JPH0124947Y2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0124947Y2
JPH0124947Y2 JP5757282U JP5757282U JPH0124947Y2 JP H0124947 Y2 JPH0124947 Y2 JP H0124947Y2 JP 5757282 U JP5757282 U JP 5757282U JP 5757282 U JP5757282 U JP 5757282U JP H0124947 Y2 JPH0124947 Y2 JP H0124947Y2
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JP
Japan
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front door
opening
closing
edge
guide piece
Prior art date
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Expired
Application number
JP5757282U
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English (en)
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JPS58162678U (ja
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Publication date
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Priority to JP5757282U priority Critical patent/JPS58162678U/ja
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Publication of JPH0124947Y2 publication Critical patent/JPH0124947Y2/ja
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  • Closures For Containers (AREA)
  • Casings For Electric Apparatus (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は筐体の側面に開閉縁を有し、筐体の前
面の1部が開閉される、筐体の前扉開閉構造に関
するものである。
例えば筐体本体に蝶番結合されている前扉が上
下に分割されて取付けられている壁掛形の公衆電
話機のように、上側前扉の下縁部が筐体の前面と
側面とを上下に分割する形に構成されている筐体
にあつては、該上側前扉が開閉時において下側前
扉と接触したりしないようにする配慮が必要とな
る。このような配慮は下側前扉が筐体本体に固着
されている形式の筐体にあつても同様に必要とな
る。
第1図はこのような前扉開閉機構を概念的に示
したもので、筐体本体1の上部に蝶番結合された
前扉2が前方へ開閉される状況を示す。ところが
このような形で開閉される前扉2はそれ自体かな
りの重量があると共に、蝶番3にある程度のガタ
があるので、前扉の開閉端はどうしても若干下が
る傾向がある。そのため前扉を閉めるとき、前扉
の開閉縁部の下端が筐体に当り、前扉および筐体
本体の衝突部の塗装が剥離したり、前扉の一部が
ゆがんだりして体裁を著しく劣化させる。屋外に
設置される公衆電話機などでは、この塗装の剥離
部分にさびを生じ、機器の寿命を低下させるおそ
れもある。
本考案は、このような前扉開閉時に生ずる損傷
を防止するもので、前扉の開閉が円滑に行われ、
また閉鎖された後の前扉の筐体本体に対する相対
位置を一定に保つものである。
即ち、本考案は、筐体の前面および側面に上下
に分割する形の開閉縁を有する前扉の開閉構造に
おいて、筐体本体上に、前扉の開閉縁下端が通る
軌道に沿つて設けられたガイドレールと、前扉の
開閉縁下端内側に取付けられ、前扉閉鎖時に前扉
開閉縁より先に前記ガイドレール上に接触し、前
扉下縁とそれに対応する筐体部との相対間隔を保
持して案内するガイド片を備えてなる筐体の前扉
開閉ガイドを提供するものである。
第2図はこのようなガイドの実施例を示す部分
斜視図で、第1図においてAで示される部分のみ
を示したものである。
筐体本体1の開放される上面にはガイドレール
4が設けられているが、これは前扉1が閉じられ
ロツクされたとき、外部からの雨水等の侵入や、
金属片の挿入などによる事故を防止する縁板を兼
ねたものである。一方前扉2の開閉縁下端部に
は、その内側にガイド片5が取付けられており、
このガイド片5は前扉の下縁部を補強する補強ア
ングル6にはめこまれている。
ガイド片5の先端部には前扉の開閉縁7よりも
若干突出しており、前扉が筐体に近づくと、まず
ガイド片5の先端がガイドレール4上に乗り、前
扉の閉鎖と共に前扉下縁を筐体に対し一定間隔に
維持したままガイドレール4上をすべる。従つて
前扉の下端が筐体に衝突することなく、円滑に閉
鎖運動が行われる。
ガイドレール4は必ずしも図示されたような縁
板でなくてもよく、単に筐体1の開放上面の、図
示された縁板に相当する部分が平面にされている
だけでもよい。この場合には、ガイド片5の下面
が前扉2の下縁より僅か下方に出ている形でガイ
ド片5が取付けられる。
ガイド片5の形状も任意であるが、ガイドレー
ルとの接触を円滑にするため、先端部はアールま
たはテーパを設けることが好ましい。ガイド片の
材質も任意であるが、通常すべり易く、かつ耐磨
耗性を有する合成樹脂を用いるのが好ましい。こ
の様な合成樹脂としてはポリアセタール樹脂、ポ
リアミド樹脂、ポリカーボネート樹脂、ふつ素樹
脂等が挙げられる。
ガイド片の取付け方法も任意であり、ビス止
め、接着等によつて取付けることができるが、第
2図に示すように補強アングルを利用し、はめ込
みによつて取付ける方法が簡便であり、かつ、ガ
イド片が磨耗その他で損傷した場合の交換に便利
である。
第3図にガイド片の具体例とその取付方法を示
す。ここに示されたガイド片5は第4図から第9
図までにそれぞれ上面図、右側面図、下面図、左
側面図、背面図および前面図を示す。第3図に示
すように、ガイド片5は補強アングル6の前方よ
りさし込まれ、ガイド片5の凹部8に補強アング
ルの先端9が貫入し、ガイド片5の末端の鉤10
がアングルの係止孔11に係止されて、第2図に
示すように固定される。
本考案は前扉の開閉縁の下端部に上記のように
ガイド片を取付け、筐体側のガイドレールによつ
てガイド片が案内されるという簡単な構成により
前扉の開閉が円滑となり、かつ、前扉と筐体との
衝突による損傷を有効に防止する極めて実用性を
有する考案である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の適用される筐体の前扉開閉構
造を示す。第2図は本考案の開閉ガイドの一実施
例を示し、第3図は前扉へのガイド片の取付方法
を示す図である。第4図から第9図までは本考案
に用いられるガイド片の具体例の各面図である。 図示された要部と符号との対応は次のとおりで
ある。 1……筐体本体、2……前扉、3……蝶番部、
4……ガイドレール、5……ガイド片、6……補
強アングル、7……開閉縁、8……凹部、9……
アングル先端、10……鉤、11……係止孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 筐体の前面および側面を上下に分割する形の開
    閉縁7を有する、筐体の前扉2の開閉構造におい
    て、筐体本体上に、前扉2の開閉縁下端が通る軌
    道に沿つて設けられたガイドレール4と、前扉2
    の開閉縁下端内側に取付けられ、前扉閉鎖時に、
    前扉開閉縁より先に前記ガイドレールに接触し、
    前扉下縁とそれに対応する筐体部との相対間隔を
    保持して案内するガイド片5とを備えてなる筐体
    の前扉開閉ガイド。
JP5757282U 1982-04-22 1982-04-22 筐体の前扉開閉ガイド Granted JPS58162678U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5757282U JPS58162678U (ja) 1982-04-22 1982-04-22 筐体の前扉開閉ガイド

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5757282U JPS58162678U (ja) 1982-04-22 1982-04-22 筐体の前扉開閉ガイド

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58162678U JPS58162678U (ja) 1983-10-29
JPH0124947Y2 true JPH0124947Y2 (ja) 1989-07-27

Family

ID=30068016

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5757282U Granted JPS58162678U (ja) 1982-04-22 1982-04-22 筐体の前扉開閉ガイド

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS58162678U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58162678U (ja) 1983-10-29

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