでの燃焼状態を検出し前記判定部に燃焼検出信
号を送る燃焼検出部とを有し、前記判定部は前記燃焼検
出部からの燃焼信号により前記ファンモータのポストパ
ージ時間を加算し、前記ファンモータ動作時に減算する
働らきを持つポストパージ演算部と前記運転ヌイッチの
入信号により動作し、燃焼制御信号を出力する燃焼制御
部と、前記運転スイッチの入信号及び、前記ポストパー
ジ演算部からのポストパージ信号により前記ファンモー
タ駆動部にファンモータ制御信号を出力するファンモー
タ制御部と、前記運転スイッチの入信号で、前記ポスト
パージ演算部のポストパージ時間が設定値に対してどう
あるかで急速暖房の合否を判定する急速暖房判定部と、
前記急速暖房判定部からの信号により、前記燃焼量調整
部へ急速暖房制御信号を送る急速暖房制御部とを備える
もので、急速暖房を実施した後、ポストパージ演算部で
のポストパージ時間が一定値より小さくならない間、再
度急速暖房を実施しない事により、室温負荷が非常に大
きい場合や、運転スイッチの入切操作のくり返しにより
、急速暖房運転が長時間継続され、器体加熱が発生する
事により、安全性を著しく低減する事を防止できる事と
なる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の実施例における暖房器具の急速暖房
装置のブロック図、第２図は従来の実施例における暖房
器具の急速暖房装置のブロック図である。 ２１・・・・・・ファンモータ！動部、２７・・団・判
定部、２８°°“・・・燃焼制御部、２９・・・・・・
ファンモー１’制８部、３ｏ・・・・・・ポストパージ
演算部、３１川川急速暖房判定部、３２・・・・・・急
速暖房制御部、３６・・・・・・燃焼量調整部、３８・
・・・・・燃焼検出部。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 器具の動作を入切する運転スイッチと、前記運転スイッ
   チの入切信号を判定し各部を制御する判定部と、前記判
   定部からの燃焼制御信号により燃料の供給を入切する電
   磁弁及び、燃料への点火を行なう点火器と、前記電磁弁
   を介して供給された燃料を、前記判定部からの急速暖房
   制御信号により増加させる燃焼量調整部と、同じく前記
   判定部からのファンモータ制御信号により動作するファ
   ンモータ駆動部と、前記電磁弁及び前記点火器が動作時
   に、前記燃焼量調整部で制御され増加された燃焼量で燃
   焼を行なうバーナーと、前記判定部により制御され送風
   を行なうファンモータと、前記バーナーでの燃焼状態を
   検出し、前記判定部に燃焼検出信号を送る燃焼検出部と
   を有し、前記判定部は前記燃焼検出部からの燃焼信号に
   より前記ファンモータのポストパージ時間を加算し、前
   記ファンモータ動作時に減算する働らきを持つポストパ
   ージ演算部と、前記運転スイッチの入信号により動作し
   、燃焼制御信号を出力する燃焼制御部と、前記運転スイ
   ッチの入信号及び、前記ポストパージ演算部からのポス
   トパージ信号により前記ファンモータ駆動部にファンモ
   ータ制御信号を出力するファンモータ制御部と、前記運
   転スイッチの入信号で、前記ポストパージ演算部のポス
   トパージ時間が、設定値に対してどうであるかで急速暖
   房の合否を判定する急速暖房判定部と、前記急速暖房判
   定部からの信号により、前記燃焼量調整部へ急速暖房制
   御信号を送る急速暖房制御部とを備えた暖房器具の急速
   暖房装置。