JPH01251430A - 磁気記録媒体の製造方法,製造装置及び磁気記録媒体製造用フィルム - Google Patents

磁気記録媒体の製造方法,製造装置及び磁気記録媒体製造用フィルム

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Publication number
JPH01251430A
JPH01251430A JP7641488A JP7641488A JPH01251430A JP H01251430 A JPH01251430 A JP H01251430A JP 7641488 A JP7641488 A JP 7641488A JP 7641488 A JP7641488 A JP 7641488A JP H01251430 A JPH01251430 A JP H01251430A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
magnetic recording
recording medium
manufacturing
roller
Prior art date
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Pending
Application number
JP7641488A
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English (en)
Inventor
Masayuki Ueki
植木 正行
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokin Corp
Original Assignee
Tokin Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Tokin Corp filed Critical Tokin Corp
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Publication of JPH01251430A publication Critical patent/JPH01251430A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は磁気記録媒体の製造方法に関する。
〔従来の技術〕
第4図に従来の製造方法の概略図を示す。第4図におい
て、原反ロール1から送り出されたフィルム2はガイド
ローラ3を介してキャン4に送られ、ここで磁性層形成
部5によりフィルム2に磁性層が形成される。磁性層が
形成された後、フィルム2は前述と同様にガイドローラ
3を介して巻取ローラ6に巻き取られる。フィルム2と
しては。
一般に高分子材料で形成された長尺フィルムが用いられ
る。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながらこの種の長尺フィルムには次に述ペる性質
がある。
(1)  メーカーより供給されるフィルム2には原反
の段階ですでに第5図及び第6図に示すような湾曲、蛇
行が存在する。そのためフィルム2はフィルム原反の巻
きの固さの調整によりフィルムの両端7をそろえた状態
で供給される。
(2)  フィルム2に磁性層を形成する前後及び最中
の熱的及び物理的な作用によりフィルム2の湾曲、蛇行
の量が変化する。
(3)同じくフィルム2に磁性層を形成する前後及び最
中の熱的及び物理的な作用により、フィルムにのびが生
じ、フィルムの幅が変化する。
この為フィルム2を第4図のごとく長手方向に搬送する
途中にフィルム2を幅方向に変位させる力が生ずる。こ
の幅方向に作用する力を行程中において矯正又は除去し
ないとフィルムにシワが発生する。発生したシワは次々
と他の部分に波及し。
結果としてその作成ロフト全てを不良品となす。
またメーカーから供給されるフィルム原反においては、
フィルムの湾曲や蛇行によるフィルムのの両端をそろえ
ている。その為、この厚み方向分の変位を矯正しなけれ
ば、キャン4にフィルム2を巻きつけた時にキャン4と
フィルム2との間に部分的なすき間を生じ、磁性層を形
成した後の品質にもばらつきを多く生じさせる。
従来この補正及び除去を行なう為に、第4図にも示した
ように追従ローラ7、ダンサローラ8゜ニップルロー2
9等各種のローラの設置を必要としていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
この念めに従来の技術においては下記の欠点を有してい
た。
(1)  多数のローラをフィルムが通ることになるた
め、フィルムの表面性が劣化し2作成媒体の品質を低下
させる。
(2)  多数のローラを設置する必要がある為に。
装置の構造の大型化、複雑化がさけられない。
それ故に本発明の課題は、フィルム表面性の劣化を防止
し作成媒体の品質を向上させることのできる磁気記録媒
体の製造装置を提供することにある。
本発明の他の課題は、小型化、簡素化を実現し。
作成媒体の製造コストの低減を計ることのできる磁気記
録媒体の製造装置を提供することにある。
本発明のさらに他の課題は、磁気記録媒体の製造に適し
た原反フィルムを提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本考案によれば、長手方向に連続的にのびた段差を幅方
向の両端近傍に形成したフィルムを得。
該フィルムを長手方向に送りつつ該フィルムの表面に磁
性層を形成することで磁気記録媒体を製造することを特
徴とする磁気記録媒体の製造方法が得られる。
また本考案によれば、実質的に平坦なフィルムを供給す
るフィルム供給部と、上記フィルムを長手方向に送るフ
ィルム送り手段と、該フィルムの表面に磁性層を形成す
る磁性層形成手段とを含む磁気記録媒体の製造装置にお
いて、上記フィルム供給部と上記磁性層形成手段との間
に、上記フィルムの幅方向の両端近傍に上記フィルムの
長手方向に連続的にのびた段差を形成する段差形成手段
を備えたことを特徴とする磁気記録媒体の製造装置が得
られる。
また本考案によれば2幅方向の両端近傍に長手方向に連
続的にのびた段差を形成したことを特徴とする磁気記録
媒体製造用フィルムが得られる。
〔作用〕
これによると2段差の作用によりフィルムの湾曲、蛇行
、のび等により幅方向に変位しようとする力の補正や除
去をフィルム自身が行なうことになる。
〔実施例〕
第1図に本発明を用いた磁気記録媒体製造装置の一実施
例の全体構成の概略図を示す。第1図において、フィル
ム供給部の原反ロール1から送り出されたフィルム2は
