JPH01249165A - 中空部品内面の液塗布装置 - Google Patents

中空部品内面の液塗布装置

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JPH01249165A
JPH01249165A JP7656888A JP7656888A JPH01249165A JP H01249165 A JPH01249165 A JP H01249165A JP 7656888 A JP7656888 A JP 7656888A JP 7656888 A JP7656888 A JP 7656888A JP H01249165 A JPH01249165 A JP H01249165A
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JP
Japan
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liquid
container
hollow part
hollow parts
jig
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Pending
Application number
JP7656888A
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English (en)
Inventor
Yukio Nozaki
幸夫 野崎
Takemi Mori
森 岳美
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的コ (産業上の利用分野) 本発明は中空部品の内面に液を塗布する液塗布装置に関
する。
(従来の技術) 近時、金属部品に耐摩耗性や耐食性をもたせるために、
部品の表面に酸化クロムを主成分とする表面層を形成す
ることが行なわれている。この表面層は、鉄を主体とす
る部品の表面に、クロム化合物から加熱により変換され
た酸化クロムを主成分とし、且つ部品との境界に部品と
酸化クロムとの反応部を有するものであり、金属部品の
表面に酸化クロムを主成分とする液を塗布し、その後塗
布した液を温度500〜600℃で焼付けて酸化クロム
を主成分とする表面層を形成する工程を複数サイクル繰
返すことにより所定厚さのセラミックスコーティング層
として形成するものである。
この表面層の形成は、耐摩耗性などの性質を要求される
用途に使用される金属製の中空部品にも適用されつつあ
る。例えば、空調機器において液体を送るポンプのシリ
ンダ(中空部品)はステンレスm製のバイブを使用して
おり、このシリ′ンダの内部にはピストンが配置されて
連続的にIII!l)動作する。このため、このポンプ
用シリンダの内部表面に酸化クロムを主成分とする表面
層を形成すると、ピストンの激しい摺動に耐える優れた
耐摩耗性を持たせることができる。
しかして、このような中空部品の内面に表面層を形成す
るためには、部品の内面に主成分とする液を塗布する必
要がある。従来、中空部品の内面に酸化クロム液を塗布
するためには、中空部品の内部に刷毛を入れて液を塗布
することが困難であることから、−膜内には中空部品の
外周面にテープを巻付け、液が付着しないようにした状
態で作業者が中空部品を持って液タンクに入れられた液
の内部に漬け、その後作業者が部品を引上げて部品の内
面に液を付着させる方法が行なわれていた。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、このように人手により中空部品を液に浸
漬してその内面に液を塗布する場合には、液の塗布厚さ
を一定の範囲で制御することが困難であり、従って必要
とする厚さで表面層を形成することが困難であり、また
中空部品の外面に液が付着しないように部品の外面にテ
ープを巻回する必要があるので、液塗布の準備に手数を
要している。
本発明は前記事情に基づいてなされたもので、中空部品
の内面の液の塗布が容易で、且つ液の塗布厚さを一定の
範囲で自由に制御できる中空部品内面の液塗布装置を提
供することを目的とする。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 前記目的を達成するために本発明の中空部品内面の液塗
布装置は、中空部品の内面に液を塗布する装置であって
、中空部品を立てて保持する保持治具と、開口部前記治
具の下端に当てて垂下して設けられ内部に液を入れた可
撓性を有する袋状の液容器と、この液容器を下方から支
えて押上げ前記液容器の内部に入れた液を前記中空部品
の内部に流し込み該中空部品の内周面に付着し、その後
下降して前記液容器を垂下状態に戻してして前記液を前
記中空部品の内部から前記液容器の内部に流し戻す昇降
