JPH01264713A - 回転スリット刃およびスリット装置 - Google Patents

回転スリット刃およびスリット装置

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JPH01264713A
JPH01264713A JP9032888A JP9032888A JPH01264713A JP H01264713 A JPH01264713 A JP H01264713A JP 9032888 A JP9032888 A JP 9032888A JP 9032888 A JP9032888 A JP 9032888A JP H01264713 A JPH01264713 A JP H01264713A
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JP
Japan
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slitting
blade
rotary
rotating
slit
Prior art date
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Pending
Application number
JP9032888A
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English (en)
Inventor
Takeshi Matsumiya
毅 松宮
Atsushi Matsushita
厚 松下
Hidekazu Nishimura
英一 西村
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FUKUSHIN KOGYO KK
Original Assignee
FUKUSHIN KOGYO KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は例えば、ビデオテープ等のスリットに用いて好
適な回転スリット刃およびスリット装置に関するもので
ある。
(従来の技術) 製造された広幅の連続ビデオテープ材を所要幅員のとデ
オテープとするため、長さ方向に沿ってスリットする場
合には所謂、ロールシャリング方式が用いられている。
このようなロールシャリング方式により高遠度鋼製回転
スリット刃によってビデオテープ材を幅方向で数条に連
続しスリットする際は応力作用によりズレやノビの発生
を来たし寸法に狂いを生じることがあり、特にステンレ
ス高速度@製回転スリット刃であっても、摩耗が激しく
高頻度で研漕しなけれはならず生産性に劣り、かつ回転
スリット刃の耐用時間も短かった。
(発明が解決しようとする課題) ビデオテープ材への応力作用によりズレやノビを惹起さ
せ、かつ摩耗が激しいので高頻度で研磨しなければなら
ないという問題点があり、超硬度かつ極薄く、スリット
時に可及的にビデオテープ材への応力作用の少い回転ス
リット刃が要望きれた。
(課題を解決するための手段) 本発明は非晶質(アモルファス)金属製の超硬度かつ極
薄い回転スリットと、この回転スリットを備えたスリッ
ト装置とを提供するものであって、請求項(1)は非晶
質金属箔からなる回転スリット刃であり、請求項(2)
は非晶質金属箔を複数枚積層してなる回転スリット刃で
あり、請求項(3)は窒化チタン等により硬度増強化コ
ート処理を施した金属薄板を非晶質金属箔の両面に積層
してなることを特徴とする回転スリット刃であり、請求
項(4)は側面から視て円形とした前記請求項(1)、
(2)。
(3)の回転スリット刃であり、請求項(5)は側面か
ら視て多角形とした前記請求項(1)。
(2)、(3)の回転スリット刃であり、請求項(6)
は側面から視て六角形とした前記請求項(1)、(2)
、(3)の回転スリット刃であり、請求項(7)は前記
請求項(1)、(2)8 (3)の何れかの単一または
複数を組合せた複数個を取付軸に軸方向間隔を距てて取
付けてなる上回転スリット刃部材と、この上回転スリッ
ト刃部材に対応する複数個の回転スリット刃を取付軸に
取付けた下回転スリット刃部材とを上下かつシャリング
截断状に配し、走行する連続帯体を長さ方向にスリット
するようにしたことを特徴とするスリット装置であり、
本発明によって、例えばビデオテープ材を数条に連続し
てスリットする場合に、応力作用による寸法のズレ、ノ
ビを極力防止し、かつ長期間に亘って使用し得て、生産
性を格段と向上させることができる。
(作  用) 非晶質(アモルファス)金属箔からなる超硬度かつ極薄
の回転スリット刃で連続スリットするので、被スリット
材への応力作用が極力少く、かつ長期間に亘って研磨を
