JPH01255575A - プリンタ用カセットにおけるテープ及びリボンの離脱装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、転写リボンを加熱もしくは叩打することによ
ってこれに重ね合せられている印刷用テープに文字・記
号その他のものを印刷する場合に用いる熱転写式もしく
はインパクト式プリンタ用のカセットをプリンタに装着
する場合において、サーマルヘッドもしくはドツトとプ
ラテンローラとの間に差し込まれるべき印刷用テープと
転写リボンとがこれらに引掛らないようにするための装
置に関するものである。

〔従来の技術〕

祇その他種々の材質からなるテープに所定の文字・記号
その他のものを印刷するものとして、従来から熱転写式
プリンタ及びインパクト式プリンタが存在する。

これらのプリンタを用いて印刷用テープに文字・記号そ
の他のものを印刷するに当っては、印刷材をコーティン
グするなど種々の手段で印刷材を付着せしめた転写リボ
ンを熱転写式の場合にはサーマルヘッドにより加熱し、
インパクト式の場合にはドツトにより叩打することによ
って転写リボンに重ね合せられている印刷用テープに文
字・記号その他のものを転写することができる。

しかして、印刷用テープと転写リボンとを１つのカセッ
トに装填しておき、これをプリンタに装着し得るように
しておけば、印刷用テープと転写リボンとをプリンタの
所定位置に簡単に装着することができ、装着後キーボー
ドを操作するだけで印刷用テープに印刷することができ
るのみならず、消耗品である印刷用テープと転写リボン
の交換も容易に行うことができる。

〔発明が解決しようとする課題〕

カセットをプリンタに装着するに当って、熱転写式プリ
ンタの場合にはサーマルヘッドとプラテンローラとの間
に、インパクト式プリンタの場合にはドツトとプラテン
ローラとの間に、印刷用テープと転写リボンとを差し込
まなければならないが、これらはいずれもきわめて薄い
ものであるから、両者間を通すことがきわめてむつかし
く、サーマルヘッドもしくはドツトやプラテンローラに
引掛るという欠点がある。

本発明は、この欠点を解消することを目的とするもので
ある。

〔課題を解決するための手段〕

この目的を達成するために、本発明では、印刷用テープ
と転写リボンとを装填したカセット内のサーマルヘッド
もしくはドツトの挿入孔付近に、サーマルヘッドもしく
はドツトとプラテンローラとの間に差し込まれるべき印
刷用テープと転写リボンとを通常の走行位置から離脱さ
せるべく押し出しプリンタにカセットを装填した後旧位
に復するごと（摺動するリリーサを配置したものである
。

〔作　用〕

本発明の離脱装置を有するカセットを例えば第７図に示
す熱転写式のプリンタ（Ｃ）に装着した場合を例に挙げ
て、その作用を説明する。

例えば、第７図に示すプリンタ（Ｃ）の場合その凹所（
Ｃ）に印刷用テープ（＾）と転写リボン（Ｂ）を収容し
たカセット（１）が嵌められるが、この凹所（Ｑ）には
第８図に示すように少くとも軸（ｅｌを中心として平面
的に作動させ得るサーマルヘッド（Ｅ）及びプラテンロ
ーラ（Ｆ）がフレーム（Ｃｏ）から上方に突出しており
、カセット（１１を凹所（ｃｌに嵌めるに当っては軸（
８１を中心としてサーマルヘッド（Ｅ）を第８図実線の
位置から同図鎖線で示すように後退させる。すると、サ
ーマルヘッド（Ｅ）は今迄接し合っていたプラテンロー
ラ（Ｆ）から離れて印刷用テープ（Ａ）と転写リボン（
Ｂ）とを通すに充分な間隔ができる。

そこで、凹所（Ｃ１にカセット（１）を嵌めると、プリ
ンタ側のサーマルヘッド（Ｅ）は第５図において鎖線で
示すようにカセット＋１１の底板（ｌｂ）に形成されて
いる挿入孔（５）に嵌まる。

