JPH01245874A - 給気付塗装ブース - Google Patents
給気付塗装ブースInfo
- Publication number
- JPH01245874A JPH01245874A JP63073401A JP7340188A JPH01245874A JP H01245874 A JPH01245874 A JP H01245874A JP 63073401 A JP63073401 A JP 63073401A JP 7340188 A JP7340188 A JP 7340188A JP H01245874 A JPH01245874 A JP H01245874A
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- JP
- Japan
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- zone
- clean air
- booth
- painting
- paint
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- Pending
Links
- 238000010422 painting Methods 0.000 title claims abstract description 31
- 239000003973 paint Substances 0.000 abstract description 23
- 238000005507 spraying Methods 0.000 abstract description 4
- 239000007921 spray Substances 0.000 abstract 1
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 9
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 9
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 9
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 6
- 230000003068 static effect Effects 0.000 description 5
- 238000011010 flushing procedure Methods 0.000 description 4
- 238000002360 preparation method Methods 0.000 description 4
- 239000002904 solvent Substances 0.000 description 4
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 3
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000004880 explosion Methods 0.000 description 1
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 239000003595 mist Substances 0.000 description 1
- 239000003960 organic solvent Substances 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Landscapes
- Details Or Accessories Of Spraying Plant Or Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、空調装置から送給される清浄空気をブース本
体の天井部に配設されたフィルタを通じてブース本体内
に導入する給気室が設けられた給気付塗装ブースに関す
る。
体の天井部に配設されたフィルタを通じてブース本体内
に導入する給気室が設けられた給気付塗装ブースに関す
る。
従来一般の給気付塗装ブースは、第4図に示すように、
空調装置1から給気ファン2によって清浄空気が送給さ
れる給気室3と、当該給気室3内に送給された清浄空気
が天井部に配設したフィルタ4を通じて導入されるブー
