JPH04173906A - アトマイズノズル装置 - Google Patents
アトマイズノズル装置Info
- Publication number
- JPH04173906A JPH04173906A JP2301846A JP30184690A JPH04173906A JP H04173906 A JPH04173906 A JP H04173906A JP 2301846 A JP2301846 A JP 2301846A JP 30184690 A JP30184690 A JP 30184690A JP H04173906 A JPH04173906 A JP H04173906A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- center line
- molten metal
- nozzle
- gas
- flow
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000002347 injection Methods 0.000 claims abstract description 32
- 239000007924 injection Substances 0.000 claims abstract description 32
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims abstract description 29
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 claims abstract description 29
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 claims abstract 2
- 239000000843 powder Substances 0.000 abstract description 11
- 238000000034 method Methods 0.000 abstract description 6
- 230000001174 ascending effect Effects 0.000 abstract 1
- 238000009689 gas atomisation Methods 0.000 description 6
- 239000002245 particle Substances 0.000 description 6
- 238000000889 atomisation Methods 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000014759 maintenance of location Effects 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000000227 grinding Methods 0.000 description 3
- 238000010298 pulverizing process Methods 0.000 description 2
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 2
- 229910001018 Cast iron Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000003795 chemical substances by application Substances 0.000 description 1
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 238000009826 distribution Methods 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 238000002844 melting Methods 0.000 description 1
- 230000008018 melting Effects 0.000 description 1
- 238000003860 storage Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22F—WORKING METALLIC POWDER; MANUFACTURE OF ARTICLES FROM METALLIC POWDER; MAKING METALLIC POWDER; APPARATUS OR DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR METALLIC POWDER
- B22F9/00—Making metallic powder or suspensions thereof
