JP2000246017A - スラリー圧送方法及び装置 - Google Patents

スラリー圧送方法及び装置

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JP2000246017A
JP2000246017A JP11056633A JP5663399A JP2000246017A JP 2000246017 A JP2000246017 A JP 2000246017A JP 11056633 A JP11056633 A JP 11056633A JP 5663399 A JP5663399 A JP 5663399A JP 2000246017 A JP2000246017 A JP 2000246017A
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slurry
piston
cylinder
elastic
casing
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JP11056633A
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Takeshi Hoya
武司 保谷
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TOUFUKU KK
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TOUFUKU KK
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】タンクからのスラリーをフィルタープレスに絶
えずスムーズに圧送するように2連装タイプの圧送装置
を装備する。 【解決手段】併設したケーシング7,7内に上下一対の
ゴム製の弾性膜体を渡設し、上部に作動圧油27を下部
にスラリー26を介装充填して、メインシリンダの内部
に大径のピストン20を設けロッド22を介し、上段の
サブシリンダ19内のピストン21とを一体的に作動さ
せてスラリータンク4からのスラリーを吸引してピスト
ン20により押圧してフィルタープレス5にスラリーを
圧送するに際し、一方側の圧送装置の弾性膜体にトラブ
ルが生じた場合にトラブルが生じた側の圧送装置2を停
止し、作動流体を除去し、他方の圧送装置でスラリーを
フィルタープレスに圧送し続け、その間トラブルが生じ
た圧送装置を修復して、円滑なスラリーの吸引発送を行
う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】開示技術は工場排液のスラリーや
農業畜産業等の施設から排泄される汚泥などのスラリー
をフィルタープレス等の固液分離装置に対し確実圧送が
出来る技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】周知の如く、市民生活の向上は、各種産
業の隆盛に基ずくところが極めて大である。
【0003】而しながら、各種生産業においては、近時
公害問題や環境破壊問題を伴うことが避けられないよう
になり、而も、当該公害問題や環境破壊問題は一部地域
的な問題では無く、全地球規模での問題となり、したが
って、各種産業にあっては公害問題と環境破壊問題との
調和を図りながらの発達が避けられない現状である。
【0004】特に、生産設備の産業活動に伴って発生す
る汚泥などのスラリーの処理は当該生産設備そのものは
勿論のこと、周辺環境に及ぼす影響が極めて大であり、
したがって、一般には排出されるスラリーをフィルター
プレス等の固液分離装置により減容化処理して、埋設や
焼却処分により処理をしているのが現状である。
【0005】特に、出願人の多くの先願発明考案により
案出された高圧フィルタープレス等による固液分離装置
は稼働効率が良好で、固液分離処理に多大な貢献をなし
ている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記高
圧フィルタープレス等による高効率の固液分離装置にあ
っては工場排液からのスラリーを一旦タンクに所定量貯
留して、該タンクから高圧フィルタープレスに当該スラ
リーを圧送せねばならず、スラリーの圧送の装置が極め
て重要なかかわりを有するようになってきた。
【0007】そして、該高圧フィルタープレスに圧送す
るスラリーの圧送装置は被処理物としてのスラリーの性
質からピストンタイプのものが多く用いられ、したがっ
