JPH0124753B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0124753B2
JPH0124753B2 JP10379083A JP10379083A JPH0124753B2 JP H0124753 B2 JPH0124753 B2 JP H0124753B2 JP 10379083 A JP10379083 A JP 10379083A JP 10379083 A JP10379083 A JP 10379083A JP H0124753 B2 JPH0124753 B2 JP H0124753B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
glass paste
glaze
substrate
convex
slit
Prior art date
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Expired
Application number
JP10379083A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS59232982A (ja
Inventor
Katsuaki Saida
Yukio Motoyoshi
Sadazumi Shiraishi
Seiji Kuwabara
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SEIKO DENSHI KOGYO KK
Original Assignee
SEIKO DENSHI KOGYO KK
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Filing date
Publication date
Application filed by SEIKO DENSHI KOGYO KK filed Critical SEIKO DENSHI KOGYO KK
Priority to JP10379083A priority Critical patent/JPS59232982A/ja
Publication of JPS59232982A publication Critical patent/JPS59232982A/ja
Publication of JPH0124753B2 publication Critical patent/JPH0124753B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はサーマルヘツド用グレーズ基板の製造
方法に係わり、特に、発熱要素が接置される箇所
が凸形状を有するグレーズであり、他の面が平面
グレーズである(以下、凸型平面グレーズと言
う)サーマルヘツド用グレーズ基板の製造方法に
関する。
サーマルヘツドにおいては、熱的特性の面か
ら、一般にグレーズドセラミツク基板が用いられ
るが、第1図に断面図を示す如き凸型平面グレー
ズが優れている。第1図において、1はセラミツ
ク基板、2は面グレーズ、3は凸型グレーズ、4
は発熱要素である。上記凸型平面グレーズが優れ
ていることを以下に述べると、発熱要素4下部の
凸型グレーズ3は、適当な厚さによつて熱抵抗性
を有し、かつ、グレーズ体積が小さいため熱容量
が小さく、従つて蓄放熱特性が良好となる。ま
た、配線部は平面グレーズ2のために、基板1の
ポーラスさが消され、従つて微細パターン加工
や、多層配線絶縁層の形成が行ない易い。
以下、従来の凸型平面グレーズの製法について
図面を用いて説明する。
まず、第2図に示されるように、基板1上に第
1のガラスペースト5を印刷する。6は幅W1
長さL1の開口である。次に、第3図に示される
ように、第2のガラスペースト7を、幅W1、長
さL2で、上記開口6を覆うように印刷する。次
に熱処理焼成を行ない、第4図のような凸型平面
グレーズを得る。しかしながら、同図に示される
ように凸型グレーズの端部に盛りあがり部10が
形成されてしまう。サーマルヘツドの基板に、そ
り、うねり、突起等の凹凸が有ることは、発熱要
素と記録紙との接触性を損うため好ましくない。
上記凸型グレーズ端部の盛りあがり部10を含ん
で基板端部を切り落とす場合もあるが、無駄が多
い。
本発明は、上記の欠点に鑑みなされたもので、
端部に盛りあがりを生じないような凸型グレーズ
を有する凸型平面グレーズ基板の製造方法を提供
する。
本発明の一実施例の製造方法について図面を用
いて説明する。
まず、第5図に示されるように、基板21上に
第1のガラスペースト22を印刷する。23は幅
W3、長さL3の印刷パターンの開口である。次に、
第6図に示されるように、第2のガラスペースト
24を、幅W4、長さL4で印刷する。ここでW4
上記W3より大きく、L4は上記L3より小さい。即
ち、第2のガラスペースト24の長さ方向の端部
は、部分的に第1のガラスペーストとの重なりが
ない。W4>W3関係、即ち、第2のガラスペース
ト24の幅方向における。第1のガラスペースト
22との重なりは、第1図の熱処理焼成後の断面
図における、凸型グレーズ3と平面グレーズ2と
の接触部Aを滑らかにするための条件である。
上記長さ方向の端部に、部分的に重なりを設け
ない理由は、本発明の目的である凸型グレーズの
端部盛り上がりを無くすためであり、以下に詳し
く述べる。
第1の理由は、上記第1及び第2のガラスペー
スト印刷の時点において、第2のガラスペースト
の幅方向断面が上記端部を含め、いずれの位置に
おいても第7図に示す形状を有し、少なくとも、
第2のガラスペースト24の基板からの高さhが
上記端部において他の部分より厚くならないよう
にするためである。
第2の理由は、 第1のガラスペースト及び第2のガラスペース
トの特性上の理由である。凸型平面グレーズを得
るには、上記第1のガラスペーストと第2のガラ
スペーストの特性上の選択が必要であり、特に、
第1のガラスペーストと第2のガラスペーストと
の接触によつて、該第2のガラスペーストの熱処
理軟化状態における表面張力が増加するような組
み合わせをとることが望ましい。該組み合わせに
