JPH0125623Y2 - - Google Patents

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JPH0125623Y2
JPH0125623Y2 JP3710883U JP3710883U JPH0125623Y2 JP H0125623 Y2 JPH0125623 Y2 JP H0125623Y2 JP 3710883 U JP3710883 U JP 3710883U JP 3710883 U JP3710883 U JP 3710883U JP H0125623 Y2 JPH0125623 Y2 JP H0125623Y2
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annular gap
annular
cage
cylindrical
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JP3710883U
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  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は流体(気体)をろ過するフイルタ装置
に関する。
流体通路途中に介装されるフイルタ装置は、内
部に多孔性のフイルタを備え、上流から運ばれて
くる懸濁粒状物あるいは浮遊微粒子等をふるいわ
けて、清浄な流体を下流に送るものである。
ところで、フイルタ装置の効率や耐用時間を増
すためには、フイルタの面積を大きくする必要が
あり、このフイルタ面積の増大にともないフイル
タ装置が大型化するという問題点があつた。
本考案はこのような問題点に着目して、限られ
たスペース内でフイルタ面積を大きく確保するフ
イルタ装置を提供することを目的とする。
第1図において、流体通路途中に介装されるフ
イルタ装置1のフイルタハウス2の内部には後で
詳しく述べるが同心円筒状のフイルタ3が配置さ
れる。このフイルタ3の間には開口側から挿入さ
れた多孔質材あるいは鋼状の材料からなるパイプ
4が同心円周上に配列され、各列がそれぞれパイ
プアツシー21,22,23,24,25,26
を構成する。そしてこれらパイプアツシー21〜
26は下端部を一列おきに高さを変えて着座させ
るベース5と、上端部を固定するフイルタケージ
6との間に挾み込まれ、このベース5とフイルタ
ケージ6とはストラツト7により連結される。
上記ベース5は十字型に連結されたU字形断面
をしたアングル材10,11と、このアングル材
10,11の上面に前記フイルタ3と同心円状に
固定されたL字形断面をしたリング部材12およ
びクランク形断面をしたリング部材13,14と
からなる。
第2図に示すように、各パイプ4はそれらを貫
通する環状のワイヤ(図示せず)を介して円筒状
に配列固定され、それぞれ段階的に直径を変えた
パイプアツシー21,22,23,24,25,
26を形成する。
ベース5のリング部材12,13,14上にパ
イプアツシー21〜26は着座し、一列おきのパ
イプアツシー21,23,25は一段高い位置に
配置される。
この高い位置のパイプアツシー21,23,2
5はフイルタ3の底部を介してリング部材12〜
14に着座するため、フイルタ3を保護するよう
にクツシヨンとしてスポンジ材12A,13A,
14Aがそれぞれ介装される。
フイルタケージ6は略L字形断面で環状に形成
された外周フランジ15と、蓋つき円筒状の内周
フランジ16と、このフランジ15と16を同心
的に連結固定するL字形断面のアングル17とか
らなる。
フイルタ3は、ポリエステル繊維からなるフイ
ルタ用の布地(以下、ろ布という。)を裁縫して
形成する。これは図示しないが、パイプアツシー
21〜25がつくる同心円筒状の空隙にはまるよ
うに段階的に大きさを変えて6枚の円筒状布3
Cを形成し、これら円筒状ろ布3Cはそれぞれ別
の環状布3Dを介して互に連結され、この環状
ろ布3Dがパイプアツシー21〜25のそれぞれ
の端部に当接して折返しの部分をなす。
フイルタ3の最外周部に当る開口端部3Aはロ
ープ27を介して折り返してフイルタケージ6の
フランジ15の外周に固定される。一方、最内周
部に当る開口端部3Bもロープ27を介して折り
返してフランジ16の外周に固定される。
前記ストラツト7は、中空円柱材の両端部にね
じ部7A,7Bを形成し、ベース5およびフイル
タケージ6にそれぞれにストラツト7を貫通させ
ボルト28を介して締付け固定する。
上記構成によれば、フイルタハウス2の上流部
2Aから送られてくる流体は、フイルタ3の最内
周部および最外周部や、ベース5の低い位置に着
座するパイプアツシー22,24の端部周辺を通
つて、フイルタ3を通過する。このとき、フイル
タ3は流体中に含まれる粒状物あるいは微粒子等
をふるいわけ、それらを含まない清浄な流体を下
流に透過させる。そして、流体が通過するのは、
フイルタ3の円筒状ろ布3Cの部分であるが、こ
の部分はパイプアツシー22〜26に支持されて
十分に大きな面積であるにもかかわらず、常に
布間に所定の間隔を保つことができる。したがつ
て多層の円筒状フイルタ3は全体としてはコンパ
クトな形状であつても、ろ過面積は非常に大きく
なる。
以上のように、本考案は、所定の環状空隙を空
けて同心円状に配置される多数の円筒状のろ布
と、前記環状空隙の一端と他端とが相反的に開放
した形状となるとなるように当該環状空隙の端部
に縫製される環状のろ布とからなる折返し構造の
フイルタを設け、前記環状空隙に介在させた多孔
状パイプからなるパイプアツシーによりフイルタ
を保持する構造としたので、限られた空間でフイ
ルタ総面積を最大限に確保することができ、フイ
ルタ装置の効率および耐用時間を向上させること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す側断面図、第2
図は同じくその横断面図である。 1……フイルタ装置、2……フイルタハウス、
3……フイルタ、4……パイプ、5……ベース、
6……フイルタケージ、7……ストラツト、21
〜26……パイプアツシー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 所定の環状空隙を空けて同心円状に配置される
    多数の円筒状のろ布と、前記環状空隙の一端と他
    端とが相反的に開放した形状となるとなるように
    当該環状空隙の端部に縫製される環状のろ布とか
    らなる折返し構造のフイルタを備えると共に、多
    孔質材あるいは網状の材料からなる複数のパイプ
    を前記環状空隙の直径に対応して円筒状に配列し
    た複数のパイプアツシーを当該空隙に順次充填
    し、これらパイプアツシーの上流側端部と下流側
    端部とをベースとフイルタケージとの間で挟持
    し、これらをフイルタハウスの内部に収装し、か
    つフイルタの最内周と最外周とを閉塞する環状の
    フランジをフイルタケージに設けた構造を有する
    ことを特徴とするフイルタ装置。
JP3710883U 1983-03-15 1983-03-15 フイルタ装置 Granted JPS59142022U (ja)

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JP3710883U JPS59142022U (ja) 1983-03-15 1983-03-15 フイルタ装置

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JP3710883U JPS59142022U (ja) 1983-03-15 1983-03-15 フイルタ装置

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Publication Number Publication Date
JPS59142022U JPS59142022U (ja) 1984-09-22
JPH0125623Y2 true JPH0125623Y2 (ja) 1989-08-01

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ID=30167780

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JP3710883U Granted JPS59142022U (ja) 1983-03-15 1983-03-15 フイルタ装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3468282B2 (ja) * 1999-02-09 2003-11-17 株式会社ジェイ・セブン 医療器具用ガスフィルター

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JPS59142022U (ja) 1984-09-22

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