JPH01252545A - 楕円コア形偏波面保存光ファイバの製造方法 - Google Patents
楕円コア形偏波面保存光ファイバの製造方法Info
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- JPH01252545A JPH01252545A JP63128498A JP12849888A JPH01252545A JP H01252545 A JPH01252545 A JP H01252545A JP 63128498 A JP63128498 A JP 63128498A JP 12849888 A JP12849888 A JP 12849888A JP H01252545 A JPH01252545 A JP H01252545A
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Landscapes
- Optical Fibers, Optical Fiber Cores, And Optical Fiber Bundles (AREA)
- Manufacture, Treatment Of Glass Fibers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、コア及びクラッドが非円断面形状の偏波面保
存光ファイバの製造方法に関するものである。
存光ファイバの製造方法に関するものである。
[従来の技術]
第6図に従来の各種の偏波面保存光ファイバを示す。同
図(1)はパンダ型、+21はボウタイ型、+31は楕
円ジャケット型、(4)はサイドトンネル型、+51
、 +61はフラットクラッド型、(7)は楕円コア型
である。
図(1)はパンダ型、+21はボウタイ型、+31は楕
円ジャケット型、(4)はサイドトンネル型、+51
、 +61はフラットクラッド型、(7)は楕円コア型
である。
コアが非円形のもの(第6図(7))は、低損失性を保
持したままで非円形状を実現することが工業的に困難で
あるため、現在は余り検討されておらず、コアが真円で
ストレス付加形のもの(第6図(1)〜C6))が最も
多く実用化されている。
持したままで非円形状を実現することが工業的に困難で
あるため、現在は余り検討されておらず、コアが真円で
ストレス付加形のもの(第6図(1)〜C6))が最も
多く実用化されている。
これらの内で光’ICとの結合性を改善したちのとし4
て、クラッドを開平にした第6図+53 、 fi+が
考えられている。
て、クラッドを開平にした第6図+53 、 fi+が
考えられている。
ところが、第6図+5)、+81の10波面保存光ファ
イバは、外径をフラットに加工するだけでなく、コアに
ストレスを付加する工程があるため、一般に製造工程が
複雑でかつ、製造装置が大損りとなり、偏波面保存光フ
ァイバの低コスト化に難点があった。
イバは、外径をフラットに加工するだけでなく、コアに
ストレスを付加する工程があるため、一般に製造工程が
複雑でかつ、製造装置が大損りとなり、偏波面保存光フ
ァイバの低コスト化に難点があった。
一方、楕円コア形(第6図(7)))の偏波面保存光フ
ァイバは上述したように工業的に困難であるばかりでな
く、偏波を安定に保存するに必要なモード複屈折率B>
5X10−’を得るための製造条件が得られておらず、
再現良く、良好な消光特性を得ることも困難であった。
ァイバは上述したように工業的に困難であるばかりでな
く、偏波を安定に保存するに必要なモード複屈折率B>
5X10−’を得るための製造条件が得られておらず、
再現良く、良好な消光特性を得ることも困難であった。
[発明が解決しようとする課題]
上述したように光ICとの結合に適したfl波面保存光
ファイバの内で第6図+5)、6)に示すものは、外径
をフラットに加工するだけでなく、コアにストレスを付
加する煩雑な工程があるため、製造工程や製造装置の簡
素化に限界があり、今以上の低コスト化を多くは望めな
かった。
ファイバの内で第6図+5)、6)に示すものは、外径
をフラットに加工するだけでなく、コアにストレスを付
加する煩雑な工程があるため、製造工程や製造装置の簡
素化に限界があり、今以上の低コスト化を多くは望めな
かった。
そこで、低損失性を保持したままで非円形状を実現する
ことが工業的に困難であるため、余り検討されていなか
った楕円コア型に着目し、非円形状の工業的実現につい
ては、機械加工によるアプローチを行うと共に、光ファ
イバの特性を向上させるためのモード複屈折率について
