JPH01264679A - 磁気デイスク媒体回転用スピンドルモータ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、情報の記録再生を行う磁気ディスク装置に係
り、特にトラック密度１０００ＴＰＩ以上の磁気ディス
ク装置の熱オフトラックを低減するのに好適な磁気ディ
スク媒体回転用スピンドルモータに関する。

〔従来の技術〕

従来の磁気ディスク装置の磁気ディスク媒体回転用スピ
ンドルモータは１例えば特開昭６２−１２５５７３号公
報に記載のように、磁気ディスク媒体を固定するハブの
一端であるフランジ部と前記ハブの他端側の磁気ディス
ク媒体クランプの外周部の、前記磁気ディスク媒体に接
する側の形状は両方とも平らであり１面接触の状態であ
った。

〔発明が解決しようとする課題〕

上記従来技術は、磁気ディスク装置の磁気ディスク媒体
回転用スピンドルモータの磁気ディスク媒体の取付は面
が、面接触状態とは言え、実際は。

接触、非接触部がばらついて存在してお９、環境温度変
化（たとえばＯＣ〜５０Ｃ）による熱応力の伝達点が一
様では無かった。これは、その結果発生する前記磁気デ
ィスク媒体間の熱変形量のばらつきについて考慮されて
おらず、トラック密度１０００ＴＰＩ以上の磁気ディス
ク装置に対しては。

熱オフトラックの問題があった。

また、従来トラック密度１０００ＴＰＩ以上で。

磁気ディスク媒体が８枚の如く多数枚で構成される磁気
ディスク装置は無かった。したがって本発明のように、
磁気ディスク媒体回転用スピンドルモータの構造に注目
して熱オフトラックを低減する例は無かった。

本発明の目的は、上記従来の問題点？解消するためにな
されたもので、その目的とするところは。

前記磁気ディスク媒体間の熱変形量のばらつきについて
考慮し、特に、前記磁気ディスク媒体回転用スピンドル
モータのハブの７ランク部と前記磁気ディスク媒体クラ
ンプの相対的な熱変形量が原因となる前記磁気ディスク
媒体の熱オフトラックを低減することにある。

〔課題全解決するための手段〕

上記目的は、磁気ディスク装置の磁気ディスク媒体回転
用スピンドルモータにおいて、磁気ディスク媒体を固定
する磁気ディスク媒体回転機構のハブの一端である７ラ
ンク部と前記ハブの他端側の磁気ディスク媒体クランプ
の外周部の、磁気ディスク媒体に接する側の形状を１回
転軸を含む断面に関して１両方ともくさび形にすること
により、達成される。

〔作用〕

このような磁気ディスク装置の磁気ディスク媒体回転用
スピンドルモータにおいて、環境温度変化（たとえば０
′Ｃ〜５０Ｃ）が起こった時、磁気ディスク媒体金固定
する磁気ディスク媒体回転機構のハブの一端であるフラ
ンジ部と前記ノ・ブの他端側の磁気ディスク媒体クラン
プの外周部の、磁気ディスク媒体に接する側の形状を１
回転軸を含む断面に関して１両方ともくさび形にした結
果。

前記ハブのフランジ部と前記磁気ディスク媒体クランプ
の外周部が、前記磁気ディスク媒体と前記磁気ディスク
媒体用スペーサをはさみ込む接触部が線接触状態になり
、熱応力の伝達点が同一半径上に存在し、熱変形による
モーメントの大きさが等しくなるように動作する。それ
によって、磁気ディスク媒体間の相対的な熱変形量を減
じ、ひいては熱オフトラックを低減することができる。

〔実施例〕

以下２本発明を図面に示す実施例に基づいて説明する。

第１図は本発明の磁気ディスク媒体回転用スピンドルモ
ータの一実施例の主要断面図。磁気ディスク媒体１と磁
気ディスク媒体用スペーサ２は磁気ディスク媒体クラン
プ３と磁気ディスク媒体クランプ固定部材４を用いて磁
気ディスク媒体回転用スピンドルモータのハブ５の外面
に固定されている、スピンドルモータの回転子として高
透磁率材料の厚肉円筒形のヨーク６とマグネット７がノ
・ブ５の内面中央部に固定され、さらにスリーブ８がハ
ブ５の内面下部に固定され、またさらに防塵用の磁性流
体シール９がハブ５の内面上端部とスリーブ８の内面に
固定されている。スピンドルモータのステータとしてコ
イル１０がベース１１に固定された中心固定軸１２に固
定されている。また、軸受１３，１４が、それぞれハブ
５と中心固定軸１２の間に上部に１個、下部にスリーブ
８を介して１個配設されている。部品の材質は、前記磁
気ディスク媒体１の基板と前記磁気ディスク媒体用スペ
ーサ２と前記磁気ディスク媒体クラング３と前記磁気デ
ィスク媒体クランプ固定部材４と前記ハブ５と前記スリ
ーブ８は、なるべく同一の熱膨張率のＡ４合金であるこ
とが望ましい。

