JPH0126306B2 - - Google Patents

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JPH0126306B2
JPH0126306B2 JP57016873A JP1687382A JPH0126306B2 JP H0126306 B2 JPH0126306 B2 JP H0126306B2 JP 57016873 A JP57016873 A JP 57016873A JP 1687382 A JP1687382 A JP 1687382A JP H0126306 B2 JPH0126306 B2 JP H0126306B2
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JP
Japan
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positive pressure
negative pressure
artificial heart
source
external power
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Application number
JP57016873A
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English (en)
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JPS58136352A (ja
Inventor
Sanshiro Takamya
Hideo Nakazawa
Akira Suzuki
Takeharu Oomi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shinsangyo Kaihatsu KK
Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
Shinsangyo Kaihatsu KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
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Publication date
Application filed by Aisin Seiki Co Ltd, Shinsangyo Kaihatsu KK filed Critical Aisin Seiki Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本願は陽圧と陰圧とを交互に供給して人工心臓
を駆動する人工心臓駆動装置に関する。
(従来の技術) 従来この種の人工心臓駆動装置は、陽圧源発生
装置と陰圧源発生装置とを備え、前記陽圧源から
発生する陽圧を陽圧用の連通制御弁を介して、前
記陰圧源から発生する陰圧を陰圧用の連通制御弁
を介して、夫々人工心臓ポンプに連通させ、前記
陽圧用の連通制御弁と前記陰圧用の連通制御弁を
交互に開閉して陽圧と陰圧を交互に供給し人工心
臓を駆動させていた。人工心臓には、本来生体の
有している心臓と人工心臓とを完全に置き換えて
しまう完全人工心臓と、人工心臓と生体の心臓を
並列に接続して人工心臓により生体の心臓の補助
を行う補助人工心臓の2種類のものがある。
これらの装置においては陽圧源発生装置と陰圧
源発生装置は装置外部からの電力供給により作動
しており、装置内部には予備の圧力発生源装置、
例えばボンベを有していない。
(発明が解決しようとする課題) 完全人工心臓においては、人工心臓駆動装置を
停止させると生体が死んでしまうので、常時人工
心臓駆動装置を駆動しつづける必要がある。ここ
で、人工心臓を停止させることなく長時間連続し
て動かすために、陽圧源発生装置と陰圧源発生装
置を商用電力等の大容量の外部電源を動力源とす
るモーターにて駆動していた。外部電源は大容量
であるために形状が大きく移動が困難である。し
たがつて、生体の移動の際には非常に苦労し、ス
ピーデイに移動できない。また補助人工心臓にお
いては、人工心臓駆動装置を停止させ、取り外し
て生体を移動させることもできる。しかしこの場
合、生体にとつて危険であるうえに、人工心臓駆
動装置を停止させると急激に生体の心臓に負担が
かかるため停止の際には数々のテクニツクが必要
になり、時間がかかる。例えば、補助人工心臓の
駆動装置を急に停止させると、補助人工心臓内の
ポンプ、配管に溜まつた血液は流れなくなる。こ
