JPH0125474Y2 - - Google Patents

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JPH0125474Y2
JPH0125474Y2 JP1983111209U JP11120983U JPH0125474Y2 JP H0125474 Y2 JPH0125474 Y2 JP H0125474Y2 JP 1983111209 U JP1983111209 U JP 1983111209U JP 11120983 U JP11120983 U JP 11120983U JP H0125474 Y2 JPH0125474 Y2 JP H0125474Y2
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JP
Japan
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piece
movable contact
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contact
muffler
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JP1983111209U
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JPS6019134U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 [業上の利用分野] この考案は、小型継電器の消音装置に関するも
のであり、特に、該小型継電器の消音装置の改良
に関するものである。
[従来の技術] 従来此種電磁リレーのアマチユアの振動音を消
音するための装置として実開昭55−11026号考案
が知られている。之は電磁リレーに於て、アマチ
ユアのストツパの表面にこのストツパの巾又は、
厚みよりやや小なる巾又は厚みの凹部を有するサ
ブストツパの前記凹部を嵌着して成るものであ
る。
[考案が解決しようとする課題] 上記従来型は、ストツパの表面によく密嵌でき
る弾性体を装着してあるので、アマチユアの後退
時に於て、この弾性体にアマチユアに連設したコ
ンタクトプレートに設けた接点が衝撃してストツ
プするとき、該コンタクトプレート(可動接片)
の振動音を緩和することはできても、充分に該振
動音を吸収して消音することはできない。
そこで、可動接片の振動音を充分に吸収して消
音できるようにするために解決せらるべき技術的
課題が生じてくるのであり、本考案は該課題を解
決することを目的とする。
[課題を解決するための手段] この考案は、上記目的を達成せんとして提案せ
られたものであり、ヨークに装着しているコイル
の通電によつて側面視L字状のアマチユアの横片
を吸引し、更に、該アマチユアは折曲部位を揺動
基点として揺動して、該アマチユアの縦片によつ
て可動接点を固定接点に接触せしめ、更に、上記
通電を断てば、アマチユアが戻り揺動を為してそ
の縦片がヨークの方向へ揺動して前記固定接点と
可動接点が離れ、更に該アマチユアの後退動作に
伴う振動音を弾性体にて消音するようにした小型
継電器に於て、前記消音体は柔軟性の非透磁体よ
りなると共に、その前面を開放した凹陥部を有
し、更に、該消音体の前面開放部には開放部中心
側に突片を突設して成り、且つ、該消音体の背面
を前記ヨークの上方部位前側面に装着して、前記
前面開放部を可動接片の可動接点取付側に対峙せ
しめ、可動接点が固定接点より離間したとき、可
動接片を前記消音体の突片に当接せしめて可動接
片の振動音を消去するようにした小型継電器の消
音装置を提供せんとするものである。
[作用] 本考案の消音装置は、消音体の前面は開放され
た凹陥部を有し、且つ、この前面開放部には開放
部中心側に突片が突設されており、更に、可動接
片の後退時には、接点取付側の可動接片が該突片
に当接するので該可動接片は極めて柔軟に受止め
られるので、可動接片の振動を可及的に押えるこ
とになる。即ち、消音体の前方部には凹陥部が設
けられているので前記突片の柔軟性は向上すると
共に、該凹陥部によつて可動接片の振動音が相互
に干衝し合つて該振動音の消音効果は一層向上す
る。
又、該消音体は非透磁体にて構成されているの
で、継電器のコイルによつて生じる磁力線を透過
せず、継電器の機能を阻害するようなこともな
い。
[実施例] 以下、この考案の一実施例を別紙添付図面に従
つて詳述する。尚、説明の都合上、従来公知に属
する技術事項も同時に説明する。図中1は継電器
の器体であつて、この器体1に可動接点2aを取
付けた可動接片2、固定接点3、ヨーク4が取付
けられている。このヨーク4にコイル5を装着
し、その下部に側面視L字状のアマチユア6の屈
曲せる基部7を枢支する。アマチユア6の横片8
は、コイル5への通電によつてコイル5のコア5
aに吸引され、アマチユア6をL字状の基部を支
点として揺動させると共に、アマチユア6の縦片
9も揺動して、この縦片9の揺動により可動接点
