JPH01254231A - 燃焼排ガスの処理方法 - Google Patents
燃焼排ガスの処理方法Info
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- JPH01254231A JPH01254231A JP63078205A JP7820588A JPH01254231A JP H01254231 A JPH01254231 A JP H01254231A JP 63078205 A JP63078205 A JP 63078205A JP 7820588 A JP7820588 A JP 7820588A JP H01254231 A JPH01254231 A JP H01254231A
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- Treating Waste Gases (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、湿式排煙脱硫装置によって処理された燃焼排
ガス中のダストや三酸化硫黄を処理するようにした燃焼
排ガスの処理方法忙関する。
ガス中のダストや三酸化硫黄を処理するようにした燃焼
排ガスの処理方法忙関する。
従来、湿式排煙脱硫処理後の排ガスは、ミスト分離処理
のみを実施後再加熱して大気放出したり、あるいは第6
図に示すように湿式排煙脱硫装置21の後段に湿式電気
集塵器(以下湿式EPと略称する)22を設けて硫酸ミ
ストなどのサブミクロン粒子の集塵も行なっていた(特
公昭62−55892号公報参照)。
のみを実施後再加熱して大気放出したり、あるいは第6
図に示すように湿式排煙脱硫装置21の後段に湿式電気
集塵器(以下湿式EPと略称する)22を設けて硫酸ミ
ストなどのサブミクロン粒子の集塵も行なっていた(特
公昭62−55892号公報参照)。
上記のように従来の燃焼排ガスの処理方法では、湿式脱
硫処理を施した後、煙突から放出される排ガス中のダス
トや三酸化硫黄の儂度の糎低濃度化を図る場合には、第
6図に示したように湿式脱硫装置21で処理した後の排
ガスを湿式EP22で処理していた。これにより排ガス
中に含まれるダストや二酸化硫黄分は大巾忙低減される
。
硫処理を施した後、煙突から放出される排ガス中のダス
トや三酸化硫黄の儂度の糎低濃度化を図る場合には、第
6図に示したように湿式脱硫装置21で処理した後の排
ガスを湿式EP22で処理していた。これにより排ガス
中に含まれるダストや二酸化硫黄分は大巾忙低減される
。
しかし1通常湿式脱硫装置出口におけるダスト粒子や三
酸化硫黄の粒径は1〜2μm以下の所謂サブミクロン粒
子といわわる範囲のもので、これを高性能除去するため
には、こhら粒子の移動速度が小さいために湿式EPの
集塵面積が膨大なものとなりかなり大きなものが必要で
あった。
酸化硫黄の粒径は1〜2μm以下の所謂サブミクロン粒
子といわわる範囲のもので、これを高性能除去するため
には、こhら粒子の移動速度が小さいために湿式EPの
集塵面積が膨大なものとなりかなり大きなものが必要で
あった。
本発明は、上記の問題点を解消しようとするものであっ
て、必ずしも湿式EPを必要とせず、もしくは小型小容
量の湿式EPで処理を行なうことができる燃焼排ガスの
処理方法を提供しようとするものである。
て、必ずしも湿式EPを必要とせず、もしくは小型小容
量の湿式EPで処理を行なうことができる燃焼排ガスの
処理方法を提供しようとするものである。
本発明の燃焼排ガスの処理方法は、ダストと硫黄酸化物
を含有する燃焼排ガスを湿式排ガス脱硫装置で処理して
二酸化硫黄を除去した上、同排ガスを複数に分割し、分
割された該排ガスの一部を間接冷却して低温排ガスとな
し、該低温排ガスを上記の分割された残余の排ガスに混
合し、該混合によって混合された排ガス中の水分を過飽
和となして該過飽和によりて生ずる凝縮する水分をダス
ト及び三酸化硫黄を核とするミストとして凝縮せしめ、
該混合後の排ガスをミスト分離装置に導入して上記ダス
トや三酸化硫黄を核としたミストな分離する。
を含有する燃焼排ガスを湿式排ガス脱硫装置で処理して
二酸化硫黄を除去した上、同排ガスを複数に分割し、分
割された該排ガスの一部を間接冷却して低温排ガスとな
し、該低温排ガスを上記の分割された残余の排ガスに混
合し、該混合によって混合された排ガス中の水分を過飽
