JPH01264031A - トークンリング通信システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、トークンリング通信システムに間し、特に、
異なるトークンリング間で通信を行なうことが可能なト
ークンリング通信システムに関する。

［従来の技術］ 従来のトークンリング通信システムは、一つの閉じたリ
ング内での通信用に限定されていた。

従って、トークンリングが複数あっても、異なるトーク
ンリング間で通信を行なうことは不可能であった。

［解決すべき問題点］ 上述した従来のトークンリング通信システムは、一つの
閉したリング内での通信用に限定されていたため、次の
ような問題点があった。

■トークンリングの収容能力を越えてノートを接続する
ことができない。

■別のトークンリングとの直接接続ができない。

本発明は、上記問題点にかんがみてなされたもので、異
なるトークンリング間で通信を行なうことが可能なトー
クンリング通信システムの提供を目的とする。

［問題点の解決手段］ 上記目的を達成するため、本発明のトークンリング通信
システムは、第１のトークンリングと、この第１のトー
クンリングにブランチ状に複数接続される第１のノード
と、第２のトークンリングと、この第２のトークンリン
グにブランチ状に複数接続される第２のノードと、上記
第１および第２のトークンリングに接続され、異なるト
ークンリング間のリンクを行なうトークンリングリンク
ノードとを備えた構成としてあり、ここで、上記第１お
よび第２のノードは、異リング間通信を行なうとき、上
記トークンリングリンクノードに対して、自トークンリ
ング内での発信元アドレスと送信先アドレスの他に、他
トークンリング内での発信元アドレスと送信先アドレス
を含むリング間通信フォーマットのフレームを送信する
ものであり、上記トークンリングリンクノードは、リン
グ間通信フォーマットのフレームを受信すると、上記自
トークンリング内の発信元アドレスと送信先アドレスを
上記他トークンリング内の発信元アドレスと送信先アド
レスに置換して通過させるものである。

すなわち、異なるトークンリング間で通信を行なうため
、自トークンリング内での発信元アドレス（ＳＡ）と送
信先アドレス（ＤＡ）に加え、他トークンリング内での
発信元アドレス（Ｃ２）と送信先アドレス（Ｃ１）を有
するリング間通信フォーマットを定義し、異なるトーク
ンリングを接続するトークンリングリンクノードは、自
トークンリングから他トークンリングへフレームを通過
させる際に、上記自トークンリング内での発信元アドレ
ス（ＳＡ）を上記他トークンリング内での発信元アドレ
ス（Ｃ２）に置換し、また、上記自トークンリング内で
の送信先アドレス（ＤＡ）を上記他トークンリング内で
の送信先アドレス（Ｃ１）に置換して通過させる。

そして、置換後のリング間通信フォーマットのフレーム
が他トークンリングに入った後は、そのリング内で送信
先アドレス（ＤＡ）と発信元アドレス（ＳＡ）に従った
通信を行なう。

［実施例］ 以下、図面にもとづいて本発明の詳細な説明する。

第１図は、本発明の一実施例に係るトークンリング通信
システムで使用するフレームフォーマットを示す図であ
る。

同図において、ＣＦ、はコントロールフレームであり、
自トークンリング内のみの通信時に使用する制御用フレ
ームの形式である。なお、これは従来から使用されてい
るものと同じである。

次に、ＣＦ２もコントロールフレームであり、異なるト
ークンリングへ通信するときに使用する制御用フレーム
の形式である。

また、ＤＦ、はデータフレームであり、自トークンリン
グ内のみの通信時に使用するデータ通信用フレームの形
式である。なお、これも従来から使用されているものと
同じである。

一方、ＤＦ２もデータフレームであり、異なるトークン
リングへ通信するときに使用するデータ通信用フレーム
の形式である。

次に、第２図は、第１図に示すフレームフ才一マットで
通信を行なうトークンリング通信システムのブロック図
である。

同図において、１は自１・−クンリングに接続されるノ
ート、２はトークンリングリンクノード、３は他トーク
ンリングに接続されるノード、４は自トークンリング、
５はｆ也トークンリングである。

