JPH01261625A - カメラシステム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明はカメラシステムに関し、特に交換レンズをマウ
ント交換用のアダプターを介して例えば自動焦点検出装
置を有するカメラ本体に装着する際、全系の開放Ｆ偵や
焦点深度等の変動に伴うフォーカス精度の変動をバラン
ス良く調整し、常に良好なる画像が得られるようにした
カメラシステムに関するものである。

（従来の技術） 従来よりマウントの異なるカメラ本体に交換レンズを装
着する場合にはマウント交換用のアダプターを介して装
着することが行なわれている。

例えば撮像素子を用いたスチルビデオ用のカメラ本体に
３５ミリ銀塩カメラ用の交換レンズを装着する場合には
マウント交換用のアダプターを介してカメラ本体に装着
している。

スチルビデオカメラは一般に３５ミリ銀墳カメラに比べ
て画面寸法が小さい、この為、スチルビデオカメラでは
３５ミリｓ塩カメラに比べて高解愉力が要求されると共
に焦点深度が比較的浅い為、フォーカス精度もより高精
度なものが要求されている。

一般に広い画面寸法を対象とした交換レンズを狭い画面
・を法を対象にしたカメラ本体に装着する場合にはフォ
ーカスｍ！１をより高精度に行なわないと焦点深度から
外れてくる０例えば自動焦点検出装置を有した３５ミリ
銀塩カメラ用の交換レンズのフォーカスレンズ群の停止
精度のピッチはスチルビデオカメラ用の撮影レンズに比
べて粗く設定されている。

この為自動焦点検出装置を有するスチルビデオカメラに
３５ミリ銀塩カメラ用の自動焦点検出を対象とした交換
レンズを装着すると自動焦点検出装置からの信号によっ
て決定されるフォーカスレンズ群の停止精度のピッチが
粗い為フォーカスが不十分となり、スチルビデオカメラ
に対する焦点深度から外れてくる場合がある。

このように広い画面寸法を対象とした交換レンズを狭い
画面１１法を対象とした特に自動焦点検出装置を有する
カメラ本体に装着するときは鮮明なる画像が得られない
という問題点かあ７た。

（発明が解決しようとする問題点） 本発明は例えば３５ミリ銀塩カメラ等の広い画面寸法を
対象とした交換レンズをスチルビデオカメラ等のように
狭い画面寸法を対象としたカメラ本体にマウント交換用
のアダプターを介して装着して撮影する際、交換レンズ
のフォーカスレンズ群の停止精度のピッチを変更せず従
来どおりであっても常に鮮明なる画像が得られるカメラ
システムの提供を目的とする。

（問題点を解決するための手１段） カメラ本体にマウント交換用のアダプターを介して交換
レンズを装着するカメラシステムにおいて、該アダプタ
ーは該交換レンズの焦点距離を短い方に変換するレンズ
を有しており、該カメラ本体又は／及び該交換レンズに
は該アダプターからの信号に基づいて全系の開放Ｆ値を
制限する制御手段が設けられていることである。

（実施例） 第１図は本発明の一実施例の要部概略図である。

同図においてＬは例えば３５ミリ銀塩カメラの自動焦点
検出用の交換レンズ、Ｃは例えば自動焦点検出装置を内
蔵したスチルビデオカメラ用のカメラ本体、Ａはマウン
ト交換用のアダプターであり、３５ミリ銀塩カメラ用の
マウントをスチルビデオカメラ用のマウントに変換して
いる。

