JPH01256324A - きのこ類菌床の吊り下げ栽培法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、きのこ頚閑床を立体的に栽培するための吊
り下げ栽培；ムに関するものである。

従来、しいたけ、なめこ、ひらたけ等のきのこ類菌床栽
培においては、平割あるいは三角棚と呼ばれる棚力く使
用されており、これらの棚に菌床を置いて、栽培を行な
っているが、楯の製作に大きな費用か掛り、その上、単
仁面積当りの菌床暇容蚤か少ないこと等か欠点であった
。

また、棚以外にきのこ頽閏床を立体的に栽培する器具と
して、実公昭６１−４２３６３に開示される器具かあり
、第１０乃至第３図に示す。この吊り下げ器具１は、菌
床５を貫通して使用されるものであり、その上端にかぎ
状係止部２を設け、その１抛には菌床支持部３及びかぎ
状係止部４を設け、下線の係止部４に次の器具１の係止
部２を掛ける。このようにして、器具１とうしか違結し
、複数個の菌床５を吊り下げるものである。しかし、こ
の器具１を用いる場合には、器具１を菌床５に貫通する
作業及び器具１どうしを連結する作業に大きな手間がか
かること、菌床５の貫通時に傷ついた部分に雑菌か付着
しやすいことか欠点であり、実用に供されていないのか
現状である。

本＠ＦＪＡ者は、こうした状況に鑑みて、安価な器具を
用い、Ｍ単な方；ムで、しかも菌床を傷つけずに立体的
菌床栽培を行なうことを目的として、この発明を行なっ
た。

この発明は、以上の間踊点をＮ決するために、複数本の
ひも８を吊り下げ、このひもＳどうしの口りこ枠６を橋
絡し、この枠６の上に菌床５を載せる構成を採用する。

上記のように構成された栽培方、ムによれは、菌床５の
支持は、枠６に載せることで落下しないよう垂直方向の
支持かでき、ひも８とうしの間に挟むことで左右に移動
しないよう水平方向の支持ができ、すなわち、菌床５に
穴を閲けずにそのままの形状で吊り下けることができる
。またひも８に枠６を橋絡し、菌床５をその上に載せる
という間車な方；ムで作業ができる。後記実施例に示さ
れるように、複数本のひも８、好ましくは四本のひも８
を一組とし、この−繊のひも８に枠６を橋絡すること及
び菌床５を載せる作業を数回性なうことで、十個以上の
菌床５を吊り下げることかでき、立体的にＩ！！２容す
ることかできる。

以下、実施例により発明具体化の諸態＋ｉを説明するが
、例示は当然説明用のものであって、発明精神の限定を
！［２１したものではない。

実施例１ 第４図は、この発明の一実施例の枠６の斜視口、簗５図
は、この枠６を数枚ひも８に通した状態を示す糾１図、
第６図は、枠６の上に菌床５を一段三僧教せた状態を示
す説明図、Ｍ７図は、枠６と菌床５を数段重ねた状態を
示す全体の説明図である。

枠６は、たがいに等間隔Ａの位置に四個の穴７を設けた
正方形のプレートである。まず四本のひも８をおおよそ
等間隔日となる位置に、二本の支持材９から吊しておき
、亀ねる段の数と同数の枠６を用東し、この枠６の穴７
にひも８を通した後、枠６か落下しないようにひも８の
先端に結び目１０をつくる。つぎに１６図のように、最
下段の枠６の上に菌床５を三（ＩＩせ、更に枠６と菌床
５を数段重ねた状態が菓７図である。ここで、枠６の穴
７相互の間隔Ａと、ひも８相互の間１１Ｊ４Ｂとを同じ
巾とし、これらの間隔Ａ、Ｂは菌床５の直径Ｃより数ｃ
ｍ小さくするのが好ましく、すると、菌床５に対して、
両側面のひも８から水平方向の力Ｐか加わり、ひも８が
ｔ！れた場合でも、菌床５がひも８からタトれることか
なくなる。

発生工程における単包面積−平方米当りの菌床収容の可
能最大数を比較すると、培地１に９の菌床の場合、従来
技術の平割で１００個、三角棚で１１０個、実公昭６１
−４２３６３による技術で９０個であるのに対して、菌
床を連続して吊り下げることかできるため、本発明では
１２０個となり、上記の従来技術に比べ、！を位面積当
りの暇容農を約１０％以上増加させることかできる。

実施例２ 第８図は、第７図における枠６に菌床５を１個つつ載せ
、菌床５とその上階の枠６との面を互いに越した位置に
増り付けた例である。菌床５の上に空間を設けたもので
あり、菌床５の側面たけでなく、上面からもきのこを発
生させることかできる。

実施例３ 第９図は、第４０乃至速７図において、外周を円形とし
、プレート中央部に空間１１を設けた枠６を示す。この
枠６は、材料が節約され、枠が安価に１９供できる。な
お、プレートの材料としては、プラスチック、木材、金
属等の板状物か使用できるが、個伶の点からプラスチッ
クの成型物か好ましい。

実施例４ 菓１０図は、第４図乃至第９図に示したプレートの代り
に、針金等金属製細棒状のものを用い、角に丸みをもた
せた正方形の四隅にひも８の通過＃１２を設けた枠６を
示す。なお、−本の針金を曲成して製造するときは、大
量製造か容易である。この枠６は耐久性か大である。

実施例５ 第１１図は、藁９図において、外周から穴７に通じる切
れ込み１３を設けた枠６を示す。この枠６の使用は、切
れ込み１３を通じて穴７にひも８を挿入するか、又は穴
７に直積ひも８を通すか、いずれの方法を抹るか選択す
ることかできる。

この発明は、以上説明したように、ひもと闇易な枠の安
価な器具を用いて、Ｍ単な作輩て、かつ菌床を傷つけず
に吊り下げることかでき、栽培容積当りの収容量の増加
で、教壇設備の立体的利用を高める効果かある。

【図面の簡単な説明】

第１図、厘２図及び第３図は、それぞれ実公昭６１−４
２３６３による器具の使用を示す斜視図、正面図及び全
体の説明図、第４図、藁５図、１６図及び第７図は、そ
れぞれこの発明の一実施例における枠の斜視図、枠にひ
もを通した状態を示す＝８Ｉｌ省略の糾２Ｊ！図、菌床
を一段載せた状態の説明図及び全体の説明図、菓８図は
、発明の別の実施例における全体の説明図、第９図、第
１０図及び第１１図は、それぞれこの発明の枠の１（形
態を示す幕１視図である。８図中の主要な符号の意味は
以下の迩り： １：実公昭６１−４２３６３による吊り下げ器具、２：
器具上循のかぎ状係止部、３：菌床支持部、４：器具下
端のかぎ状係止部、５：菌床、６、枠、７：穴、８：ひ
も、９：支持材、１０：結び目、１１：枠中央部の空間
、１２：ひもの通過部、１３：切れ込み。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 複数本のひも８を吊り下げ、このひも８どうしの間に枠
   ６を橋絡し、この枠６の上に菌床５を載せることを特徴
   とするきのこ類菌床の吊り下げ栽培法。