JPH01245812A - スラリー圧送方法及び装置 - Google Patents

スラリー圧送方法及び装置

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JPH01245812A
JPH01245812A JP7417088A JP7417088A JPH01245812A JP H01245812 A JPH01245812 A JP H01245812A JP 7417088 A JP7417088 A JP 7417088A JP 7417088 A JP7417088 A JP 7417088A JP H01245812 A JPH01245812 A JP H01245812A
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hydraulic
pumping
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Takeshi Hoya
武司 保谷
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 開示技術は生産工場廃液のスラリーや農畜産排出汚泥等
のスラリーの固液分離等に用いる技術分野に属する。
〈要旨の概要〉 而して、この出願の発明は工場廃液等のスラリーをフィ
ルタプレス等に圧送して所定の固液分離等を行うに際し
、左右、或は、上下一対に併設したダイヤフラム式圧送
装置を各々メイン油圧シリンダ、及び、該メイン油圧シ
リンダに直結したサブ油圧シリンダにより作動させてス
ラリータンクからスラリーを吸入し、ダイヤフラムの弾
性膜体によりフィルタプレス等へ圧送して所定の固液分
離処理を行うようにし、その処理をサイクル状態で行う
ようにしたスラリー圧送方法、及び、該圧送方法に直接
使用する圧送装置に関する発明であり、特に、上記一方
のダイヤフラム式圧送装置を最初に始動させ、次いで、
一対のダイヤフラム式圧送の油圧シリンダを交互に作動
させて連続運転をするようにさせ、処理作業終了時には
所望に双方のダイヤフラム式圧送装置の油圧シリンダを
スリーブバルブ制御により停止させるようにし、効率的
なスラリー圧送が行われるようにしたスラリー圧送方法
及び装置に係る発明である。
〈従来技術〉 周知の如く、化学技術の発達に伴い市民生活が飛躍的に
向上し、したがって、各種産業における生産体制も隆盛
になり、これに伴って所謂公害問題も大きく発、生し、
無視することが出来ないようになり、大気や河川、海水
汚染等の環境破壊も徐々に深く進行するようになってき
ており、したがって、これに対処する技術の確率が強く
望まれるようになってきている。
このうち、重化学工業や建設産業、或は、農畜産産業等
から排出される有害な重金属や非衛生的な汚泥を含むス
ラリーについては古くは直接的に河川、海水中に投棄し
たり、焼却して埋め立てたりする技術がとられていたが
、当然のことながら、水系を介して環境汚染を埋めるよ
うになり、これに対処するに、例えば、出願人の先願発
明である圧送装置にみられるようなスラリーに対するフ
ィルタプレス等を介しての固液分離技術が開発されてス
ラリーを極めて低い含水率で固形化し、コンクリート等
により固めて建築材料にしたり、地盤内に埋設したりす
るような技術が開発されてきた。
〈発明が解決しようとする問題点〉 しかしながら、前述した如く市民生活の向上に伴い各種
の生産活動の規模も拡大の一方にあって、排出されるス
ラリーは経年的に多大な量になり、したがって、連続的
に増大する一方のスラリーの固液分離処理等には多額の
経費を要する装置を小型、且つ、大量に用いる必要があ
って、社会資本の大きな負担となってきつつおる欠点が
あった。
したがって、連続的に排出され、増大する一方のスラリ
ーの固液分離処理等にはイニシャルコストは勿論のこと
、ランニングコストも低く、しかも、保守点検整備等を