本実施例は交換レンズＬをカメラ本体ＣにアダプターＡ
を介して装着して自動焦点検出を行なう場合を示してい
る。

１は交換レンズＬの前群、２は絞りユニット。

３は交換レンズＬの後群である。４はレンズであり、ア
ダプターＡに内蔵されており、交換レンズＬの焦点距離
を短い方に変換する正の屈折力を有した所謂ショーテン
ダを構成している。５はクイックリターンミラーであり
、一部がハーフミラ−面となっている。６はビームスプ
リフタ−であり、エシュレット形状の微細構造より成っ
ている。７はピント板、８は測光用の受光素子ユニット
てビームスプリッタ−６で分割された光束を受光してい
る。９は小ミラーでクイックリターンミラー５の一部に
固着されている。ｌＯはシャッター、１１は光学ブロッ
クで１例えばＩＲカットフィルターや光学的ローパスフ
ィルター等より成っている。１２は撮像素子ユニット、
１３は撮像信号用の電気処理回路ユニット、１４は自動
焦点検出装置て交換レンズＬとレンズ４そしてクイック
リターンミラー５のハーフミラ−面を通過し、小ミラー
９で反射した光束を用いて焦点検出を行なっている。１
５は演算回路ユニットであり、交換レンズＬからの入力
情報及びカメラ本体Ｃからの測光情報や自動焦点検出情
報を受けて交換レンズＬのフォーカスレンズ群にフォー
カス情報を出力している。１６は情報変換回路ユニット
でアダプターＡに内蔵されている。１７はレンズ情報回
路ユニウドで交換レンズＬに関する各種の情報を情報変
換回路ユニット１６に送出している。１８は制御回路ユ
ニットであり、カメラ本体Ｃからの人力情報を基に絞り
ユニット２とフォーカスレンズ群の駆動を制御している
。１９はフォーカスレンズ群の駆動ユニット、２０はフ
ォトインタラプタ−，２１はパルス板ユニットでありフ
ォーカスレンズ群に連動しフォーカスレンズ群の繰出量
を検出している。

本実施例において撮影時はクイックリターンミラー５及
び小ミラー９を撮影光路外に退避させてシャッターｌＯ
を切ることにより撮像素子ユニット１２に物体像を形成
している。非撮影時にはクイックリターンミラー５で反
射したファインダー光束の一部をビームスプリッタ−６
で分割し、受光素子ユニット８で受光している。又、ク
イックリターンミラー５のハーフミラ−面を通過し、小
ミラー９で反射した光を自動焦点検出装Ｍ１４に入射さ
せ焦点検出を行ワている。

本実施例における各種の情報伝達は次の如くである。

交換レンズＬ内のレンズ情報回路ユニット１７から開放
Ｆ値、フォーカス敏感度、焦点距離等のレンズ情報をア
ダプターＡ内の情報変換回路ユニット１６に送出してい
る。情報変換回路ユニット１６はレンズ４を装着したこ
とにより変化した全系のレンズ情報をカメラ本体Ｃの演
算回路ユニット１５に送出している。演算回路ユニット
１５は測光用の受光素子ユニット８からの測光ｆ１と自
動焦点検出１Ａｆｌ１４からのフォーカス情報とから所
定の演算を行い、測光ｆ１からは交換レンズＬの絞り値
を決定し、フォーカス情報からはフォーカスレンズ群の
繰出量を決定して、これらの信号をアダプターＡ内の情
報変換回路ユニット１６に送出している。情報変換回路
ユニット１６はこれらの信号とレンズ４を装着したこと
により変化したレンズ情報を参照して信号処理し、この
結果を交換レンズＬの制御回路ユニット１８に送出して
いる。制御回路ユニット１８は情報変換回路ユニット１
６からの信号に基づき絞りユニット２に指令信号を送り
、これにより絞りを指定値に設定し、又レンズ駆動ユニ
ット１９に指令信号を送り、これによりパルス板ユニッ
ト２１の白黒パターンの縞の数をフォトインタラプタ−
２０で測定しながらフォーカスレンズ群の繰出量を回転
量より制御している。

本実施例において演算回路ユニット、レンズ情報回路ユ
ニットｌフモして制御回路ユニット１８等は制御手段の
一部を構成している。

本実施例ではレンズ４の装着により全系の焦点距離を短
縮している。このときのレンズ４の縮少率をβとすると
全系の焦点距離ＦはＦ、ｆ・βとなる。〈但しｆは交換
レンズＬの焦点距離である。） このとき全系のＦナンバーＦＮＯ，はＦＮＯｘβと明る
くなる。

フォーカスレンズ群の繰出量に対するフォーカス移動量
、即もフォーカス便感度は焦点距離の２乗に比例し、Ｆ
ナンバーの１乗に逆比例する。

従って、全体としてはフォーカス敏感度はβ倍程小さく
なる。情報変換回路ユニット１６はこれらの演算結果に
基づく情報を制御回路ユニット１Ｂに送出している。

本実施例では情報変換回路ユニット１６で演算された情
報のうちアダプターＡを装着し、全系の焦点距離を短く
している。このとき焦点距離を短くしたことに伴い明る
くなった全系の開放Ｆ値をそのままで利用することをせ
ず、従前と同じ開放Ｆ値で使用するようにし制限してい
る。即ち交換レンズＬの単独のＦ値を開放で使用せず実
質的に暗くした状態で使用するようにしている。これに
より全系の焦点深度を深くシ、交換レンズＬのフォーカ
スレンズ群の停止精度ピッチを変更せず、従前どおりの
ピッチであっても、焦点深度内に入るようにし、常に鮮
明なる画像を得ている。

