JPH0125010Y2 - - Google Patents

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JPH0125010Y2
JPH0125010Y2 JP1979117204U JP11720479U JPH0125010Y2 JP H0125010 Y2 JPH0125010 Y2 JP H0125010Y2 JP 1979117204 U JP1979117204 U JP 1979117204U JP 11720479 U JP11720479 U JP 11720479U JP H0125010 Y2 JPH0125010 Y2 JP H0125010Y2
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circuit
switch
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recording
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は磁気記録再生装置の集積化された輝度
信号処理回路に関するものである。
磁気記録再生装置の集積化された輝度信号処理
回路において、従来は記録回路と再生回路のそれ
ぞれに高価なLPF(低域通過フイルタ)を採用し
ており、原価低減化の大きなあい路になつてる。
以下、図面を用いて説明する。
第1図に従来の集積化された輝度信号処理回路
の機能ブロツクの一例を示す。従来例の説明にお
いて不要なブロツクは省略してある。まず、大き
な信号の流れを説明する。記録時は、入力端子1
5よりビデオ信号が入力され、AGC1、LPF2、
クランプ回路3、プリエンフアシス回路4、FM
変調器5、記録アンプ6を通り、ビデオヘツド1
8を介して磁気テープに記録される。また、
AGC1の出力はスイツチ12、ビデオアンプ1
3を通り出力端子16より出力される。さらに、
スイツチ12の出力は同期分離回路14を通り、
出力端子17より同期信号が出力される。
再生時は、ビデオヘツド18により磁気テープ
から読み出された微弱な信号は、プリアンプ7、
リミツタ8、FM復調器9、LPF10、デイエン
フアシス回路11、スイツチ12、ビデオアンプ
13を通り、出力端子16よりビデオ信号として
出力される。また、スイツチ12の出力は、同期
分離回路14を通り出力端子17より同期信号が
出力される。なお、破線で囲まれたブロツク2
3,24,25はそれぞれIC(集積回路)の集積
範囲を示すもので、3個のICにより構成され、
破線の枠に記入された丸印はICの外部端子であ
る。
今述べたように、従来例においては、カラー信
号記録時にクロスカラー抑圧のため帯域制限をす
るLPF2と、再生時にFM復調器の出力からFM
搬送波の高調波を抑圧するため帯域制限をする
LPF10の2つのLPFを必要としている。両
LPFともに性能面の要求から高価で、かつ部品
点数が多く原価低減、基板面積の小型化を阻む大
きな要因となつている。また2つのLPFを接続
するためICの外部端子も多くなつている。
また、従来例でLPFを兼用する場合、能動素
子を含む周辺回路でスイツチを構成する必要があ
り、LPF兼用による効果が相殺されてしまう。
また、記録時と再生時との間で、カラー信号処理
回路のバーストゲート回路において、カラーバー
スト信号とバーストゲートパルスの時間的位置が
ずれるという問題がある。これは、バーストゲー
ト回路へ供給される信号は記録時、再生時ともに
BPFを通るごとに一定時間遅延しているのに対
し、同期分離回路へ供給されるビデオ信号は、記
録時にはモニタ用信号として出力する必要から
LPFを通せないのに対し、再生時は通過するた
め、記録時と再生時で同期分離出力、すなわちバ
ーストゲートパルスの位相がずれるためである。
バーストゲートパルスの幅及び位置は余裕が少な
く、ばらつきに対して不要部分をゲートする可能
性が高まり、設計の自由度を低めることになる。
以上述べたように、従来例では通常、記録回路
と再生回路のそれぞれに高価なLPFを使用する
必要があり、ICの外部端子数は多く必要とし、
かつ基板の小型化、原価低減を阻む要因となつて
いる。またLPFを兼用する場合、周辺部品でス
イツチを構成してやる必要があり、兼用による効
果を相殺してしまう。さらに、バーストゲート回
路における色副搬送波とバーストゲートパルスの
時間的位置関係は記録時と再生時とで異なつてい
るため、設計の自由度を低めている。
本考案の目的は上記した従来技術の欠点をなく
し、周辺部品の増加なく、ICの外部端子数を低
減するとともに、記録時、再生時でLPFを兼用
することでLPFを削減することができ、また更
にカラー信号処理回路のバーストゲート回路にお
いて色副搬送波とバーストゲートパルスの時間的
相対位置が記録時と再生時でほとんど不変とする
ことができる輝度信号処理用集積回路を提供する
ことにある。
本考案の構成は、カラービデオ入力信号とFM
復調器の出力信号とを切換えて出力し、その出力
端子を集積回路の外部端子とする切換スイツチを
備え、該スイツチの出力信号を、カラービデオ信
号記録時においてクロスカラーを抑圧するため帯
域制限し、また再生時においてFM搬送波の高調
波を抑圧するため帯域制限する記録時、再生時兼
用の低域通過フイルタに加えられることを特徴と
する。
第2図に本考案の一実施例のブロツク図を示
す。第1図と同一符号のブロツクは同様な機能を
有するブロツクを意味する。第2図の回路が第1
図の回路と異なる点は、第1図の記録回路におけ
るLPF2と再生回路におけるLPF10を記録、
再生兼用のLPF20としたこと、AGC1の出力
とFM復調器9の出力とを切換えて出力し、その
出力端子を集積回路の外部端子とする切換スイツ
チ19、及び記録時、再生時に信号を切換えるス
イツチ21,22を設けたことである。本考案の
最も特徴とする点は、LPF20と切換スイツチ
19を設けたことである。以下、第2図の動作に
ついて説明する。
記録時は、入力端子15よりビデオ信号が入力
され、AGC1、スイツチ19、LPF20、スイ
