JPS5917165Y2 - つる性植物用立体栽培棚 - Google Patents

つる性植物用立体栽培棚

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Publication number
JPS5917165Y2
JPS5917165Y2 JP10450579U JP10450579U JPS5917165Y2 JP S5917165 Y2 JPS5917165 Y2 JP S5917165Y2 JP 10450579 U JP10450579 U JP 10450579U JP 10450579 U JP10450579 U JP 10450579U JP S5917165 Y2 JPS5917165 Y2 JP S5917165Y2
Authority
JP
Japan
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net
shelf
cultivation
plants
climbing
Prior art date
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Expired
Application number
JP10450579U
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English (en)
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JPS5621932U (ja
Inventor
幸夫 大和田
増男 平野
Original Assignee
積水樹脂株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 積水樹脂株式会社 filed Critical 積水樹脂株式会社
Priority to JP10450579U priority Critical patent/JPS5917165Y2/ja
Publication of JPS5621932U publication Critical patent/JPS5621932U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5917165Y2 publication Critical patent/JPS5917165Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、えんどう豆、胡瓜等のつる性植物の栽培棚に
関する。
周知のようにつる性植物は巻きひげ等を他の樹木等にか
らませつつ成育するものであり、かかる植物を栽培する
際は巻ひげをからませるための疑似樹木として第1図に
示すように1列に立設した支柱1・・・間に垂直に張設
した網2・・・を利用している。
この網2・・・は通常合成樹脂製品が用いられるが、金
網等を用いる場合もある。
ところでこのように網2・・・を垂直方向に張った栽培
形態によると、網2・・・が垂直方向に張設しであるが
故に必然的に苗の成育上及び収穫上の欠点を伴うもので
ある。
即ち網2・・・が垂直方向に張設しであるために、横風
によって左右に揺れ易いため、苗の育成時に巻ひげが外
れることがしばしばあり、これが苗の成育不良を招くこ
とになる。
また巻きひげが外れることを除けば前記網2・・・は苗
の成育には適しているが、結実箇所が網2・・・によっ
て形成される垂直面上に制限されるために、一本の苗か
らは多くの収穫を望むことができないものである。
また単位面積当りの収穫量も、前起成育不良の苗がある
ためにかなり低いものである。
そこで本考案は、つる性植物の成育る保証し、収穫量の
大幅な増大を図り得る有効な一手段を提供するものであ
り、その要旨とするところは、つる性植物栽培床の周囲
に配して支柱が立設されると共に、前記つる性植物栽培
床の上に、上下に亘って複数段の網棚が配され、該各網
棚の四周を前記支柱に張設されてなるつる性植物用立体
栽培棚に存する。
以下に本考案の実施例の態様を図面に基づいて説明する
第2図は本考案の一実施例を示した立体的栽培棚で、複
数の支柱21・・・を例えば2列に並べた状態で栽培床
面22上に立設し、各支柱21・・・間に網棚23.2
4・・・を上下に例えば40cm程度の間隔で複数段張
設している。
また各列の対向する支柱21・・・間には強度を増すた
めにはり26・・・が設けである。
前記支柱21・・・は、金属製パイプの表面に、自然竹
の表面に近似させた合成樹脂製被膜を被着した、いわゆ
る疑似竹を使用し、該疑似竹の節に相当する部分に第3
図イ9口に示すような掛止め具27を巻着している。
但し、前記疑似竹の合成樹脂製被膜の成形時に、節部に
フック形状の突起、或いは自然竹の小枝に近似した枝状
突起を一体的に形成して前記掛止め具に代用することも
できる。
一方前記網棚23.24・・・は、それぞれ一定の面積
を有した(図示例では4本の支柱21・・・によって区
画される方形の)網ユニツ)23a、23b・・・24
a。
24 b・・・からなり、その各網ユニットの角部を前
記支柱21・・・の掛め具27・・・に掛止めしている
各網ユニットは例えば複数の鉄線を格子状に連結した組
立体或いはコシの強い合成樹脂材で同様の格子形状に成
形したものが用いられる。
但し、格子状でなくとも、第4図イに示すような形状で
も、或いは同図口、ハ、二、ホ又はへに示すような各種
形状でも匁論実施することは差し支えない。
図への形状を採用する場合は、a、 l)、 c、
d部分を前記掛止め具27・・・に掛止めるために
折曲し或いはフックを形成する必要がある。
上記構成の立体栽培棚によれば栽培床面22から最下段
の網棚23の高さ及び各段の間隔を40cm内外に選ん
でおけば、栽培床面22に植えた胡瓜等のつる性植物A
は自刃で最下段の網棚23に達し、該網棚23に巻ひげ
を巻いて、更に上段の網棚24・・・へと自刃で延びて
ゆく。
この場合、各網棚23゜24・・・は縦横に拡がりをも
っているため、横風に対して強く、従って巻ひげが外れ
ることは防止されるし、縦横の拡がりと共に各網棚間に
自由な空間が存在するため、つる性植物の開花、結実及
び果実の成長に際してその方向を制限したり、成長の邪
魔をしたりすることもない。
従って上記構成の栽培棚を使用すればつる性植物を健や
かに成育させて、収穫量を増大させることができるので
ある。
また、この栽培棚は、支柱21・・・とじて既述した疑
