JPH01246161A - 溶銑脱硫スラグの粉塵飛散防止方法 - Google Patents
溶銑脱硫スラグの粉塵飛散防止方法Info
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- JPH01246161A JPH01246161A JP7702288A JP7702288A JPH01246161A JP H01246161 A JPH01246161 A JP H01246161A JP 7702288 A JP7702288 A JP 7702288A JP 7702288 A JP7702288 A JP 7702288A JP H01246161 A JPH01246161 A JP H01246161A
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Links
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Landscapes
- Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)
- Refinement Of Pig-Iron, Manufacture Of Cast Iron, And Steel Manufacture Other Than In Revolving Furnaces (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、スラグ鍋内に受滓した溶銑脱硫スラグからグ
ラファイトカーボン等の粉塵が全敗するのを防止する方
法に関するものである。
ラファイトカーボン等の粉塵が全敗するのを防止する方
法に関するものである。
一般に、製鋼工場から排出される溶銑脱硫スラグは鍋内
に受滓し、スラグ台車等によってスラグ処理場に運ばれ
排滓される。そして、製鋼工場から溶銑脱硫スラグを東
せてくるスラグ鍋に対しては排滓時にＦＪ）塵（特にグ
ラフファイト）が飛散するのを防止する目的のため、鍋
内に注水を行い、溶銑脱硫スラグを湿潤状態にしてスラ
グ処理場へ運び、鍋から排出することが行われている（
特開昭６１−２４９８６号公報）。
に受滓し、スラグ台車等によってスラグ処理場に運ばれ
排滓される。そして、製鋼工場から溶銑脱硫スラグを東
せてくるスラグ鍋に対しては排滓時にＦＪ）塵（特にグ
ラフファイト）が飛散するのを防止する目的のため、鍋
内に注水を行い、溶銑脱硫スラグを湿潤状態にしてスラ
グ処理場へ運び、鍋から排出することが行われている（
特開昭６１−２４９８６号公報）。
ところで、このスラグ鍋内に注水する際に、溶銑脱硫ス
ラグは山積みされており、比較的さらさらした状態であ
るために、注水開始時の水圧による作用を受けて、水面
付近の溶銑脱硫スラグが崩れて水中に落下していく、そ
うすると、−Ｆ部の溶銑脱硫スラグも、いわゆるなだれ
現象で落下するため、落下のたびにばらまかれたグラフ
ァイト等の粉塵は、溶銑脱硫スラグの温度による上昇気
流の影響を受けて飛散してゆく。
ラグは山積みされており、比較的さらさらした状態であ
るために、注水開始時の水圧による作用を受けて、水面
付近の溶銑脱硫スラグが崩れて水中に落下していく、そ
うすると、−Ｆ部の溶銑脱硫スラグも、いわゆるなだれ
現象で落下するため、落下のたびにばらまかれたグラフ
ァイト等の粉塵は、溶銑脱硫スラグの温度による上昇気
流の影響を受けて飛散してゆく。
飛散していったグラファイトは、この時に折からの風に
乗って付近に飛散していき、周囲の＝ｉ、連室、道路に
堆積し、衛生上および公害上大きな問題を誘起せしめる
。
乗って付近に飛散していき、周囲の＝ｉ、連室、道路に
堆積し、衛生上および公害上大きな問題を誘起せしめる
。
これに対し従来は、スラグ鍋に注水する設備はあっても
、この注水時におけるグラファイトカーボン等の粉塵が
飛散するのに対しては何ら対策もなかった。
、この注水時におけるグラファイトカーボン等の粉塵が
