JPH01255742A - 歯車式変速機の変速装置 - Google Patents
歯車式変速機の変速装置Info
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- JPH01255742A JPH01255742A JP63081830A JP8183088A JPH01255742A JP H01255742 A JPH01255742 A JP H01255742A JP 63081830 A JP63081830 A JP 63081830A JP 8183088 A JP8183088 A JP 8183088A JP H01255742 A JPH01255742 A JP H01255742A
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- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 title claims abstract description 41
- 230000033001 locomotion Effects 0.000 claims description 12
- 230000007935 neutral effect Effects 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 230000009347 mechanical transmission Effects 0.000 description 3
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 3
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 1
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 1
- 230000016507 interphase Effects 0.000 description 1
- 239000004575 stone Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Gear-Shifting Mechanisms (AREA)
- Control Of Transmission Device (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、車両に搭載される歯車式変速機の変速装置に
関するものである。
関するものである。
一般に、車両、特に乗用車に搭載される歯車式変速ぼに
おいては、車室内に臨むシフトレバ−の操作により、シ
フトフォークが固定された所定のシフトロッドを選択(
セレクト)し、そのシフトロッドのシフト動作を行うと
いった形式が採られている。
おいては、車室内に臨むシフトレバ−の操作により、シ
フトフォークが固定された所定のシフトロッドを選択(
セレクト)し、そのシフトロッドのシフト動作を行うと
いった形式が採られている。
この場合、FR車に搭載されるものについては、上記シ
フトレバ−の作動を比較的短いコントロールロンドのみ
によって直接シフトロッドに伝達することができるが、
FF車の場合には、上記変速tIの搭載位置の関係から
、シフトレバ−の動きを上記のようなロッドのみで伝達
することは困難であり、一般にはケーブル等の1械的な
伝達機構によって遠隔操作により上記シフトロッドをシ
フト動作させる6m造が用いられている。すなわち、こ
のようにFF車等に搭載される変速機については、シフ
トロッドのセレクト動作とシフト動作の双方を遠隔操作
により行わなければならず、このため、上記伝達1M4
が複雑となる問題点を有していた。
フトレバ−の作動を比較的短いコントロールロンドのみ
によって直接シフトロッドに伝達することができるが、
FF車の場合には、上記変速tIの搭載位置の関係から
、シフトレバ−の動きを上記のようなロッドのみで伝達
することは困難であり、一般にはケーブル等の1械的な
伝達機構によって遠隔操作により上記シフトロッドをシ
フト動作させる6m造が用いられている。すなわち、こ
のようにFF車等に搭載される変速機については、シフ
トロッドのセレクト動作とシフト動作の双方を遠隔操作
により行わなければならず、このため、上記伝達1M4
が複雑となる問題点を有していた。
このような問題点を解決する手段としては、例えば特開
昭58−191354号公報に示されるものが挙げられ
る。ここに示される装置は、複数本のシフトロッドの中
から所定のシフトロッドを選択するセレクト動作と、選
択したシフトロッドを軸方向に移動させるシフト動作と
を行うスイングレバーを備えるとともに、このスイング
レバーの動作のうち、シフト動作についてはモータによ
り駆動し、セレクト動作についてはソレノイドで駆動す
るようにしたものが示されている。このよような構造に
よれば、両動作を機械的な伝達手段で行う構造に比べ、
複雑な機構を必要としない簡略化された構造により行う
ことができる。
昭58−191354号公報に示されるものが挙げられ
る。ここに示される装置は、複数本のシフトロッドの中
から所定のシフトロッドを選択するセレクト動作と、選
択したシフトロッドを軸方向に移動させるシフト動作と
を行うスイングレバーを備えるとともに、このスイング
レバーの動作のうち、シフト動作についてはモータによ