は次の点を留意した。
ことが工業的に困難であるため、余り検討されていなか
った楕円コア型に着目し、非円形状の工業的実現につい
ては、機械加工によるアプローチを行うと共に、光ファ
イバの特性を向上させるためのモード複屈折率について
は次の点を留意した。
即ち、楕円コア膨面波面保存光ファイバのモード複屈折
率Bは導波構造性複屈折率B9と応力誘起複屈折率Bs
の和で表わされ、それぞれ第3図、第4図に示すように
コアの比屈折率差4及び楕円度εに依存することが知ら
れている。このため。
率Bは導波構造性複屈折率B9と応力誘起複屈折率Bs
の和で表わされ、それぞれ第3図、第4図に示すように
コアの比屈折率差4及び楕円度εに依存することが知ら
れている。このため。
高いモード複屈折率Bを得るためには、コア楕円率を制
御するための製造条件を限定する必要がある。
御するための製造条件を限定する必要がある。
本発明の目的は、前記した従来技術の欠点を解消し1、
光ICとの結合に適した楕円コア形の偏波面保存光ファ
イバを比較的容易に製造でき、量産性に優れた偏波面保
存光ファイバの製造方法を提供することにある。
光ICとの結合に適した楕円コア形の偏波面保存光ファ
イバを比較的容易に製造でき、量産性に優れた偏波面保
存光ファイバの製造方法を提供することにある。
また、本発明の目的は、コア楕円率を再現性よく制御で
きる製造条件を見い出すことによって、高いモード複屈
折率を持つ消光比の高いIN波面保存光ファイバを提供
することにある。
きる製造条件を見い出すことによって、高いモード複屈
折率を持つ消光比の高いIN波面保存光ファイバを提供
することにある。
[課順を解決するための手段]
本発明の偏波面保存光ファイバの製造方法は、GeO2
を含有するコアとFを含有するクラッドから成るコアロ
ッドの両側面を、長手方向に沿って機械加工、例えば研
削加工により除去して断面を非円化した加工コアロッド
を形成し1、非円化した加工コアロッドの外周に加工コ
アロッドとほぼ相似の断面形状の石英ガラスを外付けし
た後、初期の断面形状が保てる範囲の線引張力で線引し
て偏波面保存光ファイバを製造する。
を含有するコアとFを含有するクラッドから成るコアロ
ッドの両側面を、長手方向に沿って機械加工、例えば研
削加工により除去して断面を非円化した加工コアロッド
を形成し1、非円化した加工コアロッドの外周に加工コ
アロッドとほぼ相似の断面形状の石英ガラスを外付けし
た後、初期の断面形状が保てる範囲の線引張力で線引し
て偏波面保存光ファイバを製造する。
そし、て、偏波を安定に保持するに必要な高いモード複
屈折率を得るために、上記偏波面保存光ファイバの!l
!遣方法において、クラッドを基準としたコアの比屈折
率差4+、石英を基準としたクラッドの比屈折率差4−
1加工コアロツドの長径l、加工コアロッドのクラッド
楕円度ε。5.がそれぞれ次の条件を満すことが好まし
い。
屈折率を得るために、上記偏波面保存光ファイバの!l
!遣方法において、クラッドを基準としたコアの比屈折
率差4+、石英を基準としたクラッドの比屈折率差4−
1加工コアロツドの長径l、加工コアロッドのクラッド
楕円度ε。5.がそれぞれ次の条件を満すことが好まし
い。
0.4%≦A4≦ 4%
d−≦−0,1%
18nn≦A
0.5≦ε。lad≦0.8
比屈折率差は、コアに含有させるGeO2及びクラッド
に含有さぜるFの添加量をそれぞれ調整することによっ
て決める。
に含有さぜるFの添加量をそれぞれ調整することによっ
て決める。
[作用]
コアロッドはν八り法などにより作製する。コロラドが
ガラスロッドの場合には研削加工により断面を非円化す
る。また、コアロッドが多孔質のスートロッドの場合に
は例えば高温加熱したカッター等によりカットする。
ガラスロッドの場合には研削加工により断面を非円化す
る。また、コアロッドが多孔質のスートロッドの場合に
は例えば高温加熱したカッター等によりカットする。
加工コアロッドの外周には外付けCVD法またはVAD
法により石英スートを外付けし、ガラス化する。そし、
て、必要に応じて石英ガラスの両側面を研削し、て整形
を施したり、延伸したりする。なお、石英スート段階で
両側面を除去して整形するようにしてもよい。
法により石英スートを外付けし、ガラス化する。そし、
て、必要に応じて石英ガラスの両側面を研削し、て整形
を施したり、延伸したりする。なお、石英スート段階で
両側面を除去して整形するようにしてもよい。
その後、線引炉で初期の非円の断面形状を保持できる範
囲の線引張力で線引しファイバ化する。
