JPH0126207B2 - - Google Patents

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JPH0126207B2
JPH0126207B2 JP56059650A JP5965081A JPH0126207B2 JP H0126207 B2 JPH0126207 B2 JP H0126207B2 JP 56059650 A JP56059650 A JP 56059650A JP 5965081 A JP5965081 A JP 5965081A JP H0126207 B2 JPH0126207 B2 JP H0126207B2
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Ru Gyuiade Aran
Jirowaaru Andore
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L25/00Baseband systems
    • H04L25/02Details ; arrangements for supplying electrical power along data transmission lines
    • H04L25/03Shaping networks in transmitter or receiver, e.g. adaptive shaping networks
    • H04L25/03006Arrangements for removing intersymbol interference
    • H04L25/03012Arrangements for removing intersymbol interference operating in the time domain
    • H04L25/03019Arrangements for removing intersymbol interference operating in the time domain adaptive, i.e. capable of adjustment during data reception
    • H04L25/03038Arrangements for removing intersymbol interference operating in the time domain adaptive, i.e. capable of adjustment during data reception with a non-recursive structure
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03HIMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
    • H03H21/00Adaptive networks
    • H03H21/0012Digital adaptive filters
    • H03H21/0014Lattice filters
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03MCODING; DECODING; CODE CONVERSION IN GENERAL
    • H03M3/00Conversion of analogue values to or from differential modulation
    • H03M3/04Differential modulation with several bits, e.g. differential pulse code modulation [DPCM]
    • H03M3/042Differential modulation with several bits, e.g. differential pulse code modulation [DPCM] with adaptable step size, e.g. adaptive differential pulse code modulation [ADPCM]

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)
  • Transmission Systems Not Characterized By The Medium Used For Transmission (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は適応予測回路に関する。本発明は遠距
離通信、特に電話通信に使用されるよう意図され
ている。
PCM(pulse code modulation)方式は遠距離
通信、特に電話伝送の分野で広く使用されてい
る。この伝送方式によると、伝送される信号は標
本化され、得られたサンプルは量子化され、量子
化された信号はデイジタル形でコード化され、コ
ード化された信号は伝送される。他方受信におい
ては、受信された信号は復号され、元の信号が復
元される。
入力信号を量子化するかわりに、この信号と予
測信号との間の差分が量子化されるなら、この方
式に対する改良が得られる。予測信号は予測回路
或いは予測装置により供給され、従つて差分
PCMシステムが形成される。
入手できる量子化装置を最大限利用するために
利得因子で差分信号を乗算することによりもう1
つの改良が得られる。次に量子化された信号は元
の量子化されたサンプルを復元するため同一の因
子により除算される。
差分PCMシステムでは、予測回路は通常、処
理サンプルに先行する一連のサンプルから、処理
サンプルに関連して予測を出すことのできる線形
回路を含む。
予測回路は1度だけ固定されうる。この場合、
その特性は伝送される信号の平均長スペクトルに
適応されるように選択される。しかし、そのよう
な回路では非常に質の良い伝送を得ることができ
ない。予測回路が、その特性の周期的な更新の結
果、適時の信号の展開に適応されるなら、伝送の
質は改良されうる。
各標本化時やその瞬間に於いてこの時に於ける
差分信号によりとられた値の関数として回路の特
性を訂正することによりこの適応は逐次的に或い
は帰納的におこなわれる。差分信号(或程度エラ
ー信号であるが)の平均パワーができる限り低い
のが適応基準である。
電話会話信号に適用される際、適応予測差分
PCM(或いは省略してADPCM)と呼ばれるこの
方式に関しては多数の研究がすでになされてき
た。以下の論文はこの研究を概括し、差分PCM
コード化の方式を説明する。
N.S.ジヤヤン(N.S.JAYANT)著「会話波形
のデイジタルコード化:PCM,DPCM及びDM
量子化装置」U.S.ジヤーナル「IEEE会報」(U.S.
Journal“Proceedings of IEEE”)1974年5月発
行。
B.S.アタル,M.R.シユローダー著(B.S.
ATAL,M.R.SCHROEDER)「会話信号の適応
予測コード化」U.S.ジヤーナル「B.S.T.J」
vol.49,1970年10月発行。
J.L.フラナガン,M.シユローダー,B.アタル,
R.クロシヤール、N.S.ジヤヤン、J.M.トリポレ
ツト(J.L.FLANAGAN,M.SCHCEDER,B.
ATAL,R.CROCHIERE,N.S.JAYANT,J.
M.TRIBOLET)著、「会話のコード化」U.S.ジ
ヤーナル「IEEE−COM27」No.4,1979年4月発
行。
これらの一般原理を用いるシステムは第1図及
び第2図に関し簡単に説明される。第1図の回路
は符号化回路であり、第2図の回路は復号化回路
である。
第1図のADPCM符号検出回路は2個の入力を
備えた代数減算器1を含み、減算器1の第1入力
は符号化されるべき信号y(t)を受信し、その
第2入力は予測信号(t)を受信する。減算器
1の出力は信号(t−1)により制御される算
術演算回路2の入力に適用される差分或いはエラ
ー信号e(t)を供給する。算術演算回路2の出
力は信号en(t)を供給し、信号en(t)は符号
化回路3の入力に印加され、符号検出回路3の出
力は符号検出された信号C(t)を供給し、信号
C(t)は一方では伝送チヤンネルに印加され、
他方では復号化量子化回路4の入力に印加され
る。復号化量子化回路4は信号(t−1)によ
り制御される算術演算回路5の入力に印加される
信号(t)を供給する。算術演算回路5の出
力は復元されたエラー信号である信号(t)を
供給し、信号(t)は適応予測回路8の第1入
力、代数加算器7の第1入力及びクロツクHから
くるパルスにより読取りが制御されるレジスタ6
の入力に夫々供給される。レジスタ6は遅延信号
e(t−1)を供給し、信号(t−1)は算術
演算回路2及び5の制御入力に印加される。適応
予測回路8の出力は一方では減算器1の第2入力
に、他方では加算器7の第2入力に印加される信
号(t)を供給し、加算器7の出力は復元され
た信号(t)を供給し、信号(t)は適応予
測回路8の第2入力に印加される。
図示された具体例では、会話信号y(t)はデ
イジタル形で減算器1の入力に、つまり、標準型
PCM符号のデコンプレツシヨンにより供給され
る12ビツト線形化符号として減算器1の入力に印
加されるものとする(PCM符号器と線形化装置
は図示せず)。
算術演算回路2、符号化回路3、復号化量子化
回路4、算術演算回路5、レジスタ6のシステム
は従来の適応量子化装置の具体例を構成し、算術
演算回路2及び5は夫々、エラー信号e(t)の
パワーを固定された値に標準化し、量子化された
エラー信号(t)を得るために実パワーを標準
化され量子化された信号(t)に復元する機
能を有する。
レジスタ6の機能は所望時に制御に使用される
信号(t−1)の値を得られるようにすること
である。
第2図のADPCM復号化回路は復号化量子化回
路4を含み、復号化量子化回路4の入力は伝送チ
ヤンネルからの信号C(t)を受信し、その出力
は信号(t)を供給し、信号(t)は信号
e(t−1)により制御される算術演算回路5の
入力に印加される。算術演算回路5の出力は信号
e(t)を供給し、信号(t)は適応予測回路
8の第1入力、代数加算器7の第1入力及びクロ
ツクHにより読取りが制御されるレジスタ6の入
力に夫々印加される。レジスタ6の出力は算術演
算回路5の制御入力に接続されている。適応予測
回路8の出力は予測信号(t)を供給し、信号
p(t)は代数加算器7の第2入力に印加され、
代数加算器7の出力は信号(t)を供給する。
信号(t)は適応予測回路8の第2入力に印加
され、信号(t)は同時に復号化回路の出力信
号、つまりy(t)に対応する伝送された信号を
形成する。
この復号化回路の復号化量子化回路4、算術演
算回路5、レジスタ6、代数加算器7、適応予測
回路8は第1図の同じ符号が付されたものと同一
のものである。
本発明は符号検出回路或いは復号化回路に使用
される適応予測回路8にのみ関するものであり、
他の構成部品はそれ自体公知の型である。
先行技術では、対応する伝達関数は零のみをも
ち、極をもたないという事実により適応予測回路
はトランスバース回路の形状をしており、通常全
零型である。そのような回路は係数で連続サンプ
ルを乗算し、係数は推定傾斜型のアルゴリズム或
いはカイマン(KAIMAN)法により計算され
る。
トランスバース回路を用いたこの型の予測回路
は2つの欠点を有する。
この予測回路は符号検出回路(第1図参照)に
形成されるフイードバツクループの安定性の制御
を困難にする。特に係数の数が2を越える時はそ
うである。
この予測回路は係数を用い、この係数の絶対値
のオーダーは符号化された信号の性質により非常
に異なる。他方適応によりうみ出された係数値の
変動は全ゆる係数に対して同じ絶対値のオーダー
であり、従つて絶対値の低い係数はほとんど意味
がなく、他方それらの正確な知識は信号のスペク
トルのモデリングを改良し、その結果として予測
の効率を改良する。
本発明は予測回路の効率を改良する手段に関す
るものであり、安定性制御問題を除去し、モデリ
ングの不正確さを減らすことを目的とする。この
目的のために本発明は係数の再調整のための適応
手段と関連した特別な回路構造を使用する。
適応予測回路はそれ自体新しいものではない。
適応予測回路は4つのアクセスを有した複数のセ
ルから構成された回路を含み、1個のセルの2つ
のアクセスが先行セルの2つのアクセスに接合さ
れている。予測への適用のため1個の信号が夫々
のセルから抽出され、求められた予測信号を構成
するため加算器は抽出された信号を合計する。
本発明で使用される回路構造に最も近い回路構
造では、夫々のセルは特に遅延回路と、2個の入
力がついた2個の乗算器を含み、乗算器の一方の
入力は信号を受信し、他方の入力は部分相関係数
或いは反射係数とも呼ばれる乗算係数を受信す
る。従つてN個のセルを有した適応予測回路はN
個の係数システムの形態を必要とし、前記システ
ムは装置に適応性を与える入力信号の関数として
再調整される。
適応予測回路の原理と反射係数計算方法に関し
ては、次の論文を参照されたい。
J.マクホール(J.MAKHOUL)著「線形予測
装置のための安定有効回路法)U.S.ジヤーナル
IEEE、音響効果、会話及び信号処理に関する会
報、(Transactions on Acoustics,Speach and
Signal Processing)1977年10月発行。
J.マクホール、R.ヴイスワナサン(R.