ス本体5と、当該ブース本体5内の空気を排気ファン6
によって床下に吸引排出する排気処理室7とから構成さ
れている。
空調装置1から給気ファン2によって清浄空気が送給さ
れる給気室3と、当該給気室3内に送給された清浄空気
が天井部に配設したフィルタ4を通じて導入されるブー
ス本体5と、当該ブース本体5内の空気を排気ファン6
によって床下に吸引排出する排気処理室7とから構成さ
れている。
ところで、ブース本体5内は、塗料ミストの舞い上がり
によって塗膜不良を生じたり、蒸発有機溶剤の充満によ
って引火爆発事故を起こしたり、作業者の健康が害され
ることを防止するために、給気室3内からフィルタ4を
通じてブース本体5内に導入される清浄空気の風速を常
に0.2〜0.5m/secの範囲内で一定に保つよう
にしている。
によって塗膜不良を生じたり、蒸発有機溶剤の充満によ
って引火爆発事故を起こしたり、作業者の健康が害され
ることを防止するために、給気室3内からフィルタ4を
通じてブース本体5内に導入される清浄空気の風速を常
に0.2〜0.5m/secの範囲内で一定に保つよう
にしている。
しかし、自動車塗装に用いられる大型の給気付塗装ブー
スは、例えば幅6mのブース本体5内の全域にわたって
清浄空気を0.4m/secの風速で流通させると、全
長が100m以上もあるブース本体5の長さ50m当た
り約7.200ボ/min程度の大量の清浄空気を空調
装置lから給気室3内に送給しなければならないから、
空調装置1のランニングコストや給気ファン2と排気フ
ァン6の動力費が著しく嵩むという問題があった。
スは、例えば幅6mのブース本体5内の全域にわたって
清浄空気を0.4m/secの風速で流通させると、全
長が100m以上もあるブース本体5の長さ50m当た
り約7.200ボ/min程度の大量の清浄空気を空調
装置lから給気室3内に送給しなければならないから、
空調装置1のランニングコストや給気ファン2と排気フ
ァン6の動力費が著しく嵩むという問題があった。
また、ブース本体5内の自動塗装ゾーンBや手吹き塗装
ゾーンDで塗装を行う際に、これら塗装ゾーンB、D内
を流通する清浄空気の風速が速すぎると塗料の無駄吹き
が多くなり、逆に、風速が遅すぎるとオーバースプレー
された塗料が隣接する他のゾーンに流入して作業環境を
悪化させたり、当該他のゾーン内にある自動車ボディW
の表面に付着して塗装不良を生じさせるおそれがある。
ゾーンDで塗装を行う際に、これら塗装ゾーンB、D内
を流通する清浄空気の風速が速すぎると塗料の無駄吹き
が多くなり、逆に、風速が遅すぎるとオーバースプレー
された塗料が隣接する他のゾーンに流入して作業環境を
悪化させたり、当該他のゾーン内にある自動車ボディW
の表面に付着して塗装不良を生じさせるおそれがある。
また、塗装準備ゾーンAやセツティングゾーンC内を流
通する清浄空気の風速が遅すぎると、夫々ゾーンA内の
除塵効果やゾーンC内における溶剤のフラッシング効果
が損なわれるという問題がある。
通する清浄空気の風速が遅すぎると、夫々ゾーンA内の
除塵効果やゾーンC内における溶剤のフラッシング効果
が損なわれるという問題がある。
そこで本発明は、上記の諸問題を一挙に解消することを
目的とし、空調装置がら送給される清浄空気をブース本
体の天井部に配設されたフィルタを通じてブース本体内
に導入する給気室が設けられた給気付塗装ブースにおい
て、前記フィルタの上方に沿ってブース本体の長手方向
に並設された多数の可動ベーンにより、前記フィルタを
通じてブース本体内に導入される清浄空気の風量をブー
ス本体の長手方向にわたって適宜に可変調節する開閉式
のルーバが形成されていることを特徴とするものである
。
目的とし、空調装置がら送給される清浄空気をブース本
体の天井部に配設されたフィルタを通じてブース本体内
に導入する給気室が設けられた給気付塗装ブースにおい
て、前記フィルタの上方に沿ってブース本体の長手方向
に並設された多数の可動ベーンにより、前記フィルタを
通じてブース本体内に導入される清浄空気の風量をブー
ス本体の長手方向にわたって適宜に可変調節する開閉式
のルーバが形成されていることを特徴とするものである
。
本発明によれば、ブース本体内の塗装ゾーンに導入され
る清浄空気の風量を減少させて当該塗装ゾーン内に流通
する清浄空気の風速を低下させることにより、塗料が無
駄吹きされる量を低減できる−と共に、塗装ゾーンの両
端側に導入される清浄空気の風量を当該ゾーン内よりも