のためポンプ、配管内に血栓ができ、この血栓が
生体の血管に入り込むと非常に危険である。この
ため、人工心臓を停止させることなく長時間連続
して動かす必要があるが、人工心臓を停止させる
ことなく長時間連続して動かすためには、完全人
工心臓と同様に陽圧源発生装置と陰圧源発生装置
のモーターの駆動に大容量の外部電源が必要にな
り、移動が困難になる。
そこで生体を移動させる際に人工心臓駆動装置
を止めずに移動させるには外部電源とモーター間
の電源供給ラインを長く伸ばさなければならなか
つた。電源供給ラインが長いと外部からの電気ノ
イズを受けやすく、人工心臓駆動装置の電気回路
が誤作動しやすくなる。人工心臓駆動装置が誤動
作すると人工心臓ポンプに異常な圧力がかかつた
りタイミングがずれたりする恐れがあり、この際
には生体の血液循環系に異常に負担がかかり、生
体にとつて非常に危険な状態になる。したがつ
て、電源供給ラインは短い方がよいが、生体の移
動範囲は限定されてしまう。このため、従来の装
置では外部電源とモーター間に接続された電源供
給ラインが人工心臓を装着した生体の自由な移動
の障害となつていた。
そこで、本願は、人工心臓駆動装置の圧力供給
用の圧力源発生装置に電力が供給されなくなつた
状態においても、人工心臓の動きを停止させない
ようにすることを技術的課題とする。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 前記技術的課題を解決するために用いた技術的
手段は、陽圧と陰圧を交互に供給して人工心臓を
駆動するように陽圧源発生装置と陰圧源発生装置
を備えると伴に、前記陽圧源は陽圧用の連通制御
弁を、前記陰圧源は陰圧用の連通制御弁を介して
夫々人工心臓ポンプに連通せしめた人工心臓駆動
装置において、前記陽圧源発生装置は、陽圧発生
用モーターを有し、該陽圧発生用モーターは装置
外部に配置された外部電源により回転して陽圧を
発生するものであり、前記陰圧源発生装置は、陰
圧発生用モーターを有し、該陰圧発生用モーター
は前記外部電源により回転して陰圧を発生するも
のであり、更に、陽圧を発生する移動用のボンベ
と、前記陽圧源発生装置および移動用ボンベと前
記陽圧用の連通制御弁との間に配設されており、
前記陽圧源発生装置が陽圧を発生中は前記陽圧源
発生装置と陽圧用の連通制御弁との間を連通さ
せ、前記陽圧源発生装置が陽圧を発生していない
ときは前記陽圧源発生装置と陽圧用の連通制御弁
との間を遮断するとともに前記移動用ボンベと陽
圧用の連通制御弁との間を連通させる切換弁と、
陰圧補助用の移動用バツテリと、前記外部電源、
移動用バツテリおよび陰圧発生用モーターと接続
しており、前記陰圧発生用モーターに外部から電
力が供給されている場合には前記陰圧発生用モー
ターの電力を前記外部電源から供給し、外部電源
から電力が供給されていない場合には前記陰圧発
生用のモーターの電力を前記移動用バツテリから
供給する電源切換装置と、を設けたことにある。
(作用) これにより、通常は外部電源を用いモーターを
回転させ圧力を発生させ、生体を移動させる際に
は外部電源を外せば陽圧源発生装置による陽圧の
発生が停止し、陽圧側は自動的に移動用のボンベ
から圧力が供給されるようになる。また、陰圧用
のモーターには外部電源が外れても移動用バツテ
リがら電圧が供給される。したがつて、人工心臓
駆動装置の陽圧源発生装置を外部電源から切り離
して移動可能になる。陽圧用および陰圧用の連通
制御弁はこの装置外部の電源とは別の動力源によ
り作動するものであるので、この外部電源を切り
離してもその作動に支障はない。
(実施例) 以下、本願の実施例について第1図に基づいて
説明する。
空圧により駆動する人工心臓ポンプ10は隔壁
11を備え、該隔壁11により人工心臓ポンプ1
0のボデイ12内に区画形成される血液室12a
と圧力室12bを有する。そして、血液室12a
には血液の入室のみを許容する入室用チエツクバ
ルブ13bを介して入力通路14bと、血液の出
室のみを許容する出室用チエツクバルブ13aを
介して出力通路14aが配設されている。一方、
圧力室12bは、人工心臓駆動装置30に連通し
ている。
人工心臓駆動装置30は、両モータ60a,6
0bにより夫々駆動されるコンプレツサー31a
と真空ポンプ31bを具備する。コンプレツサー
31aから供給された陽圧は一旦陽圧用サージタ
ンク32aに保持された後、陽圧用電磁弁33a
を介して人工心臓ポンプ10の圧力室12bに連
通される。一方、真空ポンプ31bから供給され
た陰圧は一旦陰圧用サージタンク32bに保持さ
れた後、陰圧用電磁弁33bを介してこれも圧力