VISWANA−THAN)著、「線形予測のための
適応回路法」、IEEEのA.S.S.P.(Acoustics
Speach and Signal Processing)グループ会議
で提出された論文、1978年タルサ(Tulsa)。
本発明をより良く理解するために適応予測回路
のいくつかの特性を説明する。
回路構造では2個の信号グループS- 0(t),S- 1
(t),……,S- N-1(t)及びS+ 0(t),S+ 1(t)

……,S+ N-1(t)が形成され、これらの信号グル
ープは先に符号化された信号y(t)とは異なる。
適応予測回路の係数k1(t),k2(t),……,kN
(t)は次式が証明されるよう調整される。つま
り、 m=1,……,N=に対しては S- n(t)=(t−m−1)−E[(t−m−
1)/(t−1),……,(t−m)]であ
り、E[・/・]は最小自乗法の意味における推
定値を指示し、斜線棒は「〜の知識には条件付き
で」ということを意味する。信号S- 0(t),S- 1
(t),……,S- N-1(t)は一方では互いに非相関
関係にあり、他方では信号(t−1),……,
y(t−N)を再構成するのに適当である。直交
ベースが先に観察された信号で構成されていると
いう意味では適応予測回路は直交化装置である。
予測値(t)は次式により計算される。
(t)=k1(t)S- 0(t)+k2(t)S- 1(t)
+…+kN(t)S- N-1(t) 直交化原理の基本には適応予測回路公式が適用
される。
(1) m=1,……,Nに対しては S- n(t+1) =S- n-1(t)+kn(t)S+ n-1(t) (2) m=1……,Nに対しては S+ n(t) =S- n-1(t)+kn(t)S- n-1(t) (3) m=1……,Nに対しては S+ n-1(t) =S+ n(t)−kn(t)S- n-1(t) 信号(t)の前進非相関又は分析が回路でお
こなわれるため公式(2)はいわゆる分析構造に対応
する。単に公式(2)を逆転させただけの公式(3)は、
信号(t)からの信号(t)の漸進的復元又
は合成が回路でおこるため、いわゆる合成構造に
対応する。「分析」構造が備わつた回路は非帰納
的である(零しかもたない)。「合成」構造が備わ
つた回路は純粋に帰納的である(極しかもたな
い)。
係数kn(t),(m=1,……,N)は無次元で
あり、理論的に−1と+1の間の値をとる。次に
回路の零或いは極は単位円の中にとどまり、これ
は回路が配置される符号化回路のループの安定性
を保証する。従つて実際にはこの安定性を維持す
るために1による夫々の係数の絶対値を制限する
ことのみが必要とされる。
選択された最適基準によると係数kn(t)を計
算するためにはいくつかの可能性がある。最初に
信号S+ n(t)及びS- n(t+1)のパワーの合計
を最小化する試みがなされ、次にkn(t)は次式
により計算される。
kn(t)=−2<S- n-1(t)S+ n-1(t)>/<(S+
n-1(t))2+(S- n-1(t))2> <・>は統計上の平均を表わす。実際には統計
上の平均は対応量の帰納的推定により有効化され
る時間平均により置換される。従つて、係数の適
応に対しては従来の方法がとられ、本発明内の使
用は以下で説明される。この方法の単純化は符号
積の平均と信号の統計上の性質に仮定を形成する
ことによる相関係数の正確な値との間の対応を確
立することにより、信号S- n-1(t)と S+ n-1(t)の符号の積から相関項 <S- n-1(t)S+ n-1(t)>を推定することから
成る。この関係では1979年IEEEのA.S.S.P.グル
ープ会議に提出された論文、「マルコフチエイン
(Markou Chain)モデルに基づく反射係数推定」
を参照されたい。
同基準によるもう1つの方法は係数が式の勾配
のアルゴリズムにより計算されるように公式を変
形することから成る。
kn(t+1)=kn(t)−τg(t)[S- n-1(t)S+ n
(t)+S+ n-1(t)S- n(t+1)] 上式ではτは定数でありg(t)は係数が無次
元にとどまるように信号S+ n-1(t)とS- n-1(t)
のパワー合計の帰納的推定の逆元のような同時調
整された利得である。この方法は積pr法と呼ばれ
る。
別の基準により信号S+ n(t)S- n(t+1)の
絶対値の合計の平均を最小化する試みがなされ
る。係数適応のための実際の方法の次式の勾配の
アルゴリズムを利用する。
kn(t+1)=kn(t)−τg(t)[S- n-1(t)
・signS+ n(t)+S+ n-1(t)・signS- n(t+1)] 利得g(t)は係数が無次元にとどまるように
信号S+ n-1(t)とS- n-1(t)の絶対値合計の平均
の帰納的推定の逆元のように同時調整される。
この方法はハイブリツド積法と呼ばれる。
これらのアルゴリズムの使用は以下で明確に説
明する。
全ての係数適用方法を述べたわけではないが、
前述した係数適応方法は、測定及び聴取テストに
より実験的にテストされてきた。これらの方法は
比較しうる性能を呈する。
適応予測回路はすでにADPCM装置に使用され
てきたが、しかし本発明の条件とは異なる条件下
で使用されてきた。従つて、先行技術では係数評
価手段はサンプルブロツクの分析に基づいてお
り、再調整は回路外の部材でおこなわれる。N個
の係数のシステムは前記部材で計算され、夫々の
分析ブロツクの終りで、換言すれば各ブロツクに
つき1度、回路に供給される。従つて、そのよう
な部材は単一で非逐次性を備えており、回路の外
にある。
本発明によると回路の夫々のセルはセルに配分
された係数を計算することが可能な特定回路を含
む。更に特定回路はセルに存する信号に基づいて
機能する。それ故、特定回路は各標本化時に回路
の信号の進行に比例して供給する係数を再調整す
ることができる。最後にこの回路は係数を入手す
るやいなや、すなわち、いくつかのサンプルをカ
バーする時間経過の後だけでなく各標本化時にお
いても、係数を供給することができる。それ故本
発明による反射係数の再調整手段は、先行技術の
手段とは異なり、多重逐次性を備えており、回路
の内側に配置される。
本発明は適応予測回路に関するものであり、N
個の同一構成のセルを備え、夫々のセルが第1の
アクセスA1、第2のアクセスA2、第3のアク
セスA3及び第4のアクセスA4を有し、m番目
のセルC/mの第1のアクセス及び第2のアクセ
スA1/m,A2/mが夫々m−1番目の直前セ
ルの第3のアクセス及び第4のアクセスA3/m
−1,A4/m−1に接続されており、第1番目
のセルC/1の第1のアクセスA1/1が第1番
目のセルC/1の第2のアクセスA2/1に接続
され、当該適応予測回路の入力信号が第1番目の
セルC/1の第1及び第2のアクセスA1/1,
A2/1に印加され、夫々のセルは第2のアクセ
スA2/mに接続された入力を有し標本化周期の
遅延を有する遅延回路14/mと、第1のアクセ
スA1/mに接続された第1の入力を有する第1
の乗算器11/mと、該遅延回路14/mの出力
に接続された第1の入力を有する第2の乗算器1
3/mと、第1及び第2の乗算器11/m,1
3/mへの標本化時tに依存する増倍係数kn
(t)を供給するために第1及び第2の乗算器1
1/m,13/mの第2の入力に接続された出力
を有する供給手段と、第1のアクセスA1/1に
接続された第1の入力、第2の乗算器13/mの
出力に接続された第2の入力、及び第3のアクセ
スに接続された出力を有する第1の加算器10/
mと、遅延回路14/mの出力に接続された第1
の入力、第1の乗算器11/mの出力に接続され
た第2の入力及び第4のアクセスに接続された出
力を有する第2の加算器12/mとを備えてお
り、当該適応予測回路がN個のセルの第2の乗算
器13/mの出力に夫々接続されたN個の入力及
び予測信号を供給する1個の出力を有する加算器
16を備えており、前記係数kn(t)を供給する
ための供給手段は、各セル中に各セル固有の係数
kn(t)の逐次適応のための回路15/mを含
み、該逐次適応のための回路15/mは第1の入
力151/m、第2の入力152/m、第3の入
力153/m及び第4の入力154/mを有し、
該第1、第2、第3、及び第4の入力151/
m,152/m,153/m,154/mはセル
の第1のアクセスA1/m、遅延回路14/mの
出力、セルの第3のアクセスA3/m、及び第4
のアクセスA4/mにそれぞれ接続されており、
該逐次適応のための回路15/mは前記係数kn
(t)を供給する1個の出力155/mを有し、
当該適応予測回路のN個の係数は該適応予測回路
に存在する信号からの各標本化時に対してN個の
該逐次適応のための回路15/mにより再調整さ
れ再調整直後に使用されることを特徴とする。
本発明によると、2つの特別な具体例が与えら
れており、一方の具体例は合成型の構造を利用
し、他方の具体例は分析型の構造を利用する。
本発明の適応予測回路は、差分PCM符号化或
いは復号化装置に適用し得る。
本発明については非制限的具体例と添付の図面
に関し以下でより詳細に説明する。
適応予測回路は回路と、アナログ又はハイブリ
ツド構成部品(つまり、アナログ及びデイジタル
信号の両方を使用する)が備えられて構成される
か、或いは集積化デイジタル回路及び構成部品に
より構成されうる。この場合、有効ビツト(仮
数)の数は例えば係数に対しては12或いは10であ
り、実際の信号に対しては16である。特定の操作
は、約210であるような指数の使用を必要とする。
ブロツク図を理解するには従来の論理規則の使
用を必要とする。操作の同期と順序付けには制御
信号と図示されていないレジスタとが必要であ
り、これらは図示された手段を理解するために絶
対必要とされる場合のみ示される。例えば標本化
クロツク信号Hはこれが必要とされる所では正し
く遅延されねばならない。
同じ図のN個の回路の形状n/1,n/2,…
…,n/Nにある番号付けは全体符号nの同一回
路を指し、同じ機能を果たす。
第3図及び第4図は本発明による逐次適応のた
めの回路を使用する適応予測回路の全体構造を表
わす。この回路はN個の同一セルC/1,C/
2,……,C/m,……,C/Nを含む。従つ