増大させてその風速を局所的に高めることにより、塗装
ゾーン内でオーバースプレーされた塗料が隣接する他の
ゾーンに流入することを防止できる。
る清浄空気の風量を減少させて当該塗装ゾーン内に流通
する清浄空気の風速を低下させることにより、塗料が無
駄吹きされる量を低減できる−と共に、塗装ゾーンの両
端側に導入される清浄空気の風量を当該ゾーン内よりも
増大させてその風速を局所的に高めることにより、塗装
ゾーン内でオーバースプレーされた塗料が隣接する他の
ゾーンに流入することを防止できる。
また、塗装準備ゾーンやセツティングゾーンにおいては
、当該各ゾーンに導入される清浄空気の風量を塗装ゾー
ン内よりも増大させてその風速を高めることにより、除
塵効果や溶剤のフラッシング効果を良好に保つことがで
きる。
、当該各ゾーンに導入される清浄空気の風量を塗装ゾー
ン内よりも増大させてその風速を高めることにより、除
塵効果や溶剤のフラッシング効果を良好に保つことがで
きる。
そして、このようにブース本体内に導入される清浄空気
の風量が各ゾーンごとに同時に調節できれば、給気室か
らブース本体内全体に導入する清浄空気の量が減少して
空調装置のランニングコストや給気ファン、排気ファン
の動力費を大幅に低減することができる。
の風量が各ゾーンごとに同時に調節できれば、給気室か
らブース本体内全体に導入する清浄空気の量が減少して
空調装置のランニングコストや給気ファン、排気ファン
の動力費を大幅に低減することができる。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて具体的に説明す
る。
る。
第1図は本発明による給気付塗装ブースの一例を示す側
面図、第2図はその要部を構成するルーバの拡大図、第
3図はフィルタの取付状態を示す正面図である。なお、
第4図との共通部分については、同一符号を付して詳細
説明を省略する。
面図、第2図はその要部を構成するルーバの拡大図、第
3図はフィルタの取付状態を示す正面図である。なお、
第4図との共通部分については、同一符号を付して詳細
説明を省略する。
本例においては、ブース本体5内に夫々約20m程度の
長さを有する塗装準備ゾーンA2手吹き塗装ゾーンD、
レシプロケータ−等の自動機による自動塗装ゾーンBl
+ マニピュレーターによる自動塗装ゾーンB2及びB
3.セツティングゾーンCが順次に設けられている。
長さを有する塗装準備ゾーンA2手吹き塗装ゾーンD、
レシプロケータ−等の自動機による自動塗装ゾーンBl
+ マニピュレーターによる自動塗装ゾーンB2及びB
3.セツティングゾーンCが順次に設けられている。
そして、ブース本体5の天井部に配設されたフィルタ4
の上方に沿ってブース本体5の長手方向に多数の可動ベ
ーン(vane) 9 、 9−が並設されて、これら
可動ベーン9,9−により、フィルタ4を通じてブース
本体5内に導入される清浄空気の風量をブース本体5の
長手方向にわたって適宜に可変調節する開閉式のルーバ
(lcuver) 8が形成されている。
の上方に沿ってブース本体5の長手方向に多数の可動ベ
ーン(vane) 9 、 9−が並設されて、これら
可動ベーン9,9−により、フィルタ4を通じてブース
本体5内に導入される清浄空気の風量をブース本体5の
長手方向にわたって適宜に可変調節する開閉式のルーバ
(lcuver) 8が形成されている。
ルーバ8は、静圧フィルタ10を介して上下に部分され
た給気室3の静圧室3b内に配設され、その全閉状態に
おいても、動圧室3aから静圧フィルタlOを通じて静
圧室3b内に均一に導入される清浄空気を、当該静圧室
3bからフィルタ4を通じて約0.1m/sec程度の
最低限の風速でプ−ス本体5内に導入し得るようになっ
ている。
た給気室3の静圧室3b内に配設され、その全閉状態に
おいても、動圧室3aから静圧フィルタlOを通じて静
圧室3b内に均一に導入される清浄空気を、当該静圧室
3bからフィルタ4を通じて約0.1m/sec程度の
最低限の風速でプ−ス本体5内に導入し得るようになっ
ている。
また、ルーバ8を形成する可動ベーン9,9−は、その
一定数ごとに設けられたシリンダ11゜11−・に夫々
リンク機構12を介して連結され、各シリンダ11で一
定数ずつ一斉に回転せられて隣接する可動ベーン9,9
間の間隙が可変されることにより風量を可変するように
成されている。
一定数ごとに設けられたシリンダ11゜11−・に夫々