まずはじめに段差形成ローラ10を通過する。段差形成
ローラ10を通過したフィルム2は装置の構成上やむを
得ず設けるガイドローラ3を介してキャン4に供給され
る。
キャン4においてフィルム20表面にする。この磁性層
は磁性層形成部5によって形成される。
磁性層を形成されたフィルムは、やはり装置の構成上や
むを得ず設けるがイドローラ3を介して。
フィルム送り手段となる巻取ローラ6に巻き取られる。
第2図をも参照して2段差形成ローラ10はその両端近
傍に2周方向にリング状にのびた断面矩形状の凸部11
を有している。この結果、原反ロール1から送り出され
たフィルム2番ま2段差形成ローラ10を通過する時に
凸部11により変形をうけ、第3図に明示したように幅
方向両端近傍にそれぞれ長手方向に連続してのびた段差
12が形成される。なお段差12の一例として近れ目状
のものを示したが、他の形状であってもよく、その場合
には段差形成ローラ10の凸部11の形状も変わること
は言うまでもない。
上述の如く1両端近傍にそれぞれ長手方向に連続的にの
びた段差12を形成してなるフィルムによると、下記の
作用が生じる。
(1)  フィルムの両端部分の移%Mがフィルムの他
の部分の移動量μに比ベヮーラの丸みのために大きくな
る。この結果、フィルム2にはフィルム2の両端で相互
に引き合った様な力が生ずる。したがって磁気記録媒体
作成時の熱的な作用によりフィルムに幅方向の伸びが発
生してもフィルム上のうねり、折れ等の発生は防止され
る。
(2)フィルムの幅方向両端で見た時、フィルムに湾曲
や蛇行の曲りがあるとその曲りの外想]に当る端が内側
に当る端よりも張力が強く作用する。
そうすると張力の強く作用する方向にフィルムを変位さ
せようとする力が働き、フィルムの湾曲や蛇行を自己修
復又は変位の変化率をゆるやかにする。その結果製造工
程中にて生じる急激な湾曲や蛇行の発生においても、フ
ィルムの変位を低域又はゆるやかにし、うねり、折れ等
の発生を防止する。
(3)  同じくフィルムの幅方向両端でみた時、原反
フィルムの巻き固さの部分的変化、すなわち。
フィルムの厚み方向への変位が生じると、変位が生じた
側の端部はフィルムにもうけた段差に加わるテンション
が弱まり1反射側は強くなる。この結果フィルムはテン
ションの強い側に変位し厚み方向への変位は解消する。
以上説明した作用がフィルムの両端に段差をもうけたこ
とにより発生し、これは従来の技術における各種の多数
のローラが行なっていた作用と同じである。この結果、
磁気記録媒体の製造装置には各種多数のローラが不必要
となり、したがって下記の効果を生じる。
(1)  フィルム表面性の劣化を最低限におさえるこ
とが可能となる。その、結果1作成した磁気記録媒体の
品質を著しく向上することができる。
(2)  磁気記録媒体の製造装置の構造が簡素化され
るため、装置が安価となり、且つメンテナンス費用も大
幅に低減される。その結果1作成磁気記録媒体のコスト
を大幅に低減することができた。
なお2段差形成ローラ10の凸部11は断面矩形状(こ
限られない。すなわち断面矩形状の凸部を平歯車状にし
たものや、三角山状((シたものでもよく、また幅方向
両端にミシン口状のものを形成する形状のものでもよい
。本明細書では、それらの痕跡も段差と総称する。
さらに段差形成ローラをフィルムの両面に設けてフィル
ムの両面の幅方向両端近傍にそれぞれ段差を形成しても
よい。
また磁気記録媒体の製造装置に段差形成ローラ10を設
ける代りに、装置に仕込む原反フィルノ、の幅方向両端
に予め段差を形成しておいても、同じ効果を奏すること
は明白でちる。この場合2段差形成ローラ10すら不必
要となり、装置の−、77の簡素化が実現できる。
〔発明の効果〕
以上述べた様に1本発明により、磁気記録媒体の製造に
おいて磁気記録媒体の表面性等の品質の向−ヒ及び製造
装置の簡素化による製造コストの低減が可能になる。
以下余臼
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例による磁気記録媒体の製造装
置の概略構成図、第2図は第1図の要部の斜視図、第3
図は第2図におけるフィルムの要部のみの拡大図、第4
図は従来例の概略構成図。 第5図はフィルムの蛇行を示す説明図、第6図はフィル
ムの曲りを示す説明図である。 1・・・原反ロール、2・・・フィルム、3・・・ガイ
ドローラ、4・・・キャン、5・・・磁性層形成部、6
・・・巻取ローラ、7・・・追従ローラ、8・・・ダン
サローラ、9・・・ニップルローラ、10・・・段差形
成ローラ、11・・・段差形成ローラの凸部、12・・
・フィルムの段差。 第1図 禁2図 第3図 第4図 第5図 連6図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)長手方向に連続的にのびた段差を幅方向の両端近
    傍に形成したフィルムを得、該フィルムを長手方向に送
    りつつ該フィルムの表面に磁性層を形成することで磁気
    記録媒体を製造することを特徴とする磁気記録媒体の製
    造方法。
  2. (2)実質的に平坦なフィルムを供給するフィルム供給
    部と、上記フィルムを長手方向に送るフィルム送り手段
    と、該フィルムの表面に磁性層を形成する磁性層形成手
    段とを含む磁気記録媒体の製造装置において、上記フィ
    ルム供給部と上記磁性層形成手段との間に、上記フィル
    ムの幅方向の両端近傍に上記フィルムの長手方向に連続
    的にのびた段差を形成する段差形成手段を備えたことを
    特徴とする磁気記録媒体の製造装置。
  3. (3)幅方向の両端近傍に長手方向に連続的にのびた段
    差を形成したことを特徴とする磁気記録媒体製造用フィ
    ルム。
JP7641488A 1988-03-31 1988-03-31 磁気記録媒体の製造方法,製造装置及び磁気記録媒体製造用フィルム Pending JPH01251430A (ja)

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JP7641488A JPH01251430A (ja) 1988-03-31 1988-03-31 磁気記録媒体の製造方法,製造装置及び磁気記録媒体製造用フィルム

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JPH01251430A true JPH01251430A (ja) 1989-10-06

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