また、６はノート１における送信時の制御フレーム、７
はノード２における着信時の制御フレーム、８はノート
２における送信時の制御フレーム、９はノード３におけ
る着信時の制御フレームである。

ここで、トークンリング４，５の両方に接続されたトー
クンリングリンクノード２は、リング間通信フォーマッ
トＣＦ２．ＤＦ２で送られてきたフレームについて、自
トークンリング内での送信先アドレス（ＤＡ）と他トー
クンリング内での送信先アドレス（ＣＩ）の置換、およ
び自トークンリング内での発信元アドレス（ＳＡ）と他
トークンリング内での発信元アドレス（Ｃ２）との置換
を行ない、異なるリング間を接続する機能を有する。

これにより、自トークンリング４に接続される各ノード
ｌと他トークンリング５に接続される各ノード３との間
で通信を行なうことができる。

次に、これをより具体的に説明する。

いま、自トークンリング４内のノード１（発信元アドレ
ス：　５Ａ＝Ｘ２）が、他トークンリング５内のノード
３（発信元アドレス：５Ａ＝Ｙ１）へ制御フレームを送
信する場合は、ＣＦ２のフォーマットに従ったフレーム
６を送出する。

すると、トークンリングリンクノード２は、このフレー
ム６を着信する。そして、自トークンリング内の送信先
アドレス（ＤＡ）を他トークンリング内の送信先アドレ
ス（ＣＩ）へ、また自トークンリング内の発信元アドレ
ス（ＳＡ）を他トークンリング内の発信元アドレス（Ｃ
２）へと置換し、フレーム７をフレーム８の形式とする
。そして、これを池トークンリング５へ送出する。

一方、ノード３は、これをフレーム９として着信する。

これにより、異なるトークンリング間で通信できること
となる。

なお、本発明は上記実施例に限定されるものでなく、要
旨の範囲内における種々変形例を含むものである。例え
ば、上述の実施例では、フレームとしてコントロールフ
レームとデータフレームとを分けてフォーマットしてい
るが、共通のフォーマットとすることもてきる。

［発明の効果］ 以上説明したように本発明は、異なるトークンリング間
で通信するためのリング間通信フォーマットを定義する
とともに、トークンリングリンクノードでトークンリン
グ間のリンクを行なうことにより、異なるトークンリン
グ間を直接接続できるトークンリング通信システムを提
供できるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１区は本発明の一実施例に係るトークンリング通信シ
ステムで使用するフレームフォーマットを示す図、第２
図は第１図に示すフレームフォーマットで通信を行なう
トークンリング通信システムのブロック図である。 ！、３：ノード ２　　：　トークンリングリンクノード４．５：）−ク
ンリング ＣＦ２：リング問通信用制御フレーム

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 第１のトークンリングと、この第１のトークンリングに
   ブランチ状に複数接続される第１のノードと、第２のト
   ークンリングと、この第２のトークンリングにブランチ
   状に複数接続される第２のノードと、上記第１および第
   ２のトークンリングに接続され、異なるトークンリング
   間のリンクを行なうトークンリングリンクノードとを具
   備するトークンリング通信システムにおいて、上記第１
   および第２のノードは、異リング間通信を行なうとき、
   上記トークンリングリンクノードに対して、自トークン
   リング内での発信元アドレスと送信先アドレスの他に、
   他トークンリング内での発信元アドレスと送信先アドレ
   スを含むリング間通信フォーマットのフレームを送信す
   るものであり、上記トークンリングリンクノードは、リ
   ング間通信フォーマットのフレームを受信すると、上記
   自トークンリング内の発信元アドレスと送信先アドレス
   を上記他トークンリング内の発信元アドレスと送信先ア
   ドレスに置換して通過させるものであることを特徴とす
   るトークンリング通信システム。