和となして該過飽和によりて生ずる凝縮する水分をダス
ト及び三酸化硫黄を核とするミストとして凝縮せしめ、
該混合後の排ガスをミスト分離装置に導入して上記ダス
トや三酸化硫黄を核としたミストな分離する。
また、本発明の燃焼排ガスの処理方法は、上記の方法に
おける排ガスの間接冷却で生ずる凝縮水をミスト分離装
置用水として使用する。
おける排ガスの間接冷却で生ずる凝縮水をミスト分離装
置用水として使用する。
本発明では、湿式排ガス脱硫装置で処理さね二酸化硫黄
が除去さね、水分が飽和状態の排ガスが複数に分割さね
、その一部が間接冷却されて水分の一部が凝縮し水分が
飽和状態の低温排ガスとなる。この水分が飽和状態の低
温の排ガスと、水分が飽和状態の未冷却で高温の残余の
排ガスとを混合することによって、この混合排ガス中の
水分が過飽和となり水の凝縮が起る。例えば第5図に示
すよ’JIC1未冷却の高温の排ガスと上記のように冷
却された低温排ガスを混合する場合、混合される排ガス
の温度及び温度差ならびに混合割合に応じて水が凝縮す
る。この水分過飽和によって凝縮する水は排ガス中に含
有されるダスト粒子や三酸化硫黄粒子を核として凝縮し
、この結果混合排ガス中に含まhるダスト粒子や三酸化
硫黄粒子は粒径の大きなミストとなる。このように粒径
の大きいダスト粒子や三酸化硫黄粒子を核とするミスト
は、ミスト分離装置によって排ガスから容易に分離され
、こねによってダスト及び三酸化硫黄が排ガスから除去
される。
が除去さね、水分が飽和状態の排ガスが複数に分割さね
、その一部が間接冷却されて水分の一部が凝縮し水分が
飽和状態の低温排ガスとなる。この水分が飽和状態の低
温の排ガスと、水分が飽和状態の未冷却で高温の残余の
排ガスとを混合することによって、この混合排ガス中の
水分が過飽和となり水の凝縮が起る。例えば第5図に示
すよ’JIC1未冷却の高温の排ガスと上記のように冷
却された低温排ガスを混合する場合、混合される排ガス
の温度及び温度差ならびに混合割合に応じて水が凝縮す
る。この水分過飽和によって凝縮する水は排ガス中に含
有されるダスト粒子や三酸化硫黄粒子を核として凝縮し
、この結果混合排ガス中に含まhるダスト粒子や三酸化
硫黄粒子は粒径の大きなミストとなる。このように粒径
の大きいダスト粒子や三酸化硫黄粒子を核とするミスト
は、ミスト分離装置によって排ガスから容易に分離され
、こねによってダスト及び三酸化硫黄が排ガスから除去
される。
本発明において湿式EPを分離装置として用いる場合に
は1粒径の大きいミストが発生することによって1粒子
の移動速度が数倍向上し、こ−HK逆比例して湿式EP
の集塵面積は低減し小容量のもので対応可能となる。ま
た、極低@度迄のダストや三酸化硫黄のミストの捕捉が
必要でない場合には、肥大したミスト粒子の慣性力が大
きくなっているために、粒子の慣性力を利用した折り板
方式や衝突板方式の分離装置等を用いてかなりの濃度迄
粒子の捕捉が可能となる。
は1粒径の大きいミストが発生することによって1粒子
の移動速度が数倍向上し、こ−HK逆比例して湿式EP
の集塵面積は低減し小容量のもので対応可能となる。ま
た、極低@度迄のダストや三酸化硫黄のミストの捕捉が
必要でない場合には、肥大したミスト粒子の慣性力が大
きくなっているために、粒子の慣性力を利用した折り板
方式や衝突板方式の分離装置等を用いてかなりの濃度迄
粒子の捕捉が可能となる。
さらに1本発明は、上記の間接冷却によって排ガスから
生じた凝縮水をミスト分離装置の用水として有効に利用
し、同分離装置で捕捉したダスト及び三酸化硫黄を分離
装置外に排出する等の目的として使用する。
生じた凝縮水をミスト分離装置の用水として有効に利用
し、同分離装置で捕捉したダスト及び三酸化硫黄を分離
装置外に排出する等の目的として使用する。
本発明の実施例を以下説明する。
〔実施例 1〕
本実施例を第1図ないし第3図によりて説明する。湿式
脱硫装置1でダストと硫黄酸化物が処理され増湿され水
分が飽和状態の燃焼排ガス2は二分割される。二分割さ
れた一方の排ガスは、冷却水5が供給される間接冷却型
の冷却器3に導かね。
脱硫装置1でダストと硫黄酸化物が処理され増湿され水
分が飽和状態の燃焼排ガス2は二分割される。二分割さ
れた一方の排ガスは、冷却水5が供給される間接冷却型
の冷却器3に導かね。
冷却水5と熱交換して凝縮水11が生成される。上記の
