JPH01253760A - 粘着転写方式によるプリント画像形成方法 - Google Patents

粘着転写方式によるプリント画像形成方法

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JPH01253760A
JPH01253760A JP8196688A JP8196688A JPH01253760A JP H01253760 A JPH01253760 A JP H01253760A JP 8196688 A JP8196688 A JP 8196688A JP 8196688 A JP8196688 A JP 8196688A JP H01253760 A JPH01253760 A JP H01253760A
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toner image
adhesive layer
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Application number
JP8196688A
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English (en)
Inventor
Keiji Kato
加藤 恵士
Etsuo Shiozawa
塩沢 悦雄
Sakaki Yoshimi
吉見 賢樹
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G7/00Selection of materials for use in image-receiving members, i.e. for reversal by physical contact; Manufacture thereof
    • G03G7/0006Cover layers for image-receiving members; Strippable coversheets

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、電子写真法によって画像を形成する方法、特
に詳細には、高階調、高品質の連続調プリント画像にお
いて転写像の保護層となる透明フィルムが観察者に違和
感を抱かせないほど十分に薄くでき、しかもひびわれや
歪みのないプリント画像を簡便な装置で記録できるよう
にしたプリント画像形成方法に関するものである。
〈従来技術およびその問題点〉 従来より、一様帯電された光導電体に、連続調画像を担
う画像信号に基づいて変調された光ビームを照射して静
電潜像を形成し、後は通常の電子写真プロセスにより上
記画像のハードコピーを形成するようにした画像記録方
法が公知となっている。
また、連続調画像を階調再現性良く記録できるようにし
た電子写真法が従来より種々提案されている。 例えば
本出願人による特公昭49−38172号には、光導電
体上に形成した静電潜像を液体現像剤(以下、「現像液
」という)によってトナー像に現像した後、このトナー
像に粘着(接着)テープを圧着してトナー像を剥がし取
り、次いでこのテープを最終支持体に接着するようにし
た電子写真法が開示されている。
上記の現像液は、絶縁性液体中に電荷を持った微細なト
ナー粒子を分散してなるものであり、トナー粒子径が通
常0.1〜1.OIimと乾式現像剤のそれよりも小さ
いので、連続調画像の記録には有利である。
光導電体上に形成されたトナー像を紙等の支持体に転写
する方法としては、コロトロンを用いて静電的に転写す
る方法が広く普及しているが、この転写方法にあっては
、高濃度部と低濃度部の転写効率が悪いという不具合が
ある。
これに対し、前述した粘着層にトナー像を転写させるい
わゆる粘着転写法は、転写効率が画像濃度に係らず10
0%近いので、これも連続調画像の記録には有利である
このような現像液により現像したトナー像を粘着テープ
を使用して転写する画像形成方法は、従来第5図に示す
ような装置を用いて以下のように行なわれていた。
図示の装置において、周面に光導電体111が設けられ
てなる感光ドラム110は、矢印A 。
方向に回転されつつ周面に配置されたトナー像形成手段
120により、その周面にトナー像が形成される。 こ
のトナー像形成手段120は、感光ドラム110の回転
方向Aに沿って、帯電器121、露光部122、現像器
123、ドラム乾燥手段124、除電器125、クリー
ニングローラ126、クリーニングブレード127等を
備えている。
上記露光部122は、例えば半導体レーザ、He−Ne
