JPH01255732A - 車両のショックアブソーバ及びその組立方法 - Google Patents
車両のショックアブソーバ及びその組立方法Info
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- JPH01255732A JPH01255732A JP8365788A JP8365788A JPH01255732A JP H01255732 A JPH01255732 A JP H01255732A JP 8365788 A JP8365788 A JP 8365788A JP 8365788 A JP8365788 A JP 8365788A JP H01255732 A JPH01255732 A JP H01255732A
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- spring seat
- spring
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G15/00—Resilient suspensions characterised by arrangement, location or type of combined spring and vibration damper, e.g. telescopic type
- B60G15/02—Resilient suspensions characterised by arrangement, location or type of combined spring and vibration damper, e.g. telescopic type having mechanical spring
- B60G15/06—Resilient suspensions characterised by arrangement, location or type of combined spring and vibration damper, e.g. telescopic type having mechanical spring and fluid damper
- B60G15/062—Resilient suspensions characterised by arrangement, location or type of combined spring and vibration damper, e.g. telescopic type having mechanical spring and fluid damper the spring being arranged around the damper
- B60G15/063—Resilient suspensions characterised by arrangement, location or type of combined spring and vibration damper, e.g. telescopic type having mechanical spring and fluid damper the spring being arranged around the damper characterised by the mounting of the spring on the damper
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G2204/00—Indexing codes related to suspensions per se or to auxiliary parts
- B60G2204/10—Mounting of suspension elements
- B60G2204/12—Mounting of springs or dampers
- B60G2204/128—Damper mount on vehicle body or chassis
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G2204/00—Indexing codes related to suspensions per se or to auxiliary parts
- B60G2204/40—Auxiliary suspension parts; Adjustment of suspensions
- B60G2204/41—Elastic mounts, e.g. bushings
- B60G2204/4108—Resilient element being enclosed and or pres-tressed in a solid container
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Vehicle Body Suspensions (AREA)
- Fluid-Damping Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は車両のショックアブソーバ及びその組立方法に
係り、詳しくは、シリンダ外周に配設されGコイルスプ
リングを保持するロアスプリングシートの構造ならびに
コイルスプリングの装着方法に関するものである。
係り、詳しくは、シリンダ外周に配設されGコイルスプ
リングを保持するロアスプリングシートの構造ならびに
コイルスプリングの装着方法に関するものである。
車両のショックアブソーバは、実開昭61−95607
号公報に記載されているように、シリンダがコイルスプ
リングなどと共に組み付けられてサスペンション装置を
構成する。シリンダに外嵌されるコイルスプリングの組
立ては、まず、コイルスプリングが上方からピストンロ
ッドに外嵌され、その下端はシリンダの筒部外周に固着
されたロアスプリングシートで保持される。そのコイル