体とを具備してなることを特徴とするものである。
(作用) 昇降体が液を入れた液容器を押上げて容器内の液を中空
部品の内部に流し込み、その後で昇降体を下降させて液
容器を元の垂下状態に戻し液を中空部品から液容器に戻
す時に、昇降体の下降速度を制御することにより中空部
品の内面に残って付着した液の厚さを一定の範囲で任意
にυ11!aすることができる。
(実施例) 以下本発明の一実施例を図面を参照して説明する。
第1図は液塗布装置を示している。
図中1は中空部品21を保持する円筒形をなす治具で、
上部にOリング3を載置した部品保持部2が形成しであ
る。この保持治具1の下側に重ねて中央に孔を形成した
円盤形をなす中間体4が配置してあり、この中間体4は
Oリング5により保持治具1との間のシールを図ってい
る。この中間体4には中央孔と連通ずる液供給孔6が半
径方向に形成してあり、この液供給孔6は外部に設けた
液を溜める液タンク7にホース8を介して接続している
。中間体4の下側には容器保持筒9が重ねて配設しであ
る。この容器保持筒9の内部にはゴムなどの可撓性を有
する材料で形成された液容器10が開放部を上にして配
置してあり、この容器10の開放部は互いに当接する容
器保持筒9と中間体4の当接部分で挟持されている。こ
の液容器10は容器保持筒9の内部を効率良く変形する
ために筒9の内部に沿った筒形の袋をなしている。
このため、液容器10は垂下されて容器保持筒13の内
部に位置している。このようにして治具1、中間体4お
よび容器保持筒9を組合わせることにより共通の内部空
間が形成される。液容器10はこの内部空間の下部を閉
じて内部空間に液を溜めることが出来るようにしている
。なお、治具1、中間体4および容器保持筒9は装置本
体11に装着されている。装置本体11の下方には本体
11に設けた支持体17に取付けたりニアモータ12が
設けてあり、このリニアモータ12にはその可動子とし
て昇降体13が垂直方向に昇降自在に設けである。この
昇降体13の上端は容器保持8つの内部に挿入され、容
器保持筒9に設けた液容器10とは次の構成により連結
されている。
例えば、液容器10の底部をその内部と外部から容器押
え板14と容器受は板15とで挟むとともに、これら両
方の板にねじ16を通して昇降体13の上端に螺挿する
ことにより、容器10の底部と昇降体13の上端とが連
結されている。
このように構成した液塗布装置を使用して中空部品21
の内面に液を塗布する場合について説明する。
まず、中空部品21を保持治具1の部品保持部2に嵌合
して垂直に立てて保持する。保持された中空部品21の
下端はOリング3と接触して保持部2に対してシールを
図る。この時点では昇降体13が下降していて、液容器
10が筒形の形態をしている。そして、液タンク7から
液22をホース8および中間体4の供給孔6を通しで治
具1、中間体4および容器保持筒9で形成される空間部
に送り込む。送り込んだ液22は容器保持9の内部に位
置している液容器10で受は止められ、この容器10の
内部に溜る。液容器10の内部に供給する液22の量は
中空部品21の内部に充満させるに充分なものである。
液22は液容器10で動かす上から垂下状態にある液容
B10の内部で全て受止めるようにすることが好ましい
。次いで、第2図で示すようにリニアモータ12を駆動
して昇降体13を上昇させる。昇降体13は容器保持筒
9および中間体4の内部を上昇しつつ液容器10の底部
を上方に押し上げる。垂下状態にある液容器10は底部
から上方に移動し、これにつれて周里部が上方に移動す
るようにして変形し、さらに昇降体13の上昇に伴い液
容器10はその開放部の支持点を越えて上方に向けて変
形し内外面が裏返してせり上がった状態になる。このよ
うに昇降体13により液容器10が押し上げられて上方
に向は変形すると、液容器10に充填された液22は液
容器10に押し上げられて容器保持筒から中間体4およ
び治具1を経て上方に移動して中空部品21の内部に流
れ込んで充満する。液22が中空部品21の内部に充満
してその上端に達すると、予め設定しておくことにより
リニアモータ12の駆動が停止する。
その後、リニアモータ12の駆動により昇降体13を所
定の速度で下降させて容器保持筒9の位置まで戻す。上
方に裏返しの状態に合った液容器10は昇降体13の下
降に伴い底部から引き下げられて下降し、容器保持筒9
の内部に垂下状態にある形に戻る。このように液容器1
0を下降して元の形状に戻すと、中空部品21の内部に
充填されていた液22が中空部品21から下降して治具
1および中間体4を経て保持筒9に垂下状態にある液容
器10の内部に流れ戻る。ここで、中空部品21の内部
にあった液22が部品21から流れ出る時に、一部の液
22が中空部品21の内面に付着して残る。すなわち、
液22が中空部品21の内面に塗布される。この中空部