ように冷却器3で冷却され水分が飽和状態の排ガス6と
、未冷却で水分が飽和状態の高温の残余の排ガス7とは
混合部8に導入されて混合される。両者の混合によりて
混合された排ガス中の水分は過飽和となり、排ガス中の
水分が凝縮する。
ように冷却器3で冷却され水分が飽和状態の排ガス6と
、未冷却で水分が飽和状態の高温の残余の排ガス7とは
混合部8に導入されて混合される。両者の混合によりて
混合された排ガス中の水分は過飽和となり、排ガス中の
水分が凝縮する。
この水分の凝縮に当りては、水は排ガス中のダスト粒子
及び三酸化硫黄粒子を核として凝縮し、その結果ダスト
粒子及び三酸化硫黄粒子を核として粒径の大きいミスト
が形成される。
及び三酸化硫黄粒子を核として凝縮し、その結果ダスト
粒子及び三酸化硫黄粒子を核として粒径の大きいミスト
が形成される。
このような粒径の大きいミストを含む排ガス9はミスト
分離装置10に導入され、ミストは粒径が大きいために
、こ〜で排ガスから容易に除去される。このよう忙して
ミストと共にその核となっているダスト粒子及び三酸化
硫黄粒子も排ガスから除去され、清浄化されたガス13
がミスト分離装置10から排出される。
分離装置10に導入され、ミストは粒径が大きいために
、こ〜で排ガスから容易に除去される。このよう忙して
ミストと共にその核となっているダスト粒子及び三酸化
硫黄粒子も排ガスから除去され、清浄化されたガス13
がミスト分離装置10から排出される。
一方冷却器3内で凝縮した水11は、ミスト分離装置1
0に間歇的に供給され、ミスト分離装置内を洗浄し捕捉
したダスト及び三酸化硫黄と共に汚水12として排出さ
れる。
0に間歇的に供給され、ミスト分離装置内を洗浄し捕捉
したダスト及び三酸化硫黄と共に汚水12として排出さ
れる。
本実施例における排ガスの冷却器3の詳細を第2図によ
って説明する。
って説明する。
冷却器3は、上下方向の仕切板114で仕切られ。
その中を横力向く貫通する複数の排ガス通路115を有
するものである。即ち、冷却器3は、その上下方向の中
間を貫通するジグザグ状の複数の排ガス通路115を備
え、仕切板114の両側には、それぞれ上下に排ガス通
路を挾んで通水ボックス113a 、 113b :
113(L 、 113 cが形成されてぃて。
するものである。即ち、冷却器3は、その上下方向の中
間を貫通するジグザグ状の複数の排ガス通路115を備
え、仕切板114の両側には、それぞれ上下に排ガス通
路を挾んで通水ボックス113a 、 113b :
113(L 、 113 cが形成されてぃて。
上方の通水ボックス113 a 、 113 Liと下
方の通水ボックス113 b 、 113 cは、それ
ぞれジグザグ状の排ガス通路の隔壁に設けらねたニレメ
ン) 111内に形成された通水径路112によりて連
通している。冷却水は図中矢印に示すように上方の入口
116aから通水ボックス113 a K供給さね通水
径路112を通って下降して通水ボックス113bに入
り出口1161)、入口116cを経て通水ボックス1
13Cに入り、通水径路112を通って上昇して通水ボ
ックス113dに入り上方の出口116dから排出され
る。冷却水が通水径路112を通過するときに排気通路
115内を流ねる排ガスと熱交して排ガスを冷却する。
方の通水ボックス113 b 、 113 cは、それ
ぞれジグザグ状の排ガス通路の隔壁に設けらねたニレメ
ン) 111内に形成された通水径路112によりて連
通している。冷却水は図中矢印に示すように上方の入口
116aから通水ボックス113 a K供給さね通水
径路112を通って下降して通水ボックス113bに入
り出口1161)、入口116cを経て通水ボックス1
13Cに入り、通水径路112を通って上昇して通水ボ
ックス113dに入り上方の出口116dから排出され
る。冷却水が通水径路112を通過するときに排気通路
115内を流ねる排ガスと熱交して排ガスを冷却する。
また1本実施例におけるミスト分離装置1oの詳細を第
3図によって説明する。101はミスト分離装置本体で
あって、矢印に示す排ガスの流わの上流及び下流側に開
口を有し、図示するように一定の間隔をおいて千鳥状に
配列された複数列の衝突板102が設けられている。装
置本体101内に流入した排ガスは衝突板102に衝突
し、また衝突板102の間を方向を変えて流ねる際ダス
ト粒子及び二酸化硫黄粒子を核とするミストが分離され
る。
