JPH01250336A - 脂環式ケトン、その製造方法および官能的性質および匂いの性質を付与、変調または改善する方法 - Google Patents

脂環式ケトン、その製造方法および官能的性質および匂いの性質を付与、変調または改善する方法

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JPH01250336A
JPH01250336A JP1025959A JP2595989A JPH01250336A JP H01250336 A JPH01250336 A JP H01250336A JP 1025959 A JP1025959 A JP 1025959A JP 2595989 A JP2595989 A JP 2595989A JP H01250336 A JPH01250336 A JP H01250336A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、香料およびフレーバー工業に関する。評言す
れば本発明は脂環式ケトン、とくにα−ダマスコンの光
学異性体、その製造方法および上記化合物を香料、基本
香料、付香裂品の製造において香気成分および7レ一バ
リング成分として利用して官能的性質および匂いの性質
を付与、変調または改嵜する方法に関する。
〔従来の技術〕
それの発見以来〔スイス国特許第509399号および
同第524320号; ” He1. Ch+IIn。
Acta ’、第56巻、第541頁(1970年)参
照〕、ダマスコンおよびその誘導体により惹起された関
心は、調香師およびフレーバリストの間で不断に増大し
て米九。それの官能的性質によシ、ダマスコンおよびそ
の誘導体は広い利用範囲に定められたさまざまな櫨類の
組成物における成分に選択される。それの使用は、微妙
なフレグランス製品から石けんや洗剤のような家庭用品
またはトイレタリー製品の付番に及ぶ。
とくに、α−ダマスコンはファーティおよびフローラル
タイプの組成物において大量に利用され、そのグリーン
アップルタイプのフレグランス特性は高く評価されるオ
リジナルな香調の創造を可能にした。
の それ′r!Iil!遣方法を報告する多数の刊行物が出
現している。しかし、調べた多くの事例においては、こ
れらの方法はラセミ化合物の製造に帰する。事実上、α
−ダiスコンはそのラセミ形で使用された。
しかし、オー\ロフ(G、 0hloff )およびク
ーデ(C)、Uhde ) 〔” He1v、 Chi
IIn、 Acza”、第53巻第531頁(1970
年)〕は、(匂−(+)−α−ダマスコンまたハ式: で示される(→−(1’R,E)−および(→−(1′
R、Z ) −1−(2’ 、りl 6’−) IJ 
lfシル−’−シクロヘキセン−1′−イル)−2−ブ
テン−1−オンの製造方法を記載している。
この方法は、(+1−α−イオノンから次の反応式によ
って得た相応する第二アルコールを二酸化マンガンで酸
化することを特徴とする;こうして得られ良化合物は、
E形につぎ〔α]=+324°、異性体2につぎ〔α〕
っ =+640°を示した。
また、芝崎(M、 5hibasaki )および協力
者〔Chem、 Pharm、 Bull、 ” 、第
23巻、第279頁(1975年)〕は、同じα−ダマ
スコンの異性体の合成方法を記載しており、この方法は
シトラールをキラル助剤を用いて、下記に示し九ように
そのエナミンの形成を経てジアステレオマー環化するこ
とを内容とする=(6)−(l−)−α−ダマスコン R= CH,C0N(C2H5)2 イソ−C3H,C02C2H5 CON(CH,)、        C0OHオルロフ
(0hloff )およびクーデ(Uhde )によシ
与えられた数値を参照することによって、引用され九著
者によって得られ良化合物は、27.5%の光学的純度
を有し、〔α〕ら’ = +89.2゜を示した。
こうして製造された異性体(1−(+)は、心持良ユア
ンスをも示すことを誌めることができた。