り駆動し、セレクト動作についてはソレノイドで駆動す
るようにしたものが示されている。このよような構造に
よれば、両動作を機械的な伝達手段で行う構造に比べ、
複雑な機構を必要としない簡略化された構造により行う
ことができる。
上記装置の場合、〃いに操作方向の異なるシフト動作お
よびセレクト動作の双方を電気的な手段で行うようにし
て′いるので、両者の動作を組合わせた制御が複雑とな
り、またコスト高となる不都合がある。さらに、モータ
を用いてシフト動作を行わせるために、回転運動を直線
運動に変換する1構が必要となり、プッシュプルケーブ
ル等を用いて遠隔操作を行う構造に比べ、却って駆動v
A構が複雑化する面がある。
よびセレクト動作の双方を電気的な手段で行うようにし
て′いるので、両者の動作を組合わせた制御が複雑とな
り、またコスト高となる不都合がある。さらに、モータ
を用いてシフト動作を行わせるために、回転運動を直線
運動に変換する1構が必要となり、プッシュプルケーブ
ル等を用いて遠隔操作を行う構造に比べ、却って駆動v
A構が複雑化する面がある。
また上記′IA置の場合、セレクト動作を行うためのソ
レノイドは、スイングレバーの支軸の両端に配置され、
このソレノイドのオンオフにより上記支軸をその軸方向
に移動させる構造となっているが、このように上記支軸
の両端にソレノイドを配置すると、変速装置の長手方向
の寸法が大きくなり、エンジンと干渉するなどの配石上
の不都合が乍しる。
レノイドは、スイングレバーの支軸の両端に配置され、
このソレノイドのオンオフにより上記支軸をその軸方向
に移動させる構造となっているが、このように上記支軸
の両端にソレノイドを配置すると、変速装置の長手方向
の寸法が大きくなり、エンジンと干渉するなどの配石上
の不都合が乍しる。
本発明はこのような事情に鑑み、シフトロッドのシフト
動作およびセレクト動作を簡素な構造で行うことができ
、しかも、ソレノイドを有効な位置に配置することによ
り、特に変速装置の長手方向のコンパクト化を図ること
ができる歯車式変速(]の変速装置を提供することを目
的とする。
動作およびセレクト動作を簡素な構造で行うことができ
、しかも、ソレノイドを有効な位置に配置することによ
り、特に変速装置の長手方向のコンパクト化を図ること
ができる歯車式変速(]の変速装置を提供することを目
的とする。
本発明は、シフトフォークが固定され、軸方向に移動可
能に構成された複数本のシフトロッドと、これらのシフ
トロッドの中から特定のシフトロッドを選択するセレク
ト動作および選択したシフトロッドをその軸方向に移動
させるシフト動作を行うシフトアンドセレクトレバ〜と
を備えた歯車式変速櫟の変速装置において、このシフト
アンドセレクトレバーを、上記複数本のシフトロッドと
直交する方向に延びる支軸に、その軸を中心として回転
可能かつ同軸方向に移動可能に支持するとともに、シフ
トレバ−のシフト方向の動作を上記シフトアンドセレク
トレバーに直接伝達し、このシフトアンドセレクトレバ
ーを回転方向に移動させてシフト動作を行わせる伝達機
構と、上記シフトロッドの軸方向に沿って配設され、同
方向に出没作動する出没部材を有するソレノイドと、こ
の出没部材の出没動作を上記シフトアンドセレクトレバ
ーに伝達し、同レバーを上記支軸と同軸方向に移動させ
てセレクト動作を行わせる中間機構゛と、上記シフトレ
バ−のセレクト方向の動作に応じて上記ソレノイドを通
電させる通電手段とを備えたものである。
能に構成された複数本のシフトロッドと、これらのシフ
トロッドの中から特定のシフトロッドを選択するセレク
ト動作および選択したシフトロッドをその軸方向に移動
させるシフト動作を行うシフトアンドセレクトレバ〜と
を備えた歯車式変速櫟の変速装置において、このシフト
アンドセレクトレバーを、上記複数本のシフトロッドと
直交する方向に延びる支軸に、その軸を中心として回転
可能かつ同軸方向に移動可能に支持するとともに、シフ
トレバ−のシフト方向の動作を上記シフトアンドセレク
トレバーに直接伝達し、このシフトアンドセレクトレバ
ーを回転方向に移動させてシフト動作を行わせる伝達機
構と、上記シフトロッドの軸方向に沿って配設され、同
方向に出没作動する出没部材を有するソレノイドと、こ
の出没部材の出没動作を上記シフトアンドセレクトレバ
ーに伝達し、同レバーを上記支軸と同軸方向に移動させ
てセレクト動作を行わせる中間機構゛と、上記シフトレ
バ−のセレクト方向の動作に応じて上記ソレノイドを通
電させる通電手段とを備えたものである。
(作 用)
上記構成において、シフトレバ−がセレクト方向に操作
されると、通電手段によりソレノイドが通電状態とされ
、このソレノイドの出没部材の動作が中間F!!1構を
介してシフトアンドセレクトレバーに伝達される。これ
によって、大きな駆動力を必要としないシフトアンドセ
レクトレバーのセレクト動作が行われ、所定のシフトロ
ッドが選択される。また、シフトレバ−がシフト方向に
操作されると、その動作は伝達機構を介して直接シフト
アンドセレクトレバーに伝達され、これにより比較的大
きな駆動力を要するシフトロッドのシフト動作が行われ
る。すなわち両動作の制御はそれぞれ別個の独立した手
段で行われることとなる。
されると、通電手段によりソレノイドが通電状態とされ
、このソレノイドの出没部材の動作が中間F!!1構を
介してシフトアンドセレクトレバーに伝達される。これ
によって、大きな駆動力を必要としないシフトアンドセ
レクトレバーのセレクト動作が行われ、所定のシフトロ