て、当該ピストンタイプの圧送装置は圧送において脈動
作動が避けられず、そのため高圧フィルタープレスに取
って平滑な圧送送給が好まれるにもかかわらず、単基の
圧送装置ではスラリーの高圧フィルタープレスに対する
平滑は圧送送給が出来ないというネックがあった。
【0008】それに対処するに該種高圧フィルタープレ
スの開発にかかわる出願人(発明者)は特公平1−24
5812号公報に記載されてあるツインタイプ圧送装置
を開発したが該種ツインタイプの圧送装置は連動タイプ
であるがゆえに安定した作動が行えるとは限らず、ツイ
ンタイプの一方側の圧送装置、特に、その弾性膜体に破
損等が生ずると圧送機能に障害が生じ、障害が生じた側
の方の圧送装置の油圧系統に支障が生じたり、作動圧油
にスラリーが混入してスムーズな作動が行かないといる
難点もあった。
【0009】しかしながら、当該ツインタイプの圧送装
置において、双方の圧送装置が共にその弾性膜体が破損
等を生じて圧送機能等が欠損する等ということは、殆ど
無く、一方の圧送装置のみでの作動の圧送機能は充分に
生かされ得るようにされてはいるものである。
【0010】
【発明の目的】この出願の発明の目的は出願人の案出し
たツインタイプのスラリー圧送装置の一方側の圧送装置
の弾性膜体等の不測のトラブル等による破損障害等が生
じる問題点を解決すべき技術的課題とし、ツインタイプ
の一方側の圧送装置の弾性膜体にトラブル等が生じた場
合に、トラブル等が生じた側に圧送機能を直ちに停止
し、トラブルが生じていない側の圧送装置のみが機能し
て作動が出来るようにし、直ちにトラブルが生じた方の
圧送装置の所定の修復作業を行って、ツインタイプの圧
送装置の機能が速やかに回復出来るようにし、各種産業
における公害防止技術利用分野に益する優れた圧送方
法、及び該方法に直接使用するスラリー圧送装置を提供
せんとするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上述目的に沿い先述特許
請求の範囲を要旨とするこの出願の発明の構成は、ケー
シングに横設した弾性膜体をその一側のシリンダのピス
トンを往復作動し、該弾性膜体を膨縮させ、該弾性膜体
に併設したスラリー室よりスラリーを吸引して固液分離
装置に平滑裡に圧送する方法であって、上記ケーシング
を2連に併設して各シリンダの上記ピストンにより、交
互に反復して、固液分離装置に圧送作動させるスラリー
圧送方法において、上記一方のケーシングの弾性膜体が
損傷した場合に、併設したケーシングのシリンダのピス
トンの作動を直ちに停止し、他方のシリンダのピストン
の単独の往復動により、単基で、スラリーの吸排を連続
して行うようにすることを第一の基幹とし、而して、上
記併設したシリンダのピストンの該シリンダの下死点相
互を連通して作動液通路の一方の電磁バルブは閉鎖し、
他方と帰還タンクへの油通路の中途に設けた電磁バルブ
は開放するようにし、上記ピストンの動作運転停止状態
の現出を併設するケーシングのシリンダのピストンと同
一位相位置にて行うようにもし、更に、上記ピストンの
動作運動停止がケーシング内に設けられた弾性膜体の破
損の検出により行われるようにし、加えて、上記弾性膜
体の破損が該弾性膜体よりのスラリーの侵入検出により
行われるようにもし、又、上記弾性膜体の破損が該弾性
膜体よりの機械的破損の侵入検出をするようにもし、而
して、併設した一対のケーシングのスラリー源と固液分
離装置に接続する部分に相対向して一対の弾性膜体が渡
設され、該弾性膜体の一側に大径の作動ピストンが装備
され、そのシリンダの更に他側寄りに該作動ピストンに
ロッドで連結した小径の駆動ピストンを装備するサブシ
リンダが配設され両サブシリンダのピストンのスロトー
クエンド部位に連通路が介設されるようにすることを第
2の基幹とし、そして、上記一対の弾性膜体の間に清澄
水が収納されているようにし、上記弾性膜体の間に清澄
水汚濁検出センサーが装備されているようにもし、上記
サブシリンダのピストンロッドの先部に検出スイッチが
装備されているようにし、加えて上記連通路に電磁バル
ブが介装されているようにもした技術的手段を講じたも
のである。
【0012】
【作用】上述構成において、相互に相隣って併設したケ
ーシングの内部に各々一対の弾性膜体を渡設し、両両弾
性膜体間に清澄水を充填し、該弾性膜体が破損したよう
な場合には、両弾性膜体間に充填してある清澄水がスラ
リーによって濁り、ケーシングに一対設けた検出センサ
ーが直ちに当該清澄水の汚濁状態を検出して、当該汚濁
状態を制御装置に入力し、当該制御装置は、破損した弾