囲の線引張力で線引しファイバ化する。
ところで、楕円コア形信波面保存光ファイバの製造方法
においてコアの楕円化はコアロッドガラスと外付けした
石英ガラスの粘度差によって起こるため、コアロッドの
粘性、ずなわちGeO2及びFの添加量は重要な因子で
ある。コアロッドのF添加量が少なく、クラッドの石英
に対する比屈折率差1−1が−0,1%以上の場合はコ
アはほとんど楕円化しない、コアのGeO2の添加量が
少なく、コアのクラッドに対する比屈折率差1!l+が
0.4%以下の場合も同様に楕円化しない、また、Ge
O2の添加量は大きなほどモード複屈折率は高まるが、
I!!4>4%では、コアロッド研削時にクラックが発
生し易くなる。
においてコアの楕円化はコアロッドガラスと外付けした
石英ガラスの粘度差によって起こるため、コアロッドの
粘性、ずなわちGeO2及びFの添加量は重要な因子で
ある。コアロッドのF添加量が少なく、クラッドの石英
に対する比屈折率差1−1が−0,1%以上の場合はコ
アはほとんど楕円化しない、コアのGeO2の添加量が
少なく、コアのクラッドに対する比屈折率差1!l+が
0.4%以下の場合も同様に楕円化しない、また、Ge
O2の添加量は大きなほどモード複屈折率は高まるが、
I!!4>4%では、コアロッド研削時にクラックが発
生し易くなる。
種々の寸法の加工コアロッド、即ち研削コアロッドを用
いて試作を行った結果、ファイバ化後のコア楕円度ε。
いて試作を行った結果、ファイバ化後のコア楕円度ε。
。1.は研削コアロッドのクラッド楕円度ε。1日及び
研削コアロッドの大きさに依存することがわかった。さ
らに、研削後のコアロッドの短径が5 +ll+n以下
では、外付は石英スート焼結時にコアロッドがねじれ、
またε、、1□〉0.8では焼結後コアロッドと外付は
石英ガラス界面に気泡が発生するという問題がある。
研削コアロッドの大きさに依存することがわかった。さ
らに、研削後のコアロッドの短径が5 +ll+n以下
では、外付は石英スート焼結時にコアロッドがねじれ、
またε、、1□〉0.8では焼結後コアロッドと外付は
石英ガラス界面に気泡が発生するという問題がある。
さらにファイバのレーリイ散乱損失を考慮した上でB
〉5 X 10−5を得るためには、第5図からε。。
〉5 X 10−5を得るためには、第5図からε。。
1.は0゜4以上が望ましい0以上のことがらクラッド
楕円度は0.5≦ε。lad≦0,8、研削コアロッド
の長径は18III1以上とする必要がある。なお、前
記したクラッド楕円度及びコアロッドの長径は研削直後
の形状を示し、このような形状の研削コアロッドを延伸
外径調整した後次工程に進めるようにしてもよい。
楕円度は0.5≦ε。lad≦0,8、研削コアロッド
の長径は18III1以上とする必要がある。なお、前
記したクラッド楕円度及びコアロッドの長径は研削直後
の形状を示し、このような形状の研削コアロッドを延伸
外径調整した後次工程に進めるようにしてもよい。
[実施例]
本発明の実施例を第1図〜第2図により説明する。
第1図は低損失性を保持したままで非円形状を実現する
本発明の偏波面保存光ファイバの製造工程例を示す。
本発明の偏波面保存光ファイバの製造工程例を示す。
第1図(a)において、8は芯となるコアロッドで、G
eを約10 lot%ドープしたシリカ系ガラスからな
り+ VAD法にて作成したものである。このコアロッ
ド8の対向位置の両側面を第1図(b)に示すようにロ
ッド軸方向に研削し、両側面を研磨して加工コアロッド
としての研削コアロッド9を形成する。13は研磨面で
ある。
eを約10 lot%ドープしたシリカ系ガラスからな
り+ VAD法にて作成したものである。このコアロッ
ド8の対向位置の両側面を第1図(b)に示すようにロ
ッド軸方向に研削し、両側面を研磨して加工コアロッド
としての研削コアロッド9を形成する。13は研磨面で
ある。
次に、この研削コアロッド9に外付けCVD法又はVA
D法にて、純シリカの石英スートを外付し7、ガラス化
し、て外付石英ガラス10とする(第1図(C))。
D法にて、純シリカの石英スートを外付し7、ガラス化
し、て外付石英ガラス10とする(第1図(C))。
その後、研削コアロッド9の断面形状とほぼ同一となる
ように第1図(d)に示す如く外付石英ガラス10の両
側面を研削、研磨してプリフォームとする。15は研磨
面である。
ように第1図(d)に示す如く外付石英ガラス10の両
側面を研削、研磨してプリフォームとする。15は研磨
面である。
次にこのプリフォームを線引張力50〜60gで初期形
