JPH01249299A

JPH01249299A - 脱水装置

Info

Publication number: JPH01249299A
Application number: JP63077778A
Authority: JP
Inventors: Kunimi Takahashi; 高橋　国視
Original assignee: SANBAREE KK
Current assignee: SANBAREE KK
Priority date: 1988-03-30
Filing date: 1988-03-30
Publication date: 1989-10-04
Anticipated expiration: 2009-01-26
Also published as: JPH066239B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は脱水装置に関し、さらに詳しくは下水汚泥など
の泥状物を加圧して固液の分離を行う脱水装置に関して
いる。

（従来の技術）無端帯に設けられた加圧帯の内側間に濾布を介在させ、
泥状物を濾布の間に投入して加圧脱水する装置は従来か
ら多く開発され、これらの装置のうちても回転ドラムの
外周に加圧帯を配設する形式の脱水装置はよく知られて
いる。

従来技術の一例としては、特公昭５ｚ−３３ａｚ４ｑ公
報に記載された装置かある。

（発明か解決しようとする課題）従来技術によるドラム型の脱水装置は、加圧脱水する区
域かドラムの周面に沿って形成されるのて、装置全体か
コンパクトとなることが利点てあり、ド水汚泥などの脱
水装置として公共団体をはしめ多くのところで使用され
ている。

第６図は従来技術によるドラム型の脱水装置であって、
トラム１の周面に圧搾区域か形成されていること並びに
ドラムの上方てはケーキの取出しができないことなどの
理由て、被処理物の投入位置２とケーキ取出し位置３が
共にドラムに対して水平方向の位置となっている。圧搾
区域は加圧帯４の背面に加圧ローラ５を配設した区間で
あるか、この圧搾区域を仮りに四等分すると、へ区域で
は最もよく脱水される初期脱水か行われ、Ｂ、Ｃ区域で
さらに脱水され、０区域で最終の加圧脱水か行われる。

従来技術では、初期脱水か行われるＡ区域がドラムの側
方に位置しているので、被処理物から分離された液体の
一部が８区域に侵入し、８区域での脱水効率を妨げると
いう問題かあった。又、この装置では、０区域もドラム
の側方に位置しており、０区域ても脱水作業か行われて
液体は分離されるか、当該区域てはＣ区域て脱水された
後の最終仕上げとしての脱水か行われるので、０区域か
・ら分離される液体は少なく、このためＣ区域の脱水効
果に悪影響を与えることは少ないと云える。

上記問題を解決するためには、ドラムを大きくして圧搾
区域を実質的に長く形成すればよいが。

それては脱水装置か大型となり、設置場所か限定され、
さらには製造価格か高１して不経済となるなどの問題か
生じる。

（課題を解決するための手段）本発明は従来技術の問題点を解決するためになされたち
のてあって、従来のドラム型の利点を取入れながらドラ
ムを使用しない脱水装置である。

本発明は圧搾区域を円弧状に形成し、被処理物の投入位
置を円弧状に形成した圧搾区域の底部近くに設け、脱水
された液体か再び圧搾区域へ侵入することを防止するこ
とによって脱水効率を向上させた脱水装置を提供しよう
とするものである。

上記目的を達成させるため、本発明ては二枚の鋼板を適
宜隔てて設けたフレーム、フレームの内側に垂直線の下
方から上方に向って円弧状に隙間なく配設された内側ロ
ーラ群、前記内側ローラ群の外側に沿って円弧状に隙間
なく配設された加圧ローラ群、細幅の圧搾板をチエンに
連続して固定した無端帯に形成しチエンがフレームに軸
架されたスプロケットに装着されかつ前記二つのローラ
群の間に介在された加圧帯、加圧帯の内側に装着した通
水可能な吐布を有し、加圧帯はローラ群の下方が被処理
物の投入口となりローラ群の上方がケーキ取出口となる
と共に、投入口から取出口に向って次第に加圧帯の間隔
を狭めたことを特徴としている。

（作用）被処理物か投入口２３へ供給されると、被処理物は加圧
帯２５．２６の間に挟持されて加圧帯２５．２６と共に
移動し、これら加圧帯の間て加圧されて固液の分離か行
われ、取出口２４においてケーキとなって泡出される。