性膜体を有する側のピストンの作動を停止し、該ピスト
ンの停止は相隣るケーシングのサブシリンダのピストン
と同一位相に在る状態にて停止し、トラブルが生じた側
のケーシングの弾性膜体の張り替えや清澄水や作動圧油
の交換修理を行い、その間、トラブルが生じていない側
のケーシングのシリンダのピストンは一種の片肺運転
で、スラリーを吸入し、フィルタープレス等の固液分離
装置に圧送することを単独で続け、一定の固液分離作業
が中断なく継続することが出来るようにし、トラブルが
生じた側のケーシングの修復が終了すれば、再び、初期
動作から両ケーシングの圧送装置が可動を再開し、スム
ーズな平滑作用による平均した圧送上でのスラリーの吸
排が行われるようにしたものである。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、この出願の発明の実施しよ
うとする形態を1実施例の態様として図1,2に基づい
て説明すれば以下の通りである。
【0014】図示実施例において、図1,2に示す1は
出願の発明のポイントをなすスラリー圧送装置のシステ
ムであり、そのハードウエアの中心をなす圧送装置2は
図1に示す様な態様とされ、併設タイプに複連型に配列
されたものであり、該圧送装置2については、左右同一
形態の機能を有し、図2に示す様に、下側のドラムタイ
プのケーシング7とその上部のメインシリンダ7´ 、
及び、更にその上部の小径のサブシリンダ19とからな
り、最下部のドラム型のケーシング7には上段と下段等
にゴム製などの弾性膜体12,13が湾曲した状態で渡
設され、両弾性膜体12,13間には清澄水26´ が
充填され、排液ポート25´ エア抜きポート25´´
が直接開口されており、又、ドラム型のケーシング7の
両側壁には弾性膜体12,13間に充填されている清澄
水26´ の汚濁度を検出するための周公知の電気的な
汚濁検出センサー14´ ,14´ が相対向して介設さ
れ、各々図1に示す制御装置6に、電気的に接続され、
弾性膜体12,13間の清澄水26´ にスラリー26
等が侵入し、該清澄水26´ へのスラリー26の侵入
が検出されると、該制御装置6に内蔵されているリレー
装置29を介して、トラブルが発生した側の圧送装置2
の作動が直ちに停止されるようにされている。
【0015】そして、ドラム型のケーシング7の底部か
らはスラリータンク4と固液分離装置としてのフィルタ
ープレス5との間のポート8,9に対してストレートタ
イプの電磁バルブ10,10´ が設けられて、該スト
レートタイプの電磁バルブ10,10´ のタペット1
0´´´ ,10´´´ が閉鎖されると、ソレノイド1
0´´,10´´を介して、ケーシング7に対するスラ
リー26の送給とフィルタープレス5に対するスラリー
26の送給を直ちに停止するようにされている。
【0016】而して、両圧送装置2,2は交互に相互連
続を介し、通常は平滑圧送を行い、スムーズにスラリー
26の圧送タンク4からの吸引とフィルタープレス5に
対する圧送がスムーズに行われるようにされてはいる
が、圧送装置2,2のいずれか一方に、例えば、弾性膜
体12,13の破損等が生じて、両弾性膜体12,13
間に充填されている清澄水26´ がスラリー26によ
り汚染された場合には、各検出センサー14´ ,14
´ の検出により制御装置6を介し、当該トラブルが発
生した側へのスラリー26の圧送が作動を停止し、トラ
ブルの発生しない圧送装置2のみの単独での片肺運転が
行われるようにされている。
【0017】而して、メインシリンダ7´ のピストン
20と小径のサブシリンダ19のピストン21はロッド
22により一体的に連結されており、小径のシリンダ1
9におけるピストン21が小径であり、メインシリンダ
7´ のピストン20が大径であることにより、該大径
のピストン20は大出力にされてメインシリンダ7´の
作動油圧28をして、両弾性膜体12,13(清澄水2
6´ を介して)を押圧し、下方に吸入充填されたスラ
リー26を排出ポート9を介し、電磁バルブ10´ を
介し、フィルタープレス5に対しスムーズに圧送出来る
ようにされている。
【0018】而して、メインシリンダ7´ の上部から
排油通路32´´を介し、作動油引取りタンク31´
が図1に示す様に切替えバルブ35を介して、設けら
れ、トラブル発生時の作動圧油28を抜取り貯留される
ようにされている。
【0019】尚、弾性膜体12,13の上部の弾性膜体
の13に対しては、その機械的な力学的破損状態を検出
するセンサー14´´,14´´が一対設けられて、制