第２図は第１図の磁気ディスク媒体クランプ３の外周部
３ａの部分拡大図。第３図は第１図のハブ５のフランジ
部５ａの部分拡大図。ハブ５のフランジ部５ａであって
、前記磁気ディスク媒体１に接する側の形状は、前記磁
気ディスク媒体クランプ３の外周部３ａであって、前記
磁気ディスク媒体１に接する側と、同じ形状・寸法にな
っている。尚、第２図と第３図で使われる寸法記号り。

Ｈ＋　、Ｈ２、Ｄｈは互いに共通である。

第４図は１本発明の従来例に対する熱オフトラックの低
減度合を示したもので、磁気ディスク媒体径５．２５イ
ンチ８枚、１００ＯＴＰ１．サーボ面が最上面、データ
面が最下面の場合の熱オフトラックであり、半分に低減
されている。

このような磁気ディスク装置の磁気ディスク媒体回転用
スピンドルモータにおいて、環境温度変化（たとえばＯ
Ｃ〜５０Ｃ）が起こった時、磁気ディスク媒体を固定す
る磁気ディスク媒体回転機構のハブ５の一端である７ラ
ンク部５ａと前記ハブ５の他端側の磁気ディスク媒体ク
ランプ３の外周部の、磁気ディスク媒体１に接する側の
形状を。

回転軸を含む断面に関して３両方ともくさび形にした結
果、前記ハブ５のフランジ部と前記磁気ディスク媒体ク
ランプ３の外周部３ａが、前記磁気ディスク媒体１と前
記磁気ディスク媒体用スペーサ２をはさみ込む接触部が
線接触状態になり、熱応力の伝達点が同一半径上に存在
し、熱変形によるモーメントの大きさが等しくなるよう
に動作する。

本発明によれば、磁気ディスク媒体間の相対的な熱変形
量を減じ、熱オフトラックは半分になり。

熱オフトラックを低減する効果がある。

〔発明の効果〕

本発明によれば、トラック密度１０００ＴＰＩ以上の磁
気ディスク装置の磁気ディスク媒体回転用スピンドルモ
ータにおいて、環境温度変化（たとえばＯＣ〜５０Ｃ）
が起こった時、磁気ディスク媒体を固定する磁気ディス
ク媒体回転機構のハブの一端であるフランジ部と前記ハ
ブの他端側の磁気ディスク媒体クランプの外周部の、磁
気ディスク媒体に接する側の形状を１回転軸を含む断面
に関して１両方ともくさび形にした結果、前記ハブの７
ランク部と前記磁気ディスク媒体クランプの外周部が、
前記磁気ディスク媒体と前記磁気ディスク媒体用スペー
サ全はさみ込む接触部が線接触状態になり、熱応力の伝
達点が同一半径上に存在し、熱変形によるモーメントの
大きさが等しくなるように動作するので、磁気ディスク
媒体間の相対的な熱変形量を減じ、熱オフトラックは半
分になり、熱オフトラックを低減する効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の磁気ディスク媒体回転用スピンドルモ
ータの一実施例の主要断面図、第２図は第１図の磁気デ
ィスク媒体クランプ３の外周部３ａの部分拡大図、第３
図は第１図のハブ５のフランジ部５ａの部分拡大図、第
４図は本発明の従来例に対する熱オフトラックの低減度
合を表わす図である。 １・・磁気ディスク媒体、２・・・磁気ディスク媒体用
スペーサ、３・・・磁気ディスク媒体クランプ、３ａ・
・・磁気ディスク媒体クランプの外周部分、４・・・ク
ランプ固定部材、５・・・ハブｔ５ａ・・・ハブの７ラ
ンク部、６・・・ヨーク、７・・・マグネット、８・・
・スリーブ、９・・・磁性流体シール、１０・・・コイ
ル、１１・・・ベース、１２・・・中心固定軸、１３．
１４・・・軸受。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、情報の記録再生を行うトラック密度１０００ＴＰＩ
   以上の磁気ディスク装置において、磁気ディスク媒体を
   固定する磁気ディスク媒体回転機構のハブの一端である
   フランジ部と前記ハブの他端側の磁気ディスク媒体クラ
   ンプの外周部の、磁気ディスク媒体に接する側の形状を
   、回転軸を含む断面に関して、両方ともくさび形にした
   ことを特徴とする磁気ディスク媒体回転用スピンドルモ
   ータ。