加圧帯２５．２６は細幅な圧搾板２７．２８がチエン２
９、３０に連続して並列されており、背面からローラて
加圧されるので、加圧帯２５．２６の移動によって各圧
搾板２７．２８は単独で揺動し、被処理物に対して局部
的な加圧を行ない脱水効率をよくする。

（実施例）フレームＩＯは二枚の鋼板を適宜に隔てて設けたものて
あって、フレーム１０の内側に垂直線１１の下方から円
弧状に配設した複数の内側支軸１ｚか設けられている。

又、内側支軸１２には外側縁か円弧形状の二枚のローラ
受板１３か設けられ、該ローラ受板１３に複数の内側ロ
ーラ１４か隙間なく、かつ円弧状に軸架配列されている
。

前記内側ローラ１４の外側には、フレーム１０に対して
着脱自在な複数の外側支軸１５か設けられ、この外側支
軸】５に内側縁か円弧形状の二枚の取付枠１６が設けら
れている。そして取付枠１６には前記内側ローラ１４と
対応させて円弧状に隙間なく配設した複数の加圧ローラ
１７が軸架配列され、内側ローラ１４と加圧ローラ１７
とによりて圧搾区域か形成されている。なお、１８は加
圧ローラ１７の後方で抑圧板１６に軸架した補強軸であ
る。

前記外側支軸１５はフレーム１０に設けた軸受金具１９
、２０に取付位置か調製可能に設けられ、下方の軸受金
具１９に設けられた外側支軸１５は止ねじ２１て固定さ
れ、側方並びに上方の軸受金具２０に設けられた外側支
軸１５は流体シリンダ装置２２のピストンロッドに連結
されていて、このシリンダ装置２２の動作によって取付
枠１６か内側ローラ１４に向って移動し、このため、加
圧ローラ１７と内側ローラ１４との間て圧搾作業かなさ
れる。又、加圧ローラ１７によるローラ群と内側ローラ
１４によるローラ群の間隔は、ローラ群の下方に形成さ
れた投入口２３か広く、次第に間隔か狭められ、取出口
２４が最も狭くなるように配設されている。

＋ｉｉｆ記二つのローラ群の間には回動する二つの加圧
帯２５．２６か介在される。加圧帯２５．２６は何れも
細幅の圧搾板２７．２８をチエン２９．　：ｌＯに連続
して固定して無端帯に形成したものてあり、チエン２９
゜３０はフレーム１０に軸架した駆動スプロケット３１
゜３２と、従動スプロケット：１３．３４の間とに装着
されている。

内側ローラ１４に接しながら回動する加圧（ｉ′ｆ２５
は、チエン２９かフレームＩＯの内側に設けたガイド３
５に案内されて移動し、又、加圧ローラ１７に接する加
圧帯２６は２外側支軸１５並びに補強軸１８に設けたガ
イド３６に案内されて移動するようになっている。

又、ｉｉＦ前記圧搾板２７．２８は連続してチエン２９
．　：ＩＯに取付けられて加圧帯２５．２６を構成する
ものてあって、圧搾区域で内側の円弧を形成する圧搾板
２７の断面形状は中央が高くなる円弧状に形成され、一
方、外側の円弧を形成する圧搾板２８の断面形状は中央
か低くなる円弧状に形成されている。

又、圧搾板２７．２８には何れも脱水された液体を排出
するための通孔２７ａ　、　２８ａか設けられている。

なお、加圧帯２５．２６はローラの間隔か狭められて接
近てきるように、加圧帯２５の圧搾板Ｚ７の両端近傍に
凹所２７ｂか形成されており、この凹所２７ｂに他の加
圧帯２６のチエン３０並びにガイド３６か嵌込まれるよ
うになっている。

この他、加圧帯２５．２６の内側には１！布３７．３８
が重合されている。濾布３７．　：１８は通常は布製で
あるか、通水可能であれば他の資材も利用できる。３９
は脱水した水を集める水受、４０は濾布の洗浄装置であ
る。

