JPH01254993A - ラベル用感熱性粘着紙 - Google Patents

ラベル用感熱性粘着紙

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JPH01254993A
JPH01254993A JP8361788A JP8361788A JPH01254993A JP H01254993 A JPH01254993 A JP H01254993A JP 8361788 A JP8361788 A JP 8361788A JP 8361788 A JP8361788 A JP 8361788A JP H01254993 A JPH01254993 A JP H01254993A
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Akira Masuda
章 増田
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飯田 五郎
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (A)産業上の利用分野 本発明は、紙支持体の表面に電子線又は紫外線硬化型イ
ンキを用いた印刷層を有し、裏面に感熱性粘着剤層を設
けたラベル、シール等に用いられるラベル用感熱性粘着
紙に関する。
(B)従来の技術 感熱性粘着紙は、ベースとして上質紙や、片面または両
面の、アート紙、コート紙、キャストコート紙等の印刷
適性を有する顔料塗被紙等を支持体とし、これ等の紙の
顔料塗被層の反対面(両面が顔料塗被層の場合は片方の
面)に感熱性粘着剤を塗布して作る。このようにして作
られた感熱性粘着紙は、一般的には感熱性粘着剤の塗布
面の反対面に印刷を行ない、ラベル、シール等に使用さ
れる。
感熱性粘着剤は基本的に (a)ポリ酢酸ビニル、ポリメタクリル酸ブチル、酸化
ビニル−塩化ビニリデンコポリマー、合成ゴム、酢酸ビ
ニル−アクリル酸2.−エチルへキシルコポリマー、酢
酸ビニル−エチレンコポリマー、ビニルピロリドン−ス
チレンコポリマー、スチレン−ブタジェンコポリマー、
ビニルピロリドン−アクリル酸エチルコポリマー、など
の高分子樹脂と、 (b)フタル酸ジフェニル、フタル酸ジヘキシル、フタ
ル酸ジシクロヘキシル、フタル酸ジヒドロアビエチル、
イソフタル酸ジメチル、安息香酸スフローズ、二安息香
酸エチレングリコール、三安息香酸トリメチロールエタ
ン、三安息香酸グリセリド、四安息香駿ペンタエリトリ
ット、へ酢酸スクロース、クエン酸トリシクロヘキシル
、N−シクロへキシル−p−トリエンスルホンアミド、
等の常温で固体の可塑剤と、 (C)ロジン誘導体くロジン、重合ロジン、水添ロジン
またはそれらのグリセリン、ペンタエリスリトール等と
のエステル、樹脂酸ダイマー等)テルペン樹脂系、石油
樹脂系、フェノール樹脂系、キシレン樹脂系、等の粘着
性付与剤を含有するものが使用されている。
(C)発明が解決しようとする問題点 感熱性粘着紙を印刷する場合、一般によく使用されてい
るオイルインキ、ソルベントインキなどを使った場合、
印刷後の紙が印刷面と粘着剤面の間でブロッキングを起
し、ひどい場合は紙が破れたり、軽い場合でも印刷面に
粘着剤が移って、後工程で障害を起こし、実際には使用
できない。その対策として、水性インキが選ばれるが、
水性インキで印刷する場合でも樹脂分の少なく、アルコ
ール分、ワックス類の少なく、その他の添加剤も障害を
起さないインキを選ぶ必要がある。その結果、印刷の速
度は遅く、出来上がったラベル用感熱性粘着紙は、印刷
上がりが悪く、ラベルの最も重要な機能の一つである商
品の顔としての機能を充分に果たすことができない。又
、その用途により要求される耐水性、耐摩擦性、耐溶剤
性等の種々の耐性が、インキの配合上の色々な制約のた
めにほとんど不可能となる。
一般に印刷インキの基本的な構成は色料(顔料)、ビヒ
クル、補助剤からなっている。
このうちのビヒクルは展色料と呼ばれるワニス成分で、
顔料とともにインキの主体を構成し、流動性、乾燥性等
をつかさどる。ビヒクルは、(イ)乾性油(あまに油、
きり油、脱水ひまし油など)、(ロ)鉱物油(スピンド