- B22F9/02—Making metallic powder or suspensions thereof using physical processes
- B22F9/06—Making metallic powder or suspensions thereof using physical processes starting from liquid material
- B22F9/08—Making metallic powder or suspensions thereof using physical processes starting from liquid material by casting, e.g. through sieves or in water, by atomising or spraying
- B22F9/082—Making metallic powder or suspensions thereof using physical processes starting from liquid material by casting, e.g. through sieves or in water, by atomising or spraying atomising using a fluid
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22F—WORKING METALLIC POWDER; MANUFACTURE OF ARTICLES FROM METALLIC POWDER; MAKING METALLIC POWDER; APPARATUS OR DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR METALLIC POWDER
- B22F9/00—Making metallic powder or suspensions thereof
- B22F9/02—Making metallic powder or suspensions thereof using physical processes
- B22F9/06—Making metallic powder or suspensions thereof using physical processes starting from liquid material
- B22F9/08—Making metallic powder or suspensions thereof using physical processes starting from liquid material by casting, e.g. through sieves or in water, by atomising or spraying
- B22F9/082—Making metallic powder or suspensions thereof using physical processes starting from liquid material by casting, e.g. through sieves or in water, by atomising or spraying atomising using a fluid
- B22F2009/088—Fluid nozzles, e.g. angle, distance
Landscapes
- Manufacture Of Metal Powder And Suspensions Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(従来の技術)
球形の金属粉末を工業的に安価に大量に製造する方法と
してガスアトマイズ法がある。この方法は、第9図に示
すように、ノズル装置の本体30の下面に、上下方向に
貫通形成された流下孔40を中心として同心円上に配置
された複数の噴射ノズル31から噴射されたガスジェッ
ト32の一群によって、第10図のように逆円錐形のガ
スカーテン34を形成し、溶融金属流35を前記ガスカ
ーテンの交差部37に流下して粒滴化し、アトマイズチ
ャンバ内に落下させつつ冷却、凝固させ、金属粉末を得
る方法である。尚、第9図中、38は保気室、39は高
圧のアトマイズガスの供給管、θはガスジェット (ガ
スカーテン)の交差角である。
してガスアトマイズ法がある。この方法は、第9図に示
すように、ノズル装置の本体30の下面に、上下方向に
貫通形成された流下孔40を中心として同心円上に配置
された複数の噴射ノズル31から噴射されたガスジェッ
ト32の一群によって、第10図のように逆円錐形のガ
スカーテン34を形成し、溶融金属流35を前記ガスカ
ーテンの交差部37に流下して粒滴化し、アトマイズチ
ャンバ内に落下させつつ冷却、凝固させ、金属粉末を得
