JPH01261187A - 展望用エレベータのかご室 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） この発明は、展望用エレベータのかご室に関するもので
ある。

（従来の技術） 第３図は従来のこの種展望用エレベータの部分破断平面
図を示し、図において、（１）は展望用エレベータのか
ご室、　（２）はこのかご室（１）が昇降する昇降路、
　（３）はかご室（１）の展望ガラス窓、（４）は隣の
展望用エレベータのかご室、　（５）はかご室（１）外
の装飾物となるジャンプリヤ、　（６ａ）。

（ｓｂ）はかご室（１）内の乗客を示す。

上記のように構成した展望用エレベータでは、かご室（
１）内の乗客は、かご室の昇降中展望ガラス窓　（３）
を通して外部の景観を見ることができる。なお、この種
の展望用エレベータとしては例えば公開技報８２−２Ｓ
Ｉｉ６号および特開昭５０−１１８４３９号公報に開示
されたものがある。

（発明が解決しようとする！！！り 従来の展望用エレベータは以上のように構成されている
ので、かご室（１）外の景観を窓際の乗客（６ａ）は展
望ガラス　（３）を通して見ることができるが、窓際以
外の乗客（６ｂ）は窓際の乗客（６ａ）が邪魔となって
外の景観が見えにくかった。特にかご室（１）内が乗客
で満員のときは外の景観は全く見ることができなかった
。

この発明は上記のような！１題を解消するためになされ
たもので、窓際以外の乗客も外の景観を十分に見ること
がモき、しかも、外部の景観に関心のない乗客も展望エ
レベータの面白さを満喫することのできる展望用エレベ
ータのかご室を得るこ、１を目的とする。

〔課題を解決するための手段〕

この発明に係る展望用エレベータのかご室は、展望用エ
レベータのかご室内に、エレベータ外部の景観が展望ガ
ラス窓を通し、かつ反射して間接的に見ることのできる
鏡面体を備えたものである。

（作用） この発明においては、かご室内に鏡面体を設けたことに
より、かご室内の窓際以外の乗客が外部の景観をガラス
窓を通して鏡面体に反射して見ることができる。

（実施例） 以下、この発明の一実施例を図について説明する。第１
図はこの発明による展望用エレベータの部分破断平面図
、第２図はエレベータを外部から見た外観図であって、
符号（１）〜（６ａ）　、　（６ｂ）は第３図に示した
従来の展望用エレベータと同一であるので同一符号を付
して説明は省略する。（７）はかご室（１）の中央に配
設した多面筒状体の鏡面体である。この鏡面体　（７）
は平面鏡あるいは曲面鏡等に限定されるものではない。

上記のようにかご室（１）内に鏡面体（７）を配設した
ことで、この鏡にはかご室外の景観がガラス窓　（３）
を通して反射して映るので、かご室（１）内の乗客、特
に窓際以外の乗客（６ｂ）が外の景観を鏡面体　（７）
を通して間接的に見ることができる。また、鏡面体　（
７）を配したことで、外部の景観に関心のない乗客にも
展望エレベータの面白さを満喫させることができる。

なお、上記実施例では鏡面体　（７）は多面筒状体とし
たが、その地平面状のものであってもよく、設置位置も
かご室の中央以外いずれの場所であってもよい、また、
鏡面体　（７）の設置場所と鏡面の稲類を選定すること
で変化に富んだ展望エレベータとなる。

（発明の効果） 以上説明したようにこの発明によれば、展望用エレベー
タのかご室内に外部の景観を反射して見ることのできる
鏡面体を設けたので、窓際以外の乗客でも鏡面体を通し
て外の景観を十分に見ることができ、特に乗客が満員で
あっても全ての乗客に等しく外の景観を満喫させること
ができる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例による展望用エレベータの
かご室の部分破断平面図、第２図はかご室を外から見た
外観図、第３図は従来の展望用エレベータの部分破断平
面図である。 （１）　、　（４）・・・かご室、 （２）・・・昇降路、 （３）・・・ガラス窓、 （６ａ）　、　（６ｂ）・・・乗客、 （７）・・・鏡面体。 なお、各図中、同一符号は同−又は相当部分を示す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 展望用エレベータのかご室内に、エレベータ外部の景観
   が展望ガラス窓を通し、かつ反射して間接的に見ること
   のできる鏡面体を備えたことを特徴とする展望用エレベ
   ータのかご室。