よる第1及び第2のガラスペーストを、得られる
べき凸型グレーズの端部において、接触させな
い、又は、接触面積を減らすことによつて、上記
端部における表面張力を緩和し、従つて、盛り上
がりの程度を抑制できるという理由である。
第8図は、別の実施例を表わす要部斜視図であ
り、基板21に、第1のガラスペーストを、端部
が閉じていないスリツト26を有するパターンに
印刷し、該スリツト上に第2のガラスペースト2
7を帯状に印刷する。本実施例において、第2の
ガラスペースト27の端部エツジBは、第1のガ
ラスペーストのパターンエツジCの外側であつて
も、内側であつても本発明の目的は達せられる
が、前者の方が凸型グレーズ端部の厚みが小さい
値となる。
第9図は、別の実施例を表わす要部斜視図であ
り、基板21上に第1のガラスペースト28を、
端部が閉じたスリツト30を有し、該端部近傍の
スリツト幅W5が広く設けてあるパターンに印刷
し、該スリツト上に、第2のガラスペースト29
を、W5より狭いW6の幅の帯状のパターンに印刷
する。本実施例において、第2のガラスペースト
29の端部エツジEは、第1のガラスペースト2
8のスリツト30の端Dの接触する程度の位置に
する。第1のガラスペーストと第2のガラスペー
ストは、該第2のガラスペースト29の端部で接
触しているが、上記スリツト30の端部が幅広と
なつているため、該部分での上記ガラスペースト
同士の接触が避けられ、これにより、前述の他の
実施例と同様に、本発明の目的が達せられる。本
実施例の方法は、第2のガラスペースト29の延
長方向に、平面グレーズを接続する場合に特に好
ましい方法である。
以上述べたように、本発明によれば、凸型平面
グレーズにおいて、凸型グレーズ端部の盛り上が
りをなくし、従つて、記録特性の優れたサーマル
ヘツド用を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、凸型平面グレーズ基板の要部断面
図、第2図、第3図は、従来の製造方法を表わす
図、第4図は、従来の製造方法によつて得られる
凸型平面グレーズ基板の斜視図、第5図、第6図
は、本発明の一実施例における製造方法を表わす
図、第7図は、本発明による製造方法における基
板の要部断面図、第8図は、本発明の第2の実施
例における製造方法を表わす要部斜視図、第9図
は、本発明の第3の実施例における製造方法を表
わす要部斜視図でる。 1,21……セラミツク基板、2,8……平面
グレーズ、3,9……凸型グレーズ、5,22,
25,28……第1のガラスペースト、7,2
4,27,29……第2のガラスペースト、6,
23,26,30……スリツト開口。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 アルミナセラミツク等の高熱伝導性基板上
    に、第1のガラスペーストを印刷する工程と、第
    2のガラスペーストを帯状に印刷する工程とを有
    し、上記第2のガラスペーストを印刷する部分に
    スリツト状開口が設けられるよう上記第1のガラ
    スペーストが印刷され、該スリツト状開口の幅
    が、上記第2のガラスペーストの印刷の幅より狭
    く、かつ、該幅方向において、上記第1のガラス
    ペーストと第2のガラスペーストが重なりを有
    し、上記第2のガラスペーストの印刷の長さ方向
    の両端部において、少くとも一部が、前記第1の
    ガラスペーストと重なりを有しないことを特徴と
    するサーマルヘツド用グレーズ基板の製造方法。 2 第1のガラスペーストのスリツト状開口部
    が、端部で閉じていないことを特徴とする特許請
    求の範囲第1項記載のサーマルヘツド用グレーズ
    基板の製造方法。 3 第1のガラスペーストのスリツト状開口部
    が、端部で閉じており、該開口の長さが、第2の
    ガラスペーストの印刷長さより長いことを特徴と
    する特許請求の範囲第1項記載のサーマルヘツド
    用グレーズ基板の製造方法。
JP10379083A 1983-06-10 1983-06-10 サ−マルヘツド用グレ−ズ基板の製造方法 Granted JPS59232982A (ja)

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JP10379083A JPS59232982A (ja) 1983-06-10 1983-06-10 サ−マルヘツド用グレ−ズ基板の製造方法

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JP10379083A JPS59232982A (ja) 1983-06-10 1983-06-10 サ−マルヘツド用グレ−ズ基板の製造方法

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Publication Number Publication Date
JPS59232982A JPS59232982A (ja) 1984-12-27
JPH0124753B2 true JPH0124753B2 (ja) 1989-05-12

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ID=14363194

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JP10379083A Granted JPS59232982A (ja) 1983-06-10 1983-06-10 サ−マルヘツド用グレ−ズ基板の製造方法

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0434541Y2 (ja) * 1986-03-03 1992-08-17

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JPS59232982A (ja) 1984-12-27

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