一方、プリンタ（Ｃ）の凹所（Ｃ１への装着前における
カセットｉｌｌ内の印刷用テープ（Ａ）と転写リボン（
Ｂ）は、第４図実線及び第５図鎖線で示すリリーサ回に
より挿入孔（５）側に押し出されていて第４図鎖線で示
す通常の走行位置よりずれており、このカセット（１１
をプリンタ（Ｃ）の凹所（Ｑｌに嵌めてもこれらがサー
マルヘッド（Ｅ）とプラテンローラ（Ｆ）とに引掛かる
ことはない、なぜならば、第５図、第６図及び第８図に
おいて鎖線で示す位置迄後退している作動前のサーマル
ヘッド（Ｅ）とプラテンローラ（Ｆ）との間には、印刷
用テープ（＾）と転写リボン（Ｂ）とを通すに充分な間
隔ができており、リリーサ（２）により通常の走行位置
よりずれている印刷用テープ（＾）と転写リボン（Ｂ）
とがカセ７）ｆｌ）を凹所（Ｃ）に嵌める際この間を通
るからである。

プリンタ（Ｃ）の凹所（Ｃ１にカセット（１）を嵌めた
後サーマルヘッド（Ｅ）を元の位置（第５図及び第８図
において実線で示す位置）に戻す。この瞬間、カセット
（１１内にあるリリーサ（２）も第５図実線で示すよう
に挿入孔（５）より引込むようにする。すると、印刷用
テープ（Ａ）と転写リボン（Ｂ）は第４図鎖線及び第５
図実線で示す通常の走行位置に戻り、作動後のサーマル
ヘッド（Ｅ）とプラテンローラ（Ｆ）との間に挾まれて
両者は重ね合わされる。この状態の元にプラテンローラ
（Ｆ）を第５図矢印方向に回転させると、印刷用テープ
（Ａ）と転写リボン（Ｂ）はサーマルヘッド（＋りとプ
ラテンローラ（Ｆ）とに挾まれて走行せしめられ、この
間において印刷用テープ（Ａ）に文字・記号その他のも
のを印刷するべくキーボード（Ｄ）を操作すると、サー
マルヘッド（Ｅ）が転写リボン（Ｂ）を加熱しながらプ
ラテンローラ（Ｆ）側へ押し付けるから、キーボード（
Ｄ）により打ち出された文字・記号その他のものを印刷
用テープ（Ａ）に印刷することができ、印刷済の印刷用
テープ（Ａ）はプラテンローラ（Ｆ）の回転によりさら
に前方へ繰り出される。

インパクト式のプリンタの場合には、上記−サーマルへ
ラド（Ｅ）の代りにドツトが備えられており、これによ
り転写リボン（Ｂ）を叩打することによって印刷用テー
プ（Ａ）に文字・記号その他のものが印刷されるが、そ
の場合におけるリリーサの作用等はサーマルヘッド（１
１）の場合と全く異なるところがない、なお、熱転写式
のプリンタ（Ｃ）用のカセット（１）に装填されている
転写リボン（Ｂ）は熱により溶融せしめられる形式のも
ので、インパクト式のプリンタ用の転写リボンとはその
点で異なっている。

〔実施例〕

本発明の実施例を添付の図面に基いて説明する。

第２図に示すようにカセット（１）は有底の箱体（１ａ
）とこれに被せる蓋体（１ｃ）とで構成され、箱体（１
ａ）の底板（１ｂ）上にはこれと一体的にテープ取付コ
ア（２）が形成されており、該テープ取付コア（２）の
円筒の内側部分に当る底板は第３図、第４図に示すよう
に切欠いて孔（３）としである、印刷用テープ（Ａ）は
第４図に示すようにこれが巻付けられているコアｔａ＋
部分を上記テープ取付コア（２）に嵌め込むことによっ
て箱体（１ａ）内に装填され、その先の方はガイド手段
である複数個のガイドローラ！４１．　（４１に掛架せ
しめられて底板（１ｂ）に形成されているサーマルヘッ
ドもしくはドツトの挿入孔（５）の方へ導かれ、印刷用
テープ切断用のカッタ挿入孔（６）を経て箱体（１ａ）
の側壁を開口することによって形成された出口（７）か
らカセット（１１の外へ送り出されるようになっている
。

