JPH01266378A - 電磁比例制御弁のヒステリシス補償回路 - Google Patents

電磁比例制御弁のヒステリシス補償回路

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JPH01266378A
JPH01266378A JP9522288A JP9522288A JPH01266378A JP H01266378 A JPH01266378 A JP H01266378A JP 9522288 A JP9522288 A JP 9522288A JP 9522288 A JP9522288 A JP 9522288A JP H01266378 A JPH01266378 A JP H01266378A
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bias current
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hysteresis compensation
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Kazuhiro Fujiwara
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、例えば舶用舵取機、クレーン、工作機械、・
・・等の制御対象に使用される電磁比例制御弁のヒステ
リシスを補償する電磁比例制御弁のヒステリシス補償回
路に関するものである。
尚、以下の説明としてここでは制御対象を舶用操舵機と
してこれに電磁比例制御弁を使用する場合を具体的例と
して取上げて説明するが、制御対象はこれには止どまら
ずに上記クレーン、工作機械、・・・等をも含むものと
する。尚、電磁比例制御弁は、流量(例えばリリーフ圧
、減圧、4方向流量、・・・等)や圧力等を制御する弁
等の一般的な電磁比例の弁であり、ここでは電磁比例圧
力制御弁(以下「弁」と略称する)として以下に説明を
行う。
[従来の技術] 従来、この種の装置に関連する技術としては例えば、特
開昭51−113991号公報、特開昭一般にこの種の
入出力の比例特性を利用した(に関連す、る舶用操舵機
の回路の構成にあっては、入力信号である舵角信号(電
流)は、オートパイロット・コントロールスタンドから
の取舵(PORT、左方向、以下「P」で表わす)及び
面舵(STRBOARD、右方向、以下「s」で表わす
)方向の信号を制御系統の変換回路手段を用いて弁の入
力となる制御出力に変換されて弁に伝達される。この結
果、弁の出力(圧力)は、レギュレータを介して舵取機
油圧ポンプの吐出量(=操舵スピード)と、P方向又は
S方向の操舵速度を制御する。
以下具体的な図面を用いて説明する。
第6図は従来の制御回路及び制御対象である舵取機迄の
電気系統結合状態を示す弁のブロック系統図、第7図及
び第8図は第6図の説明に供する図である。
第6図及び第8図において、1は信号入力回路である。
この信号入力回路1は、第7図(a)に示すような舵角
信号θを入力端子1aから入力して、ダイオードブリッ
ジ1bを介してオペアンプQ、に導き第7図(b)に示
すような信号を出力する構成から成る。2は方向判別回
路である。この方向判別回路2は、ここではP/S方向
を判別する方向判別回路の構成となっており(以、下「
P/S方向判別回路」という)、入力信号のP方向/S
方向の判別をして判別方向信号(ここではC9及びDs
で表わす)を出力する。3は比例帯調整回路であり、オ
ペアンプQ2に接続された可変抵抗VR,及びツェナー
ダイオードZ、で構成されて、入力信号回路1からの信
号の比例帯を決定・調整して第7図(C)に示すような
信号を出力する。4はオペアンプQ3から成る反転回路
である。5は互いに並列接続された一対の可変抵抗VR
2,VR,から成るスパン調整回路である。6はP/S
方向判別回路2の判別方向信号Cs又はDSで動作する
一対の切替要素sw、、sw、から成り、スパン調整さ
れた信号をP、S方向信号に基づいて選別し出力するP
/S選別回路である。
7はオペアンプQ4の反転端子にP/S選別回路6の出
力が供給され第7図(d)に示すような決定・調整され
た入力信号の比例帯に基づ<P/Sスパン特性を指令信
号δとして出力する指令信号出力回路である。8は後述
する弁の機構(例えばスプール)的静止摩擦によるヒス
テリシス(誤差)を除去するためのディザ信号を出力す
るディザ回路である。Baは弁に供給される電流のバイ
アス値を調整してバイアス調整信号を出力するための可
変抵抗VR4,ツェナーダイオードZ2から成るバイア
ス調整部である。9は制御回路である。
この制御回路9は、加減算器91と、ソレノイド電流検
出用の抵抗R1やオペアンプQ7を有するソレノイド電
流フィードバック回路92と、例えばFETから成るソ
レノイド電流出力素子(以下「FETJという)93と
から成る弁を駆動するための電流を制御する制御回路で
ある。ここで前記加減算器91は加減算用のオペアンプ
Q6を有し、このオペアンプQsの非反転端子に指令信
号δとディザ信号とバイアス調整信号とが導かれ、反転
端子にソレノイド電流フィードバック回路92からソレ
ノイド電流のフィードバック信号(抵抗R1に流れる電
