JPH0125152B2 - - Google Patents

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JPH0125152B2
JPH0125152B2 JP58091373A JP9137383A JPH0125152B2 JP H0125152 B2 JPH0125152 B2 JP H0125152B2 JP 58091373 A JP58091373 A JP 58091373A JP 9137383 A JP9137383 A JP 9137383A JP H0125152 B2 JPH0125152 B2 JP H0125152B2
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JP
Japan
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pulse
track
period
circuit
head
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JP58091373A
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JPS59217257A (ja
Inventor
Takeyoshi Ito
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Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
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Publication date
Application filed by Victor Company of Japan Ltd filed Critical Victor Company of Japan Ltd
Priority to JP58091373A priority Critical patent/JPS59217257A/ja
Publication of JPS59217257A publication Critical patent/JPS59217257A/ja
Publication of JPH0125152B2 publication Critical patent/JPH0125152B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B15/00Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
    • G11B15/18Driving; Starting; Stopping; Arrangements for control or regulation thereof
    • G11B15/46Controlling, regulating, or indicating speed
    • G11B15/467Controlling, regulating, or indicating speed in arrangements for recording or reproducing wherein both record carriers and heads are driven

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はコントロールパルス識別回路に係り、
特にVTRにおいて記録再生されるコントロール
パルスが、デユーテイサイクルを変化せしめられ
て記録されている場合に、簡単にコントロールパ
ルスを識別することができる回路に関する。
従来技術 本出願人は先に例えば実願昭57−122921号に
て、第1図に示す如きヘツド配置とされた磁気記
録再生装置を提案した。同図中、回転ドラムや回
転プレート等の回転体1の直径Lは、磁気テープ
が180゜強に亘つて添接巻回され、回転体上に180゜
等角度間隔で取付けられた2個のビデオヘツドに
より記録再生を行なう現行の2ヘツドヘリカルス
