JPH0124910Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0124910Y2 JPH0124910Y2 JP6036080U JP6036080U JPH0124910Y2 JP H0124910 Y2 JPH0124910 Y2 JP H0124910Y2 JP 6036080 U JP6036080 U JP 6036080U JP 6036080 U JP6036080 U JP 6036080U JP H0124910 Y2 JPH0124910 Y2 JP H0124910Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tap
- winding
- air
- core reactor
- turns
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 33
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 claims description 5
- 238000009413 insulation Methods 0.000 claims description 4
- 239000011810 insulating material Substances 0.000 claims description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Coils Of Transformers For General Uses (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案はリアクタンスの調整が可能なタツプ
付空心リアクトルに関する。
付空心リアクトルに関する。
従来の空心リアクトルの巻線は、被覆電線を巻
回して形成したものと、裸電線を巻回して形成し
たものがある。ところが、タツプ端子を設ける場
合、通常巻線を巻回しながらかつリアクタンスを
測定しながらタツプ位置を選定しなければならな
いが、前者の構成ではリアクタンスの測定のため
に被覆電線の被覆をはがさなければならず、又測
定位置で所望のリアクタンスが得られなければ他
の部分で再度同じ作業を繰返さなければならなか
つた。特にフイルタ装置に用いられる空心リアク
トルのようにタツプ端子のリアクタンス値の裕度
が小さい場合には上述の傾向が大きくその作業が
きわめて煩雑であつた。
回して形成したものと、裸電線を巻回して形成し
たものがある。ところが、タツプ端子を設ける場
合、通常巻線を巻回しながらかつリアクタンスを
測定しながらタツプ位置を選定しなければならな
いが、前者の構成ではリアクタンスの測定のため
に被覆電線の被覆をはがさなければならず、又測
定位置で所望のリアクタンスが得られなければ他
の部分で再度同じ作業を繰返さなければならなか
つた。特にフイルタ装置に用いられる空心リアク
トルのようにタツプ端子のリアクタンス値の裕度
が小さい場合には上述の傾向が大きくその作業が
きわめて煩雑であつた。
これに対し、後者の構成では上述したような問
題はないが、巻線が裸電線であることから、隣接
するターン間に絶縁距離が必要となり、巻線全体
のターン間にわたつてスペーサーを介在しなけれ
ばならず、いきおいその構成が大形となる外、高
価なものとなるなどといつた欠点があつた。
題はないが、巻線が裸電線であることから、隣接
するターン間に絶縁距離が必要となり、巻線全体
のターン間にわたつてスペーサーを介在しなけれ
ばならず、いきおいその構成が大形となる外、高
価なものとなるなどといつた欠点があつた。
この考案は上述の事柄に鑑み、空心リアクトル
の巻線を主巻線とタツプ調整範囲となるタツプ巻
線とに分け、主巻線は被覆電線を、タツプ巻線は
裸電線を用いて、この裸電線の任意の箇所にそれ
ぞれ所望のリアクタンスを得る複数のタツプ端子
を設けることにより、上述の作業性を改善すると
ともに極めて高精度で所望のリアクタンスが得ら
れ、しかも、この種リアクトルの小形化を図つた
ものである。
の巻線を主巻線とタツプ調整範囲となるタツプ巻
線とに分け、主巻線は被覆電線を、タツプ巻線は
裸電線を用いて、この裸電線の任意の箇所にそれ
ぞれ所望のリアクタンスを得る複数のタツプ端子
を設けることにより、上述の作業性を改善すると
ともに極めて高精度で所望のリアクタンスが得ら
れ、しかも、この種リアクトルの小形化を図つた
ものである。
以下この考案の一実施例を第1図〜第3図に基
ずいて説明すると、フイルタ装置Fはタツプ端子
t1,t2…を有するタツプ付空心リアクトルLと、
コンデンサCあるいは図示しない抵抗などを付設
して構成される。しかしてこの考案にしたがい、
前記空心リアクトルLの巻線1は、被覆電線を巻
回してなる主巻線2と、裸電線を巻回してなりか
つタツプ端子t1,t2…を有するタツプ巻線3から
構成されている。前記主巻線2は上下方向に所定
ターン数(全ターン又は複数ターン毎に)密に接
してたとえばスパイラル状に巻回されてあり、又
タツプ巻線3は各ターンが絶縁物からなるスペー
サー4で固着され所定の絶縁距離が確保されてい
る。5は巻線1の上下に設けられた締付金具、6
はたとえば絶縁物からなる締付枠で、巻線1の巻
枠を兼ねることも出来る。7は割りピンである。
ずいて説明すると、フイルタ装置Fはタツプ端子
t1,t2…を有するタツプ付空心リアクトルLと、
コンデンサCあるいは図示しない抵抗などを付設
して構成される。しかしてこの考案にしたがい、
前記空心リアクトルLの巻線1は、被覆電線を巻
回してなる主巻線2と、裸電線を巻回してなりか
つタツプ端子t1,t2…を有するタツプ巻線3から
構成されている。前記主巻線2は上下方向に所定