流値)が供給される。この時抵抗R1の両端の特性は第
7図(e)に示すようになり、この実線及び破線の特性
はバイアス調整部B、で調整される。10は例えばDC
24VのDC電源である。
11a、11bはソレノイド駆動回路であり、トランジ
スタTr+ a 、Tr2 N (11bも同様で夫々
、’T”rt b 、 Tr2 bとする)を有する。
ここではトランジスタT r 2 aのベースに抵抗を
介して判別方向信号Cs (11bにはDs)が供給さ
れる。
12は上述した制御回路で加算した信号に基づき制御さ
れる弁(図ではサージキラー用ダイオードをつけた場合
を表わす)である、この弁12(個々には12a 、 
12bで表わす)は、舵取機油圧ポンプPを出力圧で方
向(舵角)及び流量(操舵スピード)等を制御する(第
8図に示す弁と可変吐出ポンプを組合せた一例からなる
特性を有する)一対の電磁コイル(ソレノイド)SQL
、(ここではP方向コイル)、5OL2(ここではS方
向コイル)を有する。第8図においてヒステリシスカー
ブの破線はディザ無しで弁の機械的静摩擦を有する入出
力特性を示す、ここで、機械的静摩擦によるものについ
ては入力信号に重畳させた100〜200H,程度の交
流成分で常に動摩擦をおおよそゼロ状態にしておくこと
により静摩擦によるしステリシスを除去するディザを用
いることにより実線のように取除くことが可能であるが
、この実線のディザ有のソレノイド部コアの磁気的ヒス
テリシスによる入出力特性についてはコア材の物性によ
るものであるから一般には除去不能である。又、弁12
には、入力電流OmAからリニアに出力(圧力)が出す
に100〜300mA程度の不感帯を有すること、及び
、不感帯とヒステリシスはP。
S方向で多少異なるため両者共用の駆動回路では左右均
等の特性が得られない(この不均等性は弁によるものと
舵取機ポンプによるものとが含まれている、尚、不感帯
を除去するなめに一定のバイアス電流を流してもこの不
均等さの問題は残る。
この不平均等さの影響を成るべく小さくする調整は面倒
であり、充分調整しきれない場合もあるなめ制御性及び
精度が劣る)こと等の問題もあるが、これにかわるもの
がないために一般には広く使用されている。一方、P、
S方向の操舵速度は同じに調整する必要があるが、第6
図のように構成することでP、S方向各々のスパン調整
によりQsm、aχ=Qpmaχにすることができるの
で最大圧力(流量)のP、Sの差は問題とはならない。
この様な回路構成の動作は以下ようになる。
信号入力回路1に例えば1mA/degの舵角信号θが
入力した場合を考える。舵角信号θはダイオードブリッ
ジ1bを介してオペアンプQ1を通り、第7図(b)に
示すような負の絶対値信号となる。この信号は、P/S
方向判別回路2においてオペアンプQ1の前後の信号比
較により入力信号がP方向かS方向かの判別をして判別
方向信号CS + D Bに1(オン:例えば5V)又
は0(オフ:例えばOv)の信号を乗せる。−力信号入
力回路1の出力は、比例帯調整回路3で反転増幅及びク
ランプ(最大値の制限)、及び傾斜の調整等の比例帯の
決定・調整がなされて第7図(C)に示すような信号と
なる。この信号は反転回路4で反転され、スパン調整回
路5で夫々P方向及びS方向のスパン調整が行われ、更
に、P/S選別回路6で例えばP方向の時は判別方向信
号C9=1によりSWlがオンとなりスパン調整された
P方向の信号が指令信号出力回路7に導かれ、スパン特
性を有する指令信号δとして制御回路9に出力される。
制御回路9にはこの指令信号δの他にディザ信号とバイ
アス調整信号と導かれており、加減算器91において、
これ等の信号と弁12のコイルSQL、又は5OL2に
流れる電流のフィードバック信号(抵抗R1に流れる電
流値)とに基づいて加減算が行われる。加減算器91の
出力はFET93に供給されて5OLI又は5OL2に
流れる電流値を制御する。SQL、又は5OL2への電
流供給のオンオフはソレノイド駆動回路11a、 11
bで行われる。ソレノイド駆動回路11a 、 11b
の起動は判別方向信号Cs又はDsによるTr2H(1
1bについてはTr21.)のオン動作により行われる
。即ち、P方向信号である時(Cs = 1 )Tr2
aがオン状態となり、ソレノイド駆動回路11aからソ
レノイド5OL1 (P側コイル)に出力電流が供給さ
れる。第6図においてはP、Sの方向側(極性)のある
舵角信号は、−旦無極性化して各種調整を行った後に最
終段で又極性が与えられる回路構成から成る。
[発明が解決しようとする課題] この従来の技術は下記のような問題点があった。
(I):特性がP/S対象でないため双方の差の影響を
なるべく小さくする値に調整する面倒。
(I+) :弁特有の磁気ヒステリシスがあるなめヒス
テリシス幅(上昇時と下降時の差)を考慮して調整する
必要が有り、このために調整が面倒である。
例えば第9図の従来の技術の問題点の説明に供する図(
A)に示すように、始動電流(上昇側カーブ)ap(a
s)にバイアス電流を合せると、舵角としての不感帯は
ゼロにできるが舵角入力がゼロになっても下降側カーブ
による出力が残り、言替えれば舵が追従して舵角偏差入
力が減少するとき下降線を辿り舵角偏差がゼロになって
もまだ出力(出力電流)はhpυ (hsυ)分残って
いるから、ハンチングを起こすことになり、舵取機の特
