JPH01262947A - バイオハザード・アンティルーム - Google Patents

バイオハザード・アンティルーム

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JPH01262947A
JPH01262947A JP8997088A JP8997088A JPH01262947A JP H01262947 A JPH01262947 A JP H01262947A JP 8997088 A JP8997088 A JP 8997088A JP 8997088 A JP8997088 A JP 8997088A JP H01262947 A JPH01262947 A JP H01262947A
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JP
Japan
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anteroom
room
chamber
biohazard
handling room
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JP8997088A
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Tatsuya Fujioka
藤岡 達也
Koichi Futaki
二木 紘一
Mineo Kudo
工藤 峰男
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Shimizu Construction Co Ltd
Shimizu Corp
Original Assignee
Shimizu Construction Co Ltd
Shimizu Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、遺伝子工学施設、抗生物質取り扱い施設、S
PF動物等の実験室等の負圧シールドルームにおいて要
求される、危険物質の物理的隔離を可能とするバイオハ
ザード・アンティルームに関する。
〔従来の技術〕
バイオハザード・アンティルームは、遺伝子工学施設、
抗生物質取り扱い施設、SPF動物等の実験室等の負圧
シールドルームに付設され、危険物質取り扱い室からの
危険物質を物理的に隔離し、外部に漏洩することがない
ようにすると共に、外部からのゴミ等の塵埃を危険物質
取り扱い室へ侵入させないために付設される前室のこと
をいう。
現在、バイオハザード・アンティルーム(以下、アンテ
ィルームという)は単に危険物質取り扱い室、および外
部室との間の気密扉を同時に開閉させないようインター
ロックすることにより、危険物質がアンティルームを通
過し外部に危険物質が漏洩する、また危険物質取り扱い
室に外部の塵埃が侵入するという、所謂クロスコンタミ
ネーシッンを防止するものが使用されるか、またアンテ
ィルーム室内圧を、常時危険物質取り扱い室より陰圧に
しておき、アンティルーム内の、危険物質、塵埃等を危
険物質取り扱い室や外部室に漏洩しないようにしたもの
等が使用されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、アンティルームと危険物質取り扱い室、
または外部室間の両気密扉を同時に開閉しないように、
単にインターロックしただけのものは、危険物質取り扱
い室からの危険微生物が微少量ではあるがアンティルー
ムを経由して外部に漏洩する。またアンティルーム室内
圧を常時危険物質取り扱い室より陰圧にしておくものも
、ファンユニットを常時作動させているために、アンテ
ィルームの負圧が大となり、危険物質取り扱い室との間
の気密扉を解放した際に、アンティルームにおける汚染
機会を高くし、また外部との間の気密扉を解放した際に
も外部から塵埃をアンティルームに必要以上に呼び込む
こととなり、アンティルームの汚染を高くし、そのため
アンティルームの換気回数を多くせざるをえず、その清
浄化にかなりの時間を要しているのが現状である。
本発明は、アンティルームをエアーバランス制御をする
ことにより、危険物質取り扱い室からの危険物が外部に
漏洩することがなく、また外部からの塵埃等により危険
物質取り扱い室が汚染されることがないバイオハザード
・アンティルームを提供することを課題とする。
〔課題を解決するための手段〕
そのため本発明は、アンティルームから外部、および危
険物質取り扱い室への各出入り口に設けられ、同時には
開閉しない気密扉と、アンティルームにおける室内圧を
危険物質取り扱い室内より陰圧にするための、除塵、お
よび除菌フィルターを設けたファンユニットを2組みア
ンティルームと危険物質取り扱い室との間に配置したバ
イオハザード・アンティルームにおいて、アンティルー
ムと危険物質取り扱い室との室圧差を検出する差圧セン
サーを設け、アンティルームと危険物質取り扱い室の室
圧差を一定に保持するようファンユニットの作動を制御