この観察は、他の鏡像異性体(S) −(→−α−ダマ
スコンの匂いの性質の徳類を調べようとする気持を抱か
せた。不幸にして、我々の現在の知識状態では適当な合
成法のないかかる鏡像異性体は合成できなかった。
本発明はこの問題を除去するものである。
〔発明を達成するための手段〕
本発明による脂環式ケトンは式: 〔式中波線はシスまたはトランス配置のC−C結合重−
弐わす〕で示される(−) −(I Sン−1−(2’
、 2’、 6’−トリメチル−2′−シクロヘキセン
−1′−イル)−2−ブテン−1−オンおよびその3−
ブテン−1−オン訪導体である。
式(1)で示される(−) −CI S ) −1−(
2’ 。
2’、6’−トリメチル−2′−シクロヘキセン−1′
−イル)−2−ブテン−1−オンの本発明による製造方
法は、 a1式: 〔式中波線は上記のものを我わし、 Meはアルカリ金
楓を災わす〕で示されるエルレートを、式: c式中星印はキラル中心を示し;nViゼロまたは1を
表わし;ROおよびRIViそれぞれ線状ま九は分枝鎖
のアル中ルまたはアラルキル基を表わすか、またはその
一方は水素原子を我わし、他方は上記したようなアルキ
ル基を表わし;2Fi01(基ま九は式: NH−C(
0)  の二価の基t−衣わし、後者の窒素原子は3位
の炭素原子に結合しており、カルボニル基は1位の窒素
原子に結合してンシ;1位の窒素原子はポリスチロール
樹脂のベンジル基に結合していてもよい〕で示される二
官能性窒素誘導体からなるプロトン供与性中うル試薬で
処理し、 b0反応混合物を加水分解して(−) −(1s ) 
−(2’、 2’、 6’−)すメチル−2−シクロヘ
キセン−11−イル)−6−プテンー1−オンを得、C
6これを異性化試薬によシ異性化することを特徴とする
上記式(鳳)のプロトン供与性キラル試薬は、望ましく
は式: %式% で示されるヒドロキシ−アミンである。
ヒドロキシアミy(la)の例は、(IR,2,5)−
2−(メチルアミン)−1−フェニルプロパン−1−オ
ールまたは1−エフェドリン、(IR,28ン−2−(
ジメチルアミノ)−1−フェニルプロパン−1−オール
、(IR,2B)−2−(イソプロピルアミン)−1−
フェニルプロパン−1−オール、(IR,2S)−2−
(N−メチル−N−イソプロピルアミン)−1−フェニ
ルプロパン−1−オール、または式:で示される尿素の
環状誘導体、たとえriRlがCH3まfcViイソプ
ロピルである化合物である。
上述した試薬の第1の部類は、エフェドリン誘導体の範
ちゅうに属し、これらの化合物はエフェドリン自体また
は臂ンデル酸のいずれかかは ら得ることができ、両者V容易に入手しうる原料である
第2のタイプの試薬は、公知の環状尿素誘導体の部類に
属する。
それで、l−2−(N−メゾルーN−インプロぎルアミ
ノ)−1−フェニルプロパン−1−オールは、1−工7
 、S F IJンかう、エタノール中でア七トンと縮
合させ、次いでNaBH4で還元することによって得る
ことができ、1−2−(インプロビルアミン)−i−フ
ェニルプロ、fン−1−オールはサペドラ(J、 E、
 8aavedra)C” J、 Org、 Chew
、、 ” 第50巻、!2271頁(1985年)〕に
より〕1−ノルエフェドリから類似方法によって得られ
る。
類似構造を有する他のプロトン供与性キラル試薬は、同
様の合成法(よつ″″CC製造ことができる◎ キラル誘導体のこの部類には、公知組成で、たとえば7
レーシ3− (J 、 M、 J 、 Frjchez
 ) &よび協力者C” J、 Org、 Chem、
、 ”  第51巻、第3462頁(1986年)〕に
よシ記載されたポリマー誘導体が属する。これらは、化
合物(1)の1位の窒素原子が樹脂の芳香族基のp−メ
チレン基に結合しているポリマー樹脂である。
代表的には、これらの化合物は式; これらの試薬は、濾過によって容易に鼻先される機能を
持つという著しい利点を有する。
他の部類の試薬、即ち環状尿素誘導体に関しては、これ
らも公知方法によって得ることができる。それで、(→