状を保ちながら線引し2、シリコーン、紫外線硬化樹脂
等をコーティングすることによって闇波面保存光ファイ
バ素線が出来る。線引する場合には、基本モードがシン
グルモード条件となるように外径調整を行う。
状を保ちながら線引し2、シリコーン、紫外線硬化樹脂
等をコーティングすることによって闇波面保存光ファイ
バ素線が出来る。線引する場合には、基本モードがシン
グルモード条件となるように外径調整を行う。
なお、上記実施例において、外付石英ガラス10にもF
等のドーパントが含まれる構造としてもよい。
等のドーパントが含まれる構造としてもよい。
次に、コア楕円化の制御に重要な、GeO2,Fの添加
量及びコアロッドの研削量を限定することによって高い
モード複屈折率を得る本発明の他の偏波面保存光ファイ
バの具体的′M造工程例を示す9第2図において、まず
、コアバーナ1からGeO2及び5102を、クラッド
バーナ2から5i02を供給し、ν^0法により、ガラ
ス微粒子を堆積させてコア部3及びクラッド部4からな
る多孔質母材5を形成する(第2図(a))。なお、コ
ア部3のGeO2は比屈折率差で1.2%分添加した。
量及びコアロッドの研削量を限定することによって高い
モード複屈折率を得る本発明の他の偏波面保存光ファイ
バの具体的′M造工程例を示す9第2図において、まず
、コアバーナ1からGeO2及び5102を、クラッド
バーナ2から5i02を供給し、ν^0法により、ガラ
ス微粒子を堆積させてコア部3及びクラッド部4からな
る多孔質母材5を形成する(第2図(a))。なお、コ
ア部3のGeO2は比屈折率差で1.2%分添加した。
次に、この多孔質母材5をF雰囲気中で焼結ガラス化し
、コア6及びクラッド7からなるコアロッド8を形成し
た(第2図(b))、このとき、Fの添加量はクラッド
7の比屈折率差がSiO2に対し、0.3%低下するよ
うにした。またここでは、クラッド厚/コア半径比δを
5としたが、低損失化を阻うにはδ≧3とすることが望
ましい。
、コア6及びクラッド7からなるコアロッド8を形成し
た(第2図(b))、このとき、Fの添加量はクラッド
7の比屈折率差がSiO2に対し、0.3%低下するよ
うにした。またここでは、クラッド厚/コア半径比δを
5としたが、低損失化を阻うにはδ≧3とすることが望
ましい。
さらに、ガラス化されたコアロッド8を直径25Ilに
延伸すると共に、クラッド7の両側部を軸方向に並行研
削し、表面を鏡面仕上げした。研削後の研削コアロッド
9の寸法は長径25n+n、短径81とした(第2図(
C))。その後、VA0法により、この研削コアロッド
9の外周部にサポート用の石英ガラス10を外付けしく
第2図(d) ) 、これを焼結ガラス化する。この外
付工程は2回に分けて行ない、外径をほぼ30Ilnに
仕上げたが、1回ごとの外付量を減らし、数回に分けて
行うことが好まし、い、このようにして、第2図(CI
)に示すようなコア6、クラッド7及びサポート11か
らなるプリフォーム12が形成された。ここで、石英ガ
ラス微粒子の焼結時にコア6及びクラッド7に収縮力が
作用し、これらは互いに直交する向きに楕円形状となり
、コアの楕円度は0.8となった。
延伸すると共に、クラッド7の両側部を軸方向に並行研
削し、表面を鏡面仕上げした。研削後の研削コアロッド
9の寸法は長径25n+n、短径81とした(第2図(
C))。その後、VA0法により、この研削コアロッド
9の外周部にサポート用の石英ガラス10を外付けしく
第2図(d) ) 、これを焼結ガラス化する。この外
付工程は2回に分けて行ない、外径をほぼ30Ilnに
仕上げたが、1回ごとの外付量を減らし、数回に分けて
行うことが好まし、い、このようにして、第2図(CI
)に示すようなコア6、クラッド7及びサポート11か
らなるプリフォーム12が形成された。ここで、石英ガ
ラス微粒子の焼結時にコア6及びクラッド7に収縮力が
作用し、これらは互いに直交する向きに楕円形状となり
、コアの楕円度は0.8となった。
このプリフォーム12をファイバ外径125μmにて加
熱線引きして条長40knの偏波面保存光ファイバを作
成した。このファイバの波長1.55μlにおける損失
は0.25dB/lv 、消光比は一35dB/kn、
モード複屈折率は2×10″であった。このモード複屈
折率Bは初期目標B>5xtO−’を満足している。
熱線引きして条長40knの偏波面保存光ファイバを作
成した。このファイバの波長1.55μlにおける損失
は0.25dB/lv 、消光比は一35dB/kn、
モード複屈折率は2×10″であった。このモード複屈