ターン数(全ターン又は複数ターン毎に)密に接
してたとえばスパイラル状に巻回されてあり、又
タツプ巻線3は各ターンが絶縁物からなるスペー
サー4で固着され所定の絶縁距離が確保されてい
る。5は巻線1の上下に設けられた締付金具、6
はたとえば絶縁物からなる締付枠で、巻線1の巻
枠を兼ねることも出来る。7は割りピンである。
以上の構成によれば、タツプ端子t1,t2…を設
けるに際し、タツプ巻線3を裸電線としているの
で、従来の被覆電線を用いたもののように、リア
クタンスの測定のために被覆をはがす作業が不用
となるのでその作業性を改善することができる
外、タツプ端子t1,t2…はタツプ巻線3の任意の
部分のリアクタンスを簡単に測定できタツプ位置
の選定が正確にできるので極めて高精度で所望の
リアクタンスを得るタツプ端子t1,t2…を設ける
ことができる。更にタツプ調整範囲外となりかつ
巻回数がきわめて多い主巻線2は被覆電線である
のでターン相互間が接しても絶縁上問題がなく、
したがつてターン間のスペーサー(図示せず)の
省略あるいは簡素化ができる。
けるに際し、タツプ巻線3を裸電線としているの
で、従来の被覆電線を用いたもののように、リア
クタンスの測定のために被覆をはがす作業が不用
となるのでその作業性を改善することができる
外、タツプ端子t1,t2…はタツプ巻線3の任意の
部分のリアクタンスを簡単に測定できタツプ位置
の選定が正確にできるので極めて高精度で所望の
リアクタンスを得るタツプ端子t1,t2…を設ける
ことができる。更にタツプ調整範囲外となりかつ
巻回数がきわめて多い主巻線2は被覆電線である
のでターン相互間が接しても絶縁上問題がなく、
したがつてターン間のスペーサー(図示せず)の
省略あるいは簡素化ができる。
以上詳述の通り、この考案によれば主巻線のタ
ーン間のスペーサの全部若しくは一部を省略し、
しかもタツプ端子をタツプ巻線の任意の位置から
導出できるようにしているので、小形化を図りつ
つ高精度のタツプを備えた空心リアクトルを簡単
な構成でかつ経済的に得ることができるなどとい
つた実用的効果を奏する。
ーン間のスペーサの全部若しくは一部を省略し、
しかもタツプ端子をタツプ巻線の任意の位置から
導出できるようにしているので、小形化を図りつ
つ高精度のタツプを備えた空心リアクトルを簡単
な構成でかつ経済的に得ることができるなどとい
つた実用的効果を奏する。
なお、図示しないがタツプ巻線3のタツプ端子
t1,t2…を除く部分にタツプ位置を決定したのち
絶縁テープなどを巻回して絶縁距離の縮少などを
図つてもよいのは勿論である。
t1,t2…を除く部分にタツプ位置を決定したのち
絶縁テープなどを巻回して絶縁距離の縮少などを
図つてもよいのは勿論である。
第1図はこの考案の一実施例を説明するための
フイルタ装置の電気回路図、第2図はこの考案の
一実施例を示す一部断面正面図、第3図は第2図
のA−A′視からみた図である。 2:主巻線、3:タツプ巻線、t1,t2…:タツ
プ端子。
フイルタ装置の電気回路図、第2図はこの考案の
一実施例を示す一部断面正面図、第3図は第2図
のA−A′視からみた図である。 2:主巻線、3:タツプ巻線、t1,t2…:タツ
プ端子。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 被覆電線を上下方向に所定ターン数密に接し
て巻回してなる主巻線と、各ターンが絶縁物か
らなるスペーサで固着され所定の絶縁距離が確
保されるように裸電線を巻回されてなり、かつ
この裸電線の任意の箇所でそれぞれ所望のリア
クタンスを得る複数のタツプ端子を設けたタツ
プ巻線とを直列接続してなるタツプ付空心リア
クトル。 2 タツプ巻線のタツプ端子を除く部分に絶縁テ
ープが巻回されてある実用新案登録請求の範囲
第1項記載のタツプ付空心リアクトル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6036080U JPH0124910Y2 (ja) | 1980-04-30 | 1980-04-30 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6036080U JPH0124910Y2 (ja) | 1980-04-30 | 1980-04-30 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56162627U JPS56162627U (ja) | 1981-12-03 |
JPH0124910Y2 true JPH0124910Y2 (ja) | 1989-07-27 |
Family
ID=29654802
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6036080U Expired JPH0124910Y2 (ja) | 1980-04-30 | 1980-04-30 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0124910Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6065507A (ja) * | 1983-09-20 | 1985-04-15 | Daihen Corp | リアクトル |
-
1980
- 1980-04-30 JP JP6036080U patent/JPH0124910Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56162627U (ja) | 1981-12-03 |
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