スプリングの上端にアッパスプリングシートを押し当て
、そのままコイルスプリングを下方へ圧縮し、アンパス
プリングシートがホイールハウス上部のサスタワーに固
定される。このようにしてコイルスプリングが組込まれ
るが、その内方にはピストンロッドの一部を外囲するハ
ンプラバー、そのハンプラバーとピストンロッドさらに
はシリンダ筒部の上部を覆うダストカバーなどが装着さ
れる。なお、バンプラバーは車体がバンプしたときシリ
ンダ筒部の上面が当たることによって、それ以上コイル
スプリングが縮まないようにするものであり、ダストカ
バーはダストがシリンダ筒部内に侵入したりピストンロ
ッドに付着するのを防止するためのものである。
号公報に記載されているように、シリンダがコイルスプ
リングなどと共に組み付けられてサスペンション装置を
構成する。シリンダに外嵌されるコイルスプリングの組
立ては、まず、コイルスプリングが上方からピストンロ
ッドに外嵌され、その下端はシリンダの筒部外周に固着
されたロアスプリングシートで保持される。そのコイル
スプリングの上端にアッパスプリングシートを押し当て
、そのままコイルスプリングを下方へ圧縮し、アンパス
プリングシートがホイールハウス上部のサスタワーに固
定される。このようにしてコイルスプリングが組込まれ
るが、その内方にはピストンロッドの一部を外囲するハ
ンプラバー、そのハンプラバーとピストンロッドさらに
はシリンダ筒部の上部を覆うダストカバーなどが装着さ
れる。なお、バンプラバーは車体がバンプしたときシリ
ンダ筒部の上面が当たることによって、それ以上コイル
スプリングが縮まないようにするものであり、ダストカ
バーはダストがシリンダ筒部内に侵入したりピストンロ
ッドに付着するのを防止するためのものである。
ショックアブソーバの組立てにおいて、コイルスプリン
グがピストンロッドの上方から挿入されるのは、ロアス
プリングシートがシリンダ筒部に予め固着され(いるか
らごあり、車体への取付作業においては、アッパスプリ
ングシートをコイルスプリングの弾発力に抗して押し下
げながら固定することになる。このアッパスプリングシ
ートの近傍にはバンプラバーやダストカバーなどが装着
されるため、組付作業が容易でなく、また、極めて煩雑
で手間の要するものとなる問題がある。また、ダストカ
バーがフルブーツタイプであったりすると、コイルスプ
リングを縮めながら車体に取り付ける際に、コイルスプ
リングの隙間からダストカバーの下端をシリンダの筒部
に係止させねばならず、その作業にも手間と時間が掛か
り熟練も要求される問題がある。
グがピストンロッドの上方から挿入されるのは、ロアス
プリングシートがシリンダ筒部に予め固着され(いるか
らごあり、車体への取付作業においては、アッパスプリ
ングシートをコイルスプリングの弾発力に抗して押し下
げながら固定することになる。このアッパスプリングシ
ートの近傍にはバンプラバーやダストカバーなどが装着
されるため、組付作業が容易でなく、また、極めて煩雑
で手間の要するものとなる問題がある。また、ダストカ
バーがフルブーツタイプであったりすると、コイルスプ
リングを縮めながら車体に取り付ける際に、コイルスプ
リングの隙間からダストカバーの下端をシリンダの筒部
に係止させねばならず、その作業にも手間と時間が掛か
り熟練も要求される問題がある。
本発明は上記の問題に鑑みなされたもので、その目的は
、コイルスプリングの下端部を保持するロアスプリング
シートが爾後的にシリンダ筒部へ取付けられる構造とす
ることにより、コイルスプリングの組立てに要する工数
が低減されること、さらにコイルスプリングの組込みを
下方から行なえるようにすることにより、その組付性の
向上を図ることができる車両のショックアブソーバ及び
その組立方法を提供することである。
、コイルスプリングの下端部を保持するロアスプリング
シートが爾後的にシリンダ筒部へ取付けられる構造とす
ることにより、コイルスプリングの組立てに要する工数
が低減されること、さらにコイルスプリングの組込みを
下方から行なえるようにすることにより、その組付性の
向上を図ることができる車両のショックアブソーバ及び
その組立方法を提供することである。
本発明は、シリンダの外周にコイルスプリングが配設さ
れたショックアブソーバに通用され、その特徴とすると
ころは、シリンダの筒部外周に、コイルスプリングの下
端部を保持するロアスプリングシートを係合させるため
の凸部を形成し、そのロアスプリングシートをスプリン
グシートアウタとスプリングシートインナとで構成する
。そして、スプリングシートアウタは、コイルスプリン
グの内周と下端とに当接する内周当接面と下端当接面と
を備え、上記凸部の外径より大きい内径を有するリング
状となっている。一方、スプリングシートインナは、ス
プリングシートアウタに内嵌され、上記凸部の外径より
小さい内径を有してその凸部上面に係合し、かつ、径方
向に分割されている。
れたショックアブソーバに通用され、その特徴とすると
ころは、シリンダの筒部外周に、コイルスプリングの下
端部を保持するロアスプリングシートを係合させるため
の凸部を形成し、そのロアスプリングシートをスプリン
グシートアウタとスプリングシートインナとで構成する
。そして、スプリングシートアウタは、コイルスプリン
グの内周と下端とに当接する内周当接面と下端当接面と
を備え、上記凸部の外径より大きい内径を有するリング
状となっている。一方、スプリングシートインナは、ス
プリングシートアウタに内嵌され、上記凸部の外径より
小さい内径を有してその凸部上面に係合し、かつ、径方
向に分割されている。
また、車両のショックアブソーバの組立方法の発明は、
以下の工程から構成される。コイルスプリングを下方か
らシリンダに外嵌挿入する工程、そのコイルスプリング
を上方へ圧縮して、シリンダの下方から挿入されたスプ
リングシートアウタと共に、シリンダの筒部外周に形成
された凸部の上方へ持ち上げる工程、スプリングシ一ト
