JPH01244835A - 熱硬化樹脂含浸発泡体の成形方法 - Google Patents

熱硬化樹脂含浸発泡体の成形方法

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Publication number
JPH01244835A
JPH01244835A JP7421488A JP7421488A JPH01244835A JP H01244835 A JPH01244835 A JP H01244835A JP 7421488 A JP7421488 A JP 7421488A JP 7421488 A JP7421488 A JP 7421488A JP H01244835 A JPH01244835 A JP H01244835A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
thermosetting resin
hot air
force
impregnated foam
foam
Prior art date
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Pending
Application number
JP7421488A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuo Sakamoto
達夫 坂本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
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Publication of JPH01244835A publication Critical patent/JPH01244835A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、熱硬化樹脂含浸発泡体の成形方法に関する。
(従来の技術) 例えば、ウレタンンフォームのような発泡体は、プレス
成形しても復元性があるので所定の形状を保持すること
ができない。
そこで、このような発泡体のプレス成形を可能にするた
めに、発泡体に熱硬化樹脂を含浸させて、プレス成形を
可能にした技術が開示されている。
特開昭62−212109号公報には、連続タイプの発
泡体に、例えば熱硬化性のポリウレタン樹脂液を含浸さ
せ、これを乾燥してシート状にし、このシートを 断し
て熱プレスする成形方法が示されている。
そして、従来の熱プレスは、第3図に示すように上ラム
lとと型3との間及び下ラム2と下型4との間に熱板プ
レート20を介在させて、上型3及び下型4の温度調節
を行って熱硬化樹脂含浸発泡体19を熱プレスするよう
にしていた。
又、熱板プレート20の代りに、上型3及び下型4に温
水や蒸気を通す流路を設けて、上型3及び下型4の温度
を調整するようにしたものもある。
(発明が解決しようとする課8) ヒ記従来の熱プレスは、いずれも、上型と下型が保有す
る熱を、熱硬化樹脂含浸発泡体に熱伝導させて行うもの
であったので、次のような問題があった。
発泡体は、断熱効果が非常に高く、熱伝導がない性質を
有する。
このように発泡体は、熱伝導が非常に低いので、旧型及
び下型の保有熱は、発泡体に伝わらず、そのため含浸し
ている熱硬化樹脂の反応が行なわれずに硬化せず、所定
形状の熱プレスができないという問題があった。
例えば、密度0.02g/m″以下の軟質連続気泡発泡
体に少量の熱硬化性樹脂液を含浸させた厚さ5mmのシ
ートを用い、上下金型の温度を140℃で1分間プレス
しても内部は硬化せず、表面は逆に劣化してしまった。
この実際の例から明らかなように、熱硬化樹脂含浸発泡
体のシート厚さに制限があるという問題がある。
(課題を解決するための手1段) 本発明は、上記課題を解決するために従来のような熱伝
導方式ではなく熱伝達方式によるものであり、熱硬化樹
脂含浸発泡体の成形において、熱硬化樹脂含浸発泡体内
に熱風を通気させながら上型と下型とでプレスするよう
にしたものである。
(作 用) このように構成することにより、熱硬化樹脂含浸発泡体
内を通る熱風により、含浸している熱硬化樹脂は効率よ
く反応して硬化する。
そ、してこの硬化は、熱硬化樹脂含浸発泡体の厚さ方向
に対して均一であり、又、熱風の供給をシート全面に均
一に供給することにより、シート全体の熱硬化樹脂の硬
化も均一になる。
(実施例) 以下、本発明の一実施例について詳細に説明する。
第1図において、上ラム1と下ラム2には、中空の−F
型3と下型4が設けられている。そして旧型3と下型4
のプレス面には、熱風用孔7が設けられている。
この熱風用孔7は、上型3の熱風用孔7と下型4の熱風
用孔7とが、ずれた位置に明けられている。
先ず、上型3と下型4との間に熱硬化樹脂含浸発泡体5
(以下含浸フオームという)をセットする。この時点で
は、三方バルブ14により、空気は、ファン15によっ
てヒータ18、熱風循環タンク17間を循環しており、
昇温される。外気吸入バルブ12は閉じられていると共
にバルブ13は閉の状態にある。
そして、上型3と下型4とで、含浸フオーム5を押し始
めたときに三方バルブ14を切換えて昇温された熱風を
フィルタlOを通して熱風吹込口8より旧型3の空間に
供給する。これと同時にバルブ13は開となる。
このように供給された熱風は、上型3と下型4のプレス
面と含浸フオーム5との密着性と、含浸フオームがまだ
完全にプレスされていない状態のうちから、熱風用孔7
より含浸フオーム5内に入り、含浸している熱硬化樹脂
を昇温し、下型4の熱風用孔7より流出する。
このようにして、含浸している熱硬化樹脂が含浸フオー
ム5の厚さ方向に対して均一に昇温される。
又、熱風用孔7は、旧型3と下型4とでずれていること
から、熱風の流れは、含浸フオーム5の全面にわたって
均一に疏れるので、含浸している熱硬化樹脂は、含浸フ
オーム全体にわたって均一に昇温される。
こ、のように含浸している熱硬化樹脂が一旦昇温される
と、含浸フォーム5自体は断熱性に優れているのでその
熱が保たれて、熱硬化84脂の反応が活発になり、硬化
速度が速くなる。これにより含浸フオーム5は短時間に
成形される。
以上の説明は、含浸フオーム5の単一層の成形について
説明したが、第2図に示すような積層材のプレスも可能
である。
例えば含浸フオーム5の被覆材や補強材6(不織布やガ
ラス繊維など)を、ホットメルト接着材18にて接着し
たプレス成形品を得る場合は、−例としてNCO基含有
の熱硬化性樹脂液をウレタンフオームに含浸して含浸フ
オーム5を作り、この含浸フオーム5の両面にホットメ
ルト接着剤18を挟んで不織布6を重ね合せて、上型3
と下型4にセットする。
そして前述の含浸フオーム5の単一層の成形と同様にプ
レスしながら熱風を供給し、積層内を通過させる。
これにより、ホットメルト接着剤が溶融する。
そしてプレス成形された状態で、三方バルブ14を切換
えて、熱風の供給を停市し、ファン11を起動してバル
ブ12を開き、外気を上型3に供給する。
これにより、溶融しているホットメルト接着剤は冷却固
化し、不織布6が成形された含浸フオーム5に確実に接
着される。
次にこの方法を実施するための装置について説明すると
、上型3に熱風を供給しない間は、三方バルブ14の切
換によって空気は、ファン15によりヒータ16、熱風
循環タンク17間を閉回路で循環し、熱風循環タンク1
7に所定温度の空気を貯留する。上型3に熱風を供給す
るときは、三方バルブ14を切換えて、熱風循環タンク
17内の温風を更にヒータ16にて加熱して熱風(例え
ば140)とし、温度調節と風量制御をしてE型3に供
給する。ファン11は、含浸フオーム5の圧縮密度によ
っては、ブースタクアンとして使用する。フィルタlO
によってクリーンエアにすることにより、成形品の表面
の汚れをなくすと共に、含浸フオーム5内の目詰りをな
くし、通気性の維持を図るようにしている。これにより
、熱硬化樹脂の均一な昇温か達成される。
又、本実施例の場合は、下型4に流出した熱風は、孔9
より大気中に放出するようにしているが、ヒータ1Bの
入口側等に流入して熱エネルギーの有効利用を図るよう
にしてもよい、バルブ13は、空気補給用バルブであり
、リーク又は消費された空気を補うものである。
(発明の効果) 以上詳述した通り本発明によれば、含浸フオーム内に熱
風を通気させながらプレス成形するようにしたので、含
浸フオームの厚さ方向に含浸熱硬化樹脂が均一に昇温さ
れる。
これにより、含浸フオームの厚さが厚くても熱硬化樹脂
が確実に硬化して、発泡体の成形が可能になって、その
厚さに制限がなく、発泡体の成形に寄与する効果は多大
なものがある。
又、−旦熱硬化樹脂が昇温すると発泡体の断熱性によっ
てその温度が維持されるので、熱硬化樹脂の反応が活発
になり熱硬化樹脂が短時間に硬化する。これにより生産
性を大幅に向上することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の方法を実施する装置の模式第2図は積
層材の縦断面図である。 第3図は従来のプレス機の正面図である。 3 、、、、、上型 4 、、、、、下 型 5 、、、、、熱硬化樹脂含浸発泡体 第3図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 熱硬化樹脂含浸発泡体の成形において、熱硬化樹脂含浸
    発泡体内に熱風を通気させながら上型と下型でプレスし
    て成形することを特徴とする熱硬化樹脂含浸発泡体の成
    形方法。
JP7421488A 1988-03-28 1988-03-28 熱硬化樹脂含浸発泡体の成形方法 Pending JPH01244835A (ja)

Priority Applications (1)

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JP7421488A JPH01244835A (ja) 1988-03-28 1988-03-28 熱硬化樹脂含浸発泡体の成形方法

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JPH01244835A true JPH01244835A (ja) 1989-09-29

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011509881A (ja) * 2008-01-26 2011-03-31 ヨスト−ヴェルケ ゲエムベーハー 車両連結器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011509881A (ja) * 2008-01-26 2011-03-31 ヨスト−ヴェルケ ゲエムベーハー 車両連結器

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