レーザ等からなるレーザ光源122aと、このレーザ光
源122aから射出された光ビーム(レーザビーム)1
22bを強度変調する例えばAOM (音響光学光変調
器)等の光変調器122cと、この光変調器122Cを
駆動する変調回路122dと、変調された光ビーム12
2bを反射偏向して、感光ドラム110上においてその
回転方向(矢印A方向)と略直角な方向に走査させるポ
リゴンミラー等の光偏向器122eと、光ビーム122
bを感光ドラム110上において均一なビーム径に集束
させるfθレンズからなる走査レンズ122fとを備え
ている。
一方、粘着転写手段139は、公知の手段により矢印B
方向に移動させて、感光ドラム110周面の光導電体1
11に圧接する位置と、B′方向に移動されて該光導電
体111から離間した位置をとりつる中空の転写ローラ
130と、帯状の離型紙あるいは離型フィルム102に
貼着されており、その反対側に粘着面101′を有する
透明な受像シート101を巻回して貯える受像シート供
給ローラ131と、受像シート供給ローラ131から送
り出された離型紙あるいは離型フィルム102に貼着さ
れている受像シート101を挟持するニップローラ13
2A、132Bと、そのニップローラ132A、132
Bにより挟持された位置で受像シート101から剥離さ
れた離型紙あるいは離型フィルム102をah取る離型
紙あるいは離型フィルム巻き取りローラ133となる。
転写ローラ130の下流には支持シート貼着手段として
、支持シート104を巻回して貯える支持シート供給ロ
ーラ141と、支持シート供給ローラ141から送り出
された支持シート104と受像シート101とを圧着す
る一対の圧着ローラ140A、140Bと、カッタ14
2とが設けられている。 これら圧着ローラ140A、
140Bはそれぞれ内部に例えば熱源H,、H,を有し
て所定温度に加熱されるようになっており、図示しない
駆動手段により、それぞれ矢印方向に回転駆動される。
以上のような粘着転写装置は次のように作用してプリン
ト画像を形成する。 即ち、感光ドラム110上に画像
を記録する際には、該ドラム110は矢印A方向に回転
され、また連続調画像を担うデジタルの画像信号Sdが
画像信号供給器61から補正テーブル62を通してD/
A変換器63に送られ、該D/A変換器63によってア
ナログ化された画像信号Sが前述の変調回路122dに
送られる。 変調回路122dは上記画像信号Sに基づ
いて光変調器122cを駆動し、それにより光ビーム1
22bが画像信号Sに対応して強度変調される。
−力感光ドラム110が上記のように矢印A方向に回転
することにより、光導電体111は帯電器121に対し
て相対6勤し、その際該帯電器121によって一様帯電
される。 一様帯電された光導電体111には、レーザ
光源122aから射出され光偏向器122eによって偏
向された光ビーム122bが照射される。
この光ビーム122bは上記偏向により光導電体111
上を1次元的に走査しく主走査)、また感光ドラム11
0がA方向に回転されることにより光ビーム122bの
副走査がなされ、結局光導電体111は光ビーム122
bによって2次元的に走査される。 先に述べたように
この光ビーム122bは画像信号Sに基づいて変調され
ており、したがってこの光ビーム122bの照射を受け
た光導電体111上には、画像信号Sが担う画像の静電
潜像が形成される。
この静電潜像は、湿式現像器123によりトナー像に現
像される。 この湿式現像器123は、絶縁性液体中に
電荷を持った微細なトナー粒子を分散させてなる液体現
像剤Fを光導電体111に接触させ、静電引力によって
トナー粒子を光導電体111に付着させることにより、
上記静電潜像をトナー現像する。
こうして形成されるトナー像は、強度の高い光ビーム1
22bで照射された部分はどより低濃度となり、画像信
号Sdが担う連続調画像の階調が再現されることになる
。 この現像後、感光ドラム110はさらに矢印六方向
に回転し、トナー像は前記ドラム乾燥手段124により
乾燥される。
一方受像シート101は、シート供給ローラ131から
帯状の離型紙あるいは離型フィルム102に貼着された
状態で送り出され、ニップローラ132A、132Bに
より挾持された位置で離型紙あるいは離型フィルム10
2とrIJ離し、剥された離型紙あるいは離型フィルム
102は巻き取りローラ133により巻き取られる。 
そして剥離紙102が剥離された受像シート101は粘
着面を外側にして前記転写ローラ130に懸架される。
前述の光導電体111上のトナー現像された部分が、転
写ローラ130に対向する位置の直前まで送られて来た
