JPH01246305A - 見掛密度の低い微粉末の製造方法 - Google Patents

見掛密度の低い微粉末の製造方法

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JPH01246305A
JPH01246305A JP7408188A JP7408188A JPH01246305A JP H01246305 A JPH01246305 A JP H01246305A JP 7408188 A JP7408188 A JP 7408188A JP 7408188 A JP7408188 A JP 7408188A JP H01246305 A JPH01246305 A JP H01246305A
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JP
Japan
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spray
width
intersection
nozzle
shape
Prior art date
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Pending
Application number
JP7408188A
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English (en)
Inventor
Kazuyoshi Takuno
柘野 和義
Mitsuo Kobayashi
光男 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Sumitomo Metal Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、見掛密度の低い微粉末の製造方法、特にV型
スプレーアトマイズ法による見掛密度の低い微粉末の製
造方法に関する。
(従来の技術) 焼結用に用いる金属粉末は圧縮性、成形性の良いものが
必要であり、これを満足させるには、−船釣に形状が複
雑で見掛密度を低くする必要がある。また、粉末の製品
歩留および焼結性能上、粒子の小さいものが必要とされ
ている。
従来、V型スプレーアトマイズ法によってそのような金
属粉末が製造されてきたが、■ヤスプレーアトマイズ法
でこれらの要求を満足させるには、下記の問題があった
ulit&粉化により粉化効率の向上を図ろうとすると
、噴霧圧力を増大させる必要が生じてくるが、これには
設備上の制約がある。
(2)複雑形状化を図るために溶鋼(粉末)冷却速度を
向上させようとすると噴霧媒流量の増大が必要となり、
これには設備上の制約がある。また噴射角度(α)を増
大させ、スプレー交点を緻密化させることで冷却速度向
上を実現しようとするとスプレー交点で二方向から噴霧
されたスプレーが衝突したとき、より大きく飛散してし
まうことでミスト化され、粉化された溶鋼の冷却速度が
低下し単純形状化されてしまう。
その他、V型スプレー噴霧ノズル構造上の問題点として
は次の点を挙げることができる。
■第1図に示すようなペンシル型ノズル10によるスプ
レー12の場合、噴霧口14から遠くなるに従い、スプ
レー12は広がりミスト化するとともに、スプレー交点
16での衝突後の飛散が大きく粉末冷却効率が落ちる。
図中、符号18は溶湯流である。
■第2図に示すように特公昭43−14116号に開示
されているロングスリットノズル20の場合、粒子を複
雑形状化しようとして噴射角度を大きくするとミスト化
の増加はさけられず、第1図と同様の問題がみられる。
さらに、上述の公報開示のものでは構造が複雑で高圧下
でのシールに問題がある。つまり、組立部品点数が多く
ノズル製作費が高くなり、また高精度な加工を要求され
実用的でない、一方、特公昭51−10831号に示さ
れているような上下分割型ボルト組立式ノズルでは高圧
下においてノズル形状が変形し、スプレーの上下方向の
広がりが大きくなリミスト化が促進され、粉化効率、冷
却効率が落ちる。
(発明の目的) 本発明の一般的目的は、かかる従来技術の欠点を除去し
た見掛密度の低い微粉末の製造方法を提供することであ
る。本発明の具体的目的は比較的に低圧、低流量の液体
を効率良(用いて、粉末を複雑形状化することで見掛密
度を下げるとともに粉化効率をも上げて微粉化する方法