実施例は上記の構成であって、駆動スプロケッ）−：１
１．３２の回転によって加圧帯２５．２６は圧搾区域と
なる内側ローラ１４並びに加圧ローラ１７の間ては第１
図でみて共に反時計方向に回動する。又、流体シリンダ
装置２２を円弧の中心に向って動作させると、取付枠１
６か加圧ローラ１７を伴って内側に、すなわち内側ロー
ラ１４に向って加圧する。

被処理物は投入口２３へ供給される。供給された被処理
物は加圧帯２５．２６に挟まれて加圧帯２５．２６と共
に移動し、内側ローラ１４と加圧ローラ１７の間隔か次
第に狭められているのて、この間て圧搾脱水される。そ
して被処理物が内側ローラ１４に沿って約１８０°移動
し、取出口２４に達するときに被処理物は脱水か完了し
、当該位置でケーキとして取出される。

被処理物か加圧脱水されるとき、圧搾板２７．２８は背
面からローラｌ／ｌ、　１７によって加圧されるが、圧
搾板２７．２８は一枚ずつチエン２９．　：ｌＯに取付
けられているのて、圧搾板２７．２８は単独て揺動（波
うつ状態）シながら移動するので、被処理物に対して局
部的な力が加わり、効果的な脱水か行われる。

又、加圧ローラ１７を軸架している取付枠１６は外側支
軸１５に設けられており、外側支軸１５はフレーム１０
から取外せるようになっているから１点検、清掃のとき
は加圧ローラ１７をフレームＩＯから取外すことかてき
る。

（発明の効果）本発明はローラを円弧状に配設して圧搾区域を形成した
ちのてあって、加圧脱水する面積か拡大されていること
、又、初期脱水で最もよく脱水か行われる区域を円弧状
の底部近くに設けたので、脱水して分離された水分は直
ちに排出され、このため脱水された水か被処理物に再び
侵入するようなことかなく、従って脱水効率が向上する
ことの効果かある。

この他、加圧帯は圧搾板を連続してチエンに固定したし
のであるから、背面からローラて加圧したときに、各圧
搾板か独自の揺動連動を行ない、被処理物に対して局部
的な加圧を繰返し、なお−層脱水効果を高めている。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の脱水装置を組立てた全体の縦断側面図
、第２図は加圧部の断面図、第３図は全体の側面図、第４図は内側の加圧帯を構成する圧搾板て、Ａはモ面図
、Ｂは断面図、第５図は外側の加圧帯を構成する圧搾板て、Ａはモ面図
、Ｂは断面図、第６１Ａは従来技術による１悦水装ごの側面図。ｌＯ・・・フレーム　　　　　　　１１・・・垂直線１
２・・・内側支軸　　　　　　１３・・・ローラ受板１
４・・・内側ローラ　　　　　１５・・・外側支軸１６
・・・取付枠　　　　　　　１７・・・加圧ローラ１８
・・・補強軸　　　　　　　１９．２０・・・軸受金具
２１・・・１Ｆねし　　　　　　　２２・・・流体シリ
ンタ装置２３・・・投入口　　　　　　　ｚ４・・・取
出口２５．２６・・・加圧帯　　　　　２７．２８・・
・圧搾板２９、ｔｏ・・・チエン　　　：ｌｌ、３２・
・・駆動スプロケット：１３．：１４・・・従動スプロ
ケット　　３５．３６・・・ガイド３７．３８・・・吐
布　　　　　　３９・・・水受４０・・・洗浄装置

Claims

【特許請求の範囲】

（１）二枚の鋼板を適宜隔てて設けたフレーム、フレー
ムの内側に垂直線の下方から上方に向って円弧状に隙間
なく配設された内側ローラ群、前記内側ローラ群の外側
に沿って円弧状に隙間なく配設された加圧ローラ群、細
幅の圧搾板をチエンに連続して固定した無端帯に形成し
チエンがフレームに軸架されたスプロケットに装着され
かつ前記二つのローラ群の間に介在された加圧帯、加圧
帯の内側に装着した通水可能な濾布を有し、加圧帯はロ
ーラ群の下方が被処理物の投入口となりローラ群の上方
がケーキ取出口となると共に、投入口から取出口に向っ
て次第に加圧帯の間隔を狭めたことを特徴とする脱水装
置。