JPH01262725A - 結束機の穀稈集束装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、結束機の穀稈集束装置に関するもので、結
束のために穀稈を集束圧縮するパッカを有する結束機に
利用できる。

従来の技術、および発明が解決しようとする課題 穀稈は集束通路へ案内され、この集束通路の一側のプラ
ットフォームに対向して作動するバッカによって結束部
へ集束圧縮されて結束される。この結束部において、パ
ッカによって集束圧縮される穀稈を集束通路へ案内され
る穀稈から的確に分離させるため、穀稈を掻込み集束圧
縮する圧縮面を設けたパッカの先端部のこの圧縮面とは
反対側の背面側と、この背面側に対向するプラットフォ
ームとの間には、通常間隙を設けないように構成されて
いる。

従って集束通路へ送込まれる穀稈の量が不均一となって
部分的にその流量が増大するような場合や、特に脱穀機
による脱穀作業時のように小束の結束穀稈を脱穀した後
、この小束の排稈を結束機に送込んで大束に結束するよ
うな場合には、該集束通路において流量が増大した穀稈
や小束の排稈をパッカの先端部の背面側とプラットフォ
ームとの間に挟込んで詰りを生じたり、又、この挟込み
によって結束機の構成部材に異常な力が加わって変形を
起す場合があった。

そこでこの発明は、このように集束通路において流量の
増大した穀稈や小束の排稈をバンカによって掻込み集束
圧縮する場合において、このバンカによる挟込みを防止
して円滑に掻込み集束することを目的とする。

課題を解決するための手段 この発明は、集束穀稈を案内する集束通路で１）の一側
のプラットフォーム（２）に対向してバンカ（３）を作
動させて結束部（４）へ集束しながら結束させる結束機
において、この結束部（４）へ穀稈を掻込み集束圧縮す
る圧縮面（イ）を設けたバンカ（３）の先端部でこの圧
縮面（イ）とは反対側の背面側に、集束穀稈の一部を嵌
合しうる凹部（ロ）を設けると共にこの凹部（ロ）の開
放口をゴム等の弾性体（５）で閉塞してなる穀稈集束装
置の構成とする。

発明の作用 集束通路ｆｌ）を案内される穀稈は、この集束通路（１
）の一側のプラットフォーム（２）に対向して作動する
バンカ（３）によって結束部（４）へ掻込みながら集束
圧縮されて結束され、機外へ放出される。

これら一連の結束作用における該バンカ（３）による穀
稈の集束圧縮時に、集束通路（１）へ送込まれる穀稈の
層が薄くて均一状態の場合には、バンカ（３）先端部の
穀稈を集束圧縮する圧縮面（イ）とは反対側の背面側に
設けた四部（ロ）の開放口を閉塞した弾性体（５）によ
って掻込まれて集束され、圧縮面（イ）により圧縮され
る。

又、集束通路（１１へ送込まれる穀稈の量が不均一とな
って部分的に量が増大して層が厚くなった場合や、脱穀
された小束結束の排稈が間欠的に送込まれる場合には、
バンカ（３）先端部の該弾性体（５）が弾性変形して四
部（ロ）によってこの穀稈や排稈の一部を嵌合させるこ
とにより、該バンカ（３）によって掻込み集束圧縮され
る。

発明の効果 このように、集束通路（１）へ送込まれる穀稈の量が不
均一で部分的にその流量が増大するような場合や、小束
結束の脱穀済排稈が送込まれたような場合においても、
バンカ（３）先端部の凹部（ロ）とこの凹部（ロ）の開
放口を閉塞するゴム等の弾性体（５）によって該バンカ
で３）と対向するプラットフォーム（２）との間で、こ
の穀稈や小束の排稈を挟込んで詰らせるようなことがな
くなり、又、この挟込みによって結束機の構成部材など
に無理な力が加わって変形を起すような恐れもなく、該
バンカ（３）によって集束通路（１）における穀稈を円
滑に掻込み集束圧縮を行ないうるものである。

実施例 なお、回倒において、脱穀機（６）の排稈出口側にこの
移送される排稈を集束して結束する結束機（７）を配置
している。

脱穀機（６）の排稈移送装置（８）の終端部に、この移
送装＠（８）で移送される小束結束された脱穀済の排稈
（９）を受ける受杆（１■を設けている。該受杆（１〔
は支軸（１１）回りに揺動自在の構成で、該支軸（１１
）回りに揺動自在のセンサ（功を排稈移送側へ突出させ
て設け、このセンサ０２１１に該排稈（９）が当・接し
て出口側へ傾動すると該受杆（１〔が連動して下方へ揺
動され、該受杆（Ｉ［Ｉｌ上の排稈（９）が落下すると
上動されて、該受杆（１＠およびセンサ（１りは元の位
置へ復帰するように連動する構成としている。

結束機（７）の集束通路（１）の一側上方にプラットフ
ォーム（２）を設け、このプラットフォーム（２）と対
向する他側に案内板（１３）を設け、この案内板（１濁
の入口側に前記受杆（１ωの先端をのぞませて設けてい
る。