することを特徴とするものであり、上記ファンユニット
は、気密扉の解放時には作動を停止させるよう制御され
てもよいことも特徴とするものである。
〔作用〕
本発明は、バイオハザード・アンティルームにおいて、
アンティルームと危険物質取り扱い室との室圧差を検出
する差圧センサーを設け、アンティルームと危険物質取
り扱い室の室圧差を一定に保持するようファンユニット
の作動を制御することにより、アンティルームを常に一
定の負圧に保持しうると共に、気密扉解放時には危険物
質取り扱い室、外部室よりの汚染の程度を少な(するこ
とができるものである、また特に気密扉解放時にファン
ユニットの作動を停止させることにより、アンティルー
ムが過剰に汚染されることを防止することも可能となる
ものである。
〔実施例〕
第1図は本発明のバイオハザード・アンティルームの側
面図、第2回は本発明で使用するファンユニット断面図
、第3図は本発明のバイオハザード・アンティルームに
出入りする際のファンユニットの作動状態を説明するた
めの図、第4図はアンティルームへの出入りする際のア
ンティルームの室内圧の推移を示す図である。
1は危険物質取り扱い室、2はアンティルーム、3は外
部室、4、および5はファンユニット、41はへパフイ
ルター、42は気密ダンバー、43はファン、6は殺菌
灯、7は差圧センサー、8は危険物質取り扱い室との間
の気密扉、9は外部室との間の気密扉を示す。
第1図に示すように、本発明のバイオハザード・アンテ
ィルーム2は、危険物質取り扱い室1との間に気密5t
8、外部室との間に気密扉9を配置し、アンティルーム
と危険物質取り扱い室の室圧差を計測するための差圧セ
ンサー7が設けられる。
天井面には、殺菌灯6が配置されると共に、空気吸入孔
が穿設され、ファンユニット4のへパフイルター41側
に接続され、ファンユニットの他端は危険物質取り扱い
室天井面に穿設された空気吹き出し孔へ接続されている
。同様にファンユニット5は危険物質取り扱い室に吸入
孔が接続され、アンチイールームに吹き出し孔が接続さ
れる。気密[8,9には、適宜箇所にその解放によりフ
ァンユニットの作動を停止させるスイッチが設けられて
いてもよい。
第2図に示すようにファンユニット4は、外部室との気
密扉を解放することによりアンティルームに侵入した空
気中の塵埃等を除去するためのへパフイルター41と、
逆流を防止するための気密ダンパー42、送風用ファン
43が順次設けられることにより構成されている。ヘパ
フィルタ−は市販されているが、通常0.5μmの微粒
子を99.9999%除塵する能力を有するものであり
、ファンユニットに組み込まれることにより、アンティ
ルームを減圧する際にアンティルーム内の塵埃を除去す
るものであり、またファンユニットが作動していない時
にもアンティルームへの塵埃の侵入を防止するものであ
る。差圧センサーは、第4図に示すようにアンティルー
ムの室圧との室圧差がOO以下の場合(M i n以上
)にファンユニットを作動させ、−一よりΔp減圧した
段階(Max)で停止させるものである。しかし第4図
に示すようにアンティルームへの出入りがなくても、室
圧差があるためにアンティルーム内の室内圧が徐々に上
昇するが、差圧センサー6により常に一定差圧以上にア
ンティルーム内の室内圧が保持されるように制御される
。また気密扉8.9は同時に開閉しないようにインター
ロックされ、また図示はしていないが危険物質取り扱い
室には、外部圧より陰圧になるように、排気設備が設け
られている。
このように構成されたアンティルームの作動状態を第3
図、第4図に従って説明していく、尚、第3図(a)〜
(g)は、第4図(a)〜(g)にそれぞれ対応してい
る。
まず第3図(a)に示すように、危険物質取り扱い室1
は外部に危険物質が漏洩しないように陰圧に保持されて
おり、またアンティルーム2は危険物質取り扱い室1よ
り更に陰圧に保持されている。またファンユニット4は
アンティルームと危険物質取り扱い室との室圧差により
ON、OFFされ、室圧差が一定に保持されている。同
図(b)に示すように作業者が外部室3より気密扉9を
解放し入室すると、アンティルームの室圧は外部圧と等
しくなり、差圧センサー7によりファンユニット4、お
よび5が作動する。なおこの場合、気密扉の解放時は作
動せず、閉鎖してから作動するように気密扉にスイッチ
を設けてもよい、同図(C)に示すように、塵埃を含む
空気が作業者と共にアンティルーム2に侵入するが、ヘ
パフィルタ−41により除去され、除塵された空気が危
険物質取り扱い室1に送風される。同図(d)に示すよ
うに気密m9が閉鎖され、室圧差が第4図に示すように
、OOよりΔp減圧した段階で、差圧センサー7により
ファンユニットの作動は停止され、同時に気密ダンパー
が閉じられるが、この間危険物買取り扱い室よりファン
ユニット5によりアンティルームに送風される換気回数
が一定回数以上確保される0次ぎに同図(el)に示す
ように危険物質取り扱い室1への気密rR8を解放する