折率Bは初期目標B>5xtO−’を満足している。
[発明の効果]
本発明は上述のとおり構成されているので、次に記載す
る効果を奏する。
る効果を奏する。
請求項1の発明においては、光IC間の伝送路として、
コア及びクラッドが非円の断面形状の1間波面保存光フ
ァイバが安定にf!A造出来、また、VA[]法等の化
学蒸着法と機械加工法を併用しているため、母材の大型
化が出来、その結果、低コスト化が可能であり、さらに
、lfl械加工による手段を用いていることからコアの
楕円率を非常に大きくとれるため、複屈折率が大きく(
モードビート長が長く)出来、その結果良好な偏波面保
存性が期待できる。
コア及びクラッドが非円の断面形状の1間波面保存光フ
ァイバが安定にf!A造出来、また、VA[]法等の化
学蒸着法と機械加工法を併用しているため、母材の大型
化が出来、その結果、低コスト化が可能であり、さらに
、lfl械加工による手段を用いていることからコアの
楕円率を非常に大きくとれるため、複屈折率が大きく(
モードビート長が長く)出来、その結果良好な偏波面保
存性が期待できる。
請求項2の発明においては、コア楕円率を再現性よく制
御できる製造条件を設定しているため、高いモード複屈
折率を持つ消光比の高い偏波面保存光ファイバが得られ
る。
御できる製造条件を設定しているため、高いモード複屈
折率を持つ消光比の高い偏波面保存光ファイバが得られ
る。
第1図は本発明の第1実施例に係るtm波面保存光ファ
イバの製造工程を示す断面図、第2図は本発明の第2実
施例に係る閾波面保存光ファイバの!?!!造工程全工
程断面図、第3図及び第4図はそれぞれ楕円コア形偏波
面保存光ファイバの89及びBSの計算値を示す特性図
、第5図は研削コアロッドのクラッド楕円度とファイバ
化した後のコア楕円度の関係を示す特性図、第6図は従
来の各種閑波面保存光ファイバの断面図である。 図中、6はコア、7はクラッド、8はコアロッド、9は
研削ロッド(加工ロッド)、10は外付石英ガラス、1
3.15は研磨面である。 特許出願人 日立電線株式会社 代理人弁理士 絹 谷 信 雄 第1図 Δ(0ム]
Δ(0ム1第3図 第4図 fiKJ]70−・ド−7う、=ト↓偽rυ【εcjl
!Lj第5図
イバの製造工程を示す断面図、第2図は本発明の第2実
施例に係る閾波面保存光ファイバの!?!!造工程全工
程断面図、第3図及び第4図はそれぞれ楕円コア形偏波
面保存光ファイバの89及びBSの計算値を示す特性図
、第5図は研削コアロッドのクラッド楕円度とファイバ
化した後のコア楕円度の関係を示す特性図、第6図は従
来の各種閑波面保存光ファイバの断面図である。 図中、6はコア、7はクラッド、8はコアロッド、9は
研削ロッド(加工ロッド)、10は外付石英ガラス、1
3.15は研磨面である。 特許出願人 日立電線株式会社 代理人弁理士 絹 谷 信 雄 第1図 Δ(0ム]
Δ(0ム1第3図 第4図 fiKJ]70−・ド−7う、=ト↓偽rυ【εcjl
!Lj第5図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、コアとクラッドから成るコアロッドの両側面を軸方
向に沿つて機械加工により除去して断面を非円化した加
工コアロッドを形成し、非円化した加工コアロッドの外
周に加工コアロッドとほぼ相似の断面形状の石英ガラス
を外付けした後、初期の断面形状が保てる範囲の線引張
力で線引きして偏波面保存光ファイバを製造するように
したことを特徴とする偏波面保存光ファイバの製造方法
。 2、請求項1記載の偏波面保存光ファイバの製造方法に
おいて、クラッドを基準としたコアの比屈折率差Δ^+
、石英を基準としたクラッドの比屈折率差Δ^−、加工
コアロッドの長径l、加工コアロッドのクラッド楕円度
ε_c_l_a_dがそれぞれ下式を満たすことを特徴
とする偏波面保存光ファイバの製造方法。 0.4%≦Δ^+≦4% Δ^−≦−0.1% 18mm≦l 0.5≦ε_c_l_a_d≦0.8
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63128498A JPH0662310B2 (ja) | 1987-12-07 | 1988-05-27 | 楕円コア形偏波面保存光ファイバの製造方法 |
CA000600684A CA1320634C (en) | 1988-05-27 | 1989-05-25 | Method of producing elliptic core type polarization-maintaining optical fiber |