あまり要せず、確実に連続処理が行われるようなスラリ
ー処理技術の現出が強く望まれるようになってきた。
〈発明の目的〉 この出願の発明の目的は上述従来技術に基づくスラリー
の固液分離処理等に伴う問題点を解決すべき技術的課題
とし、既に開発されたスラリー処理技術の利点をフルに
利用しながら安価に、しかも、確実に連続運転が行え、
しかも、耐久性が良く、信頼度の高いスラリー処理が行
えるようにして各種産業にお、ける公害対処技術利用分
野に益する優れたスラリー圧送方法及び装置を提供せん
とするものである。
〈問題点を解決するための手段・作用〉上述目的に沿い
先述特許請求の範囲を要旨とするこの出願の発明の構成
は前述問題点を解決するために、横配列、或は、縦配列
に穿設された一対のダイヤフラム式圧送装置のメイン油
圧シリンダと該メイン油圧シリンダに直結されたサブ油
圧シリンダに制御装置によってコントロールされるスリ
ーブバルブや開閉バルブを電気的に作動させて一方のサ
ブ油圧シリンダを始動させて、メイン油圧シリンダを両
者の間に充填した潤滑油によりスムースに動作させ、作
動オイルを介し圧送装置のダイヤフラムとしての弾性膜
体を膨出させ、この際、一方のダイヤフラム式圧送装置
のサブ油圧シリンダに油圧通路を介して連通された他方
のダイヤフラム式圧送装置のサブ油圧シリンダが反射的
に作動して該他方のダイヤフラム式圧送装置のダイヤフ
ラムの弾性膜体が収縮してスラリータンクからの油圧シ
リンダを吸入し、ダイヤフラム式圧送装置は始動を開始
し、その制御装置による各ダイヤフラム式圧送装置のサ
ブ油圧シリンダの給排ポートに接続されている油圧通路
に介装したスリーブバルブや開閉バルブの切り換え動作
により一対のダイヤフラム式圧送装置が交互に連続運転
に入ることにより、スラリータンクからのスラリーは平
滑な安定した供給をフィルタプレス等の固液分離装置に
行い、スムースなスラリー処理が連続裡に行え、各ダイ
ヤフラム式圧送装置に於いてはメイン油圧シリンダ、及
び、サブ油圧シリンダ共に封入されている潤滑油により
漏洩等も生ぜず、又、ダイヤフラムとしての弾性膜体は
膨縮プロセス等において、メツシュ等による支持体によ
り摩耗や損傷等を生ぜず、したがって、多岐に亘る経時
的な運転においてもスラリー圧送装置の作動は維持され
、耐久性も充分に保証されるようにした技術的手段を講
じたものである。
〈実施例〉 次に、この出願の発明の実施例を図面を参照して説明す
れば以下の通りである。
第1〜7図に示す実施例において、1はこの出願の発明
の要旨の中心を成すスラリー圧送システムであり、その
ハードウェアとしてのスラリー圧送装置2は第7図に示
す様に、ダイヤフラム式圧送装置3.3が併設タイプに
されており、第1図に示す様に、スラリータンク4と固
液分離処理用のフィルタプレス5との間に配管経路を介
して接続され、制御装置6により運転開始時は一方が始
動じ、交互連続運転を介して自動運転を行い、所望にい
づれかは勿論のこと、双方が自動停止することが出来る
ようにされている。
而して、各スラリー圧送装置3に於いてはその構造は第
7図に示ず様に、下方の縦断面Uの字型のケーシング7
の下端にはスラリータンク4、及び、フィルタプレス5
に対する給排ポート8.9が設けられており、制御装置
6に電気的に接続される電磁式の開閉バルブ10.11
が設けられており、又、その内部には同じく縦断面Uの
字型の膨出タイプのダイヤフラムとしてのゴム製の所定
肉厚の弾性膜体12が同じく縦断面Uの字型の所定メツ
シュの多孔板製の支持体13とケーシング7との間に介
装されて膨縮自在に該ケーシング7の上部フランジ14
に基端部を挟持圧締されて介装されており、したがって
、該弾性膜体12はケーシング7の内面に当接する状態
にまで彫版すると共に支持体13に当接するまで収縮し
て膨縮ストロークによりスラリータンク4からのスラリ
ーをケーシング7と弾性膜体12との間に吸入すると共
にフィルタプレス5へ圧送することが出来るようにされ