ツチ21、クランプ回路3、プリエンフアシス回
路4、FM変調器5、記録アンプ6を通り、ビデ
オヘツド18を介して磁気テープに記録される。
スイツチ21の出力はまた同期分離回路14を通
り、出力端子17より同期信号が出力される。
AGC1の出力は、またスイツチ22、ビデオア
ンプ13を通り、出力端子16よりビデオ信号が
出力される。
再生時は、ビデオヘツド18から読み出された
信号はプリアンプ7、リミツタ8、FM復調器
9、スイツチ19、LPF20、デイエンフアシ
ス回路11、スイツチ21、クランプ回路3、ス
イツチ22、ビデオアンプ13を通り、出力端子
16からビデオ信号が出力される。またスイツチ
21の出力は同期分離回路14を通り、出力端子
17より同期信号が出力される。なお、破線で囲
まれたブロツク26,27はICの集積範囲を示
すもので2個のICにより構成されている。
第2図に示すブロツク構成の長所を以下に述べ
る。
スイツチ19により、記録時はAGC1より入
力される記録ビデオ信号を、再生時にはFM復調
器9の出力を選択することにより、周辺部品の増
加なく、ピン数の削減を図り、かつ帯域制限のた
めのLPFを兼用することができ、部品点数の削
減、コストダウンを図ることができる。
また、他の長所として記録時と再生時の間で、
カラーバースト信号とバーストゲートパルスの時
間的位置関係に変動がないという長所もあり、以
下に説明する。同期分離回路14へ供給されるビ
デオ信号は、記録時、再生時ともにLPF20で
一定時間遅延されているため、同期分離出力も記
録時、再生時で同時間遅延していることになる。
また、カラーバースト信号を抜き取るバーストゲ
ート回路へ供給される色副搬送波信号も記録時、
再生時ともにBPFを通るため、バーストゲート
回路における遅延時間は記録時と再生時で同一で
ある。したがつて、バーストゲート回路における
カラーバースト信号とバーストパルスの時間的位
置関係は記録時と再生時で同一であり、ばらつき
に対し設計の自由度を高めることになる。
本考案によれば、周辺部品の増加なくピン数を
削減し、かつ従来2つ使用していた高価なLPF
を1つ削減することができる。またカラー信号処
理回路のバーストゲート回路における色副搬送波
とバーストゲートパルスの時間的相対位置を記録
時と再生時でほぼ一致させることができ、ばらつ
きに対し設計の自由度を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例を説明するための集積化された
輝度信号処理回路のブロツク図、第2図は本考案
の一実施例を示すブロツク図である。 9……FM復調器、15……カラービデオ信号
の入力端子、19……切換スイツチ、20……
LPF。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 磁気記録再生装置の輝度信号処理回路におい
    て、記録時のビデオ信号を入力とする自動利得制
    御回路と、再生FM信号を入力とするFM復調器
    と、該自動利得制御回路の出力信号と該FM復調
    器の出力信号とを切り替えて集積回路の第1の外
    部端子に出力する第1のスイツチと、該第1の外
    部端子と集積回路の第2の外部端子との間に接続
    され、カラー信号記録時においては色副搬送波信
    号を抑圧するため帯域制限し、また再生時におい
    てはFM搬送波の高調波を抑圧するため帯域制限
    する記録時、再生時兼用の低域通過フイルタと、
    該第2の外部端子に接続されたデイエンフアシス
    回路と、該低域通過フイルタの出力と該デイエン
    フアシス回路の出力とを切り替える第2のスイツ
    チと、該第2のスイツチの出力に接続された同期
    分離回路とを具備し、少なくとも前記自動利得制
    御回路と前記FM復調器と前記第1のスイツチと
    前記第2のスイツチと前記同期分離回路とを同一
    集積回路基板内に設けたことを特徴とする集積化
    輝度信号処理回路。
JP1979117204U 1979-08-25 1979-08-25 Expired JPH0125010Y2 (ja)

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JP1979117204U JPH0125010Y2 (ja) 1979-08-25 1979-08-25

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JPS5637592U JPS5637592U (ja) 1981-04-09
JPH0125010Y2 true JPH0125010Y2 (ja) 1989-07-27

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5040226A (ja) * 1973-08-17 1975-04-12
JPS53132942A (en) * 1977-04-25 1978-11-20 Sony Corp Regenerator for video signal
JPS5470021A (en) * 1977-11-15 1979-06-05 Sony Corp Signal processing circuit

Patent Citations (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5040226A (ja) * 1973-08-17 1975-04-12
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JPS5470021A (en) * 1977-11-15 1979-06-05 Sony Corp Signal processing circuit

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JPS5637592U (ja) 1981-04-09

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