JPH0125955B2 - - Google Patents

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JPH0125955B2
JPH0125955B2 JP12888884A JP12888884A JPH0125955B2 JP H0125955 B2 JPH0125955 B2 JP H0125955B2 JP 12888884 A JP12888884 A JP 12888884A JP 12888884 A JP12888884 A JP 12888884A JP H0125955 B2 JPH0125955 B2 JP H0125955B2
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JP
Japan
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radial direction
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JP12888884A
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English (en)
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JPS6110189A (ja
Inventor
Takayuki Kamo
Hiroshi Yamamoto
Shigeru Moryama
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP59128888A priority Critical patent/JPS6110189A/ja
Publication of JPS6110189A publication Critical patent/JPS6110189A/ja
Publication of JPH0125955B2 publication Critical patent/JPH0125955B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L55/00Devices or appurtenances for use in, or in connection with, pipes or pipe systems
    • F16L55/18Appliances for use in repairing pipes

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は地中に埋設した管路を補修する装置に
関するものである。
(従来の技術) 従来、損傷した地中埋設管路の補修にあたつて
は、第13図aに示すように道路を開削し、開削
部の側壁を鉄板1による土留めをし、既設管2の
損傷部分を切り取り、その切取部分の新管路3を
割継手4を介して接続し、その付近の周囲を同図
bに示すようにコンクリート5で固定する方法が
ある。また第14図aに示すように管路2内に油
圧による拡径ジヤツキ6をワイヤ7に接続してウ
インチ8により挿入し、油圧ポンプ9によつて、
同図bに示すように拡径ジヤツキ6を作動せしめ
て管路2の修復を行なう方法もある。
(発明が解決すべき問題点) 上記前者の方法は、道路の開削が困難な場所で
は補修ができなく、また多条並び、多段積み管路
の内側では不良部分を切り取つて新しい管路を割
り入れることができないという問題点があつた。
また後者の方法ではその適用は管種、損傷の種類
が限定され、第15図aに示すような金属管路の
折損や、同図bに示すような管路接続部の外れ等
は補修できなく、また補修後の地盤変動等によつ
て補修前の形状に戻りやすい等の問題があつた。
本発明は上記のような問題点を解決するため、
道路を開削することなく、また損傷部分を切除し
て新らしい管路を接合することなく、金属管を含
めた地中埋設管路内へ挿入して不良箇所を補修す
ることができるようにした補修装置を提供するも
のである。
(問題点を解決するための手段) 本発明装置は、円筒状の本体外函11の長手方
向の中間部に該外函11の円周方向に同間隔で設
けた数個の穴を通る矯正刃12を設け、これら矯
正刃12はその内周端面を外函11の内部に設け
られた油圧シリンダ21のピストンロツド25の
先端に形成した円錐状楔23と摺接させ、該ピス
トンロツドの進行移動により矯正刃12は穴縁に
案内されて外函11外へ放射方向に広がるように
突出するようにし、本体外函11の両端近くにお
いて外函11の円周方向に一列に設けた複数個の
穴を通る複数に分割の閉塞板13を設け、この閉
塞板はその内周端面を油圧シリンダ24のピスト
ンロツド25の先端に形成した円錐状楔26に接
し、ピストンロツド25が進行移動することによ
りこの閉塞板13の通る穴の穴縁に案内されて外
函11外へ放射方向に突出して広がるようにし、
矯正刃12と一方の閉塞板13との間において外
函11の円周方向に分散して設けられ、外函11
内部でグラウト送給ホース19,20に接続され
た数個のグラウト注入孔14を設け、また本体外
函11の一端側に結合され該本体外函11と同径