ッドが選択される。また、シフトレバ−がシフト方向に
操作されると、その動作は伝達機構を介して直接シフト
アンドセレクトレバーに伝達され、これにより比較的大
きな駆動力を要するシフトロッドのシフト動作が行われ
る。すなわち両動作の制御はそれぞれ別個の独立した手
段で行われることとなる。
しかも、上記ソレノイドはシフトロッドの軸方向に沿っ
て配置されているため、有効なスペース利用を図ること
ができ、変速装置の長手方向や高さ方向の寸法にも影響
を与えない。
て配置されているため、有効なスペース利用を図ること
ができ、変速装置の長手方向や高さ方向の寸法にも影響
を与えない。
(実施例)
本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図および第2図に示される歯車式変速機は、エンジ
ンEの後端部に固定され、クラッチ部Cおよび歯車部H
とを有するとともに、Uいに同軸方向に延びるメインシ
ャフト1およびカウンタシャフト2を備え、歯車式変速
機■に入力された回転力がカウンタシャフト2および所
定の歯車機構を介してメインシャフト1に伝達され、出
力されるようになっている。
ンEの後端部に固定され、クラッチ部Cおよび歯車部H
とを有するとともに、Uいに同軸方向に延びるメインシ
ャフト1およびカウンタシャフト2を備え、歯車式変速
機■に入力された回転力がカウンタシャフト2および所
定の歯車機構を介してメインシャフト1に伝達され、出
力されるようになっている。
さらに、この歯車式変速機V内には、上記シャフト1,
2と同軸方向に延びる3本のシフトロッド31〜33(
後記第5図参照)が軸方向に移動可能に支持されている
。各シフトロッド31〜33にはシフトフォークが固定
されており、選択された所定のシフトロッドが、上記シ
フトフォークとともにその軸方向(シフト方向)に移動
することによって、カウンタシャツ1−2の駆動をメイ
ンシャフト1に伝達するための適切な歯車機構が選択さ
れるようになっている。
2と同軸方向に延びる3本のシフトロッド31〜33(
後記第5図参照)が軸方向に移動可能に支持されている
。各シフトロッド31〜33にはシフトフォークが固定
されており、選択された所定のシフトロッドが、上記シ
フトフォークとともにその軸方向(シフト方向)に移動
することによって、カウンタシャツ1−2の駆動をメイ
ンシャフト1に伝達するための適切な歯車機構が選択さ
れるようになっている。
第3図〜第5図は、上記シフトロッド31〜33の中か
ら所定のシフトロッドを選択し、シフト方向に移動させ
るための変速装置を示したものである。この変速装置は
、上記3本のシフトロッド31〜33を支持するハウジ
ング4を有するとともに、このハウジング4に、上記シ
フトロッド31〜33と直交する方向に延びる支軸5が
支持されている。この支軸5は、その軸方向に移動可能
、かつ回転可能に支持されており、この支軸5の外周面
上に、シフトアンドセレクトレバー6が一体に固定され
ている。すなわち、このシフトアンドセレクトレバー6
は、支軸5と同軸方向に移動可能で、かつ支軸5を中心
に回転可能となっている。
ら所定のシフトロッドを選択し、シフト方向に移動させ
るための変速装置を示したものである。この変速装置は
、上記3本のシフトロッド31〜33を支持するハウジ
ング4を有するとともに、このハウジング4に、上記シ
フトロッド31〜33と直交する方向に延びる支軸5が
支持されている。この支軸5は、その軸方向に移動可能
、かつ回転可能に支持されており、この支軸5の外周面
上に、シフトアンドセレクトレバー6が一体に固定され
ている。すなわち、このシフトアンドセレクトレバー6
は、支軸5と同軸方向に移動可能で、かつ支軸5を中心
に回転可能となっている。
なお、図面簡略化のため、第4図においては中央のシフ
トロッド32のみが示されている。
トロッド32のみが示されている。
上記シフトアンドセレクトレバー6は、上記支軸5に嵌
合固定される筒部61と、この筒部61から上記シフト
ロッド31〜33に向かって延びるレバ一部62とから
なり、上記筒部61の上面には後述のようなフォーク状
の嵌合部63が設けられている。これに対し、各シフト
ロッド31〜33には、上記レバ一部62の先端部62
aと嵌合可能な形状の嵌合部材31a〜33aが固定さ
れており、上記筒部61の回転により、上記先端部62
aが各嵌合部材31a〜33aのいずれかに選択的に嵌
合するようになっている。
合固定される筒部61と、この筒部61から上記シフト
ロッド31〜33に向かって延びるレバ一部62とから
なり、上記筒部61の上面には後述のようなフォーク状
の嵌合部63が設けられている。これに対し、各シフト
ロッド31〜33には、上記レバ一部62の先端部62
aと嵌合可能な形状の嵌合部材31a〜33aが固定さ
れており、上記筒部61の回転により、上記先端部62
aが各嵌合部材31a〜33aのいずれかに選択的に嵌
合するようになっている。
さらに、嵌合部材31a〜33aのうち例として嵌合部
材32aについて詳述すると、この嵌合部材32aには
、メインシャフト1上に回転自在に支承された3速歯車
70と4速歯車71とを選択的に切換える3−4速用間
期装置72を操作するフォーク部(シフトフォーク)3
2bが設けられており、上記シフトロッド32に伝達さ
れるシフトアンドセレクトレバー6のシフト動作により
、3速および4速の切換を行うように構成されている。