インナを上記凸部上面に係合して保持する工程、持ち上
げられているスプリングシートアウタをコイルスプリン
グの弾発力で下ろしながらスプリングシートインナに外
嵌させる工程を順次とり、そのスプリングシートアウタ
でスプリングシートインナの拡開を阻止して、スプリン
グシートインナの上記凸部上面への着座状態を維持させ
、シリンダに下方から外嵌されたコイルスプリングを、
ロアスプリングシートで受けることができるようにした
ことである。
以下の工程から構成される。コイルスプリングを下方か
らシリンダに外嵌挿入する工程、そのコイルスプリング
を上方へ圧縮して、シリンダの下方から挿入されたスプ
リングシートアウタと共に、シリンダの筒部外周に形成
された凸部の上方へ持ち上げる工程、スプリングシ一ト
インナを上記凸部上面に係合して保持する工程、持ち上
げられているスプリングシートアウタをコイルスプリン
グの弾発力で下ろしながらスプリングシートインナに外
嵌させる工程を順次とり、そのスプリングシートアウタ
でスプリングシートインナの拡開を阻止して、スプリン
グシートインナの上記凸部上面への着座状態を維持させ
、シリンダに下方から外嵌されたコイルスプリングを、
ロアスプリングシートで受けることができるようにした
ことである。
車両のショックアブソーバにおいては、シリンダ筒部外
周に凸部が形成されており、コイルスプリングを装着す
る時点で、スプリングシートインナが凸部の上面に着座
するように保持されると共にスプリングシートアウタが
スプリングシートインナに上方から外嵌される。コイル
スプリングの内周と下端とに当接する内周当接面と下端
当接面とを備えているスプリングシートアウタがコイル
スプリングの支持を、スプリングシートインナがシリン
ダ筒部との係合をなし、スプリングシートアウタとスプ
リングシートインナとで構成されるロアスプリングシー
トが、シリンダの外周に配設されるコイルスプリングの
下端部を確実に保持する。
周に凸部が形成されており、コイルスプリングを装着す
る時点で、スプリングシートインナが凸部の上面に着座
するように保持されると共にスプリングシートアウタが
スプリングシートインナに上方から外嵌される。コイル
スプリングの内周と下端とに当接する内周当接面と下端
当接面とを備えているスプリングシートアウタがコイル
スプリングの支持を、スプリングシートインナがシリン
ダ筒部との係合をなし、スプリングシートアウタとスプ
リングシートインナとで構成されるロアスプリングシー
トが、シリンダの外周に配設されるコイルスプリングの
下端部を確実に保持する。
車両のショックアブソーバの組立方法においては、凸部
の形膨されているシリンダに、その下方からコイルスプ
リングが挿入され、その上端部はアッパスプリングシー
トに当接される。シリンダに外嵌されたコイルスプリン
グを上方へ圧縮して、シリンダの下方から挿入されたス
プリングシートアウタと共に、コイルスプリングの下端
部がシリンダの筒部外周に形成された凸部よりも上方へ
持ち上げられて一時的に保持される。この時点でスプリ
ングシートインナを凸部上面に係合させて保持し、持ち
上げられているスプリングシートアウタをコイルスプリ
ングの弾発力で下ろしながら、スプリングシートアウタ
をスプリングシートインナに外嵌させる。コイルスプリ
ングの弾発力で下方に押付けられるスプリングシートア
ウタでスプリングシートインナの拡開は阻止され、スプ
リングシートインナの凸部上面での着座状態が維持され
る。シリンダの下方から外嵌するように挿入されたコイ
ルスプリングはロアスプリングシートで受けられ、組立
て作業は完了する。
の形膨されているシリンダに、その下方からコイルスプ
リングが挿入され、その上端部はアッパスプリングシー
トに当接される。シリンダに外嵌されたコイルスプリン
グを上方へ圧縮して、シリンダの下方から挿入されたス
プリングシートアウタと共に、コイルスプリングの下端
部がシリンダの筒部外周に形成された凸部よりも上方へ
持ち上げられて一時的に保持される。この時点でスプリ
ングシートインナを凸部上面に係合させて保持し、持ち
上げられているスプリングシートアウタをコイルスプリ
ングの弾発力で下ろしながら、スプリングシートアウタ
をスプリングシートインナに外嵌させる。コイルスプリ
ングの弾発力で下方に押付けられるスプリングシートア
ウタでスプリングシートインナの拡開は阻止され、スプ
リングシートインナの凸部上面での着座状態が維持され
る。シリンダの下方から外嵌するように挿入されたコイ
ルスプリングはロアスプリングシートで受けられ、組立
て作業は完了する。
本発明の車両のショックアブソーバによれば、リング状
のスプリングシートアウタと径方向に分割されたスプリ
ングシートインナとで構成されるロアスプリングシート
を、爾後的にシリンダの筒部外周の凸部に取付けること
ができ、ロアスプリングシートがシリンダの筒部に固定
されている場合に比べて、簡単な構成でありながら、コ
イルスプリングの煩雑な装着作業がコイルスプリングの
下端部で容易に行うことができる。したがって、その組
付作業性が著しく向上される。
のスプリングシートアウタと径方向に分割されたスプリ
ングシートインナとで構成されるロアスプリングシート
を、爾後的にシリンダの筒部外周の凸部に取付けること
ができ、ロアスプリングシートがシリンダの筒部に固定
されている場合に比べて、簡単な構成でありながら、コ
イルスプリングの煩雑な装着作業がコイルスプリングの
下端部で容易に行うことができる。したがって、その組
付作業性が著しく向上される。
車両のショックアブソーバの組立方法においては、コイ
ルスプリングを下方からシリンダに外嵌させるように挿
入することができる。そのコイルスプリングの圧縮が上
方へのものであって、TWllを的に取り付けられるロ
アスプリングシートに簡単に着座させることができ、コ
イルスプリングの組立作業が簡単化され、その組立てに
要する工数や時間が短縮されて、しかも、組付性の著し
い改善が図られる。