GB8912209A GB2221903B (en) | 1988-05-27 | 1989-05-26 | Method of producing elliptic core type polarization-maintaining optical fiber |
US08/068,645 US5482525A (en) | 1988-05-27 | 1993-05-28 | Method of producing elliptic core type polarization-maintaining optical fiber |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30773587 | 1987-12-07 | ||
JP62-307735 | 1987-12-07 | ||
JP63128498A JPH0662310B2 (ja) | 1987-12-07 | 1988-05-27 | 楕円コア形偏波面保存光ファイバの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01252545A true JPH01252545A (ja) | 1989-10-09 |
JPH0662310B2 JPH0662310B2 (ja) | 1994-08-17 |
Family
ID=26464146
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63128498A Expired - Lifetime JPH0662310B2 (ja) | 1987-12-07 | 1988-05-27 | 楕円コア形偏波面保存光ファイバの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0662310B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2013051485A1 (ja) * | 2011-10-04 | 2013-04-11 | 住友電気工業株式会社 | 偏波保持マルチコア光ファイバ |
JP2018060183A (ja) * | 2016-09-29 | 2018-04-12 | オーエフエス ファイテル,エルエルシー | 非対称応力付加部を有する偏波保持光ファイバ |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54130044A (en) * | 1978-01-13 | 1979-10-09 | Western Electric Co | Optical waveguide and method of fabricating same |
JPS58208148A (ja) * | 1982-05-28 | 1983-12-03 | Fujikura Ltd | 単偏波光フアイバの製造方法 |
-
1988
- 1988-05-27 JP JP63128498A patent/JPH0662310B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54130044A (en) * | 1978-01-13 | 1979-10-09 | Western Electric Co | Optical waveguide and method of fabricating same |
JPS58208148A (ja) * | 1982-05-28 | 1983-12-03 | Fujikura Ltd | 単偏波光フアイバの製造方法 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2013080126A (ja) * | 2011-10-04 | 2013-05-02 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 偏波保持マルチコア光ファイバ |
JP2018060183A (ja) * | 2016-09-29 | 2018-04-12 | オーエフエス ファイテル,エルエルシー | 非対称応力付加部を有する偏波保持光ファイバ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0662310B2 (ja) | 1994-08-17 |
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