命を縮めることになり制御上好ましくない。
逆に第9図(B)に示すように、バイアス電流を停止電
流(下降側カーブ)bp(bs)に合せるとハンチング
は起こらないが舵角偏差増加時すぐには追従しない、即
ち不感帯が出ることとなる。
例えば、電流スパン: 280mA、as−250mA
、bB =210mA、設定比例帯:/舵角:2.5°
とした時に不感帯は、 (χmA/280mA)x2.5°   ・(+)(但
しχ=as  bs)から、±0.36゛となり、舵角
入力が約±0.36°以上なければ舵は動かないことに
なり、小さい舵角の時には比例制御による高追従精度は
実現できない。
GIDニ一方最適値と思われる条件に設定しても若干の
不感帯(±0.1゛〜±0.3°)及びオーバーシュー
ト(0〜1回)は避けられず、理想(不感帯±0.1°
以下でオーバーシュートゼロ)に対して劣る性能に甘ん
じなければならない、このことを、第10図の従来の技
術の問題点の説明に供する図(バイアス電流を1゜(m
A)とした時の調整及び問題点を説明するための図)を
用いて更に詳細に述べる。尚第10図の不感帯は(1)
式で求めたものとする。
@1 :第10図[A]について 調整: io =6p (=230 mA) 。
問題点:P方向から偏差ゼロに向かう時は精度良く目標
舵角に一致するが、S方向からの時は約0.2°行き過
ぎとなる。又、0→P又は0→S方向の始動電流が幅で
50mA有り、不感帯幅が約0,5°も有り、比例制御
とは言えない、即ち、オンオフ制御に近い。
@2:第10図[B]について 調Ii: 1o =6s (=210 mA) 。
問題点:S方向から偏差ゼロに向かう時は精度良く目標
舵角に一致するが、P・方向からの時は一致せずに手前
で止まる。又、0→P又は0→S方向の始動電流が幅で
90mA有り、不感帯幅が約1.0°も有り、01項(
後者の時)の時より更に悪い。
@コニ第10図[C]について 調整: io =ap  (=260 mA) 。
問題点:0→P方向のみ立ち上がりが良く、不感帯はゼ
ロであるが、P→0又はS→0の両方向で目標舵角を中
心にハンチングが継続し、舵取機の耐久性、制御性、省
エネ性に欠ける。
@4:第10図[D]について 調整: io =as  (=250 mA) 。
問題点:0→S方向の立ち上がりが良く、0→P方向の
不感帯も0.07°で問題ないが、P→0又はS−〇の
両方向で目標舵角を中心にハンチングを継続し、舵取機
の耐久性、制御性。
省エネ性に欠ける。
@5:第10図[E]について 調整: io = 235mA (as 、apのうち
小さい方から一15mA))。
問題点:@、と同様に、行き過ぎ又はオーバーシュート
は1回となり、好ましくはないが許容される。又、0→
P方向又は0→S方向の始動電流は幅で40mAであり
、不感帯幅は0.37°であり、±0.1°より大きい
、但し、±0.2°以下であり、許容される。結局のと
ころ現在はこの調整手段に頼っている。
(メ:第8図のhsυ、hpυに示ずように、調整時等
に同じ入力電流値としても、ヒステリシスのなめその電
流値に上昇方向で合せた場合と下降方向で合せた場合で
は約10%程度出力に差が有り、舵角換算では比例帯を
2.5°とした場合的±0゜25°の差(誤差)が出る
本発明は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑み
てなされたものであり、その目的とするところは、弁の
磁気的なものを主とするヒステリシスを補償し、この弁
を使用せざるを得ない例えば船舶舵取機の舵角制御機構
やクレーン、工作機械等の制御対象を高精度で比例制御
できるようにした弁のしステリシス補償回路を提供する
ものである。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、第1の発明は、入力信号の
比例帯に基づく指令信号、制御対象を比例制御する弁の
機械的静摩擦によるヒステリシスを除去するディザ信号
、及びバイアス調整部からのバイアス調整信号、の加算
した信号に基づき前記弁を制御する構成の電磁比例制御
弁のヒステリシス補償回路において、前記バイアス調整
部を、前記入力信号の増加・減少を判別する信号増減判
別回路、該信号増減判別回路の出力を入力して前記入力
信号の微妙な増加・減少変化を判別する一対の回路、及
び該一対の回路の出力に基づきスイッチング回路制御信
号を出力するスイッチング回路制御信号出力回路から成
るスイッチング回路制御部と、少なくとも前記入力信号
の増加及び又は減少の方向に対応して調整・設定可能な
バイアス電流調整・設定回路と、該バイアス電流調整・
設定回路で調整・設定されたバイアス電流を前記スイツ
チング回路制御信号により選択して出力するバイアス電
流選択スイッチング回路とで構成したことを特徴とし、 第2の本発明は、前記1項のヒステリシス補償回路にお
いて、弁のメインコイルに並列に設けられたヒステリシ
ス補償用コイルと、前記入力信号の方向の判別をして判
別方向信号を出力する方向判別回路と、前記スイッチン
グ回路制御部と、前記判別方向信号を前記スイッチング
回路制御信号により選択動作して出力する判別方向信号
スイッチング回路と、該判別方向信号スイッチング回路
を介して入力する前記判別方向信号に基づき前記ヒステ