て、m番目のセルのみが説明され、mは1とNの
間の任意の自然数である。第3図及び第4図の数
字符号は対応するセルの指標である指標(1,
m,……,N)を有する。。
先行技術による図示された予測回路の構成部品
は次の通りである。
夫々のセルは第1のアクセスA1/m、第2の
アクセスA2/m、第3のアクセスA3/m、及
び第4のアクセスA4/mを有する。セルの第1
のアクセス及び第2のアクセスは夫々先行セルの
第3のアクセス及び第4のアクセスに接続されて
いる。
夫々のセルは以下のものにより構成されてい
る。
つまり、 (a) (第3図の場合には、)セルの第1のアクセ
スA1/mに接続された入力と、第2の入力
と、セルの第3のアクセスA3/mに接続され
た出力とを有している第1の加算器10/m
(第4図の場合には、アクセスA3/mに接続
された第1の入力と、第2の入力と、セルのア
クセスA1/mに接続された出力とを有する減
算器17/m)と、 (b) セルの第1のアクセスA1/mに接続された
第1の入力と、係数kn(t)に対応する信号を
受信する第2の入力と、出力とを有する第1の
乗算器11/mと、 (c) 第1の乗算器11/mの出力に接続された第
1の入力と、第2の入力と、セルの第3のアク
セスA3/mに接続された出力とを有する第2
の加算器12/mと、 (d) 第1の入力と、前記係数kn(t)に対応する
信号を受信する第2の入力と、第1の加算器1
0/m(第3図の場合)或いは減算器17/m
(第4図の場合)の第2の入力に接続された出
力とを有する第2の乗算器13/mと、 (e) セルの第2アクセスA2/mに接続された入
力と、第2の加算器12/mの第2の入力及び
第2の乗算器13/mの第2の入力に接続され
た出力とを有する遅延回路14/mとである。
更に、示された適応予測回路8はそれ自体公知
の方法で夫々セルの第2の乗算器13/mの出力
と接続されたN個の入力16/1,……,16/
Nと(t)を送出する出力とを有する加算器1
6を含む。
また、適応予測回路8には、夫々のセルに固有
の係数kn(t)の逐次適応のための回路15/m
が設けられている。逐次適応のための回路15/
mは第1の入力151/m、第2の入力152/
m、第3の入力153/m及び第4の入力15
4/mを有し、これらの入力は夫々セルの第1の
アクセスA1/mと、セルの第3のアクセス及び
第4のアクセスA3/m,A4/mにおける遅延
回路14/mの出力とに接続されている。逐次適
応のための回路15/mは係数kn(t)を供給
し、第1の乗算器11/mの第2の入力と第2の
乗算器13/mの第1の入力とに接続された出力
155/mを有する。
前記N個の逐次適応のための回路の結果、適応
予測回路のN個の係数は回路にこの時存在する信
号に基づき各標本化時に再調整されうる。再調整
の直後にこれらの係数は2個の乗算器11/m及
び13/mで使用されうる。
第3図及び第4図に示されたこれら2つの変形
の相異は、第3図の回路は分析型であり、他方第
4図の回路は合成型であるということである。
より明確に述べるなら第3図の回路では夫々の
セルの第1のアクセス及び第2のアクセスA1/
m及びA2/mは入力であり、第3のアクセス及
び第4のアクセスA3/m及びA4/mは出力で
ある。適応予測回路の入力信号は復元された信号
y(t)であり、それは第1のセルC1の最初の
2個のアクセスA1/1及びA2/1に適用され
る。
第4図の回路では夫々のセルの第1のアクセス
A1/mは出力であり、第3のアクセスA3/m
と同じく第2のアクセスA2/mは入力であり、
第4のアクセスA4/mは出力である。第1のセ
ルC1の第1のアクセスA1/1は同じセルの第
2のアクセスA2/1に接続されている。入力信
号は復元されたエラー信号(t)であり、これ
は回路の入力であるN番目のセルの第3のアクセ
スA3/Nに適用される。
これらの回路は次のように機能する。
第3図の適応予測回路8では2個の入力である
アクセスA1/1及びA2/1に適用された信号
は夫々S+ 0(t)及びS- 0(t+1)として指示され
ている。信号S+ 0(t)はフイルタの係数の逐次適
応のための回路15/1の第1入力15/1に対
してのみならず、加算器10/1の第1の入力と
乗算器11/1の第1の入力に対しても適用され
る。信号S- 0(t+1)はクロツク信号Hによる読
取り作動される遅延回路14/1の入力に対し適
用される。遅延回路14/1の出力は逐次適応の
ための回路15/1の第2の入力152/1に対
してのみならず、加算器12/1の第1の入力と
乗算器13/1の第1の入力に対しても適用され
る信号S(t)を送出する。乗算器11/1の
出力は加算器12/1の第2の入力に適用される
信号S+- 0(t)を供給する。乗算器13/1の出
力は加算器16の第1の入力16/1に対しての
みならず、加算器10/1の第2入力に対しても
適用される信号S-+ 0(t)を供給する。加算器1
0/1の出力は逐次適応のための回路15/1の
第3の入力153/1に適用される信号S+ 1(t)
を供給する。加算器10/1の出力は第1のセル
の出力であるアクセスA3/1を構成する。加算
器12/1の出力は逐次適応のための回路15/
1の第4の入力154/1に適用される信号S- 1
(t+1)を供給し、加算器12/1の出力は第
1のセルC/1の第2出力である第4アクセス
A4/1を構成する。逐次適応のための回路1
5/1の出力155/1は乗算器13/1の第2
の入力に対してのみならず乗算器11/1の第2
の入力にも適用される信号k1(t)を供給する。
対応する指標のついた同じ関係がN番目である
最後のセルC/Nを出力とするまでのm(>1)
番目のセルに対し適用され、m番目のセルc/m
の出力であるアクセスA3/m,A4/mはm+
1番目である次のセルに対応する入力であるアク
セスA1/m+1に接続されている。最後に適応
予測回路8の出力である加算器16の出力は予測
信号(t)を供給する。
加算器10/m、乗算器11/m、加算器1
2/m、乗算器13/m、逐次適応のための回路
15/m(遅延回路14/mは含まれず)により
構成されるセルは、異なる回路か或いは単一の時
多重化セルで構成され、セルは適応予測回路の性
質によく適合しており、連続的に機能しなければ
ならない(後者の場合に使用される多重化操作は
図示せず)。
表示された適用では分析型回路の操作は次のよ
うにして第1図の差分符号化回路(或いは第2図
の復号化回路)の全体操作に導入される。
(1) 現在の標本化時の前に(つまり、(t)に少
し先行する時間に)、m=0,……,N−1に
対し積S-+ n(t)が計算され、これはメモリ位
置レジスタ(図示されず)に記憶され、
(t)が回路16で計算され、これが合計を出
す。
(t)=−[S-+ 0(t)+…+S-+ n-1(t) +…+S-+ N-1(t)] (2) 第1図の符号化回路の減算器1に於ける標本
化時tに差e(t)=y(t)−(t)が作ら
れ、次にこの差は(t)を供給する回路5で
量子化され、量子化された差は復元されたサン
プル(t)を提供するため符号化回路の代数
加算器7で予測値(t)に加算され、これが
適応予測回路8に導入される(類似の操作が対
応する信号の復号化回路でおこる)。
(3) 次に加算器10/1では S+ 1(t)=S+ 0(t)+S+- 0(t) が構成され、 乗算器11/1では S+- 0(t)=k1(t)S+ 0(t) が構成され、 加算器12/1では S- 1(t+1)=S- 0(t)+S+- 0(t) が構成される。
次に逐次適応のための回路15/1は、k1
(t+1)となる係数k1(t)値を更新すべく動
作し、同じ一連の動作がN番目のセルC/Nま
で各セル毎におこなわれる。
(4) m=1,2,……,Nに対しS- n-1(t)から
S- n-1(t+1)への遅延回路14/mの出力の
変化がクロツクHによつて行われ、次に積
S-+ n(t+1)=kn+1(t+1)S- n(t+1)が
予測値(t+1)と共に計算され、次に適応
予測回路は次の標本化時t+1のために準備さ
れる。
信号S+ 1(t)及びS- 1(t+1)が逐次適応のた
めの回路15/1で明確に使用されていない場合
の前述の(3)の段階に関する動作変形に於いて、係
数k1(t)は更新され、信号S+ 0(t)及びS- 0(t)
が得られるやいなやk1(t+1)となる。次に積
S-+ 0(t)の新しい値のみならず、新しい係数と
共に積S+- 0(t)が計算される。次に加算器1
0/1及び12/1で合計が出される。同じ一連
の動作がN番目のセルC/Nを含む各セル毎にお
こなわれる。操作段1,2及び4は変わらない。
第4図の変形では適応予測回路の入力信号は復
元されたエラー信号(t)である。この信号は
最後のセルC/Nの第3アクセスA3/Nに適用
される。第1のセルC/1の第1及び第2アクセ
スA1/1及びA2/1は相互連結されている。
第4図の適応予測回路8は次のように動作す
る。入力信号はすでに使用された記号法に従い
S+ N(t)として指示される。この信号はフイル
タ係数の逐次適応回路15/Nの第3の入力15
3/Nに対してのみならず、減算器17/Nの第
1の入力に対しても適用される。N番目のセル
C/Nの第2の入力は信号S- N-1(t+1)を有
し、この信号はクロツクHにより読取り制御され
る遅延回路14/Nの入力に適用される。遅延回
路14/Nの出力は信号S- N-1(t)を供給し、こ
の信号は逐次適応のための回路15/Nの第2の
入力152/Nに対してのみならず、加算器1
2/Nの第1の入力と乗算器13/Nの第1の入
力に対しても適用される。減算器17/Nの出力
は信号S+ N-1(t)を供給し、この信号は逐次適応
のための回路15/Nの第1の入力151/Nに
対してのみならず、乗算器11/Nの第1の入力
に対しても適用される。信号S+ N-1(t)は又N番
目のセルC/Nの出力でもあるアクセスA1/N
にも供給される。加算器12/Nの出力は信号
S- N(t+1)を供給し、この信号は係数再調整
回路15/Nの第4の入力154/Nに適用され
る。信号S- N(t+1)は又N番目のセルC/N
の出力でもある第4のアクセスA4/Nにも供給