即ち画面寸法の大きい３５ミリ鍜塩カメラの焦点深度に
比べて画面寸法の小さいスチルビデオカメラの焦点深度
は画面寸法が小さくなった分だけ浅くなる。自動焦点検
出の交換レンズのフォーカスレンズ群の停止ネ＾度であ
るパルス板ユニットのピッチは本来の装着すべきカメラ
本体の焦点深度内に入るように設定されている。従って
、３５ミソ銀塩カメラ用の交換レンズをスチルビデオカ
メラに装着すると停止１４度のピッチがスチルビデオカ
メラに対しては粗くなる為、焦点深度を満たさなくなっ
てくる。

そこで本実施例ではアダプターを装着したことにより明
るくなる全系の開放Ｆ偵をそのままの状態で使用せず、
従前の開放Ｆ　（ａで使用するようにし、制限しこれに
より焦点深度を深くし、交換レンズのフォーカスレンズ
群の停止精度を変えなくてもスチルビデオカメラのフォ
ーカス精度を満足するようにしている。

このときのカメラシステムにおける情報伝達は次のよう
にして行っている。

第１図においてアダプターＡ内の情報変換回路ユニット
１６はレンズ４を装着したことにより変化した開放Ｆ値
をカメラ本体Ｃの演算回路ユニット１５に送出する際、
倍率分だけＦナンバーが明るくなった情報を送出する。

カメラ本体Ｃの演算回路ユニット１５はその明るくなっ
たＦ値を前提として測光用の受光素子ユニフト８からの
測光信号を用いてシャッタースピードや絞り値等を決め
てアダプターＡの情報変換回路ユニット１６に指示信号
を送出する。アダプターＡ内の情報変換回路ユニット１
６はレンズ４の倍率分、絞り値を暗い方に変換して制御
回路ユニット１８に伝達するが、開放Ｆ値はカメラ本体
Ｃのフォーカス精度を満足するように予め設定した値、
例えば交換レンズＬｉ１１独の開放Ｆ偵になるように制
限している。

次に本実施例における交換レンズＬとアダプターＡ内の
レンズ４の具体的な数（ｔｉ実施例を示す。

数イ１実施例においてＲｉは物体側より順にｔｊ４ｉ番
目のレンズ面の曲率半径、Ｄｉは物体側より第ｉ番目の
レンズ厚及び空気間隔、Ｎｉとνｉは各々物体側より順
に第ｉ番目のレンズのガラスの屈折率とアツベ数である
。

（数値実施例） Ｆ−４１，０４ＦＮＯ−１：１．１１６　２１−１５１
”Ｒ１ｗ３４．３０　　Ｄ　１軍４．５０　　Ｎ　ｌ震
１．６２２８０　ｙ　　ｌ−５７，ＯＲ２−２４７，６
５Ｄ　　２言　２．４０Ｒ３１＋２１．５１　　Ｄ　３
ｍ４．３５Ｎ　Ｚ−１，７０１５４ｙ　２−４１．２８
４−　４０．３１　０４−０．９２ Ｒ５菖　　フ８．４４０５婁　１．４０　　　Ｎ　　）
−１，６７２７０ν　　３−３２．１Ｒ６−１５，３２
Ｄ　６−１１．７ Ｒ７−−１５，８３Ｄ　７自１１０　　Ｎ　４−１．６
９８９５　ν　４鳳３０．ＩＲ８−＋］ｓ、９７　　　
Ｄ　　８−　５．７０　　Ｎ　　Ｓ−１，７９９５２ν
　５−４２．２８９−−２１．２４　　Ｄ　９−０．１
５ＲＩＯ−ＩＲ２，＋５　　０１０譚　３．００　　Ｎ
　６謬１．７２０００　　ν　＆−５０，２８１１−−
４９，９７Ｄｌｌ−１，５＋旧２自　−６２，５１Ｄｌ
ｉ！ＩＩ　１．２０　　　Ｎ　　？−１．６０３１１　
　ｙ　　７＝６０．７Ｒ１３〜　　２９．８５　　　Ｄ
ｉ３諺　１１ｇ。