似性を使用し、網棚23.24・・・として網ユニット
を用いれば、半永久的な使用が可能であるし、分解する
ことによりコンパクトに収納、保管することかで゛きる
一方、構築する際は、支柱21・・・を立設するに先立
って、少なくとも2段以上の網ユニツ) 23 a、2
4 a・・・を支柱21・・・に掛止めておけば、網ユ
ニット23a、24a・・・が支柱21・・・の位置規
制をするため、簡単にしてかつ正確な位置に支柱21・
・・を立設することができる等々の利点ももつ。
尚、上記構成において網ユニット23 aを第5図イに
示すように側面視で中央を上方に丸みをもたせて湾曲し
た形状とし、或いは同図口に示すように中央を下方に折
曲した形状とすれば、平面形状の網ユニットに比して面
積を大きくすることができるため、更に収穫量の増大が
期待でき、好都合である。
更に各段の網ユニツ)23a、24a、25a・・・を
第6図に示すように紐28・・・等で予め連結した構成
とすれば、上記の各利点に加えて、各組28・・・の上
下端に設けたフック29・・・を掛止め具27・・・に
掛止めるだけで複数個の栽培棚を直ちに構築することが
でき、作業性が良いし、また収納、保管に際しても複数
段の網ユニツl−を一組とする組単位で保管することが
でき、便利である。
また以上の構成は全て網ユニツl−23a、24a・・
・を各段並行して設けているが、例えば第7図に示すよ
うに側面視ジグザグ状に設けた態様で実施することもで
きる。
この場合において、各段の網エニツ)−24aの一端を
下段の網ユニツ) 23 aと、他端を上段の網ユニツ
l−25aと紐等で屈曲自在に連結すれば、構築作業、
特に掛止め具27・・・に掛止める作業が各網ユニット
毎に掛止めする場合に比して半減するから短時間に構築
することができるし、また収納保管に際しては第6図に
示した構成と同様、組単位で保管できるという利点をも
つ。
本考案は以上の通りなるので、つる性植物用栽培棚とし
て好適である。
すなわち、つる性植物栽培床の周囲に配して支柱が立設
され、この支柱に網棚の四周を張設しているので、つる
性植物のからみつく空間が大きく、巻きひげか1由にか
らみつき易く、つる性植物が重なり互いの生長を邪魔す
るということがない。
しかも、網棚はあらかじめ上下に亘って複数設配されて
いるので、つる性植物は自由に上方に伸びていくことが
でき、つる性植物が十分に生長し、収穫量の増大を図る
ことができる。
さらに、つる性植物栽培床の周囲に配して支柱が立設さ
れ、この支柱に上下に亘って複数段の網棚を張設してい
るので、栽培棚自身が横風に強い構造となってつる性植
物の立体的な栽培が可能となり、つる性植物用栽培棚と
して好適なものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の栽培形態を示す図、第2図は本考案に係
るつる性植物立体栽培棚の一実施例を示す斜視図、第3
図イ1口はそれぞれ第1図の一部を詳細に示す図、第4
図イないしへは第1図の栽培棚に使用される網ユニット
の各種形状を示す平面図、第5図イ9口及び第6図は同
じく網ユニツ1−の更に他の形状を示す斜視図及び側面
図、第7図は本考案の他の一実施例を示す栽培棚。 21・・・・・・支柱、23.24.25・・・・・・
網棚、A・・・・・・つる性植物。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. つる性植物栽培床の周囲に配して支柱が立設されると共
    に、前記つる性植物栽培床の上に、上下に亘って複数段
    の網棚が配され、該各網棚の四周を前記支柱に張設され
    てなるつる性植物用立体栽培棚。
JP10450579U 1979-07-27 1979-07-27 つる性植物用立体栽培棚 Expired JPS5917165Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10450579U JPS5917165Y2 (ja) 1979-07-27 1979-07-27 つる性植物用立体栽培棚

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10450579U JPS5917165Y2 (ja) 1979-07-27 1979-07-27 つる性植物用立体栽培棚

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5621932U JPS5621932U (ja) 1981-02-26
JPS5917165Y2 true JPS5917165Y2 (ja) 1984-05-19

Family

ID=29337189

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10450579U Expired JPS5917165Y2 (ja) 1979-07-27 1979-07-27 つる性植物用立体栽培棚

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Families Citing this family (6)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS585525A (ja) * 1981-06-30 1983-01-12 Matsushita Electric Ind Co Ltd 静圧流体スライド装置
JPS58185052U (ja) * 1982-06-01 1983-12-09 タキロン株式会社 メロン栽培用棚
JPS59659U (ja) * 1982-06-24 1984-01-05 タキロン株式会社 メロン栽培用棚
JPS62258035A (ja) * 1986-04-28 1987-11-10 積水樹脂株式会社 陳列用壁面構成用支柱の取付方法
JPH0337288Y2 (ja) * 1986-09-17 1991-08-07
JP6750496B2 (ja) * 2016-12-19 2020-09-02 三菱ケミカル株式会社 匍匐性カンゾウの育成方法

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JPS5621932U (ja) 1981-02-26

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