ル油、マシン油、モビル油など)、(ハ)溶剤(ヘキサ
ンなどの脂肪族炭化水素、トリオールなどの芳香族炭化
水素、アルコール、アセトンなどのケトン、酢酸エチル
などのエステル、エチルエーテルなどのエーテル、ジエ
チレングリコールなどのグリコールなと)、(ニ)樹脂
(ロジン、ギルツナイトなどの天然樹脂、石灰ロジンな
どの天然樹脂の誘導体、フェノール樹脂、アルキド樹脂
、石油樹脂、ビニル樹脂、ポリアミド樹脂、アクリル樹
脂、ニトロセルロース、環化ゴム、塩化ゴムなどの合成
樹脂など)、(ホ)可塑剤(フタル酸ジオクチル、フタ
ル酸ジブチル、アジピン酸ジオクチルなど)、(へ)ワ
ックス(密ろう、カルナウバワックス、オシケライト、
木ろうなどの天然ワックス、ポリエチレンワックスのよ
うな合成ワックス、パラフィンワックス、マイクロクリ
スタリンワックスなどの石油系ワックスなど)などの諸
成分で組立られている。
(「印刷インキ技術」産業図書シリーズ、19B2.8
.30発行、による。) これに対して、感熱性粘着紙の粘着剤の成分である可塑
剤は、インキのビヒクルの乾性油、鉱物油、溶剤、樹脂
、ワックスなどに本質的に溶けやすい性質をもっている
。また同じく感熱性粘着紙の粘着剤の成分である高分子
樹脂も、乾性油、鉱物油、溶剤などに溶けやすい。従っ
て、印刷後紙が重なり、印刷面と粘着剤面が接触し粘着
剤の成分がインキ層に溶は込み、ブロッキングを起すと
考えられる。
上述の様な問題があるので、感熱性粘着紙はほとんどの
場合、水性インキを使用してフレキソ印刷やグラビア印
刷をしている。しかし、水性インキの場合も印刷後のブ
ロッキングをさけるためには、その組成の種類、量に関
して制約される。すなわち、水性インキは水溶性樹脂(
デンプン、デキストリン、アルギン酸塩、セルロースエ
ステル、セルロースエーテル、ポリビニルアルコール、
ポリビニルエチルエーテル、ポリアクリルアミド、ポリ
エチレンオキサイド、ポリアクリル酸塩など)、水溶化
樹脂(セラック、スチレン化セラック、スチレンマイレ
ン酸樹脂、ロジンマイレン酸樹脂、カゼインおよびその
誘導体、アクリル共重合体)、水性分散樹脂(アクリル
系樹脂、酢酸ビニル系樹脂、スチレン系樹脂、塩化ビニ
ル系樹脂、合成ゴムラテックス、ポリウレタン、ポリエ
ステル、アルキド樹脂、エポキシエステル、ロジンエス
テル)などの(イ)樹脂類、アンモニア水、有機アミン
類などの(ロ)水溶化剤、(ハ)顔料、アルコールなど
の(ニ)助溶剤、ワラゲス類などの(ホ)耐摩擦性向上
剤、(へ)消泡剤、(ト)水などの成分から成り立って
いる。
感熱性粘着紙を水性インキを使って印刷すると、インキ
の乾燥が遅く、印刷スピードが上がらず、能率が悪い。
インキの乾燥性を良くするためには、アルコールの使用
が考えられるが、その量もブロッキングが悪くなるため
制限がある。
水性インキの印刷上がりは一般的にオイルインキと比較
して劣るが、少しでも良くするためには樹脂類を選択し
たり、その量を増やすことが考えられるが、感熱性粘着
紙の場合、ブロッキングの関係から制限がある。
ラベルはその一品の顔としての役目から、美しいことが
求められるが、感熱性粘着紙を水性インキで、しかも上
記のような制限のあるなかで印刷をした場合、印刷上が
りから見て、充分に満足できるラベルを得ることができ
ない。
さらにラベルはその内容物の用途、取扱い方などから色
々な耐性(例えば、耐水性、耐溶剤性、耐摩擦性など)
が求められる。しかしこれらの耐性を得るためにも、上
記と同様の制限があり、この要求に応じきれない。
(D)課題を解決するための手段 本研究者らがラベルに適した感熱性粘着紙について、鋭
意研究を重ねた結果、紫外線硬化型のインキを使って印
刷し、紫外線の照射により硬化させる方法、及び電子線
硬化型のインキを使って印刷し、電子線によって硬化さ
せる方法により、印刷後のブロッキングが少なく、かつ
ラベルの用途に適した感熱性粘着紙を得ることができる
ことが判明した。
即ち、本発明は紙支持体の表面に紫外線硬化型インキ又
は電子線硬化型インキを用いて印刷層を設け、裏面には
通常非粘着性で加熱時活性化して粘着が生じ、しかも降
温後も粘着性が持続する感熱性粘着剤層を設けたラベル
用感熱性粘着紙である。
この感熱性粘着紙の紙支持体は、少なくとも片方の面が