ことが公知の手段によりて検出あるいは判別されると、
それまで感光ドラム110から離されていた転写ローラ
130は、位置P1で感光ドラム110に押圧するよう
にB方向に移動する。 このように転写ローラ130が
移動することにより転写ローラ130は感光ドラム11
0に従動回転し、そこに懸架されていた受像シート10
1は、その粘着面側が光導電体111に押し当てられる
そして、光導電体111上にあったトナー像が受像シー
ト101の粘着面に粘着転写される。 その後、転写ロ
ーラ130はB′方向に移動して感光ドラム110と離
れる。 光導電体111上のトナー像を粘着転写した受
像シート101は、加熱されている圧着ローラ140A
、140Bの間に送られ、該受像シート101と支持シ
ート供給ローラ141から送り出された支持シート10
4とが貼り合わされる。 互いに貼着された状態となっ
た受像シート101と、支持シート104はカッタ14
2により切断される。 それにより第3図(b)に示す
ように、支持体としての支持シート104上にトナー像
が連続調画像として記録され、さらにその上に透明な受
像シート101が粘着されてトナー像の保護層として機
能しているプリント画像が得られる。 なお、上記トナ
ー像の粘着転写後、光導電体111は除電器125によ
フて除電されクリーニングローラ126およびクリーニ
ングプレート127によってクリーニングされ、次回の
画像記録に利用されつる状態となる。
しかしながら、上記のプリント画像形成方法では形成さ
れたプリント画像は第4図(b)に示すように、転写像
は支持シート104と透明な受像シート101との間に
担持されるので、その像の観察はその受像シート101
を介してなされることになる。 その際、受像シートが
厚いと像上に厚いフィルムがわざと設けられていること
になり、観察者に違和感を抱かせてしまう。
これに対しては、受像シート101をより薄くすること
が望ましいが、受像シート101をより薄くすると、以
下で述べる問題が顕著になる。 すなわち、第5図に示
すように、受像シート101は離型紙あるいは離型フィ
ルム102を剥された後、転写ローラ130に懸架され
、光導電体111に押し当てられてトナー像を転写され
、圧着ローラ140A、140Bにて支持シート104
と貼り合われざるまでの工程において、何物にも支持さ
れていない。
この場合、受像シート101は、前述のように薄ければ
薄い程望ましいが、その場合、受像シートは撓み易い性
質を有することになるため、転写時に感光ドラム110
の駆動速度と圧着ローラ140A、140Bの駆動速度
に差が生じると、受像シート101が撓んだり、引張ら
れたりして受像シートにしわが発生したり、また、位置
PIにおいて転写される像がひびねれたり、歪んだりす
るといった不都合が生じる。 このため、受像シートを
薄くすることには限界があった。
一般に、転写像を保護する透明フィルムを施す方法とし
て、厚さ10μm程度の透明シートを貼着したり、コー
ティング樹脂を塗布しなりすることがなされるが、その
ような方法で厚さ2〜3μm以下の掻く薄い透明フィル
ムを施すとすると、装置の構造が複雑化したり、また大
型化するという問題があった。
そこで、プリント画像において、転写像を保護するため
の透明フィルムを薄く形成することが容易なプリント画
像形成方法の開発が望まれていた。
〈発明の目的〉 本発明の目的は、ひびわれや歪みのない良好なプリント
画像を確実に得られるようにするプリント画像形成方法
を提供することを目的とする。
また、本発明は、転写像上に設けられる透明フィルムが
観察者に違和感を抱かせない程十分に薄いプリント画像
を得られるようにするプリント画像形成方法を提供する
ことを目的とする。
さらに、本発明は上記のようなプリント画像の形成が簡
便な装置を使用して容易に行なえるようにするプリント
画像形成方法を提供することを目的とする。
〈発明の簡単な説明〉 このような目的を達成するために、本発明者  ′らは
鋭意研究の結果、受像シートに離型紙あるいは離型フィ
ルムを貼着しておき、その離型紙あるいは離型フィルム
を剥離除去した後受像シートにトナー像を転写するので
はなく、当初から支持体上に粘着層を設けておき、その
支持体上に設けられた粘着層にトナー像を転写し、その
後転写像上に特定の樹脂から形成される保護層を設けれ
ばよいこと゛を見い出し本発明を完成させるに至った。
即ち、本発明は、一様帯電された感光ドラムの光導電体
上に画像信号に基づいて変調した光ビームを照射して静
電潜像を形成し、この静電潜像を液体現像剤によりトナ