キヤンニング方式のVTRの回転体の直径Mに比
し、2/3倍の値に選定されており、図示を省略
したモータにより記録再生される映像信号のフイ
ールド周波数に関連した回転数(例えば45rps)
で反時計方向に回転せしめられる。この回転体1
には記録再生用磁気ヘツド(ビデオヘツド)A,
B,C及びDが夫々90゜の等角度間隔で取付固定
されている。ビデオヘツドAとCとは夫々同一の
アジマス角度のギヤツプを有しており、またビデ
オヘツドBとDとは夫々同一アジマス角度のギヤ
ツプを有し、かつ、ビデオヘツドAとCのそれと
は異なるアジマス角度のギヤツプを有している。
更に、回転体1の外周側面には、磁気テープ2
はガイドポール3a,3bにより案内されて270゜
にオーバーラツプ記録分の角度を加えた270゜強の
角度に亘つて添接巻回されている。このテープ巻
付角度はテープ走行にあまり無理を与えない角度
であり、自動ローデイングも可能であり、回転体
1の直径Lも現行の2ヘツドヘリカルスキヤンニ
ング方式VTRのそれの2/3倍になるので、回
転体の直径縮小率も大とすることができる。磁気
テープ2はキヤプスタン及びピンチローラ(いず
れも図示せず)に挟持駆動されて矢印X方向へ走
行せしめられるが、その走行速度は、ビデオヘツ
ドA〜Dのうちの一個のビデオヘツドが270゜強の
角度範囲を45rpsで回転するときに1トラツクピ
ツチ分走行する値に選定されている。
これにより、テープ巻付角度における磁気テー
プ2の円周距離は現行の2ヘツドVTRのそれに
等しいので、磁気テープ2上のビデオトラツク軌
跡は現行のそれに等しく、またテープ・ヘツド間
相対線速度は現行のそれに等しく、ビデオヘツド
A,B,C及びDにより以下に詳述する如くフイ
ールド周波数60Hz(又は59.94Hz)の映像信号が
1本のトラツク宛1フイールド分の割合で順次に
記録され、現行VTRと完全にテープ互換性のあ
るテープパターンが形成される。
なお、フイールド周波数50Hzの映像信号を1本
のトラツク宛1フイールドの割合で記録、再生す
る場合は、回転体1は37.5rpsで回転されること
は明らかである。
上記の4ヘツドVTRにおける4個のビデオヘ
ツドA〜Dによる走行軌跡は第2図に示す如くに
なり、現行の2ヘツドVTRのそれと異なる。す
なわち、いまビデオヘツドAがガイドポール3a
側に位置して磁気テープ2上を走査し始めたもの
とすると、第2図に実線4Aで示す走査軌跡が描
かれ始め、その軌跡4Aの下から1/3程度の長
さにきた所で、回転方向に対し90゜後行する位置
に設けられたビデオヘツドDが磁気テープ2と接
触し始め、更に軌跡4Aの2/3程度の長さを記
録する時点にビデオヘツドAがくると、ビデオヘ
ツドCが磁気テープ2と接触し始め、更に軌跡4
Aが形成され終る時点でビデオヘツドBが磁気テ
ープ2に接触し始める。従つて、ビデオヘツドA
による第2図に実線4Aで示す走査軌跡が描かれ
ると、同図に二点鎖線4Dで示すビデオヘツドD
による走査軌跡と同図に一点鎖線4Cで示すビデ
オヘツドCによる走査軌跡とが夫々一定時間ずつ
遅れて順次に描かれ、走査軌跡4Aが描かれ終つ
た時点で、同図に破線5Bで示すビデオヘツドB
による走査軌跡が描かれ始める。
以下、上記と同様にして、第2図に5A,5
D,6C,6B,6A,7D,7C,7B,8
A,…という順序でヘツドA,D,C,Bにより
順次トラツク軌跡が描かれていく(なお、第2図
では図示の便宜上、各トラツク軌跡のトラツク幅
はトラツクピツチに等しいものとして図示してあ
る。)。また第2図中、テープ長手方向に沿うトラ
ツク9はコントロールトラツクで、例えば2フイ
ールド周期でコントロールパルスが記録される。
ここで、現行の2ヘツドVTRと同一の第3図
に示す如きテープパターンを記録形成するために
は、第2図に丸で囲んで示した軌跡4A,5B,
6C,7D,8A,…を描いているビデオヘツド
にのみ映像信号を供給することにより、第3図に
t1で示すビデオトラツクはビデオヘツドAにより
記録形成されたトラツクとなり、同様にビデオヘ
ツドB→C→D→A→…という順序で約1フイー
ルド期間毎に記録するヘツドを切換えることによ
り、ビデオトラツクがt2→t3→t4→t5→…という
