JPH01247890A

JPH01247890A - スイベルジョイント

Info

Publication number: JPH01247890A
Application number: JP7192388A
Authority: JP
Inventors: Hideo Maie; 真家　秀夫; Masaki Ikeda; 池田　正基; Norie Yukimura; 幸村　憲衛; Shuichi Ueno; 修一植野; Kiyoshi Ishii; 清石井; Toshio Nakajima; 中島　敏男
Original assignee: Tokyu Construction Co Ltd
Current assignee: Tokyu Construction Co Ltd
Priority date: 1988-03-28
Filing date: 1988-03-28
Publication date: 1989-10-03

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〈産業上の利用分野〉本発明はコンクリートや泥水等の輸送管の継手部と回転
部とを、一体に構成したスイベルジヨイントに関するも
のである。

く本発明が解決しようとする問題点〉本発明は以下の点を改善するためになされたものである
。

くイ〉コンクリートや泥水等の輸送管を自由な方向に移
動させるために、その途中に回転部を設けて回転可能に
構成する場合がある。

しかし、従来の輸送管の回転部は、輸送管の継手部と別
々に構成されている。

そのため、装置の寸法及び重量が大きくなり。

作業性が低下するとともに、製造コストも高（なる。

く口〉さらに従来は、輸送管を回転させる場合、上記の
ように装置の寸法及び重量が大きいため、人力で回転さ
せることは困難であり、油圧装置が必要となる。

従って、油圧装置の操作を行う必要があり、作業性が低
下する。

さらに、油圧装置を別に設けることによって、装置全体
の寸法及び重量が太き（なり、作業性が低下するととも
に、製造コストも高くなる。

く本発明の目的〉本発明は上記のような問題点を解決するためになされた
もので、コンクリートや泥水等の輸送管の継手部と回転
部とを一体に構成し、装置の寸法及び重量を小さくし、
作業性を向上させるとともに、製造コストを低くするこ
とができるスイベルジヨイントを提供することを目的と
する。

〈本発明の構成〉以下、図面を参照しながら本発明の一実施例について説
明する。

なお、本実施例においては、第４．５図に示すように、
複数のソリ型の架台の上に、コンクリートの圧送管を波
型に搭載し、コンクリートの打設を行う装置について本
発明のスイベルジヨイント１を使用する場合について説
明する。

〈イ〉輸送管輸送管は、例えばコンクリートや泥水の圧送管等に用い
る中空管体であり、本実施例では上下方向に輸送管を連
結し、上下に分離する輸送管をそれぞれ上部タテ管２、
下部タテ管３とする。

（１）上部タテ管上部タテ管２は、その継手部の下端部に環状の外鍔２１
を形成する。

さらに上部タテ管２の継手部の最下端部には、環状の凸
部２２を突設する。

（２）下部タテ管下部タテ管３も同様に、その継手部の上端部に環状の受
棚３１を形成する。

受棚３１の上端部には、環状のリン、グ溝３２を刻設し
、さらにその内側には、上部タテ管２の凸部２２が嵌合
できる形状の環状の凹部３４を設ける。

また、受棚３１の下端部外周面には、凹部３３を設ける
。

く口〉低摩擦材低摩擦材は、上部タテ管２と下部タテ管３間に配置し、
上下タテ管の端部面同士の摩擦を減少させ、輸送管の回
転をスムーズに行わせるためのものである。

この低摩擦材には例えば、ナイロン等を用いることがで
き、ナイロンを環状に形成してナイロンリング４を形成
する。

ナイロンリング４の断面の径及びリング径は、下部タテ
管３のリング溝３２内に嵌合できる大きさに形成する。

くハ〉連結具連結具は、上下タテ管の継手部の外周面に取り付けて、
上下タテ管を連結するものであり、以下の部材から構成
される。

（１）押さえリング押さえリング５は、鋼材等で形成した環状体である。

この押さえリング５の内周面は、上部タテ管２の外周面
より僅かに大きく、上部タテ管２に嵌挿可能に形成され
ている。

また、押さえリング５の断面中は、上部タテ管２の外鍔
２１の断面中とほぼ等しく形成する。

さらに、押さえリング５の上端部外周面には、凹部５１
を形成する。

（２）テフロンリングテフロンリング６は、低摩擦性のテフロンで形成した環
状体である。

テフロンリング６の内周面は、上部タテ管２の外周面よ
り僅かに大きく、上部タテ管２に嵌挿可能に形成されて
いる。

また、テフロンリング６の断面中は、上部タテ管２の外
鍔２１の断面［口とほぼ等しく形成する。

このテフロンリング６は、押さえリング５と上部タテ管
２の外鍔２１との間に配置し１、押さえリング５と外鍔
２１との摩擦を切断し、輸送管の回転をスムーズに行わ
せるためのらのである。