3図によって説明する。101はミスト分離装置本体で
あって、矢印に示す排ガスの流わの上流及び下流側に開
口を有し、図示するように一定の間隔をおいて千鳥状に
配列された複数列の衝突板102が設けられている。装
置本体101内に流入した排ガスは衝突板102に衝突
し、また衝突板102の間を方向を変えて流ねる際ダス
ト粒子及び二酸化硫黄粒子を核とするミストが分離され
る。
〔実施例 2〕
本実施例は、上記の実施例1のミスト分離装置(第3図
)に代えて第4図に示すミスト分離装置を用いたもので
ある。
)に代えて第4図に示すミスト分離装置を用いたもので
ある。
即ち、ミスト分離器@10は、第4図に示すようK、矢
印方向に流ねる排ガスの上流側と下流側が開口した1対
の側板124に彎曲する複数の排ガス通路123を形成
する複数のエレメント121を取付け、同エレメントに
排ガス通路123に排ガス上流側に開口する捕集粒子分
離室122を設けている。
印方向に流ねる排ガスの上流側と下流側が開口した1対
の側板124に彎曲する複数の排ガス通路123を形成
する複数のエレメント121を取付け、同エレメントに
排ガス通路123に排ガス上流側に開口する捕集粒子分
離室122を設けている。
同ミスト分離装置においては排ガス通路123内を流ね
る排ガス中のミストが捕集粒子分離室122で捕捉され
て排ガスから分離される。
る排ガス中のミストが捕集粒子分離室122で捕捉され
て排ガスから分離される。
本実施例は、上記の実施例1とミスト分離装置をJAK
するのみであって、実施例1と同様に排ガス中のダスト
及び三酸化硫黄を分離除去することができる。
するのみであって、実施例1と同様に排ガス中のダスト
及び三酸化硫黄を分離除去することができる。
なお、本発明において使用される装置は、上記実施例に
おいて使用される装置に限らねるものではないことはい
う迄もなく、例えばミスト分離装置として湿式EPを使
用することができる。
おいて使用される装置に限らねるものではないことはい
う迄もなく、例えばミスト分離装置として湿式EPを使
用することができる。
〔実験例1〕
実施例1で使用した装置を用い、次の条件下に実験を行
った。
った。
即ち、湿式脱硫装置1の出口で流量が210m 3N/
’Hr 、温度が56,5℃で平均粒子1.3μmのダ
スト粒子を38.4■/m3N含み、三酸化硫黄を17
my/m3N含んだ排ガス2のうち、 110 m3
N/Hrノ排ガスを17℃の冷却水5を0.726 m
3/Hrエレメントに通水する冷却器3(第2図)で処
理して29.1℃に冷却して低温排ガス6となし、この
際毎時11ユの凝縮水を回収し、該低温排ガス6を上記
の排ガス2の残りの排ガスと混合部8で合流混合せしめ
混合ガス9となし、該混合ガス9をミスト分離器10(
第3図)で処理した。冷却器3内での排ガスの流速は5
m/seeとしミスト分離器10内での排ガス流速は7
m/seaとなるようにした。また、上記の冷却器3で
回収された凝縮水11を用いてミスト分離器10の衝突
板102を間欠的に洗浄し捕捉したダストと三酸化硫黄
と共に汚水12として排出した。
’Hr 、温度が56,5℃で平均粒子1.3μmのダ
スト粒子を38.4■/m3N含み、三酸化硫黄を17
my/m3N含んだ排ガス2のうち、 110 m3
N/Hrノ排ガスを17℃の冷却水5を0.726 m
3/Hrエレメントに通水する冷却器3(第2図)で処
理して29.1℃に冷却して低温排ガス6となし、この
際毎時11ユの凝縮水を回収し、該低温排ガス6を上記
の排ガス2の残りの排ガスと混合部8で合流混合せしめ
混合ガス9となし、該混合ガス9をミスト分離器10(
第3図)で処理した。冷却器3内での排ガスの流速は5
m/seeとしミスト分離器10内での排ガス流速は7
m/seaとなるようにした。また、上記の冷却器3で
回収された凝縮水11を用いてミスト分離器10の衝突
板102を間欠的に洗浄し捕捉したダストと三酸化硫黄
と共に汚水12として排出した。
このよう圧して処理された排ガス13中のダストの濃度
は9.247m3N K低減し、又三酸化硫黄濃度は1
1■/m3Nに低減した。
は9.247m3N K低減し、又三酸化硫黄濃度は1
1■/m3Nに低減した。
〔実験例2〕
実施例2で使用した装置を用い、上記実験例1と同一条
件で試験した結果、ミスト分離器10出ロ排ガス13中
のダスト濃度は8.7■/m 3Nであり、また、三酸