、又、収縮状態では支持体13に付設するために折りた
たみ姿勢にはされず、充分な保形性が保証されて反復す
る皺折りたたみ等が形成されず、それによる弾性膜体1
2の疲労や破断が生じないようにされている。
しかも、設計変更的には支持体13は多孔板に代えて全
網製のものにしたり、伸縮自在なスリーブタイプにする
ことも可能であり、出願人の多くの先願発明考案に開示
されている設計変更が多々採用可能である。
又、上記ケーシング7の上部にはメイン油圧シリンダ1
5が一体的に設けられて潤滑油の給排ポート16を有す
るケーシング17に対し、その上部には作動オイルの給
排ポート18と18′を有する各油圧シリンダ19のケ
ーシング17′が一体的に固定されており、メイン油圧
シリンダ15とサブ油圧シリンダ19のケーシング17
.17′の内部にはそれぞれ作動ピストン20.21が
1本のロッド22により連結されて一体往復ストローク
動作するようにされており、該ロッド22の各油圧シリ
ンダ19の上面を挿通して延出されている先端にはドグ
23が設けられて、制御装置6に電気的に接続されてい
るリミットスイッチ24に当接離反自在にされ、その作
動スト口−り検出信号を制御装置6に送信自在であるよ
うにされている。
そして、双方のスラリー圧送装置3.3のサブ油圧シリ
ンダ19.19の基部間にはピストン21のダウンスト
ロークエンドの直上に於いて油圧通路25が連通状態で
渡設されている。
そして、各スラリー圧送装置3のケーシング1と弾性膜
体12との間には、給排ポート8.9を介してスラリー
タンク4とフィルタプレス5との間に吸排されるスラリ
ー26が存在するようにされ、又、弾性膜体12とメイ
ン油圧シリンダ15のビス1−ン20との間には作動オ
イル27が充填されており、メイン油圧シリンダ15の
ケーシング17とビス(〜ン20、及び、サブ油圧シリ
ンダ19のケーシング17′ 、及び、ピストン21と
の間には潤滑油兼作動オイル28が充填されるようにさ
れている。
而して、第1図に示す様に、制御a11装置6内のりレ
ー装置29にはスラリータンク4からスラリー26を補
給する圧送ポンプ30、及び、給排ポート8.9の電磁
式の開閉バルブ10.11、及び、オイルタンク31に
油圧通路32.32’ 、32’を介して接続されるス
リーブバルブ33.34.35、及び、オイルモータ3
7にケーブル38を介して電気的に接続され、制御信号
を送受信することが出来るようにされている。
上述構成において、第2〜6図に従ってスラリータンク
4からのスラリー26のスラリー圧送装置3.3を介し
てフィルタプレス5への圧送方法を説明すると、スラリ
ー圧送装置3が適宜停止状態にある時、即ち、スラリー
タンク4からスラリー26がフィルタプレス5に対し圧
送されていない第2図に示す状態においては、サブ油圧
シリンダ19.19のピストン21は双方とも上死点に
ある姿勢にされており、したがって、メイン油圧シリン
ダ15.15のピストン20.20もアップストローク
エンドにあり、そこで、制御装置6の図示しない始動ボ
タンを押すことにより、各スリーブバルブ33.34.
35.36は当該第2図に示す作動状態にされ、図示右
側の各油圧シリンダ19の右側のダイヤプラム18′に
対しオイルタンク31からの作動オイルがオイルポンプ
37によりスリーブバルブ36.34を介し送給され、
右側のサブ油圧シリンダ19のピストン21は押圧され
て下降を始め、図上右側のサブ油圧シリンダ19の下側
の給排ポート18からオイルがスリーブバルブ35.3
6を介しオイルタンク31に戻される。
このように操作されることにより、図上右側のサブ油圧
シリンダ19のピストン21が油圧通路25の直上の下
死点に達すると、そのロッド22のドグ23がリミット
スイッチ24を作動させて制tan装置6のリレー装置
29によりスリーブバルブ33.34.35.36は第
3図に示す様に切り換わり、オイルタンク31からの作
動オイルは油圧ポンプ37を介しスリーブバルブ36.