−(48,5R)−1,5−ジメチル−4−ツエールー
2−イミダゾリトンは、(+)−工7ニドリン塩酸塩か
ら、ローダ(H,Roder )および協力者C’ A
ngew、Chem、、”第96巻、第895頁(19
84年)〕によシ得られた反応混合物の加水分解は、酸
性水浴液を用い、たとえば水中の塩酸または硫酸のよう
な稀プロトン酸を用いて、または塩化アンモニウムの水
浴液で、望ましくは室温よシも低い温度で処理すること
によって行なうことができる。
加水分解によつ℃得られた化合物の末端二1結合の真性
化よシなる方法の最終工程は、公知類似方法によシ、た
とえば該化合物を、スイス国特許第537352号にラ
セミ化合物につき記載された方法によシ酸性異性北側で
処理するかま九はアルミナで処理することによつ1行な
われる。
上記方法において出発物質として使用される式(I[)
で示されるエルレートは、式:〔式中Rは線状低級アル
中ル基、望ましくはメチルまたはエチルを表わす〕で示
されるシクロrラニクム酸のエステルを、アルキルリチ
クムまたは7エ二ルリチウムのような強塩基を用いて処
理することによって容易に得ることができる。これを行
なうためには、n−ブチルリテクムが望ましい。
本発明は、式(I)の(S) −(−)−α−ダマスコ
ンを製造するための独創的方法をも提供し、該方法は a0式: 〔式中波線はシスまたはトランス配置のC−C結合を表
わし、又はノ10デン原子を表わす〕で示される有機マ
グネシウム化合物を少なくとも1当量のりチウムアルコ
キシYで処理し;b0反応混合物に、上述したような式
(1)の二官能性窒素誘導体からなるプロトン供与性キ
ラル試薬少なくとも1当量を加え; C6反応混合物を加水分解し、異性化試薬により異性化
することを特徴とする。
上記方法は次の反応式によって例示することができる: 適当なリチウムアルコキシドは、メタノール、エタノー
ル、インゾロパノールまたはブタノール、望ましくはt
−ブタノールのよう々脂肪族低級アルコールのリチウム
塩を包含する。キラルアニオンから誘導されるリチウム
塩も、これを行なうのに使用することができる。この場
合には、2がOH基tiわす式(1)で示されるヒドロ
ヤシ窒素化合物のリチウム誘導体を使用することができ
る。代艮的には、リチウム(1R128)−2−(N−
メチル−N−インプロぎルアミノ)−1−フェニルプロ
ポキシドが有利に使用される。
7’c!)ン供与性キラル試薬の例は、上述し穴ような
式(1)の二官能性窒素誘導体を包含する。
方法の最終工程をキラルアニオンのリチウム塩を用いて
実施することにより、次の工程はアキラルプロトン供与
体、たとえはt−ブタノールのような脂肪族アルコール
を用いて行なうことができる。従つ℃、上述した方法の
別法によれは、(S)−←)−α−ダマスコンは矢の工
程によって得られる: C20式(1v)の有機マグネシウム化合物を、zがO
H基を衣わす式(1)のヒドロキシ窒素化合物のリチウ
ム塩からなるリチウムアルコキシド少なくとも1幽量で
処理し; b/、  反応混合物に、脂肪族アルコールから選択し
たプロトン供与体、とくにも−ブタノール少なくとも1
当量を添加する。
次の加水分解および異性化の工程は、上記文献に記載さ
れたように実施される。
上記方法において出発物質として使用される式(ff)
の有機!グネシクム化合物は、相応するケテンまたは2
.2.61リメチルーシクロヘキセ−2−エニルケテン
から得ることができ後者の化合物は公知方法[” ” 
J 、 Org、 Chsm、、”第42巻、第211
1頁(1977年)参照〕によって合成することができ
る。
本発明方法を支虻する特殊な反応機榊に対する仮説によ
って制限されることなく、方法の開発において実施され
た異なるシリーズ中に蓄積され尺観察に基づき、有機マ
グネシウム化合物とリチウムアルコキシドとの間の1=
1リチウムマグネシウム混合録体の生成は高度のエナン
チオ選択性を得るための1に要な工程を表わすという結
論に到達した。
意外にも、本発明方法により製造されるα−ダマスコン