化硫黄濃度は10mp/m3Nであった。
件で試験した結果、ミスト分離器10出ロ排ガス13中
のダスト濃度は8.7■/m 3Nであり、また、三酸
化硫黄濃度は10mp/m3Nであった。
〔比較例1〕
実験例1及び2において湿式脱硫装置の出口排ガス2の
全量である210m3N/Hrを、冷却器3を通さない
で全量ミスト分離器10で処理し、ミスト分離器出口排
ガス13中のダスト濃度と三酸化硫黄濃度を測定した。
全量である210m3N/Hrを、冷却器3を通さない
で全量ミスト分離器10で処理し、ミスト分離器出口排
ガス13中のダスト濃度と三酸化硫黄濃度を測定した。
ミスト分離器10として第3図に示すものを用いた場合
にはミスト分離器出口排ガス13中のダスト濃度は28
,3■/ m 3Nで三酸化硫黄濃度16rN!/m3
Nであった。、またミスト分離器10として第4図に示
すものを用いた場合には、排ガス13中のダスト濃度2
6,3■/m3Nであり三酸化硫黄濃度は16■/m3
Nであった。以上の通り、比較例では排ガス13中のダ
・スト及び三酸化硫黄の濃度は。
にはミスト分離器出口排ガス13中のダスト濃度は28
,3■/ m 3Nで三酸化硫黄濃度16rN!/m3
Nであった。、またミスト分離器10として第4図に示
すものを用いた場合には、排ガス13中のダスト濃度2
6,3■/m3Nであり三酸化硫黄濃度は16■/m3
Nであった。以上の通り、比較例では排ガス13中のダ
・スト及び三酸化硫黄の濃度は。
実施例1及び2に比して著しく高い価を示している。
〔実験例3〕
実施例1におけるミスト分離器1oに代えて、集塵面積
0.7m2で集塵板の間隔が1001+mの湿式EPに
0.3 mAの電流を通して排ガスを処理した。この結
果ミスト分離器出口排ガス13中のダスト濃度ハ2.3
■/m3Nで三酸化硫黄濃度は3.1■であった。また
、冷却器3で回収した凝縮水11は集塵板表面の水膜形
成用水として補給した。
0.7m2で集塵板の間隔が1001+mの湿式EPに
0.3 mAの電流を通して排ガスを処理した。この結
果ミスト分離器出口排ガス13中のダスト濃度ハ2.3
■/m3Nで三酸化硫黄濃度は3.1■であった。また
、冷却器3で回収した凝縮水11は集塵板表面の水膜形
成用水として補給した。
〔比較例2〕
比較例1と同様湿式脱硫して処理した排ガス210m3
N/Hrの全量を冷却器3へは通さずに実験例3と同様
の湿式EPを用い同一運転条件で処理した結果、ミスト
分離器出口排ガス中のダスト濃度は13.8■/m3N
であり三酸化硫黄濃度は12■/m3Nでありだ。
N/Hrの全量を冷却器3へは通さずに実験例3と同様
の湿式EPを用い同一運転条件で処理した結果、ミスト
分離器出口排ガス中のダスト濃度は13.8■/m3N
であり三酸化硫黄濃度は12■/m3Nでありだ。
上記の通り、実験例3では本比較例に比して、ダスト及
び三酸化硫黄の濃度が著しく低減されていることが判明
した。
び三酸化硫黄の濃度が著しく低減されていることが判明
した。
以上具体的に実施例を用いて説明したよ5K。
本発明によりば、湿式脱硫装置から出る燃焼排ガスの一
部を間接冷却し、水分が飽和している温度の異なる燃焼
排ガスを混合することによって生ずる過飽和凝縮水を利
用してダストや三酸化硫黄などの粒子を核とするミスト
を肥大化させ、この粒子径の増大を利用して効率よくダ
スト及び二酸化硫黄を捕捉することができる。この結果
、湿式EPを用いないでもある程度の濃度布の高効率除
塵を可能とし、さら湿式EPを用いる場合においても小
型小容量のものでの対応することが可能となった。
部を間接冷却し、水分が飽和している温度の異なる燃焼
排ガスを混合することによって生ずる過飽和凝縮水を利
用してダストや三酸化硫黄などの粒子を核とするミスト
を肥大化させ、この粒子径の増大を利用して効率よくダ
スト及び二酸化硫黄を捕捉することができる。この結果
、湿式EPを用いないでもある程度の濃度布の高効率除
塵を可能とし、さら湿式EPを用いる場合においても小
型小容量のものでの対応することが可能となった。
また、排ガスの一部を間接冷却する際に発生する凝縮水
によってミスト分離装置の洗浄等を行うことができ、こ
わを有効利用することができる。
によってミスト分離装置の洗浄等を行うことができ、こ
わを有効利用することができる。
第1図は本発明の実施例1で使用される装置を示す説明
図、第2図は同実施例で使用される冷却器を示し、同図