リンク機構12を介して連結され、各シリンダ11で一
定数ずつ一斉に回転せられて隣接する可動ベーン9,9
間の間隙が可変されることにより風量を可変するように
成されている。
各シリンダ11は、制御装置13から出力される制御信
号に基づいて個別に駆動され、塗装準備ゾーンAとセツ
ティングゾーンCに設けられたシリンダ11,11・−
・は、自動車ボディWが存在している各ゾーンA、C内
に導入される清浄空気の風量を他のゾーンよりも増大さ
せて、その全域にわたって約0.5m / secの風
速で流通させ得るように可動ベーン9,9−を回転させ
、これによりゾーンA内における除塵効果とゾーンC内
における溶剤のフラッシング効果を高めることができる
。
号に基づいて個別に駆動され、塗装準備ゾーンAとセツ
ティングゾーンCに設けられたシリンダ11,11・−
・は、自動車ボディWが存在している各ゾーンA、C内
に導入される清浄空気の風量を他のゾーンよりも増大さ
せて、その全域にわたって約0.5m / secの風
速で流通させ得るように可動ベーン9,9−を回転させ
、これによりゾーンA内における除塵効果とゾーンC内
における溶剤のフラッシング効果を高めることができる
。
一方、各塗装ゾーンD及び81〜B3に設けられたシリ
ンダ11.11−・−は、自動車ボディWが存在してい
るこれら各ゾーン内に導入される清浄空気の風量を塗装
準備ゾーンAやセツティングゾーンC内よりも減少させ
て約0.2m / secの風速で流通させるように可
動ベーン9,9−を回転させ、これにより塗料が無駄吹
きされる量を低減することができる。実験によれば、塗
装ゾーン内に導入される清浄空気の風速が0.5m7/
secの時には塗料を350cc/minの吐出量でス
プレーしなければならないところ、その風速を0.2m
/secに低下させると220cc/minの吐出量で
スプレーしても自動車ボディWの表面に所定厚さの塗膜
を形成することができ、塗料の無駄吹きが確実に防止さ
れる。
ンダ11.11−・−は、自動車ボディWが存在してい
るこれら各ゾーン内に導入される清浄空気の風量を塗装
準備ゾーンAやセツティングゾーンC内よりも減少させ
て約0.2m / secの風速で流通させるように可
動ベーン9,9−を回転させ、これにより塗料が無駄吹
きされる量を低減することができる。実験によれば、塗
装ゾーン内に導入される清浄空気の風速が0.5m7/
secの時には塗料を350cc/minの吐出量でス
プレーしなければならないところ、その風速を0.2m
/secに低下させると220cc/minの吐出量で
スプレーしても自動車ボディWの表面に所定厚さの塗膜
を形成することができ、塗料の無駄吹きが確実に防止さ
れる。
また、この際、各塗装ゾーンD及びB、−B。
の両端側に設けられたシリンダ11に限り、当該各ゾー
ン内よりも清浄空気の導入風量を増大させて約0.5m
/secの風速で流通させるように可動ベーン9,9−
を回転させ、これによりエアカーテンを形成させて各ゾ
ーン内でオーバースプレーされた塗料が他のゾーン内に
流入することを防止できる。
ン内よりも清浄空気の導入風量を増大させて約0.5m
/secの風速で流通させるように可動ベーン9,9−
を回転させ、これによりエアカーテンを形成させて各ゾ
ーン内でオーバースプレーされた塗料が他のゾーン内に
流入することを防止できる。
更に、上記のようにすれば、給気室3からブース本体5
内に導入する清浄空気の全体量が減少して空調装置lの
ランニングコストや給気ファン2と排気ファン6の動力
費を大幅に低減することができる。
内に導入する清浄空気の全体量が減少して空調装置lの
ランニングコストや給気ファン2と排気ファン6の動力
費を大幅に低減することができる。
なお、ブース本体5内に搬入される自動車ボディWの存
在を検出する検出器14と、自動車ボディWを搬送する
コンベア15に同期してパルス信号を出力するジェネレ
ータ16とを制御装置13に接続し、当該制御装置13
から各シリンダ11に対してブース本体5内を通過する
自動車ボディWに追従して駆動させる制御信号を出力す
るようにすれば、自動車ボディWが存在するゾーン内に
おいてのみ上記のような風量調節を行い、自動車ボディ
Wが存在しないゾーン内においてはルーバ8を部分的に
全閉状態にして当該ゾーン内に流通する清浄空気の風速
を塵埃等の侵入を防止し得る最低限の風速である0、1
m/secまで低下させることにより、ブース本体5内