リシス補償用コイルにヒステリシス補償制御信号を出力
するヒステリシス補償用コイル用制御回路とを具備した
ことを特徴とし、 第3の本発明は、前記しステリシス補償用コイル、前記
方向判別回路、前記スイッチング回路制御部、前記判別
方向信号スイッチング回路、前記入力信号のバイアス電
流を調整・設定可能なバイアス電流調整・設定回路、該
バイアス電流調整・設定回路で調整・設定されたバイア
ス電流を少なくとも敗記スイッチング回路制御信号によ
り選択して出力するバイアス電流選択スイッチング回路
から成り、一方をメインコイルの個別バイアス電流調整
・設定用として用い他方をヒステリシス補償用コイルの
個別バイアス電流調整・設定用とし用いる個別バイアス
調整・設定手段、及び、該個別バイアス調整・設定部が
らのヒスプリシス補償用コイルのバイアス電流を用い、
前記判別方向信号スイッチング回路を介して入力する前
記判別方向信号に基づき前記ヒステリシス補償用コイル
にヒステリシス補償制御信号を出力する個別バイアス調
整・設定付きヒステリシス補償用コイル制御回路、から
成ることを特徴とするものである。
以下、本発明を夫々具体的な実施例を示す図面を用いて
説明する。
尚、以下の図面において、第6図乃至第10図図と重複
する部分は同一番号を付してその説明は省略する。
[第1の発明の実施例] 第1図は第1の本発明の具体的実施例である弁のヒステ
リシス補償回路のブロック系統図である。
第1図において、13は信号増減判別回路13a。
一対の回路13b+ 、 13b2及びスイッチング回
路制御信号出力部13cからなるスイッチング回路制御
部である。このスイッチング回路制御部13は、入力信
号の増加・減少(上昇・下降)を判別する信号の増加・
減少を判別した信号に基づきスイッチング回路制御信号
を出力する。ここで、信号増減判別回路13aは、入力
信号の増減を判別できる回路であり、例えば、抵抗R2
,R3,コンデンサC1及びオペアンプQaから成る微
分回路から成る(但し、信号の増減の判別は、例えばオ
ペアンプの反転端子側に抵抗が接続され、非反転側に抵
抗の一端と他方が接地されたコンデンサの一端とが結合
されて接続される回路構成等でもできるので上記微分回
路に回路構成限定されないが、ここでは以下微分回路で
説明を続ける)、又、一対の回路13b、 、 13b
2は、舵角信号θの変化が超微速で前段の微分回路13
aの出力で直接後段のスイッチング回路制御信号出力部
13cを駆動できない場合も想定されるため、微分回路
13aの出力変化を確実に判別するために設けられたも
のであり、微分回#113aの出力を入力制限用ダイオ
ードDI+D2を入力段に設けたオペアンプQ9から成
る比較回路に入力した後にこの比較回路の出力をダイオ
ードD、を介して抵抗R4,R,から成る分圧回路で分
圧して出力する構成となっている(尚、この回路構成に
おいて、入力制限用ダイオードD1.D2や抵抗R,,
R,から成る分圧回路は必ずしも必要なものではない、
即ち、各素子のインターフェイスが素子仕様内であれば
不要であり、又分圧回路に相当する回路は他の既知の技
術で後段のスイッチング回路制御信号出力部13cの適
性入力レベルにすることができるからそのような構成と
してもよい)、更に又、スイッチング回路制御信号出力
部13cは、例えば、一対の回路13b、。
13b2の出力がR,S端子に供給されてフリップフロ
ッグ(以下rFFJと略称する)非反転出力“QFF”
、FF反転出力“可F”をスイッチング回路制御信号と
して出力するR3−FFrM成することができる(この
R3−FF以外に同等の機能を有するディスクリートな
デジタル素子を用いても構成できるがここでは以下rR
3−FFJで説明を行う)、14は少なくとも入力信号
の増加。
減少の度合を調整・設定するために多段に配置されたバ
イアス電流調整・設定回路である。このバイアス電流調
整・設定回路14は、夫々可変抵抗VR5〜VR,及び
これ等に並列接続され定電圧を与える抵抗とツェナーダ
イオードの直列回路を組込んだP側バイアス電流調整・
設定部14a、可変抵抗VR,〜VR8及びこれ等に並
列接続され定電圧を与える抵抗とツェナーダイオードの
直列回路を組込んだS側六イアス電流調整・設定部14
bとから成る多段構成で、各々順に、P方向上昇カーブ
用の回路14a、、P方向下降カーブ用の回路14a2
 、S方向上昇カーブ用の回路14b、、S方向下降カ
ーブ用の回路14b2でバイアス電流を調整・設定する
。15はバイアス電流調整・設定回路で調整・設定され
たバイアス電流<fi適値)を少なくともスイッチング
回路副信号によりオンオフ動作(なぜならば後述するよ
うなP/S方向判別回路2が無い一方向のみの場合はス
イッチング回路制御信号のみとなるから)して選択出力
する複数の接点(切替要素9例えばアナログスイッチや
これと同等或は同等以上の機能を有するスイッチング素
子から成る。勿論有接点リレーでもよく、この場合は判
別方向信号cs 、Dsをリレー駆動信号にする必要が
あることはいうまでもない、以下はアナログスイッチで
説明をする)から成るバイアス電流選択スイッチング回
路部である。このバイアス電流選択スイッチング回路部
15は、バイアス電流調整・設定回路14で調整・設定
された最適値を夫々スイッチング回路制御信号により動
作する接点SW3 、SW5 、SW7 、SWgと、