不要とし、研磨による作業停止に伴う生産性への阻害を
可及的に防止し得る。
(実 施 例) 本発明の一実施例を図面について説明する。
本発明に係る回転スリット刃1は第1図(a)、(b)
に示すように、非晶質(アモルファス)金属箔製であっ
て、側面から視て円形を呈し、直径24關または直径4
8間としてあり、厚さ50ミクロンとしである。
第2図(a)、(b)は本発明に係る回転スリット刃2
を示し、この回転スリット刃2は円形であって、厚さ2
5ミクロンの非晶質(アモルファス)金属箔を4枚重ね
合せてなるものであり、靭性を補強するようにしたちの
でる。
第3図(a)、(b)は本発明に係る回転スリット刃3
を示し、この回転スリット刃3は円形であって、窒化チ
タン等により高度増強化コート処理を施してなる金属薄
板4.5を非晶質(アモルファス)金属箔6の両面に積
層して靭性を補強したものである。
第4図(a)、(b)は本発明に係る回転スリット刃7
を示し、この回転スリット刃7は側面から視て角落し六
角形を呈し、対角長さ(rn >を24市、頂角丸み(
R)を12+n+状としである。
第5図(a)、(b)は本発明に係る回転スリット刃8
を示し、この回転スリット刃8は角落し六角形であって
、厚さ25ミクロンの角落し六角形非晶質(アモルファ
ス)金属箔を4枚積層して靭性を補強してなるものであ
る。
第6図(a)、(b)は本発明に係る回転スリット刃9
を示し、この回転スリット刃9は角落し六角形であって
、窒化チタン等による高度増強化コート処理を施してな
る金属薄板10゜11を非晶質(アモルファス)金属箔
12の両面に積層して靭性を補強したものである。
第7図は本発明に係るスリット装置の一例の要部を示す
正面図であり、第8図は使用状態の概要を示す側面図で
ある。
スリット装置13は第7図に示すように、取付軸14の
軸方向に沿い、所定ピッチ(P)で本発明に係る回転ス
リット刃15,15.15・・・を多数固定してなる上
回転スリット刃部材16と、この上回転スリット刃部材
16に対応しかつ前記回転スリット刃15と同一形状、
同一構造とした回転スリット刃17,17.17を取付
軸18の軸方向に沿い前記ピッチ(P)と同一ピッチで
多数固定してなる下回転スリット刃部材19とを上下か
つシャリング截断状に配してあり、第8図に示すように
、連続走行するビデオテープ材等の被スリット材(イ)
を幅方向に数条かつ長さ方向に沿ってスリットし得るよ
うに形成しである。
前記回転スリット刃15,17を円形とし、これら回転
スリット刃15と回転スリット刃17とにより被スリッ
トする際における回転スリット刃の接触周方向長さとの
比を接触比とすると、接触比は120以上とすることが
望ましく、非晶質金属製帯体(アモルファスメタルテー
プ)をスリットする場合には1:350以上とするとよ
い。
なお、接触比は被スリット材の形状、状態、性質等によ
り適宜選定する。
一般的に接触比は被スリット材の粘性が低い場合は大と
し、硬度が大なる場合は小とし、スリット時の環境の温
度が低い場合は大とするとよく、非晶質金属箔帯体(ア
モルファスメタルテープ)のように粘性が小で硬度が大
であるものは加熱して硬度を低下させ接触比を下げると
よい。
また、加熱することにより粘性が高くなり、硬度が小と
なる性質のものは粘性の変化を重視しなければならない
刃の温度条件は−4’C〜−25°Cとするとよい。
さらに前記回転スリット刃15.17を六角形とした場
合には、比較時粘性の高い、例えばリン青銅製被スリッ
ト材のスリットに適し、非晶質金属製帯体(アモルファ
スメタルテープ)のスリットに際しては接触比を1:5
50以上とするのが望ましい。
また、頂角丸み(R)が小なる場合は刃の温度が摩擦熱
により上昇し、刃の割れを来す恐れがあるから充分に吟
味し選定することが必要である。
第9図は六角形とした回転スリットにおけるスリット時
の温度分布を図式化したものであって、接触比1:30
0、スリット長さ50,000mで図のような温度分布
を示し、スリット長さ約2.000mで矢印の部分に亀
裂が生じた。
このことから六角形とした場合は0三角形で示す部分で
被スリット材をたたくようにしてスリットするものと思
われる。
さらに接触比を1:550とした場合は頂角丸み(R)
部分の片側でスリットするように発生するI:I凛然は
中心部に向って伝熱し、かつ放熱がなされ、非晶質金属
箔帯体をioo、o。
0mスリットとしても支障はなく、刃の摩耗による作業
停止を不要とした。このときの刃の頂角丸み(R)部分
の温度は平均して−8,2°Cであった。
この場合には雰囲気温度は一40°C、スリット前にお
ける刃の温度は一25°Cであって、応力作用を極力小
とし、ズレ、ノビ等のない状態で良好なスリットがなさ
れたかどうかの判定はスリット部分におけるカエリの大