印刷適性を有する顔料塗被層を持ったコーテツド紙であ
り、いわゆる片面、両面仕上げのアート紙、コート紙、
キャストコート紙、微塗工紙、合成紙等が使用できる。
感熱性粘着層の感熱性粘着剤は基本的に (a)ポリ酢酸ビニル、ポリメタクリル酸ブチル、酸化
ビニル−塩化ビニリデンコポリマー、合成ゴム、酢酸ビ
ニル−アクリル酸2−エチルへキシルコポリマー、酢酸
ビニル−エチレンコポリマー、ビニルピロリドン−スチ
レンコポリマー、スチレン−ブタジェンコポリマー、ビ
ニルピロリドン−アクリル酸エチルコポリマー、などの
高分子樹脂と、 (b)フタル酸ジフェニル、フタル酸ジヘキシル、フタ
ル酸ジシクロヘキシル、フタル酸ビヒドロアビエチル、
イソフタル酸ジメチル、安息香酸スフローズ、二安息香
酸エチレングリコール、三安息香酸トリメチロールエタ
ン、三安息@酸グリセリド、四安息香酸ペンタエリトリ
ット、へ酢酸スクロース、クエン酸トリシクロヘキシル
、N−シクロへキシル−p−トリエンスルホンアミド、
等の常温で固体の可塑剤と、 (C)ロジン誘導体(ロジン、重合ロジン、水添ロジン
及びそれらのグリセリン、ペンタエリスリトール等との
エステル、樹脂酸ダイマー等)テルペン樹脂系、石油樹
脂系、フェノール樹脂系、キシレン樹脂系、等の粘着性
付与剤を含有するものが使用された。
紫外線硬化型のインキは顔料、オリゴマー(プレポリマ
ー、光重合性低重合体)、モノマー(反応性希釈剤、光
重合性単量体)、光重合開始剤(増感剤)、その使添加
剤から成っている。このインキの乾燥は、印刷機に組み
込まれた紫外線ランプの照射により、インキビヒクルを
重合させることにより行われる。紫外線照射に伴う熱は
少ないのでこの感熱性粘着紙の粘着層を活性化するまで
には至らない。
感熱性粘着紙をこの方式で印刷することにより、インキ
の乾燥はすでに紙を巻取る前、あるいは積重ねる前に終
わっているので、印刷面と粘着層が接触して、ある程度
の圧力がかかった場合にも、ブロッキングの発生は許容
できる範囲に押えることができる。でき上がった感熱性
粘着紙のインキ光沢、印刷精度などの印刷上がりは、一
般のオイルインクとほぼ変わりはなく、水性インキを使
ったものと比較し格段に優れている。ざらにラベル用紙
に求められる色々な耐性についても、耐水性、耐溶剤性
、耐摩擦性などが優れている。従って、でき上がった感
熱性粘着紙は高級な印刷上がりで、ラベルに要求される
種々の耐性に優れたものが得られる。またこの印刷方式
では乾燥は、紫外線の照射を多くすればするほど遠くな
るので、水性インキの場合と比較し、印刷のスピードは
大幅にアップできる。
電子線硬化型のインキも紫外線硬化型のインキと組成、
印刷の方式は似ている。即ち、電子線硬化型のインキの
組成は、光重合開始剤がない以外はほぼ紫外線硬化型の
インキと同様なものが使われる。このインキの乾燥は、
印刷機に組み込まれた電子線照射装置から電子線を照射
し、インキビヒクルを重合させることにより行う。電子
線照射によって発生する熱は紫外線照射によって発生す
る熱量よりざらに少なく、感熱性粘着紙の印刷には非常
に適していた。インキの乾燥は電子線照射により瞬時に
行われるので、紫外線硬化型のインキと同様、印刷後の
ブロッキングの発生は許容できる範囲に押えることがで
きた。またこのようにして印刷された感熱性粘着紙は紫
外線硬化型のインキと同様の良好な特性が得られること
が判った。
(E)実施例 (1)実施例1 片面アート紙の裏面に感熱性粘着層を設けた感熱性粘着
紙(坪は 98g/m>を使用し、活版輪転印刷機にて
、紫外線硬化型インキ(商品名:FDSP  東洋イン
キに、に、製)で4色の重色印刷を行った。インキの乾
燥は、それぞれの色の印刷の直後に、印刷機に取り付け
られた紫外線ランプからの紫外線の照射により行った。
印刷スピードは40TrL/分であった。
印刷後リーラ−に巻取った紙をその状態で24時間放置
したのち、巻はぐし、ブロッキングの判定をした。
ブロッキングの判定は次の4段階で行った。
Aニブロッキングの発生無し。
Cニブロッキングの発生有るも、印刷面に汚れが見られ
ない。
Cニブロッキングの発生有り、印刷面に汚れが見られる
D=ニブロッキングより紙が破れる。