これ等接点に直列に配置して方向判別信号によりP。
S方向独立に制御されるSW4 、SW6 <判別方向
信号csにより、動作)、sw8.sw、。
(判別方向信号Dsにより動作)とからなる。この結果
、バイアス電流調整・設定回路14で調整・設定された
夫々の最適値は、8w3.sw5.sW、、SW、で選
択され、更にsw4.swa 。
swa、3vy、 0で選択されてこれにに夫々直列接
続される抵抗R6〜R9の内の1つを通って加減ユ器9
1に導かれる。
以下この様な構成の動作説明をする。
信号入力回路1からの信号を入力したスイッチング回路
制御部13において、微分回路13aで舵角信号θか上
昇中か下降中か(増・減)をプラス側出力かマイナス側
出力かで初段として判別する。
回路13b、(13b2)で入力した信号を比較回路で
処理し、更に上昇か下降かを分離して正の信号とするた
めにダイオードを介して分圧回路で分圧してR3−FF
13cの適性入力レベルとする。R3−F F’13c
からのスイッチング回路制御信号(FF非反転出力“Q
FF”)でSW:I 、SW。
をオンオフし、又はもう一方のスイッチング回路制御信
号(FF反転出力“QFF”)でSW5゜SW9をオン
オフする0例えば、舵角信号が上昇中の場合は、RS 
−F F 13cの入力は、R端子が“0”でS端子が
“1”であるため、“QFF=1”QFF=O”となっ
て、SWa、SW、がオンとなってP、Sの上昇側バイ
アス値(回路14a、の出力9回路14b、の出力)が
選択される。
この時、方向判別信号(P方向の場合はC5=1゜Ds
=O)により、sw4.3Wsがオンとなるとする。こ
の結果、舵角信号θがP方向で上昇中の場合は、直列に
配置されたSWが両方とも閉になるのはSW3 、SW
aのラインのみであり、故にP方向バイアス電流調整・
設定部14aの上昇カーブ側回路(14a、)からの信
号のみが選択されて抵抗R6を通って加減算器91に導
かれる。
又、例えば舵角信号θがS方向で下降中の場合は、R3
−FF13cはR端子が1″でS端子が0′であるため
、“QFF=O″ ”QFF=1”となって、sw5.
sw、がオンとなってP、Sの下降側バイアス値(回路
14a2の出力1回路14b2の出力)が選択され、こ
の時、方向判別信号(Cs =0. Ds =1 )に
より、sw8.SWl。がオンとなる。この結果、直列
に配置されたSWが両方ともオンになるのはsw、、s
w、。のラインのみであり、故にS方向バイアス電流調
整・設定部14bの下降カーブ側回路(14b2)から
の信号のみが選択されて抵抗R9を通って加減算器91
に導かれる。
今、例えば、P方向上昇カーブ側回路14a、のバイア
ス電流(第8図に示す“ap”以下同様)を260mA
、P方向下降カーブ側回路14a2のバイアス電流(6
p)を230mA、S方向上昇カーブ側回路14b、の
バイアス電流(aS )を250mA、S方向下降カー
ブ側回路14b2のバイアス電流(66)を210mA
に夫々調整・設定すると、第2図の第1図の説明に供す
る図に示すようにノンヒステリシス特性を得ることがで
きる。
この第2図かられかるように、バイアス電流を個々に最
適値に選択することにより、ヒステリシスは(はとんど
)なくなり、P、S方向ともに上昇時も下降時も一直線
と見なすことができるようになる。仮に、調整時の誤差
が±5mAあったとしても、仮に電流スパン=280m
A、設定比例帯=2.5°として、不感帯を求めた時に
(1)式から、±0.05’の舵角精度となり、目標精
度の±0゜1°以下を充分満足することができることが
わかる。
ところで、第1図に示す第1の本発明は以上説明した内
容に限定されるものではない(尚、後述節2.第3の発
明における実施例についても第1図の共通部分に付いて
は以下に述べることは適用されることはいうまでもない
)。
例えば、第1図の第6図と相違する回路構成部分におい
て、第1図ではアナログ回路構成としているが、第8図
のようなヒステリシス特性をROM等を用いて記憶し、
入力に対する出力をこのROMから読み出して電流変換
して制御するような構成(これは−例)とする等のデジ
タル回路構成としてもよい。
又、バイアス電流調整・設定回路14は4系統として説
明したが、P、sの特性をほぼ同じと見なせば、或は、
P方向かS方向の特性しか使用しない制御対象であれば
、上昇側と下降側の2系統としても充分に効果があるこ
とはいうまでもない。
この2系統とした時は“QFF”と“QFF”で夫々動
作する接点からなるスイッチング回路構成となることは
いうまでもない、即ち、P、S方向いずれの特性しか使
用しないような構成(1方向のみ)の弁を用いたブリー
ドオフ式油圧回路の場合、当然P/S方向判別回路2は
無いからSW4゜SWs 、5W13 、SW+ oは
必要なく、従って前記した様に、上昇側と下降側の2系
統のバイアス電流調整・設定回路のみの構成となる。
この第1の発明の目的は以下のように構成しても同様の
目的を達成することができる。
[第2の発明の実施例] 第3図は第2の本発明の具体的実施例である弁のヒステ
リシス補償回路のブロック系統図である。
第1図と相違する部分を重点的に説明する。
第3図において、120はP、S方向用の一対のコイル
を有する個々には弁120 a、 120 bから成る