ー像に現像し、このトナー像に該支持体上に設けられた
、粘着層を押し当てて、該粘着層に前記トナー像を転写
し、該支持体上に設けられた粘着層のトナー像が転写さ
れた領域に剥離シートに貼着された硬化剥離性樹脂を圧
接し、該硬化剥離性樹脂を硬化させるとともに前記剥離
シートを剥離して除去することを特徴とするプリント画
像形成方法を提供するものである。
上記発明においては、前記硬化剥離性樹脂が熱硬化剥離
性であるのが好ましい。
また、前記硬化7υ離性樹脂が光硬化副列性であるのが
好ましい。
〈発明の具体的構成〉 以下、本発明のプリント画像形成方法を添付図面に示す
好適実施例について詳細に説明する。
第1図は本発明のプリント画像形成方法を実施する装置
の一例を示す概略図である。
図示の装置は前記第5図に示した従来の装置と同様露光
部22としてレーザ光源22a1光変調器22c、光偏
向器22e、走査レンズ22fを有し、その光変調器2
2cには、画像信号供給器61から補正テーブル62、
D/A変換器63を介して受けた画像信号に基づいて光
変調器22cを駆動する変調回路22dが接続されてい
る。 また、トナー像形成手段20としても従来の装置
と同様、光導電体11を表面に有する感光ドラム10の
周りに帯電器21、現像器23、ドラム乾燥手段24、
除電器25、クリーニングローラ26、クリーニングブ
レード27が設けられている。
但し、粘着転写手段39は以下のように著しい特徴を有
する。
この粘着転写手段39は、公知の手段により矢印B方向
に6勤されて、感光ドラム10周面の光導電体11に圧
接する位置と、該光導電体11からB′方向に移動され
て離間した位置をとりつる中空の転写ローラ30と、粘
着層1を有する支持体4を粘着層1を外側に巻回して貯
える受像シート供給ローラ31とを有する。
ここで、粘着層1は従来受像シートに施されていた粘着
面の粘着剤と同様のものにより形成されるが、粘着層1
は支持体4上にが設けられているので、粘着層1の粘着
面に従来例のように剥離紙を設ける必要はない。 従っ
て、転写ローラの近傍に従来設けられていた離型紙ある
いは雌型フィルム剥離手段や離型紙あるいは離型フィル
ム巻き取りローラも不要となり、装置の簡素化、小型化
が図られる。
転写ローラ30の下流には、保護層貼着手段49として
剥離シート6に貼着された硬化剥離性樹脂5を巻回して
貯える保護層供給ローラ46と、保護層供給ローラ46
から送り出された剥離シートに貼着されている硬化剥離
性樹脂5と支持体4上に設けられている粘着層1とを圧
着する一対の圧着ローラ40A、40Bと、その圧着ロ
ーラ40A、40Bにより挾持された位置で硬化剥離性
樹脂5から剥離された剥離シート6を巻き取る剥離シー
ト巻き取りローラ48が設けられており、さらにその下
流にカッタ42が設けられている。 この場合、上記圧
着ローラ40A、40Bはそれぞれ内部に例えば熱源H
,,H2を有して所定温度に加熱されうるようになって
おり、図示しない駆動手段により、それぞれ矢印方向に
回転駆動される。
そして、上記硬化剥離性樹脂5は、常温では粘着性であ
るが加熱により硬化して転写像の保護層となるものであ
り、さらに剥離シート6に対して熱剥離性のものである
。 具体的には特公昭47−8720号公報記載の、主
にブタジェンアクリロニトリル共重合体と、N−メチロ
ールアクロルアミドの千ツマ−、テロマーまたはポリマ
ーとを含む熱硬化性樹脂等公知の熱硬化性樹脂を使用す
ることができる。 かかる熱硬化剥離性樹脂を使用する
ことにより、圧着ローラ40A、40Bによる加熱圧着
後、剥離シート6を容易に剥離することができる。 な
お、!1Ill!tシート6の材質は特に制限的でなく
、厚さ10〜500μm程度の紙シート、ポリエチレン
シート等を使用することができる。
上記の熱剥離性樹脂からなる硬化剥離性樹脂5は剥離シ
ート6上に厚さ0.5−10μm設けられていることが
好ましい。  このように薄い層厚にすることにより、
前述のような形成されたプリント画像の観察時における
違和感を解消することができる。
一方、このように薄い層厚であっても剥離シート6に貼
着されているので簡便な装置で容易に受像シートに貼着
することができる。
以上説明した装置においては、保護層貼着手段49とし
て、剥離シート6に貼着された硬化剥離性樹脂5がその
剥離シート6に対して熱剥離性である場合について説明
したが、本発明を実施するにあたっては、剥離シート6
に貼着された硬化剥離性樹脂5がその剥離シート6に対
して光!!l1rIi性のものであってもよい、 具体
的には、特開昭59−9f14o号記載の、主にメタク