また、箱体（１ａ）の底板（１ｂ）上には、挿入孔（５
）をはさんでテープ取付コア（２）と反対側にリボン取
付コア（８）とリボン巻取コア（９）が回転可能に配置
されている。転写リボン（Ｂ）はそのコア部分を第４図
及び第５図に示すようにリボン取付コア（８）に嵌め込
むことによって箱体（１ａ）内に装填され、その先の方
はガイド手段である複数個のガイドローラ（４’）、（
４’）に掛架せしめられて底板（１ｂ）に形成されてい
る挿入孔（５）の方へ導かれ、前記カッタ挿入孔（６）
の手前から別のガイド手段である複数個のガイドローラ
（４’）＋（４’）に掛架せしめられた後リボン取付コ
ア（８）の方へ戻され、最終的にリボン巻取コア（９）
に巻取られるようになっている。即ち、転写リボン（Ｂ
）は第４図及び第５図に示すように、挿入孔（５）の周
囲に配置されている複数個（図示例では４個）のガイド
ローラ（４゛）に掛架せしめられながら挿入孔（５）の
周囲を走行し得るようになっており、挿入孔（５）の三
方を囲む囲い壁（５ａ）の前＃Ａａに接触せしめられた
後囲い壁（５ａ）のない所を走行し、その間において印
刷用テープ（Ａ）のテープ面に重ね合せられ、さらに囲
い壁（５ａ）の後端縁に達した後前記カッタ挿入孔（６
）の手前からリボン取付コア（８）の方へ戻され、最終
的にリボン巻取コア（９）に巻取られる。なお、リボン
取付コア（８）には線状のバネα・が捲着してあって、
その先は箱体（１ａ）の側壁内面に形成されている突片
αυ〔第３図〜第５図〕に係止されており、このバネα
・の弾力により転写リボン（Ｂ）がピンと張られた状態
で送り出されるようになっている。

しかして、挿入孔（５）の囲い壁（５ａ）のない部分に
相当する底板（１ｂ）上には、印刷用テープ（＾）と転
写リボン（Ｂ）とを通常の走行位置から離脱させるべく
押し出しプリンタ（Ｃ）にカセット（１）を装着した後
旧位に復するごとく摺動するリリーサ（２）を配置する
。実施例に示すリリーサ＠は第１図に示すように、底板
（ｌｂ）に形成された方形状の長孔ａ１に摺動可能に嵌
め込まれた摺動片（１２ａ）と、これと一体である平面
逆り字状の押出片（１２ｂ）と、これらを絶えず挿入孔
（５）側へ押し出す方向に付勢せしめるためのバネ（１
２ｃ）とで構成される。即ち、バネ（１２ｃ）は箱体（
１ａ）の底板（１ｂ）から上方へ向けて突設したピンＯ
ｅに捲着し、その一端を押出片（１２ｂ）の背中に当接
し、また、その反対側の端部を底板（１ｂ）から上方に
向けて突設した別のピンαつに係止せしめてあうで、該
バネ（１２ｃ）の弾撥力により摺動片（１２ａ）と押出
片（１２ｂ）は第５図鎖線で示すように挿入孔（５）側
へ突き出るよう絶えず付勢されている。

なお、第１図に示すように摺動片（１２ａ）の裏面には
窪み（１２ｄ）が形成されており、これが長孔０１を通
じてカセット＋１１の裏側（第２図の下側）である外側
に露出している。この窪み（１２ｄ）については後述す
るが、カセット（１）をプリンタの所定位置に装着した
時フレーム（Ｃｏ）から突出している爪（１１がこの窪
み（１２ｄ）に突入せしめられる。

実施例に示すカセットにおいては、プラテンローラ（Ｆ
）の回転力がリボン巻取コア（９）に伝達されるように
しである。即ち、箱体（１ａ）内において、挿入孔（５
）付近の囲い壁（５ａ）のない所であって出口（７）側
に最も近い所に回転子αｅが配置されており、これとリ
ボン巻取コア（９）とに無端状のベルトａηが掛架しで
ある。この回転子αｅは、カセット（１１をプリンタの
所定位置に装着した時第５図及び第６図に示すように底
板（１ｂ）の切欠部α呻から箱体（１ａ）内に突入する
プラテンローラ（Ｆ）と係合し、その回転が回転子Ｑｌ
、ベルトＯｎを介してリボン巻取コア（９）に伝わり、
１つの駆動源即ちプラテンローラ（Ｆ）の回転により回
転子（２）とリボン巻取コア（９）とが同じように回転
する。