材32aについて詳述すると、この嵌合部材32aには
、メインシャフト1上に回転自在に支承された3速歯車
70と4速歯車71とを選択的に切換える3−4速用間
期装置72を操作するフォーク部(シフトフォーク)3
2bが設けられており、上記シフトロッド32に伝達さ
れるシフトアンドセレクトレバー6のシフト動作により
、3速および4速の切換を行うように構成されている。
同様に、嵌合部材31にも図外のフォーク部(シフトフ
ォーク)が設けられ、嵌合部材33にもフォーク部(シ
フトフォーク)33bが設けられている。
ォーク)が設けられ、嵌合部材33にもフォーク部(シ
フトフォーク)33bが設けられている。
このような装置において、まず、シフト動作を行うため
の機構について説明する。上記ハウジング4の土壁内に
は、その高さ方向(第4図および第5図の上下方向)に
延びる垂直軸9が回転可能に支持されている。この垂直
軸9の下端には、上記支軸5とほぼ同方向に延びるレバ
ー10が一体に固定されており、このレバー10の先端
部に、上記シフトアンドセレクトレバー6の嵌合部63
に嵌合する嵌合部材25が固定されている。この嵌合部
材25は、上記嵌合部63内において支軸5と同軸方向
に対してのみ移動可能となっている。
の機構について説明する。上記ハウジング4の土壁内に
は、その高さ方向(第4図および第5図の上下方向)に
延びる垂直軸9が回転可能に支持されている。この垂直
軸9の下端には、上記支軸5とほぼ同方向に延びるレバ
ー10が一体に固定されており、このレバー10の先端
部に、上記シフトアンドセレクトレバー6の嵌合部63
に嵌合する嵌合部材25が固定されている。この嵌合部
材25は、上記嵌合部63内において支軸5と同軸方向
に対してのみ移動可能となっている。
これに対し、垂直軸9の上端はハウジング4の外部に臨
んでおり、この部分にレバー11が固定されている。こ
のレバー11の先端部は、プッシュプルケーブル12を
介して、中室内に設けられているシフトレバ−13に連
結されており(上記第1図参照)、このシフトレバ−1
3がシフト方向に操作されることにより、その移動が上
記プッシュプルケーブル12を介してレバー11に伝達
され、このレバー11および上記垂直軸9が回転するよ
うになっている。この垂直軸9の回転に伴って、一体に
固定されたレバー10、およびその先端部における嵌合
部材25が一体に回転し、この嵌合部材25と嵌合して
いるシフトアンドセレクトレバー6が支軸5と一体に回
転する。このシフトアンドセレクトレバー6の回転によ
り、そのレバ一部62と嵌合しているシフトロッド(選
択されたシフトロッド)が一体に軸方向(シフト方向)
に移動する。すなわち、上記垂直軸9、レバーio、i
1、プッシュプルケーブル12、および嵌合部材25に
よって、シフトレバ−13のシフト方向の移動を各シフ
トロッド31〜33に直接伝達する伝達機構14が構成
されている。
んでおり、この部分にレバー11が固定されている。こ
のレバー11の先端部は、プッシュプルケーブル12を
介して、中室内に設けられているシフトレバ−13に連
結されており(上記第1図参照)、このシフトレバ−1
3がシフト方向に操作されることにより、その移動が上
記プッシュプルケーブル12を介してレバー11に伝達
され、このレバー11および上記垂直軸9が回転するよ
うになっている。この垂直軸9の回転に伴って、一体に
固定されたレバー10、およびその先端部における嵌合
部材25が一体に回転し、この嵌合部材25と嵌合して
いるシフトアンドセレクトレバー6が支軸5と一体に回
転する。このシフトアンドセレクトレバー6の回転によ
り、そのレバ一部62と嵌合しているシフトロッド(選
択されたシフトロッド)が一体に軸方向(シフト方向)
に移動する。すなわち、上記垂直軸9、レバーio、i
1、プッシュプルケーブル12、および嵌合部材25に
よって、シフトレバ−13のシフト方向の移動を各シフ
トロッド31〜33に直接伝達する伝達機構14が構成
されている。
一方、各シフトロッド31〜33の周面上の所定箇所に
は3つの位置決め孔3a〜3cが連続して形成されてお
り、これに対してハウジング4には、上記位置決め孔3
a〜3cのいずれかに嵌合する剛球7、およびこの剛球
7をシフトロッド31〜33側に押付けるスプリング8
からなる位置決め装置が内設されている。従って、上記
のようにして軸方向に駆動されるシフトロッド31〜3
3の位置は、その位置決め孔3a〜3Cに対応する3つ
の位置から選択される。
は3つの位置決め孔3a〜3cが連続して形成されてお
り、これに対してハウジング4には、上記位置決め孔3
a〜3cのいずれかに嵌合する剛球7、およびこの剛球
7をシフトロッド31〜33側に押付けるスプリング8
からなる位置決め装置が内設されている。従って、上記
のようにして軸方向に駆動されるシフトロッド31〜3
3の位置は、その位置決め孔3a〜3Cに対応する3つ
の位置から選択される。
次に、セレクト動作を行うためのぼ構について説明する
。上記ハウジング4の外部には、上記シフトロッド31
〜33の軸方向に沿った状態で2つのソレノイド15.
16が並列に配置されている。両ソレノイド15.16
は、それぞれ上記軸方向に出没可能なロッド(出没部材
)15a、16aを有するとともに、通電された状態で
上記ロッド15a、16aを突出方向に駆動するように
構成されている。
。上記ハウジング4の外部には、上記シフトロッド31
〜33の軸方向に沿った状態で2つのソレノイド15.