品21の内面に付着して残る液22の厚さは液22が部
品21から下方の流れ出す速度に対応する。液22が中
空部品21から流れ出る速度が速い場合には、部品21
の内面に付着して残る液22の厚さが小さく(薄く)、
逆に液22が中空部品21から流れ出る速度が遅い場合
には、部品21の内面に付着して残る液22の厚さが大
きい(厚い)。このため、中空部品21の内部から流れ
出る液22の速度を制御することにより、中空部品21
の内面に付着する液22の厚さすなわち塗布厚さをある
一定の範囲で自由に制−出来る。そして、リニアモータ
12により昇降体13を下降する速度を制御して、液容
器10の下降速度を制御することにより中空部品21か
ら流れ出る液22の速度を制御することが出来る。従っ
て、昇降体13の下降速度を制御することにより中空部
品22の内面に塗布する液22の塗布厚さある一定の範
囲で任意にilJ Illすることができ、中空部品2
1の内面に液22を必要とする厚さで容易に塗布するこ
とができる。また、中空部品21の内部のみに液を注入
するので、部品21の外部にテープなどを巻付ける必要
がない。液22を塗布した中空部品21は治具1がら取
り外す。
この実施例の液塗布装置は、例えばtA製の中空部品の
内面に酸化クロムを主成分とする表面層を形成するため
に酸化クロム液を所定の厚さで塗布する場合に適用する
。この場合には、酸化クロム液を必要とする厚さで中空
部品の内面に塗布し、表面層を確実に形成することがで
きる。
なお、液容器は実施例のものに代えて例えばベローズを
使用することが考えられるが、この場合にはベローズの
変形が限定されることから中空部品の内部全体に液位を
充満させることが困難であり、また液の下降速度の1i
IJ11Nの範囲が小さいために実用的でない。
また、昇降体を昇降させる装置としてリニアモータは、
速度制御が容易であるなどの点で大変適しているが、こ
の装置に限定されずに他の装置を使用することも可能で
ある。
さらに、液を塗布した後に中空部品21を治具1から外
してそのままにしておくと、液22が部品21の内面か
ら垂れ落ちて塗布厚さが不均一になる。そこで第2図で
示す装置を使用して、中空部品21から垂れる液を吸引
すると厚さを均一にすると共に目的の厚さにすることが
できる。図中31は保持部32と吸引孔33を持つ治具
、34は吸引管である。液22を塗布した中空部品21
を治具31の保持部32に保持し、図示しないポンプに
より吸引管34から治具31の吸引孔33を介して中空
部品21の内部から空気を吸引すると、部品21の内面
からある程度液22が垂れてきた時に液22を吸引して
部品21の内面の液22の形を整える。液22の形は吸
引力などを制御することで調整できる。
[発明の効果] 以上説明したように本発明の中空部品内面の液塗布装置
によれば、中空部品の内面に液を必要とする厚さで容易
且つ確実に塗布することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の装置の一実施例を示す断面図、第2図
は液だれを防止する装置を示す断面図である。 1・・・治具、9・・・容器保持筒、10・・・袋状容
器、12・・・リニアモータ、13・・・昇降体、21
・・・中空部品、22・・・液。 出願人代理人 弁理士 鈴 江 武 彦第1図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 中空部品の内面に液を塗布する装置であつて、中空部品
    を立てて保持する治具と、開口部を前記保持治具の下端
    に当てて垂下して設けられ内部に液を入れた可撓性を有
    する袋状の液容器と、この液容器を下方から支えて押上
    げ前記液容器の内部に入れた液を前記中空部品の内部に
    流し込み該中空部品の内周面に付着し、その後下降して
    前記液容器を垂下状態に戻してして前記液を前記中空部
    品の内部から前記液容器の内部に流し戻す昇降体とを具
    備してなることを特徴とする中空部品内面の液塗布装置
JP7656888A 1988-03-31 1988-03-31 中空部品内面の液塗布装置 Pending JPH01249165A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009028719A (ja) * 2007-07-05 2009-02-12 Toyota Motor Corp 塗布装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009028719A (ja) * 2007-07-05 2009-02-12 Toyota Motor Corp 塗布装置

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