されているが、第4のアクセスA4/Nに供給さ
れた信号S- N(t+1)は、適応予測回路8の外
部では使用されない。乗算器11/Nの出力は信
号S+- N-1(t)を供給し、この信号は加算器1
2/Nの第2の入力に適用される。乗算器13/
Nの出力は信号S-+ N-1(t)を供給し、この信号
は加算器16の最後の入力16/Nに対してのみ
ならず、減算器17/Nの第2の入力−にも適用
される。逐次適応のための回路15/Nの出力1
55/Nは信号KN(t)を供給し、この信号は乗
算器13/Nの第2の入力に対してのみならず、
乗算器11/Nの第2の入力に対しても適用され
る。
1番目のセルC/1に到るまでm(<N)番目
の全てのセルに対しても対応する指標と共に同じ
関係が適用される。適応予測回路8の対応する変
形の構成に関する第3図の説明に関してなされた
説明はここでは減算器17/m、乗算器11/
m、加算器12/m、乗算器13/m、及び逐次
適応のための回路15/m(遅延回路14/mを
除く)により構成される夫々のセルの構成に適用
される。
合成型回路の動作は次のようにして第1図の差
分符号化回路或いは第2図の復号化回路の全体動
作に導入される。
(1) 現在の標本化時tの前に積S-+ n(t)が前の
場合と同様に計算され、図示されていないメモ
リ位置レジスタに記憶され、予測値(t)は
加算器16で計算され、加算器16は合計を出
す。
(t)=−[S-+ 0(t)+S-+ 1(t)+… +S-+ N-1(t)] (2) 標本化時の後符号化回路で得られる量子化さ
れた差(t)は適応予測回路8に導入される
(復号化回路に関し、対応信号は同一の適応
予測回路8に導入される)。
(3) 減算器17/Nでは S+ N-1(t)=(t)−S-+ N-1(t)が構成さ
れ、 乗算器で11/Nでは S+- N-1(t)=kN(t)S+ N-1(t)が構成され、 加算器12/Nでは S- N(t+1)=S- N-1(t)+S+- N-1(t)が構
成される。
次に逐次適応のための回路15/Nが機能
し、kN(t+1)となる係数KN(t)値を更新
し、同じ一連の操作が1番目のセルC/1を含
むセルに到るまで各セル毎におこなわれる。
(4) m=1,2,……Nに対しS- n-1(t)から
S- n-1(t+1)への遅延回路14/mの出力の
変化がクロツクHによつて行われる。次に積
S-+ n(t+1)は予測値(t+1)と共に計
算され、次に適応予測回路は次の標本化時t+
1のために準備される。
第5図から第9図までは本発明による適応予測
回路の係数の逐次適応のための回路15/1及び
15/Nの特別な具体例を図示する。いずれのセ
ルに対しても適用される構造のため、セルの番号
に対応する符号は省略されている。
第5図に示された逐次適応のための回路15は
適応予測回路8の第1の入力151に接続された
入力と出力とを有する第1の符号検出回路24
と、適応予測回路8の第2の入力152に接続さ
れた入力と出力とを有する第2の符号検出回路2
5と、第1の符号検出回路24及び第2の符号検
出回路25の出力に夫々接続された2個の入力と
1個の出力が備えられた排他的オアゲート26
と、排他的オアゲート26の出力に接続された1
個の入力を含む複数の段を有し、かつ2個の出力
を備え、第1の出力が最初の段に対応し、第2の
出力が最後の段に対応するシフトレジスタ27
と、2個の入力と1個の出力とを備え、一方の入
力がクロツクパルスH3を受信し、他方の入力が
シフトレジスタ27の第1の出力に接続されてい
る第1のアンドゲート28と、2個の入力と1個
の出力とを備え、一方の入力がクロツクパルス
H1を受信し、他方の入力がシフトレジスタの第
2の出力に接続されている第2のアンドゲート2
9と、第1のアンドゲート28の出力に接続され
た正方向カウント入力+と、第2のアンドゲート
29の出力に接続された逆方向カウント入力−
と、1個の出力。
この回路はいわゆる符号積プロセスを使用し、
次のように作用する。
逐次適応のための回路15の入力153及び1
54は使用されない。入力151に適用される信
号S+ n-1(t)はS+(t)により示される。入力1
52に適用される信号S- n-1(t)はS-(t)とし
て示される。
信号S+(t)は符号検出回路24の入力に適用
され、その出力に於いてビツトの形状のS+(t)
の符号を供給する。信号S-(t)は符号検出回路
24と同一の符号検出回路25の入力に適用され
る。符号検出回路24の出力は信号b+(t)を供
給し、この信号は排他的論理和の論理機能を行う
排他的オアゲート26の第1の入力に適用され
る。符号検出回路25の出力は信号b-(t)を供
給し、この信号は排他的オアゲート26の第2の
入力に適用される。排他的オアゲート26の出力
は信号π(t)を供給し、この信号はシフトレジ
スタ27の入力に適用され、シフトレジスタ27
の右方向への1ステツプのシフト命令はクロツク
H2により与えられる。レジスタ27の第1段の
出力は信号π(t)を供給し、この信号はアンド
ゲート28の第1の入力に供給されており、ゲー
ト28の第2の入力はクロツクH3を受信する。
レジスタ27の最後の段の出力は信号π(t−L
+1)を供給する。ここでLはレジスタ27の段
数である。レジスタ27の最後の段の出力はアン
ドゲート29の第1の入力に接続されており、ゲ
ート29の第2の入力はクロツクH1を受信する。
ゲート28の出力Cは二進の双方向カウンタ30
の正方向カウント入力+に接続されている。ゲー
ト29の出力Dは同カウンタ30の逆方向カウン
ト入力−に接続されている。カウンタ30の出力
は0とLの間の二進数λ(t)を供給し、この数
λ(t)は読出し専用メモリ31の入力に適用さ
れる。
図示された具体例では排他的オアゲート26か
らの連続信号π(t)は標本化周期のL倍にしい
時間中レジスタ27に記憶され、その後これらの
信号は消滅する。この時間は一語のスペクトル特
性の形成の時間定数の絶対値のオーダつまり約10
ミリ秒に等しい。125μsの標本化周期に対してL
=128が例として示される。各標本化周期の間ク
ロツクH1が最初に作動する。シフトレジスタ2
7の最後の段に存在するビツトπ(t−L)が1
であるなら、カウンタ30の内容量は1ユニツト
減らされる。次にクロツクH1が作動し、レジス
タ27の内容量の右方向へ1段けた移動させ、レ
ジスタ27の第1段はビツトπ(t)を含むよう
になる。最後にクロツクH3が作動する。ビツト
π(t)が1にあるなら、カウンタ30の内容量
は1ユニツト増加される。このようにカウンタ3
0に記憶された二進数は正確に、現在の標本化周
期及び先行L−1標本化周期中に見られた信号
S+(t)とS-(t)の符号の非一致数を表わす。
次にこの二進数λ(t)は二進数のアドレス信号
として使用され、テーブルとして機能し、出力が
係数k(t)を供給するメモリ31に前もつて導
入された−1と+1の間の代数的数を指定する。
例としてメモリ31によりλ(t)とk(t)と
の間に確立された対応関係は次のようになりう
る。
k(t)=−sin(1−2λ(t)/L) 第6図は逐次適応回路15の別の具体例を示
し、この逐次適応のための回路15は適応予測回
路8の第1の入力151に接続された入力と出力
とを有する第1の符号検出回路32と、適応予測
回路8の第2の入力152に接続された入力と出
力とを有する第2の符号検出回路33と、夫々第
1の符号検出回路32及び第2の符号検出回路3
3に接続された2個の入力と1個の出力とを備え
た排他的オアゲート34と、排他的オアゲート3
4の出力に接続された第1の入力と第2の入力と
出力とを有する代数計算回路35と、第1の入力
と第2の入力と出力とを有し、第1の入力が代数
計算回路35の出力に接続されている加算器36
と、加算器36の出力に接続された入力と代数計
算回路35及び加算器36の第2の入力に接続さ
れた出力とを有する遅延回路37と、加算器36
の出力に接続された入力と係数k(t)を供給す
る出力とを備えた読出し専用メモリ38とを含
む。
第6図に示す逐次適応のための回路15はいわ
ゆる符号積方法を使用する。それは次のように作
動する。入力153及び154は必ずしも使用さ
れない。入力151に適用される信号S+ n-1(t)
はS+(t)として示され、第5図の第1の符号検
出回路24と同一である第1の符号検出回路32
に適用される。逐次適応のための回路15の他方
の入力に適用される信号S- n-1(t)はS-(t)と
して示され、第5図の第2の符号検出回路25と
同一の第2の符号検出回路33の入力に適用され
る。符号検出回路32の出力は信号b+(t)を供
給し、信号b+(t)は排他的論理和機能と対称化
機能を果す排他的オアゲート34の第1の入力に
適用される。符号検出回路33の出力は信号b-
(t)を供給し、信号b-(t)は排他的オアゲー
ト34の第2の入力に適用される。排他的オアゲ
ート34の出力は信号r(t)を供給し、信号r
(t)は代数計算回路35の第2の入力に適用さ
れ、代数計算回路35の第1の入力は定信号τを
受信し、第3の入力はクロツクHにより作動され
る遅延回路37の出力から信号L(t−1)を受
信する。代数計算回路35の出力は加算器36の
第1入力に適用される信号δL(t)を供給し、加
算器36の第2の入力は信号L(t−1)を受信
する。加算器36の出力は信号L(t)を供給し、
信号L(t)はメモリ38の入力に対してのみな
らず、遅延回路37の入力に対しても適用され
る。メモリ38は係数k(t)を供給する。
図示された具体例ではb+(t)とb-(t)に適
用された排他的論理和機能から生じるビツトは、
当該ビツトが0或いは1に等しいかどうかに依存
しながら、対称化により、値+1又は−1を表わ
す二進数に変換される。代数計算回路35は次の
計算をおこなう。
δL(t)=δ[r(t)−L(t−1)] 従つて信号L(t)は、信号S+(t)とS-(t)
の符号間の相関関係の指数関数的減少メモリ(一
次の低パスフイルタリング)が備わつた帰納的推
定量である。定数τは2-kに等しくなるように選
択され、この場合kは正の整数である。τによる
乗算はその場合簡単な二進シフトに相応する。テ