上記の方法による判定の結果はBであり、若干のブロッ
キングの発生は見られるものの、特に使用については問
題の無いレベルであった。
ブロッキングを判定した(麦、この感熱性粘着紙の印刷
上がり、耐アルカリ性、耐摩擦性、耐溶剤性に関して評
価をした。各々の評価項目の評価方法は下記の通りであ
る。
゛印刷上がり二目視にて判定する。
耐アルカリ性:試料を0.5%の水酸化ナトリウム溶液
(20’C)に浸漬し、 60分後に印刷部分の変退色の 程度から判定する。
耐摩擦性  :印刷面を、サザーランドラボテスターを
使用して、摩擦紙とし ては東洋ろ紙Nα2号を使用して、 荷重27189をかけ、100 回摩擦した後、印刷面の損傷の 程度で判定する。
耐溶剤性  :試料を20℃のトルエンに5分間浸漬し
、印刷部分の変退色を 判定する。
この感熱性粘着紙の評価結果は次の通りでおった。
印刷上がり :インキ光沢がよく、かつ網点の再現性も
良好 耐アルカリ性:インキの変退色は見られず、良好 耐摩擦性  :印刷面は変化せず、良好耐溶剤性  :
印刷面は変化せず、良好以上の結果からこの感熱性粘着
紙は、印刷上がり、耐アルカリ性、耐摩擦性、耐溶剤性
の4項目のすべてにおいて優れており、ラベルとしての
重要な機能が備わっていると判断できた。
(2)比較例1 実施例1と同じ感熱性粘着紙を使用し、輪転印刷機にて
、水性のフレキソインキ(商品名ニアクワPAC東洋イ
ンキに、に、製)で4色の重色印刷を行った。この時の
印刷速度はインキの乾燥が悪いため5TrL/分で行っ
た。
印刷後リーラ−に巻取った紙をその状態で24時間放置
したのち、巻はぐし、ブロッキングの判定を(1)と同
じ方法で行った結果、Bであった。
ざらにこの紙を、印刷上がり、耐アルカリ性、耐摩擦性
、耐溶剤性の4項目について(1)と同じ方法で判定し
た結果は次の通りであった。
印刷上がり :インキ光沢がなく、かつ網点の再現性が
よくない。
耐アルカリ性:インキの変退色があり、不良耐摩擦性 
 :インキの剥がれて印刷面に汚れ発生 耐溶剤性  :印刷面は変化せず、良好以上の結果から
この感熱性粘着紙は耐ブロッキングはまずまずであった
が、印刷上がり、耐アルカリ性、耐摩擦性、が良くなく
、ラベルとして充分な機能が備わっているとは言えない
と判断できた。
(3)実施例2 実施例1と同じ感熱性粘着紙を使用し、オフセット枚葉
印刷機にて、紫外線硬化型インキ(FDO東洋インキに
、に、製)で4色の重色印刷を行った。インキの乾燥は
、4色の印刷したのち、印刷機に取り付けられた紫外線
ランプからの紫外線の照射により行った。印刷スピー1
は5000枚/時間であった。
印刷後、棒積みされた紙をその状態で24時間放置した
のち、ブロッキングの判定をした。判定の結果はBであ
った。
ざらにこの紙を、印刷上がり、耐アルカリ性、耐摩擦性
、耐溶剤性の4項目について(1)と同じ方法で判定し
た結果は次の通りであった。
印刷上がり ニインキ光沢がよく、かつ網点の再現性も
良好 耐アルカリ性:インキの変退色は見られず、良好 耐摩擦性  :印刷面は変化せず、良好耐溶剤性  :
印刷面は変化せず、良好以上の結果から、この感熱性粘
着紙は(1)の場合と同じく、印刷上がり、耐アルカリ
性、耐摩擦性、耐溶剤性の4項目のすべてにおいて優れ
ており、ラベルとしての重要な機能が備わっていると判
断できた。
(4)比較例2 実施例1と同じ感熱性粘着紙を使用し、オフセット枚葉
印刷機にて、オイルインキ(TOYOKING  BR
IGHT  東洋インキに、に、製)で4色の重色印刷
を行った。印刷スピードは5000枚/時間であった。
印刷後、棒積みされた紙をその状態で24時間放置した
のち、ブロッキングの判定をした。判定の結果はDであ
り、その他の評価は全くできない状態であった。
(5)実施例2 実施例1と同じ感熱性粘着紙を使用し、オフセット枚葉
印刷機にて、電子線硬化型インキ(商品名 ダイキュア
ーEBM  大日本インキ化学K。
K、製)で4色の重色印刷を行った。インキの乾燥は、
4色の印刷したのち、印刷機に取り付けられた電子照射
装置からの電子線の照射により行った。印刷スピードは
5000枚/時間であった。
印刷後、棒積みされた紙をその状態で24時間放置した
のち、ブロッキングの判定をした。判定の結果はAであ