ルスプリングを下方からシリンダに外嵌させるように挿
入することができる。そのコイルスプリングの圧縮が上
方へのものであって、TWllを的に取り付けられるロ
アスプリングシートに簡単に着座させることができ、コ
イルスプリングの組立作業が簡単化され、その組立てに
要する工数や時間が短縮されて、しかも、組付性の著し
い改善が図られる。
第1図は車両のショックアブソーバの全体図で、車体の
上下振動を吸収するためのシリンダ2と、シリンダ2内
のピストンで伸縮するピストンロッド3と、そのピスト
ンロッド3の上端に位置するハンプラバー4と、シリン
ダ2の筒部上部に取り付けられたストッパーリング5と
、バンブラバー4およびストッパーリング5を外囲する
ダストブーツ6と、円筒部と円錐部とを備えたコイルス
プリング7とから構成されている。そして、コイルスプ
リング7は、シリンダ2の筒部外周に取付られるロアス
プリングシート9と、サスペンションタワー10に固定
されるアッパスプリングシート11とに挟まれるように
保持されている。アッパスプリングシート11は、スプ
リングプレートア、・パ12とスプリングプレートロア
13とで構成され、シリンダ2のピストンロッド3の先
端が取付けられるピストンロッドマウントラバ−14を
挟持している。一方、ロアスプリングシート9は、シリ
ンダ2の筒部に形成された次に述べる凸部8に着座する
ように取付られている。
上下振動を吸収するためのシリンダ2と、シリンダ2内
のピストンで伸縮するピストンロッド3と、そのピスト
ンロッド3の上端に位置するハンプラバー4と、シリン
ダ2の筒部上部に取り付けられたストッパーリング5と
、バンブラバー4およびストッパーリング5を外囲する
ダストブーツ6と、円筒部と円錐部とを備えたコイルス
プリング7とから構成されている。そして、コイルスプ
リング7は、シリンダ2の筒部外周に取付られるロアス
プリングシート9と、サスペンションタワー10に固定
されるアッパスプリングシート11とに挟まれるように
保持されている。アッパスプリングシート11は、スプ
リングプレートア、・パ12とスプリングプレートロア
13とで構成され、シリンダ2のピストンロッド3の先
端が取付けられるピストンロッドマウントラバ−14を
挟持している。一方、ロアスプリングシート9は、シリ
ンダ2の筒部に形成された次に述べる凸部8に着座する
ように取付られている。
−ショックアブソーバ装置を構成するシリンダ2の下部
は、図示しない車輪側の支持部材などに取付られ、ピス
トンロッド3の先端は、ピストンロッドマウントラバー
14にモールディングされた取付金具20に固定されて
いる。そして、シリンダ2の筒部中央の外周には、コイ
ルスプリング7の下端部を支持するロアスプリングシー
ト9を係合・保持するための凸部8が形成される。その
凸部8は、シリンダ2の表面から隆起する円錐面8aを
備え、それに連なる円筒面8bの外径は、コイルスプリ
ング7の円筒部内径より小さくなっている。
は、図示しない車輪側の支持部材などに取付られ、ピス
トンロッド3の先端は、ピストンロッドマウントラバー
14にモールディングされた取付金具20に固定されて
いる。そして、シリンダ2の筒部中央の外周には、コイ
ルスプリング7の下端部を支持するロアスプリングシー
ト9を係合・保持するための凸部8が形成される。その
凸部8は、シリンダ2の表面から隆起する円錐面8aを
備え、それに連なる円筒面8bの外径は、コイルスプリ
ング7の円筒部内径より小さくなっている。
一方、シリンダ2の筒部上端の外周には、ストッパーリ
ング5を取り付けるためのリング部材15が固定される
。そのリング部材15の下部は上方に向けて折り返され
、リング状溝16が形成されている。これは、長期の使
用の間に漏出するシリンダ2内の油などを貯留して、シ
リンダ20間部外周に油の付着するのを防止するだめの
ものである。また、リング部材15の上方へ折り返され
た端部15aには、ダストブーツ6の下端部を係止する
ことができるようになっている。なお、リング部材15
の上面に取付られている円板状のストンパーリング5は
、車体がバンプしたときスプリングプレートロア13の
下面に取付けられた取付金具17内に固着したバンブラ
バー4に当って、それ以上の変形を阻止するようになっ
ている。ストッパーリング5の外径は端部15aの径よ
りも小さく、ダストブーツ6の下端部の取付は時に支障
の出ないように配慮されている。
ング5を取り付けるためのリング部材15が固定される
。そのリング部材15の下部は上方に向けて折り返され
、リング状溝16が形成されている。これは、長期の使
用の間に漏出するシリンダ2内の油などを貯留して、シ
リンダ20間部外周に油の付着するのを防止するだめの
ものである。また、リング部材15の上方へ折り返され
た端部15aには、ダストブーツ6の下端部を係止する
ことができるようになっている。なお、リング部材15
の上面に取付られている円板状のストンパーリング5は
、車体がバンプしたときスプリングプレートロア13の
下面に取付けられた取付金具17内に固着したバンブラ
バー4に当って、それ以上の変形を阻止するようになっ
ている。ストッパーリング5の外径は端部15aの径よ
りも小さく、ダストブーツ6の下端部の取付は時に支障
の出ないように配慮されている。
ところで、アッパスプリングシート11は、第2図に示
すようなプレス加工された円板形のスプリングプレート
アッパ12と第3図に示した花びら状のスプリングプレ
ートロア13とで構成され、第4図に示すように重ね合
わされ、ボルト18でサスペンションタワーlOの上面
に固定される。
すようなプレス加工された円板形のスプリングプレート
アッパ12と第3図に示した花びら状のスプリングプレ
ートロア13とで構成され、第4図に示すように重ね合
わされ、ボルト18でサスペンションタワーlOの上面
に固定される。
本例におけるスプリングプレートアッパ12は、中央上
部に空間を形成する小円筒部12Aと、下部に空間を形
