JPH0126610Y2 - - Google Patents

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JPH0126610Y2
JPH0126610Y2 JP1983161463U JP16146383U JPH0126610Y2 JP H0126610 Y2 JPH0126610 Y2 JP H0126610Y2 JP 1983161463 U JP1983161463 U JP 1983161463U JP 16146383 U JP16146383 U JP 16146383U JP H0126610 Y2 JPH0126610 Y2 JP H0126610Y2
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JP
Japan
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stopper
spout
lock
notch
lock cylinder
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JP1983161463U
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JPS6068049U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本案は、液体を収容したびん等の口部に装着し
て使用する注出キヤツプに係る。
[従来の技術と考案が解決しようとする課題] 従来、この種のキヤツプにおいて、注出口開閉
部材を備えたものがある(例:実開昭49−52954
号公報、実開昭54−146649号公報)。
しかし、これらのものでは、開閉部材を必要に
応じてロツクすることができないため、消費者に
おいて、不意の転倒等による開口で内容物を流出
させてしまうことがある。
本案は、斯る従来の欠点を除去しようとするも
のであり、また、その操作、取り扱いを容易に
し、構造を簡潔にしようとするものである。
[課題を解決するための手段] 本案は、キヤツプ本体1の頂壁11を上方へ突
出させてドーム形の膨出部13を設け、該膨出部
の先端に注出口14を、且つ、後面に縦溝16を
それぞれ形成し、該縦溝内で上記注出口14を開
閉する回動型の栓体2を枢着し、また、上記膨出
部13の外周に、上記栓体2を閉口状態で抱持ロ
ツクするロツク筒3を水平回転自在に装着し、該
ロツク筒の適所に上記栓体2の抱持ロツクを解除
させる切欠33を設けて成る。
[作用] 如上の構成であるから、注出の際は、ロツク筒
3を回動させて、切欠33を後部に位置させれ
ば、栓体2の抱持ロツクが解除され、後は、栓体
2を後方へ回動転倒させて、注出口14を開口さ
せればよい。
また、閉口の際は、その栓体2を前方へ回動起
立させて、注出口14を閉口させればよく、更
に、抱持ロツクを要するときは、この状態にてロ
ツク筒3を回動させ、切欠33の位置をずらせば
よい。
[実施例] 以下、図示の実施例につき説明する。
図において、1は、キヤツプ本体、2は、該キ
ヤツプ本体に枢着した回動型栓体、3は、キヤツ
プ本体に回転自在に嵌合したロツク筒であり、こ
れらは適宜合成樹脂から成る。
キヤツプ本体1は、周壁11の上端に連なる頂
壁12の中央部にドーム形の膨出部13を設け、
該膨出部の先端に注出口14を、下端外周に凹溝
15を、また、背面に深い縦溝16をそれぞれ設
け、該縦溝の左右両溝壁の中途部に左右一対の軸
穴17,17を設けている。
栓体2は、上記縦溝16に可動に嵌るアーム2
1を設け、該アームの左右側面下端部に左右一対
の軸22,22を突設して、該軸を上記軸穴1
7,17に嵌合することにより縦溝16にてキヤ
ツプ本体1へ栓着し、また、アーム21の上端に
水平舌片23を前端部23aを前方へ突出させて
連設し、該前端部の下面に上記注出口14へ着脱
自在に嵌合する小半球状の栓部24を設け、且
つ、舌片23の前端上縁25と後端上縁26とを
わずかに膨隆させている。
ロツク筒3は、キヤツプ本体1における上記膨
出部13の約3分の2の外周下部に嵌る短筒31
に形成し、該短筒の下端内縁に上記凹溝15と嵌
る突条32を周設して、その膨出部13へ水平回
転自在に嵌合し、また、短筒31の適所に上方か
ら上記アーム21を回動遊挿させる切欠33を設
け、更に、短筒31の下端外周にフランジ状のつ
まみ片34を設けている。
如上の構成であり、キヤツプ本体1の周壁11
を以て液体を収容したびん等の口部へ装着して使
用するが、ロツク筒3の切欠33を栓体2の後方
以外の箇所へ位置させると、ロツク筒3により栓
体2の回動が阻止され、従つて、栓体2は、注出
口14を閉口した状態でロツクされる。
次に、そのロツク筒3をつまみ片34に指を掛
けて回転し、切欠33を第1図乃至第4図に示す
ように栓体2の後方へ位置させると、栓体2の回
動が可能となり、該栓体の舌片23へ指を掛けて
後方へ押すと、栓体は、アーム21がその切欠3
3へ入り込んで大きく回動し、栓部24が注出口
14から離れて、該注出口が開口する。再び閉口
させるときは、栓体2を逆動させればよいが、開
閉いずれの場合も、栓体2において舌片23の弾
性変形を利用する。
[考案の効果] 本案によれば、液体容器の口部に装着して便利
に使用でき、而して、消費者において、注出口閉
口状態における栓体2のロツクとその解除とを、
単にロツク筒3を水平回動させるだけで簡単に行
うことができ、ロツク態勢では、閉口状態にある
栓体2を抱持ロツクできて、注出口14の閉口を
確保でき、不意の転倒等による開口で内容物を流
出させてしまうようなことがなく、勿論、商品流
通過程での不意の開口、液洩れをも防止でき、ま
た、解除態勢では、切欠33により栓体2の抱持
ロツクが解かれ、栓体2をワンタツチで回動でき
て、注出口14を極めて容易に開閉でき、使用上
頗る便利である。
構造並びに製作簡単で安価に提供できることと
相俟つて実用上甚だ有益である。
【図面の簡単な説明】
図面は、本案実施例で、第1図は、平面図、第
2図は、側面図、第3図は、背面図、第4図は、
一部截断側面図である。 1……キヤツプ本体、2……栓体、3……ロツ
ク筒。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. キヤツプ本体1の頂壁11を上方へ突出させて
    ドーム形の膨出部13を設け、該膨出部の先端に
    注出口14を、且つ、後面に縦溝16をそれぞれ
    形成し、該縦溝内で上記注出口14を開閉する回
    動型の栓体2を枢着し、また、上記膨出部13の
    外周に、上記栓体2を閉口状態で抱持ロツクする
    ロツク筒3を水平回転自在に装着し、該ロツク筒
    の適所に上記栓体2の抱持ロツクを解除させる切
    欠33を設けたことを特徴とする注出キヤツプ。
JP16146383U 1983-10-18 1983-10-18 注出キヤツプ Granted JPS6068049U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16146383U JPS6068049U (ja) 1983-10-18 1983-10-18 注出キヤツプ

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JP16146383U JPS6068049U (ja) 1983-10-18 1983-10-18 注出キヤツプ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6068049U JPS6068049U (ja) 1985-05-14
JPH0126610Y2 true JPH0126610Y2 (ja) 1989-08-09

Family

ID=30354837

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JP16146383U Granted JPS6068049U (ja) 1983-10-18 1983-10-18 注出キヤツプ

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JP (1) JPS6068049U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS589358B2 (ja) * 1975-10-22 1983-02-21 三洋電機株式会社 ネツコウカンキノセイゾウホウホウ

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5232434Y2 (ja) * 1972-08-15 1977-07-23
JPS54146649U (ja) * 1978-04-03 1979-10-12
JPS589358U (ja) * 1981-07-10 1983-01-21 木下 晴美 容器用ポンプ

Patent Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS589358B2 (ja) * 1975-10-22 1983-02-21 三洋電機株式会社 ネツコウカンキノセイゾウホウホウ

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6068049U (ja) 1985-05-14

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