16が並列に配置されている。両ソレノイド15.16
は、それぞれ上記軸方向に出没可能なロッド(出没部材
)15a、16aを有するとともに、通電された状態で
上記ロッド15a、16aを突出方向に駆動するように
構成されている。
そして、これらのソレノイド15.16と、上記シフト
アンドセレクトレバー6の間に、上記ロッド15a、1
6aの作動をシフトアンドセレクトレバー6に伝達する
中間機構21が設けられている。この中間機構21は、
垂直@22、回動部材23、およびレバー24により構
成されている。
アンドセレクトレバー6の間に、上記ロッド15a、1
6aの作動をシフトアンドセレクトレバー6に伝達する
中間機構21が設けられている。この中間機構21は、
垂直@22、回動部材23、およびレバー24により構
成されている。
上記垂直軸22は、ハウジング4の高さ方向に延び、こ
のハウジング4内において回転可能に支持されている。
のハウジング4内において回転可能に支持されている。
上記回動部材23は、この垂直軸22の上端部に一体に
固定されており、その両端に上記ソレノイド15.16
のロッド15a、16aの先端部が連結されている。こ
れに対し、上記レバー24は上記垂直軸22の下端部に
固定されており、その先端部24aが、上記シフトアン
ドセレクトレバー6の筒部61に形成された嵌合溝61
a1%:v!合されている。
固定されており、その両端に上記ソレノイド15.16
のロッド15a、16aの先端部が連結されている。こ
れに対し、上記レバー24は上記垂直軸22の下端部に
固定されており、その先端部24aが、上記シフトアン
ドセレクトレバー6の筒部61に形成された嵌合溝61
a1%:v!合されている。
一方、第5図において、シフトアンドセレクトレバー6
の左右両側部と、ハウジング4の内壁との間には圧縮ば
ね26.27がそれぞれ介設されており、これらの弾性
力により、シフトアンドセレクトレバー6は外力が加え
られない状態で第5図の実線の□位置、すなわち中央の
シフトロッド32に嵌合する位置に保持されるようにな
っている。
の左右両側部と、ハウジング4の内壁との間には圧縮ば
ね26.27がそれぞれ介設されており、これらの弾性
力により、シフトアンドセレクトレバー6は外力が加え
られない状態で第5図の実線の□位置、すなわち中央の
シフトロッド32に嵌合する位置に保持されるようにな
っている。
このような構造において、上述のように、シフトアンド
セレクトレバー6は左右両側からスプリング26.27
により弾性力を受けているため、両ソレノイド15.1
6がともにオフの場合には、シフトアンドセレクトレバ
ー6は第5図の実線の位置にあり、そのレバ一部62の
先端部62aは中央のシフトロッド32の嵌合部材32
aに嵌合した状態となる。このとき、回動部材23は第
3図に示されるような状態にある。
セレクトレバー6は左右両側からスプリング26.27
により弾性力を受けているため、両ソレノイド15.1
6がともにオフの場合には、シフトアンドセレクトレバ
ー6は第5図の実線の位置にあり、そのレバ一部62の
先端部62aは中央のシフトロッド32の嵌合部材32
aに嵌合した状態となる。このとき、回動部材23は第
3図に示されるような状態にある。
これに対し、ソレノイド15が通電状態とされると、そ
のロッド15aがロッド16aよりも大きな力で突出方
向に駆動されるので、これによって回動部材23、垂直
軸22、およびレバー24が一体に第3図の反時計回り
の方向に回転し、上記レバー24の先端部24aが嵌合
されているシフl−アンドセレクトレバー6は支軸5と
ともに上記スプリング26の反発力に抗して軸方向(第
5図左方向)に一体に平行移動し、レバ一部62がシフ
トロッド31の嵌合部材31aに嵌合される。
のロッド15aがロッド16aよりも大きな力で突出方
向に駆動されるので、これによって回動部材23、垂直
軸22、およびレバー24が一体に第3図の反時計回り
の方向に回転し、上記レバー24の先端部24aが嵌合
されているシフl−アンドセレクトレバー6は支軸5と
ともに上記スプリング26の反発力に抗して軸方向(第
5図左方向)に一体に平行移動し、レバ一部62がシフ
トロッド31の嵌合部材31aに嵌合される。
逆に、ソレノイド16が通電状態とされた場合には、上
記回動部材23、垂直軸22、およびレバー24は上記
と反対方向に回転し、これによって上記シフトアンドセ
レクトレバー6のレバ一部62はシフトロッド33の嵌
合部材33aに嵌合される。すなわち、オンオフされる
両ソレノイド15.16のロッド15a、16aが中間
線溝17を介してシフトアンドセレクトレバー6に伝達
されることにより、所定のシフトロッドのセレクト動作
が行われる。
記回動部材23、垂直軸22、およびレバー24は上記
と反対方向に回転し、これによって上記シフトアンドセ
レクトレバー6のレバ一部62はシフトロッド33の嵌
合部材33aに嵌合される。すなわち、オンオフされる
両ソレノイド15.16のロッド15a、16aが中間
線溝17を介してシフトアンドセレクトレバー6に伝達
されることにより、所定のシフトロッドのセレクト動作
が行われる。
なお、上記支軸5の一端部周面には位置決め孔5aが形
成される一方、この端部周面に臨むハウジング4の内壁
部分には、剛球28、およびこの剛球28を支軸5側に
押付けるスプリング2つが内設されており、上記剛球2
8が上記位置決め孔5aに嵌合することによって、両ソ
レノイド15゜16がオフである時の支軸5およびシフ
トアンドセレクトレバー6の位置決めが行われるように
なっている。
成される一方、この端部周面に臨むハウジング4の内壁
部分には、剛球28、およびこの剛球28を支軸5側に
押付けるスプリング2つが内設されており、上記剛球2
8が上記位置決め孔5aに嵌合することによって、両ソ
レノイド15゜16がオフである時の支軸5およびシフ
トアンドセレクトレバー6の位置決めが行われるように
なっている。
次に、これらのソレノイド15.16の通電手段を説明
する。この実施例では、第1図に示されるようなシフト
パターンが採用されており、図においてシフトレバ−1
3の左右方向の移動がセレクト動作に対応し、上下方向
の移動がシフト動作に対応する。具体的には、1速およ