る方法である。尚、第9図中、38は保気室、39は高
圧のアトマイズガスの供給管、θはガスジェット (ガ
スカーテン)の交差角である。
前記ガスカーテン34を形成するガスジェット32は、
第9図に示すように、噴射距離が長くなると、ジェット
の中心部Aと外周部Bとでは流速に差が生じ、中心部A
が外周部Bに対して速くなる。このため、ガスジェット
32の衝突により、ガス流の一部が溶融金属流35の側
に拡散する現象が生じる。
第9図に示すように、噴射距離が長くなると、ジェット
の中心部Aと外周部Bとでは流速に差が生じ、中心部A
が外周部Bに対して速くなる。このため、ガスジェット
32の衝突により、ガス流の一部が溶融金属流35の側
に拡散する現象が生じる。
かかる現象により、第11図に示すように、ガス流が装
置本体30の流下孔40側へ上昇するため、溶滴の一部
がガスと共に舞い上がり、ノズル本体30の流下孔40
下部に付着してプロッケージ41を発生させる。このプ
ロフケージ41は、アトマイズ時間の経過と共に成長し
、操業の安定性を害し、ひいては流下孔40を閉塞する
。この傾向は、微粉末を得るため、供給ガス圧を高くす
る程、著しくなる。
置本体30の流下孔40側へ上昇するため、溶滴の一部
がガスと共に舞い上がり、ノズル本体30の流下孔40
下部に付着してプロッケージ41を発生させる。このプ
ロフケージ41は、アトマイズ時間の経過と共に成長し
、操業の安定性を害し、ひいては流下孔40を閉塞する
。この傾向は、微粉末を得るため、供給ガス圧を高くす
る程、著しくなる。
そこで、ガスジェットの衝突によりガス流の上昇が生じ
ないようにするため、噴射ノズルとして吐出口がスリッ
トのものを用い、しかも保気室に接線方向(回倒では紙
面に垂直方向)から高圧ガスを供給し、保気室内に高圧
ガスの旋回流を形成しつつ、ノズルのスリットから面状
の旋回ガスジェットを噴射することが行われている。
ないようにするため、噴射ノズルとして吐出口がスリッ
トのものを用い、しかも保気室に接線方向(回倒では紙
面に垂直方向)から高圧ガスを供給し、保気室内に高圧
ガスの旋回流を形成しつつ、ノズルのスリットから面状
の旋回ガスジェットを噴射することが行われている。
(発明が解決しようとする課題)
しかしながら、旋回ガスジェットによってガスカーテン
を形成すると、ガスカーテンの交差部中心すなわち旋回
ガスジェットの渦流の中心に空洞が発生する。従って、
ガスカーテンの交差部中心に流下した溶融金属流は、粉
化力の弱い空洞に落下することになるため、生成した粉
末の粒度は粗くなる。
を形成すると、ガスカーテンの交差部中心すなわち旋回
ガスジェットの渦流の中心に空洞が発生する。従って、
ガスカーテンの交差部中心に流下した溶融金属流は、粉
化力の弱い空洞に落下することになるため、生成した粉
末の粒度は粗くなる。
本発明はかかる問題点に鑑みなされたもので、プロッケ
ージが発生しに<<、微粉末が容易に得られるガスアト
マイズ法に使用されるアトマイズノズル装置を提供する
ことを目的とする。
ージが発生しに<<、微粉末が容易に得られるガスアト
マイズ法に使用されるアトマイズノズル装置を提供する
ことを目的とする。
(課題を解決するための手段)
上記目的を達成するためになされた本発明のアトマイズ
ノズル装置は、溶融金属流を鉛直下方に流下させるため
の流下孔が上下方向に貫通して形成された装置本体の下
面に流下孔を中心として複数の噴射ノズルが配置され、
各噴射ノズルから噴射されたガスジェットによって逆円
錐状のガスカーテンを形成するため各噴射ノズルの中心
線が傾め下方に設定されたアトマイズノズル装置におい
て、 各噴射ノズルの中心線が溶融金属流中心線に対して水平
方向にほぼ等角度で等方向にずれて設定されていること
を発明の構成とする。この際、各ノズルの中心線が互い
に接近した位置における内接円の直径りが溶融金属流の
直径dに対して、D/d=1〜3 となるように各ノズ
ルの中心線を設定するのがよい。
ノズル装置は、溶融金属流を鉛直下方に流下させるため
の流下孔が上下方向に貫通して形成された装置本体の下
面に流下孔を中心として複数の噴射ノズルが配置され、
各噴射ノズルから噴射されたガスジェットによって逆円
錐状のガスカーテンを形成するため各噴射ノズルの中心
線が傾め下方に設定されたアトマイズノズル装置におい
て、 各噴射ノズルの中心線が溶融金属流中心線に対して水平
方向にほぼ等角度で等方向にずれて設定されていること
を発明の構成とする。この際、各ノズルの中心線が互い
に接近した位置における内接円の直径りが溶融金属流の
直径dに対して、D/d=1〜3 となるように各ノズ
ルの中心線を設定するのがよい。
(作 用)
各噴射ノズルから噴射されたガスジェットの中心部分は
、速度分布で最高速となっているが、他のいずれのガス
ジェットの中心部分とも直接衝突しないため、流下孔に
向う上昇ガス流が生じにくい、一方、ガスジェットの中
