JPH01290164A - 磁気ディスク装置のスピンドル構造 - Google Patents

磁気ディスク装置のスピンドル構造

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JPH01290164A
JPH01290164A JP11911888A JP11911888A JPH01290164A JP H01290164 A JPH01290164 A JP H01290164A JP 11911888 A JP11911888 A JP 11911888A JP 11911888 A JP11911888 A JP 11911888A JP H01290164 A JPH01290164 A JP H01290164A
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magnetic disk
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shaft
sleeve
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JP11911888A
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Inventor
Akio Takatsuka
章郎 高塚
Hideaki Amano
天野 英明
Kiyoshi Fukunaga
福長 清
Marutomo Gotou
丸朋 後藤
Yoichi Inoue
陽一 井上
Chikayuki Sogabe
曽我部 親之
Hirohisa Aihara
裕寿 相原
Toshio Shiono
塩野 敏夫
Atsushi Naruse
成瀬 淳
Takeshi Takahashi
毅 高橋
Asao Sasamoto
笹本 亜佐夫
Hideki Shimizu
秀樹 清水
Haruhiko Hosokawa
細川 春彦
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は磁気ディスク装置に係り一特にインナーロータ
ー型スピンドルモータを使った磁気ディスク装置におい
て、熱変位に起因するサーマルオフトラックを防止する
に好適な磁気ディスク装置のスピンドル構造に関する。
〔従来の技術〕
従来のインナーローター型スピンドルモータを使った磁
気ディスク装置は、特開昭61−160876号公報に
記載されているように、ディスク円板を搭載するハブに
ローターが固定されておシ、ステーターはシャフトに固
定されている。該ハブは2つのベアリングによってシャ
フトに保持され、モーターの回転力によ〕回転する。こ
れを第7図を用いて説明する。
第7図は、従来の磁気ディスク装置の内部構造を示す縦
断面図で、ディスク円板(図示せず〕を搭載するための
ハブ21に、ベアリング24、ブダシ&51、ベアリン
グ25が接合されている。この接合は一般に接着剤が用
いられる。ハブ21は、2つのベアリング24.25を
介してシャフト26に支持されている。マグネウド25
は、ヨーク39を介してハブ21に接合されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来の装置においては、一般にハブ21の材質はアルミ
材、ベアリング24.25の材質は軸受鋼、マグネウド
23の材質はフェライト又はコバルト系合金、プツシ為
51の材質は8841鋼等の鋼が用いられる。
一般に磁気ディスク装置の動作中は、モーター部、ベア
リング部、及び、制御回路のIC,LSI素子等が熱を
発生し、磁気ディスク装置全体の温度が上昇する。各金
属に熱膨張が生じると、ハブ21には熱膨張係数の異な
る異種金属が多数結合されるため、ハブ21の各部分の
熱変位は均一にならない。具体的に言えば、第7図にお
いて、ハブ21の回転軸方向上部はハブ21の肉厚が厚
いためハブ21の熱変位は主としてハブ21の熱膨張量
に依存する。ハブ21の回転軸方向中央部の熱変位は、
ハブ21の肉厚が薄いため主としてマグネウド23の熱
膨張量に依存する。ハブ21の回転軸方向下部の熱変位
は、ハブ21の肉厚が薄いためベアリング25、プツシ
為51の熱膨張量に大きく依存する。
これらの異なる熱膨張量は、接合された金属の不均一な
熱膨張によシ、ハブ21のゆがみ、ハブ21に搭載され
るディスク円板(図示せず)の傾きを引き起こす。これ
を具体的に説明する。