飛散するのに対しては何ら対策もなかった。
したがって、従来は前述した通り、スラグ鍋への注水時
にはなだれ現象で上部の溶銑脱硫スラグが落下し、上昇
気流に乗って、グラファイトがｊＲ敗し、衛生上および
公害上の問題を生じていた。
にはなだれ現象で上部の溶銑脱硫スラグが落下し、上昇
気流に乗って、グラファイトがｊＲ敗し、衛生上および
公害上の問題を生じていた。
本発明はスラグ鍋内に注水するに際し、湿潤脱硫スラグ
を鍋内スラグ上に被せるようにして前記問題点を容易か
つ確実に解消しうる１容銑脱硫スラグの粉塵飛散防止方
法を提供することを１」的とするものである。
を鍋内スラグ上に被せるようにして前記問題点を容易か
つ確実に解消しうる１容銑脱硫スラグの粉塵飛散防止方
法を提供することを１」的とするものである。
本発明の溶銑脱硫スラグの粉塵飛散防止方法はグラフア
イ（・カーボンを多量に含有する溶銑脱硫スラグを受滓
したスラグ鍋内に注水するに際し、水分量２０〜６０％
の湿潤脱硫スラグを前記鍋内スラグ上に被せることを特
徴とするものである。
イ（・カーボンを多量に含有する溶銑脱硫スラグを受滓
したスラグ鍋内に注水するに際し、水分量２０〜６０％
の湿潤脱硫スラグを前記鍋内スラグ上に被せることを特
徴とするものである。
（作 用）
斯かる溶銑脱硫スラグの粉塵飛散防止方法においてはス
ラグ鍋内に受滓した溶銑脱硫スラブの上に湿潤脱硫スラ
ブが被さっているため、土部の溶銑脱硫スラグがなだれ
現象で落下し、かつ溶銑脱硫スラグの温度による」二昇
気流の影響を受けても、そのたびにグラファイト等の粉
塵がばらまかれるのが防止され、しかも、湿潤脱硫スラ
グに対しては適度の通気性を確保しているため脱硫スラ
グからの排気および涼気の抜けが阻害されることがな（
、水蒸気爆発等の危険性から未然に回避される。
ラグ鍋内に受滓した溶銑脱硫スラブの上に湿潤脱硫スラ
ブが被さっているため、土部の溶銑脱硫スラグがなだれ
現象で落下し、かつ溶銑脱硫スラグの温度による」二昇
気流の影響を受けても、そのたびにグラファイト等の粉
塵がばらまかれるのが防止され、しかも、湿潤脱硫スラ
グに対しては適度の通気性を確保しているため脱硫スラ
グからの排気および涼気の抜けが阻害されることがな（
、水蒸気爆発等の危険性から未然に回避される。
すなわち、湿潤脱硫スラグにおいて水分量を２０〜６０
％としたのは、２０％未満の場合はグラファイト等の粉
ｍ飛散防止効果が薄く、また６０％を超える場合は通気
性が悪くなり、排気および茶気が抜けにくくなり、水蒸
気爆発等の危険性があるためであり、湿潤脱硫スラグの
水分量が２０〜６０％の範囲内に管理すれば、適度の通
気性が確保でき安全上の問題を生じることなくむ）塵の
飛散防止機能を発揮できるのである。
％としたのは、２０％未満の場合はグラファイト等の粉
ｍ飛散防止効果が薄く、また６０％を超える場合は通気
性が悪くなり、排気および茶気が抜けにくくなり、水蒸
気爆発等の危険性があるためであり、湿潤脱硫スラグの
水分量が２０〜６０％の範囲内に管理すれば、適度の通
気性が確保でき安全上の問題を生じることなくむ）塵の
飛散防止機能を発揮できるのである。
（実施例）
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第１図は本発明に係る溶銑脱硫スラグの粉塵飛散防止方
法を説明するための縦断面図である。
法を説明するための縦断面図である。
この図において、ｌは鍋内注水設備４を有する注水場建
屋である。この注水場建屋ｌ内部の床２の上には、製鋼
工場より運搬されたグラファイトカーボンを多用に含有
する溶銑脱硫スラグ８を約１０ｔｌｌ＃載したスラグ鍋
３が引込まれて′Ｒ置されている。
屋である。この注水場建屋ｌ内部の床２の上には、製鋼
工場より運搬されたグラファイトカーボンを多用に含有
する溶銑脱硫スラグ８を約１０ｔｌｌ＃載したスラグ鍋
３が引込まれて′Ｒ置されている。
スラグ鍋３の近傍には、前記床に隆起したマウンド５が
設けられ、このマウンド５のヒにパワーンヨヘル６がｆ
ｉ！２置されている。また、マウンド５の前記スラグ鍋