リル酸メチルポリマーとペンタエリスリトールテトラア
クリレートとを含む光硬化性樹脂、主に塩化ビニル・酢
酸ビニル・ビニルアルコール共重合体とペンタエリスリ
トールテトラアクリレートとを含む光硬化性樹脂、主に
塩化ビニル・酢酸ビニル共重合体とペンタエリスリトー
ルテトラアクリレートとを含む光硬化性樹脂等、公知の
光硬化型剥離性樹脂を使用することができる。
第2図は、硬化剥離性樹脂5として!l1Mシート6に
対して光剥離性のものを使用した場合の、本発明を実施
する装置の硬化剥離性樹脂貼着手段49を表わす概略図
である。 なお、図面において第1図中の要素と同じ要
素には同一符号を付しである。
第2図に示した硬化剥離性樹脂貼着手段49では第1図
と同様の硬イヒ剥離性樹脂供給ローラ46、圧着ローラ
40A、40B、剥離シート巻き取りローラ48の他、
圧着ローラ40A。
40Bの下流に照射手段4フが設けられている。
照射手段47としては、紫外線ランプのようなものを使
用することができる。 かかる照射手段47を通過後硬
化剥離性樹脂5に貼着した剥離シート6は容易に剥離す
るようになる。
なお、照射手段の照射能力にもよるが圧着ローラ40A
、40Bの内部には転写されたトナー像を走者させるた
めの熱源か設けられていてもよい。
また、本発明を実施する装置の粘着転写手段39および
硬化剥離性樹脂貼着手段49は第3図に示すように構成
されていてもよい。
即ち、転写ローラ30は転写時には感光ドラム10に圧
接し、A方向に回転する感光ドラム10に従動回転する
が、硬化剥離性樹脂5の貼着前には感光ドラム10から
離れて圧着ローラ40Aに圧接し、従動回転するもので
ある。
この場合、転写ローラ30は第1図に示した圧着ローラ
40Bの役割も兼ねる。
また、同第3図に示すように、剥離シート6の硬化剥離
性樹脂5からの剥離をより容易にするため、剥離シート
6が硬化剥離性樹脂5から鋭角的に剥離されるようにす
る剥離手段43を設けてもよい。
さらにまた、以上説明した実施例においては、光導電体
11上のトナー像を常温で粘着性を発揮する粘着層1に
粘着転写するようにしているが、感熱性の粘着層に粘着
転写するようにしてもよい。 この場合は、転写ローラ
3oとしてには中空で、内部に所定温度に加熱する熱源
を有しているものを使用する。
〈発明の具体的作用〉 以下、第1図に示した装置を使用した場合について、本
発明の作用を具体的に説明する。
トナー像形成手段においては、従来例と同様に、まずそ
の感光ドラム10の光導電体11上に画像信号Sが担う
画像の静電潜像が形成され、その静電潜像が湿式現像器
23によりトナー像に現像され、ドラム乾燥手段24に
よる乾燥を経て位置P、にまで回転6動せしめられる。
 そして、次に本発明のプリント画像形成方法において
特徴的な粘着転写に供される。
粘着転写手段39では、受像シート供給ローラ31が矢
印り方向に回転するのに応じて支持体4上に設けられた
粘着層1が所定長さずつ送り出される。 そして、感光
ドラム10から離れた位置にある転写ローラ30に懸架
される。
この場合、粘着層1は前述のように支持体4と一体にな
って、転写ローラ30に懸架されるので撓むことなく一
様に懸架され、粘着転写工程の信頼性が高められる。
前述の光導電体11上のトナー現像された部分が、転写
ローラ30に対向する位置P1の直前まで送られて来た
ことが公知の手段によって検出あるいは判別されると、
それまで感光ドラム10から離されていた転写ローラ3
0は、位置Plで感光ドラム10に押圧するようにB方
向に移動する。 このように転写ローラ30が移動する
ことにより転写ローラ30は感光ドラム10に従動回転
し、そこに懸架されていた支持体上の粘着層1の粘着面
が光導電体11に押し当てられる。 そして、光導電体
11上にあったトナー像が粘着層1に粘着転写される。
その後、転写ローラ30は、B′方向に移動して感光ド
ラム10と離れる。 光導電体11上のトナー像を粘着
転写した粘着層1は、加熱されている圧着ローラ40A
、40Bの間に送られる。
一方、保護層供給ローラ46からは、剥離シート6に貼
着されている硬化剥離性樹脂5が上記圧着ローラ40A
、40Bに向けて送り出される。 そして、圧着ローラ
40A、40Bにて前記の粘着層1のトナー像を担持し
た面と硬化剥離性樹脂5とが合わせるように加熱圧接さ
れる。 なお、粘着層5として加熱硬化性のものを選択
すれば、転写像を担持していない粘着層の領域に硬化剥
離性樹脂5を貼着する必要はない。 そして、かかる装
置においては、離型シート6に貼着されている硬化剥離
性樹脂5を、支持体4上に設けられた粘着N1の転写像