成する大円筒部12Bとを有し、その大円筒部12Bの
周縁が下方へ折り返され、エツジアウタ12cが形成さ
れている。そして、そのエツジアウタ12Cの内部に第
1図に示すダストブーツ6の上部外周が接するように取
付られる。
部に空間を形成する小円筒部12Aと、下部に空間を形
成する大円筒部12Bとを有し、その大円筒部12Bの
周縁が下方へ折り返され、エツジアウタ12cが形成さ
れている。そして、そのエツジアウタ12Cの内部に第
1図に示すダストブーツ6の上部外周が接するように取
付られる。
そのため、コイルスプリング7の上端部が嵌着されるダ
ストブーツ6の上端は、外方へずれないように阻止され
、コイルスプリング7が定位置となるように配慮されて
いる。大円筒部12Bの上面には、第2図に示すような
花びら状の股上部12dと3個所の股下部12eとが形
成されており、第4図に示すように、股下部12eの下
面12nは、ポル)18の平坦な頭18aの端面と同じ
高さにされている。したがって、ダストブーツ6がアッ
パスプリングシート11に取付られると、その上面がボ
ルトの頭18 aと股下部12eの下面12nとに接触
するだけで、水平な姿勢とされる〔第1図参照〕。
ストブーツ6の上端は、外方へずれないように阻止され
、コイルスプリング7が定位置となるように配慮されて
いる。大円筒部12Bの上面には、第2図に示すような
花びら状の股上部12dと3個所の股下部12eとが形
成されており、第4図に示すように、股下部12eの下
面12nは、ポル)18の平坦な頭18aの端面と同じ
高さにされている。したがって、ダストブーツ6がアッ
パスプリングシート11に取付られると、その上面がボ
ルトの頭18 aと股下部12eの下面12nとに接触
するだけで、水平な姿勢とされる〔第1図参照〕。
一方、スプリングプレートロア13は、第4図に示すよ
うに、中央下部に円錐空間を形成する中央部13Aと、
それに続くフランジ部13Bとを有する。そのフランジ
部13Bには、外方へ延びる平坦な部分を有する突出部
13aと、周縁が置方△折り返されたエフ・ゾインナ1
3bの形成された円弧部13cとからなり、そのエツジ
インナ13bにダストブーツ6の上端部内周が第1図の
ように接して、内方へのずれが阻止され、コイルスプリ
ング7の上端部が、エツジインナ13bと上記のエツジ
アウタ12cとの間に配設されて位置決めされる。
うに、中央下部に円錐空間を形成する中央部13Aと、
それに続くフランジ部13Bとを有する。そのフランジ
部13Bには、外方へ延びる平坦な部分を有する突出部
13aと、周縁が置方△折り返されたエフ・ゾインナ1
3bの形成された円弧部13cとからなり、そのエツジ
インナ13bにダストブーツ6の上端部内周が第1図の
ように接して、内方へのずれが阻止され、コイルスプリ
ング7の上端部が、エツジインナ13bと上記のエツジ
アウタ12cとの間に配設されて位置決めされる。
そのフランジ部13Bはスプリングプレートアッパ12
の大円筒部12Bの下面に当接され、ボルト18および
ナツト19で、アッパスプリングシート11として一体
化される。なお、フランジ部13Bには部分的に補強用
のビート” 13 dが形成されており、ピストン口ソ
ドマウントラハー14に設けられた突起がビード13d
の背面凹部に嵌入され、アッパスプリングシートll内
に挟持されるピストンロッドマウントラバー14が回転
したりずれたりしないようになっている。ちなみに、ピ
ストンロッド3はその先端が取付金具20の中央に開口
された孔に挿入され、ナツト21で固定される。
の大円筒部12Bの下面に当接され、ボルト18および
ナツト19で、アッパスプリングシート11として一体
化される。なお、フランジ部13Bには部分的に補強用
のビート” 13 dが形成されており、ピストン口ソ
ドマウントラハー14に設けられた突起がビード13d
の背面凹部に嵌入され、アッパスプリングシートll内
に挟持されるピストンロッドマウントラバー14が回転
したりずれたりしないようになっている。ちなみに、ピ
ストンロッド3はその先端が取付金具20の中央に開口
された孔に挿入され、ナツト21で固定される。
上記したダストブーツ6ば、第1図に示すように組込ま
れた状態で、リング部材15からスプリングプレートロ
ア13に至る間を覆い、ダストの侵入を防止している。
れた状態で、リング部材15からスプリングプレートロ
ア13に至る間を覆い、ダストの侵入を防止している。
その下端にはリング部材15の端部15aに係止される
係止部材22が取付けられる。その結果、コイルスプリ
ング7を装着する前に取付られたダストブーツ6は、シ
リンダ2を装着した時点で、その下端がシリンダ2の筒
部先端に自然に被さることになり、ダストの侵入する隙
間を残さないフルブーツタイプとして機能させることが
できる。なお、図示しないが、係止部材22には空気孔
が形成され、ダストブーツ6の伸縮に支障をきたさない
よう配慮されている。
係止部材22が取付けられる。その結果、コイルスプリ
ング7を装着する前に取付られたダストブーツ6は、シ
リンダ2を装着した時点で、その下端がシリンダ2の筒
部先端に自然に被さることになり、ダストの侵入する隙
間を残さないフルブーツタイプとして機能させることが
できる。なお、図示しないが、係止部材22には空気孔
が形成され、ダストブーツ6の伸縮に支障をきたさない
よう配慮されている。
また、前述したコイルスプリング7の上端部は、ダスト
ブーツ6の上端部の下面に当接するように径が大きくな
っているが、下端部の径はそれより小さく、次に述べる
ロアスプリングシート9のスプリングシートアウタ23
で受けるに必要な径とされている。
ブーツ6の上端部の下面に当接するように径が大きくな
っているが、下端部の径はそれより小さく、次に述べる
ロアスプリングシート9のスプリングシートアウタ23
で受けるに必要な径とされている。
ロアスプリングシート9は、第1図に示すように、リン