順序で順次形成される。
従つて、記録時には4つのビデオヘツドA〜D
に映像信号を順次切換えて供給する必要があり、
同様に再生時においてもビデオヘツドA〜Dの再
生信号を順次切換える必要がある。このようにし
て、現行の2ヘツドVTRと完全にテープ互換性
のあるテープパターンが記録形成される。なお、
第2図及び第3図において、音声信号はテープ長
手方向に沿つて例えばテープ上端部分にオーデイ
オヘツドによるオーデイオトラツクが記録形成さ
れるが、ここでは便宜上、図示を省略してある。
一方、再生時には第3図に示すt1〜t5等のビデ
オトラツクは、サーボ回路の制御の下に再生され
る一のビデオトラツクを記録したビデオヘツドと
同一のアジマス角度のギヤツプを有するビデオヘ
ツドにより再生される。
上記の4ヘツドVTRで第3図に示したテープ
パターンが記録形成された磁気テープ2を、同じ
4ヘツドVTRで再生する場合(いわゆる自己録
再の場合)は、最良のS/N比で再生映像信号が
得られるように、磁気テープ2上の既記録ビデオ
トラツクを記録時と同一のビデオヘツドで再生す
ることが望ましい。
そこで、本出願人は本出願と同日付の特許出願
(発明の名称「記録再生装置」)にて、2トラツク
走査期間毎にデユーテイサイクルが交互に変化
し、かつ、4トラツク走査期間を周期とするパル
スを発生してコントロールトラツクに記録し、再
生時はコントロールトラツクから再生されたパル
スの前縁をコントロールパルスとし、かつ、パル
スの4トラツク走査期間を周期とする信号部分を
ヘツド識別信号として再生する、記録再生装置を
提案した。
発明が解決しようとする問題点 しかるに、上記のコントロールトラツクから再
生された、デユーテイサイクルが2トラツク走査
期間毎に交互に変化し、かつ、4トラツク走査期
間を周期とするパルス(コントロールパルス)か
ら、その4トラツク走査周間のデユーテイサイク
ルの変化情報(ヘツド識別情報)を識別する回路
は複雑であるという問題点があつた。また、現行
の2ヘツドヘリカルスキヤンニング方式VTRに
おいて記録された、デユーテイサイクルが一定と
された2トラツク走査期間を周期とするコントロ
ールパルスが記録されている磁気テープを再生し
た場合にも、上記の識別回路を互換再生ができる
ように4トラツク走査周間の信号が得られる構成
とすると、より一層複雑で、部品点数が多く高価
な構成になるという問題点があつた。
そこで、本発明は、コントロールトラツクから
再生されたコントロールパルスを、2トラツク走
査期間よりも大で、かつ、3トラツク走査期間よ
りも小なる期間遅延する遅延回路を用いることに
より、簡単で、最少限の部品点数で構成でき、再
生コントロールパルスのデユーテイサイクルの変
化の有無に拘らず、常に4トラツク走査期間を周
期とする識別信号を発生出力し得るコントロール
パルス識別回路を提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段 本発明は、記録映像信号中の垂直同期信号に位
相同期した2トラツク走査期間を周期とし、か
つ、デユーテイサイクルが一定な第1のコントロ
ールパルスが記録され、又は2トラツク走査期間
毎の垂直同期信号にその前縁が位相同期してお
り、2トラツク走査毎にデユーテイサイクルが交
互に変化し、かつ、4トラツク走査期間を周期と
する第2のコントロールパルスが記録されている
コントロールトラツクから再生されたコントロー
ルパルスを識別する回路であつて、該コントロー
ルトラツクの再生コントロールパルスを、2トラ
ツク走査期間よりも大で、かつ、3トラツク走査
期間よりも小なる期間遅延するパルス遅延回路
と、該パルス遅延回路の入力パルスと出力パルス
とが夫々供給され上記4トラツク走査期間を周期
とするパルスを発生するゲート回路とより構成し
たものであり、以下図面と共にその一実施例につ
いて説明する。
実施例 第4図は本発明回路の一実施例を有する記録再
生装置の系統図を示す。同図中、第1図と同一構
成部分には同一符号を付し、その説明は省略す
る。第4図において、破線で囲んだ回路10が本
発明になるコントロールパルス識別回路の一実施
例のブロツク系統図を示す。ヘツドモータ11の