全体に導入される清浄空気の量を更に減少させることが
できる。
在を検出する検出器14と、自動車ボディWを搬送する
コンベア15に同期してパルス信号を出力するジェネレ
ータ16とを制御装置13に接続し、当該制御装置13
から各シリンダ11に対してブース本体5内を通過する
自動車ボディWに追従して駆動させる制御信号を出力す
るようにすれば、自動車ボディWが存在するゾーン内に
おいてのみ上記のような風量調節を行い、自動車ボディ
Wが存在しないゾーン内においてはルーバ8を部分的に
全閉状態にして当該ゾーン内に流通する清浄空気の風速
を塵埃等の侵入を防止し得る最低限の風速である0、1
m/secまで低下させることにより、ブース本体5内
全体に導入される清浄空気の量を更に減少させることが
できる。
また、可動ベーン9,9・−・を並設して成るルーバ8
はフィルタ4の上方に設けられて給気室3内に収容され
ているから、ブース本体5内でスプレーされた塗料が付
着することがないと同時に、当該ルーバ8に付着した塵
埃等がブース本体5内に落下して塗装不良を生じさせる
おそれもない。
はフィルタ4の上方に設けられて給気室3内に収容され
ているから、ブース本体5内でスプレーされた塗料が付
着することがないと同時に、当該ルーバ8に付着した塵
埃等がブース本体5内に落下して塗装不良を生じさせる
おそれもない。
また、第2図及び第3図に示すように、ブース本体5の
幅方向に巻き取り可能なロールフィルタ17.17−・
−をブース本体5の長手方向に並設してフィルタ4を形
成すれば、その上方にルーバ8が設けられていても当該
フィルタ4の交換作業を何ら支障なく容易に行うことが
できる。
幅方向に巻き取り可能なロールフィルタ17.17−・
−をブース本体5の長手方向に並設してフィルタ4を形
成すれば、その上方にルーバ8が設けられていても当該
フィルタ4の交換作業を何ら支障なく容易に行うことが
できる。
なお、上記実施例においては、ルーバ8が可動ベーン9
,9−の回転によって開閉される場合について説明した
が、これに限らず可動ベーン9゜9・・−が水平方向に
スライドして開閉される場合であってもよい。
,9−の回転によって開閉される場合について説明した
が、これに限らず可動ベーン9゜9・・−が水平方向に
スライドして開閉される場合であってもよい。
以上述べたように、本発明によれば、ブース本体の長手
方向に多数の可動ベーンを並設して成る開閉式のルーバ
によって、ブース本体内に導入される清浄空気の風量を
その長手方向にわたって適宜に可変調節することができ
るから、ブース本体内の塗装ゾーンに導入される清浄空
気の風速を他のゾーンよりも低下させて当該塗装ゾーン
内でスプレーされる塗料の無駄吹きを少なくすることが
できると共に、塗装ゾーンの両端側に導入される清浄空
気の風速を局所的に高めさせて当該塗装ゾーン内でオー
バースプレーされた塗料が隣接する他のゾーンに流入す
ることを確実に防止できる。
方向に多数の可動ベーンを並設して成る開閉式のルーバ
によって、ブース本体内に導入される清浄空気の風量を
その長手方向にわたって適宜に可変調節することができ
るから、ブース本体内の塗装ゾーンに導入される清浄空
気の風速を他のゾーンよりも低下させて当該塗装ゾーン
内でスプレーされる塗料の無駄吹きを少なくすることが
できると共に、塗装ゾーンの両端側に導入される清浄空
気の風速を局所的に高めさせて当該塗装ゾーン内でオー
バースプレーされた塗料が隣接する他のゾーンに流入す
ることを確実に防止できる。
また、これと同時に、ブース本体内の塗装準備ゾーンや
セツティングゾーンにおいては、当該各ゾーンに導入さ
れる清浄空気の風速を塗装ゾーンよりも高めさせて除塵
効果や溶剤のフラッシング効果を良好に保つことができ
る。
セツティングゾーンにおいては、当該各ゾーンに導入さ
れる清浄空気の風速を塗装ゾーンよりも高めさせて除塵
効果や溶剤のフラッシング効果を良好に保つことができ
る。
そして、このようにブース本体内に導入される清浄空気
の風量・風速が各ゾーンごとに調節されれば、当該ブー
ス本体内全体に導入する清浄空気の量が減少し、給気室
内に清浄空気を送給する空調装置のランニングコストや
給気ファン、排気ファンの動力費が大幅に低減されると
いう種々の優れた効果がある。
の風量・風速が各ゾーンごとに調節されれば、当該ブー
ス本体内全体に導入する清浄空気の量が減少し、給気室