グ状のスプリングシートアウタ23と、そのスプリング
シートアウタ23に内嵌されるスプリングシートインナ
24とからなっている。スプリングシートアウタ23は
、コイルスプリング7の内周と下端とに当接する第5図
に示す内周当接面23aと下端当接面23bとを備える
鍔付のリングであり、シリンダ2の筒部外周に形成され
た凸部8の外径より大きい内径を有している。スプリン
グシートインナ24は、凸部8の外径より小さい内径を
有してその凸部上面の円錐面8aに係合し、第6図およ
び第7図に示すように径方向に分割されている。なお、
本例では、スプリングシートインナ24は半円弧リング
体24A、24Bからなる左右に二つ割れであるが、三
つ割れであってもよい。詳細に述べると、筒体部24a
と、その下部に形成されたフランジ部24bと、筒体部
24aおよびフランジ部24bの間に形成された傾斜部
24cとからなる。なお、傾斜部24cの内面は、凸部
8の円錐面8aに沿うように形成されている。その筒体
部24aと傾斜部24cとには、両者に連なる突起25
が設けられ、半円弧リング体24A、24Bにスプリン
グシートアウタ23が外嵌されるとき、その突起25の
先端がスプリングシートアウタ23の内周面に当接する
大きさとされている。また、半円弧リング体24A、2
4Bのフランジ部24bには、上記の突起25から周方
向へずれた位置に、径方向に延びる隆起26がそれぞれ
2個所に形成される。この隆起26の内部は空隙を有し
、その高さは車種に応じて設定される。例えば、第8図
(a)に示す隆起26Aを備えたスプリングシートイン
ナ24は標準高さの車体に採用され、車高の高い場合に
は第8図(b)に示す高い隆起26Bを備えたちのが採
用され、必要に応じてコイルスプリング7の初期弾発力
を調整することができる。
グ状のスプリングシートアウタ23と、そのスプリング
シートアウタ23に内嵌されるスプリングシートインナ
24とからなっている。スプリングシートアウタ23は
、コイルスプリング7の内周と下端とに当接する第5図
に示す内周当接面23aと下端当接面23bとを備える
鍔付のリングであり、シリンダ2の筒部外周に形成され
た凸部8の外径より大きい内径を有している。スプリン
グシートインナ24は、凸部8の外径より小さい内径を
有してその凸部上面の円錐面8aに係合し、第6図およ
び第7図に示すように径方向に分割されている。なお、
本例では、スプリングシートインナ24は半円弧リング
体24A、24Bからなる左右に二つ割れであるが、三
つ割れであってもよい。詳細に述べると、筒体部24a
と、その下部に形成されたフランジ部24bと、筒体部
24aおよびフランジ部24bの間に形成された傾斜部
24cとからなる。なお、傾斜部24cの内面は、凸部
8の円錐面8aに沿うように形成されている。その筒体
部24aと傾斜部24cとには、両者に連なる突起25
が設けられ、半円弧リング体24A、24Bにスプリン
グシートアウタ23が外嵌されるとき、その突起25の
先端がスプリングシートアウタ23の内周面に当接する
大きさとされている。また、半円弧リング体24A、2
4Bのフランジ部24bには、上記の突起25から周方
向へずれた位置に、径方向に延びる隆起26がそれぞれ
2個所に形成される。この隆起26の内部は空隙を有し
、その高さは車種に応じて設定される。例えば、第8図
(a)に示す隆起26Aを備えたスプリングシートイン
ナ24は標準高さの車体に採用され、車高の高い場合に
は第8図(b)に示す高い隆起26Bを備えたちのが採
用され、必要に応じてコイルスプリング7の初期弾発力
を調整することができる。
このような構造のショックアブソーバによれば、次のよ
うにしてコイルスプリング7の組付けを行うことができ
る。
うにしてコイルスプリング7の組付けを行うことができ
る。
まず、スプリングプレートロア13内に、取付金具20
をモールドしたピストンロッドマウントラバー14を挿
入し、シリンダ2のピストンロッド3の先端をナツト2
1で固定する。その際、ピストンロッドマウントラバー
14の6([1i1所に形成された突起がビード13d
の背面に挿入するように装着される。スプリングプレー
トロア13にスプリングプレートアッパ12を被せ、一
体となったアッパスプリングシート11をボルト18お
よびナツト19によりサスペンションタワー10に取付
ける。ボルト18にはスプラインが刻設されており、強
固に接続されると共にその取付工数が低減される。なお
、バンプラバー4などは予めスプリングプレートロア1
3に取付られている。
をモールドしたピストンロッドマウントラバー14を挿
入し、シリンダ2のピストンロッド3の先端をナツト2
1で固定する。その際、ピストンロッドマウントラバー
14の6([1i1所に形成された突起がビード13d
の背面に挿入するように装着される。スプリングプレー
トロア13にスプリングプレートアッパ12を被せ、一
体となったアッパスプリングシート11をボルト18お
よびナツト19によりサスペンションタワー10に取付
ける。ボルト18にはスプラインが刻設されており、強
固に接続されると共にその取付工数が低減される。なお
、バンプラバー4などは予めスプリングプレートロア1
3に取付られている。
次に、コイルスプリング7の上端部にダス1−ブ−ツ6
を嵌め込み、そのコイルスプリング7を下方からシリン
ダ2に外嵌挿入する。コイルスプリング7をアッパスプ
リングシート12に当接するまで上げると、ダストブー
ツ6の上面がエツジアウタ12Cとエツジインナ13b
との間に嵌り、コイルスプリング7の上端部の位置が決
められる。
を嵌め込み、そのコイルスプリング7を下方からシリン
ダ2に外嵌挿入する。コイルスプリング7をアッパスプ
リングシート12に当接するまで上げると、ダストブー
ツ6の上面がエツジアウタ12Cとエツジインナ13b
との間に嵌り、コイルスプリング7の上端部の位置が決
められる。
その際、ダストブーツ6の上面は3つのボルト18の頭