次に、実施例に示すカセットの作用等につい　　　−で
詳しく説明する。

実施例に示すカセッｌ−（１１は、印刷用テープ（＾）
がテープ取付コア（２）に、熱転写式の転写リボン（Ｂ
）がリボン取付コア（８）にそれぞれ嵌められて両者が
１つの箱体（１ａ）内に収容されている熱転写式プリン
タ用のもので、これを例えば第７図に示す熱転写式プリ
ンタ（Ｃ）の所定位置に単に装着してキーボード（Ｄ）
を操作するだけで印刷用テープ（Ａ）に文字・記号その
他のものを印刷することができる。

第７図に示す熱転写式プリンタ（Ｃ）にあってはその凹
所１ｃＩにカセット（１１が嵌められるが、この凹所Ｔ
Ｃ）には第８図に示すように軸（ｅｌを中心として平面
的に作動させ得るサーマルヘッド（Ｅ）、プラテンロー
ラ（Ｆ）、カッタ（Ｇ）、操作用摘み（Ｈ）、サーマル
ヘッド（Ｅ）と一体的に動くレバー（１）の爪＋ｌｌが
フレーム（Ｃｏ）から上方に突出しており、カセット（
１）を凹所（Ｃ１に嵌めるに当っては、操作用摘み（Ｈ
）を第８図の状態から反時計方向に９０”回す、すると
、フレーム（Ｃｏ）下において操作用摘み（Ｈ）に取付
けられている歯車（ｈｌと噛み合う歯を有するレバー（
Ｊ）が平面的に軸０１を中心として時計針方向に回動し
、該軸Ｕ）に一端が定着されているレバー（に）も軸Ｕ
）を中心として時計針方向に回動してその先端がレバー
（Ｉ）を押す、従って、レバー（ｒ）と一体的であって
フレーム（Ｃｏ）上に突出しているサーマルヘッド（Ｅ
）が軸ｌｅｔを中心として第８図鎖線で示すように反時
計方向に回動し、今迄接し合っていたプラテンローラ（
Ｆ）から離れて印刷用テープ（＾）と熱転写式の転写リ
ボン（Ｂ）を差し込むに充分な間隔ができる。また、レ
バー（Ｋ）によって押されたレバー（Ｉ）の爪（１）も
同図鎖線の位置迄移動する。

この操作を行った上で凹所（Ｃ１にカセット＋１１を嵌
めると、熱転写式のプリンタ（Ｃ）のサーマルヘッド（
Ｅ）は第５図及び第６図おいて鎖線で示すように、カセ
ット（１１の底板（１ｂ）に形成されている挿入孔（５
）に、カッタ（Ｇ）はカセット（１）の底板（ｌｂ）に
形成されているカッタ挿入孔（６）にそれぞれ嵌まる。

また、操作用摘み（Ｈ）はカセットＴｌｌの底板（１ｂ
）に形成されている孔（３）からテープ取付コア（２）
の筒内を経てカセット＋１１の蓋体（１ｃ）に形成され
ている孔αｌに嵌まるとともに、その一部が蓋体（ｌｃ
）より上方に突出する。また、プラテンローラ（Ｆ）は
カセットＩｌｌの裏側から底板（１ｂ）の切欠部α・を
経て箱体（１ａ）内に突入し、その爪（ｆｌが回転子α
Ｑの裏側の窪み（図示しない）に差し込まれる。

一方、熱転写式プリンタ（Ｃ）の凹所（Ｃ）への装着前
におけるカセッ）　ｆｉｌ内の印刷用テープ（Ａ）と熱
転写式の転写リボン（Ｂ）は、第４図実線及び第５図鎖
線で示す所に位置しているリリーサ（２）により挿入孔
（５）側に押し出されていて第４図において鎖線で示す
通常の走行位置よりずれており、このカセット（１）を
プリンタ（Ｃ）の凹所（Ｃ）に嵌めてもこれらがサーマ
ルヘッド（Ｉりとプラテンローラ（Ｆ）とに引掛かるこ
とはない、なぜならば、第５図、第６図及び第８図にお
いて鎖線で示す位置迄後退している作動前のサーマルヘ
ッド（Ｅ）とプラテンローラ（Ｐ）との間には、上述し
たように印刷用テープ（Ａ）と熱転写式の転写リボン（
Ｂ）とを通すに充分な間隔ができており、リリーサ＠に
より通常の走行位置よりずれている印刷用テープ（Ａ）
と熱転写式の転写リボン（Ｂ）とがカセット１１）を凹
所ｔｃ＞に嵌める時この間を通るからである。