の(S) −(−)−鏡像異性体の匂いの性質は公知ラ
セミ誘導体とは異なることを見出した。
(81−(−)−α−ダマスコンは、より顕著で新鮮な
フラローラルノートを特徴とする。その匂いの性質はバ
ラを連想させた。さらに、(S) −(−)−α−ダマ
スコンは、((6)−(+)−鏡像異性体またはラセミ
混合艷の代衣的なグリーンアップルノートおよび”コル
ク”ノートを拠わすことなく、グリーン論の僅かにブド
ウ酒様香りをπしていた。
このv;It省の化合物と比較することによって、(S
)−(−)−α−ダマスコンは、定性的観点から著しい
相違を示すだけでなく、それ自体、高められた匂いの強
さKよって識別される。それぞれの匂いの限界の評価は
、(S) −(→−α−ダマスコンはC5ppb (1
0億分の1)の匂いの限界値を有し、100ppbの匂
いの限界値を有する(釣−(→−α−ダマスコンよシも
約65倍強い。もちろん、この事実は実際に、消費者に
とり経済性の増加をもたらし;本発明の新規化合物は、
公知の(3)−(→鏡像異性体またはラセミ混合物の等
量使用によって認められるよりもはるかにすぐれた匂い
および風味力を達成することができる。
香気成分として、(S) −(→−α−ダマスコンは石
けん、液状または固形洗剤、布の柔軟仕上剤または家庭
用品のような香料消耗製品に使用することができる。さ
らに微妙な調査用の7レグランス組成物の製造に使用す
ることもできる。
その純粋で衾Nな形で、または頻繁に、他の常用の調査
成分、キャリヤ、付形剤、または希釈剤と混合して使用
することもできる。専門家は経験により、与えられ次組
成の調合成分は、達成することが望ましい特殊な匂いの
効果に依存することを知っている。過当な調合成分は、
多数の文献に見出すことができ、天然および合成の化合
物全包含する。
活性(S) −(−)−α−ダマスコンの濃度は、適用
形、調合成分の種類および付番することの望ましい消耗
品の種類により広い数値範囲内で変化しうる。(S) 
−(−)−α−ダマスコンをたとえば石けんまたは洗剤
のような製品の付番に使用する場合、付番することの望
ましい製品の全witに対して0.1〜0.5%の匂い
の111度が、所望の匂いを付与するのに十分である。
5%またはそれより高い濃度は、香料組成物または基本
香料の製造に使用することができる。
風味成分として使用したm台、(S) −(−)−α−
ダ1スコンはフローラルノートを発する。さらに、その
草の特徴に関して茶を連想させる。それに引き代え、(
R)−(→−α−ダマスコンは、本性、樟脳性、きたな
く、カビ臭い風味ヲ封する。
に注目することが!L喪である。その官能的性質により
、(S) −(→−α−ダマスコアは徨々の種類の食料
および飲料に香シの性質を付与、変vI4または改善す
るのにとくに適当である。浸出液ま九は煎じ汁、ベーカ
リ−製品またはペストリー、ジャムまたはタバコを付番
するのに使用することができる。与えられたフレーバー
製品中の(S)−(−)−α−ダマスコンの活性も広く
変えることが lできる。所望の効果により、最も有効な値を評価をす
ることもできる。(8) −(→−α−ダマスコンは、
常用のフレーバー成分と混和して使用することができる
。適当な成分は、技術分館に例示されている〔たとえば
アクタングー(S。
Arccander )ζ Perfume and 
Flavor”、Chemicals 、 Montc
lair、 N、 J 、 (1986年);フエナロ
リイ(Fenaroli’s )  の7レ一バー成分
ハンドブック(Flavor Ingredients
 ) 。
第2版、CRC7Pレス、Jnc、(1975年)参照
〕。付番は、通常食用浴剤中の浴液中筐′fcは支持体
または担体に(S) −(−)−α−ダマスコンを使用
することによつ1行なわれる。このためには、エタノー
ル、トリアセチン、ゾプロビレングリコールまたはアラ
ビヤゴムおよびデキストリンを使用することができる。
本発明を、次の実施例により詳述し、例中の温度は0C
で示されかつ略語は通常の意味を有する。
