JPH0126245Y2 - - Google Patents

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JPH0126245Y2
JPH0126245Y2 JP1986096700U JP9670086U JPH0126245Y2 JP H0126245 Y2 JPH0126245 Y2 JP H0126245Y2 JP 1986096700 U JP1986096700 U JP 1986096700U JP 9670086 U JP9670086 U JP 9670086U JP H0126245 Y2 JPH0126245 Y2 JP H0126245Y2
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JP
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toe
joint
golf
sole
foot
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JP1986096700U
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案はゴルフ用シユーズに関する。
[従来技術とその問題点] 一般に、ゴルフ用シユーズはゴルフ場での歩行
やスウイング時の荷重に耐えるように強固に作ら
れている。すなわち、シユーズのソール部には鋲
が取り付けられているため、歩行時に鋲の突き上
げ感をなくすために、ソール部が硬質の材料で作
られており、また、スウイング時に足をしつかり
固定して安定したフオームを保つために、ゴルフ
用シユーズのアツパー部も全体的に比較的硬い材
料で作られている。
しかし、一般にゴルフプレーは長時間に及び、
ゴルフ用シユーズが長距離の歩行に使用されるの
で、従来の全体的に硬い材料からなるゴルフ用シ
ユーズでは足が疲労し易いという欠点があつた。
歩行による足の疲労を少なくするためには、特
に、足の各指の第1関節部分が容易に屈曲するこ
とが必要であるが、従来のゴルフ用シユーズにお
いては、足の各指の第1関節部分の屈曲を容易に
するための方策は何ら採られていなかつた。この
ように、従来のゴルフ用シユーズを使用した場
合、足の各指の第1関節部分が屈曲しにくいた
め、足が疲労し易いばかりか、靴ずれも生じ易
く、また、グリーン上での歩行の際に鋲で芝を引
きずり易く、したがつて、グリーンを傷つける原
因となつていた。
本考案は上記の点に鑑み、使用時足の各指の第
1関節部の屈曲を容易にし、足の疲労を防ぎ、靴
ずれを生ぜず、またグリーン上での歩行の際に鋲
で芝を引きずつてグリーンを傷つけるのを回避す
ることのできるゴルフ用シユーズを提供すること
を目的とするものである。
[問題点を解決するための手段] 上記目的を解決するための手段として、本考案
は、ソール部とアツパー部とを備えたゴルフ用シ
ユーズにおいて、前記アツパー部が足の各指の第
1関節にほぼ沿つて帯状に延びる屈曲性部材を有
し、またソール部の下面に足の各指の第1関節に
ほぼ沿つて延びる切欠き溝が形成されていること
を特徴とする。
[作用] 本考案による上記手段によればアツパー部が足
の各指の第1関節にほぼ沿つて帯状に延びる屈曲
性部材を有しまたソール部には足の各指の第1関
節にほぼ沿つて延びる切欠き溝が形成されている
ので、この屈曲部材と切欠き溝とが共働してゴル
フ用シユーズの使用時に足の各指の第1関節を極
めて容易に屈曲させることができるようになる。
したがつて、長時間のゴルフプレーにおいても足
の疲労が少なくなり、靴ずれが生じにくくなり、
また、グリーン上での歩行の際に鋲で芝を引きず
る危険性も少なくなる。一方、ソール部やアツパ
ー部における帯状の屈曲性部材以外の部分は強固
に形成することができるので、足をしつかり固定
できるとともに、鋲による足の突き上げ感をなく
することができる。
[実施例] 以下、図面を参照して本考案の実施例を説明す
る。
第1図及び第2図を参照すると、ゴルフ用シユ
ーズはソール部11とその上部に取り付けられた
アツパー部12とを備えている。ソール部11に
は下方に突出する複数個の鋲13が固着されてい
る。この実施例では、アツパー部12はベロ12
a上の左右の羽根革部分12bを紐14で締め込
むように形成されているが、バンドで固定する形
式のものであつてもよい。
アツパー部12の先革部分12cには足の各指
の第1関節にほぼ沿つて帯状に延びる屈曲性部材
が形成されている。ここでは、屈曲性部材はジヤ
バラ体15からなつている。
ジヤバラ体15はアツパー部12の先革部分1
2c等とは別体に形成し、縫合により先革部分1
2c等に取り付けるようにしてもよいが、ジヤバ
ラ体15をアツパー部12の先革部分12c等と
一体に形成してもよく。また、ジヤバラ体15を
含むアツパー部12全体を一体成形により製造す
ることもできる。ジヤバラ体15及びアツパー部
12の他の部分の材料としては、牛革、馬革、ワ
ニ革、トカゲ革等のような天然皮革、或いは、合
成皮革人工皮革等を用いることができる。アツパ
ー部12の踵部12dや爪先部等には芯材を設け
てもよい。一方、ソール部11の材料としては、
牛革、馬革、豚革、人工皮革、合成樹脂等のうち
耐摩耗性に優れたものを用いることができる。ソ
ール部11は通常多層構造とされる。
このソール部11にはその下面に、足の各指の
第1関節にほぼ沿つて延びる切欠き溝16が形成
されている。換言すれば、切欠き溝16は足の親
指の第1関節と小指の第1関節とを結ぶ踏付線に
ほぼ沿うように直線状に延びている。
上記構成を有するゴルフ用シユーズを使用した
場合、アツパー部12が足の各指の第1関節にほ
ぼ沿つて帯状に延びるジヤバラ体15を有し、ま
たソール部11には足の各指の第1関節にほぼ沿
つて延びる切欠き溝16が設けられるので、この
ジヤバラ体15と切欠き溝16の共働作用によ
り、足の各指の第1関節を容易に屈曲させること