ーブルの機能を果すメモリ38は、例えば次式 k(t)=−sinπ/2L(t) のL(t)とk(t)間の非線形対応関係を実行す
る。実際の具体例ではτ=2-6が例としてあげら
れる。
第7図は係数の逐次適応回路の別の具体例を図
示し、この逐次適応のための回路15は 適応予測回路8の第1の入力151に接続され
た第1の入力と第2の入力と出力とを有する第1
の乗算器39と、第1の入力151に接続された
1個の入力を有し、1個の出力が備えられた絶対
値を供給するための第1の絶対値回路40と、適
応予測回路8の第4の入力154に接続された1
個の入力と第1の乗算器39の第2の入力に接続
された1個の出力とを備えた第1の符号抽出回路
41と、適応予測回路8の第2の入力152に接
続された第1の入力と第2の入力と出力とを有す
る第2の乗算器42と、第2の入力152に接続
された入力と、出力とを備え絶対値を供給するた
めの第2の絶対値回路43と、適応予測回路8の
第3の入力153に接続された入力と第2の乗算
器42の第2の入力に接続された出力とを有する
第2の符号抽出回路44と、夫々第1の乗算器3
9及び第2の乗算器42の出力に接続された2個
の入力と1個の出力とを備えた第1の加算器45
と、3個の入力を備え、第1の入力が定信号を受
信し、第2の入力が第1加算器45の出力に接続
されている乗算−除算器46と、4個の入力と1
個の出力を備え、第1の入力が定信号を受信し、
第2の入力が絶対値をもたらすための第1の絶対
値回路40の出力に接続され、第3の入力が絶対
値をもたらすための第2の絶対値回路43の出力
に接続されている代数計算回路47と、代数計算
回路47の出力に接続された第1の入力と第2の
入力と出力とを有する第2の加算器48と、第2
の加算器48の出力に接続された入力と第2の加
算器48の第2の入力と代数計算回路47の第4
の入力とに接続された出力とを有する遅延回路4
9と、第2の加算器48の出力に接続された1個
の入力と乗算−除算器46の第3の入力に接続さ
れた出力とを備えた変換回路50と、乗算−除算
器46の出力に接続された第1の入力と、第2の
入力と、係数k(t)を供給する出力とを有する
減算器51と、減算器51の出力に接続された入
力と減算器51の第2入力に接続された出力とを
備えた遅延回路52とを含む。
第7図に示す逐次適応のための回路15はハイ
ブリツド積を備えた元のプロセスを使用し、その
動作は次のようになる。入力151は信号S+ n-1
(t)を受信し、この信号は絶対値をもたらすた
めの絶対値回路40の入力に対してのみならず、
乗算器39の入力に対しても適用される。入力1
54は信号S- n(t+1)を受信し、この信号は
符号抽出回路41の入力に適用される。符号抽出
回路41の出力は信号β-(t+1)を供給し、こ
の信号は乗算器39の第2の入力に適用される。
入力152は信号S- n-1(t)を受信し、この信号
は絶対値をもたらすための絶対値回路43に対し
てのみならず、乗算器42に対しても適用され
る。入力153は信号S+ n(t)を受信し、この
信号は符号抽出回路44の入力に適用される。符
号抽出回路44の出力は信号β+(t)を供給し、
この信号は乗算器42の第2の入力に適用され
る。乗算器39と42、絶対値回路40と43、
符号抽出回路41と44は夫々二つで組になつた
同一のものである。乗算器39の出力は加算器4
5の第1の入力に適用される信号π1(t)を供給
する。乗算器42の出力は加算器45の第2の入
力に適用される信号π2(t)を供給する。加算器
45の出力は乗算−除算器46の第2の入力に適
用される信号σ(t)を供給する。絶対値回路4
0の出力は代数計算回路47の第3の入力に適用
される信号S+ a(t)を供給する。絶対値回路43
の出力は代数計算回路47の第2の入力に適用さ
れる信号S- a(t)を供給する。代数計算回路47
の第1の入力は定信号τを受信する。代数計算回
路47の出力は信号δd(t)を供給し、この信号
は加算器48の第1の入力に適用される。加算器
48の出力は信号d(t)を供給し、この信号は
変換回路50の入力に対してのみならず、遅延回
路49の入力に対しても適用される。クロツクH
により読取り制御される遅延回路49は信号d
(t−1)を供給し、この信号は加算器48の第
2の入力に対してのみならず代数計算回路47の
第4の入力に対しても適用される。変換回路50
の出力は乗算−除算器46の第3の入力に適用さ
れる信号g(t)を供給し、乗算−除算器46の
第1の入力は定信号τを受信する。乗算−除算器
46の出力は減算器51の第1の入力に適用され
る信号δK(t)を供給し、減算器51の出力は係
数k(t)を供給し、係数k(t)はクロツク
H′により読取り制御される遅延回路52の入力
に適用される。遅延回路52の出力は遅延係数k
(t−1)を供給し、係数k(t−1)は減算器5
1の第2の入力に適用される。
図示された具体例では加算器45の出力に存在
する信号σ(t)は次式に等しい。
σ(t)=S+ n-1(t)・sign[S- n(t+1)]+S-
n-1(t)・sign[S+ n(t)] この信号は乗算−除算器46で次式に等しい信
号が乗算−除算器46から出力されるように処理
される。
δk(t)=τQ(t)/g(t) 同様に代数計算回路47の出力信号は次式に等
しい。
δd(t)=r[|S+ n-1(t)| +|S- n-1(t)|−d(t−1)] 従つてd(t)は信号S+ n-1(t)とS- n-1(t)
の絶対値の合計の平均値の指数関数的減少メモリ
が備わつた帰納的推定量である。減算器51では
信号δk(t)はk(t−1)まで減じられる、σ
(t)の形を考慮して、係数k(t)は、基準に対
し信号S- n(t+1)とS+ n(t)との絶対値の合
計の予測の最小化をもつ可変利得勾配のアルゴリ
ズムにより調整される。
図示された具体例では、変換回路50は信号d
(t)をd(t)の値に最も近い2の累乗に等しい
信号g(t)に変換させる。従つて、乗算−除算
器46の除算は論理シフトに還元される。別の変
形では変換回路50はg(t)=d(t)となるよ
うに信号d(t)の通過を直接許容し、従つて真
の除算が乗算−除算器46でおこなわれなければ
ならない。
別の変形では変換回路50は乗算−除算器46
の除算を乗算に置き換えるためg-1(t)を表わす
1/g(t)の値がテーブルとして記憶された
ROMを構成し、乗算−除算器46は次の計算を
おこなう。
δk(t)=τσ(t)・g-1(t) テーブル化された値g-1(t)を規定するには8
から10ビツトで充分である。
乗算−除算器46及び代数計算回路47の数学
的操作を単純化するため定数τは2の負の累乗、
例えば2-6に等しくなるように選択される。
第8図は係数の逐次適応のための回路15の別
の具体例を示し、この逐次適応のための回路15
は、適応予測回路8の第1の入力151に接続さ
れた第1の入力と適応予測回路8の第4の入力1
54に接続された第2の入力と出力とを有する第
1の乗算器53と、第2の入力が第1の入力15
1に接続されており、出力を備えた二乗のための
第1の二乗回路54と、適応予測回路8の第2の
入力152に接続された第1の入力と第3の入力
153に接続された第2の入力と出力とを有する
第2の乗算器55と、第2の入力152に接続さ
れた1個の入力と出力とを備えた二乗のための第
2の二乗回路56と、夫々第1の乗算器53及び
第2の乗算器55の出力に接続された2個の入力
と出力とを備えた第1の加算器57と、3個の入
力と1個の出力を備え、第1入力は定信号を受信
し、第2の入力は第1の加算器57の出力に接続
されている乗算−除算器58と、4個の入力と1
個の出力を備え、第1の入力は定信号を受信し、
第2の入力は二乗のための第1の二乗回路54の
出力に接続されており、第3の入力は二乗のため
の第2の二乗回路56の出力に接続されている代
数計算回路59と、代数計算回路59の出力に接
続された第1入力と第2入力と出力とを有する第
2の加算器60と、加算器60の出力に接続され
た入力と加算器60の第2の入力及び代数計算回
路59の第4の入力に接続された出力とを有する
遅延回路61と、加算器60の出力に接続された
入力と乗算−除算器58の第3の入力に接続され
出力とを備えた変換回路62と、乗算−除算器5
8の出力に接続された第1の入力と第2の入力と
係数k(t)を供給する出力とを有する減算器6
3と、減算器63の出力に接続された入力と減算
器63の第2の入力に接続された出力とを備えた
遅延回路64とを含む。
純積勾配方法に基ずくこの逐次適応のための回
路15の動作は次のようになる。
入力151は信号S+ n-1(t)を受信し、この信
号は二乗のための二乗回路54の入力に対しての
みならず、乗算器53の入力に対しても適用され
る。第2の入力154は乗算器53の第2の入力
に適用される信号S- n(t+1)を受信する。入
力152は信号S- n-1(t)を受信し、この信号は
二乗のための二乗回路56の入力に対してのみな
らず乗算器55の入力に対しても適用される。入
力153は乗算器55の第2の入力に適用される
信号S+ n(t)を受信する。乗算器53の出力は
加算器57の第1の入力に適用される信号π1(t)
を供給する。乗算器55の出力は加算器57の第
2の入力に適用される信号π2(t)を供給する。
加算器57の出力は乗算−除算器58の第2の入
力に適用される信号σ(t)を供給する。二乗回
路54の出力は代数計算回路59の第3の入力に
適される信号S+2(t)を供給する。二乗回路5
6の出力は代数計算回路59の第2の入力に適用
される信号S- 2(t)を供給する。代数計算回路5
9の第1の入力は定信号τを受信する。代数計算
回路59の出力は信号δd(t)を供給し、この信
号は加算器60の第1の入力に適用される。加算
器60の出力は信号d(t)を供給し、この信号
は変換回路62の入力に対してのみならず遅延回
路61の入力に対しても適用される。クロツクH
により読取り制御される遅延回路61からの遅延
出力信号d(t−1)は加算器60の第2の入力
に対してのみならず、代数計算回路59の第4の
入力に対しても適用される。変換回路62の出力
は乗算−除算器58の第3の入力に適用される信