〔実施例〕
例1 a、無水テトラヒドロフラン(THF)1.51中Oα
−シクロ)y”う:y酸1 fk 150.6 、!i
/ (0,83モル)t−1−10℃でブチルリチウム
1.2当量で処理した。温度が約15°0に上昇した後
、反応混合物ic Tl(F中の揮化アリルマグネシウ
ム1.65当nt−加え、得られる混合物t−35℃で
60分放置した。
50次に、混合物を一10℃に冷却し、この温度で(→
−(48,5R)−1,5−ジメチル−4−7エールー
2−イミダゾリトン267y(1,5当it)を1分で
加え、混合物を約−10℃10℃で30分放置し、その
後NH,C1・氷の混合物上へ注いだ。分離後有機層を
水、塩化ナトリウムの飽和水浴液で洗浄し、無水Na2
SO4上で乾燥し、濾過し、濃縮した。残分を30℃7
50℃の石油エーテルで希稀し、濾過し喪。
澄明なa液を蒸発し、残分を蒸留し、50℃〜70°C
/ 10.6 Paの沸点を胸する、(−)−(19)
−1−(2’ 、 2’ 、 6’−トリメチル−7−
シクロヘキセン−1′−イル)−6−プテンー1−オン
からなる留分を集めた。〔α〕D (液体)=−260
°±20°。次に、この留分を分留しく沸点50°C〜
55°C/ 10.6 Pa )、 リーラ(Reez
z )および協力者〔′″Chem、 Bar、、 ”
 第118巻、第648頁(1985年)〕によりアル
ミナで処理し、残分を再蒸留して、がスクロマトグラフ
イーにより指示されたように97係の純度を有する所望
のケトン899の留分を得る(〔α]D=−280°±
200、CHσ3中)。
得られた生成物をさらに′!11製することにより、[
:a建’ = −509,7°(c=4.0、CHCj
3中) p融点約27℃を有する光学的に純粋な(−)
 −(1’。
s+g)−1−(2’t2’+6’−1−ダメチル−2
’−シクロヘキセン−11−イル)−2−ブテン−1−
オンを為離した。
上述した反応t−実施し、(→−(4R,58)−1,
5−ジメチル−4−ツエニルー2−イミダゾリトンを(
IR,2B)−2−(N−メチに−N−イ’/7’ロビ
ルアミノ)−1−フェニルプロパン−1−オールに代え
ることによシ、品出前に〔α]” = −340°±2
0’(c=6.4;CDCl2  )を有する所望生成
物が得られた。
例2 (→ −(1’s  、E)  −1−(2’、2’、
6’−)  サメチル−2′−シクロヘキセン−1′−
イル)−2−ブテン−1−オンの製造方法 無水TEF 200 u中の2.2.6−)すifルー
シクロへキモ−2−エニルケテン[” J。
Org、 Chen、、 ’″第42巻、第2111頁
(1977年)皺照:]10166.6ミ リモル)を
順次にTHF中の塩化アリルマグネシウム1.2当量〔
温度ニー78°C→65°C;時間:30分〕で処理し
、20℃で30分リすクム(IR,2B)−2−(N−
メチル−N−イソプロピルアミン)−1−フェニルプロ
ポキシド((IR。
2s)−2−(N−メチル−N−イソプロピルアミン)
−1−フェニルプロパツール1当量をTHF中のn−プ
チルリチクム1当鎗で処理することによって得た〕1邑
量で処理し、最後に(IR,28)−2−(N−メチル
−N−イソゾロビルアミン)−1−フェニルゾロパノー
ル2当量で処理した。この後者の試薬の添加は、−50
°C〜−10’Oの温度で60分間である。
反応混合物t−NH4Clの氷水浴液中へ注ぎ、エーテ
ルで抽出した。合した有機相をH巳の5%水浴液で処理
し、分離した有機相をエーテルで洗浄し、KO)Iの2
0%水浴液で処理し、エーテルで抽出し、生じたエーテ
ル溶液から蒸発後に(IR,28)−2−(N−メチル
−N−イソゾロビルアミン)−1−フ二二ルプロパノー
ルを得々。
有機抽出物から得たケトンの混合物を、70℃70.5
 ’I’orrでフラスコ装置中で蒸留し生成物9.7
gを得、該生成物をり−ツおよび協力者[” Chsm
、 Ber、、 ”第118巻、第348頁(1985
年)〕によりアルミナで異性化して(→ −(1’8.