弁である。弁120 a (カッコ内は120bを表わ
す)のメインコイルSQL、(Sol−2)にはヒステ
リシス補償用コイルHS OL +  (HS OL 
2)が並列に設けられている。そして弁120の下降時
の入力(電流)出力(圧、流量)特性を基にして上昇時
のみ補償電流をヒステリシス補償用コイルに流してヒス
テリシスを補償する場合のヒステリシス補償用コイルH
S OL 、(HS OL 2 )の巻方向はメインコ
イルSQL+  (Sol2 )の巻方向に対して同方
向(ヒステリシス補償用コイル分の磁束を加えて強める
)となる、16はスイッチング回路制御信号QFF(又
はQFF)に基づいて選択動作して判別方向信号CS 
+ D Sを選択する一対の接点(切替要素、説明は前
記と同様にはアナログスイッチとする)sw、、、sw
、 2がら成る判別方向信号スイッチング回路部である
。17はスイッチング回路制御信号により判別方向信号
スイッチング回路部16を介して選択された判別方向信
号を入力し、この入力した信号に基づきヒステリシス補
償用コイルH3OL+  (又はH80L2)にヒステ
リシス補償制御信号を出力するヒステリシス補償用コイ
ル用制御回路である。このヒステリシス補償用コイル用
制御回路17は、ディザ回路17aとバイアス調整部B
abと制御回路17bと補助ソレノイド駆動回路17c
 、 17dとから成る。
ここでディザ回路17aはしステリシス補償用コイルH
S OL +  (HS OL 2 )にディザ信号を
出力する(但しディザ回路8があればこの回路の有無に
よる特性の差異はほとんど無いので必ずしも必要ではな
い)。バイアス調整部F3abは、バイアス調整部Ba
と同じ回路構成のバイアス値を調整するための可変抵抗
VR,,ツェナーダイオードから成る。制御回路17b
は制御回路9と同じ回路構成から成り、例えば加減算用
のオペアンプQ10を有する加減算器17b1と、例え
ばしステリシス補償用ソレノイド電流検出用の抵抗R1
゜やオペアンプ(h+を有するソレノイド電流フィード
バック回路17b2と、例えばFF、Tから成るソレノ
イド電流出力素子17b3から成る。尚、加減算器17
b、のオペアンプQ+oの非反転端子にバイアス調整部
13abからのヒステリシス補正のための信号とディザ
信号が供給され、反転端子に補助ソレノイド電流フィー
ドバック回路17b2から抵抗R1゜に流れる補助ソレ
ノイド電流のフィードバック値が供給される。補助ソレ
ノイド駆動回路17c 、 17dはソレノイド駆動回
路11a、11bと同じ回路構成から成り、トランジス
タTr3a、Tr3b(17dは構成が同様なので説明
は省略)を有し、該トランジスタTr:Ib側のベース
に判別方向信号スイッチング回路16を介しての判別方
向信号C8* D Sが供給される。
以下本発明に関わる部分の動作を説明する。
今、例えば、舵角信号θが上昇中の場合、第1図の時と
同様に、RS −F F 13cの入力は、R端子が“
0”でS端子が“1”であり、QFF=1(QFF=O
)となって、sw、、、sw、 2がオンとなってS方
向で判別方向信号C5=O,Ds=lによりTr3bオ
ンとなり、補助ソレノイド駆動回路17cがオン状態と
なる。この結果バイアス調整部Babにより決められた
バイアス電流値(例えばメインコイルで40mA相当分
)が加減算器17b、を経由してヒステリシス補償用コ
イルHS OL 1に加わり、下降時に対する上昇時の
ヒステリシス分が補償される。一方、舵角信号θが下降
中(減少)の場合は、“QpF=O”(“互pp=l”
)となって、sw、、、sw。
2がオフとなって補助ソレノイド駆動回路17 cはオ
フ状態となりバイアス調整部はヒステリシス補償用コイ
ルHS OL +に加わらず、従ってメインコイルSO
L、のみの作動となる。この様な回路において、例えば
メインコイルに210mA、ヒステリシス補償用コイル
にメインコイルで40mA相当分の電流を上昇時のみ印
加することで第2図のような特性を得ることができる。
ところで第3図においては、上述したのとは逆に、上昇
時をバイアス電流を基にして下降時のみ補償電流をヒス
テリシス補償用コイルに流して補償してもよい、この時
の判別方向信号スイッチング回路16のSW、+ 、S
W、2をオンオフさせるのは“QFF”によって行う、
この時のヒステリシス補償用コイルの巻方向はメインコ
イルの巻方向に対して逆方向(ヒステリシス補償用コイ
ル分の磁束を減じて弱める)となる、この様な回路にお
いては、例えばメインコイルに250mA、ヒステリシ
ス補償用コイルにメインコイルで40mA相当分の電流
を下降時のみ印加することで第2図のような特性を得る
ことができる。
ところで、バイアス補償部13a、[3abはヒステリ
シス補償用コイルへのバイアス電流を決めているが、電
流をフィードバックして一定に保つ機能を有しており、
補ra電流用としては少し高級過ぎるという場合がある
。そこでで余り追従精度を必要としない場合(第6図の
構成ではしステリシス補償がないので精度は劣り、一方
第3図では高級過ぎるという場合)には、ヒステリシス
補償用コイル用制御回路を第4図の第2の発明のその他
の実施例の説明に供する図に示すようにしてもよい。
第4図において、170はヒステリシス補償用コイル用
制御回路であり、電源10と、固定又は可変の電流制限