34を通り、図上左側のサブ油圧シリンダ19の上側の
給排ポート18′に送給され、一方、右側のサブ油圧シ
リンダ19の上側の給排ポート18′は油圧通路32を
介してスリーブバルブ34によりスリーブバルブ36を
通り、オイルタンク31に戻るようにされ、左右のサブ
油圧シリンダ19.19は油圧通路25により連通され
ていることにより、右側のサブ油圧シリンダ19からの
油圧オイルは油圧通路25を介して右側のサブ油圧シリ
ンダ19のピストン22の下側に押圧力を印加し、スラ
リー圧送装置3は始動状態に入る。
そして、第2図に示す様に、始動初期においては右側の
サブ油圧シリンダ19のピストン21がその給排ポート
18′による作動オイルの押圧力により被圧状態になっ
て下降するが、下側の給排ポート18がスリーブバ・ル
ブ35に接続されてスリーブバルブ36を介してオイル
タンク31に被圧状態の作動オイルをし、右側のサブ油
圧シリンダ19の上側の給排ポート18′ はスリーブ
バルブ33により阻止されているために油圧通路35は
遮断状態になり、右側のサブ油圧シリンダ19のピスト
ン21の下側の被圧状態の作動オイルは左側のサブ油圧
シリンダ19のピストン21の下側には圧力印加を与え
ない。
又、始動が始まって第3図の状態になった場合に、各ス
リーブバルブ33.34.35.36が当該第3図の様
に切り換えられるために、右側のザブ油圧シリンダ19
の下側の給排ポート18はスリーブバルブ35により阻
止され、下側のナブ油圧シリンダ19の上側の給排ポー
ト18′ はスリーブバルブ33.34.36に被圧状
態にされるために油圧通路25は左右のサブ油圧シリン
ダ19.19に連通状態にされて一方のピストン21の
抑圧状態は伯のピストン21の被圧状態にし、各ロッド
22のストロークエンドに於けるドグ23のリミットス
イッチ24に対する接触離反作用により制御装置6のリ
レー装置29を介し各スリーブバルブ33.34.35
.36は第4図に示す様に切り換わって、各サブ油圧シ
リンダ19のピストン21のストロークエンドにおける
押圧作用と被圧作用を自動的に切り換え、又、第5図に
示す様に、各スリーブバルブ33.34.35.36が
切り換わることにより、左右のサブ油圧シリンダ19.
19のピストン21.21は各アップストロークエンド
、及び、ダウンストロークエンドの上死点、及び、下死
点での抑圧状態と被圧状態を反復し、当然これに伴つて
メイン油圧シリンダ15.15のピストン20.20も
ロッド22を介して具体的に昇降し、連続的な反復自動
運転状態に入る。
上述各プロセスにおけるメイン油圧シリンダ15のピス
トン20の昇降により圧送装置3のケーシング7内に膨
出状態に設けたダイヤフラムとしての弾性膜体12内の
作動オイル27を正圧状態、及び、負圧状態に反復切り
換え作動させて該弾性膜体12を所定ストロークで膨縮
させ、これに伴い一制御装置6のリレー装置29のドグ
23とリミットスイッチ24のオン、オフ切り換え作用
による制御を介して開閉バルブ10.11の切り換え、
及び、圧送ポンプ30の動作によりスラリータンク4か
らのスラリー26はケーシング7内で給排ポート8.9
を介して吸排され、大きな圧送厚手フィルタプレス5に
圧送されて所定の固液分離作用が行われる。
そして、第8.7に示す様に、サブ油圧シリンダ19と
メイン油圧シリンダ15のピストン21.20面積比に
より弾性膜体12には極めて大きな圧送圧が作用し、フ
ィルタプレス5の稼動中におけるスラリー26の連続圧
送が保証される。
而して、弾性膜体12の縮小プロセスにおいては前述し
た如く、その内部に多孔板製の支持体13が設けられて
いるために、該支持体13よりは縮小状態にはならず、
したがって、縮小に伴う弾性膜体12の内表面や外表面
に皺等が生ぜず、当該皺の折りたたみによる反復疲労や
破断等は生ずる虞がなく、スラリー26の吸排機能は充
分に保証される。
又、メイン油圧シリンダ15とサブ油圧シリンダ19と
の間には作動オイル28が一種の潤滑油として機能する
ために、摩耗等は生ぜず、スムースな反復、連続動作が
保証される。
そして、計画作業が全て終了したり、或は、作業中に弾
性膜体に保守点検整備等の必要から圧送装置3を停止さ
せたい場合には装置6の停止ボタンを押すことにより第
6図に示す様に、スリーブバルブ33.34.35.3
6が切り換わって、全ての給排ポート18.18.18