心部分が互いに接近してできる内接円内は、各ガスジェ
ットの中心部分近傍の比較的高速のガス流が斜め下方に
流下しつつ閉塞状態となっている。このため、逆円錐状
ガスカーテンの見かけの交差部中心に流下した溶融金属
流は、微細に粉化され、しかも上昇ガス流の抑制によっ
てプロッケージも生じにくい。また、見かけの交差角を
大きくとることができるため、ガスジェットの吐出長さ
を短くすることができ、ガス流速の高い所を利用するこ
とができる。
、速度分布で最高速となっているが、他のいずれのガス
ジェットの中心部分とも直接衝突しないため、流下孔に
向う上昇ガス流が生じにくい、一方、ガスジェットの中
心部分が互いに接近してできる内接円内は、各ガスジェ
ットの中心部分近傍の比較的高速のガス流が斜め下方に
流下しつつ閉塞状態となっている。このため、逆円錐状
ガスカーテンの見かけの交差部中心に流下した溶融金属
流は、微細に粉化され、しかも上昇ガス流の抑制によっ
てプロッケージも生じにくい。また、見かけの交差角を
大きくとることができるため、ガスジェットの吐出長さ
を短くすることができ、ガス流速の高い所を利用するこ
とができる。
この際、各ノズルの中心線(すなわち、ガスジェットの
中心線)が互いに接近した位置における内接円の直径り
を溶融金属流の直径dに対して、D/d=1〜3となる
ように各ノズルの中心線を設定するのがよい。D/dが
1未満では上昇ガス流が生じ易くなり、操業が不安定に
なり易い。−方、3を越えると内接円内のガス流速が低
下し、ひいては粉化エネルギーが低下し粗粉が生じ易(
なるからである。
中心線)が互いに接近した位置における内接円の直径り
を溶融金属流の直径dに対して、D/d=1〜3となる
ように各ノズルの中心線を設定するのがよい。D/dが
1未満では上昇ガス流が生じ易くなり、操業が不安定に
なり易い。−方、3を越えると内接円内のガス流速が低
下し、ひいては粉化エネルギーが低下し粗粉が生じ易(
なるからである。
(実施例)
第1図は実施例に係るアトマイズノズル装置を示してお
り、装置本体1の中心部に上下方向に貫通する流下孔2
が開設されており、その内部には保気室3が形成されて
いる。その底部には、第2図に示すように、高速のガス
ジエ・7トを噴射するためノズル孔5が噴出方向に拡径
した噴射ノズル4の複数個が流下孔2の中心線を中心と
する同心円上に等間隔で取り付けられている。該噴射ノ
ズル4のノズル孔5は保気室3に連通しており、6は保
気室3に高圧のアトマイズガスを供給するための供給管
である。
り、装置本体1の中心部に上下方向に貫通する流下孔2
が開設されており、その内部には保気室3が形成されて
いる。その底部には、第2図に示すように、高速のガス
ジエ・7トを噴射するためノズル孔5が噴出方向に拡径
した噴射ノズル4の複数個が流下孔2の中心線を中心と
する同心円上に等間隔で取り付けられている。該噴射ノ
ズル4のノズル孔5は保気室3に連通しており、6は保
気室3に高圧のアトマイズガスを供給するための供給管
である。
前記噴射ノズル4は、第3図および第4図に示すように
、ノズル中心線が流下孔(溶融金属流)の中心線を中心
とした直径りの円周に接するように斜め下方に指向して
取り付けられており、各噴射ノズル4の中心線は流下孔
中心線に対して水平方向にほぼaの角度で等方向にずれ
ている。同図において、7はノズル孔5の出口部を示し
ており、θは流下孔中心線に対するガスカーテンのみか
けの交差角を示す。
、ノズル中心線が流下孔(溶融金属流)の中心線を中心
とした直径りの円周に接するように斜め下方に指向して
取り付けられており、各噴射ノズル4の中心線は流下孔
中心線に対して水平方向にほぼaの角度で等方向にずれ
ている。同図において、7はノズル孔5の出口部を示し
ており、θは流下孔中心線に対するガスカーテンのみか
けの交差角を示す。
尚、噴射ノズルとしては、第2図のノズルチップに限ら
ず、第9図のように本体の底壁に直接ノズル孔を開設し
たものでもよい。
ず、第9図のように本体の底壁に直接ノズル孔を開設し
たものでもよい。
第5図および第6図は、噴射ノズルの他の設置例を示す
ノズル中心線の平面図であり、両者ともノズル中心線が
互いに接近した位置における内接円が二重に形成された
ものである。第5図は内側円および外側円に接するノズ
ル中心線の水平方向の傾きa、bが同方向のもの、第6
図は内側円と外側円に接するノズル中心線の傾きa、b
が逆方向のものを示す。
ノズル中心線の平面図であり、両者ともノズル中心線が
互いに接近した位置における内接円が二重に形成された
ものである。第5図は内側円および外側円に接するノズ
ル中心線の水平方向の傾きa、bが同方向のもの、第6
図は内側円と外側円に接するノズル中心線の傾きa、b
が逆方向のものを示す。
アトマイズノズル装置に高圧のアトマイズガスを供給す
ると、各噴射ノズル4からガスジェットがノズル中心線
に沿って噴射され、ガスジェットの中心部が直径りの円