1−1−(2’、2’、6’  −ト  リ  メチル
−2′−シクロヘキセン−1′−イル)−2−ブテン−
1−オン9.3 、? (73%)を得た。
〔α〕も0=−396°(C= 4.0 、0’1l(
J3中)得られた生成物は、さらに′/rII製するこ
とにより、〔α建0= −488°、(c = 4.0
、CHCj3中:融点27.5°C〜28℃を有する所
望のケトンを生じた。
例3 匂い限界値の測定 (−)−(1’8.1−1−(2’、2’、6’  −
ト ジメチル−2′−シクロヘキセンー丁−イル)−2
−ブテン−1−オン〔または(8) −(−)−α−ダ
マスコン’1.!−(1−(+)−α−ダマスコンかラ
ナル2つの試料を、官能的評価の九め17〜20人から
なる専門家のグループに姿ねた。
2つの試料を、グアダニイ(Guadagni )[G
uadagniおよび協力者” Food Agric
、 ”第14巻、第761頁(1963年)参照〕によ
り記載された方法により評価した。
試料の濃度は、疲労による可能な誤シを最小にするため
、大きさが減少するように調節し次。
二 生成物は中性のミネラルクォータに浴かすことにより評
価した。各生成物を、異なる分量で水の試料と比較する
ことによシ味見した。6つの評価会を、得られた結果の
再現性を証明する・  ため、1週間の間隔で行なった
。正しい返答の70%が、匂いの限界値の評価に有意な
ものとみなされた。
観察された値は次のとおりであった= (S) −(→−α−ダマスコン:1.5ppb(胸−
(→−α−ダマスコン: 100 ppb例4 次の成分(mlfls)を混合することによって花卉系
の基本香料1!−製造した: シトロネラ油           150フエニルエ
タノール        150テルピネオール   
        70リリ7 ル(L111al■) 
          50サリチル酸ベンジル    
    100トリクロルメチルフエニル カルビニルアセテート       30シクラメンア
ルデヒド        10クンデシレンアルデヒド
10%*20 ローズオキブイド2)10%*2゜ nt製インドール10%ネ         1Q酢酸
スチラリル          10リナロール   
           80合計          
     7001)イボ−ダン(L、Givauda
n ) ; p −z−ブチル−α−メチル−ヒドロシ
ンナムアルデヒド 2)フイルメニツヒSA リ ゾプロビレングリコール中 次いで、上記基本香料を、下紀底分を混合することによ
って4つの新しい組成物をつくるために使用した: BCD 基本香料       70  70  70  70
ゾゾロビレングリコール   30−−   −(R8
)−α−ダマスコン*−3O−−(S) −(−)−α
−ダマスコン”        −30−(約−(+)
−α−ダマスコン*−60リゾプロピレングリコール中
010%溶液これらの新しい組成物は、熟練者グループ
による匂いの評価を受けた。グループのコメントを下記
に記載する: 組成Aニアラットな特徴、BA確なバラ様香pなし; B:心持よいバラ様香り、僅かなコルク臭、プドク酒様
; C:新鮮な香り、バラ化ひらを指示する明確なバラ様特
徴;不快な匂いの二次的 特徴なし、最も強力 D=最も!要性の低い試料:明白な”コルク”臭;化学
的特徴 例5 香シの比較評価 α−ダマスコンの2つの光学活性((資)−←)および
(8) −(−)−鏡像異性体間の比較評価を、男女1
0人で構成された熟練者グループによって実施した。2
つの化合物を、10%に希釈するに先立ち糖シロップの
lppm1I液中で味見した。
2つの試料は次のとおり判断された: (S) −(−)−α−ダマスコン:木様、草様、果実
様(イチゴ)、調 理した果実、タバ コ、茶、干し草、 乾いた木の葉; (匂−(→−α−ダマスコン:干し草、樟脳様、油臭、
発#臭、ヘ ーゼルナツツ、ボ リュームなし 例6〜例10 例6 市販のプルーン濃厚ジニースを、ミネラルウォーターで
希釈し、等量の4部に分けfc二A:かおりをつけてな
い対照試料: B:(j、R8)−α−ダiスコン0.5 ppmを加
えた試料; C;(R)−(→−α−ダマスコン0.5 ppm k
加えた試料; D  (S)−(−)−α−ダマスコン0.5 ppm
を加え九試料。
こうして得な4つの試料は、それの官能特性に対する意
見1ki明すべき1群のフレーバー熟練者の評価を受け
た。