’ 、18’からの油圧通路32.32′を介してのオ
イルタンク31に対する吸排は停止され、したがって、
実質的に油圧通路25も遮断状態にされてそのサブ油圧
シリンダ19.19も停止し、その時にスラリー圧送シ
ステム1は停止状態になる。
而して、上述実施例におけるサブ油圧シリンダ19.1
9に対するオイルタンク31からの作動オイルの吸排は
4つのスリーブバルブ33.34.35.36によって
制御されるようにされているが、第1〜6図に示す様に
、各スリーブバルブはそのスリーブ内に狭小な油圧通路
を有しているために、作動オイルの流過抵抗は多く、し
たがって、圧損による効率低下を招く不都合さが生ずる
場合がある。
そこで、これに対処するに、第8図に示す実施例の様に
、各サブ油圧シリンダ19’ 、19’のケーシング1
7’ 、17’のピストン21のストロークエンドの直
上部に設けられている給排ポート18とバルブユニット
36′ との間に油圧通路32′に各々開閉バルブ34
′、及び、35′を設けると共に一方のサブ油圧シリン
ダ15.15に連通ずる油圧通路25に開閉バルブ33
′を介装して制御装置6によるバルブユニット36′に
接続させてバルブに於ける作動オイルの印加抵抗を少く
すると共にスムースな流過を保証するようにし、同時に
おいては開閉バルブ33’ 、35’を遮断状態にし、
開閉バルブ34′を開き、連続運転に際してはバルブユ
ニット36′に対し開閉バルブ34′ と35′を閉じ
、開閉バルブ33′を開き行うようにし、自動停止に際
しては制御装置6によるバルブユニット36′を介し開
閉バルブ33’ 、35’を閉じ、開閉バルブ34′の
みを開いて作動するようにすることが出来、作動も簡単
になり、制御操作、及び、作動がスムースに行われるよ
うにする実施例を採用することが可能となる。
而して、第9図に示す実施例は上述各実施例における圧
送装置3′のダイヤフラムとしての弾性膜体12が膨出
タイプのものでめったのに対し、太鼓状の弾性膜体12
′にしてケーシング17′ との間に太鼓状の所定メツ
シュの支持体13′を介して弾性膜体12′を径方向に
膨縮自在にざぜ、疲労が少く耐久性が保証され、スラリ
ー26の圧送の具体的な押圧絞りが確実的に行われるよ
うにした態様であり、メイン油圧シリンダ15′ のピ
ストン20の下死点に於いては給排ポート18′とケー
シング17′の上部の給排ポート181との間に油圧通
路25′を形成させたものであり、実質的な作用効果は
上述各実施例と変わりはないものである。
〈発明の効果〉 以上、この出願の発明によれば、給排ポート式圧送装置
によるスラリーのスラリータンクからフィルタプレス等
への固液分離装置への圧送において、極めて大きな圧送
力が連続、反復的に行え、したがって、スラリーの固液
分離処理においてもバッチ式でなくフロー式に行え、増
大する機械生産工場や農畜産事業において大量連続的に
排出されるスラリーの固液分離処理が比較的に確実に行
えるという優れた効果が奏される。
而して、一対のダイヤフラム式圧送装置の油圧゛  シ
リンダを油圧通路を介して接続させ、一方の油圧シリン
ダを始動させて、続いて、双方の油圧シリンダを交互に
連続進退動させるようにしたことにより、一方を軽く始
動させて連続運転に移行することが出来るために、スム
ースな作業運転が行えるという優れた効果が秦される。
しかも、一対のダイヤフラム式圧送装置を油圧通路を介
して反復したことにより、一方のサイクル作動はリサイ
クル作動に油圧剛性を介して反射条件的に反復動作させ
ることが出来るために、−対のダイヤフラム式圧送装置
で平滑な連続作動が途切れることなく、したがって、フ
ィルタプレス等へのスラリーの連続供給が滑らかに行え
るという優れた効果が奏される。
そして、制御装置によりスリーブバルブや開閉バルブを
操作するだけで、油圧シリンダの作動が行われてスラリ
ータンクからフィルタプレス等の固液分離装置へのスラ
リーの普及が連続的、且つ、可及的に行われるという優
れた効果が奏される。
又、上述した如く作動停止した圧送装置の運転への初期
作動が軽く行われるために、いづれのサイクルの連続運
転も所望に行われるという効果が秦される。
【図面の簡単な説明】
図面はこの出願の発明の詳細な説明図であり、第1図は
1実施例の全体システム図、第2〜6図は作動から停止
までの連続運転状態システムの模式図、第7図はスラリ