御装置6に電気的に接続されている。
【0020】そして、相隣って併設された一対の圧送装
置2,2の小形のサブシリンダ19,19の下方ストロ
ークエンド間には連通路25が相通じて電磁バルブ11
´,11´ を装備している。
【0021】又、該連通路25の中途部から図1に示す
様に上記切り換えバルブ35に連通するバイパス通路3
2´´´ が電磁バルブ11´ を同じく有して介設され
ている。
【0022】尚、上記3つの電磁バルブ11´ ,11
´ ,11´ も同様に制御装置6に電気的に接続されて
いるものである。
【0023】而して、上記小径のサブシリンダ19の内
部に装備されている小径のピストン21のロッド12の
上段にはドグ23が設けられて、リミットスイッチ13
に当接自在にされており、検出スイッチとして制御装置
6に電気的のその当接離反信号を送信することが出来る
ようにされている。
【0024】尚、メインシリンダ7´ の上側の弾性膜
体13内に充填されている作動圧油28は排出ポート2
5´ を介し、圧油タンク31に排出可能であるように
されており、その上側の小径のサブシリンダ19内に充
填されている潤滑油はポート16を介し、切り換えバル
ブ35を介し、油タンク31´ に排出自在であるよう
にされている。
【0025】尚、スラリータンク4からのスラリーはポ
ンプ30を介し、メインシリンダ7´ の下側の弾性膜
体12の下側に電磁バルブ10を介して、圧入され、又
駆動ピストン21,20による上側の弾性膜体13及
び、清澄水26´ を介し、下側の弾性膜体12をも介
して、フィルタープレス5に所定に圧送されるようにさ
れている。
【0026】上述構成において、一対の圧送装置2,2
による連続的なスラリー26のスラリータンク4からフ
ィルタープレス5への圧送への態様を、又、一方側の圧
送装置2の弾性膜体12,13等の破損等のトラブルに
よる運転停止による片方だけの片肺運転の態様を説明す
ると、初期運転開始前の停止状態では図3に示す様に、
ピストン21,21が停止状態にあり、同一レベルに在
る状態において、当該図3に示す様に、始動初期におい
ては、小径のサブシリンダ19のピストン21が油圧ポ
ート18´ により、作動圧油による押圧力を介して被
圧状態になって下降するが、下側の吸排ポート18から
は、被圧油がタンク31に排出され、当該上側の吸排バ
ルブ18´ は切り換えバルブ33により阻止されてい
るために電磁バルブ35が閉じ状態になり、したがっ
て、右側のサブシリンダ19のピストン21の押圧力は
左側のサブシリンダ19のピストン21の下側には押圧
力を与えない。
【0027】尚、その際、連通路25を介しては、排油
に対する排出力を与えない。
【0028】そして、始動が始まって図4の状態になっ
た場合には、各電磁バルブ33,34,35,36が当
該第4図のように切替えられる為に右側のサブシリンダ
19の下側の吸排ポート18は切替えバルブ35により
阻止され、小径のサブシリンダ19の上側の吸排ポート
18´ は切換えバルブ33,34,35により被圧連
通状態にされることになり、連通路25は左右のサブシ
リンダ19,19に連通状態にされて、各サブシリンダ
19の一方のピストン21の押圧状態は他方側のピスト
ン21の被圧状態を生じ、各ロッド22のストロークエ
ンド、上支点と下支点での押圧状態と被圧状態を反復
し、当然これに伴って、メインシリンダ7´ ,7´ の
ピストン20,20もロッド22を介して、一体的に昇
降し、連続的な自動圧送運転状態に入る。
【0029】そして、上述プロセスにおけるメインシリ
ンダ7´ ,7´ の各ピストン20の昇降による圧送装
置2の該メインシリンダ7´ 内に隔成状態に設けた弾
性膜体12内の作動圧油27を正圧状態、及び、負圧状
態に反復して、切換え作動させて弾性膜体12を所定ス
トロークで膨縮させ、これに伴い制御装置6のリレー装
置29へドグ23とリミットスイッチ24のON,OF
Fの切換え作業による制御を介して、即ち、開閉バルブ
10,11の切換え作用による制御を介して、スラリー
タンク4からのスラリー26はケーシングに吸排ポート
8,9を介し、吸排され、フィルタープレス5に圧送さ
れて、所定の固液分離作用が行われる。
【0030】そして、図1、2に示す様に、メインシリ
ンダ7´ のピストン20とサブシリンダ19のピスト
ン21の面接の大小により弾性膜体12,13は清澄水
26´ を介し、スラリー圧送圧が作用し、これもフィ
ルタープレス5の稼働中における確実な作用が保証され
る。