第8図は第7図で円で囲んだ部分51の拡大断面図テあ
る。ハブ21は接着剤によりでプ噌シェと接着されてい
る。プッシ151の熱膨張量(第8図の矢印a)がハブ
21の熱膨張!(第8図の矢印b)より大きい場合は、
ハブυは熱膨張によシ点線の状態から集線の状態に変形
し、結果として、ハブ21上に搭載される磁気ディスク
円板(図示せず)が傾(ことになる。
また、接着剤による各金属の接合では接着剤を接合部分
に完全に均一に塗ることは難しい。すると、接着剤の量
の多少によシ接着力が異なるので、熱膨張が発生した場
合にハブ21の熱変位は局所的に異なることになる。従
って、ハブ21の重心が変化し、回転軸の傾きが生じる
ことがあった。
以上の理由によって、特にサーボ面サーボ方式の磁気デ
ィスク装置においてサーマル・オフトラックが生じるこ
とがあった。
本発明の目的は、異種金属間接合によシ生じるハブ各部
分の不拘−表熱変形、磁気ディスク円板の傾き、及び、
回転軸の傾きを除去し、サーマルオフトラックを防止す
ることのできる磁気ディスク装置のスピンドル構造を提
供することにある。
〔課題を解決するための手汐〕
上記課題は、インナーローター型スピンドルモータを使
った磁気ディスク装置において、以下の様に構成するこ
とによって達成される。
シャフトと、該シャフトに固定されたステータと、該シ
ャフトのステータの両側に配置された2組のベアリング
と、該ベアリングによって回転可能なように支持され少
なくとも1枚の磁気ディスク円板を搭載するハブと、該
ハブの内周面に該ステータと対向して設けられたロータ
を有する磁気ディスク装置において、上記ベアリンブト
上記ハブ間にベアリングの外局部に沿りて円筒形のスリ
ーブを挿入する。該スリーブは上記ベアリングによって
回転可能なように支持する。そして、この一体スリーブ
の軸方向ほぼ中央の内周面にスピンドルモータの磁界を
形成するためのマグネート(ロータ)を設ける。一体ス
リーブはベアリングの材質(軸受鋼)とほぼ同じ熱膨張
係数で、かつ、マグネダトの磁力を強め、ヨークの役目
を果たす磁性体、例えば8841鋼によ〕作成する。一
体スリーブ外周面とハブの内周面は、回転軸方向ほぼ中
央部付近の円環状の一部分、例えば幅1o■の領域にて
接合する。接合の方法としては、焼きばめ結合すること
が望ましい。接合部以外の一体スリーブの外周面とハブ
の内周面は、両者が接触しないように微小なる隙間を持
たせる。さらに、ハブの内周で接合部付近に円環状の切
欠き溝を設ける。
また、上側のベアリングは、その外周部のみをハブと接
着固定するが、内周部は、シャフトとベアリング内周面
との間にヘダドシーク方向に圧力を加えるようにおよそ
173周分の長さのOリングを挿入し、隙間を持たせる
。下側のベアリングはその内外周面ともに接着固定する
。上部のベアリングは、下部のベアリングより小さいサ
イズのものを用いる。
〔作用〕
以上のように構成した磁気ディスク装置は、ベアリング
と一体スリーブに熱膨張が生じても、両者は熱膨張係数
がほぼ等しいので、両者はほぼ等しく膨張する。また、
一体スリーブとハブは熱膨張係数の異なる金属で形成さ
れるが、円環状の微小領域の接合部以外の領域では両者
は接触しておらず隙間になっているため、ハブ21はベ
アリングやプリシェ等の金属の熱膨張の影響を受けずに
、ハブ自身の熱膨張係数に応じて均一に熱膨張する。
また、接合部はハブの回転軸方向中央部付近にあるため
、一体スリーブの熱膨張がハブの熱膨張に影響を及ぼし
たとしても、ハブは回転軸方向に対称に膨張するため、
軸方向の両端に有る磁気ディスク面の熱変位をほぼ同一
にすることができ、各ディスク面の熱変位の差を極小に
することが出来る。
また、接合部付近のハブの内周に、円環状の溝を設けて
いるので、一体スリーブのハブに及ぼす熱膨張の影響は
この円環溝部によって吸収されるので、結果として、ハ
ブは他の異種金属の熱膨張の影響をほとんど受けないこ
とになる。
また、上部のベアリング内周面とシャフトは接着固定せ
ずに隙間になっており、上部のベアリングは磁気へ曖ド
のシータ方向にラジアル与圧(回転軸方向と垂直方向へ
の与圧)が与えられるので、剛性が高くなり、回転軸の
触れ回りを小さくすることができる。
さらに、シャフトとベアリングの熱膨張量の差により生
ずる回転軸の変化も、上部ベアリングの内径を下部ベア
リングの内径より小さくすることによってその影響を減
少することができる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を図面にて説明する。