と、また差圧センサー7によりファンユニット4は作動
を開始するが、危険物質を含む空気が室圧差により侵入
してくる。そして同図(f)のように気密扉8が閉鎖さ
れると、ファンユニット4の作動により室圧差が一定に
保持されると共に、殺菌灯が点灯し、アンティルーム2
内の危険微生物を殺菌する(同図(g))、尚作業者が
危険物質取り扱い室から退出する時には、以上の操作が
逆に行われる。
第4図における斜線部は殺菌灯消灯時を示すが、殺菌灯
は作業者が外部室に退出してから点灯するように制御さ
れる。
上記実施例においては危険微生物取り扱い室の場合を主
に説明したが、本発明のアンティルームは抗生物質取り
扱い施設、SPF動物等の実験室等におけるアンティル
ームにおいても同様に適用し得るし、また放射性物質を
取り扱うR1ハザード・アンティルームにおいても、同
様に適用されるものである。
〔発明の効果〕
本発明は、ファンユニットをアンティルームと危険物質
取り扱い室との室圧差を検知する差圧センサーにより作
動させるものであるので、必要以上にアンティルームを
負圧にすることがなく、アンティルームの清浄化に要す
る換気回数を少なくすることができる。また気密扉の解
放時に、ファンユニットの作動を停止させるようにすれ
ば、アンティルーム内の空気の汚染の機会を更に少なく
することができ、これにより危険物質取り扱い室に外部
の塵埃が侵入することがなく、また外部室に危険物質が
漏洩することを完全に防止することができるという効果
を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のバイオハザード・アンティルームの側
面図、第2図は本発明で使用するファンユニット断面図
、第3図は本発明のバイオハザード・アンティルームに
出入りする際のファンユニットの作動状態を説明するた
めの図、第4図はアンティルームへの出入りする際のア
ンティルームの室内圧の推移を示す図である。 1は危険物質取り扱い室、2はアンティルーム、3は外
部室、4、および5はファンユニット、41はへパフイ
ルター、42は気密タンバー、43はファン、6は殺菌
灯、7は差圧センサー、8は危険物質取り扱い室との間
の気密扉、9は外部室との間の気密扉を示す。 出  願  人  清水建設株式会社 代理人 弁理士  阿部 能書(外4名)第1図 第2図 第3図 聞  関

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)アンティルームから外部、および危険物質取り扱
    い室への各出入り口に設けられ、同時には開閉しない気
    密扉と、アンティルームにおける室内圧を危険物質取り
    扱い室内より陰圧にするための、除塵、および除菌フィ
    ルターを設けたファンユニット2組みをアンティルーム
    と危険物質取り扱い室との間に配置したバイオハザード
    ・アンティルームにおいて、アンティルームと危険物質
    取り扱い室との室圧差を検出する差圧センサーを設け、
    アンティルームと危険物質取り扱い室の室圧差を一定に
    保持するようファンユニットの作動を制御することを特
    徴とするバイオハザード・アンティルーム。
  2. (2)上記危険物質が、危険微生物である請求項1記載
    のバイオハザード・アンティルーム。
  3. (3)上記ファンユニットを、気密扉の解放時には作動
    を停止させるよう制御させる請求項1記載のバイオハザ
    ード・アンティルーム。
JP8997088A 1988-04-12 1988-04-12 バイオハザード・アンティルーム Expired - Lifetime JP2652796B2 (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009011930A (ja) * 2007-07-04 2009-01-22 Sanyo Electric Co Ltd アイソレータ
JP2014057922A (ja) * 2012-09-18 2014-04-03 Shinryo Corp 局所精密空調装置
JP2019199985A (ja) * 2018-05-16 2019-11-21 株式会社竹中工務店 高気密性施設の気流制御システム及び気流制御方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009011930A (ja) * 2007-07-04 2009-01-22 Sanyo Electric Co Ltd アイソレータ
JP2014057922A (ja) * 2012-09-18 2014-04-03 Shinryo Corp 局所精密空調装置
JP2019199985A (ja) * 2018-05-16 2019-11-21 株式会社竹中工務店 高気密性施設の気流制御システム及び気流制御方法

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