【0031】そして、図3乃至図7に示す様に、制御装
置6を介し、又、ドグ23とリミットスイッチ24によ
る制御装置6のリレー29を介しての作動により相隣っ
て併設されているシリンダ7´ ,7´ ,19,19の
ピストン21,20が交互に連続的に反復して作動する
ことにより円滑な連続作動がとぎれる事なく、したがっ
て、フィルタープレス5へのスラリー26の作動がスム
ーズに行え、而して、作動中に不測にして弾性膜体12
或いは、13が傷や破損等を生じた場合には両弾性膜体
12,13間の清澄水26´ にスラリー26が混入し
て、汚濁を生じ、当該汚濁を検出センサー14´ ,1
4´ が検出し、制御装置6に当該検出信号を送信し
て、リレー29を介して全ての切換えバルブ33,3
4,36及び、電磁バルブ35,35を中立状態にして
作動圧油27の圧力作用を停止し、制御装置6のリレー
29を介し、図3、即ち、図7に示す初期位相状態に両
ピストン21,21を位置せしめて、トラブルが生じた
側の圧送機能を停止し、この際、図8に示す通り、上段
の両サブシリンダ19,19間に渡設してある連通路2
5のトラブル発生しない側の電磁バルブ11、及び、バ
イパス通路32´´の電磁バルブ11´ を開放し、該
連通路25のトラブル側の電磁バルブ11´ を閉じる
ことにより、一方側のシリンダ19から他方のシリンダ
19への潤滑圧油28の流通は妨げられ、したがって、
トラブルを生じた側のピストン21は昇降作動せず、そ
のため、ケーシング7の大径のピストン20は作動せ
ず、トラブルが生じた側の圧送装置2によるスラリー2
6のフィルタープレス5への圧送は中断され、機能が生
きた状態の圧送装置2のみの一種の片肺作動によるスラ
リー26のフィルタープレス5への圧送が継続される。
【0032】勿論、当該態様においては片肺作動である
為に、双方の圧送装置2,2の交互の連動作動による円
滑なスムーズな圧送作用は行われないが、一応のスラリ
ー26のフィルタープレス25への持続的な圧送は行わ
れる。
【0033】そして、その間、トラブルを生じた側の作
動圧油27はポート25´ を介し、タンク31に戻さ
れ、又、サブシリンダ19の潤滑油28はポート16を
介して、タンク31´ に戻され、トラブルを生じた側
の圧送装置内の液は全て抜かれ、その間にトラブルを生
じた弾性膜体12、或いは、13の修復を行い、元に戻
し、図3、乃至図7に示す初期状態に戻り、当該初期状
態から再び双方の圧送装置2,2の交互連動作用を連続
して行う。
【0034】尚、この出願の発明の実施態様は上述実施
例に限るものでないことは勿論であり、例えば、弾性膜
体の膨縮作動に際し、しわが生じたり、オーバーな膨脹
により破損等が生じることを避けるために、金属製、或
いは合成樹脂製のメッシュ体による支持体を該弾性膜体
12,13の内外に配設させるようにするなど種々の態
様が採用可能である。
【0035】又、スラリータンク4からメインシリンダ
7´ の下方に圧送するスラリー26に夾雑物や繊維状
の物質が混入されていても該メインシリンダ7´ の吸
入ポート8への通路30´ 、及び、電磁バルブ10が
ストレートタイプであるために、詰まり現象等は生じ
ず、スムーズな圧送が保証される。
【0036】
【発明の効果】以上、この出願の発明によれば、近時、
各種生産設備から排出されるスラリーを固液分離処理に
供する高圧フィルタープレス等に圧送する装置におい
て、高効率な2連製タイプに併設した圧送装置の一方側
がスラリー圧送に重要な関わりを有する弾性膜体の亀裂
や破損等が生じた場合に、該一方側を自動的に停止し、
他方側の機能が生きた状態で一種の片肺運転を続行し、
その間トラブルを生じた側の圧送装置の修復を速やかに
行って直ちに双方の圧送装置の相互連動運動による連動
作動による円滑なスムーズなスラリーのフィルタープレ
スへの圧送を行うことが出来る優れた効果が奏される。
【0037】而して、この出願の発明においては、ケー
シング内に設けた2重連装の弾性膜体を設けたことによ
り、スラリーの圧送が確実に保証されるのみならず該2
重連装の弾性膜体間に清澄水を介装し、弾性膜体の破損
等によるスラリーの作動油等への混入を検出センサーに
より即応的に直ちに検出して制御装置を介し、トラブル
発生のシリンダへの作動圧油の作用を急停止し、作動を
停止し、片肺作動に移行することが出来るというバック
アップ乃至冗長機能を持たせることが出来、優れた効果
が奏される。
【0038】そして、ツインタイプの圧送としたことに
より一方側にトラブルが生じても、片肺作動により常に