(A)は縦断面図、同図[Blは第2同区)のA−A断
面図、第3図は同実施例で使用さhるミスト分離装置を
示し、同図(Alは縦断面図、同図(Blは第3d−B
断面図、第4図は本発明の実施例2で使用されるミスト
分離装置の縦断面図、第5図は低温排ガスと高温排ガス
の合計200 m3N/Hrの量を混合したときに生成
する凝縮水の量を混合比と低温排ガスの温度を変えて計
算したときの計算例を示す線図、第6図は従来の湿式脱
硫装置からの燃焼排ガスの処理方法の説明図である。
図、第2図は同実施例で使用される冷却器を示し、同図
(A)は縦断面図、同図[Blは第2同区)のA−A断
面図、第3図は同実施例で使用さhるミスト分離装置を
示し、同図(Alは縦断面図、同図(Blは第3d−B
断面図、第4図は本発明の実施例2で使用されるミスト
分離装置の縦断面図、第5図は低温排ガスと高温排ガス
の合計200 m3N/Hrの量を混合したときに生成
する凝縮水の量を混合比と低温排ガスの温度を変えて計
算したときの計算例を示す線図、第6図は従来の湿式脱
硫装置からの燃焼排ガスの処理方法の説明図である。
Claims (2)
- (1)ダストと硫黄酸化物を含有する燃焼排ガスを湿式
排ガス脱硫装置で処理して二酸化硫黄を除去した上、同
排ガスを複数に分割し、分割された該排ガスの一部を間
接冷却して低温排ガスとなし、該低温排ガスを上記の分
割された残余の排ガスに混合し、該混合によって混合さ
れた排ガス中の水分を過飽和となして該過飽和によって
生ずる凝縮する水分をダスト及び三酸化硫黄を核とする
ミストとして凝縮せしめ、該混合後の排ガスをミスト分
離装置に導入して上記ダストや三酸化硫黄を核としたミ
ストを分離することを特徴とする燃焼排ガスの処理方法
。 - (2)排ガスを間接冷却することによって排ガスから生
成された凝縮水をミスト分離装置用水と使用することを
特徴とする請求項(1)に記載の燃焼排ガスの処理方法
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63078205A JPH0763585B2 (ja) | 1988-04-01 | 1988-04-01 | 燃焼排ガスの処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63078205A JPH0763585B2 (ja) | 1988-04-01 | 1988-04-01 | 燃焼排ガスの処理方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01254231A true JPH01254231A (ja) | 1989-10-11 |
JPH0763585B2 JPH0763585B2 (ja) | 1995-07-12 |
Family
ID=13655529
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63078205A Expired - Fee Related JPH0763585B2 (ja) | 1988-04-01 | 1988-04-01 | 燃焼排ガスの処理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0763585B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102423592A (zh) * | 2011-08-26 | 2012-04-25 | 浙江菲达脱硫工程有限公司 | 一种高效脱除pm2.5微细粉尘和so3酸雾的电除雾装置 |
-
1988
- 1988-04-01 JP JP63078205A patent/JPH0763585B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102423592A (zh) * | 2011-08-26 | 2012-04-25 | 浙江菲达脱硫工程有限公司 | 一种高效脱除pm2.5微细粉尘和so3酸雾的电除雾装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0763585B2 (ja) | 1995-07-12 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |