JPH01250276A - カーリング用フロアーパネル及びその製造方法 - Google Patents

カーリング用フロアーパネル及びその製造方法

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Publication number
JPH01250276A
JPH01250276A JP8036688A JP8036688A JPH01250276A JP H01250276 A JPH01250276 A JP H01250276A JP 8036688 A JP8036688 A JP 8036688A JP 8036688 A JP8036688 A JP 8036688A JP H01250276 A JPH01250276 A JP H01250276A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
glass powder
panel
pattern
pattern section
mixed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8036688A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihiro Nakagawa
中川 義弘
Yoshito Seto
瀬戸 良登
Akitoshi Okabayashi
昭利 岡林
Hiroyuki Kimura
広之 木村
Takashi Shikata
志方 敬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
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Publication of JPH01250276A publication Critical patent/JPH01250276A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Floor Finish (AREA)
  • Glass Compositions (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、カーリング用人エフロアーを形成するための
フロア−パネル及びその製造方法に関する。
(発明の背景と課題) カーリングというスポーツは、氷上に描かれた円形の標
的(ティーマークという。)をめがけて丸いストーン(
花こう岩製、約20kg)を滑走させ、どれだけティー
マークの中心にストーンを寄せたかを競うものである。
カーリングは屋外氷上のみならず室内スケートリンクの
氷上でも行われるが、スケートリンク数が少なく、維持
コストもががり手軽にプレーできるという訳にはいかな
い。
そこで、氷上でのカーリング競技を手軽に再現できる人
工フロア−が要望されている。この際、カーリング用人
エフロアーとして要求される条件は、ストーンの滑りが
よいこと、ティーマーク、ホップライン等の模様を表出
することができて、しかもその模様部分でストーンの滑
り方が変化しないこと、即ち模様部も含めてフロア−の
任意部分の表面においてストーンの滑り状態が一定にな
ることである。
(課題を解決するための手段) 上記要望を達成するためになされた本発明のカーリング
用フロア−パネルは、ティーマークやホップライン等の
模様を形成する模様部が基地中に配置され、模様部と基
地とは着色成分を除いて同質の結晶化ガラス材で一体的
に形成され、かつ表面が平滑に研摩されていることを発
明の構成とする。
また、その好適な製造方法は、ティーマークやホップラ
イン等の模様を形成するための模様部を模様形成用ガラ
ス粉末によって板状成形型に造形配置すると共にその回
りに前記模様形成用ガラス粉末と着色成分を除いて同質
の基地形成用ガラス粉末を充填し、板状に加圧成形後、
結晶化熱処理を施して結晶化ガラスパネルを得、該パネ
ルの表面を平滑に研摩することを発明の構成とする。
(作 用) 本発明のカーリング用フロア−パネルは、模様部と基地
とが同質の結晶化ガラスで一体的に形成されているので
、パネルの全表面においてストーンの滑りが一定となる
また、模様部はパネル表面に塗装したり、貼り付けたも
のでないから、ストーンとの接触により剥離することが
なく、またパネル表面を再研摩しても、模様の色彩、形
状を維持することができる。
更に、パネル表面は平滑(好ましくは粗度5μm以下)
に研摩されているから、ストーンの滑りが良好であると
共に、氷上を思わせる光沢のある「冷たさ」の雰囲気を
出すことができる。
(実施例) 第2図はカーリング用人エフロアーの一例を示し、該フ
ロア−は結晶化ガラス材で形成された多数のパネル1.