周上で交差する。該円内にはガスジェット中心近傍の高
速ガス流が斜め下方へ通過している。アトマイズ装置の
上方には溶融金属を貯えたタンデイツシュが設けられて
おり、その底部の溶融ノズルより流出した溶融金属流8
が流下孔2の中心線に沿って流下し、ガスジェットが互
いに最接近して形成された交差内部で粉化される。
ると、各噴射ノズル4からガスジェットがノズル中心線
に沿って噴射され、ガスジェットの中心部が直径りの円
周上で交差する。該円内にはガスジェット中心近傍の高
速ガス流が斜め下方へ通過している。アトマイズ装置の
上方には溶融金属を貯えたタンデイツシュが設けられて
おり、その底部の溶融ノズルより流出した溶融金属流8
が流下孔2の中心線に沿って流下し、ガスジェットが互
いに最接近して形成された交差内部で粉化される。
次に具体的実施例を掲げる。
(実施例A)
第1図〜第4図に示した構造のノズル装置を用いてD/
dを種々設定してガスアトマイズを実施した。ノズル条
件、アトマイズ条件は下記の通りである。
dを種々設定してガスアトマイズを実施した。ノズル条
件、アトマイズ条件は下記の通りである。
溶融金属の種類: 鋳鉄
溶融金属流径d: 5mφ
溶融金属流量 : 14kir/分
噴射ガスの種類:Arガス
噴射ガス圧力 : 50kg/cd
ノズルチップ数=12個
・ ノズル出口部と溶融金属流との距M : 200
みかけの交差角:25゜ アトマイズの結果を第7図に示す。同図より、D/dが
1〜3の範囲で平均粒径が下げ止まっており、プロ7ケ
ージが生じることなく、平均粒径30μm程度の微粉が
安定して得られた。これに対し、D/dが1未満では上
昇ガス流が生じ、操業が不安定となった。一方、3を越
えると交差内部での粉化エネルギーが不足し、粗粉とな
った。
みかけの交差角:25゜ アトマイズの結果を第7図に示す。同図より、D/dが
1〜3の範囲で平均粒径が下げ止まっており、プロ7ケ
ージが生じることなく、平均粒径30μm程度の微粉が
安定して得られた。これに対し、D/dが1未満では上
昇ガス流が生じ、操業が不安定となった。一方、3を越
えると交差内部での粉化エネルギーが不足し、粗粉とな
った。
(実施例B)
実施例Aと同様のノズル装置(但し、D/d=2.0)
を用いて、みかけの交差角を種々設定して、実施例Aと
同条件でガスアトマイズを実施した。
を用いて、みかけの交差角を種々設定して、実施例Aと
同条件でガスアトマイズを実施した。
比較のため、噴射ノズルの吐出口がスリットで旋回ガス
ジェットを形成する従来のノズル装置を用いて同様の条
件でガスアトマイズを実施した。尚、従来例においても
溶融金属流とスリット出口部との距離は20nとした。
ジェットを形成する従来のノズル装置を用いて同様の条
件でガスアトマイズを実施した。尚、従来例においても
溶融金属流とスリット出口部との距離は20nとした。
アトマイズの結果を第8図に示す。同図より、みかけの
交差角の大きさに拘らず、実施例の方が微粉が得られ、
特にθが20°以上では従来例に対し172〜173程
度の平均粒径が得られた。尚、実操業ではθは20°〜
30゛程度で行われるため、本発明の微粉化効果は著し
いものといえる。
交差角の大きさに拘らず、実施例の方が微粉が得られ、
特にθが20°以上では従来例に対し172〜173程
度の平均粒径が得られた。尚、実操業ではθは20°〜
30゛程度で行われるため、本発明の微粉化効果は著し
いものといえる。
(発明の効果)
以上説明した通り、本発明のアトマイズノズル装置は、
噴射ノズルの中心線が溶融金属流中心線に対して水平方
向にほぼ等角度で等方向にずれて設定されているので、
ガスジェットの中心部同士の衝突が回避され、上昇ガス
流の発生が抑止されるため、プロフヶ−ジの生成を抑制
しつつ安定状態で微粉を製造することができる。特に、
ノズル中心線が互いに接近した位置における内接円の直
径りを溶融金属流の直径dに対してD/d=1〜3とな
るように噴射ノズルの指向方向を設定したとき、微粉化
効果が著しい。
噴射ノズルの中心線が溶融金属流中心線に対して水平方
向にほぼ等角度で等方向にずれて設定されているので、
ガスジェットの中心部同士の衝突が回避され、上昇ガス
流の発生が抑止されるため、プロフヶ−ジの生成を抑制
しつつ安定状態で微粉を製造することができる。特に、
ノズル中心線が互いに接近した位置における内接円の直
径りを溶融金属流の直径dに対してD/d=1〜3とな
るように噴射ノズルの指向方向を設定したとき、微粉化
効果が著しい。
第1図は実施例のアトマイズノズル装置の断面図、第2
図は噴射ノズルの断面図、第3図はノズル中心線の交差
状態を示す側面図、第4図は同平面図、第5図および第
6図はノズル中心線の他の交差状態を示す平面図、第7
図は実施例に係るD/dと平均粒径との関係を示すグラ
フ図、第8図は実施例および従来例に係るみかけの交差
角と平均粒径との関係を示すグラフ図、第9図は従来の
アトマイズノズル装置の断面図、第10図は従来の逆円