が担持されている領域だけに貼着するように送り出すこ
とができる。 従って、形成されるプリント画像に不要
な保護層が設けられることが解消される。
以上のような圧着ローラ40A、40Bにおける加熱圧
接により硬化剥離性樹脂5が粘着層1に撓むことなく一
様に貼着するとともにトナー像が粘着層1に定着し、ま
た、剥離シート6が硬化剥離性樹脂5から剥離する。 
剥離した剥離シート6は剥離シート巻き取りローラ48
により巻き取られる。
互いに貼着された状態となった支持体4上に設けられた
粘着層1と硬化剥離性樹脂5は、カッタ42により画像
形成領域毎に切断され、プリント画像が形成される。 
このプリント画像は第4図(a)に示す層構成を有して
いる。
第4図(b)に示した従来のプリント画像の層構成に比
べて、第4図(a)に示した本発明のプリント画像は、
トナー像Tの上に受像シート101が設層されておらず
、受像シート101より厚さの薄い硬化剥離性樹脂5の
硬化層が設層されている。 従って、トナー像Tの上に
相当の厚さの透明フィルムが不自然に設けられていると
いう違和感を観察者に抱かせることがない。
なお、本発明の方法では、上記のように、常に、支持体
4上の粘着層1上に転写像が形成されるので、3層また
は4層のカラートナー転写像を積層するカラープリント
画像の形成方法としてよりもモノクロプリント画像の形
成方法として好適である。
一方、トナー像の粘着転写後は、従来例と同様に、光導
電体11は除電器25によって除電され、クリーニング
ローラ26およびクリーニングブレード27によってク
リーニングされ次回の画像記録に利用されうる状態とな
る。
〈発明の効果〉 本発明のプリント画像形成方法によれば、受像シートは
プリント画像形成過程において常に支持体と一体になっ
ているので、ひび割れや歪みのない良好なプリント画像
が確実に得られる。
また、形成されたプリント画像において、転写像は層厚
の十分に薄い透明フィルムである硬化剥離性樹脂の硬化
層を介して観察されるので、観察者に転写像上に相当の
厚さの透明フィルムが不自然に貼着されているという違
和感を抱かせることがない。
さらに、かかる硬化剥離性樹脂は剥離シートに貼着され
ているので、受像シートの転写像のある領域に極めて均
一に貼着することができ、しかもかかる操作を簡便な操
作を使用して容易に行なえることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明を実施する装置例の概略図、 第2図は、本発明を実施する他の装置例の硬化剥離性樹
脂貼着手段近傍部分の概略図、第3図は、本発明を実施
する他の装置例の粘着転写手段および硬化剥離性樹脂貼
着手段近傍部分の概略図、 第4図i―(a )、(b)は、それぞれ本発明の方法
、従来の方法により得られるプリント画像の断面図、 第5図は、従来の方法を実施する装置例の概略図を表わ
す。 符号の説明 1・・・粘着層、 4・・・支持体、 5・・・硬化剥離性樹脂、 6・・・剥離シート、 10・・・感光ドラム、 11・・・光導電体、 30・・・転写ローラ、 31・・・受像シート供給ローラ、 39・・・粘着転写手段、 40A、40B・・・圧着ローラ、 46・・・硬化剥離性樹脂供給ローラ、47・・・照射
手段、 48・・・剥離シート巻き取りローラ、49・・・硬化
剥離性樹脂貼着手段 特許出願人 富士写真フィルム株式会社代  理  人
  弁理士   渡  辺  望  捻回     弁
理士   石  井  陽  −:F I G、 1 F I G、2 F I G、 3 F I G、4(a) F I G、 5

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一様帯電された感光ドラムの光導電体上に画像信
    号に基づいて変調した光ビームを照射して静電潜像を形
    成し、この静電潜像を液体現像剤によりトナー像に現像
    し、このトナー像に支持体上に設けられた粘着層を押し
    当てて、該粘着層に前記トナー像を転写し、該支持体上
    に設けられた貼着層のトナー像が転写された領域に剥離
    シートに貼着された硬化剥離性樹脂を圧接し、該硬化剥
    離性樹脂を硬化させるとともに前記剥離シートを剥離し
    て除去することを特徴とするプリント画像形成方法。
JP8196688A 1988-04-01 1988-04-01 粘着転写方式によるプリント画像形成方法 Pending JPH01253760A (ja)

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