用抵抗(又は同目的用可変抵抗)Rs(但しDC電源電
圧値がこの抵抗無しに補償するのに適性なレベルにでき
ればこの抵抗は不要である)と、トランジスタやSCR
や有接点リレー等で構成できるスイッチング素子170
c1からのみ構成される。この様な制御回路でもヒステ
リシス補償効果はある。
[第3の発明の実施例] ところで第3図において、磁気的不感帯はP方向かhp
h、S方向がhshであり、第3図においてはhph 
=hS h ”40mAとした場合で説明したが、図か
らも明らかなように、バイアス調整部B a + B 
a bは1つしかないので、hPhとhshが大幅に異
なる特性の弁の場合、どちらを基準にして調整しても片
側に不感帯がでなり、オーバーシュート、ハンチング気
味となったりする。
この様な時には第2の発明の回路構成に第1の発明の回
路構成の一部を活用して、第5図の第3の発明の具体的
実施例である電磁比例制御弁のヒステリシス補償回路の
ブロック系統図に示すに、P。
S方向に夫々独立のバイアス調整機能を持たせることで
更に良い結果を得ることができる。
第5図において、TBaは個別バイアス調整・設定手段
である。この個別バイアス調整・設定手段TBaは、入
力信号のバイアス電流を調整・設定可能なバイアス電流
調整・設定回路140と、このバイアス電流調整・設定
回路140で調整・設定されたバイアス電流を少なくと
もスイッチング回路制御信号により選択して出力するバ
イアス電流選択スイッチング回路150から成り、バイ
アス電流調整・設定回路140とバイアス電流選択スイ
ッチング回路150との組合せを一対の構成に分離して
この一方をメインコイルの個別バイアス電流調整・設定
用として用い、他方をヒステリシス補償用コイルの個別
バイアス電流調整・設定用とし用いる。170は個別バ
イアス調整・設定手段TBaからのヒステリシス補償用
コイル側へのバイアス電流を用い、判別方向信号スイッ
チング回路16を介して入力する判別方向信号に基づき
ヒステリシス補償用コイルH80L、、H3OL2にヒ
ステリシス補償制御信号を出力する個別バイアス調整・
設定付きヒステリシス補償用コイル制御回路である。こ
こでBaCはこの個別バイアス調整・設定付きヒステリ
シス補償用コイル制御回路170内に第3図のバイアス
調整部Babに代るバイアス調整部である。又、Bac
cは第3図のバイアス調整部Baに代るバイアス調整部
である。
ここでバイアス調整部Baα+BaCの結線構造及び動
作機能は、第1図のバイアス電流調整・設定回路14.
スイッチング回路部15とその結線構造に相違はあるも
のの、基本的な動作等は第1図において説明したことと
重複するので以下省略する。
[発明の効果] 本発明は、以上説明したように構成されているので、次
に記載するような効果を奏する。
請求項1の発明においては以下のようになる。
■:入力信号の増加・減少の変化に対して弁への出力電
流をバイアス電流を変えることでヒステリシス補償する
ので、入出力特性がヒステリシス特性に無関係となる。
このため、入力電流に対する弁の出力精度が向上し、且
つ調整が容易になる。
■:弁が左右(正負)の方向性を持つ場合は、左右の特
性の違いに対応して夫々独立に左右の入力に対応して弁
を制御できるので、夫々の出力精度が向上する。この場
合も前記0項と同様に調整が容易となる。
■:舶用操舵システムの比例制御等に本発明を用いた場
合は、ヒステリシスによる不感帯、オーバーシュート、
ハンチング等の悪影響をなくすことができ、無駄舵をと
ることがなくなるので、操舵精度(追従精度)が向上し
、応答性も良くなる。
結果的に、船舶運航の省エネ化等に大きく寄与し、間接
的に制御対象である舵取機の寿命向上にも貢献する。
請求項2の発明においては以下のようになる。
■:回路入力に対する弁の出力特性は磁気的ヒステリシ
ス特性の無い特性(又は極少ない特性)に改善されるた
め、入力に対する出力精度が向上し、ヒステリシス幅の
中間を狙って調整するような小細工をしなくてすむので
調整が容易となる。
■:これを操舵システムの比例制御等に用いた場合、前
記0項と同様の効果がある。
請求項3の発明においては以下のようになる。
■:第3図に第1の発明の良いところが更に用いられる
ので、P、Sのヒステリシス特性、即ちヒステリシス幅
が異なってもそれに合せて各々調整でき、P、Sのヒス
テリシス特性の違いによる不感帯やオーバーシュート、
ハンチングを完全になくすことができ、第2図の効果を
更に確実にする。
【図面の簡単な説明】
第1図は第1の本発明の具体的実施例である電磁比例制
御弁のヒステリシス補償回路のブロック系統図、第2図
は第1図の説明に供する図、第3図は第2の本発明の具
体的実施例である電磁比例制御弁のヒステリシス補償回
路のブロック系統図、第4図は第2の発明のその他の実
施例の説明に供する図、第5図は第3の発明の具体的実
施例である電磁比例制御弁のしステリシス補償回路のブ
ロック系統図、第6図は従来の制御回路及び制御対象で
ある舵取機迄の電気系統結合状態を示す弁のブロック系
統図、第7図乃至第8図は第6図の説明に供する図、第
9図乃至第10図は従来の技術の問題点の説明に供する
図である。 1・・・信号入力回路、8・・・ディザ回路、12.1
20・・・弁(電磁比例圧力制御弁)、13・・・スイ