錐状ガスカーテンの交差状態を示す説明図、第11図は
従来のガスアトマイズ操業状態を示す説明図である。 1・・・装置本体、2・・・流下孔、4・・・噴射ノズ
ル、8・・・溶融金属流。 特 許 出 願 人 株式会社神戸製鋼所代理人 弁
理 士 安 1)敏 雄第9図 第10図 第11図 第7図 第8図 杆カゝりの丈A′i!Jθ(度) 第1図 第3図 第4図 第5図 第6図
図は噴射ノズルの断面図、第3図はノズル中心線の交差
状態を示す側面図、第4図は同平面図、第5図および第
6図はノズル中心線の他の交差状態を示す平面図、第7
図は実施例に係るD/dと平均粒径との関係を示すグラ
フ図、第8図は実施例および従来例に係るみかけの交差
角と平均粒径との関係を示すグラフ図、第9図は従来の
アトマイズノズル装置の断面図、第10図は従来の逆円
錐状ガスカーテンの交差状態を示す説明図、第11図は
従来のガスアトマイズ操業状態を示す説明図である。 1・・・装置本体、2・・・流下孔、4・・・噴射ノズ
ル、8・・・溶融金属流。 特 許 出 願 人 株式会社神戸製鋼所代理人 弁
理 士 安 1)敏 雄第9図 第10図 第11図 第7図 第8図 杆カゝりの丈A′i!Jθ(度) 第1図 第3図 第4図 第5図 第6図
Claims (2)
- (1)溶融金属流を鉛直下方に流下させるための流下孔
が上下方向に貫通して形成された装置本体の下面に流下
孔を中心として複数の噴射ノズルが配置され、各噴射ノ
ズルから噴射されたガスジェットによって逆円錐状のガ
スカーテンを形成するため各噴射ノズルの中心線が傾め
下方に設定されたアトマイズノズル装置において、各噴
射ノズルの中心線が溶融金属流中心線に対して水平方向
にほぼ等角度で等方向にずれて設定されていることを特
徴とするアトマイズノズル装置。 - (2)各ノズルの中心線が互いに接近した位置における
内接円の直径Dが溶融金属流の直径dに対して、D/d
=1〜3となるように各ノズルの中心線が設定されてい
る請求項(1)に記載したアトマイズノズル装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2301846A JPH04173906A (ja) | 1990-11-06 | 1990-11-06 | アトマイズノズル装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2301846A JPH04173906A (ja) | 1990-11-06 | 1990-11-06 | アトマイズノズル装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04173906A true JPH04173906A (ja) | 1992-06-22 |
Family
ID=17901867
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2301846A Pending JPH04173906A (ja) | 1990-11-06 | 1990-11-06 | アトマイズノズル装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04173906A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2018139544A1 (ja) * | 2017-01-27 | 2018-08-02 | 三菱重工航空エンジン株式会社 | ガスアトマイズ用ノズルおよびガスアトマイズ装置 |
CN113714505A (zh) * | 2020-12-11 | 2021-11-30 | 石嘴山市铂唯新材料科技有限公司 | 贵金属合金熔炼造粉水循环一体机 |
CN114054764A (zh) * | 2021-11-24 | 2022-02-18 | 西北有色金属研究院 | 一种气雾化制粉用喷管雾化器 |
CN114160799A (zh) * | 2020-09-11 | 2022-03-11 | 三菱动力株式会社 | 金属粉末制造装置及其气体喷射器 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS535533B2 (ja) * | 1973-04-04 | 1978-02-28 | ||
JPS5342031A (en) * | 1976-09-28 | 1978-04-17 | Ricoh Co Ltd | Ink injector |
-
1990
- 1990-11-06 JP JP2301846A patent/JPH04173906A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS535533B2 (ja) * | 1973-04-04 | 1978-02-28 | ||