このように、印刷用テープ（Ａ）と熱転写式の転写リボ
ン（Ｂ）とをサーマルヘッド（Ｅ）とプラテンローラ（
Ｆ）に引掛けることなくカセ−ｚ）＋１１を凹所ＴＣ）
に嵌めることができるが、カセッｌ−（１１を凹所１ｃ
）に嵌めた時、後退したサーマルヘッド（Ｅ）と一体的
なレバー（１）の爪（１１が第１図に示すようにカセッ
ト（１１の裏側から長孔ａ１を経てリリーサ（２）の摺
動片（１２ａ）に形成されている窪み（１２ｄ）に嵌入
せしめられる。即ち、第８図の鎖線で示す所に位置して
いるレバー（１）の爪（１１が、カセット内において印
刷用テープ（Ａ）と熱転写式の転写リボン（Ｂ）とを通
常の走行位置から離脱させるように作動している〔即ち
、第３図。

第４図の実線の位置、第５図の鎖線の位置にある〕リリ
ーサ叩の摺動片（１２ａ）の裏側に形成されている富み
（１２ｄ）に嵌入せしめられる。

熱転写式のプリンタ（Ｃ）の凹所（Ｃ１にカセット（１
１を嵌めた後蓋体（ＩＣ）の孔α噂から突出している操
作用摘み（Ｈ）を先程とは逆に９０°回す、すると、レ
バー（Ｊ）　、　（に）を介してサーマルヘッド（Ｅ）
はレバー（１）とともに軸（４１）を中心として旧位（
第５図、第８図において実線で示す位置）に戻り、また
、レバー（Ｉ）の爪＋１）が嵌入せしめられている摺動
片（１２ａ）が、長孔α罎に沿って移動するからリリー
サ（ロ）も第５図鎖線の位置から同図実線で示すように
後退する。従って、印刷用テープ（Ａ）と熱転写式の転
写リボン（Ｂ）は第４図鎖線及び第５図実線で示す通常
の走行位置に戻り、作動後のサーマルヘッド（Ｅ）　と
プラテンローラ（Ｆ）との間に挾まれて両者は重ね合わ
される。この状態の下にプラテンローラ（Ｆ）を第５図
矢印方向に回転させると、印刷用テープ（Ａ）と熱転写
式の転写リボン（Ｂ）はサーマルヘッド（＋りとプラテ
ンローラ（Ｆ）　とに挾まれて走行せしめられ、この間
において印刷用テープ（Ａ）に文字・記号その他のもの
を印刷するべくキーボード（Ｄ）を操作すると、サーマ
ルヘッド（Ｅ）が熱転写式の転写リボン（Ｂ）を加熱し
ながらプラテンローラ（Ｆ）側に押し付けるから、キー
ボード（Ｄ）により打ち出された文字・記号その他のも
のを印刷用テープ（Ａ）に印刷することができ、印刷済
の印刷用テープ（＾）はプラテンローラ（Ｆ）の回転に
よりさらにその前方である力。

夕挿入孔（６）の方へ送られる。ところがここにはプリ
ンタ（Ｃ）のフレーム（Ｃ′）から突出しているカッタ
（Ｇ）が差し込まれているから、キーボード（Ｄ）を操
作することによりカッタ（Ｇ）を作動させると、印刷済
の印刷用テープ（Ａ）が該カッタ（Ｇ）により所定の位
置から切断され、切断後の印刷済テープはカセット１１
１の出口（７）から排出せしめられる。

なお、プラテンローラ（Ｆ）が第５図矢印方向に回転す
ると、この直上にあってこれと係合している回転子Ｑ鴨
も同じ向きに回転し、これに掛架されているベルト０１
により該回転子Ｑｌの回転がリボン巻取コア（９）に伝
わり、熱転写式の転写リボン（Ｂ）は何の駆動源もない
にかかわらず印刷用テープ（Ａ）への印刷に理想的な速
度を保ちながらリボン取付コア（８）側から順次繰り出
され、印刷に供せられた後の熱転写式の転写リボン（Ｂ
）はリボン巻取コア（９）に順次巻取られる。