３と反対側の床上には、所定の水分量（２０〜６０％）
に調整されたｌ晃潤脱硫スラグ７が！！［されている。
設けられ、このマウンド５のヒにパワーンヨヘル６がｆ
ｉ！２置されている。また、マウンド５の前記スラグ鍋
３と反対側の床上には、所定の水分量（２０〜６０％）
に調整されたｌ晃潤脱硫スラグ７が！！［されている。
そして、前記パワーショベル６により湿潤脱硫スラグ７
を掬い取ってスラグ鍋３内に装入できるようになってい
る。
を掬い取ってスラグ鍋３内に装入できるようになってい
る。
しかして、鍋内注水設［４によるスラグ鍋３への注水に
際し、まず、あらかじめバワーンゴヘル６によりン易潤
脱硫スラグ７を掬い取り、スラグ鍋３内の溶銑脱硫スラ
グ８に被せる。この際、被せる湿潤脱硫スラグの着は、
スラグ１１４３内の脱硫スラグの積載形状にもよるが１
．５ｔ〜２．０を程度が望ましい。
際し、まず、あらかじめバワーンゴヘル６によりン易潤
脱硫スラグ７を掬い取り、スラグ鍋３内の溶銑脱硫スラ
グ８に被せる。この際、被せる湿潤脱硫スラグの着は、
スラグ１１４３内の脱硫スラグの積載形状にもよるが１
．５ｔ〜２．０を程度が望ましい。
以上の操作の後、鍋内注水設（ＩＩ４の栓を開−いてス
ラグ鍋３内に注水する。この際、注水開始時の水圧によ
る作用を受けて、水面付近の溶銑脱硫スラグ８が崩れて
水中に落下していき、それにつれて上部の溶銑脱硫スラ
グ８もなだれ現象で落下し、かつ溶銑脱硫スラグ８に温
度による一１＝昇気流の影響を受けるが、溶銑脱硫スラ
グ８の上に湿潤脱硫スラグ７が被さっているのでグラフ
ァイト等の粉塵がばらまかれるのが防ｌヒされる。また
、前記ン易ｉｌ？Ｉ脱硫スラグ７は適度の通気性を有し
ているので排気および蒸気の抜けを阻害することがなく
、排滓までの間に水蒸気爆発等の生しる危険性から未然
に回避される。
ラグ鍋３内に注水する。この際、注水開始時の水圧によ
る作用を受けて、水面付近の溶銑脱硫スラグ８が崩れて
水中に落下していき、それにつれて上部の溶銑脱硫スラ
グ８もなだれ現象で落下し、かつ溶銑脱硫スラグ８に温
度による一１＝昇気流の影響を受けるが、溶銑脱硫スラ
グ８の上に湿潤脱硫スラグ７が被さっているのでグラフ
ァイト等の粉塵がばらまかれるのが防ｌヒされる。また
、前記ン易ｉｌ？Ｉ脱硫スラグ７は適度の通気性を有し
ているので排気および蒸気の抜けを阻害することがなく
、排滓までの間に水蒸気爆発等の生しる危険性から未然
に回避される。
そして、前記注水終了後はスラグ台車（図示なし）等に
よりスラグ処理場に運搬されて排滓されるが、溶銑脱硫
スラグ８は湿潤状態にあるため、排滓の際にもグラファ
イト等の粉塵飛散が防１ヒされ、衛生上および公害上の
問題を生じることなくブルドーザ−やシヨヘルカーで処
理される。
よりスラグ処理場に運搬されて排滓されるが、溶銑脱硫
スラグ８は湿潤状態にあるため、排滓の際にもグラファ
イト等の粉塵飛散が防１ヒされ、衛生上および公害上の
問題を生じることなくブルドーザ−やシヨヘルカーで処
理される。
さて、以上の湿潤脱硫スラグを被せて注水を実施した結
果、注水時の１鍋当りの発塵量はほとんど零になり、こ
れは従来の湿潤脱硫スラグを被せないで、注水していた
場合（Ｉ鍋当り約０．５ｋｇの発６％があった）に比べ
てグラファイトの飛散防止に大きな効果があることが認
められた。
果、注水時の１鍋当りの発塵量はほとんど零になり、こ
れは従来の湿潤脱硫スラグを被せないで、注水していた
場合（Ｉ鍋当り約０．５ｋｇの発６％があった）に比べ
てグラファイトの飛散防止に大きな効果があることが認
められた。
以上の説明から明らかなように、本発明はスラグ鍋内に
注水するに際し、湿潤脱硫スラグを鍋内スラグ上に被せ
るという極めて簡単な方法により、注水作業時に生じる
グラファイト等のわ）塵飛散がな（なり、衛生上および
公害上環境を悪化することなく、また水蒸気爆発等の危
険性から未然に回避されて安全かつ能率よく溶銑脱硫ス
ラグを処理しうる効果を奏する。
注水するに際し、湿潤脱硫スラグを鍋内スラグ上に被せ