室12bに連通される。
外部電源A.C.を動力源とするコンプレツサー
31aを、調圧弁34aへの流入を許容するが流
出を遮断するチエツクバルブ102aを介して、
調圧弁34aに連通する。そしてコンプレツサー
31aとは並列に移動用陽圧源たるボンベ110
aを、開閉弁101a及び補助用の調圧弁81a
を介して、チエツクバルブ102aと調圧弁34
aを接続する通路に連通させている。チエツクバ
ルブ102aと開閉弁101aとで切換弁100
aを構成している。
一方、真空ポンプ31bを駆動する直流モータ
ー60bにはコンバータ83b、ダイオード90
bを介して外部交流電源A.C.が接続されている。
更に外部交流電源A.C.とは並列に移動電源たる
直流バツテリ80bが接続されている。そして、
両移動用電源80a,80bには両バツテリ81
a,81bの残存電力を知るために各々電圧計8
2a,82bが並列に接続配置されている。
次にこの実施例の作用を説明する。
陽圧用のサージタンク32aに陽圧を供給する
コンプレツサー31aを駆動する交流モーター6
0aは、通常外部の交流電源A.C.が接続されて
駆動している。一方、陰圧用のサージタンク32
bに陰圧を供給する真空ポンプ31bを駆動する
交流モーター60bは、通常外部の交流電源A.
C.をコンバータ83bを介して直流電圧が供給さ
れ駆動している。
これにより、両電磁弁33a,33bを交互に
開閉作動させると、コンプレツサー31aから供
給された陽圧を保持する陽圧用のサージタンク3
2a、及び真空ポンプ31bから供給された陰圧
を保持する陰圧用のサージタンク32bを交互に
人工心臓ポンプ10の圧力室12bに連通させら
れるから、時間とともに所定の陽圧、陰圧を順次
圧力室12bに付与できることとなる。これに応
じて圧力室12bを形成する隔壁11は変移作動
を繰り返し、血液室12aに入力通路14bから
流入した血液は出力通路14aから再び体内に脈
動しながら送出される。
このようにして作動している人工心臓を装着し
ている生体を移動させる場合について以下に説明
する。
外部交流電源A.C.との接続が遮断されると、
交流モーター60aは回転を停止するからコンプ
レツサー31aから陽圧が供給されなくなる。そ
こで、開閉弁101aを開口させてやればボンベ
110aが調圧弁34aに連通し、陽圧が供給さ
れることになる。
又、ダイオード90bを介してインバータ83
bから直流電圧が供給されなくなるから、今まで
インバータ83bによつて充電されていた直流バ
ツテリ81bから直流電圧が直流モーター60b
に供給される。
従つて、外部の交流電源A.C.の供給ライン或
いは外部圧力源の配管を取り除いても人工心臓は
作動し続ける。
〔発明の効果〕
以上のように、本発明によれば、通常は外部電
源を用いモーターを回転させて圧力を発生させ、
生体を移動させる際には外部電源を外せば陽圧側
は自動的に移動用のボンベから陽圧が供給される
ようになる。また、陰圧側は外部電源の取り外し
によつて移動用のバツテリがモーターに接続され
るのでモーターが停止することなく陰圧を発生す
ることができる。連通制御弁は外部電源により駆
動させると外部電源切り離し時に作動が停止して
しまうので、内部電源を用意しておきこれにより
連通制御弁を駆動するようにすればよい。このよ
うにすれば、人工心臓を装着した生体および人工
心臓駆動装置を外部電源から切り離して移動可能
になる。移動用のボンベおよびバツテリは移動時
のみ使用するので比較的小型のものでよく、移動
の際の障害にはならない。移動用のボンベおよび
バツテリへの切り換えは外部電源からの電力の供
給の有無で行われるので、特別な作業は不要であ
り、移動用のボンベの圧力およびバツテリの電圧
のみ監視していればよい。したがつて、生体の移
動は非常に容易になる。このため、人工心臓を装
着した患者はより通常に近い生活ができるように
なる。また、緊急の場合でも、手術室と治療室を
スピーデイに移動できるようになるのでより安全
である。また、外部電源に停電等の不具合が生じ
た場合には、すぐに移動用ボンベおよびバツテリ
に切り換わり、人工心臓ポンプへの圧力供給を通
常通り行うことが可能であるという効果もある。
また、通常人工心臓を駆動する場合には患者や
装置はクリーンルーム内にいることが多いが、外
部電源を外して移動する場合には、クリーンルー
ム外を移動することが想定できる。このとき、移
動次の補助にバツテリを使用した場合には外部の
汚れた空気が人工心臓ポンプに加えられるが、補
助に圧力源を用いた場合には、予め圧力源内の流
体をクリーンなものとしておけば、人工心臓ポン