18 aとスプリングプレートアッパ12の最下部12
e(第4図参照〕の下面12nとに当接してほぼ均一な
面接触となる。なお、コイルスプリング7がシリンダ2
に挿入されたとき、その下端部はシリンダ2に形成され
た凸部8よりやや下に位置するが、ダストブーツ6の下
端の係止部材22は、シリンダ2の筒部先端に取付られ
ているリング部材15の端部15aに係止され、バンブ
ラバ〜4やピストン口・ノド3は完全に覆われる。
18 aとスプリングプレートアッパ12の最下部12
e(第4図参照〕の下面12nとに当接してほぼ均一な
面接触となる。なお、コイルスプリング7がシリンダ2
に挿入されたとき、その下端部はシリンダ2に形成され
た凸部8よりやや下に位置するが、ダストブーツ6の下
端の係止部材22は、シリンダ2の筒部先端に取付られ
ているリング部材15の端部15aに係止され、バンブ
ラバ〜4やピストン口・ノド3は完全に覆われる。
したがって、ダストブーツ6の下端の密閉は簡単になさ
れ、従来、コイルスプリング7の隙間から治具を入れて
係止していた作業が不要となる。
れ、従来、コイルスプリング7の隙間から治具を入れて
係止していた作業が不要となる。
その状態で、コイルスプリング7の下にスプリングシー
トアウタ23がシリンダ2の下方から挿入され、コイル
スプリング7を図示しない治具などを用いて上方へ圧縮
し、スプリングシートアウタ23を凸部8の上方へ持ち
上げる。このとき、スプリングシートアウタ23の内径
は凸部8の外径より大きいので、簡単に凸部8を通過す
る。続いて、スプリングシートインナ24の2個の半円
弧リング体24A、24Bを、その節体部24aと傾斜
面24cの内面が凸部8の円錐面8aなどに係合するよ
うに左右から取付け、その状態を保持する。そして、持
ち上げられているスプリングシートアウタ23をコイル
スプリング7の弾発力で下ろすと、第9図に示すように
、スプリングシートアウタ23がスプリングシートイン
ナ24に外嵌される。スプリングシートアウタ23の内
周当接面23aと下端当接面23bにはコイルスプリン
グ7の下端部の内面と下端面が密接し、コイルスプリン
グ7の弾発力でスプリングシートインナ24は凸部8に
強く付勢される。したがって、スプリングシートインナ
24の拡開は阻止され、スプリングシートインナ24の
凸部8の上面への着座状態が維持され、もはやロアスプ
リングシート9はシリンダ2の筒部から外れることがな
い。
トアウタ23がシリンダ2の下方から挿入され、コイル
スプリング7を図示しない治具などを用いて上方へ圧縮
し、スプリングシートアウタ23を凸部8の上方へ持ち
上げる。このとき、スプリングシートアウタ23の内径
は凸部8の外径より大きいので、簡単に凸部8を通過す
る。続いて、スプリングシートインナ24の2個の半円
弧リング体24A、24Bを、その節体部24aと傾斜
面24cの内面が凸部8の円錐面8aなどに係合するよ
うに左右から取付け、その状態を保持する。そして、持
ち上げられているスプリングシートアウタ23をコイル
スプリング7の弾発力で下ろすと、第9図に示すように
、スプリングシートアウタ23がスプリングシートイン
ナ24に外嵌される。スプリングシートアウタ23の内
周当接面23aと下端当接面23bにはコイルスプリン
グ7の下端部の内面と下端面が密接し、コイルスプリン
グ7の弾発力でスプリングシートインナ24は凸部8に
強く付勢される。したがって、スプリングシートインナ
24の拡開は阻止され、スプリングシートインナ24の
凸部8の上面への着座状態が維持され、もはやロアスプ
リングシート9はシリンダ2の筒部から外れることがな
い。
このとき、第9図の右側に示すように半円弧リング体2
4Aの突起25が、スプリングシートアウタ23の内面
に当接し、第9図の左側に示すように半円弧リング体2
4Bの隆起26が、スプリングシートアウタ23の下面
に当接した状態となる。
4Aの突起25が、スプリングシートアウタ23の内面
に当接し、第9図の左側に示すように半円弧リング体2
4Bの隆起26が、スプリングシートアウタ23の下面
に当接した状態となる。
このようにして、コイルスプリング7は下方から挿入さ
れ、ロアスプリングシート9の個所で最終的な組付けが
なされるので、その作業はアッパスプリングシートで行
う場合に比べて、極めて簡単に済み、かつ強固な支持と
なる。しかも、アッパスプリングシート11におけるコ
イルスプリング7のセンタリングなどの位置決めも容易
になされる。
れ、ロアスプリングシート9の個所で最終的な組付けが
なされるので、その作業はアッパスプリングシートで行
う場合に比べて、極めて簡単に済み、かつ強固な支持と
なる。しかも、アッパスプリングシート11におけるコ
イルスプリング7のセンタリングなどの位置決めも容易
になされる。
第1図は本発明の車両のショソクアブソーハの縦断面図
、第2図はアッパスプリングシートを構成するスプリン
グプレートアッパの平面図、第3図はスプリングプレー
トロアの底面図、第4図はアッパスプリングシート部分
の断面図、第5図はロアスプリングシートを構成するス
プリングシートアウタの斜視図、第6図はスプリングシ
ートインナの斜視図、第7図はスプリングシートインナ
の平面図、第8図(a)、 (b)はスプリングシー
トインナに形成された隆起の異なる高さの例、第9図は
シリンダにロアスプリングシートが装着された断面図で
ある。 2・−シリンダ、7・−コイルスプリング、8−・凸部
、9−・ロアスプリングシート、23・−スプリングシ
ートアウタ、23a−・内周当接面、23 b −下端
当接面、24−スプリングシートインナ。 特許出願人 マ ツ ダ 株式会社代理人 弁理士
吉相 勝俊(ほか1名)第 2 図 第3図
、第2図はアッパスプリングシートを構成するスプリン
グプレートアッパの平面図、第3図はスプリングプレー
トロアの底面図、第4図はアッパスプリングシート部分
の断面図、第5図はロアスプリングシートを構成するス