回転軸11aはその先端が固定ドラム12の中央
部を貫通して回転体(ここでは回転ドラム)1の
中央部に固定されており、また固定ドラム12と
ヘツドモータ11との間の回転軸11aには円盤
13がその中心部を貫通固定されている。回転体
1の底面には前記ビデオヘツドA〜Dが取付けら
れており、回転体1の底面と固定ドラム12の上
面とは一定距離だけ離間されている。また、円盤
13の外周側面には180゜の角度範囲に亘つて光吸
収部13aが設けられ、残りの180゜の角度範囲に
亘つて光反射部13bが設けられている。またヘ
ツドモータ11の回転速度に比例した周波数の信
号が周波数発電機(FG)14より取り出される。
磁気テープ2は第1図に示したように回転体1
に270゜強の角度範囲に亘つて添接巻回され、更に
ピンチローラ15及びキヤプスタン16により挟
持されている。キヤプスタン16はキヤプスタン
モータ17の回転軸に貫通固定されているプーリ
18と、キヤプスタン16が同軸的に中央部に貫
通固定されているフライホイール19との間に張
架されているベルト20を介してキヤプスタンモ
ータ17の回転力が伝達される。キヤプスタンモ
ータ17の回転によりキヤプスタン16が回転す
ると、キヤプスタン16とピンチローラ15とに
より挟持されている磁気テープ2は矢印X方向へ
走行せしめられる。
まず、記録時の動作につき説明する。記録時に
はスイツチSW1,SW2及びSW3は夫々接点R側に
接続され、スイツチSW4は開成される。記録され
るべき例えば標準方式カラー映像信号は入力端子
21より記録再生回路22に供給され、ここで磁
気記録再生に適した公知の信号形態に変換された
後、ビデオヘツドA,B,C及びDに夫々1フイ
ールド期間(実際にはオーバーラツプ記録するの
でこれよりもやや長い期間)毎に順次に選択出力
され、前記した第3図に示すテープパターン中の
ビデオトラツクを順次に形成して記録される。
他方、回転体1、ヘツドモータ11及び円盤1
3は、記録再生すべき映像信号の1フイールド期
間の自然数分の一倍の期間当り270゜回転する回転
数(ここではフイールド周波数60Hz(59.94Hz)
の映像信号を記録再生する場合で、45rpsで回転
させる場合を例にとつて説明する)で回転されて
おり、フオトセンサ23よりデユーテイサイクル
が約50%の繰り返し周波数45Hzの矩形波が取り出
され、カウンタ24に印加される。カウンタ24
はその出力パルスが1/3分周器25を介してリ
セツトされる構成とされており、これによりカウ
ンタ24は第5図Aに示す如く、繰り返し周波数
15Hzの、回転体1、ヘツドモータ11等の1回転
当り1発のパルスaを出力する。このパルスaの
立上りは、一例としてビデオヘツドAの記録開始
時点に一致せしめられている。なお、第5図Aの
波形上部のA〜Dは、ビデオヘツドA〜Dの記録
期間又は再生期間(ここではいずれも1フイール
ド)を示す。
上記のパルスaは台形波発生回路26に供給さ
れ、ここで第5図Bに示す如き台形波bに変換さ
れる一方、後述するフリツプフロツプ27のセツ
ト端子に印加され、これをその立上りでセツトす
る。他方、記録再生回路22の一部より分岐して
取り出された記録用映像信号中の垂直同期信号は
垂直同期信号分離回路28より分離抽出されて第
5図Cに示す如き波形cとされた後、単安定マル
チバイブレータ(以下「モノマルチ」という)2
9及び30に夫々供給され、その立上りでこれら
をトリガーする。モノマルチ29は、その時定数
が1/20秒よりも大で、かつ、1/15秒よりも小
に選定されており、これにより垂直同期信号cに
位相同期した第5図Dに示す如き繰り返し周波数
15Hzのパルスdを発生出力し、このパルスdをス
イツチSW1を介して位相比較器31に基準信号と
して供給する。
位相比較器31はヘツドサーボ回路内の位相制
御ループの一部に設けられており、上記台形波b
を比較信号として供給され、かつ、上記パルスd
を基準信号として供給され、パルスdにより台形
波bの傾斜部をサンプル及びホールドする動作を
行ない、そのサンプル及びホールドして得た電圧
を位相誤差電圧として混合増幅器32に供給す
る。他方、周波数発電機(FG)14より取り出
