JPH0126123Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0126123Y2
JPH0126123Y2 JP15475984U JP15475984U JPH0126123Y2 JP H0126123 Y2 JPH0126123 Y2 JP H0126123Y2 JP 15475984 U JP15475984 U JP 15475984U JP 15475984 U JP15475984 U JP 15475984U JP H0126123 Y2 JPH0126123 Y2 JP H0126123Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
printed board
clamping pieces
shielding
reference hole
pair
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP15475984U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6169868U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP15475984U priority Critical patent/JPH0126123Y2/ja
Publication of JPS6169868U publication Critical patent/JPS6169868U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0126123Y2 publication Critical patent/JPH0126123Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electroplating Methods And Accessories (AREA)
  • Manufacturing Of Printed Wiring (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案は、プリント板に形成された位置決め用
基準孔をメツキ加工時に遮蔽するプリント板の基
準孔遮蔽装置に関する。
<従来技術> 第7図に示すプリント板aの製作工程において
は、まづ銅張積層板にスルホール孔bを穿設し、
無電解銅メツキ及び電解銅メツキを順次施して
後、印刷手法により板上に所要の配線パターンを
形成する。次にエツチング法により前記パターン
以外の不要の銅層を溶解させ板面に所要のパター
ンを残留させるという手順の加工が施される。
この工程中、前記スルホール孔bと配線パター
ンの位置関係は正確になされている必要があり、
このため前記プリント板aにあらかじめ基準孔c
を形成し、該孔に位置決め用ピンを挿通して、そ
の位置決め固定を施すようにしている。
ところで、前記プリント板aをメツキ加工する
際に、前記基準孔c内に銅層が析出すると、その
内径が変化し、中心がズレて位置決め誤差を生じ
る。このため前記配線パターンの形成に際して、
前記スルホール孔bとの接続が不良となる場合が
ある。
そこで、従来はメツキ工程の際に前記基準孔c
にテーパ形状の弾性遮蔽栓dを詰め込み、該基準
孔cへの銅層の析出を防止している。
<考案が解決しようとする問題点> ところで、前記遮蔽栓dによる場合には、その
挿入及び脱離操作を自動化するに際して、掴み機
構により該遮蔽栓dを保持するときに、前記遮蔽
栓dの弾性によりその中心がバラ付き、基準孔c
への挿入が困難となる等、自動化をするに際して
種々の困難性を生じる。
<問題点を解決するための手段> 本考案は、プリント板を支持する方形乗載枠
と、 前記方形乗載枠の周側縁に、支点を中心に相対
傾動し得るように支持された前後二枚の挟持片か
らなる複数の挟持片対と、 各挟持片の先端部に設けられて、プリント板の
基準孔の表裏に対面する位置に配置される弾性遮
蔽面と、 前記遮蔽面相互を接近方向に付勢するバネとを
備えたことを特徴とするものである。
<作用> 前記構成において、挟持片対は、その回動支点
の外方で挟圧操作することにより、その先端部を
前記バネに抗して拡開することができる。このた
め、該拡開操作を施してから、プリント板aを保
持枠体上に乗載し、その端縁を前記挟持片対間に
位置させる。このとき、プリント板aの基準孔c
と、前記挟持片の弾性遮蔽面とは対面関係にあ
り、前記挟持片対の拡開操作を解除すると、バネ
の作用で遮蔽面はプリント板aに圧接し、基準孔
cはその表裏から遮蔽される。而て、プリント板
aは基準孔cを遮蔽されたまま保持枠体に保持さ
れて、メツキ処理を施される。
<実施例> 第1,2図は、プリント板aの保持治具1を示
し、2は杆材を連結して構成される矩形状の保持
枠体であつて、中央に縦杆が差渡されることによ
り略正方形の乗載枠3,3が左右二箇所形成され
ている。前記保持枠体2の左右内縁にはプリント
板aの一面を支持する係止板4が設けられ、かつ
乗載枠3,3の下部杆から内方へプリント板aの
下縁が嵌入するV形受溝を有する板受片5が設け
られている。
前記乗載枠3,3の上部杆には、夫々その二角
縁に、上下に長い遮蔽用の上部挟圧片対6,7が
設けられている。また、該挟圧片対6,7の内側
には前記板受片5と上下で対応させて給電用の挟
圧片対8,9が夫々二対づつ配設されている。尚
乗載枠3,3間の挟圧片対6,7はその先端を分
岐して共通としている。
また前記乗載枠3,3の下部杆には、前記挟圧
片6,7に上下で対応する下部挟圧片対25,2
6が夫々二対設けられている。
前記挟圧片対6,7、8,9のうち一方の挟圧
片6,8は保持枠体2に固着され、夫々その中腹
を横桟10により連結され、さらにその上端をハ
ンガーバー11に固定されている。ハンガーバー
11の両側端には小柱12,12が固定され、そ
の上端にV形受面14を有するフツク13が固定
される。また小柱12,12の下端には同じくV
形乗載面15が設けられる。
次に前記各挟圧片対の構成を第3,4図につい
て詳細に説明する。