第5図は、本実施例にかかる磁気ディスク装置全体を示
す斜視図である。カバー1とベース2はネジ結合され、
ヘッド・ディスク−アセンブリ(HDA)を構成してい
る。HDAは防振ゴム42を介してフレーム3に取付け
られておシ、防振ゴム42によルフレームに加わる振動
をHDAに伝達しないようにしている。また、ベース2
の下部には、上位機種とのデータのやシ取シ、または、
磁気ディスク装置を駆動するための制御を行なうパ噌ケ
ージボ―ド4が取付けられている。
第6図は、HDA内部の構造を示す分解斜視図テする。
ベース2の一方にはスピンドルモータ8がねじ止めされ
る。スピンドルモータ8のハブ21の上には、磁気ディ
スク円板6とディスクスペーサ7が交互に所定の枚数積
み重ねられ、ディスククランプ5によりスピンドルモー
タ8上に固定される。スピンドルモータ8のシャフト2
6はカバー1によりネジ止めされる。
一方tベース2の他方には、ピボv)ベース9が増付け
られている。ピボットベース9には、磁気ディスク円板
6上に書かれた情報の読み出し/書き込みを行なうため
のへブトコア10、及びへヴド11が搭載されたキャリ
ッジアッシー16が挿入される。ボイスコイルモータ2
0のコイル19へ電流を流すと、ピボットベース9のシ
ャフト周りのトルクが発生し、へヴド10を磁気ディス
ク円板6の所定の位置に移動、位置決めする。ヘッド1
1は、磁気ディスク円板上でのヘッド姿勢を保つための
ジンバルスプリング12に結合され、ジンバルスプリン
グ12はヘッド10を円盤表面上に押し付ける作用をす
るa−トスプリング15に取付けられている。
ロードスプリング15は、ヘッドアーム14に取付けら
れ、ヘッドアーム14は、キャリダシハブ40の上部よ
りヘッドクランプ15によシ固定される◎キャリリレア
ーム16の側面には、リード/ライトICを搭載した基
板17が固定されており、基盤17からHDA 外部に
フレキシブルプリンテダドサーキ雫ド18が引きだされ
る。
第1図は、本実施例にかかる磁気ディスク装置のスピン
ドルモータ一部の断面図である。ディスク円板6の記載
は省略しである6 シャフト26は、2つの径をもつ円柱形の形状を有し、
プラケ嗜ト35を介して、ベース2にねじ止めされる(
図示せず)。シャフト26の上、下部にはベアリング2
4.25が設けられている。ここでベアリング24と、
ベアリング25は大きさの異なるベアリングを用い、上
部のベアリング24を小さくする。下部のベアリング2
5の外局には円筒状のブツシェ51がはめこまれている
。この、プツシS51は、後述する円筒状の一体スリー
ブ22に円筒状のマグネット25を挿入する際の製造上
の容易さのために用いられるものであ夛、特に磁気ディ
スク装置の構成上必要不可欠とされるものではない。ベ
アリング24、プツシS31の外周部には、これらを覆
うような円筒形の一体スリーブ22が取付けられている
。一体スリーブ22及びブダシ為51は同一の材料、例
えば8841鋼が用いられる。
ステータコア2Bはシャフト26に固定され、マグネッ
ト25は一体スリーブ22の内周に固定され、これらは
DCブラシレスモータを構成している。
一体スリーブ22は、第7図のヨーク39の役目もかね
ている。マグネット25は、例えばフェライト系合金よ
りなる永久磁石である。
一体スリーブ22の上部及び下部には、磁気ディスク円
板を有する空間と、モーターを有する空間を気密に保た
めに磁性流体シール50.54が設けられている。これ
らの磁性流体シールについては、例えば特開昭57−9
7965号公報、実開昭59−25691号公報に示さ
れているように周知の技術であるので、説明は省略する
一体スリーブ22の外側には、複数の磁気ディスク円板
(図示せず)を搭載し九ハブ21が配置され、一体スリ
ーブ22とハブ21は、ハブ210回転軸方向ほぼ中央
部付近の円周方向に帯状の領域、例えば幅10票の領域
にて焼きばめ接合される。焼きばめ接合をするのは、接
合する2つの金属の加工精度を良くすれば接合状態を均
一にできること、接合力が強いこと、接合に対して接着
剤等の他の物質を介さないため不均一な熱変位が起きに
くいことによる・ 焼きばめ接合された領域、焼きばめ部37は一定の幅で
円周上の全領域であることが好ましいが、円周上の数個
所の領域であっても良い。焼きばめ部57以外は、一体
スリーブ22とハブ21は接触しておらず、両金属が熱
膨張しても接触しまいような十分な隙間、例えば約0.