び2速の位置がシフトロッド31に、3速および4速の
位置がシフトロッド32に、5速および後進の位置がシ
フトロッド33にそれぞれ対応し、各シフトロッド31
〜33の中央の位置決め孔3bが剛球7と係合した状態
がニュートラル状態とされる。
する。この実施例では、第1図に示されるようなシフト
パターンが採用されており、図においてシフトレバ−1
3の左右方向の移動がセレクト動作に対応し、上下方向
の移動がシフト動作に対応する。具体的には、1速およ
び2速の位置がシフトロッド31に、3速および4速の
位置がシフトロッド32に、5速および後進の位置がシ
フトロッド33にそれぞれ対応し、各シフトロッド31
〜33の中央の位置決め孔3bが剛球7と係合した状態
がニュートラル状態とされる。
このようなパターンを有する操作部において、1速の位
置から2速の位置まで亘る領域17と、5速の位置から
後進の位置まで亘る領域18とに、それぞれ上記ソレノ
イド15.16に通じる接続端子が配設されている。こ
れに対して上記シフトレバ−13側には、上記接続#f
に接触可能な端子が設けられており、この端子に所定の
直流電源19が接続されている。従って、シフトレバ−
13が領域17内にある状態では、この領域17内の端
子とシフトレバ−13の端子とが互いに接触することに
より電源1つの電圧がソレノイド15に印加されて、ソ
レノイド15が通電状態となり、シフトレバ−13が領
FIIis内にある状態では、上記電源19の電圧がソ
レノイド16に印加され、ソレノイド16が通電状態と
なる。
置から2速の位置まで亘る領域17と、5速の位置から
後進の位置まで亘る領域18とに、それぞれ上記ソレノ
イド15.16に通じる接続端子が配設されている。こ
れに対して上記シフトレバ−13側には、上記接続#f
に接触可能な端子が設けられており、この端子に所定の
直流電源19が接続されている。従って、シフトレバ−
13が領域17内にある状態では、この領域17内の端
子とシフトレバ−13の端子とが互いに接触することに
より電源1つの電圧がソレノイド15に印加されて、ソ
レノイド15が通電状態となり、シフトレバ−13が領
FIIis内にある状態では、上記電源19の電圧がソ
レノイド16に印加され、ソレノイド16が通電状態と
なる。
次に、この装置の作用を説明する。ここでは例として、
シフトレバ−13を中央のニュートラル位置(3速と4
速の間の位置)から、1速の位置まで移動操作させると
きの作用について説明する。
シフトレバ−13を中央のニュートラル位置(3速と4
速の間の位置)から、1速の位置まで移動操作させると
きの作用について説明する。
まず、シフトレバ−13が中央のニュートラル位置にあ
る状態では、ソレノイド15.16は双方とも通電状態
となっておらず、従って、両スプリング26.27の弾
性力を受けるシフトアンドセレクトレバー6は第5図の
実線の位置にあり、そのレバ一部62の先端部62aは
中央のシフトロッド32の嵌合部材32aに嵌合されて
いる。
る状態では、ソレノイド15.16は双方とも通電状態
となっておらず、従って、両スプリング26.27の弾
性力を受けるシフトアンドセレクトレバー6は第5図の
実線の位置にあり、そのレバ一部62の先端部62aは
中央のシフトロッド32の嵌合部材32aに嵌合されて
いる。
このどき、回動部材23および垂直軸22は第3図の位
置にある。また、垂直軸9に固定されたレバー11は第
3図の実線の位置にあり、各シフトロッド31〜33は
、その3つの位置決め孔3a〜3Cのうち中央の位置決
め孔3bに剛球7が嵌合された状態となっている。
置にある。また、垂直軸9に固定されたレバー11は第
3図の実線の位置にあり、各シフトロッド31〜33は
、その3つの位置決め孔3a〜3Cのうち中央の位置決
め孔3bに剛球7が嵌合された状態となっている。
この状態から、シフトレバ−13を操作して左方のニュ
ートラル位置(1速と2速の間の位置)に移動させると
、シフトレバ−13側の端子と、領域17内に設けられ
た端子とが接触し、これによってソレノイド15が通電
状態となる。このため、ソレノイド15のロッド15a
がソレノイド16のロッド16aよりも大きく突出して
回動部材23、垂直軸22、およびレバー24は一体に
第3図の反時計回りの方向に回転し、これにより上記レ
バー24と嵌合するシフトアンドセレクトレバー6が支
軸5とともにスプリング26の弾性力に抗して平行移動
し、そのレバ一部62の先端部62aがシフトロッド3
1の嵌合部材31aと嵌合する。
ートラル位置(1速と2速の間の位置)に移動させると
、シフトレバ−13側の端子と、領域17内に設けられ
た端子とが接触し、これによってソレノイド15が通電
状態となる。このため、ソレノイド15のロッド15a
がソレノイド16のロッド16aよりも大きく突出して
回動部材23、垂直軸22、およびレバー24は一体に
第3図の反時計回りの方向に回転し、これにより上記レ
バー24と嵌合するシフトアンドセレクトレバー6が支
軸5とともにスプリング26の弾性力に抗して平行移動
し、そのレバ一部62の先端部62aがシフトロッド3
1の嵌合部材31aと嵌合する。
さらに、この状態からシフトレバ−13を1速の位置ま
で移動させると、その移動がプッシュプルケーブル12
を介してレバー11に伝達され、レバー11は第3図の
下方向に回転する。これに伴い、垂直軸9およびレバー
10が一体に回転してシフトアンドセレクトレバー6が
第4図右側の二点IIの位置まで回転し、これによりシ
フトロッド31が第4図の右方向にスライド移動(シフ
ト動作)して、その位置決め孔3a〜3Cのうち、第4
図左側の位置決め孔3aに剛球7が嵌合される。このシ
フトロッド31の移動に伴い、そのフォーク部も一体に
移動し、その作用により変速機Vがニュートラル状態か
ら1速の状態に切換えられる。
で移動させると、その移動がプッシュプルケーブル12
を介してレバー11に伝達され、レバー11は第3図の
下方向に回転する。これに伴い、垂直軸9およびレバー
10が一体に回転してシフトアンドセレクトレバー6が
第4図右側の二点IIの位置まで回転し、これによりシ
フトロッド31が第4図の右方向にスライド移動(シフ
ト動作)して、その位置決め孔3a〜3Cのうち、第4