内に清浄空気を送給する空調装置のランニングコストや
給気ファン、排気ファンの動力費が大幅に低減されると
いう種々の優れた効果がある。
第1図は本発明による給気付塗装ブースの一例を示す側
面図、第2図はその要部を構成するルーバの拡大図、第
3図はフィルタの取付状態を示す正面図、第4図は従来
一般の給気付塗装ブースを示す側面図である。 符号の説明 1−空調装置、3−・給気室、4−・・フィルタ、5−
・ブース本体、8−ルーバ、9−可動ベーン。
面図、第2図はその要部を構成するルーバの拡大図、第
3図はフィルタの取付状態を示す正面図、第4図は従来
一般の給気付塗装ブースを示す側面図である。 符号の説明 1−空調装置、3−・給気室、4−・・フィルタ、5−
・ブース本体、8−ルーバ、9−可動ベーン。
Claims (1)
- 空調装置から送給される清浄空気をブース本体の天井
部に配設されたフィルタを通じてブース本体内に導入す
る給気室が設けられた給気付塗装ブースにおいて、前記
フィルタの上方に沿ってブース本体の長手方向に並設さ
れた多数の可動ベーンにより、前記フィルタを通じてブ
ース本体内に導入される清浄空気の風量をブース本体の
長手方向にわたって適宜に可変調節する開閉式のルーバ
が形成されていることを特徴とする給気付塗装ブース。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63073401A JPH01245874A (ja) | 1988-03-29 | 1988-03-29 | 給気付塗装ブース |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63073401A JPH01245874A (ja) | 1988-03-29 | 1988-03-29 | 給気付塗装ブース |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01245874A true JPH01245874A (ja) | 1989-10-02 |
Family
ID=13517137
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63073401A Pending JPH01245874A (ja) | 1988-03-29 | 1988-03-29 | 給気付塗装ブース |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01245874A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06228017A (ja) * | 1993-01-28 | 1994-08-16 | Asahi Chem Ind Co Ltd | 軽質炭化水素の転換方法 |
JPH0857403A (ja) * | 1994-08-25 | 1996-03-05 | Trinity Ind Corp | 給気付塗装ブースの運転方法 |
JP2011183265A (ja) * | 2010-03-05 | 2011-09-22 | Mazda Motor Corp | 車両用塗装設備 |
JP2018089572A (ja) * | 2016-12-02 | 2018-06-14 | アネスト岩田株式会社 | 塗装ブース |
-
1988
- 1988-03-29 JP JP63073401A patent/JPH01245874A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06228017A (ja) * | 1993-01-28 | 1994-08-16 | Asahi Chem Ind Co Ltd | 軽質炭化水素の転換方法 |
JPH0857403A (ja) * | 1994-08-25 | 1996-03-05 | Trinity Ind Corp | 給気付塗装ブースの運転方法 |
JP2011183265A (ja) * | 2010-03-05 | 2011-09-22 | Mazda Motor Corp | 車両用塗装設備 |
JP2018089572A (ja) * | 2016-12-02 | 2018-06-14 | アネスト岩田株式会社 | 塗装ブース |
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