Ｒｉ４−１９１８９　　　ＤＩ４ｍ　４．４０　　　Ｎ
　　８＝！、８０６１０　　ｙ　　８１１４０．９Ｒ蔦
５−　−３２．２９　　０１５−　１．３０ＲＩ６−−
４１．４７　　　Ｄｉ６禦　１．５０　　　Ｎ　　９ｓ
１．８０Ｓ１８　　Ｆ　　９−２５．４Ｒ１７−−６２
７．６４　　Ｄｉ７思　０．１５Ｒ１８＝　　　２２．
５１　　　Ｄｉ８−　４．８０　　　Ｎ１０”１．６１
］３１１　　ｙ　１０−６０．７Ｒ１９−ｏｏ　　　　
Ｄｉ９−２０ ８２０＝　　　　ｏｏ　　　Ｄ２０−　５．５５　　Ｎ
ＩＩ”１．５１６３：ｌ　　ｙ　ｌｌ−６４，１Ｒ２１
−ｏ。

交換レンズ　Ｌ；　ｆ、＝５１．５７．Ｆ／１．８レン
ズ４　　　　；ＦＡ＝７９ 倍率　　　　　：　β；０．８ バフ９フ才一カス＝０．６８ （。＝３１．３（交換レンズＬとレンズ４数値実施例で
はアダプターＡ内のレンズ４を介して交換レンズＬをカ
メラ本体に装着することにより画面寸法６．６ｘ８．８
ｍｍ　（２７３インチ）の撮像素子を用いたスチルビデ
オカメラ用として用いている。

このとき全系の焦点距離ＦはＦ＝４　Ｌ、０４で交換レ
ンズＬの焦点距離ｆ、＝５１．５７に対して０．８倍と
なっている。

尚、以上の実施例ては交換レンズとして単一焦点距離の
レンズを用いたが交換レンズとしてズームレンズを用い
ても同様に本発明を適用することができる。

又１本貰施例ではカメラ本体が自動焦点検出装置を有す
る場合を示したが手動でフォーカス操作するカメラ本体
にも同様に適用することができる。

（発明の効果） 本発明によれば広い画面寸法を対象とした交換レンズを
狭い画面寸法を対象としたカメラ本体にマウント交換用
のアダプターを介して装着して。

全系の焦点距離を短くした状態で撮影をする際。

全系の開放Ｆ値を制限することにより交換レンズのフォ
ーカスレンズ群の停止精度のピッチを何んら変更しなく
ても、常に鮮明なる画像が得られるカメラシステムを達
成することができる。

４、図面ノｆｌｌ　’ｉ　ｒｔ　Ｂ　ｒｇ４第１図は本
発明の一実施例の要部概略図、第２、第３図は第１図に
示す交換レンズとアダプター用のレンズのレンズ断面図
と収差図である。

図中しは交換レンズ、Ａはアダプター、Ｃはカメラ本体
、１．３は交換レンズの前群と後群、２は絞りユニット
、４はレンズ、１０はシャッター、１１は光学ブロック
、１２は撮像素子ユニット、１３は電気処理回路ユニッ
ト、１４は自動焦点検出装置、１５は演算回路ユニット
、１６は情報変換回路ユニット、１７はレンズ情報回路
ユニット、１Ｂは制御回路ユニット、１９は駆動ユニッ
ト、２０はフォトインタラプタ−１２１はパルス板ユニ
ットである。

第　　　　１　　　　図 第　　　　２　　　　図 球面収差　　　　非点収差 ３図 歪曲駅長（％）　　倍＊巳咲戊

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）カメラ本体にマウント交換用のアダプターを介し
   て交換レンズを装着するカメラシステムにおいて、該ア
   ダプターは該交換レンズの焦点距離を短い方に変換する
   レンズを有しており、該カメラ本体又は／及び該交換レ
   ンズには該アダプターからの信号に基づいて全系の開放
   Ｆ値を制限する制御手段が設けられていることを特徴と
   するカメラシステム。
2. （２）前記カメラ本体には自動焦点検出装置が設けられ
   ており、該自動焦点検出装置からの信号に基づいて該交
   換レンズのフォーカスレンズ群はパルス的に駆動されて
   おり、前記制御手段は前記アダプターからの信号に基づ
   いて全系の開放Ｆ値が該交換レンズの開放Ｆ値と同一と
   なるように制限していることを特徴とする請求項１記載
   のカメラシステム。