ッチング回路制御部、14・・・バイアス電流調整・設
定回路、15・・・バイアス電流選択スイッチング回路
、16・・・判別方向信号スイッチング回路、17・・
・ヒステリシス補償用コイル用制御回路、170・・・
個別バイアス調整・設定付きヒステリシス補償用コイル
制御回路。 第4図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1).入力信号の比例帯に基づく指令信号,制御対象
    を比例制御する電磁比例制御弁の機械的静摩擦によるヒ
    ステリシスを除去するディザ信号,及びバイアス調整部
    からのバイアス調整信号,の加算した信号に基づき前記
    電磁比例制御弁を制御する構成の電磁比例制御弁のヒス
    テリシス補償回路において、前記バイアス調整部を、 A:前記入力信号の増加・減少を判別する信号増減判別
    回路,該信号増減判別回路の出力を入力して前記入力信
    号の微妙な増加・減少変化を判別する一対の回路,及び
    該一対の回路の出力に基づきスイッチング回路制御信号
    を出力するスイッチング回路制御信号出力回路から成る
    スイッチング回路制御部と、 B:少なくとも前記入力信号の増加及び又は減少の度合
    を調整・設定可能なバイアス電流調整・設定回路と、 C:該バイアス電流調整・設定回路で調整・設定された
    バイアス電流を前記スイッチング回路制御信号により選
    択して出力するバイアス電流選択スイッチング回路と、 から成ることを特徴とする電磁比例制御弁のヒステリシ
    ス補償回路。
  2. (2).請求項1の電磁比例制御弁のヒステリシス補償
    回路において、 A:記電磁比例制御弁のメインコイルに並列に設けられ
    たヒステリシス補償用コイルと、 B:前記入力信号の方向の判別をして判別方向信号を出
    力する方向判別回路と、 C:前記入力信号の増加・減少を判別する信号増減判別
    回路,該信号増減判別回路の出力を入力して前記入力信
    号の微妙な増加・減少変化を判別する一対の回路,及び
    該一対の回路の出力に基づきスイッチング回路制御信号
    を出力するスイッチング回路制御信号出力回路から成る
    スイッチング回路制御部と、 D:前記判別方向信号を前記スイッチング回路制御信号
    により選択動作して出力する判別方向信号スイッチング
    回路と、 E:該判別方向信号スイッチング回路を介して入力する
    前記判別方向信号に基づき前記ヒステリシス補償用コイ
    ルにヒステリシス補償制御信号を出力するヒステリシス
    補償用コイル用制御回路と、から成ることを特徴とする
    電磁比例制御弁のヒステリシス補償回路。
  3. (3).請求項2の電磁比例制御弁のヒステリシス補償
    回路において、 A:記電磁比例制御弁のメインコイルに並列に設けられ
    たヒステリシス補償用コイルと、 B:前記入力信号の方向の判別をして判別方向信号を出
    力する方向判別回路と、 C:前記入力信号の増加・減少を判別する信号増減判別
    回路,該信号増減判別回路の出力を入力して前記入力信
    号の微妙な増加・減少変化を判別する一対の回路,及び
    該一対の回路の出力に基づきスイッチング回路制御信号
    を出力するスイッチング回路制御信号出力回路から成る
    スイッチング回路制御部と、 D:前記判別方向信号を前記スイッチング回路制御信号
    により選択動作して出力する判別方向信号スイッチング
    回路と、 E:前記入力信号のバイアス電流を調整・設定可能なバ
    イアス電流調整・設定回路と、該バイアス電流調整・設
    定回路で調整・設定されたバイアス電流を少なくとも前
    記スイッチング回路制御信号により選択して出力するバ
    イアス電流選択スイッチング回路から成り、一方をメイ
    ンコイルの個別バイアス電流調整・設定用として用い他
    方をヒステリシス補償用コイルの個別バイアス電流調整
    ・設定用とし用いる個別バイアス調整・設定手段と、F
    :該個別バイアス調整・設定部からのヒステリシス補償
    用コイルのバイアス電流を用い、前記判別方向信号スイ
    ッチング回路を介して入力する前記判別方向信号に基づ
    き前記ヒステリシス補償用コイルにヒステリシス補償制
    御信号を出力する個別バイアス調整・設定付きヒステリ
    シス補償用コイル制御回路と、 から成ることを特徴とする電磁比例制御弁のヒステリシ
    ス補償回路。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP5945348B1 (ja) * 2015-04-10 2016-07-05 株式会社日立パワーソリューションズ 摩擦かく拌接合装置、及び、摩擦かく拌接合方法
JP2017025981A (ja) * 2015-07-21 2017-02-02 日産自動車株式会社 電流制御方法、電流制御装置、および自動変速機の油圧制御装置
CN107781258A (zh) * 2016-08-30 2018-03-09 南京晨光集团有限责任公司 比例阀性能测试算法

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