プリングシートアウタの斜視図、第6図はスプリングシ
ートインナの斜視図、第7図はスプリングシートインナ
の平面図、第8図(a)、 (b)はスプリングシー
トインナに形成された隆起の異なる高さの例、第9図は
シリンダにロアスプリングシートが装着された断面図で
ある。 2・−シリンダ、7・−コイルスプリング、8−・凸部
、9−・ロアスプリングシート、23・−スプリングシ
ートアウタ、23a−・内周当接面、23 b −下端
当接面、24−スプリングシートインナ。 特許出願人 マ ツ ダ 株式会社代理人 弁理士
吉相 勝俊(ほか1名)第 2 図 第3図
Claims (2)
- (1)シリンダの外周にコイルスプリングが配設された
ショックアブソーバにおいて、 上記シリンダの筒部外周に、前記コイルスプリングの下
端部を保持するロアスプリングシートを係合させるため
の凸部が形成され、 上記ロアスプリングシートは、 上記コイルスプリングの内周と下端とに当 接する内周当接面と下端当接面とを備え、上記凸部の外
径より大きい内径を有するリング状のスプリングシート
アウタと、 そのスプリングシートアウタに内嵌され、 上記凸部の外径より小さい内径を有してその凸部上面に
係合し、かつ、径方向に分割されたスプリングシートイ
ンナと、 を備えていることを特徴とする車両のショックアブソー
バ。 - (2)請求項1に記載された車両のショックアブソーバ
において、 上記コイルスプリングを下方からシリンダに外嵌挿入し
、 そのコイルスプリングを上方へ圧縮して、シリンダの下
方から挿入されたスプリングシートアウタと共に、シリ
ンダの筒部外周に形成された凸部の上方へ持ち上げ、 上記スプリングシートインナを上記凸部上面に係合して
保持し、 持ち上げられているスプリングシートアウタをコイルス
プリングの弾発力で下ろしながら上記スプリングシート
インナに外嵌させ、 そのスプリングシートアウタでスプリングシートインナ
の拡開を阻止して、スプリングシートインナの上記凸部
上面への着座状態を維持させ、シリンダに下方から外嵌
されたコイルスプリングを、ロアスプリングシートで受
けることができるようにしたことを特徴とする車両のシ
ョックアブソーバの組立方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8365788A JPH01255732A (ja) | 1988-04-04 | 1988-04-04 | 車両のショックアブソーバ及びその組立方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8365788A JPH01255732A (ja) | 1988-04-04 | 1988-04-04 | 車両のショックアブソーバ及びその組立方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01255732A true JPH01255732A (ja) | 1989-10-12 |
Family
ID=13808524
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8365788A Pending JPH01255732A (ja) | 1988-04-04 | 1988-04-04 | 車両のショックアブソーバ及びその組立方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01255732A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5133573A (en) * | 1989-03-27 | 1992-07-28 | Mazda Motor Corporation | Strut mounting structure for a vehicle and method of assembly |
KR20030096621A (ko) * | 2002-06-17 | 2003-12-31 | 현대모비스 주식회사 | 차량 현가장치용 스트러트 |
KR20030096620A (ko) * | 2002-06-17 | 2003-12-31 | 현대모비스 주식회사 | 차량 현가장치용 스트러트 |
DE112011101557B4 (de) | 2010-05-03 | 2019-06-06 | Tenneco Automotive Operating Company Inc. | Federbeinanordnung mit mehrteiligem Federsitz |
-
1988
- 1988-04-04 JP JP8365788A patent/JPH01255732A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5133573A (en) * | 1989-03-27 | 1992-07-28 | Mazda Motor Corporation | Strut mounting structure for a vehicle and method of assembly |
KR20030096621A (ko) * | 2002-06-17 | 2003-12-31 | 현대모비스 주식회사 | 차량 현가장치용 스트러트 |
KR20030096620A (ko) * | 2002-06-17 | 2003-12-31 | 현대모비스 주식회사 | 차량 현가장치용 스트러트 |
DE112011101557B4 (de) | 2010-05-03 | 2019-06-06 | Tenneco Automotive Operating Company Inc. | Federbeinanordnung mit mehrteiligem Federsitz |
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