2−の隙間になっている。
サラバネ29は、ベアリング24にスラスト与圧(回転
軸方向に与える与圧)を与えるためのバネである。ベア
リング24.25は一体スリーブ24トシャ7ト26に
接着固定されると、一体スリーブ24とシャフト26の
熱膨張量の違いによってベアリング24゜25に軸方向
の力が加わる。これを防ぐためにベアリング24の内周
面はシャフト26には接着さすに微小なる隙間を持たせ
、サラバネ29で支持することによって軸方向の力を吸
収している。
位f1m出用マグ木ヴト52は、対向して設けられるホ
ール素子(図示せず)によシ磁気ディスク装置を搭載し
たハブ210回転位置を検出するためのものである。基
板5Sは、DCブラシレスモーターの回転を制御するた
めの制御回路を搭載した基板である。
以上のような構成にすることにより以下のような効果を
有する。
一体スリーブ22とプ噌シエ51は同一材質のため均一
に熱変形し、ゆがみが生ずることはない。ベアリング2
4.、25と一体スリーブ22は異種金属接合であるの
で異なる熱変形によるゆがみが生ずるOしかし、一体ス
リーブ22はハブ21トは焼きばめ領域57だけでしか
接触しておらず、この一体スリーブ22とハブ21の異
種金属接合によ)生ずるハブ21のゆがみは極めて少な
い。
従って、ハブ21は他の異種全厚による熱変形の影響を
受けずに熱膨張する。仮に、一体スリーブ22の熱膨張
の影響を受けるにしても、接合領域が軸方向中央部に有
るので、ハブ21は軸方向に対称に熱変位する。ハブ2
1に搭載されるディスク円板は一般にハブ21と口しア
ルミ材を基材としているため、ハブ21の同様に熱膨張
するので、磁気ディスク円板の傾きや、回転軸の変位を
除去できサーマルオフトラリフを防止することが出来る
第2図は、第1図における焼きばめ部57において、ハ
ブ21の焼きばめ領域57付近に切欠き溝56を設けた
例を示す。切欠き溝56は例えば幅1■、深さ15mの
溝を円周方向に連続的に設けたものである。この切欠き
36を設けることによって、ハブ21の焼きばめ領域5
7付近で生ずるゆがみの影響は、切欠き@56によって
吸収されハブ21の回転軸方向に伝わりにくくする効果
がある。
さらに本実施例では、サーマルオフトラリフを防止する
手段として、ベアリング24の内輪とシャフト260間
に例えば1A周分のOリング27をはさみ、磁気ヘッド
のシータ方向と同方向にラジアル与圧を加える。
第3図は、ベアリング24に加える与圧方向を示した第
1図のA−A部の断面図でおる。シャフト26には加工
が容易な同心溝41が加工されている。
この同心@ 41に約173周分のOリング27が接着
固定し、へりドシーク方向にベアリング24を片寄せる
ように圧力を加えている。この方法によれば一加工の難
しい偏心溝を形成し、この溝に全周分の0リングを挿入
するという従来の方法に比べ、簡単な構成でラジアル与
圧できるという効果を有する。
ラジアル与圧は、ヘダドシーク方向に加えられる。一般
に、磁気ヘッドを搭載したリニアクチェエータがヘリド
シーク方向に往復移動をすると、磁気円板を搭載したハ
ブやスピンドルモーターはへラドシーク方向に振れが生
ずる。この場合、第5図で与圧方向とへラドシーク方向
が直角方向であるとすると、与圧方向、即ち、振れの生
ずる方向に隙間50があることになるから十分な剛性を
得られないからである。
また、本実施例ではベアリング24の内径は、ベアリン
グ25の内径より小さい物を用いる。一般に、熱変形に
よる径の変化は、(直径)×(熱膨張係数)×(温度変
化)の式で表される。この式から、シャフト26とベア
リング24の内周の熱膨張による隙間の変化量は、直径
に比例して大きくなる。従うて一ベアリング24に小さ
いサイズのベアリングを用いると熱膨張による影響を小
さくすることが出来る。
同様に、ベアリング25も小さいサイズのベアリングを
用いると、熱膨張の影響を小さく出来る。
しかし、磁気ディスク円板等を搭載したノ1プ21、一
体スリーブ22、マグネ噌ト25を支えるのは2つのベ
アリング24.25であり、このうちベアリング24の
内周はシャフト26には接着固定されていないので、こ
れらの重量をささえ、なおかつ剛性を高くするためには
ベアリング25に大きいベアリングを用いることが必要
となる。
よって、ベアリング24のサイズをベアリング25のサ
イズよりも小さくするのである。
次に、第4図において本発明の第2の実施例を説明する