号g(t)を供給し、乗算−除算器58の第1の
入力は定信号τを受信する。乗算−除算器58の
出力は減算器63の第1の入力に適用される信号
δk(t)を供給し、減算器63の出力はクロツク
H′により読取り制御される遅延回路64入力に
適用される係数k(t)を供給する。遅延回路6
4の出力は減算器63の第2の入力に適用された
係数k(t−1)を供給する。
図示された具体例では加算器57からの信号σ
(t)は次式に等しい。
σ(t)=S+ n-1(t)・S- n(t+1) +S- n-1(t)・S+ n(t) そしてこの信号は乗算−除算器58により当該
乗算−除算器58の出力が δk(t)=τσ(t)/g(t) を供給するように処理される。
同様に代数計算回路59の出力信号は次式に等
しい。
δd(t)=τ[(S+ n-1(t))2 +(S- n-1(t))2−d(t−1)] 従つてd(t)は信号S+ n-1(t)とS- n-1(t)
の累乗の合計の指数関数的減少メモリを備えた帰
納的推定量である。減算器63では信号δk(t)
はk(t−1)に還元される。σ(t)の形を考慮
して、係数k(t)が基準に対し信号s- n(t+1)
とS+ n(t)の累乗合計の最小化をもつた可変利
得勾配のアルゴリズムにより調整されるというこ
とを意味する。
第7図の変換回路50の変形に関連して以上述
べられてきたことを、定数τの式に関する説明と
同様にここでは変換回路62に対しても適用され
る。
第9図に示された逐次適応のための回路15は
従来の方法を使用し、この逐次適応のための回路
15は 問題のセルの入力151及び152に接続され
た2個の入力と1個の出力とを備えた第1の代数
計算回路56と、入力151及び152に接続さ
れた2個の入力と1個の出力を備えた第2の代数
計算回路66と、第1の入力が代数計算回路65
の出力に接続され、第2の入力が代数計算回路6
6の出力に接続された2個の入力を備えた減算器
67と、第1の入力が代数計算回路65の出力に
接続され、第2の入力が代数計算回路66の出力
に接続された2個の入力を備えた加算器68と、
3個の入力を備え、第1の入力が定信号τを受信
し、第2の入力が減算器67の出力に接続されて
いる第3の代数計算回路69と、3個の入力を備
え、第1の入力は定信号τを受信し、第2の入力
は加算器68の出力に接続されている第4の代数
計算回路73と、2個の入力を備え、1個の入力
が代数計算回路69の出力に接続されている第2
の加算器70と、加算器70の出力に接続された
1個の入力を有し、加算器70の第3の入力と代
数計算回路69の第3の入力とに接続された1個
の出力を備えた遅延回路72と、2個の入力を備
え、第1の入力が代数計算回路73の出力に接続
されている第3の加算器74と、加算器74の出
力に接続された入力と代数計算回路73の第3の
入力だけでなく加算器74の第2の入力にも接続
された出力とを有する第2の遅延回路75と、加
算器70と加算器74の出力に接続された2個の
入力を備え、出力が係数k(t)を供給する符号
変換除算器71とを含む。
第9図の逐次適応のための回路15は次のよう
に作動する。
入力151はここでは簡略化された式S+(t)
で示されている信号S+ n-1(t)を受信する。この
信号は代数計算回路66の第1の入力に対しての
みならず、代数計算回路65の第1の入力に対し
ても適用される。入力152はここでは簡略化さ
れた式S-(t)で示されている信号S- n-1(t)を
受信し、この信号は代数計算回路66の第2の入
力に対してのみならず代数計算回路65の第2の
入力にも適用される。代数計算回路65の出力は
加算器68の第1の入力に対してのみならず減算
器67の第1の入力に対しても適用される信号
σ2+(t)を供給する。代数計算回路66の出力
は加算器68の第2の入力に対してのみならず減
算器67の第2の入力に対しても適用される信号
σ2-(t)を供給する。減算器67の出力は代数
計算回路69の第2の入力に適用される信号π
(t)を供給し、代数計算回路69の第1の入力
は定信号τを受信する。代数計算回路69の出力
は加算器70の第1の入力に適用される信号δN
(t)を供給し、加算器70の出力はクロツクH
により読取り作動する遅延回路72の入力に対し
てのみならず符号変換除算器71の第1の入力に
対しても適用される信号N(t)を供給する。遅
延回路72の出力は信号N(t−1)を供給し、
この信号は加算器70の第2の入力に対してのみ
ならず代数計算回路69の第3の入力に対しても
適用される。加算器68の出力は代数計算回路7
3の第2の入力に適用される信号σ(t)を供給
し、代数計算回路73の第1の入力は定信号τを
受信する。代数計算回路73の出力は加算器74
の第1の入力に適用される信号δΔ(t)を供給
し、加算器74の出力はクロツクHにより読取り
作動する遅延回路75の入力に対してのみならず
符号変換除算器71の第2の入力に対しても適用
される信号D(t)を供給する。遅延回路75の
出力は加算器74の第2の入力に対してのみなら
ず代数計算回路73の第3入力に対しても適用さ
れる信号D(t−1)を供給する。符号変換除算
器71の出力は求められた係数k(t)を供給す
る。第9図に示された具体例では代数計算回路6
5は次の計算をおこなう。
σ2+(t)=[S+(t)+S-(t)]2 代数計算回路66は次の計算をおこなう。
σ2-(t)=[S)(t)−S-(t)]2 その結果π(t)=4S+(t)S-(t)となり、そ
して σ(t)=2[(S+(t))2 +(S-(t)2] となる。
代数計算回路69は次の計算をおこなう。
δN(t)=τ[π(t)−N−(t−1)] 従つて信号N(t)は信号S+(t)とS-(t)の
相関関係の4倍の指数関数的減少メモリを備えた
帰納的推定量である。
同様に代数計算回路73は次の計算をおこな
う。
δD(t)=τ[σ(t)−D(t−1)] 従つて信号D(t)は信号S+(t)とS-(t)の
夫々の累乗合計の2倍の帰納的推定量である。そ
れ故k(t)=N(t)/D(t)は逐次適応のため
の回路の理論係数の帰納的推定量である。
計算を簡単にするため定数τは2つの負の累乗
に等しい値がとられる。
変形では信号D(t)は逆元からの値D-1(t)
を読出し可能なテーブルとして役立つ読出し専用
メモリの入力信号であり、この際符号変換除算器
71は乗算K(t)=−N(t)・D-1(t)をおこ
なう。
【図面の簡単な説明】
第1図は符号検出回路図、第2図は復号化回路
図、第3図及び第4図は夫々本発明による逐次適
応のための回路が備わつた適応予測回路の2つの
変形例のブロツク図であり、一方は分析回路を使
用し、他方は合成回路を使用した場合を示し、第
5図及び第6図はいわゆる符号積方法による適応
予測回路の係数の逐次適応のための回路の2つの
変形例を示すブロツク図、第7図は本発明による
ハイブリツド積方法を伴う勾配による適応予測回
路の係数の逐次適応のための回路を示すブロツク
図、第8図は純積勾配方法による適応予測回路の
係数の逐次適応のための回路を示すブロツク図、
第9図は従来の方法による適応予測回路の係数の
逐次適応回路図である。 1……代数減算器、3……符号検出回路、2,
5……算術演算回路、4……復号化量子化回路、
A1,A2,A3,A4……アクセス、C/m……セ
ル、8……適応予測回路、10/m……加算器、
11/m……乗算器、12/m……加算器、1
3/m……乗算器、14/m……遅延回路、1
5/m……逐次適応のための回路、16……加算
器、24……符号検出回路、25……符号検出回
路、26……排他的オアゲート、27……シフト
レジスタ、26……アンドゲート、29……アン
ドゲート、30……双方向カウンタ、31,38
……読出し専用メモリ、35……代数計算回路、
36……加算器、37……遅延回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 適応予測回路であつて A N個の同一構成のセルを備え、夫々のセルが
    第1のアクセスA1、第2のアクセスA2、第3
    のアクセスA3及び第4のアクセスA4を有し、
    m番目のセルC/mの第1のアクセス及び第2
    のアクセスA1/m,A2/mが夫々m−1番目
    の直前セルの第3のアクセス及び第4のアクセ
    スA3/m−1,A4/m−1に接続されており、
    第1番目のセルC/1の第1のアクセスA1
    1が第1番目のセルC/1の第2のアクセス
    A2/1に接続され、当該適応予測回路の入力
    信号が第1番目のセルC/1の第1及び第2の
    アクセスA1/1,A2/1に印加され、夫々の
    セルは第2のアクセスA2/mに接続された入
    力を有し標本化周期の遅延を有する遅延回路1
    4/mと、第1のアクセスA1/mに接続され
    た第1の入力を有する第1の乗算器11/m
    と、該遅延回路14/mの出力に接続された第
    1の入力を有する第2の乗算器13/mと、第
    1及び第2の乗算器11/m,13/mへの標
    本化時tに依存する増倍係数kn(t)を供給す
    るために第1及び第2の乗算器11/m,1
    3/mの第2の入力に接続された出力を有する
    供給手段と、第1のアクセスA1/mに接続さ
    れた第1の入力、第2の乗算器13/mの出力
    に接続された第2の入力、及び第3のアクセス
    に接続された出力を有する第1の加算器10/
    mと、遅延回路14/mの出力に接続された第
    1の入力、第1の乗算器11/mの出力に接続
    された第2の入力及び第4のアクセスに接続さ
    れた出力を有する第2の加算器12/mとを備
    えており、 B 当該適応予測回路がN個のセルの第2の乗算
    器13/mの出力に夫々接続されたN個の入力
    及び予測信号を供給する1個の出力を有する加
    算器16を備えており、前記係数kn(t)を供
    給するための供給手段は、各セル中に各セル固
    有の係数kn(t)の逐次適応のための回路1
    5/mを含み、該逐次適応のための回路15/