図左側の位置決め孔3aに剛球7が嵌合される。このシ
フトロッド31の移動に伴い、そのフォーク部も一体に
移動し、その作用により変速機Vがニュートラル状態か
ら1速の状態に切換えられる。
また、3速および4速を選択した場合には、両ソレノイ
ド15.16が非通電状態となるため、上記と同様の作
用により中央のシフトロッド32が選択され、5速およ
び後進の位置が選択された場合には、ソレノイド16が
通電状態となってシフトロッド33が選択されることと
なる。
ド15.16が非通電状態となるため、上記と同様の作
用により中央のシフトロッド32が選択され、5速およ
び後進の位置が選択された場合には、ソレノイド16が
通電状態となってシフトロッド33が選択されることと
なる。
以上のように、この装置では、比較的大きな駆動力を要
するシフト動作については、従来と同様の闘滅的な伝達
機構14によって遠隔操作を行う一方、大きな駆動力を
必要としないセレクト動作については、ソレノイド15
.16による電気的な手段によって遠隔操作を行うよう
にしている。
するシフト動作については、従来と同様の闘滅的な伝達
機構14によって遠隔操作を行う一方、大きな駆動力を
必要としないセレクト動作については、ソレノイド15
.16による電気的な手段によって遠隔操作を行うよう
にしている。
すなわら、セレクト動作およびシフト動作をそれぞれ独
立した構造によってコントロールするようにしており、
セレクト動作についてはソレノイドの通電制御のみを行
えばよく、シフト動作はプッシュプルケーブル12の連
結による間中な構造で行うことができるので、従来のよ
うに双方の動作を機械的な手段で行うものや、双方の動
作を電気的な手段で駆動制御するものに比べ、低コスト
を図りながら変速装置の簡略化を果すことができる。
立した構造によってコントロールするようにしており、
セレクト動作についてはソレノイドの通電制御のみを行
えばよく、シフト動作はプッシュプルケーブル12の連
結による間中な構造で行うことができるので、従来のよ
うに双方の動作を機械的な手段で行うものや、双方の動
作を電気的な手段で駆動制御するものに比べ、低コスト
を図りながら変速装置の簡略化を果すことができる。
しかも、ソレノイド15.16のロッド15a。
16aの作動をシフトアンドセレクトレバー6に伝達す
る中間機構21を設けることによって、従来のように両
ソレノイド15.16を支軸5の両端に配置するのでは
なく、一方向に延びるシフトロッド31〜33と同軸方
向に配置することを可能としているため、シフトロッド
31〜33上方のスペースを有効に利用した配置を行う
ことができる。特に、変速装置の長手方向のコンパクト
化を実現化することができ、これによってエンジンとの
干渉等の不都合を解消する効果を得ることができる。
る中間機構21を設けることによって、従来のように両
ソレノイド15.16を支軸5の両端に配置するのでは
なく、一方向に延びるシフトロッド31〜33と同軸方
向に配置することを可能としているため、シフトロッド
31〜33上方のスペースを有効に利用した配置を行う
ことができる。特に、変速装置の長手方向のコンパクト
化を実現化することができ、これによってエンジンとの
干渉等の不都合を解消する効果を得ることができる。
また、両ソレノイド15.16をシフトアンドセレクト
レバー6の上方に配置する構造の場合には、ラジェータ
シュラウド等と干渉する可能性があるため、このような
構造と比較しても、配置上非常に有利である。さらに、
従来のように2つのソレノイドを軸の両端に直列状態で
配置するのではなく、上述のように両ソレノイドを並列
に配置することができるため、ソレノイドの配置はより
有効なものとなる。
レバー6の上方に配置する構造の場合には、ラジェータ
シュラウド等と干渉する可能性があるため、このような
構造と比較しても、配置上非常に有利である。さらに、
従来のように2つのソレノイドを軸の両端に直列状態で
配置するのではなく、上述のように両ソレノイドを並列
に配置することができるため、ソレノイドの配置はより
有効なものとなる。
なお、本発明において具尚されるシフトロッドの本数は
問わず、シフトパターンも上記実施例に限らず周知のも
のが適用可能である。また、上記実施例では支軸5とシ
フトアンドセレクトレバー6が一体に移動するようにし
たものが示されているが、支軸5に対してシフトアンド
セレクトレバー6が移動可能に嵌合される構造によって
も同様の効果を得ることができる。
問わず、シフトパターンも上記実施例に限らず周知のも
のが適用可能である。また、上記実施例では支軸5とシ
フトアンドセレクトレバー6が一体に移動するようにし
たものが示されているが、支軸5に対してシフトアンド
セレクトレバー6が移動可能に嵌合される構造によって
も同様の効果を得ることができる。
さらに、シフトレバ−13とシフトアンドセレクトレバ
ー6とを連結する伝達機構についても、上記のようなプ
ッシュプルケーブル12を用いるものに限ら゛ず、例え
ばリンク開溝等、周知の構造を適用すればよい。
ー6とを連結する伝達機構についても、上記のようなプ
ッシュプルケーブル12を用いるものに限ら゛ず、例え
ばリンク開溝等、周知の構造を適用すればよい。
以上のように本発明は、シフトレバ−のシフト方向の動
作を伝達Imを介して直接シフトアンドセレクトレバー
に伝達し、シフト動作を行わせるとともに、上記シフト
レバ−の操作に応じて通電するソレノイドの出没部材の
作動により上記シフトアンドセレクトレバーを回転させ
てセレクト動作を行わせるようにしたものであり、比較
的大きな駆動力を要するシフト動作は伝達機構により行
いながら、大きな駆動力を要しないセレクト動作は電気
的な手段であるソレノイドによって行うようにしたもの
であるので、従来のようにシフト動作とセレクト動作の
双方を機械的な伝達機構により行う構造や、双りを電気
的な手段により行う構造に比べ、低コストを図りながら
構造の簡略化を果すことができる。
作を伝達Imを介して直接シフトアンドセレクトレバー
に伝達し、シフト動作を行わせるとともに、上記シフト
レバ−の操作に応じて通電するソレノイドの出没部材の
作動により上記シフトアンドセレクトレバーを回転させ
てセレクト動作を行わせるようにしたものであり、比較
