JPH01257154A - 陶磁器質成形物の製造方法 - Google Patents

陶磁器質成形物の製造方法

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JPH01257154A
JPH01257154A JP8198688A JP8198688A JPH01257154A JP H01257154 A JPH01257154 A JP H01257154A JP 8198688 A JP8198688 A JP 8198688A JP 8198688 A JP8198688 A JP 8198688A JP H01257154 A JPH01257154 A JP H01257154A
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JP
Japan
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salt
cement
molding
iron
salts
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JP8198688A
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Masao Ose
小瀬 正雄
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  • Aftertreatments Of Artificial And Natural Stones (AREA)
  • Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、タイルなどに代表される陶 磁気質成形物の新規製造方法に関するものである。
従来技術 i!!築用タイルの製法を例にとると、これは、量産性
に優れる乾式成型法と緻密な焼成面が得られる湿式成型
法とがあり、共に粘土、長石、陶石、珪石等を粉砕して
乾燥して得られるパウダー状の混合物を原料としている
前者は、水分を5〜8%程度含む乾燥パウダーをそのま
まタイルプレス機で所望形状に圧縮成型し、このプレス
成型物に、必要に応じて釉薬をコーティングしてから、
トンネルキルンで焼成してタイル製品とする。
又、後者の湿式法は、乾燥バラグーに水を加えて、−旦
スラリー状にしてがら脱水機にかけてプレスケーキ状と
し、これを土練機で練ってから、目的形状に成形する。
これに必要に応じて釉薬をかけ、同様に焼成キルン中で
焼成して製品とするものである。
これらの方法は、1100℃〜1300℃の温度でトン
ネルキルン中で、製品の種類に応じて1〜40時間程焼
成されるが、この過程で2〜15%程度の焼成収縮が生
じて、これが製品の割れや反りの原因となること、キル
ン中のローラー上を成型品が加熱されつつ移動する際、
ローラーから駆動力が加わるが、これが変形製品の原因
となること、又、焼成後の放冷の過程でも歪みが生じて
割れが発生しやすいことなどにより、ip溜りが悪く、
この傾向は、タイルの表面積が大きくなる程、顕著にな
る。
又、乾式法では、人形のタイルを成形するには1、プレ
ス装置も大形化してしまうので、この面からの制約もあ
り、現在、一般に市販されているタイルの最大のものは
、60CL1四方のものであって、価格ら者しく高価で
ある。
発明の目的 本発明は、この上うなlJf情に対処してなされたもの
であって、従来、陶磁器原料としては用い得ない素材を
用いて、陶磁器製品を製造すること、特に、従来、歩ど
まりが悪く、高価であった面積の大きい大型タイルを安
価に製造する方法を開示することにある。
発明の構成 本発明の要旨は、砂、硅砂などの通常のセメント骨材や
シラス、パーライト、珪藻土などの軽量骨材の1以上と
、ポルトランドセメント、アルミナセメント、シリカセ
メントなどのセメントの1以l−との混合物に、無代カ
ルシウム塩をL削とし、鉄塩、カリウム塩、アンモニウ
ム塩の中の1以上を助剤として含有する水溶液を加えて
混疎しで、所望形状に成形固化して得られた成形物に、
釉薬を施して焼成することを特徴とする建築用タイルな
どに代表される陶磁気質成形物の製造方法にある。
本発明に用いられるセメントとしては、ポルトランドセ
メント、アルミナセメントなど、−般に、it!’J用
セメントとして用いられるものが使用できる。これらの
セメントに、骨材として配合される素材としては、パー
ライト、シラス、火山砂、珪藻土などの軽量骨材、砂、
硅砂などの通常の粒状骨材、又、必要に応じて、水プラ
スなどら添加される。このようなセメントと骨材との混
合物に加えられる塩溶液は、塩化カルシウム、硝酸カル
シウム、炭酸カルシウムなどのような無代カルシウム塩
を主剤とし、これに鉄塩、カリウム塩、アンモニウム塩
の中の1以上を助剤として含む水溶液である。鉄塩とし
ては、硫酸鉄、塩化鉄などが挙げられ、又、カリウム塩
、アンモニウム塩を構成する陰イオン基としては、硫酸
イオン、炭酸イオン、塩酸イオンなどが挙げられる。
これらの塩類の配合割合は、塩化カルシウムを主剤とし
た場合について説明すると、塩化カルシウム100fi