プに汚れた空気が加わることがなく、人工心臓ポ
ンプに万一ピンホール等の異常が生じた場合にも
汚れた空気による感染の危険性を減じることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に基づく人工心臓駆動装置の実
施例を夫々示す。 10…人工心臓ポンプ、31a…陽圧源発生装
置、31b…陰圧源発生装置、33a,33b…
連通制御弁、30′…人工心臓駆動装置、61a
…交流モーター(陽圧発生用モーター)、60b
…直流モーター(陰圧発生用モーター)、80b
…直流移動用電源(移動用バツテリ)、90b…
切換装置(電源切換装置)、100a…切換弁、
110a…移動用圧力源(移動用ボンベ)、A.C.
…外部電源。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 陽圧と陰圧を交互に供給して人工心臓を駆動
    するように陽圧源発生装置と陰圧源発生装置を備
    えると伴に、前記陽圧源は陽圧用の連通制御弁
    を、前記陰圧源は陰圧用の連通制御弁を介して
    夫々人工心臓ポンプに連通せしめた人工心臓駆動
    装置において、 前記陽圧源発生装置は、陽圧発生用モーターを
    有し、該陽圧発生用モーターは装置外部に配置さ
    れた外部電源により回転して陽圧を発生するもの
    であり、 前記陰圧源発生装置は、陰圧発生用モーターを
    有し、該陰圧発生用モーターは前記外部電源によ
    り回転して陰圧を発生するものであり、 更に、陽圧を発生する移動用のボンベと、 前記陽圧源発生装置および移動用ボンベと前記
    陽圧用の連通制御弁との間に配設されており、前
    記陽圧源発生装置が陽圧を発生中は前記陽圧源発
    生装置と陽圧用の連通制御弁との間を連通させ、
    前記陽圧源発生装置が陽圧を発生していないとき
    は前記陽圧源発生装置と陽圧用の連通制御弁との
    間を遮断するとともに前記移動用ボンベと陽圧用
    の連通制御弁との間を連通させるように前記外部
    電源以外の動力により作動する切換弁と、 陰圧補助用の移動用バツテリと、 前記外部電源、移動用バツテリおよび陰圧発生
    用モーターと接続しており、前記陰圧発生用モー
    ターに外部から電力が供給されている場合には前
    記陰圧発生用モーターの電力を前記外部電源から
    供給し、外部電源から電力が供給されていない場
    合には前記陰圧発生用のモーターの電力を前記移
    動用バツテリから供給する電源切換装置と、 を備える人工心臓駆動装置。 2 前記切換弁を、1方方向のみ流体の流通を許
    容するチエツク弁とする前記特許請求の範囲第1
    項に記載の人工心臓駆動装置。 3 前記切換弁は、前記陽圧源発生装置の出力端
    と前記陽圧用の連通制御弁の入力端の間に挿入さ
    れ前記陽圧源発生装置から前記陽圧用の連通制御
    弁への流体の流通のみ許可する逆止弁である特許
    請求の範囲第1項に記載の人工心臓駆動装置。
JP57016873A 1982-02-04 1982-02-04 人工心臓駆動装置 Granted JPS58136352A (ja)

Priority Applications (1)

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JP57016873A JPS58136352A (ja) 1982-02-04 1982-02-04 人工心臓駆動装置

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JPS58136352A JPS58136352A (ja) 1983-08-13
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JP57016873A Granted JPS58136352A (ja) 1982-02-04 1982-02-04 人工心臓駆動装置

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JPH03125004U (ja) * 1990-03-30 1991-12-18

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5899967A (ja) * 1981-12-11 1983-06-14 アイシン精機株式会社 人工心臓駆動装置

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