されたヘツドモータ11の回転速度に比例した周
波数の交流信号は、増幅器33を通してF―Vコ
ンバータ34に供給され、ここで周波数―電圧変
換された後、混合増幅器32に速度誤差信号とし
て供給され、ここで上記位相誤差電圧と混合増幅
された後、更にヘツドモータ11に供給される。
これにより、ヘツドモータ11はその回転速度が
45rpsとなるように一定に制御され、かつ、その
回転位相も一定になるように制御される。
一方、モノマルチ30は垂直同期信号cを1/
2分周してその出力をフリツプフロツプ27のリ
セツト端子に印加してその立下りでこれをリセツ
トする。フリツプフロツプ27のQ出力は、第5
図Eにeで示す如く、パルスaの立上りでセツト
されてハイレベルとなり、スイツチ回路35をオ
フとし、またモノマルチ30の出力パルスの立下
でリセツトされてローレベルとなり、スイツチ回
路35をオンとする。モノマルチ30は、その時
定数がコンデンサC1、抵抗R1及びR2、及びスイ
ツチ回路35よりなる回路部により決定され、ス
イツチ回路35がオフのときは抵抗R1,R2及び
コンデンサC1により決まる大なる時定数TAとさ
れ、他方、スイツチ回路35がオンのときは抵抗
R2の両端が短絡されるので抵抗R1とコンデンサ
C1のみにより決まる小なる時定数TBとされる。
ここで、時定数TA及びTBはいずれも垂直同期信
号cを1/2分周する必要性から、1/30秒より
も小で、かつ、1/60秒よりも大なる値に選定さ
れている。
これにより、モノマルチ30からは第5図Fに
示す如く、ビデオヘツドAが記録する垂直同期信
号の立上り時点よりのパルス幅がTAで、ビデオ
ヘツドCが記録する垂直同期信号の立上り時点よ
りのパルス幅がTB(<TA)であるパルスfが取り
出される。このパルスfは、その前縁の周期が垂
直同期信号cに位相同期した1/30秒である、繰
り返し周波数15Hz(4フイールド周期)のパルス
であり、前記した如くフリツプフロツプ27のリ
セツト端子に印加される一方、スイツチSW2を介
して固定のコントロールヘツド36に供給され、
これにより磁気テープ2の長手方向に沿う前記コ
ントロールトラツク9に記録される。なお、フリ
ツプフロツプ27のセツト端子に印加するパルス
としては、モノマルチ29の出力パルスdの立上
りを用いてもよい。
またこの記録時には水晶発振器37より取り出
されたパルスを分周器38により分周して得た第
5図Gに示す如き繰り返し周波数30Hzのパルスg
が、台形波発生回路39に供給され、ここで同図
Hに示す如き30Hzの台形波hに変換された後、位
相比較器40に供給される。またこれと同時にキ
ヤプスタンピツクアツプヘツド41よりキヤプス
タン16の回転速度に応じた繰り返し周波数の回
転検出パルスが取り出されて分周器42に供給さ
れ、ここで分周されて第5図Iに示す如き繰り返
し周波数30Hzのパルスiとされた後スイツチSW3
を通して位相比較器40に供給される。
位相比較器40は上記の台形波hと回転検出パ
ルスiとを夫々位相比較し、両入力信号の位相差
に応じた誤差電圧を発生して、加算回路43及び
モータ駆動増幅器44を夫々通してキヤプスタン
モータ17に供給し、その回転速度を制御する。
なお、加算回路43の他方の入力端子には、スイ
ツチSW4が記録時は開成されているので信号は何
も入力されない。このようにして、キヤプスタン
モータ17は、キヤプスタン16が所定の回転速
度(ここでは1フイールド期間で1トラツクピツ
チ分だけ磁気テープ2を移送する速度)で回転す
るように制御される。
このように、磁気テープ2上のコントロールト
ラツク(第2図及び第3図に9で示す)には、2
フイールド期間毎にデユーテイサイクルが交互に
変化し、かつ、4フイールド期間を周期とする第
5図Fに示す如きパルスfがコントロールパルス
として記録され、パルスfの前縁は繰り返し周波
数30Hzのコントロールパルスとして使用され、ま
たデユーテイサイクルの4フイールド周期の変化
がヘツド識別のために使用される。
次に上記のパルスfがコントロールトラツク9
に記録されている磁気テープ2の再生時の動作に
つき説明する。本発明になるコントロールパルス