るという極めて簡単な方法により、注水作業時に生じる
グラファイト等のわ）塵飛散がな（なり、衛生上および
公害上環境を悪化することなく、また水蒸気爆発等の危
険性から未然に回避されて安全かつ能率よく溶銑脱硫ス
ラグを処理しうる効果を奏する。
第１図は本発明に係る溶銑脱硫スラグの粉塵飛散防止方
法を説明するための縦断面図である。 図中、３ニスラグ鍋、４：鍋内注水設備、７；湿潤脱硫
スラグ、８：ｉ９銑脱硫スラグ。
法を説明するための縦断面図である。 図中、３ニスラグ鍋、４：鍋内注水設備、７；湿潤脱硫
スラグ、８：ｉ９銑脱硫スラグ。
Claims (1)
- １、グラファイトカーボンを多量に含有する溶銑脱硫ス
ラグを受滓したスラグ鍋内に注水するに際し、水分量２
０〜６０％の湿潤脱硫スラグを前記鍋内スラグ上に被せ
ることを特徴とする溶銑脱硫スラグの粉塵飛散防止方法
。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7702288A JPH01246161A (ja) | 1988-03-29 | 1988-03-29 | 溶銑脱硫スラグの粉塵飛散防止方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7702288A JPH01246161A (ja) | 1988-03-29 | 1988-03-29 | 溶銑脱硫スラグの粉塵飛散防止方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01246161A true JPH01246161A (ja) | 1989-10-02 |
Family
ID=13622129
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7702288A Pending JPH01246161A (ja) | 1988-03-29 | 1988-03-29 | 溶銑脱硫スラグの粉塵飛散防止方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH01246161A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011208186A (ja) * | 2010-03-29 | 2011-10-20 | Nisshin Steel Co Ltd | 溶銑予備処理スラグの冷却方法 |
| JP4865858B2 (ja) * | 2006-06-15 | 2012-02-01 | ポスコ | 鎔銑の予備処理中に発生するスラグの冷却方法 |
| CN105129783A (zh) * | 2015-08-24 | 2015-12-09 | 莱芜大山资源利用环保科技有限公司 | 一种以脱硫渣为原料提纯石墨的装置及加工工艺 |
-
1988
- 1988-03-29 JP JP7702288A patent/JPH01246161A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4865858B2 (ja) * | 2006-06-15 | 2012-02-01 | ポスコ | 鎔銑の予備処理中に発生するスラグの冷却方法 |
| JP2011208186A (ja) * | 2010-03-29 | 2011-10-20 | Nisshin Steel Co Ltd | 溶銑予備処理スラグの冷却方法 |
| CN105129783A (zh) * | 2015-08-24 | 2015-12-09 | 莱芜大山资源利用环保科技有限公司 | 一种以脱硫渣为原料提纯石墨的装置及加工工艺 |
| CN105129783B (zh) * | 2015-08-24 | 2019-01-22 | 莱芜大山资源利用环保科技有限公司 | 一种以脱硫渣为原料提纯石墨的加工工艺 |
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