2aを固定接点3に接触せしめるように構成され
ている。又、上記ヨーク4の前面(第1図イに於
て左側面)の上方部位に柔軟性の非透磁体より成
る消音体10を装着する。該消音体10は前方中
央部に凹陥部11を設けてある。そして、この凹
陥部11は前面が開放され、この開放部に中心方
向に向つて突片12が突設してある。又、上記の
可動接片2は、板ばね状の弾性体で形成して器体
1に立設し、その上部に固定接点3に当接する可
動接点2aを固設し、可動接片2の弾性作用によ
り常に消音体10の方向に付勢している。そし
て、上記コイル5の電流が断たれるとアマチユア
6はコイル5のコア5aから離れ、前記と逆方向
に回動し可動接点2aが固定接点3から離れるこ
ととなり、可動接片2は、自らの有するばね作用
により直ちにその先端が消音体10の突片12に
極めて柔軟に当接して可動接片2の振動を一次的
に吸収して該振動音を消音する。更に、二次的
に、余剰の振動音は消音体10の凹陥部11内に
て相互に干衝して消音することになり、殆ど可動
接片2の振動音を消音できる。
[考案の効果] この考案は、消音体は非透磁性体より成るか
ら、コイルに通電して磁場を形成しても継電器の
機能を阻害することはない。更に、柔軟性ある物
質を用いて前記消音体は構成され、そして、その
前方中心部には凹陥部が設けられ、更に、該凹陥
部は前面を開放し、該開放部には開放部中心方向
に向つて突片が突設され、且つ、この突片に可動
接片が後退時に当接することになるので極めて柔
軟に当接することになり、可動接片の振動が制御
されて一次的に消音し、更に、余剰の振動音は周
辺に拡散することなく前記凹陥部内部にて相互に
干衝して消音することになり、依つて、可動接片
の振動音は殆ど消音されるのである。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示すもので、第1
図イは継電器の正面図、第1図ロは同上の側面
図、第2図イは可動接点の正面図、第2図ロは同
上の側面図である。 1……器体、2……可動接片、2a……可動接
点、3……固定接点、4……ヨーク、5……コイ
ル、5a……コイルのコア、6……アマチユア、
7……アマチユアの基部、8……アマチユアの横
片、9……アマチユアの縦片、10……消音体、
11……凹陥部、12……突片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ヨークに装着しているコイルの通電によつて側
    面視L字状のアマチユアの横片を吸引し、更に、
    該アマチユアは折曲部位を揺動基点として揺動し
    て、該アマチユアの縦片によつて可動接点を固定
    接点に接触せしめ、更に、上記通電を断てば、ア
    マチユアが戻り揺動を為してその縦片がヨークの
    方向へ揺動して前記固定接点と可動接点が離れ、
    更に該アマチユアの後退動作に伴う振動音を弾性
    体にて消音するようにした小型継電器に於て、前
    記消音体は柔軟性の非透磁体よりなると共に、そ
    の前面を開放した凹陥部を有し、更に、該消音体
    の前面開放部には開放部中心側に突片を突設して
    成り、且つ、該消音体の背面を前記ヨークの上方
    部位前側面に装着して、前記前面開放部を可動接
    片の可動接点取付側に対峙せしめ、可動接点が固
    定接点より離間したとき、可動接片を前記消音体
    の突片に当接せしめて可動接片の振動音を消去す
    るようにした小型継電器の消音装置。
JP11120983U 1983-07-18 1983-07-18 小型継電器の消音装置 Granted JPS6019134U (ja)

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JP11120983U JPS6019134U (ja) 1983-07-18 1983-07-18 小型継電器の消音装置

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JP11120983U JPS6019134U (ja) 1983-07-18 1983-07-18 小型継電器の消音装置

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JPS6019134U JPS6019134U (ja) 1985-02-08
JPH0125474Y2 true JPH0125474Y2 (ja) 1989-07-31

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JPS5511026U (ja) * 1978-06-30 1980-01-24

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JPS6019134U (ja) 1985-02-08

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