識別回路10はこの再生時に再生コントロールパ
ルスが供給される構成とされている。再生時には
スイツチSW1,SW2及びSW3が夫々接点P側に切
換接続され、スイツチSW4が閉成される。これに
より、水晶発振器37の出力パルスを分周器38
により分周して得られた第6図D及び前記第5図
Gに示した繰り返し周波数30Hz(2フイールド周
期)のパルスgを、更に1/2分周器45で1/
2分周して得た第6図Cに示す如き繰り返し周波
数15Hz(4フイールド周期)のパルスjが、スイ
ツチSW1を通して位相比較器31に供給される。
一方、記録時と同様にしてカウンタ24より取り
出された第6図Aに示す回転検出パルスa(第5
図Aに示したパルスaと同じ)は台形波発生回路
26により第6図Bに示す如き台形波b(第5図
Aに示した台形波bと同じ)に変換された後位相
比較器31に供給され、ここで上記パルスjの立
上り縁でその傾斜部をサンプル及びホールドして
位相誤差電圧とされる。
またFG14の出力信号は記録時と同様にして
増幅器33及びF―Vコンバータ34を夫々経て
混合増幅器32に供給され、ここで位相比較器3
1よりの上記位相誤差電圧と混合増幅された後ヘ
ツドモータ11に供給される。これにより、ヘツ
ドモータ11はその回転速度及び回転位相が一定
に制御され、45rpsで定速回転する。
45rpsで回転される回転体1に取付けられたビ
デオヘツドA,B,C及びDにより順次に磁気テ
ープ2のビデオトラツクから再生された映像信号
は記録再生回路22に供給され、ここで4個のビ
デオヘツドA〜Dのうち3個のビデオヘツドが磁
気テープ2上に同時に摺動している270゜強の回転
体1の角度範囲回転期間中は磁気テープ2に摺動
している所定の一のビデオヘツドのみからの再生
信号を取り出すことを各回転毎に順次に切換えて
行ない(その詳細な説明は本発明の要旨ではない
ので省略するが、必要ならば特願昭57−202602号
等を参照されたい)、更にこのようにして得られ
た再生信号を公知の方法によりNTSC方式に略準
拠したカラー映像信号に変換してから出力端子4
6へ出力する。
他方、コントロールパルス36はその微分特性
により、既記録パルスfの立上り縁で正極性パル
スとなり、立下り縁で負極性パルスとなる、第6
図Fに示す如きパルスkをコントロールトラツク
9より再生出力する。このパルスkはスイツチ
SW2を通してコントロール識別回路10内の増幅
器(波形整形回路)47に供給され、ここで増幅
及び波形整形されて第6図Gに示す如く周期To
の矩形波lに変換される。矩形波lはそのパルス
幅がビデオヘツドA〜Dの2トラツク走査期間
(ここでは2フイールド期間)毎にTAとTBは交互
に変化しているから、パルスkと同様にその周期
Toは4フイールド走査期間であり、またその前
縁(立上り縁)は一定周期(2フイールド期間)
である。この矩形波lはモノマルチ48に供給さ
れる一方、スイツチSW3を通して位相比較器40
に供給される。位相比較器40は記録時と同様に
して台形波発生回路39によりパルスgから生成
された第6図Eに示す台形波h(第5図Hに示し
た台形波hと同じ)の傾斜部を、増幅器47の出
力矩形波lの一定周期(2フイールド期間周期)
の前縁でサンプル及びホールドし、そのサンプル
及びホールド出力を加算回路43の一方の入力端
子に印加する。
他方、モノマルチ48は矩形波lの立下り縁で
トリガーされてパルス幅が2フイールド期間より
も大で、かつ、3フイールド期間よりも小である
(To/2)+△tのパルスを発生出力する構成と
されており、従つてモノマルチ48から第6図H
に示す如き4フイールド周期のパルスmが取り出
される。このパルスmは2入力OR回路49に上
記矩形波lと共に供給され、ここで論理和をとら
れ第6図Iに示す如く、矩形波lのパルス幅TA
の立上りエツジに位相同期して立上り、パルスm
の立下りエツジに位相同期して立下る、4フイー
ルド期間を周期とするパルスnに変換される。こ
のパルスnはコントロールトラツク9の既記録コ
ントロールパルスの識別パルスとして(コントロ
ールパルス識別回路10の出力パルスとして)位
相比較器50に供給される。
またこれと同時に、1/2分周器45より取り