。第4図において、第1図と同一部分には同じ符号をつ
けている。ここで、第1図に示した実施例と異なるのは
、ハブ21の軸方向中央点58に対して軸方向に対称と
なる2カ所の焼きばめ領域40.41で、ハブ21と一
体スリーブ24を焼きばめ結合した点にある。
本実施例においても、第1の実施例と同様に回転軸の傾
き、サーマルオフトラダクを防止することができる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、ベアリングと一体スリーブに熱膨張が
生じても、部分的な接合部以外の領域では両者は接触し
ておらず隙間になっているため、ハブはベアリングやブ
ヴシエ等の金属の熱膨張の影響を受けずにハブ自身の熱
膨張係数に応じて均一に熱膨張し、ハブのゆがみ、重心
の変化を防止することが出来る。
また、接合部はハブの回転軸方向中央部付近にあるため
、ハブは回転軸方向に対称に膨張し、軸方向の両端に有
る磁気ディスク面の熱変位をほぼ同一にすることができ
、各ディスク面の熱変位の差を極小にすることが出来る
また、接合部付近のハブの内周に、円環状の溝を設けて
いるので、一体スリーブの/)プに及ぼす −熱膨張の
影響をこの円環溝部に吸収させることが可能になる。
また、上部のベアリング内周面とシャフトは接着固定せ
ずに隙間になっておシ、上部のベアリングは磁気ヘッド
のシータ方向にラジアル与圧(回転軸方向と垂直方向へ
の与圧)が与えられるので、剛性が高くなり、回転軸の
触れ回りを小さくすることができる。
さらに、シャフトとベアリングの熱膨張量の差によシ生
ずる回転軸の変化も、上部ベアリングの大きさを下部ベ
アリングの大きさよシ小さくすることによってその影響
を減少することができる。
以上のように、ハブは他の異種金属による熱膨張の影響
を受けずに熱膨・張し、仮に、一体スリーブの熱膨張の
影響を受けるにしても、回転軸方向に対称に熱変位して
重心の変化も生じないので、磁気ディスク円板の傾きや
、回転軸の変位を除去できサーマルオフトラヴクを防止
することが出来る0
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例を示す磁気ディスク装置
のスピンドル構造の断面図、第2図は第。 1図の焼きばめ領域57付近の詳細を示す断面図、第3
図は第1図のA−Aのベアリング部の断面図、第4図は
本発明の第2の実施例を示す磁気ディスク装置のスピン
ドル構造の断面図、第5図は磁気ディスク装置全体を示
す斜視図、第6図は磁気ディスク装置の内部構造を説明
するための分解斜視図、第7図は従来の磁気ディスク装
置のスピンドル構造を示す断面図、第8図は第7図のハ
ブ21の下部51の拡大断面図である。 21・・・ハブ、22・・・一体スリーブ、24.25
・・・ペアリング、26・・・シャフト、27・・・O
リング、28・・・ステータコア、51・・・ブヴシ為
、55・・・プラケート、56・・・切欠き溝、37・
・・焼きばめ領域、41・・・同心溝。 躬 1 圀 第 2図 閉 3区 躬 4 圃 躬 6区 第 7 口 筋 8巴

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)シャフトと、該シャフトに固定されたステータと
    、該シャフトの軸方向にあってステータの両側に配置さ
    れた2組のベアリングと、該ベアリングによって回転可
    能なように支持されたスリーブと、該スリーブの上記ス
    テータと対向する位置に配置されたロータと、該スリー
    ブと部分的な領域で固定され、少なくとも1枚の磁気デ
    ィスク円板を搭載するハブを有することを特徴とする磁
    気ディスク装置のスピンドル構造。
  2. (2)上記スリーブと上記ハブは実質的に円筒形状をな
    し、両者は該固定領域以外は接触しない様に配置されて
    いることを特徴とする請求項第1項記載の磁気ディスク
    装置のスピンドル構造。
  3. (3)上記スリーブと上記ハブの固定された部分的な領
    域は、ハブの内周に形成された円周方向に連続した凸部
    であることを特徴とする請求項第1項記載の磁気ディス
    ク装置のスピンドル構造。
  4. (4)上記凸部は、軸方向中央部に対応する位置のハブ
    の内周面に設けられたことを特徴とする請求項第3項記
    載の磁気ディスク装置のスピンドル構造。