きさが5μm未満であれば良であり、5μm以上であれ
ば不良であったものと判断するという、実験検討の結果
を数値的に把握することができる。
(発明の効果) 本発明は非晶質金属箔または非晶質金属箔を主要部とし
た回転スリット刃とするから超硬度かつ耐卓耗性に秀れ
、従来の回転スリット刃に比して長期間の使用に耐え、
生産性を向上させ、しかも’4L’Hの回転スリット刃
となし得て被スリット材への応力作用を極力小として寸
法ズレ、寸法誤差、ノビを防止することができ、本発明
に係る回転スリット刃を用いたスリット装置によれば回
転スリット刃の研磨を長期間に亘って不要とし、作業性
を格段に向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)は本発明に係る非晶質金属箔−枚からなる
円形の回転スリット刃の側面図、第1図(b)は同・正
面図、第2図(a)は本発明に係る非晶質金属箔四枚重
ね状に積層した円形の回転スリット刃の側面図、第2図
(b)は同・拡大正面図、第3図(a)は本発明に係る
非晶質金属箔の両面に金属薄板を積層した円形の回転ス
リット刃の側面図、第3図(b)は同・拡大正面図、第
4図(a)は本発明に係る非晶質金属箔−枚からなる角
落し六角形の回転スリット刃の側面図、第4図(b)は
同・正面図、第5図(a)は本発明に係る非晶質金属箔
四枚重ね状に積層した角落し六角形の回転スリット刃の
側面図、第5図(b)は同・拡大正面図、第6図(a)
は本発明に係る非晶質金属箔の両面に金属薄板を積層し
た角落し六角形の回転スリット刃の側面図、第6図(b
)は同・拡大正面図、第7図は本発明に係るスリット装
置の概要を示す正面図、第8図は第7図■−■線におけ
るる断面図、第9図は本発明に係る角落し六角形の回転
スリット刃によるスリット時の温度分布の一例を示す説
明図である。 1.2.3,7.8,9,15.17・・・回転スリッ
ト刃、4,5.10.11・・・金属薄板、6.12・
・・非晶質(アモルファス)金属箔、13・・・スリッ
ト装置、14.18・・・取付軸、16・・・上回転ス
リット刃部材、19・・・下回転スリット刃部材、(イ
)・・・被スリット材。 1 回章ムスリット刃 青し  /Ia                  
 身52  ム4第5 回      藝6 回 第 7 目 弔6因     羊9固

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)非晶質金属箔からなる回転スリット刃。
  2. (2)非晶質金属箔を複数枚積層してなる回転スリット
    刃。
  3. (3)窒化チタン等により硬度増強化コート処理を施し
    た金属薄板を非晶質金属箔の両面に積層してなることを
    特徴とする回転スリット刃。
  4. (4)側面から視て円形とした前記請求項(1)、(2
    )、(3)の回転スリット刃。
  5. (5)側面から視て多角形とした前記請求項(1)、(
    2)、(3)の回転スリット刃。(6)側面から視て六
    角形とした前記請求項(1)、(2)、(3)の回転ス
    リット刃。(7)前記請求項(1)、(2)、(3)の
    何れかの単一または複数を組合せた複数個を取付軸に軸
    方向間隔を距てて取付けてなる上回転スリット刃部材と
    、この上回転スリット刃部材に対応する複数個の回転ス
    リット刃を取付軸に取付けた下回転スリット刃部材とを
    上下かつシャリング截断状に配し、走行する連続帯体を
    長さ方向にスリットするようにしたことを特徴とするス
    リット装置。
JP9032888A 1988-04-14 1988-04-14 回転スリット刃およびスリット装置 Pending JPH01264713A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05314966A (ja) * 1992-05-14 1993-11-26 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電池および電極板の製造法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5669017A (en) * 1979-10-05 1981-06-10 Toyo Kohan Co Ltd Narrow precision slitter device
JPS5822691A (ja) * 1981-08-05 1983-02-10 三菱マテリアル株式会社 表面硬質層を有する磁気テ−プ切断成形用スリツタ丸刃

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