上記実施例においては、カセット（１）が熱転写式のプ
リンタ用に使われる場合について、また、このカセット
（１）を装着するプリンタ（Ｃ）が熱転写式のものであ
る場合について説明したが、本発明はインパクト式のプ
リンタ用カセットに応用することができること勿論であ
る。この場合、熱により溶融せしめられる形式の転写リ
ボンの代りに普通の転写リボンが装填されている点が熱
転写式のプリ７ンタ用カセツトの場合と異なるだけであ
り、また、これをインパクト式のプリンタに装着した場
合、上記サーマルヘッド（Ｈ）呻代るドツトが挿入孔（
５）からカセット（１１内へ突入せしめられる点が熱転
写式のプリンタに装着した場合と異なるだけであうで、
その場合の作用等については両者とも全く異なるところ
はない。

その他図面において、■ＣＣ第２御〜第４セット（１）
をプリンタ（Ｃ）の凹所（ｅ）に嵌めた時、該抵抗（至
）が一対の接片（２１）　、　（２１）を介してプリン
タ（Ｃ）側のプラグ（Ｌ）〔第８図〕に接続せしめられ
てカセット（１１がプリンタ（Ｃ）と電気的に接続され
るようになっている。

（発明の効果〕 本発明による離脱装置を有するカセットをプリンタの所
定位置に装着するに当って、印刷用テープと転写リボン
がサーマルヘッドもしくはドツトやプラテンローラに引
掛かることがな（、きわめて簡単に装着できる効果があ
る。

【図面の簡単な説明】

添付図面は、本発明による離脱装置の実施例を示すもの
で、 第１図は、これを熱転写式のプリンタ用カセットに応用
した場合の斜視図で、リリーサがカセットの裏側におい
てプリンタのレバーから突出する爪と係合する様子を示
す、 第２図は、印刷用テープと転写リボンとを収納してない
状態を示す熱転写式のプリンタ用カセットの一部分解の
斜視図、 第３図．第４図は、本発明による離脱装置を備えた熱転
写式のプリンタ用カセットを蓋体を除いて示す平面図で
、第３図は印刷用テープと転写リボンとを装填する前の
状態を、第４図は装填後の状態を示す、 第５図は、本発明による離脱装置を備えた熱転写式のプ
リンタ用カセットを熱転写式のプリンタに装着した場合
における挿入孔付近の機構を示す拡大平面図、 第６図は、印刷用テープと転写リボンとを１つの駆動源
で走行させるための伝達機構の一例を示す縦断面図、 第７図は、本発明による離脱装置を備えた熱転写式のプ
リンタ用カセットを装着する熱転写式のプリンタの一例
を示す斜視図、 第８図は、それを後方から見た一部分のみの拡大図、 である。 （１１・・・−カセット、　（５１・・−挿入孔、　亜
・・・−・リリーサ、（＾）−・・印刷用テープ、（Ｂ
）−・・転写リボン、（Ｃ）・−・プリンタ、　　（Ｅ
）−・−サーマルヘッド、（Ｐ）・−・−・プラテンロ
ーラ。 特許出願人　　ゼネラル株式会社 （ほか２名） 第　　１　図 Ｉ′ １：カセット ５：挿入孔 １２：リリーサ ｆｊＳ３図 １：カセット ５二挿入孔 １２：リリーサ Ａ：印肌用テープ Ｂ：転写リボン 第４図 第５図 第６図 ５：挿入孔 １２：リリーサ Ａ：印刷用テープ Ｂ：転写リボン Ｅ：サーマルヘッド Ｆニブラテンローラ 第７図 Ｃ：プリンタ Ｅ：サーマルヘッド Ｆニブラテンローラ 第８図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、カセット内のサーマルヘッドもしくはドットの挿入
   孔付近に、サーマルヘッドもしくはドットとプラテンロ
   ーラとの間に差込まれるべき印刷用テープと転写リボン
   とを通常の走行位置から離脱させるべく押し出しプリン
   タにカセットを装着後旧位に復するごとく摺動するリリ
   ーサを備えたことを特徴とするプリンタ用カセットにお
   けるテープ及びリボンの離脱装置。