  5. (5)上記スリーブと上記ハブは、焼きばめ結合によっ
    て固定されることを特徴とする請求項第1項ないし第4
    項のいずれかの項に記載の磁気ディスク装置のスピンド
    ル構造。
  6. (6)上記スリーブと上記ハブは、上記ベアリングを通
    る軸方向と垂直な平面以外の領域で固定されることを特
    徴とする請求項第1項ないし第5項のいずれかの項に記
    載の磁気ディスク装置。 スピンドル構造。
  7. (7)上記ハブの内周面に、円周に沿って微小なる溝を
    設けたことを特徴とする請求項第1項記載の磁気ディス
    ク装置のスピンドル構造。
  8. (8)上記スリーブと上記ベアリングは、ほぼ同じ熱膨
    張係数の材質よりなることを特徴とする請求項第1項記
    載の磁気ディスク装置のスピンドル構造。
  9. (9)シャフトと、該シャフトの中央部に配置したステ
    ータと、該シャフトのステータの両側に配置された2組
    のベアリングと、回転可能なように支持され少なくとも
    1枚の磁気ディスク円板を搭載するハブと、該ハブの内
    側であって該ステータに対向する位置に配置されたロー
    タを有する磁気ディスク装置において、上記ベアリング
    を通る軸方向と垂直な平面上であって上記ハブと上記ベ
    アリングの間に空間を有することを特徴とする磁気ディ
    スク装置のスピンドル構造。
  10. (10)シャフトと、該シャフトの中央部に配置したス
    テータと、該シャフトに固定された第1のベアリングと
    、該シャフトに押圧されて固定される第2のベアリング
    と、少なくとも1枚の磁気ディスク円板を搭載するハブ
    と、該ハブの内側に該ステータと対向して配置されたロ
    ータを有する磁気ディスク装置において、上記第1のベ
    アリングの大きさを上記第2のベアリングの大きさより
    も大きくしたことを特徴とする磁気ディスク装置のスピ
    ンドル構造。
  11. (11)ベアリングと、該ベアリングの内周面と接触し
    て保持するシャフトを有するベアリング保持構造におい
    て、上記シャフトの上記ベアリングとの接触する部分に
    帯状の溝を設け、該溝に沿って上記ベアリングの内周面
    と上記シャフトの間に、少なくとも1/2周以下の長さ
    のOリングを挿入して、該ベアリングに対して特定方向
    に圧力を加えるようにしたことを特徴とするベアリング
    保持構造。
  12. (12)請求項第1項の磁気ディスク装置に使用される
    磁気ディスク用スリーブ。
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JP11911888A Pending JPH01290164A (ja) 1988-05-18 1988-05-18 磁気ディスク装置のスピンドル構造

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JP (1) JPH01290164A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02136476U (ja) * 1989-04-13 1990-11-14
US5112147A (en) * 1990-02-05 1992-05-12 Fujitsu Limited Rotating support apparatus in disk storage device
US5896242A (en) * 1996-09-06 1999-04-20 International Business Machines Corporation Spindle motor with stress alleviating groove provided in hub cylindrical protrusion portion
US6556374B1 (en) 1996-03-28 2003-04-29 Hitachi Global Storage Technologies Spindle motor-having improved bonding between its bearing cartridge and hub

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