ができるようになる。したがつて、長時間のゴル
フプレーにおいても足の疲労が少なくなり、靴ず
れが生じににくくなり、また、グリーン上での歩
行の際に鋲で芝を引きずる危険性も少なくなる。
一方、ソール部11やアツパー部12における帯
状のジヤバラ体15以外の部分は強固に形成する
ことができるので、足をしつかり固定できるとと
もに、鋲13による足の突き上げ感をなくするこ
とができる。
第3図は本考案の第2実施例を示すものであ
る。図において、上記第1実施例と同様の構成要
素には同一の参照符号が付されている。但し同図
では簡単のためソール部の切欠き溝を省略して示
している。
この実施例では、アツパー部12の屈曲性部材
が合成ゴム等のような伸縮性部材17からなつて
いる。したがつて、この実施例では、伸縮性部材
17をアツパー部12の他の部分とは別体に形成
して縫合等の手段により取り付ける必要がある。
他の構成は上記第1実施例と同様である。
この実施例においては、伸縮性部材17の伸縮
作用により、上記第1実施例と同様の作用効果を
得ることができる。
なお、本考案は上記実施例の態様のみに限定さ
れるものではない。例えば、ソール部に切欠き溝
を形成する代わりに、ソール部において、足の踏
付線に沿つて延びる帯状の領域を伸縮性の良好な
別材料により構成するようにしてもよい。
[考案の効果] 以上の説明から明らかなように、本考案によれ
ば、アツパー部が足の各指の第1関節にほぼ沿つ
て帯状に延びる屈曲性部材を有し、ソール部には
足の各指の第1関節にほぼ沿つて延びる切欠き溝
が設けられているので、この屈曲部材と切欠き溝
とが共働して、ゴルフ用シユーズの使用時に足の
各指の第1関節を極めて容易に屈曲させることが
できるようになる。したがつて、長時間のゴルフ
プレーにおいても足の疲労が少なくなり、靴ずれ
が生じにくくなり、また、グリーン上での歩行の
際に鋲で芝を引きずる危険性も少なくなる。一
方、ソール部やアツパー部における帯状の屈曲性
部材以外の部分は強固に形成することができるの
で、足をしつかり固定できるとともに、鋲による
足の突き上げ感をなくすることができる。したが
つて、歩行が容易でグリーン上の芝を引つ掛ける
危険性が少なく、且つ、疲労や靴ずれが生じにく
く、しかもスウイング時に足を安定させることが
できるゴルフ用シユーズを提供できることとな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1実施例を示すゴルフ用シ
ユーズの平面図、第2図は同上実施例の側面図、
第3図は本考案の第2実施例を示すゴルフ用シユ
ーズの側面図である。 図において、11はソール部、12はアツパー
部、13は鋲、15は屈曲性部材としてのジヤバ
ラ体、16は切欠き溝、17は屈曲性部材として
の伸縮性部材をそれぞれ示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 ソール部とアツパー部とを備えたゴルフ用シ
    ユーズにおいて、前記アツパー部は足の各指の
    第1関節にほぼ沿つて帯状に延びる屈曲性部材
    を有し、前記ソール部の下面には足の各指の第
    1関節にほぼ沿つて延びる切欠き溝が形成され
    ていることを特徴とするゴルフ用シユーズ。 2 前記屈曲部材がジヤバラ体からなつている実
    用新案登録請求の範囲第1項に記載のゴルフ用
    シユーズ。 3 前記屈曲部材が合成ゴム等のような伸縮性部
    材からなつている実用新案登録請求の範囲第1
    項に記載のゴルフ用シユーズ。
JP1986096700U 1986-06-26 1986-06-26 Expired JPH0126245Y2 (ja)

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JP1986096700U JPH0126245Y2 (ja) 1986-06-26 1986-06-26

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JP1986096700U JPH0126245Y2 (ja) 1986-06-26 1986-06-26

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Publication Number Publication Date
JPS633203U JPS633203U (ja) 1988-01-11
JPH0126245Y2 true JPH0126245Y2 (ja) 1989-08-07

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE112004000536B4 (de) * 2003-04-24 2017-08-24 Asics Corp. Sportschuh mit einem Schaft, dessen Anpassungsvermögen verbessert ist

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60158405U (ja) * 1984-03-30 1985-10-22 株式会社 小崎 合成樹脂製靴

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE112004000536B4 (de) * 2003-04-24 2017-08-24 Asics Corp. Sportschuh mit einem Schaft, dessen Anpassungsvermögen verbessert ist

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JPS633203U (ja) 1988-01-11

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