った。
ざらにこの紙を、印刷上がり、耐アルカリ性、耐摩擦性
、耐溶剤性の4項目について(1)と同じ方法で判定し
た結果は次の通りであった。
印刷上がり :インキ光沢がよく、かつ網点の再現性も
良好 耐アルカリ性:インキの変退色は見られず、良好 耐摩擦性  :印刷面は変化せず、良好耐溶剤性  :
印刷面は変化せず、良好以上の結果から、この感熱性粘
着紙は(1)の場合と同じく、印刷上がり、耐アルカリ
性、耐摩擦性、耐溶剤性の4項目のすべてにおいて優れ
ており、ラベルとしての重要な機能が備わっていると判
断できた。
(F)発明の効果 上述の通り、(1)感熱性粘着紙を紫外線硬化型のイン
キを使用して印刷し、紫外線の照射によりインキの乾燥
を行うことにより、印刷後のブロッキングの発生が少な
く、また印刷上がり、種々の耐性に関しても優れ、ラベ
ルの用途に適したラベル用感熱性粘着紙が得られた。
同様に(2)感熱性粘着紙を電子線硬化型のインキを使
用して印刷し、電子線の照射によりインキの乾燥を行う
ことにより、印刷後のブロッキングの発生が少なく、ま
た印刷上がり、種々の耐性に関しても優れ、ラベルの用
途に適したラベル用感熱性粘着紙が得られた。
手続補正書(自発)   ( 昭和63年11月y日 特許庁長官数             (1、事件の
表示昭和63年特許願第083617号  (2、発明
の名称 ラベル用感熱性粘着紙              (
3、補正をする者 事件との関係  特許出願人            
 (住 所    東京都千代田区丸の白玉丁目4番2
号名称   (59g)三菱製紙株式会社    (連
絡先 〒125東京都葛飾区東金町−丁目4番1号四 
(600)  2481 4、補正の対象                  
     ([1)明細書、発明の名称「ラベル用感熱
性接着紙」を「ラベル用感熱性粘着紙」に補正する。
:2)明細書、特許請求の範囲を別紙の通り補正する。
′3)明細書、第12頁第17行の 「(1)実施例1」を「実施例1」に補正する。
]4)明細書、第15頁第9行の 「(2)比較例1」を「比較例1」に補正する。
]5)明細書、第15頁第17行及び第19行のr(1
)」を「実施例1」に補正する。
6)明細書、第16頁第12行の 「(3)実施例2」を「実施例2」に補正する。
7)明細書、第17頁第4行及び第12行のr (1)
Jを「実施例1」に補正する。
8)明細書、第17頁第17行の 「(4)比較例2」を「比較例2」に補正する。
9)明細書、第18頁第7行の 「(5)実施例2」を「実施例3」に補正する。
if O)明細書、第18頁第19行のr (1)Jを
「実施例1」に補正する。
[)明細書、第19頁第7行の r (1)Jを「実施例1」に補正する。
別   紙 2、特許請求の範囲 (1)紙の表面に紫外線硬化型インキを用いて印刷層を
設け、裏面には通常非粘着性で加熱時活性化して接着が
生じ、しかも降温後も粘着性が持続する感熱性粘着剤層
を設けたことを特徴とするラベル用感熱性粘着紙。
(2)紙の表面に電子線硬化型インキを用いて印刷層を
設け、裏面には通常非粘着性で加熱時活性化して粘着が
生じ、しかも降温後も粘着性が持続する感熱性粘着剤層
を設けたことを特徴とするラベル用感熱性粘着紙。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)紙の表面に紫外線硬化型インキを用いて印刷層を
    設け、裏面には通常非粘着性で加熱時活性化して接着が
    生じ、しかも降温後も粘着性が持続する感熱性粘着剤層
    を設けたことを特徴とするラベル用感熱性接着紙。
  2. (2)紙の表面に電子線硬化型インキを用いて印刷層を
    設け、裏面には通常非粘着性で加熱時活性化して粘着が
    生じ、しかも降温後も粘着性が持続する感熱性粘着剤層
    を設けたことを特徴とするラベル用感熱性粘着紙。
JP63083617A 1988-04-04 1988-04-04 ラベル用感熱性粘着紙 Expired - Lifetime JP2672562B2 (ja)

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