2.3が平面的に連設されて構成されている。同図中、
Aはティーマークである。第1図は前記フロア−パネル
のうち、ティーマークAの中心部の模様付フロア−パネ
ルlを示す。以下、かかる模様付のフロア−パネルにつ
いてその製造方法と共に説明する。
本発明のフロア−パネルの製造に際し、まず、低軟化点
ガラス粉末と高軟化点ガラス粉末との混合ガラス粉末を
準備する。
前記低軟化点ガラス粉末の組成(単位重量%)の−例を
下記に示す。該ガラスはソーダ系ガラスであり、ガレッ
ト(ガラス製品製造過程で出る端材)として入手容易な
ものである。
5iOz : 67〜80%、CaO:5〜10%Mg
O:2〜8%、Na、0+Kto  :lO〜20%ま
た、前記高軟化点ガラス粉末の組成(単位重量%)の−
例を下記に示す。かかる組成を有するガラス材としてパ
ーライト(真珠岩を粉砕したもの)があり、人手容易で
ある。
Sing : 67〜80%、AZ20.  :25%
以下NazO+KzO: 5〜20% 各ガラス粉末は、成形及び結晶化を容易にするため20
0メツシユ以下の粉末が90%以上占めるようにしてお
くのがよい。
混合ガラス粉末には適宜着色剤(色ガラス粉末やFe0
1FezOt等の金属酸化物粉末)を添加後の全量に対
し0.05〜4wtz添加することができる。このよう
に着色剤が添加された混合ガラス粉末を特に着色混合ガ
ラス粉末ということにする。
混合ガラス粉末における低軟化点ガラス粉末Aと高軟化
点ガラス粉末Bとの配合比は、混合ガラス粉末における
Aの割合が20〜90w t! (残部B)程度とされ
る。
次に、深さ10〜20I[ll11の板状成形型に、模
様の境界を区切る仕切り板を載置し、該仕切り板によっ
て区切られた各領域に混合ガラス粉末や種々の着色ガラ
ス粉末を充填した後、仕切り板を成形型より抜き取る。
模様形成用ガラス粉末としては、通常、着色混合ガラス
粉末が使用される。基地の部分は、通常、着色剤を含ま
ない混合ガラス粉末(白色)で形成される。勿論、基地
形成用ガラス粉末として模様部と異なる着色混合ガラス
粉末を使用してもよい。模様は第1図のものに限らず自
由に設定することができる。
その後、成形型中のガラス粉末を加圧して板状に加圧成
形する。この場合、常温でプレスする場合は混合ガラス
粉末や着色混合ガラス粉末に予め成形用バインダとして
PVA(ポリビニルアルコール)等の粘結剤を添加して
おき、150〜200kg/c++1の圧力でプレスす
る。一方、粘結剤を添加せず、低軟化点ガラス粉末を先
ず軟化させてバインダとして作用させる場合は、600
〜650°Cの温度下で50〜100 kg / cI
ilの圧力でプレスすればよい。後者の方法では、ガラ
ス粉末が全体的に軟化して粉末間の空気が成形体中にと
じ込められることがなく、成形時に成形体中の空気が低
軟化点ガラス粉末の軟化融着に従って容易に排出され、
緻密で気孔のない成形体ひいては結晶化ガラスパネルが
得られる。
次に、板状の加圧成形体を結晶化熱処理に供する。この
熱処理により、低軟化点ガラス粉末の軟化融着化部分お
よび高軟化点ガラス粉末粒子と前記軟化融着化部分との
境界部にSiO□晶等の結晶が晶出成長し、結晶化ガラ
スパネルが得られる。
該パネルは、パネルの反りがなくなるように平坦状に研
摩され、かつ好ましくは表面粗度5μm以下となるよう
に平滑に研摩される。また、パネルの上下、左右辺が各
々直角となるように正確に端部の切断が行われ、カーリ
ング用フロア−パネルが得られる。該パネルは、モース
硬度6程度の硬いもので疵が付きにくいが、高頻度の使
用により疵が付いた場合は、表面の再研摩が可能である
尚、パネルの敷設に当っては、段差の付かないようにす
ることは勿論であり、またフロア−表面での滑りをよく
するために水を散布して使用する場合は、各パネルの合
せ面に防水シールをすることが必要である。
次に900mm X 900鵬X 15mm厚のカーリ
ング用フロア−パネルの具体的製造実施例及びカーリン
グ用人エフロアー施工例について説明する。
(1)下記第1表の組成の低軟化点ガラス粉末A及び高
軟化点ガラス粉末Bを各々同量混合して混合ガラス粉末
を調整した。各ガラス粉末は200メツシユ以下の粒子
が97%であった。尚、具体的には低軟化点ガラス粉末
としてガレット粉末を用い、高軟化点ガラス粉末として
パーライトを使用した。
第 1 表ガラス粉末組成 注・単イφに計% (2)  (1)の混合粉末にFeOを、添加後の全量
に対して1%添加してグレー色混合ガラス粉末を調製し
た。同様にして、CoOを3%添加して青色混合ガラス
粉末を、NiOを1%添加して黄緑色混合ガラス粉末を
調製した。
(3)成形型に仕切り板を設置し、第1図の模様部11
に対応する区域に黄緑色混合ガラス粉末を、基地12.