そのコメントを次に歎約する: A:代表的なプルーン特徴、むしろフラット、調理し九
フルーツノート; Bニー層果実様、甘くかつ熟成臭、発#特徴;Cニー層
木様、乾い友果実の特徴、庫紙;Dニー層明白な乾いた
来爽の特徴、僅かにカラメル臭、−rti果與様;Bお
よびCよシも顕酒 著;AよシもブドーM%徴、ラムノート例7 市販の濃厚ラズベリージュースをミネラルクォーターで
希釈し、等量の4部に分けた。上記例に示したように実
施することにより、(R8)−α−ダマスコン、(8)
−(+)−α−ダマスコンおよび(8) −(−)−α
−ダマスコンをそれぞれ含有する試料をvI4製し、非
フレーバーリングジュース試料と比較した。
A:代表的な缶入シラズベリージュース、調理したフル
ーツノート、むしろフラット;B:干し草、樟脳様、−
層果実様ボデイを有する、僅かに土臭い; C:Bと類似、僅かに樟脳様、良好な果実香調、“ジャ
ム″特性が強化されている、As?よびBよりも良好、
僅かに干し草; Dニー層来実様、vI4理した果実、−層甘くかりジャ
ム様、−層代衣的な干し草;木様、−層代表的なラズベ
リー;この試料は、その香調がラズベリーの天然ノート
に近似であったので好ましかった。
例8 砂糖8gとクエン酸0.1 IIとをミネラルクォータ
ーに浴かして酸性砂糖シロップ100虹を調製した。こ
うして得た浴液を濃厚イチゴフレーバー(製造元フィル
メニツヒ5A)0.05mm%の量で7レーバリングし
、その後等量の4部に分けた:上記例に指示したように
操作することにより、試験下のα−ダマスコンの3つの
試料を0.(13ppmの濃度で評価した。フレーバー
熟練者のコメントを下記に要約する二人:果実様、イチ
ゴジャム、パター様;BAAよりもコクを有する、樟脳
様、干し阜、発酵臭; C:Aj?よひBよりも一層果実様、−層着しいジャム
特徴、調理した果実; D二最高の果実様、−層着しいレッドベリーの特g1v
f−有する、−層明白なジャム特徴;Dは好ましい試料
である。
例9 セイロン茶の葉6gを、佛騰水800社中へ懸垂するこ
とにより浸出液をつくるのに使用した。上記例に指示し
たように、浸出液を4つの等しい部分に分け、α−ダマ
スコンの3つの試料を濃度0.25 ppmで非7レー
パリング対照茶試料と比較した。
A:非7レーパリング茶飲料 Bニー層果実様、アプリコットンート、−層化様、士臭
い;匂いは非フレーバリング試料Aよりも一層インパク
トを有する。
C:夜舟様、−層着しい乾いた木の葉のtp!f徴、僅
かに土臭い、ナツツ様;試料Aと類似であるが一層風味
およびインパクトを有する。
Dニー層着しい芳香系特性、乾いた木の葉、干し草、−
層来夷様かつ甘い;試料りは好ましい、−層代衣的な紅
茶%性を示す。
例10 フルー加工したタバコを用いて製造し穴上等の巻きタバ
コからなる試料金、この計価笑施するために使用した。
味付けした。上記に指示したように、試料Aは対照非フ
レーバーリング巻きタバコであり、試料Bid(R8)
−α−ダマスコンで、試料Cは(胸−(→−α−ダマス
コンで、かつ試料りは(S) −(−) −α−ダマス
コンで、それぞれタバコの全1量に対しCI 2.51
)pmの量で7レーバリングした。
試料は48時間貯鼠することによシ予め調質した。試験
する巻きタバコ試料の燃焼によって発生する煙を、フレ
ーAflll練者のパネルによシ官能的に評価した。比
較によシ、巻きタバコの包装を開いたとぎに知覚された
匂いも指示する。
包装を開い九ときの匂い: A:中性、木様; B:果実様、僅かにカラメル臭、木様、発酵臭、−/I
11顕著なタバコノート; C:良好なタバコのへラドノート、果実様、発tl#兵
、偽かに花様; DC−fiかなタバコノート、−鳩果実様、−層着しい
干し草の特徴。
煙りの香り: A:代表的なタバコノート B:豊潤な特徴、−層果実様、きたない後味;C:軽い
、−層草様、干し草、甘く一層強いクルー処理の特徴; D:リッチ、Cよりもさらに強いタバコの特徴、−層果
実様、乾いた果物タイプ、Aよりも甘い、−層ボデイノ
ートを有する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、実質的に純粋な(−)−(1S)−1−(2′,2
    ′,6′−トリメチル−2′−シクロヘキセン−1′−
    イル)−2−ブテン−1−オン。 2、(−)−(1S)−1−(2′,2′,6′−トリ
    メチル−2′−シクロヘキセン−1′−イル)−3−ブ