の破砕部ケース15にその円周方向および軸方向
に分散して設けた各穴をそれぞれ通る各破砕刃6
a,6b,6cを設け、これら破砕刃16a,1
6b,16cの内周端面は油圧シリンダ27のピ
ストンロツド28の先端に形成した円錐状楔29
に接し、ピストンロツド28の進行移動によりケ
ース15外へ放射方向へ突出して広がるようにし
たものである。
(作用) 本発明装置を管路内に挿入し、その管路の損傷
箇所に矯正刃12を位置させ、この矯正刃12を
油圧シリンダ21内に油圧をかけてピストンロツ
ド22の進行移動させることにより円錐状楔23
で矯正刃12を放射状に広げることにより管路の
損傷部分を元の形状に戻すことができ、また閉塞
板13を広げた状態でグラウト注入孔14からグ
ラウトを吐出させて管路の割裂部より管路外へ出
して損傷部分の外周を覆うようにすることで補強
するように修復できる。管路内壁に付着して固ま
りかけたグラウトは破砕刃16a,16b,16
cを広げた状態で装置全体を動かすことにより破
砕除去する。
(実施例) 第1図は本発明の実施例の全体斜視図を示し、
11は円筒状の本体外函、12は外函11に円周
方向に等間隔に設けられた外函の軸方向に長い穴
より該縁に導かれて放射方向に出入できるように
した6個の矯正刃、13は本体外函11の両端部
近くにおいて外函の円周方向に一列に設けた穴よ
り該穴縁に案内されてそれぞれ放射方向に移動し
得る2個に分割された閉塞板である。14は外函
11の外周に開口したグラウト注入孔、15は破
砕部ケース、16a,16b,16cは破砕部ケ
ース15に設けた穴から穴縁に案内されて出入し
得る8個の破砕刃である。矯正刃12は第2図お
よび第3図に示すように内周端面は油圧ホース1
7と接続されたシリンダ21のピストンロツド2
2の先端に形成した円錐状楔23と接し、該楔2
3の進行移動により第3図bに示すように本体外
函11の穴縁に案内されて軸と直角方向に動いて
外函11外へ突出するよう広がる。6個の矯正刃
12は左右両側のばね(図示省略)により常に収
縮するよう力を受けており最も収縮したときはそ
の外周面は本体外函11の外周面と一致する。閉
塞板13は第4図および第5図に示すように内周
端面は矯正刃12と同様に油圧ホース17に接続
されたシリンダ24のピストンロツド25の先端
に形成した円錐状楔26と接し、その進行移動に
より第5図bに示すように外函11外に放射方向
に動いて突出して広がる。またこの閉塞板13の
分割片はばね(図示省略)により常に縮まる方向
に力を受け、その外周は縮まつたとき外函11の
外周面と同じになる。油圧ホース18,19およ
びグラウト送給ホース19,20は閉塞板13の
各分割片の間を通る。第1図における左側の閉塞
板13の作動用シリンダは第4図に示したものと
左右反対方向になる。破砕刃16a,16b,1
6cは第6図および第7図に示すように、矯正刃
12、閉塞板13と同様に油圧ホース18に接続
されたシリンダ27のピストンロツド28の先端
に形成した円錐状楔29の進行移動によつて第7
図bに示すように外周方向へ広がる。各グラウト
注入孔14の直前には、第8図に示すようにグラ
ウト主剤送給ホース19とグラウト硬化剤送給ホ
ース20から送給されるグラウト主剤と硬化剤と
を混合して注入孔14へ送るようY字管が設けら
れている。
第9図は本発明装置を管路内へ入れて使用する
ときの状態を示す。テレビジヨンカメラ31の後
部に本発明装置Aを接続し、管路32内を引き通
したワイヤロープ33にカメラ31を接続し、ホ
ース18,19を制御盤34を介して油圧ポンプ
35に接続し、またグラウト主剤送給ホース19
および硬化剤送給ホース20をそれぞれポンプ3
6,37を介して主剤タンク38、硬化剤タンク
39に接続してカメラ31および本発明装置Aを
管路32内へ入れ、ウインチ40を操作してワイ
ヤロープ33を牽引し、同時にカメラ用ケーブル
41をケーブルドラム42に巻き取りながらカメ
ラ31および本発明装置Aを引込み、管路32内
の状態をカメラ31で撮りながらテレビジヨン4
2に写し出してみる。カメラ31により第10図
aのように損傷個所を確認したならば、第10図
bに示すように矯正刃12が損傷個所に来るよう
にし、油圧ポンプ35、制御盤34を操作してピ
ストンロツド22およびピストンロツド25を押
し進め、矯正刃12および閉塞板13を広げる。
それにより管路32は第10図eに示すように矯
正される。つぎに制御盤34を操作してピストン
ロツド28を押し進め、破砕刃16a,16b,
16cを広げておき、グラウトポンプ36,37
を作動せしめてグラウト主剤および硬化剤をホー
ス18とホース19に分けて圧送し、注入孔14
の直前でY字管により混合して注入孔14より吐
出させる。注入孔14より吐出されたグラウトは
第10図cに示すように管路32の割裂部より外
部へ出てその付近の外周を覆う。そこで制御盤3
4を操作して矯正刃12および閉塞板13が収縮
するようにする。その後ウインチ40により装置
Aを管路の前方まで移動させて洩れ出たグラウト
を破砕し、ついで他方側のウインチ43を巻き戻
すことにより第10図aに示すように全グラウト
が後退する破砕刃16a,16b,16cにより
破砕される。破砕された時点で破砕刃を収縮さ