JPS5342031A (en) * | 1976-09-28 | 1978-04-17 | Ricoh Co Ltd | Ink injector |
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2018139544A1 (ja) * | 2017-01-27 | 2018-08-02 | 三菱重工航空エンジン株式会社 | ガスアトマイズ用ノズルおよびガスアトマイズ装置 |
JP2018119200A (ja) * | 2017-01-27 | 2018-08-02 | 三菱重工航空エンジン株式会社 | ガスアトマイズ用ノズルおよびガスアトマイズ装置 |
US10953419B2 (en) | 2017-01-27 | 2021-03-23 | Mitsubishi Heavy Industries Aero Engines, Ltd. | Gas atomization nozzle and gas atomization device |
CN114160799A (zh) * | 2020-09-11 | 2022-03-11 | 三菱动力株式会社 | 金属粉末制造装置及其气体喷射器 |
EP3967425A1 (en) * | 2020-09-11 | 2022-03-16 | Mitsubishi Power, Ltd. | Metal powder producing apparatus and gas jet device therefor |
JP2022046880A (ja) * | 2020-09-11 | 2022-03-24 | 三菱重工業株式会社 | 金属粉末製造装置及びそのガス噴射器 |
CN114160799B (zh) * | 2020-09-11 | 2024-04-09 | 三菱重工业株式会社 | 金属粉末制造装置及其气体喷射器 |
CN113714505A (zh) * | 2020-12-11 | 2021-11-30 | 石嘴山市铂唯新材料科技有限公司 | 贵金属合金熔炼造粉水循环一体机 |
CN113714505B (zh) * | 2020-12-11 | 2023-12-01 | 石嘴山市铂唯新材料科技有限公司 | 贵金属合金熔炼造粉水循环一体机 |
CN114054764A (zh) * | 2021-11-24 | 2022-02-18 | 西北有色金属研究院 | 一种气雾化制粉用喷管雾化器 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6906631B2 (ja) | 金属粉末製造装置並びにそのガス噴射器及びるつぼ器 | |
KR102266202B1 (ko) | 금속 분말 제조 장치 및 그 가스 분사기 | |
CN117380963B (zh) | 一种金属粉末气雾化装置 | |
JP6298892B2 (ja) | 粉末製造装置及び粉末形成方法 | |
JPH01123012A (ja) | 微粉製造用ノズル | |
US20220080503A1 (en) | Metal powder producing apparatus and gas jet device therefor | |
JP2003113406A (ja) | ガスアトマイズノズル | |
KR20180046652A (ko) | 금속 분말 제조를 위한 원추형 수분사 아토마이저 가변 노즐 | |
JPH04173906A (ja) | アトマイズノズル装置 | |
JP2015000997A (ja) | 軟質磁性金属粉末製造装置 | |
JP2001131613A (ja) | 噴霧ノズル装置 | |
JPH05148514A (ja) | 溶融金属の噴霧装置 | |
JPS6350404A (ja) | 金属粉末製造用噴霧ノズル | |
JP2834348B2 (ja) | 金属粉末の製造方法 | |
JP2816110B2 (ja) | 金属粉末の製造方法およびその装置 | |
JPH0649512A (ja) | ガス噴霧金属粉末製造装置 | |
JPH0578713A (ja) | 金属粉末製造用のノズル装置 | |
JP2005213617A (ja) | ガスアトマイズ方法およびこれに用いるガスアトマイズ装置 | |
JPH01219110A (ja) | 金属粉末の製造方法 | |
KR102597563B1 (ko) | 유체분사 금속분말 제조장치 | |
JPH04276006A (ja) | 金属粉末の製造方法 | |
KR20230129084A (ko) | 금속 및 합금 분말 제조용 가스분사장치 및 이를 이용한 가스분사 금속분말 제조장치 | |
JPH02236206A (ja) | 球形微細粉末の製造方法および装置 | |
JP3002270B2 (ja) | 金属粉末の製造方法 | |
JPH01246306A (ja) | 微細球状金属粉の製法とそのためのノズル |