前記のように挟圧片対6,7の一方の挟圧片6
は、保持枠体2及びハンガーバー11に固定さ
れ、その先端に合成ゴム、軟質塩化ビニル等の絶
縁性弾性材からなる遮蔽板16aが設けられ、該
遮蔽板16aを乗載枠3,3に乗載されたプリン
ト板aの基準孔cに接触するようにしている。前
記挟圧片6には回転軸17(支点)により挟圧片
7が回転可能に連結し、該挟圧片7にも先端部に
同じく遮蔽板16bが設けられ、挟圧片6の遮蔽
板16aと前後に対面している。前記挟圧片6,
7間には前記回転軸17の上方で前記遮蔽板16
bを遮蔽板16a側へ付勢する押しバネ18が介
装される。
挟圧片8,9は前記挟圧片6,7とほぼ同一構
成であつて、保持枠体2側に固定された挟圧片8
と挟圧片9が回転軸20により回動可能に連結さ
れ、挟圧片8,9間に介装した押しバネ21によ
りその先端を接近方向に付勢するようにしてい
る。前記挟圧片8の先端には、給電板22が設け
られ、前記挟圧片9の先端には給電板22に対応
する位置で接触突起23が固定されている。
前記挟圧片8,9はプリント板aを保持すると
ともに、電解銅メツキ処理を施すに際してV形乗
載面15から電流を供給する機能を有する。
前記挟圧片25,26は挟圧片6,7に比して
上下に短尺状であつて、前記挟圧片25は乗載枠
3の下部杆に固定され、その先端に合成ゴム、軟
質塩化ビニル等の絶縁性弾性材からなる遮蔽板2
7aが固定され、その弾性遮蔽面を乗載枠3,3
に保持されたプリント板aの基準孔cと接触する
ようにしている。
また挟圧片26の先端にも遮蔽板27bが固定
されている。前記挟圧片26は前記挟圧片25と
板バネ28により接続し、かつ該板バネ28の弾
発力により遮蔽板27bを挟圧片25先端の遮蔽
板27aに接触する方向に付勢している。前記板
バネ28は挟圧片26の回動支点ともなり、前記
挟圧片26の外端を押圧すると、前記板バネ28
の中心部を支点として、挟圧片対25,26の先
端が離間方向へ相対移動する。
第6図は自動制御機を示し、かかる装置につい
てプリント板aの搬送を説明する。
30はプリント板aの供給装置であつて、集積
されたプリント板aを移送吸盤32によつて、上
部から順次吸着し、コンベアー33に移送する。
前記コンベアー33の前端部でプリント板aは着
脱ロボツト34により吸引され、受台35上の前
記保持治具1の乗載枠3,3に乗載する。
かかる乗載工程について第5図に基き詳細に説
明する。
前記保持治具1は受台35上に保持され、該受
台35に付装されたシリンダー36,37のロツ
ドの伸縮により作動する押圧具38,39(第3
図参照)により前記挟圧片7,9及び挟圧片26
を、夫々バネ18,21及び板バネ28の付勢に
抗して押圧され、回転軸17,20及び板バネ2
8の中心部を支点として挟圧片相互が相対傾動
し、その先端部が拡開される。この拡開状態で前
記着脱ロボツト34により移送されたプリント板
aは第5図に示すように、まず位置イから位置ロ
に左移動する。この移動により、前記挟持片対
6,7及び挟圧片対8,9は挟圧片対25,26
の開口度よりも大であり、該挟圧片対6,7及び
挟圧片8,9間に、その一端部が侵入することに
なる。次に位置ロから少し下降して、位置ハから
位置ニへ図中右微移動すると前記プリント板aの
他端が挟圧片25,26間及び板受片5の受溝内
に侵入することとなる。而てプリント板aは乗載
枠3,3の係止板4上に位置決めされる。次に、
前記シリンダー36,37のロツドが収縮し、押
圧具38,39の押圧を解除すると、前記挟圧片
対6,7、8,9及び25,26により前記プリ
ント板aは保持され、かつその基準孔cをその表
裏から遮蔽されることとなる。
この後、保持治具1は受台35に保持された状
態で、反転シリンダー40により受台35ととも
に90度回転して直立状態となり、キヤリアー41
にフツク13のV形受面14を掛けられ、前記受
台35への保持を解除されて、該キヤリアー41
によりメツキ槽(図示せず)に移送され、第2図
の水位Lの高さまで浸漬される。
該メツキ槽ではプリント板aの基準孔cが遮蔽
されているから、該基準孔c内への銅の析出を生
じない。
<考案の効果> 本考案は上述したように、プリント板aを乗載
枠3,3に支持し、挟持片対6,7,25,26
の先端部の弾性遮蔽面16a,16b,27a,
27bをバネ18,28の付勢によりプリント板
aの基準孔cを表裏から遮蔽するようにし、かつ
挟持片6,7,25,26の外端部をバネ18,
28に抗して押圧することにより、その遮蔽解除
を簡易に施し得るようにしたから前記遮蔽制御の
自動化に最適となる等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
添付図面は本考案の実施例を示し第1図は保持
治具1の正面図、第2図は同側面図、第3図は第
1図A−A線断面図、第4図は第1図B−B線断
面図、第5図はプリント板aの装着を示す側面
図、第6図は自動機の一例を示す側面図、第7図
は従来手段を示すプリント板aの斜視図である。 2;保持枠体、3;乗載枠、5;板受片、6,
7,8,9;挟圧片、16a,16b;遮蔽板、
18,21;押しバネ、25,26;挟圧片、2
7a,27b;遮蔽板、28;板バネ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 プリント板を支持する方形乗載枠と、 前記方形乗載枠の周側縁に、支点を中心に相対
    傾動し得るように支持された前後二枚の挟持片か
    らなる複数の挟持片対と、 各挟持片の先端部に設けられて、プリント板の
    基準孔の表裏に対面する位置に配置される弾性遮
    蔽面と、 前記遮蔽面相互を接近方向に付勢するバネとを
    備えたことを特徴とするプリント板の基準孔遮蔽
    装置。
JP15475984U 1984-10-12 1984-10-12 Expired JPH0126123Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15475984U JPH0126123Y2 (ja) 1984-10-12 1984-10-12