を提供することである。
さらに本発明の別の目的は、上述の方法に良く適するス
プレーを形成できる噴霧用ノズルを提供することである
(!!題を解決するための手段) ここに、本発明の要旨とするところは、■型スプレーア
トマイズ法において、左右の各スプレーの形状を、その
噴霧口における幅よりも、左右のスプレーの交点での幅
のほうを小さくし、幅方向における中心にそのスプレー
分力を発生させるように構成したことを特徴とする見掛
密度の低い微粉末の製造方法である。
また、別の面からは、本発明が要旨とするところは、■
型スプレーアトマイズ法において、左右の各スプレーの
形状を、その噴霧口における幅よりも、左右のスプレー
の交点での幅のほうを小さくし、幅方向における中心に
そのスプレー分力を発生させるように構成するとともに
スプレー交点を取り巻いて少なくともスプレー幅方向に
沿って、一般にはスプレー交点の四周を区画する上下開
放型のスプレー飛散防止用の拘束板あるいは箱を設けた
ことを特徴とする見掛密度の低い微粉末の製造方法であ
る。
ここに、「V形スプレーアトマイズ法」とは対向する左
右のスプレーを下向きに噴出させ、その交点、正確には
交叉線上に上方から溶湯流を落下させアトマイズする方
法である。
(作用) 次に、添付図面を参照しながら本発明をさらに詳述する
。なお、同一部材は同一符号で示す。
第3図は、本発明の詳細な説明する図であって、スリッ
ト状のノズル噴霧口22を備えたノズル20からは油ま
たは水である噴霧媒が噴出され、スプレー12を形成す
る0本発明によればこのときの左右の各スプレー12の
噴霧口22から離れるにつれて幅方向が細くなり、噴霧
口22での幅方向の拡がりをHとすると、スプレー交点
16での幅方向の拡がりHoは、H’<I+となる。
ノズル交点16の下側を取り囲んで設けられているのは
スプレー飛散防止箱24でありスプレーのミスト化を可
及的に防止して、冷却能の低下を阻止している。
ここで、スプレー12を幅方向に先細にする機構につい
て説明すると、第4図+al、fbl、fclに示すよ
うに、両端からノズル20内に供給される油または水の
噴霧媒はスリット噴霧口22近傍に到り液流制御3j用
の均圧化装置26によって流れが絞られ、次いで環状i
Jl路28を経てノズル噴霧口22に至る。噴霧口22
は直角方向にスリットを設けただけであるが、ノズル両
サイドより噴霧媒を供給することで、その慣性力により
幅方向においてスプレーを先細させることが出来る。
第5図ta+、(b)は、本発明にかかる方向によるア
トマイズ法の最適操業条件を説明するもので、図示のよ
うに、 ノズル噴霧口幅       : H スプレー交点でのスプレー幅: H。
スプレー飛散防止箱幅   : A ノズル交点の上記箱内深さ  : C 〃  から 〃 下方出口までの深さ:Dスプレー角度
       : α スプレー飛散防止箱入口部での 最大スプレー間距離  : h スプレー飛散防止箱縦長さ : B とすると、本発明における改善点である粉末の複雑形状
化と微粉化とさらにはスプレー飛散防止は次のように実
現される。
■粉末の?j!雑形状形状化#))化(冷却速度と粉化
効率の向上) +11スプレー形状の改善 エネルギーの集中化と冷却効率の向上を図るためには、
スプレーの交点16での分力は、スプレー幅方向におけ
る中心に向っている方が良く、そのために、ノズル噴霧
口22における幅(H)よりもスプレー交点16におけ
る幅(H゛)の方が小さくなるようにする。その範囲は
、その他の操業条件によって適宜設定されるが、一般に
はH’=0.7〜0.9511が好ましい。
(2)スプレー飛散防止 スプレー交点16で粉化された溶湯、例えば溶鋼はスプ
レーの液体とともに周囲に飛散しながらタンク (図示
せず)内を落下する。目的の粉末を得るためには一定の
冷却能を確保するため厚みが小さく緻密なスプレーが良
く、このようなスプレーはミスト化されたものに比較し
て大きく飛散する。この飛散により粉化された溶鋼の冷
却速度は低下し、粉末は単純形状化するため、この飛散
防止用の箱24をノズル下部に取り付けることで冷却速
度低下を防ぐ、この箱の大きさも、その他の操業条件に
よって適宜設定できるが、一般には下に示す程度が好ま
しい。
A=H’+10〜30II■ 13−h +10〜20a+m C−10〜40a+m D = 50〜200+am なお、図示例は上下開放型の箱体を使用するが、場合に
よってはスプレー幅方向に沿って離間設置された一対の