量部に対して鉄塩は、硫酸鉄として、2〜15重量部、
カリウム塩は、炭酸カリ塩として1〜10重覗部、アン
モニウム塩は、塩化アンモニウムとして、0.3〜5重
量部の割合で用いた場合に有効である。又、主剤のカル
シウム塩として、たとえば、硝酸カルシウムを用いる場
合は、上記塩化カルシウムのカルシウムイオン量に相当
するca+ +を放出可能な硝酸カルシウムの量を用い
れば良い。同様に助剤として用いられる鉄塩、カリウム
塩、アンモニウム塩についても、これに準じて、各陽イ
オン相当量を用いれば良い。助剤成分は、鉄塩、カリ塩
、アンモニウム塩のすべてを用いることが好ましいが、
骨材によっては、必ずしもすべてを必要としない。助剤
成分が2種または1種の塩から成る場合の、塩の選択使
用の優先順位は、鉄塩、カリウム塩、アンモニウム塩の
順である。これらの助剤成分の使用量は、塩化カルシウ
ムを主剤とした場合、主剤重量の3〜30%である。上
記塩の最も好ましい配合割合は、塩化カルシウム100
重h;:部に対して、鉄塩として例えば硫酸第一鉄3.
7〜4.6重量部、カリ塩として例えば炭酸力171.
9〜2.5屯量部、アンモニウム塩として、例えば、塩
化アンモニウム1.1〜1.4重量部である。これらの
塩に加えられる水の量は、製品の焼成の方法、製品の種
類にもよるが、前記、塩化カルシウムを主剤とした場合
を例にとると、これらの塩の総重量の10〜25倍の水
で希釈して使用される。
セメント及び骨材とを一ヒ記塩溶液で混練し、これをタ
イル、ブロック、レン〃なと製品の形状に合わせて、準
備した型に流し込んで放置し固化させ、所望の形状の固
化成形物を得る。
硬化は塩溶液の組成、濃度に依存するが、−般には、8
〜24+t7開で炉中で焼成するのに十分な強度にpJ
達[る。この固化成形物に、釉薬を塗布、噴射等によっ
て施し、トンネルキルンなどの焼成炉中で製品の秤類に
応じて、300〜1300°C位の71厚度で焼成する
ことのより、釉薬を施した而が磁気質をなすタイルその
池の目的製品が得られる。以下に実施例を掲げる。
[実施例1 6fiO0,3kg、白色ポルトランドセメントIkg
の混合物を、塩化カルシウム]Okg、硫酸第一鉄0.
48kg、炭酸h ’J ’7 ム0.25kg、塩化
アンモニウムO,1kgを水140リットルに溶解して
得た塩溶液約0.4kgを加えて混練し、たて30cm
、 FM 30cm、深さ4cmの成形型に流し込み、
表面をこてで平らにしてから、6時間放置して硬化させ
る。次に、硬化成形体を型から外し、更に1昼夜放置す
る。次に、熔融点が、700℃の7リツトとノルコン及
び2%硝酸ソーダを含む陶磁器用釉薬を片方の面に0.
51厚に吹き付けて乾燥する。
次に、炉長30+nで最高温1変を850°Cに調整し
たローラーハウス焼成炉に入れ、311.?、間かけて
850°Cに到達させた後、30分この温度を保持し、
ついで徐冷することにより白磁質の大型タイル製品を得
る。
効果 本発明に係るノj法は、従来、陶磁器原料としては、−
1熱性がない為に用い得なかったセメントとセメント骨
削との硬化成形物を陶磁器用素材として、用いることを
可能にしたちのであって、前記実施例のタイルについて
、従来技術と比較した場合、従来のタイルの製法は、粘
土を粘結材として用いているので、焼成に基く収縮は不
可避であり、焼成キルン中を、耐火物製の駆動ローラー
によって、移動する際に列設されたローラーによって、
支持されている部分と、その中間の支持されていないと
ころで、たわみなどの変形や冷却の際の割れが生じてし
まい、ル溜まりが悪かった。このような不都合をさける
為に、ローラーの上に耐火物製の搬送台をのせ、これに
タイル用プレス成形品をのせて移動焼成する方法が特に
大型タイルの場合に採用されるが、焼成効率が悪<、エ
ネルギー損失が2倍以上になってしまう欠点があった。
それに対して、本願方法に基ずく固化成形品は、それ自
体コンクリート硬化物より、はるかに大きな圧縮強度を
持ち、しかも、これはtoo。
°C以」−に加熱しても、強度を維持して変形が生じな
いので、焼成に基ずく製品の損失が殆ど生じない。又、
焼成工程に付すべき成形物の製造過程においても、従来
品は、プレス機械の大型化には限度があるため、60c
m角程度0タイルが最大のものであったが、本願の場合
は、流動状態の混練物を型に流し込んで装置し、硬化を
行わせるだけで良いので、大型タイルの製造が容易で、
従来とは比較にならない程に安価に提供できる効果があ
る。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 セメント及び骨材の混合物と、無機カル シウム塩を主剤とし、鉄塩、カリウム塩、アンモニウム
    塩の中の1以上を助剤として含有する水溶液との混練物
    を所望形状に成形固化して得られる成形物に釉薬を施し
    て焼成することを特徴とする陶磁気質成形物の製造方法
JP8198688A 1988-04-01 1988-04-01 陶磁器質成形物の製造方法 Pending JPH01257154A (ja)

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