    mは第1の入力151/m、第2の入力15
    2/m、第3の入力153/m及び第4の入力
    154/mを有し、該第1、第2、第3、及び
    第4の入力151/m,152/m,153/
    m,154/mはセルの第1のアクセスA1/
    m、遅延回路14/mの出力、セルの第3のア
    クセスA3/m、及び第4のアクセスA4/m
    にそれぞれ接続されており、該逐次適応のため
    の回路15/mは前記係数kn(t)を供給する
    1個の出力155/mを有し、当該適応予測回
    路のN個の係数は該適応予測回路に存在する信
    号からの各標本化時に対してN個の該逐次適応
    のための回路15/mにより再調整され再調整
    直後に使用されることを特徴とする適応予測回
    路。 2 夫々の該逐次適応のための回路15/mは、
    該逐次適応のための回路の第1の入力151に接
    続された入力と出力とを有する第1の符号検出回
    路24と、該逐次適応のための回路の第2の入力
    152に接続された入力と出力とを有する第2の
    符号検出回路25と、第1の符号検出回路及び第
    2の符号検出回路24,25の出力に夫々接続さ
    れた2個の入力と1個の出力とを備えた排他的オ
    アゲート26と、いくつかの段を備え、排他的オ
    アゲートの出力に接続された1個の入力と2個の
    出力とを有し、第1の出力が最初の段に、第2の
    出力が最後の段に対応するシフトレジスタ27
    と、2個の入力と1個の出力を備え、一方の入力
    がクロツクパルスH3を受信し、他方の入力がシ
    フトレジスタの第1の出力に接続されている第1
    のアンドゲート28と、2個の入力と1個の出力
    を備え、一方の入力がクロツクパルスH1を受信
    し、他方の入力がシフトレジスタの第2の出力に
    接続されている第2のアンドゲート29と、第1
    のアンドゲート28の出力に接続された正方向カ
    ウント入力と、第2のアンドゲート29の出力に
    接続された逆方向カウント入力と出力とを備えた
    双方向カウンタ30と、双方向カウンタ出力に接
    続されたアドレス指定入力と係数K(t)を供給
    する出力とを有する読出し専用メモリ31とを含
    むことを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載
    の適応予測回路。 3 夫々の逐次適応のための回路15/mは、該
    逐次適応のための回路の第1の入力151に接続
    された入力と出力とを有する第1の符号検出回路
    32と、該逐次適応のための回路の第2の入力1
    52に接続された入力と出力とを有する第2の符
    号検出回路33と、夫々第1の符号検出回路及び
    第2の符号検出回路32,33の出力に接続され
    た2個の入力と1個の出力とを備えた排他的オア
    ゲート34と、排他的オアゲートの出力に接続さ
    れた第1の入力と、第2の入力と出力とを有する
    代数計算回路35と、第1の入力と第2の入力と
    出力とを有し、第1の入力が代数計算回路35の
    出力に接続されている加算器36と、加算器36
    の出力に接続された入力と、代数計算回路35の
    第2の入力に接続された出力と加算器36の第2
    の入力に接続された出力とを有する遅延回路37
    と、加算器36の出力に接続された1個の入力と
    係数k(t)を供給する出力とを備えた読出し専
    用メモリー38とを含むことを特徴とする特許請
    求の範囲第1項に記載の適応予測回路。 4 夫々の該逐次適応のための回路15/mは、
    該逐次適応のための回路の第1の入力151に接
    続された第1の入力と、第2の入力と出力とを有
    する第1の乗算器39と、該逐次適応のための回
    路の第1の入力151に接続された入力と出力と
    を備えた絶対値をもたらすための第1の絶対値回
    路40と、該逐次適応のための回路の第4の入力
    154に接続された1個の入力と第3の乗算器3
    9の第2の入力に接続された1個の出力とを備え
    た第1の符号抽出回路41と、該逐次適応のため
    の回路の第2の入力に接続された第1の入力と、
    第2の入力と出力とを有する第2の乗算器42
    と、該逐次適応のための回路の第2の入力に接続
    された入力と出力とを備えた絶対値をもたらすた
    めの第2の絶対値回路43と、該逐次適応のため
    の回路の第3の入力153に接続された入力と第
    2の乗算器42の第2の入力に接続された出力と
    を有する第2の符号抽出回路44と、第1及び第
    2の乗算器39,42の夫々の出力に接続された
    2個の入力と出力とを備えた第1の加算器45
    と、第1の入力が定信号を受信し、第2の入力が
    第1の加算器45の出力に接続された3個の入力
    を備えた乗算−除算器46と、4個の入力と1個
    の出力を備え、第1の入力が定信号を受信し、第
    2の入力が絶対値をもたらすための第1の絶対値
    回路40の出力に接続され、第3の入力が絶対値
    をもたらすための第2の絶対値回路43の出力に
    接続されている代数計算回路47と、代数計算回
    路47の出力に接続された第1の入力と、第2の
    入力と、出力とを有する第2の加算器48と、第
    2の加算器48の出力に接続された入力と、第2
    の加算器48の第2の入力及び代数計算回路47
    の第4の入力に接続された出力とを有する第1の
    遅延回路49と、第2の加算器48の出力と接続
    された入力と、乗算−除算器46の第3の入力に
    接続された出力とを備えている変換回路50と、
    乗算−除算器46の出力に接続された第1の入力
    と、第2の入力と、係数k(t)を供給する出力
    とを有する減算器51と、減算器51の出力に接
    続された入力と、減算器51の第2の入力に接続
    された出力とを有している第2の遅延回路52と
    を備えている特許請求の範囲第1項に記載の適応
    予測回路。 5 夫々の該逐次適応のための回路15/mは、
    該逐次適応のための回路の第1の入力151に接
    続された第1の入力と、該逐次適応のための回路
    の第4の入力154に接続された第2の入力と、
    出力とを有する第3の乗算器53と、該逐次適応
    のための回路の第1の入力151に接続された第
    1の入力と、出力とを備えた二乗のための第1の
    二乗回路54と、該逐次適応のための回路の第2
    の入力152に接続された第1の入力と、該逐次
    適応のための回路の第3の入力153に接続され
    た第2の入力と、出力とを有している第4の乗算
    器55と、該逐次適応のための回路の第2の入力
    152に接続された入力と、出力とを備えた二乗
    のための第2の二乗回路56と、第3及び第4の
    乗算器53,55の出力に夫々接続された2個の
    入力と、出力とを備えた第3の加算器57と、3
    個の入力と1個の出力とを備え、第1の入力が定
    信号を受信し、第2の入力が第3の加算器57の
    出力に接続されている乗算−除算器58と、4個
    の入力と1個の出力とを備え、第1の入力が定信
    号を受信し、第2の入力が二乗のための第1の二
    乗回路54の出力に接続され、第3の入力が二乗
    のための第2の二乗回路の出力に接続されている
    代数計算回路59と、代数計算回路59の出力に
    接続された第1の入力と、第2の入力と、出力と
    を有する第4の加算器60と、第4の加算器60
    の出力と接続された入力と、前記第4の加算器6
    0の第2の入力及び代数計算回路59の第4の入
    力に接続された出力とを有する第3の遅延回路6
    1と、第4の加算器60の出力に接続された入力
    と、乗算−除算器58の第3の入力に接続された
    出力とを備えた変換回路62と、乗算−除算器5
    8の出力と接続された第1の入力と、第2の入力
    と、係数K(t)を供給する出力とを有する減算
    器63と、減算器63の出力に接続された入力
    と、前記減算器63の第2の入力に接続された出
    力とを備えている第4の遅延回路64とを備えて
    いることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記
    載の適応予測回路。 6 適応予測回路であつて A N個の同一構成のセルを備え、夫々のセルが
    第1のアクセスA1、第2のアクセスA2、第
    3のアクセスA3及び第4のアクセスA4を有
    し、m番目のセルc/mの第1のアクセス及び
    第2のアクセスA1/m,A2/mが夫々m−
    1番目の直前セルの第3のアクセス及び第4の
    アクセスA3/m−1,A4/m−1に接続さ
    れており、第1番目のセルC/1の第1のアク
    セスA1/1が第1番目のセルC/1の第2の
    アクセスに接続され、当該適応予測回路の入力
    信号がN番目のセルの第3のアクセスA3/N
    に印加され、夫々のセルは第2のアクセスA
    2/mに接続された入力を有し標本化周期の遅
    延を有する遅延回路14/mと、第1のアクセ
    スに接続された第1の入力を有する第1の乗算
    器11/mと、該遅延回路14/mの出力に接
    続された第1の入力を有する第2の乗算器1
    3/mと、第1及び第2の乗算器11/m,1
    3/mへの標本化時tに依存する増倍係数kn
    (t)を供給するために第1及び第2の乗算器
    11/m,13/mの第2の入力に接続された
    出力を有する供給手段と、第3のアクセスに接
    続された第1の入力、第2の乗算器13/mの
    出力に接続された第2の入力、及び第1のアク