フィルタープレスに対する固液分離作業が続行出来ると
いうスラリー処理が中断しなくてもすむという優れた効
果が奏される。
【0039】そして、設備的にもツインタイプであるた
めに共通部分が多く、コスト的にも高くならず、保守点
検整備等も極めてしやすいという優れた効果が奏され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この出願の発明のシステムの全体概略模式図で
ある。
【図2】圧送装置の単基の要部断面図である。
【図3】乃至
【図7】電磁バルブの作動状態解説図である。
【図8】連通路における電磁バルブの取合い図である。
【符号の説明】
ケーシング 12,13 弾性膜体 26 スラリー 11,20 ピストン 25 作動液通路 31,31´ タンク 11´ 電磁バルブ 14´ 検出センサー 13 メインシリンダ 7 サブシリンダ 19 大径のピストン 20 小径のピストン 21 ロッド 22 連通路 25 清澄水 26´ 検出スイッチ 23,24

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ケーシングに横設した弾性膜体の一側のピ
    ストンを往復作動し、該弾性膜体を膨縮させ、該弾性膜
    体に併設したスラリー室よりスラリーを吸引して固液分
    離装置に平滑裡に圧送する方法において、上記ケーシン
    グを2連に併設して、そのシリンダの各ピストンにより
    交互に反復して固液分離装置に圧送作動させるに、上記
    一方のケーシングの弾性膜体が損傷した場合に併設した
    ケーシングのシリンダのピストンの作動を直ちに停止
    し、他方のピストンの単独の往復動により、単基で、ス
    ラリーの吸排を連続して行うようにすること特徴とする
    スラリー圧送方法。
  2. 【請求項2】上記併設したケーシングのシリンダのピス
    トンの下死点相互位置を連通した作動液通路の一方は閉
    鎖し、他方と帰還タンクへの油通路の中途に設けた電磁
    バルブは開放するようにすることを特徴とする請求項1
    記載のスラリー圧送方法。
  3. 【請求項3】上記ピストンの動作運転停止を併設するケ
    ーシングのシリンダのピストンと同一位相位置にて行う
    ようにすることを特徴とする請求項1記載のスラリー圧
    送方法。
  4. 【請求項4】上記ピストンの動作運動停止がケーシング
    内に設けられた弾性膜体の破損の検出により行われるよ
    うすることを特徴とする請求項1記載のスラリー圧送方
    法。
  5. 【請求項5】上記弾性膜体の破損が該弾性膜体のスラリ
    ーの検出により行われるようにすることを特徴とする請
    求項4記載のスラリー圧送方法及び装置。
  6. 【請求項6】上記弾性膜体の破損が該弾性膜体よりの機
    械的破損の侵入検出により行われるようにすることを特
    徴とする請求項4記載のスラリー圧送方法。
  7. 【請求項7】スラリー源と固液分離装置に接続して併設
    した一対のケーシングのメインシリンダに相対向して一
    対の弾性膜体が渡設され、該メインシリンダに大径の作
    動ピストンが装備され、該ケーシングの他側寄りに該大
    径のピストンにロッドで連結した小径の駆動ピストンを
    装備するサブシリンダが配設され、両サブシリンダのピ
    ストンのスロトークエンドに連通路が介設されているこ
    とを特徴とするスラリー圧送装置。
  8. 【請求項8】上記一対の弾性膜体の間に清澄水が収納充
    填されるようにすることを特徴とする請求項7記載のス
    ラリー圧送装置。
  9. 【請求項9】上記弾性膜体の間に清澄水汚濁検出センサ
    ーが装備されていることを特徴とする請求項7記載のス
    ラリー圧送装置。
  10. 【請求項10】上記サブシリンダのピストンロッドの先
    部に検出スイッチが装備されていることを特徴とする請
    求項7記載のスラリー圧送装置。
  11. 【請求項11】上記連通路に電磁バルブが介装されてい
    ることを特徴とする請求項7記載のスラリー圧送装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103540715A (zh) * 2013-10-31 2014-01-29 江苏大学 匀速连续硅油约束装置及方法

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