出されたパルスjは台形波発生回路51に供給さ
れ、ここで第6図Jに示す如き台形波oに変換さ
れた後位相比較器50に供給される。位相比較器
50はこの台形波oの傾斜部を、前記したパルス
nの立上りエツジの位相タイミングでサンプル及
びホールドし、これにより得られた電圧を位相誤
差電圧としてスイツチSW4を通して加算回路43
に供給する。加算回路43は位相比較器40及び
50より夫々取り出された両位相誤差電圧を加算
合成し、その合成電圧をモータ駆動増幅器44を
通してキヤプスタンモータ17に供給する。
これにより、キヤプスタン16は磁気テープ2
上のビデオトラツクのうち、ビデオヘツドAによ
り記録されたビデオトラツクはビデオヘツドAが
再生するように、磁気テープ2の走行を制御す
る。この結果、すべての既記録ビデオトラツク
は、記録時と同一のビデオヘツドで再生されるこ
とになる。
ところで、本実施例において、初期状態などで
はモノマルチ48は第7図Aに示す矩形波lのパ
ルス幅TBの時刻t1における立下りエツジでトリガ
ーされることもあり得る。しかし、この場合、モ
ノマルチ48の出力パルスmは第7図Bに示す如
く、上記の時刻t1より(To/2)+△tなる期間
ハイレベルのパルスとなり、時刻t1の次の時刻t2
における矩形波lのパルス幅TAの立下りエツジ
ではローレベルとなつているので、モノマルチ4
8はこの時刻t2で再びトリガーされ、この時刻t2
より(To/2)+△tなる期間ハイレベルのパル
スを出力する。第7図A,Bからわかるように、
時刻t2の次の矩形波lの立下りエツジは時刻t2
り(To/2)+△tなる期間内にあるから、モノ
マルチ48はこの立下りエツジでトリガーされる
ことはなく、結局、矩形波lのパルス幅TAの立
下りエツジで常にトリガーされる定常状態に直ち
に復帰する。
次に現行の2ヘツドヘリカルスキヤンニング方
式VTRにより記録された磁気テープの再生時に
ついて説明する。この磁気テープのコントロール
トラツクには第8図Aに示す如く、パルス幅T1
でデユーテイサイクルが一定である周期To/2
(ここでは2フイールド期間周期)のコントロー
ルパルスが記録されている。このコントロールパ
ルスはコントロールヘツド36により再生された
後増幅器47を通して、第8図Aに示す如き記録
時と同じ信号波形に変換され、更にモノマルチ4
8、OR回路49及び位相比較器40に夫々供給
される。
モノマルチ48は、この再生コントロールパル
スの立下りエツジでトリガーされ、(To/2)+
△tなる幅の第8図Bに示す如きパルスを発生す
る。このモノマルチ48の出力パルスはパルス幅
が(To/2)+△tで、周期がToであり、第6
図Hに示した前記のモノマルチ48の出力パルス
mと同一信号波形となる。従つて、デユーテイサ
イクルが一定である周期To/2のコントロール
パルスが記録されている在来の磁気テープを再生
した場合にも、モノマルチ48からは第8図Bに
示す如く、周期がTo(ここでは4フイールド期
間)であるパルスが取り出され、これによりOR
回路49からも、周期がToで、立下りが第8図
Bに示すパルスの立下りエツジに一致し、かつ、
立上りが第8図Aに示すパルスの4フイールド周
期の立上りエツジ部分に一致するパルスが得られ
る。この結果、デユーテイサイクルが一定である
周期To/2のコントロールパルスが記録されて
いる在来の磁気テープを再生した場合にも、位相
比較器50からは所要の位相誤差電圧が取り出さ
れ、加算回路43で位相比較器40よりの位相誤
差電圧と加算合成された後、モータ駆動増幅器4
4を通してキヤプスタンモータ17へ供給され
る。これにより、キヤプスタンモータ17は所要
の回転数及び回転位相で回転するように制御され
る。
このように、本実施例によれば、コントロール
トラツクに記録されているコントロールパルスの
デユーテイサイクルが一定であるか否かに拘ら
ず、増幅器47、モノマルチ48及びOR回路4
9からなる極めて簡単な回路10により常に4フ
イールド期間を周期とするパルスを得ることがで
きる。
なお、位相比較器40の出力位相誤差電圧を使
用せず、位相比較器50の出力位相誤差電圧だけ
をモータ駆動増幅器44を通してキヤプスタンモ