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15475984U JPH0126123Y2 (ja) 1984-10-12 1984-10-12

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6169868U JPS6169868U (ja) 1986-05-13
JPH0126123Y2 true JPH0126123Y2 (ja) 1989-08-04

Family

ID=30712751

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15475984U Expired JPH0126123Y2 (ja) 1984-10-12 1984-10-12

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0126123Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6169868U (ja) 1986-05-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0126123Y2 (ja)
US6276598B1 (en) Method and apparatus for ball placement
KR102393932B1 (ko) 납땜지그
EP0917414A1 (en) Device for holding a substrate board for printed circuits during the screen printing process
JP2765210B2 (ja) ノズル部の自動交換方法
JPH08195595A (ja) プリント基板の支持装置および方法
JP2537094Y2 (ja) フレーム状ワークの搬送装置
JPH01186324A (ja) 基板位置決めクランプ装置
CN213136985U (zh) 一种用于钉床快速脱料的操作器
JPH0639911Y2 (ja) 搬送処理用治具及びクランプ部材
EP0398566B1 (en) Support apparatus for panels
JP3537114B2 (ja) 板状ワークの着脱装置
KR100267213B1 (ko) 캐리어모듈에 마이크로 비지에이(μBGA)타입의 소자를 로딩하여 소켓에 콘택하는 장치
JPH07153816A (ja) 基板移載方法および装置
JPH084200B2 (ja) 部品自動装着装置
JP2513670Y2 (ja) 水平搬送ic搬送装置のデバイスコンタクトユニット
JPH0512290Y2 (ja)
KR100583942B1 (ko) 양면 가공용 웨이퍼의 고정 장치
CN109382562B (zh) 固定设备
JPH01128802A (ja) グリーンシートの供給方法及び供給装置
JPS63138985A (ja) 電子部品保持体
JPH0446868B2 (ja)
JP2576347Y2 (ja) Icソケット
JPH0217785Y2 (ja)
JPH0760934B2 (ja) 基板への電子部品実装方法