（３）シールカバーシールカバー７は、通気性を有さない部材で形成した断
面略Ｃ字状の環状体である。

このシールカバー７は、上下タテ管の連結時に、押さえ
リング５の凹部５１と下部タテ管３の凹部３３とに嵌合
する寸法に形成する。

シールカバー７は、上下タテ管の継ぎ目を完全に塞ぐこ
とができ、管内の空気や流体等の流出を防止するもので
ある。

また、このシールカバー７を低摩擦材によって形成すれ
ば、輸送管の回転をスムーズに行わせることができる。

（４）締結具締結具には、断面略Ｃ字状の公知のビクトリックジヨイ
ント８等を使用することができる。

この場合、ビクトリックジヨイント８の内面の上下端に
は、環状の凹部８１を形成し、上下タテ管の外鍔２１と
受棚３１とを包囲して嵌合させ、締結できる寸法に形成
する。

く組み立て方法〉先ず、下部タテ管３のリング溝３２内にナイロンリング
４をはめ込む。

次に上部タテ管２の凸部２２と下部タテ管３の凹部３４
とを嵌合させて、上下タテ管を連結する。

次に、上部タテ管２にテフロンリング６、押さえリング
５の順序で両者を嵌挿し、外鍔２１まで降下させる。

そして、シールカバー７を押さえリング５の凹部５１と
受棚３１の凹部３３とに嵌合して取り付ける。

最後に、ビクトリックジヨイント８の凹部８１を外鍔２
１と受棚３１とに嵌合し、継手部全体を包囲して＆ｌＩ
Ｉ桔する。

以上のようにして、スイベルジヨイント１の組立を終了
する。

く本発明の効果〉本発明は以上説明したようになるので、次のような効果
を期待することができる。

〈イ〉コンクリートや泥水等の輸送管は、輸送管を自由
な方向に移動させるために、その途中に回転部を設けて
回転可能に構成する場合がある。

そのため、装置の寸法及び重量が太き（なり、作業性が
低下するとともに、製造コストも高くなる。

それに対して本発明は、輸送管の継手部と回転部とを一
体に構成したものである。

そのため、装置の寸法及び重量を小さくすることができ
る。

従って、作業性を向上させることができるとともに、製
造コストを低くすることができる。

く口〉さらに従来は、輸送管番回転させる場合、上記の
ように装置の寸法及び重量が大きいため、人力で回転さ
せることは無理であり、油圧装置が必要となる。

さらに、油圧装置を別に設けることによって、装置全体
の寸法及び重量が大きくなり、作業性が低下するととも
に、製造コストも高くなる。

しかし本発明の場合は、装置の寸法及び重量を小さくす
ることができのため、人力で回転させることが可能であ
り、油圧装置を用いる必要がない。

従って、装置の寸法及び重量を小さくすることができ、
作業性の向上を図るとともに、製造コストを低くするこ
とができる。

【図面の簡単な説明】

第１図：本発明の一実施例の説明図第２図：本発明の分解断面図第３図：本発明の断面図第４．５図−本発明のスイベルジヨイントの使用例の説
明図出願人　東急建設株式会社　）、、Ｂ”（１、代理人　
弁理士　山口　初生、　：、、、！　ｊｉ　Ｉ：、：、
也−一　− −６３只−

Claims

【特許請求の範囲】

（１）２本の輸送管の端を連結する継手部において、輸
送管が当接する端部の間に配置した低摩擦材と、この低摩擦材を包囲して輸送管の継手部を連結する連結
手段とよりなり、輸送管の継手部において輸送管を回転自在に構成したこ
とを特徴とする、スイベルジョイント