せ、引続きウインチ43を巻き戻して補修装置A
を管路32内から取り出し、補修装置Aに付着し
たグラウトを取り除く。この時、グラウトは完全
に硬化していないので取り除くことは容易であ
る。なおグラウト注入孔14その他に残留してい
るグラウトも溶剤を用いて溶解して除去し、次の
使用に備える。補修装置Aを管外へ取り出した
後、管路32内にウエス等を数回引き通して管路
32内に残つたグラウトを完全に取除く。管体外
周を覆つたグラウトは完全に固結し、管路外から
矯正部を固定することにより補修個所の信頼性を
増す。
管路32の破損が第11図に示したような場
合、損傷個所へ矯正刃12が来るようにしてこの
矯正刃12を拡げることにより第12図に示すよ
うに両側の破損口を合わせるように矯正できる。
なおその後グラウト注入を行なう。
(発明の効果) 以上のように本発明装置によれば、道路を開削
することなく、また損傷部分を切除して新たな管
路を接合することなく、管路内へ挿入して損傷個
所を矯正刃を広げることにより元の形状に戻すこ
とができ、また閉塞板を広げた状態でグラウト注
入孔からグラウトを吐出せしめて割裂部から管路
外へ出し、その外周部を覆つて固定するので、補
修した部分が再び損傷する恐れが少なく、その際
管内で固結しかけたグラウトを破砕刃を広げるこ
とによつて破砕除去することができる。また管路
の損傷態様に応じ上記のような管路矯正機能、グ
ラウト充填機能、管路内の固結突出物破砕機能を
それぞれ単独で果たさせるように用いて管路の補
修を行なうこともできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例の斜視図、第2図は矯
正刃部の断面図、第3図aは第2図のA−A断面
図、同図bは矯正刃の拡大時の断面図、第4図は
閉塞板部の断面図、第5図aは第4図のB−B線
断面図、同図bは閉塞刃の拡大時の断面図、第6
図は破砕部の端面図、第7図aは第6図C−C線
断面図、同図bは破砕刃拡大時の断面図、第8図
はグラウト注入孔部の断面図、第9図は管路内挿
入時の断面図、第10図は使用時の動作状態説明
図、第11図は管路損傷例の側面図、第12図は
第11図の管路損傷部分修復時の使用状態説明
図、第13図は従来の道路開削による管路修復状
態の説明図、第14図は従来の油圧ジヤツキによ
る管路修復の説明図、第15図は管路の損傷例の
説明図を示す。 11……本体外函、12……矯正刃、13……
閉塞板、14……グラウト注入孔、15……破砕
部ケース、16a,16b,16c……破砕刃、
17,18……油圧ホース、19,20……グラ
フト送給ホース、21,24,27……油圧シリ
ンダ、22,25,28……ピストンロツド、2
3,26,29……円錐状楔。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 円筒状の本体外函の中間部に該外函の円周方
    向に同間隔に設けた数個の穴を通り該穴縁に案内
    されて放射方向に動き得る矯正刃と、前記本体外
    函の両端近くで該外函の円周方向に一列に設けた
    複数の穴を通り該穴縁に案内されて放射方向に移
    動し得る複数個に分割の閉塞板と、前記矯正刃と
    一方の閉塞板との間の前記本体外函の円周方向に
    分散して設けられ該外函内でグラウト送給ホース
    に接続された数個のグラウト注入孔を有し、前記
    本体外函の一端側に結合された円筒状破砕部ケー
    スに設けた穴を通り該穴縁に案内されて放射方向
    に移動し得る破砕刃を有し、前記矯正刃、閉塞板
    および破砕刃はその内周端面がそれぞれ各油圧シ
    リンダのピストンロツドの先端に形成した円錐状
    楔と接し、該ピストンロツドの進行移動により放
    射方向へ広がるようになされていることを特徴と
    する地中埋設管路補修装置。
JP59128888A 1984-06-22 1984-06-22 地中埋設管路補修装置 Granted JPS6110189A (ja)

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JP59128888A JPS6110189A (ja) 1984-06-22 1984-06-22 地中埋設管路補修装置

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JPS6110189A JPS6110189A (ja) 1986-01-17
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS62289270A (ja) * 1986-06-09 1987-12-16 Daihatsu Motor Co Ltd パ−ルマイカ塗装方法
JP4554406B2 (ja) * 2005-03-16 2010-09-29 吉佳株式会社 管路補修再生装置及びその装置を用いた管路補修再生方法

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JPS6110189A (ja) 1986-01-17

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