    セスに接続された出力を有する減算器17/m
    と、遅延回路14/mの出力に接続された第1
    の入力、第1の乗算器11/mの出力に接続さ
    れた第2の入力及び第4のアクセスに接続され
    た出力を有する第1の加算器12/mとを備え
    ており、 B 当該適応予測回路がN個のセルの第2の乗算
    器13/mの出力に夫々接続されたN個の入力
    及び予測信号を供給する1個の出力を有する加
    算器16を備えており、前記係数kn(t)を供
    給するための供給手段は、各セル中に各セル固
    有の係数kn(t)の逐次適応のための回路1
    5/mを含み、該逐次適応のための回路15/
    mは第1の入力151/m、第2の入力15
    2/m、第3の入力153/m及び第4の入力
    154/mを有し、該第1、第2、第3、及び
    第4の入力151/m,152/m,153/
    m,154/mはセルの第1のアクセスA1/
    m、遅延回路14/mの出力、セルの第3のア
    クセスA3/m、及び第4のアクセスA4/m
    にそれぞれ接続されており、前記逐次適応のた
    めの回路15/mは前記係数kn(t)を供給す
    る1個の出力155/mを有し、当該適応予測
    回路のN個の係数は該適応予測回路に存在する
    信号からの各標本化時に対してN個の該逐次適
    応のための回路15/mにより再調整され再調
    整直後に使用されることを特徴とする適応予測
    回路。 7 夫々の該逐次適応のための回路15/mは、
    該逐次適応のための回路の第1の入力151に接
    続された入力と出力とを有する第1の符号検出回
    路24と、該逐次適応のための回路15/mの第
    2の入力152に接続された入力と出力とを有す
    る第2の符号検出回路25と、夫々第1の符号検
    出回路及び第2の符号検出回路24,25の出力
    に接続された2個の入力と1個の出力とを備えた
    排他的オアゲート26と、いくつかの段を備え、
    排他的オアゲートの出力に接続された1個の入力
    と2個の出力とを有し、第1の出力が最初の段
    に、第2の出力が最後の段に対応するシフトレジ
    スタ27と、2個の入力と1個の出力を備え、一
    方の入力がクロツクパルスH3を受信し、他方の
    入力がシフトレジスタの第1の出力に接続されて
    いる第1のアンドゲート28と、2個の入力と1
    個の出力を備え、一方の入力がクロツクパルス
    H1を受信し、他方の入力がシフトレジスタの第
    2の出力に接続されている第2のアンドゲート2
    9と、第1のアンドゲート28の出力に接続され
    た正方向カウント入力と、第2のアンドゲート2
    9の出力に接続された逆方向カウント入力と出力
    とを備えた双方向カウンタ30と、双方向カウン
    タ出力に接続されたアドレス指定入力と係数k
    (t)を供給する出力とを有する読出し専用メモ
    リ31とを含むことを特徴とする特許請求の範囲
    第6項に記載の適応予測回路。 8 夫々の該逐次適応のための回路15/mは、
    該逐次適応のための回路15/mの第1の入力1
    51に接続された入力と出力とを有する第1の符
    号検出回路32と、該逐次適応のための回路1
    5/mの第2の入力152に接続された入力と出
    力とを有する第2の符号検出回路33と、夫々第
    1の符号検出回路及び第2の符号検出回路32,
    33の出力に接続された2個の入力と1個の出力
    とを備えた排他的オアゲート34と、排他的オア
    ゲートの出力に接続された第1の入力と、第2の
    入力と出力とを有する代数計算回路35と、第1
    の入力と第2の入力と出力とを有し、第1の入力
    が代数計算回路35の出力に接続されている加算
    器36と、加算器36の出力に接続された入力
    と、代数計算回路35の第2の入力に接続された
    出力と加算器36の第2の入力に接続された出力
    とを有する遅延回路37と、加算器36の出力に
    接続された1個の入力と係数K(t)を供給する
    出力とを備えた読出し専用メモリー38とを含む
    ことを特徴とする特許請求の範囲第6項に記載の
    適応予測回路。 9 夫々の該逐次適応のための回路15/mは、
    該逐次適応のための回路15/mの第1の入力1
    51に接続された第1の入力と、第2の入力と出
    力とを有する第1の乗算器39と、該逐次適応の
    ための回路15/mの第1の入力151に接続さ
    れた入力と出力とを備えた絶対値をもたらすため
    の第1の絶対値回路40と、該逐次適応のための
    回路15/mの第4の入力154に接続された1
    個の入力と第1の乗算器39の第2の入力に接続
    された1個の出力とを備えた第1の符号抽出回路
    41と、該逐次適応のための回路15/mの第2
    の入力に接続された第1の入力と、第2の入力と
    出力とを有する第2の乗算器42と、該逐次適応
    のための回路15/mの第2の入力に接続された
    入力と出力とを備えた絶対値をもたらすための第
    2の絶対値回路43と、該逐次適応のための回路
    15/mの第3の入力153に接続された入力と
    第2の乗算器42の第2の入力に接続された出力
    とを有する第2の符号抽出回路44と、第1及び
    第2の乗算器39,42の夫々の出力に接続され
    た2個の入力と出力とを備えた第1の加算器45
    と、第1の入力が定信号を受信し、第2の入力が
    第1の乗算器39の出力に接続された3個の入力
    を備えた乗算−除算器46と、4個の入力と1個
    の出力を備え、第1の入力が定信号を受信し、第
    2の入力が絶対値をもたらすための第1の絶対値
    回路40の出力に接続され、第3の入力が絶対値
    をもたらすための第2の絶対値回路43の出力に
    接続されている代数計算回路47と、代数計算回
    路47の出力に接続された第1の入力と、第2の
    入力と、出力とを有する第2の加算器48と、第
    2の加算器48の出力に接続された入力と、第2
    の加算器48の第2の入力及び代数計算回路47
    の第4の入力に接続された出力とを有する第1の
    遅延回路49と、第2の加算器48の出力と接続
    された入力と、乗算−除算器46の第3の入力に
    接続された出力とを備えている変換回路50と、
    乗算−除算器46の出力に接続された第1の入力
    と、第2の入力と、係数k(t)を供給する出力
    とを有する減算器51と、減算器51の出力に接
    続された入力と、減算器51の第2の入力に接続
    された出力とを有している第2の遅延回路52と
    を備えている特許請求の範囲第6項に記載の適応
    予測回路。 10 夫々の該逐次適応のための回路15/m
    は、該逐次適応のための回路15/mの第1の入
    力151に接続された第1の入力と、該逐次適応
    のための回路15/mの第4の入力154に接続
    された第2の入力と、出力とを有する第3の乗算
    器53と、該逐次適応のための回路15/mの第
    1の入力151に接続された第1の入力と、出力
    とを備えた二乗のための第1の二乗回路54と、
    該逐次適応のための回路15/mの第2の入力1
    52に接続された第1の入力と、該逐次適応のた
    めの回路15/mの第3の入力153に接続され
    た第2の入力と、出力とを有している第4の乗算
    器55と、該逐次適応のための回路15/mの第
    2の入力152に接続された入力と、出力とを備
    えた二乗のための第2の二乗回路56と、第3及
    び第4の乗算器53,55の出力に夫々接続され
    た2個の入力と、出力とを備えた第3の加算器5
    7と、3個の入力と1個の出力とを備え、第1の
    入力が定信号を受信し、第2の入力が第3の加算
    器57の出力に接続されている乗算−除算器58
    と、4個の入力と1個の出力とを備え、第1の入
    力が定信号を受信し、第2の入力が二乗のための
    第1の二乗回路54の出力に接続され、第3の入
    力が二乗のための第2の二乗回路56の出力に接
    続されている代数計算回路59と、代数計算回路
    59の出力に接続された第1の入力と、第2の入
    力と、出力とを有する第4の加算器60と、第4
    の加算器60の出力と接続された入力と、前記第
    4の加算器60の第2の入力及び代数計算回路5
    9の第4の入力に接続された出力とを有する第3
    の遅延回路61と、第4の加算器60の出力に接
    続された入力と、乗算−除算器58の第3の入力
    に接続された出力とを備えた変換回路62と、乗
    算−除算器58の出力と接続された第1の入力
    と、第2の入力と、係数K(t)を供給する出力
    とを有する減算器63と、減算器63の出力に接
    続された入力と、前記減算器63の第2の入力に
    接続された出力とを備えている第4の遅延回路6
    4とを備えていることを特徴とする特許請求の範
    囲第6項に記載の適応予測回路。
JP5965081A 1980-04-21 1981-04-20 Adaptive predicting circuit using differential pcm coding or decoding unit corresponding to lattice filter Granted JPS56166632A (en)

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DE (1) DE3115884A1 (ja)
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