拘束板であってもよい。
本発明において利用するスプレ・−形状は上述のように
特異なものであるが、かかるスプレー形状を効率的に実
現するノズルとしては次のような点に改善がなされてい
る。
(1)  スプレー交点幅を小さくするために流体の特
性を考えて、ノズルスリットに平行な両サイドより液体
を供給する。片側のみからの供給でもよい。なお、前述
の特公昭43−14116号および同51−10831
号開示のノズルでは液体の均圧化のため、スリットの後
側より供給している。
スプレー幅HとH゛の関係をアトマイズの条件に合わせ
適度に調整するため液流制御用の均圧化装置26をノズ
ル内に取り付ける。これを設けない場合、スプレーの交
点幅は非常に小さくなることがあるe 15111/S
以上の流速でも効果あり。
(2)スリット加工 スプレーの厚み方向の広がりを小さくし、且つ構造、加
工を精度良く簡単にするために次の方法を取る。
(A)グラインダーカット法 (B)放電ワイヤー力、ト法 ノズルスリット部の肉厚は、圧力により変形をしない程
度とする。その場合、圧力200 kgf/cd、ノズ
ル内径φ20mmのもので肉厚はLoadffi程度必
要となる。
次に、実施例によって本発明をさらに具体的に説明する
実施例 本例では第3図および第4図に示す装置を使い、第1表
の組成を有する溶鋼(JIS SKH,57)のアトマ
イズを行った。
このときの操業条件は第2表の通りであった。
ノズル噴霧口幅      :120 スプレ一交点       :90 スプレ一飛散防止箱幅   :110 ノズル交点の上記箱内深さ :50 スプレ一角度(度)=43 スプレー飛散防止箱縦長さ =80 得られた鋼粉末の形状は複雑形状となっており、その見
掛密度は3.05g/cg+’であった。スプレー飛散
防止用の箱を備えない装置を使い同様の操作でアトマイ
ズ化を行ったところ、得られた鋼粉末の形状は多少球形
を帯びたが、まだ複雑形状であった。見掛密度は3.2
0g/cm3であった。
(発明の効果) このように、本発明によれば、比較的低圧、低流量の噴
霧媒を使って、複雑形状の低見掛密度粉末が得られるの
であり、その効果の点からも本発明の意義は大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は、従来のV型スプレーアトマイズ
法の説明図; 第3図は、本発明にかかる方法の説明図;第4図ial
、(′b)、(C1は本発明において使用するノズルの
構造を示すそれぞれ断面図;および第5図(al、(b
lは、スプレー幅、厚さ、飛散防止箱寸法を示す略式説
明図である。 12: スプレー    16:スプレー交点18:溶
湯流     20:ノズル 22:ノズル噴霧口 24: スプレー飛散防止箱

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)V型スプレーアトマイズ法において、左右の各ス
    プレーの形状を、その噴霧口における幅よりも、左右の
    スプレーの交点での幅のほうを小さくし、幅方向におけ
    る中心にそのスプレー分力を発生させるように構成した
    ことを特徴とする見掛密度の低い微粉末の製造方法。
  2. (2)V型スプレーアトマイズ法において、左右の各ス
    プレーの形状を、その噴霧口における幅よりも、左右の
    スプレーの交点での幅のほうを小さくし、幅方向におけ
    る中心にそのスプレー分力を発生させるように構成する
    とともにスプレー交点を取り巻いて四周を区画する上下
    開放型のスプレー飛散防止箱を設けたことを特徴とする
    見掛密度の低い微粉末の製造方法。
JP7408188A 1988-03-28 1988-03-28 見掛密度の低い微粉末の製造方法 Pending JPH01246305A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104550985A (zh) * 2014-12-22 2015-04-29 昆山德泰新材料科技有限公司 一种低松装密度铜锌合金黄铜粉及其制备方法
CN111432963A (zh) * 2017-12-07 2020-07-17 三菱日立电力系统株式会社 金属粉末制造装置及其气体喷射器以及罐器

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