JPH01249076A - 下肢筋鍛練強化装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、主としてアキレス鍵及び下肢筋を鍛練強化
する装置に関する。

（従来技術） 肢腰の筋力低下は下肢骨の障害をもたらし易くまた人体
の老化と密接な関係があることは古くから知られており
、リハビリ用運動及び回復装置（例えば特開昭５２−６
２５２９、実公昭５５−５４５３０）とは別に、足筋肉
の強化を目的として足首を外部動力によって強制的に屈
伸回動させる運動装置が公知く実公昭５２−２５２２＞
である。

しかしながら上記従来の屈伸装置は、下肢を屈曲させた
状態で足首に単なる回動運動を付与するだけであり、し
かもその回動中心が足の外部即ち踵の直下又は後方に位
置されているため充分な効果を発揮し得ないものである
。

即ち、足首に外部から充分な屈曲回動力を有効に付与す
るためには足裏に当接されるべき当接板が比較的足先部
に位置していることが必要である上、当接板は回動中足
裏当接面からずれないことが望ましいのである。

しかるに従来の当接板は下駄又はサンダル様の踏板であ
って足裏の全面に接触するものであり、このような回動
力付与手段では前記した訓練者の体位と相まって足裏は
踏板の回動中、踏板に対して摺動運動することになり従
って回動角によって屈曲力の作用点が常時異なることに
なる。

更に、このような従来装置によっては足首に屈曲方向と
は反対の伸張方向の回動力を付与することは望むべくも
ない。

（本発明が解決すべき問題点） 足首の強制回動運動を下肢筋肉に有効に作用させるため
には屈曲力付与手段が足裏の作用面に出来るだけずれな
いように当接されると共に伸張力付与手段を備え、この
伸張力付与手段も回動中その位置を移動しないことが好
ましいのである。

本発明者等は最もズレの少ない回動中心を探したところ
くるぶしから足裏直下にかけて１７４下方の個所である
ことを確認した。

従って本発明において足の回動中心とは、この個所即ち
第１図の０点をいう。

またアキレス鍵を含む下肢筋力に足首の屈伸運動による
伸張力を作用させるには足首に人体又は下肢荷重がかか
っていないことが望ましい。

このため本発明では使用者の下肢が腰掛状態で直線に伸
ばされた状態で行ない、望ましくは仰向けに寝た状態で
行なわれる。

更に屈伸力を有効に作用させるための回動力付与手段は
単なる往復運動では充分でなく、終点位置において一定
時間停止する間歇往復運動であることが必要である。

また、終点至る直前に緩作動回動域が設けられているこ
とが望ましい。

（構成） 本発明装置は下肢荷重から足を解放する足首載置台と、
足の回動中心に位置して設けられた回動軸に軸着された
回動力付与手段と、回動軸に一定の回動角を設定する手
段と前記設定回動終点で前記回動軸を所定時間停止させ
て間歇往復運動させるストッパー付回動駆動機楕と、前
記回動範囲両端の停止時間を設定するタイマとから構成
される。

（実施例） 第２図はカバーを除去した縦断面であって（ＩＬ）（Ｉ
Ｒ）はハウジングを構成する左右のフレーム、（２）は
正逆転ブレーキモータ、（３）は減速機、（４）は出力
軸、（５〉はビニオンであって駆動機構を構成している
。

（６）は穿孔プレート、（７）は光センサであって回動
角検出手段を構成している。

（８）は歯車であってトルクリミッタ（９）を介して回
動軸（１１）に装着されている。

（１０）はトルク調節ナツトである。

（］２）は安全用のストッパーアーム、（１３）はスト
ッパーピンである。

（１４Ｌ）（１４Ｒ）は、回動軸（１１）の両端に軸着
されな回動アームである。

（１５）はアーム（１４）と共に屈曲力付与手段となる
ペダル、（１６）は伸張力付与手段となる足先押えであ
る。

（１７）は、アーム位置検出手段であって、切欠円板り
１８）と一対の光センサ（１９）（２０）を備えて構成
されている。

（２１）は足首を支承するフットレストであって使用者
に合わせて高さを設定する。

（２２）は足首押えローラであってフレームに設けられ
た長７ｍ＜２４）に対してボルト（２３）によって高さ
調節自在に取付られている。

（作用） 上記装置の使用態様は第６図に示すようであって足の回
動中心（Ｃ′）をアームの回動中心（０）に一致するよ
うに足首をフットレスト（２１）の上に載せ足首押えロ
ーラ（２２）の高さを調節する。

駆動装置のモータ（２）の正逆転及び回転量の制御はタ
イマ等によって機械的に行なうこともできるがマイクロ
コンピュータ（図示せず）によって初期設定値が記憶さ
れ以後この記憶情報に従って反覆動作するようにするの
が便利である。

初期設定は各使用者のインチング操作によって行なわれ
るから婦女子でも容易に設定できる。

即ち、装置に電気的に接続されている操作器（図示せず
）によって装置を作動状悪としてインチング操作により
屈角Ａ°及び伸角Ｂ０の最適値を感覚的に設定する。

この設定操作によって設定された位置が回動終点Ｑ、Ｓ
であり夫々の位置においてタイマによって設定された２
〜３秒間停止する。

またその直前例えば５°〜ｌＯ°の範囲は緩動作によっ
て回動する。

なお基準位置Ｐは足首の装着及び解放動作が容易にでき
る位置であって、アーム位置検出手段の中立位置と対応
させておくのがよい。

本発明においてペダルの形状及び足先押えの構造は任意
である。

また、トルクリミッタ（９）は除去してらペダルの運動
及び回動力付与には全く影響がない他、足先押えも指股
に挿入するＴ宇金具又はローラ等に変更可能である。

（効果） 本発明装置は足の回動中心とペダル又は足先押えの回動
中心がほぼ同一軸上に設定されるので回動中、従って訓
練中ズレることか少ない上、回動両端において一定時間
一定の大きなトルクを保持しているので筋肉を屈伸共に
強化できるのである。

【図面の簡単な説明】

第１図は回動付与手段の好ましい回動中心位置を説明す
るための線図、第２図は本発明装置の縦断面図、第３図
はそのＡ−Ａ線断面図、第４図はＢ−Ｂ線矢視図、第５
図はアーム位置検出手段とアームの位置関係を示す図、
第６図は使用Ｒ様を示す側面図である。 特許出願人　　ナイガイ株式会社 代理人　　　　弁理士　　中村　宏 オ　１１！１ ２３　図 第４図 ２５１！ｌ ｙ？６　　図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 足首載置台と、足の回動中心に位置して設けられた回動
   軸に軸着された回動力付与手段と、回動軸に一定の回動
   角を設定する手段と前記設定回動終点で前記回動軸を所
   定時間停止させて間歇往復運動させるストッパー付回動
   駆動機楕と、前記回動範囲両端の停止時間を設定するタ
   イマとから構成されてなる下肢筋鍛練強化装置。