的大きな駆動力を要するシフト動作は伝達機構により行
いながら、大きな駆動力を要しないセレクト動作は電気
的な手段であるソレノイドによって行うようにしたもの
であるので、従来のようにシフト動作とセレクト動作の
双方を機械的な伝達機構により行う構造や、双りを電気
的な手段により行う構造に比べ、低コストを図りながら
構造の簡略化を果すことができる。
しかも、上記ソレノイドにおける出没部材の作動をシフ
トアンドセレクトレバーに伝達する中間は構を設けるこ
とにより、上記ソレノイドを一方向に延びるシフトロッ
ドの軸方向に沿って配設できるようにしたため、スペー
スを有効に利用したソレノイドの配置を行うことができ
る。特に、従来のようにシフトアンドセレクトレバーの
両端にソレノイドを配設する構造に比べ、装置の長手方
向のコンパクト化を実現することができ、これによって
エンジンとの干渉等の不都合を解消することができる効
果が得られる。
トアンドセレクトレバーに伝達する中間は構を設けるこ
とにより、上記ソレノイドを一方向に延びるシフトロッ
ドの軸方向に沿って配設できるようにしたため、スペー
スを有効に利用したソレノイドの配置を行うことができ
る。特に、従来のようにシフトアンドセレクトレバーの
両端にソレノイドを配設する構造に比べ、装置の長手方
向のコンパクト化を実現することができ、これによって
エンジンとの干渉等の不都合を解消することができる効
果が得られる。
第1図は本発明の一実施例における歯車式変速機の平面
図、第2図は同変速曙の正面図、第3図は同変速機にお
ける変速装置の平面図、第4図は同変速装置の断面側面
図、第5図は同変速装置の断面正面図である。 ■・・・歯車式変速様、31〜33・・・シフトロッド
、32b、33b・・・フォーク部(シフ1〜74−り
)、5・・・支軸、6・・・シフトアンドセレクトレバ
ー、13・・・シフトレバ−114・・・伝達機構、1
5.16・・・ソレノイド、15a、16a・・・ロッ
ド(出没部材)、19・・・直流電源(通電手段)、2
1・・・中間機構。 特許出願人 マツダ 株式会社
図、第2図は同変速曙の正面図、第3図は同変速機にお
ける変速装置の平面図、第4図は同変速装置の断面側面
図、第5図は同変速装置の断面正面図である。 ■・・・歯車式変速様、31〜33・・・シフトロッド
、32b、33b・・・フォーク部(シフ1〜74−り
)、5・・・支軸、6・・・シフトアンドセレクトレバ
ー、13・・・シフトレバ−114・・・伝達機構、1
5.16・・・ソレノイド、15a、16a・・・ロッ
ド(出没部材)、19・・・直流電源(通電手段)、2
1・・・中間機構。 特許出願人 マツダ 株式会社
Claims (1)
- 1、シフトフォークが固定され、軸方向に移動可能に構
成された複数本のシフトロッドと、これらのシフトロッ
ドの中から特定のシフトロッドを選択するセレクト動作
および選択したシフトロッドをその軸方向に移動させる
シフト動作を行うシフトアンドセレクトレバーとを備え
た歯車式変速機の変速装置において、このシフトアンド
セレクトレバーを、上記複数本のシフトロッドと直交す
る方向に延びる支軸に、その軸を中心として回転可能か
つ同軸方向に移動可能に支持するとともに、シフトレバ
ーのシフト方向の動作を上記シフトアンドセレクトレバ
ーに直接伝達し、このシフトアンドセレクトレバーを回
転方向に移動させてシフト動作を行わせる伝達機構と、
上記シフトロッドの軸方向に沿って配設され、同方向に
出没作動する出没部材を有するソレノイドと、この出没
部材の出没動作を上記シフトアンドセレクトレバーに伝
達し、同レバーを上記支軸と同軸方向に移動させてセレ
クト動作を行わせる中間機構と、上記シフトレバーのセ
レクト方向の動作に応じて上記ソレノイドを通電させる
通電手段とを備えたことを特徴とする歯車式変速機の変
速装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63081830A JPH01255742A (ja) | 1988-04-01 | 1988-04-01 | 歯車式変速機の変速装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63081830A JPH01255742A (ja) | 1988-04-01 | 1988-04-01 | 歯車式変速機の変速装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01255742A true JPH01255742A (ja) | 1989-10-12 |
Family
ID=13757392
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63081830A Pending JPH01255742A (ja) | 1988-04-01 | 1988-04-01 | 歯車式変速機の変速装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01255742A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1275886A2 (en) * | 2001-07-02 | 2003-01-15 | Isuzu Motors Limited | Shift actuator for a transmission |
-
1988
- 1988-04-01 JP JP63081830A patent/JPH01255742A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1275886A2 (en) * | 2001-07-02 | 2003-01-15 | Isuzu Motors Limited | Shift actuator for a transmission |
EP1275886A3 (en) * | 2001-07-02 | 2008-12-10 | Isuzu Motors Limited | Shift actuator for a transmission |
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