    テン−1−オン。 3、式: ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 〔式中波線はシスまたはトランス配置のC−C結合を表
    わす〕で示される(−)−(1S)−−1−(2′,2
    ′,6′−トリメチル−2′−シクロヘキセン−1′−
    イル)−2−ブテン−1−オンの製造方法において、 a、式: ▲数式、化学式、表等があります▼(II) 〔式中波線は上記のものを表わし、Meはアルカリ金属
    を表わす〕で示されるエノレートを式: ▲数式、化学式、表等があります▼(II) 〔式中星印はキラル中心を示し;nはゼロまたは1を表
    わし;R^0およびR^1はそれぞれ線状または分枝鎖
    のアルキルまたはアラルキル基を表わすか、またはその
    一方は水素原子を表わし、他方は上記したようなアルキ
    ル基を表わし;ZはOH基または式:NH−C(O)の
    二価の基を表わし、後者の窒素原子は3位の炭素原子に
    結合しており、カルボニル基は1位の窒素原子に結合し
    ており;1位の窒素原子はポリスチロール樹脂のベンジ
    ル基に結合していてもよい〕で示される二官能性窒素誘
    導体からなるプロトン供与性キラル試薬で処理し、 b、反応混合物を加水分解して(−)−(1S)−(2
    ′,2′,6′−トリメチル−2′−シクロヘキセン−
    1′−イル)−3−ブテン−1−オンを得、 c、これを異性化試薬により異性化することを特徴とす
    る(−)−(1S)−1−(2′,2′,6′−トリメ
    チル−2′−シクロヘキセン−1′−イル)−2−ブテ
    ン−1−オンの製造方法。 4、式(III)のプロトン供与性キラル試薬が式:▲数
    式、化学式、表等があります▼(IIIa) 〔式中R^0およびR^1は請求項4に記載したものを
    表わす〕で示されるヒドロキシ−アミンである請求項3
    記載の方法。 5、式(III)のプロトン供与性キラル試薬が式:▲数
    式、化学式、表等があります▼(IIIb) 〔式中R^1は請求項4に記載したものを表わす〕で示
    される尿素の環状誘導体である請求項3記載の方法。 6、式: ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 〔式中波線はシスまたはトランス配置のC−C結合を表
    わす〕で示される(−)−(1S)−(2′,2′,6
    ′−トリメチル−2′−シクロヘキセン−1′−イル)
    −2−ブテン−1−オンの製造方法において、 a、式: ▲数式、化学式、表等があります▼(IV) 〔式中波線はシスまたはトランス配置のC−C結合を表
    わし、Xはハロゲン原子を表わ す〕で示される有機マグネシウム化合物を少なくとも1
    当量のリチウムアルコキシドで処理し; b、反応混合物に、上述したような式(III)の二官能
    性窒素誘導体からなるプロトン供与性キラル試薬少なく
    とも1当量を加え; c、反応混合物を加水分解し、異性化試薬により異性化
    するか、または a′、式(IV)の有機マグネシウム化合物を、上述した
    ような式(III)のヒドロキシ窒素化合物のリテウム塩
    からなるリチウムアルコキシド少なくとも1当量で処理
    し; b′、反応混合物に脂肪族アルコールからのプロトン供
    与体少なくとも1当量を加え; c′、上記c項で指示したように加水分解し、異性化す
    ることを特徴とする(−)−(1S)−1−(2′,2
    ′,6′−トリメチル−2′−シクロヘキセン−1′−
    イル)−2−ブテン−1−オンの製造方法。 7、(−)−(1S)−1−(2′,2′,6′−トリ
    メチル−2′−シクロヘキセン−1′−イル)−2−ブ
    テン−1−オンの少量であるがフレーバー有効量を添加
    することを特徴とする食料、飲料およびタバコ製品の官
    能的性質を付与、変調または改善する方法。8、(−)
    −(1S)−1−(2′,2′,6′−トリメチル−2
    ′−シクロヘキセン−1′−イル)−2−ブテン−1−
    オンのフレグランス有効量を添加することを特徴とする
    香料、基本香料または消耗品の匂いの性質を付与、変調
    または改善する方法。
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