ー圧送装置の構造断面図、第8図は別の実施例のシステ
ム図、第9図は他の実施例のスラリー圧送装置の断面図
でおる。 3.3′・・・ダイヤフラム式圧送装置、5.19・・
・駆動油圧シリンダ、 25・・・油圧通路、18.1
8′・・・給排ポート、 32.32′・・・油圧通路
、33.34.35.36・・・スリーブバルブ、33
’ 、34’ 、35’ 、36’・・・開閉バルブ、
22・・・ロッド、 13・・・ドグ、2ト・・リミッ
トスイッチ、  6・・・制御装置、12・・・弾性膜
体、 13・・・支持体、15.15′・・・メイン油
圧シリンダ、9.19′サブ油圧シリンダ

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一対のダイヤフラム式圧送装置を交互動作させて
    スラリータンクとスラリー処理装置にリサイクル状態で
    吸排するようにしたスラリー圧送方法において、上記ダ
    イヤフラム式圧送装置の駆動油圧シリンダを油圧通路を
    接続させて一方の油圧シリンダを始動させ、次いで、双
    方の油圧シリンダを連続進退動させ、所望に該双方の油
    圧シリンダを停止させるようにしたことを特徴とするス
    ラリー圧送方法。
  2. (2)上記各油圧シリンダの給排ポートに接続された油
    圧回路に介装されたスリーブバルブを制御するようにし
    たことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のスラリ
    ー圧送方法。
  3. (3)上記各油圧シリンダを連通する通路に介装した開
    閉バルブを制御するようにしたことを特徴とする特許請
    求の範囲第1項記載のスラリー圧送方法。
  4. (4)上記バルブを各油圧シリンダのロッドのドグとリ
    ミットスイッチを介して制御するようにしたことを特徴
    とする特許請求の範囲第2、3項いづれか記載のスラリ
    ー圧送方法。
  5. (5)一対のダイヤフラム式圧送装置を交互動作させて
    スラリータンクとスラリー処理装置にリサイクル状態で
    吸排するようにしたスラリー圧送方法に使用する装置に
    おいて、各ダイヤフラム式圧送装置に油圧シリンダが設
    けられ、該各油圧シリンダ相互が油圧通路で連通されて
    おり、更に各油圧シリンダの給排ポートに接続された油
    圧通路に制御装置へ電気的に接続されたスリーブバルブ
    が介装されていることを特徴とするスラリー圧送装置。
  6. (6)上記各油圧シリンダを接続されている油圧通路に
    開閉バルブが介装されていることを特徴とする特許請求
    の範囲第5項記載のスラリー圧送装置。
  7. (7)上記各ダイヤフラム式圧送装置がその弾性膜体の
    収縮側に支持体が配設されていることを特徴とする特許
    請求の範囲第5項記載のスラリー圧送装置。
  8. (8)上記支持体がメッシュ体で形成されていることを
    特徴とする特許請求の範囲第7項記載のスラリー圧送装
    置。
  9. (9)上記各ダイヤフラム式圧送装置の弾性膜体が膨出
    状袋体で形成されていることを特徴とする特許請求の範
    囲第5項記載のスラリー圧送装置。
  10. (10)上記各ダイヤフラム式圧送装置の弾性膜体が太
    鼓形に形成されていることを特徴とする特許請求の範囲
    第5項記載のスラリー圧送装置。
  11. (11)上記各ダイヤフラム式圧送装置の各油圧シリン
    ダが、メイン油圧シリンダとこれに直結したサブ油圧シ
    リンダとから形成されていることを特徴とする特許請求
    の範囲第5項記載のスラリー圧送装置。
  12. (12)上記メイン油圧シリンダとサブ油圧シリンダと
    の間に潤滑油が封入されていることを特徴とする特許請
    求の範囲第5項記載のスラリー圧送装置。
  13. (13)上記スラリー処理装置が固液分離装置にされて
    いることを特徴とする特許請求の範囲第5項記載のスラ
    リー圧送装置。
JP7417088A 1988-03-28 1988-03-28 スラリー圧送方法及び装置 Pending JPH01245812A (ja)

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