集束通路（１）の案内板（１濠側には、この集束通路（
１）へ送込まれる該排稈（９）を間欠的に結束部（４）
へ集束圧縮するバンカ（３）を設けている。

バンカ（３）の先端部には、該結束部（４）へ該排稈（
９）を掻込み圧縮する圧縮面（イ）を設けている。該バ
ンカ（３）は、集束通路（りへ送込まれてくる該排稈（
９）を結束部（４）へ集束圧縮するときは下方から該集
束通路（１）内へ、又、非集束圧縮時においては該集束
通路（１）の下方へと該バンカ（３）の先端部が長円形
状の軌跡（ハ）で作動されるように構成している。

集束通路（１）終端の結束部（４）には、該バンカ（３
）による集束圧が所定圧になると後方へ回動してクラッ
チを入りとし、結束作用を開始させる作動アーム（同を
設け、このクラッチ入りによって集束圧縮された複数の
該排稈（９）に結束用の紐を巻掛ける二−ドル（Ｉｓ）
を設けている。

集束通路（１）のプラットフォーム（２）側には、該ニ
ードル（ＩＳｌによって複数の該排稈（９）に巻掛けら
れたど７２） ングで伝動させるタイミングギヤー（Ｉｎなどを有した
結節機構（１匂と、結節された結束排稈を機外へ放出す
る放出装置（２０とを各々設けている。＋２１１は、該
結節機構〔１９，放出装置１２Ｇ、および前記バツカ（
３）、ニードル（１９などを伝動する伝動機構を内装し
た伝動ケースである。

バッカ（３）先端部の集束穀稈を圧縮する圧縮面（イ）
とは反対側の背面側に、集束通路（１）へ送込まれる集
束穀稈の一部を嵌合しうる凹部（ロ）を設けると共に、
この凹部（ロ）の開放口をゴム等の弾性体（５）で閉塞
した構成としている。

脱穀機（６）によって脱穀された小束結束の排稈（９）
は、移送装＠（８）によって移送されて受杆（１［ｌ上
に受けられ、後続の排稈〔９）が移送されてセンサ０シ
に当接すると、該受杆（１＠が下動して受杆（１＠上の
該排稈（９）は集束通路＋１１の案内板（１３）上へ送
込まれ、この集束通路（１）においてバンカ（３）の長
円形状の軌跡（ハ）に沿った作動によってこのバンカ（
３）の圧縮面（イ）によって間欠的に集束圧縮され、こ
の圧縮圧が所定圧に達すると作動アーム（Ｉ４）が作動
してクラッチが入りとなり、ニードル（１つや結節機構
（１９などが一定のタイミングで伝動される。

ニードル（１９が集束圧縮される複数の排稈（９）の送
込部を横断するようにして案内板（１１１部側からプラ
ットフォーム（２）側へ回動し、ニードル（１９先端部
の結束用の紐を結節機構（１ツに挿入させて、紐ホルダ
（１ηで紐端を挟持させると共に、この紐端部をノッタ
ビル（ＩＥＩで結節する。この結節作用を行なう間に該
ニードル（１９は一端を該紐ホルダ（Ｉ力に挟持させた
状態で元の位置に復帰する。大束に結束された複数の排
稈ば、放出アームｔ２［Ｉがプラットフォーム（２）の
上下位置から結束部（４）内へ突入してこの結束排稈を
係合して外側方へ放出させる。

この集束通路（１）へ案内される排稈ｆ９）が該バンカ
（３）によって結束部（４）へ集束圧縮されるとき、該
集束通路（１）において、該排稈（９）を結束部（４）
へ的確に掻込むために、このバッカ（３）先端部の凹部
（ロ）によって集束通路（１）へ案内される小束結束さ
れた排稈（９）の一部は、バッカ（３）先端部の弾性体
（５）が弾性変形することによって凹部（ロ）に嵌合さ
れるから、バンカ（３）先端部とプラットフォーム（２
）との間で該排稈（９）を挟込んで詰るようなこともな
く、円滑な集束圧縮を行なうことができる。

又、バラ扱ぎされて集束通路（１１へ案内される排稈の
場合には、バンカ（３）先端部の弾性体（５）によって
排稈を掻込むことができるから円滑な集束を行ないうる
。このバラ扱ぎされた排稈の集束通路（１）への送込み
が不均一となって部分的に流量が増大するような場合に
おいては、バッカ（３）の先端部の弾性体（５）が適宜
弾性変形を起すことによって凹部（ロ）にこの排稈の一
部を嵌合して掻込むから該バンカ（３）とプラットフォ
ーム（２）との間にこの排稈を挟込んで詰るようなこと
もなく、的確に排稈の分前ができ、円滑な集束圧縮を行
なうことができる。

【図面の簡単な説明】

図はこの発明の一実施例を示すもので、第１図は正面図
である。 図中、符号（１）は集束通路、（２）はプラットフォー
ム、（３）はバンカ、（４）は結束部、（５）は弾性体
を示す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 集束穀稈を案内する集束通路（１）の一側のプラットフ
   ォーム（２）に対向してパッカ（３）を作動させて結束
   部（４）へ集束しながら結束させる結束機において、こ
   の結束部（４）へ穀稈を掻込み集束圧縮する圧縮面（イ
   ）を設けたパッカ（３）の先端部でこの圧縮面（イ）と
   は反対側の背面側に、集束穀稈の一部を嵌合しうる凹部
   （ロ）を設けると共にこの凹部（ロ）の開放口をゴム等
   の弾性体（５）で閉塞してなる穀稈集束装置。