14に対応する区域に着色剤を含まない混合ガラス粉末
を、模様部13には青色混合ガラス粉末を、模様部15
にはグレー色混合ガラス粉末を各々充填した。充填後、
仕切り板を除去し、600”C150kg / c4の
圧力で熱間プレスによって成形した。
(4)得られた板状成形体を900°Cで411r保持
し、結晶化ガラスパネルを得た。
該パネルを正確に900 X 900aaとなるように
正方形に切断すると共に表面を研摩し、パフ仕上を行っ
て、表面粗度1〜3μmにした。これによって、第1図
の模様付フロア−パネル1を得た。
表面は光沢があり、表面硬度はモース硬度で6.1であ
った。
(5)同様にして第2図の他のパネル2,3を製作し、
これを上下、左右に並べて同図のようにカーリング用フ
ロア−を施工した。該フロア−におけるストーンの走行
は滑らかで氷上での動きを思わせるものであった。
(発明の効果) 以上説明した通り、本発明のカーリング用フロア−パネ
ルは、模様部と基地とが同質の結晶化ガラス材であるた
め、パネル全表面において、ストーンの滑りが一定とな
り、またパネル表面に表出した模様の剥離はなく、再研
摩しても同じ模様を表出させることができる。またパネ
ル表面は平滑に研摩されているので、ストーンの滑らか
な滑りを確保することができると共に、氷上の雰囲気を
出すことができる。
また、本発明の製造方法によれば、模様部と基地とが同
質の結晶化ガラス材によって一体的に形成されたカーリ
ング用フロア−パネルを容易に得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例に係るカーリング用フロア−パネルの平
面図、第2図はカーリング用人エフロアーの平面図を示
す。 1.2.3・・・カーリング用フロア−パネル、11,
13゜15・・・模様部、12.14・・・基地。 特 許 出 願 人  久保田鉄工株式会社第7図 第2図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ティーマークやホップライン等の模様を形成する
    模様部が基地中に配置され、模様部と基地とは着色成分
    を除いて同質の結晶化ガラス材で一体的に形成され、か
    つ表面が平滑に研摩されていることを特徴とするカーリ
    ング用フロアーパネル。
  2. (2)ティーマークやホップライン等の模様を形成する
    ための模様部を模様形成用ガラス粉末によって板状成形
    型に造形配置すると共にその回りに前記模様形成用ガラ
    ス粉末と着色成分を除いて同質の基地形成用ガラス粉末
    を充填し、板状に加圧成形後、結晶化熱処理を施して結
    晶化ガラスパネルを得、該パネルの表面を平滑に研摩す
    ることを特徴とするカーリング用フロアーパネルの製造
    方法。
JP8036688A 1988-03-31 1988-03-31 カーリング用フロアーパネル及びその製造方法 Pending JPH01250276A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109455910A (zh) * 2018-12-12 2019-03-12 惠州市彩玉微晶新材有限公司 一种微晶玻璃去泡及花纹图案定制工艺
KR20190082686A (ko) * 2019-05-28 2019-07-10 (주) 천우 데코모듈을 갖는 마루판 조립체

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