ータ17に供給するようにしてもキヤプスタンサ
ーボ回路はこの位相比較器50の出力位相誤差電
圧に位相ロツクし、所要のサーボ動作を行なうこ
とができる。
応用例 なお、本発明は上記の実施例に限定されるもの
ではなく、例えばコントロールパルスはヘツド識
別情報以外の情報信号でパルス幅変調された信号
形態であつてもよく、また1本のビデオトラツク
に例えば2フイールドの複合映像信号が記録され
ている磁気テープの再生装置にも適用することが
できる。
効 果 上述の如く、本発明によれば、再生コントロー
ルパルスを、2トラツク走査期間よりも大で、か
つ、3トラツク走査期間よりも小なる期間遅延す
るパルス遅延回路と、このパルス遅延回路の入力
パルスと出力パルスとが夫々供給されるゲート回
路とよりなる簡単、かつ、安価な回路構成によ
り、コントロールトラツクにデユーテイサイクル
が一定で周期が2トラツク走査期間である第1の
コントロールパルスが記録されていても、またデ
ユーテイサイクルが2トラツク走査期間毎に変化
し、周期が4トラツク走査期間である第2のコン
トロールパルスが記録されていても、いずれの場
合も、4トラツク走査期間を周期とするパルスを
生成出力することができ、このパルスを例えばキ
ヤプスタンサーボ回路の位相比較用信号などに供
することができる等の特長を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明回路に適用し得る本出願人が先
に提案した記録再生装置のヘツド配置関係の一例
を示す図、第2図は第1図の各ヘツドの走査軌跡
を示す図、第3図は第1図図示ヘツドによる記録
トラツクパターンの一例を示す図、第4図は本発
明回路の一実施例を有する記録再生装置の系統
図、第5図A〜Iは第4図図示装置の記録時の各
部の動作説明用タイムチヤート、第6図A〜Jは
夫々第4図図示装置内の本発明回路等の各部の動
作説明用タイムチヤート、第7図A,B及び第8
図A,Bは夫々本発明回路の各例の動作時におけ
る動作説明用タイムチヤートである。 1…回転体、2…磁気テープ、9…コントロー
ルトラツク、11…ヘツドモータ、13…円盤、
13a…光吸収部、13b…光反射部、、14…
周波数発電機(FG)、15…ピンチローラ、16
…キヤプスタン、17……キヤプスタンモータ、
21…記録用映像信号入力端子、22…記録再生
回路、24…カウンタ、25…1/3分周器、2
7…フリツプフロツプ、28…垂直同期信号分離
回路、29,30,48…単安定マルチバイブレ
ータ(モノマルチ)、31,40,50…位相比
較器、35…スイツチ回路、36…コントロール
ヘツド、43…加算回路、45…1/2分周器、
46…再生映像信号出力端子、49…OR回路、
A〜D…記録再生用磁気ヘツド(ビデオヘツド)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 記録映像信号中の垂直同期信号に位相同期し
    た2トラツク走査期間を周期とし、かつ、デユー
    テイサイクルが一定な第1のコントロールパルス
    が記録され、又は2トラツク走査期間毎の垂直同
    期信号にその前縁が位相同期しており、2トラツ
    ク走査期間毎にデユーテイサイクルが交互に変化
    し、かつ、4トラツク走査期間を周期とする第2
    のコントロールパルスが記録されているコントロ
    ールトラツクから再生されたコントロールパルス
    を識別する回路であつて、該コントロールトラツ
    クの再生コントロールパルスを、2トラツク走査
    期間よりも大で、かつ、3トラツク走査期間より
    も小なる期間遅延するパルス遅延回路と、該パル
    ス遅延回路の入力パルスと出力パルスとが夫々供
    給され上記4トラツク走査期間を周期とするパル
    スを発生するゲート回路とよりなることを特徴と
    するコントロールパルス識別回路。
JP58091373A 1983-05-24 1983-05-24 コントロ−ルパルス識別回路 Granted JPS59217257A (ja)

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